JP2000065368A - 床暖房用パネル - Google Patents

床暖房用パネル

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JP2000065368A
JP2000065368A JP10237337A JP23733798A JP2000065368A JP 2000065368 A JP2000065368 A JP 2000065368A JP 10237337 A JP10237337 A JP 10237337A JP 23733798 A JP23733798 A JP 23733798A JP 2000065368 A JP2000065368 A JP 2000065368A
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JP
Japan
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panel
rectangle
floor heating
heating panel
square
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Pending
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JP10237337A
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English (en)
Inventor
Masakuni Tsukamoto
正国 塚本
Tatsuo Tsurushima
達雄 鶴島
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TSUKAMOTO SHOKAI KK
Original Assignee
TSUKAMOTO SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み合わせ形式の床暖房用管路形成パネルの
連接工程において、パネル形状に従って隣接するパネル
同士を嵌合し、それを繰り返すだけで隣接するパネルと
の管路の芯が正確に一致する床暖房用パネルを提供しよ
うとするものである。 【構成】平面形状は長辺が短辺の整数の倍数の比にある
矩形をなし、その上面に、矩形の辺に平行する複数の管
路をU字型溝状に彫り込まれた状態に成形して構成され
たパネルの周辺において、そのパネルに一体に、もしく
は着脱自在に設けた係止片を、矩形の外側に突設し、そ
の係止片の突設形状に相応する嵌合部を矩形の対辺の内
側の対称位置に形成し、互いの係止片と嵌合部を嵌合し
て隣り合うパネルと連接して配列される。また、交差す
る管路のコーナー部を円弧状に拡開して管路交差部に自
由空間を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準化して製造された
同一形状のパネルを、複数枚組み合わせて敷き並べ、上
面に形成された溝に給湯管を嵌装して施工される床暖房
用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術には例えば、公開特許公報
(特開平6―180125)がある。このパネルは、縦
方向に等ピッチのストレート形凹溝を配設したストレー
ト溝付きパネルの複数個と、そのストレート形凹溝端部
に連通する等ピッチのUターン可能な形状の凹溝を配設
したコーナー部溝付パネルの複数個とを組み合わせて配
列できる床暖房用パネルである。なお、このパネルの凹
溝には、屈曲可能な合成樹脂給湯管が嵌装され、その上
に任意の床材を敷き前記床暖房パネルに固定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのパネルは、凹
溝以外の任意の箇所を釘等の固定具を用いて基礎床に固
定されるが、凹溝に給湯管を連通して嵌装する関係か
ら、施工の際各パネルの端部を直線状に揃えておく必要
がある。そのために、あらかじめ基礎床面に墨を引くな
どしてその端部を注意深く揃えていた。従って、墨引き
などに手間をとられ、また、パネルの端部の揃い具合が
不十分であるときは、凹溝がずれるため作業効率が低下
するなど、パネル配列施工における作業効率の向上が課
題となっていた。
【0004】給湯管を嵌装する際に、管路の途中で給湯
管を継ぐ必要があるが、管路と給湯管の隙間が少ないと
給湯管の熱膨張の逃げ場がなく給湯管の伸縮によるきし
み音が生じ、また、継ぎ手を設ける際に一部分を掘削す
る必要があり、全体に管路径を大きくすると給湯管と床
の接触が少ないため熱伝導に問題が生じていた。また、
床暖房パネルに配設した給湯管の熱は、そのすぐ上の床
面に伝達されるが、給湯開始後の一定時間においては給
湯管との距離差により、床面に多少の温度むらが生じ、
この温度むらの解消についても改善を求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、組み合
わせ形式の床暖房用パネルの連接工程において、パネル
形状に従って隣接するパネル同士を嵌合し、それを繰り
返すだけで隣接するパネルとの管路の芯が正確に一致す
る床暖房用パネルを提供しようとするものであり、な
お、給湯管の熱による膨張伸縮の逃げ場となり熱膨張に
よるきしみ音を解消でき、やや太めの給湯管の継ぎ手を
設ける際のスペースを設け、管路間の熱伝導性を向上さ
せた床暖房用パネルを提供しようとするものである。す
なわち、本願の第1発明は、平面形状は長辺が短辺の整
数の倍数の比にある矩形をなし、パネルの周辺におい
て、そのパネルに一体に、もしくは着脱自在に設けた係
止片を、矩形の外側に突設し、その係止片の突設形状に
相応する嵌合部を矩形の対辺の内側の対称位置に形成
し、互いの係止片と嵌合部を嵌合して隣り合うパネルと
連接して配列される床暖房用パネルである。第2の発明
は、床暖房用パネルの互いに平行する管路のピッチが、
矩形の短辺の長さを整数で割った値で設定したもので、
隣り合うパネルと連接して配列した際に等間隔の管路ピ
ッチが得られるものである。さらに第3の発明は、床暖
房用パネル交差する管路のコーナー部を円弧状に拡開し
て管路交差部に空間部を形成したものである。なお、第
4発明は、床暖房用パネルの上面を、アルミニウムもし
くは銅を主原料とする膜面で被覆し、管路間の熱伝導性
を高めたものである。
【0006】
【作用】本発明のパネルの平面形状は、長辺が短辺の整
数の倍数の比にある矩形をなすわけで、例えば短辺と長
辺を1対1、1対2、1対3のごとく所望の比に設定す
る。管路の形成については、所望のパネルのサイズある
いは所望の配管路の密度に応じて本数は自由に設定でき
るが、その管路のピッチは、短辺の寸法を整数で割った
値に設定する。このことによって同一形状に成形された
パネルであれば、隣り合うパネルと連接して配列した際
に等間隔の管路ピッチが得られる。例えば、パネルの上
面に3本の平行な管路を形成したい場合は、矩形の短辺
の寸法を3で割った値を管路の各ピッチに適用する。こ
のことから、管路上部伝達面に与える熱分布が均一とな
る作用が得られる。本願の第1ないし第2発明の床暖房
用パネルは、パネル形状に従って隣接するパネル同士を
嵌合し、或いは、別に設けた係止片を介して嵌合するだ
けで隣接するパネルとの管路の芯が正確に一致させるこ
とができるため、複数のパネルを連接するだけで自動的
に配管路が形成できる作用が得られる。本願の第3発明
の床暖房用パネルは、交差する管路のコーナー部を円弧
状に拡開して管路交差部に空間部を形成したもので、給
湯管が直角あるいはUターンする場合に屈曲が容易であ
り、管路交差部が拡開してあるため、給湯管の熱による
膨張伸縮の逃げ場となり熱膨張によるきしみ音を解消で
き、やや太めの給湯管の継ぎ手を設ける際のスペースと
なる等の作用が得られる。また、本願第4発明の床暖房
用パネルは、上面にアルミニウムもしくは銅を主原料と
する膜面で被覆したことにより管路間の熱伝導性を向上
する作用が得られる。
【0007】
【実施例】まず、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は第1及び第2発明の床暖房用パネルを複数枚
組み合わせて配列した状態を示す平面図、図2は第1発
明の係止片が着脱できる場合の平面図、図3は第4発明
に関する床暖房用パネルの表面状態を示す要部断面図、
図4は本発明の床暖房用パネルを用いて構成された床暖
房装置の要部断面図、図5は給湯管の配管状態を示す部
分平面図である。図中、1はパネル、11は管路、12
は係止片、12’は着脱できる係止片、13は嵌合部、
14は管路交差部、15は膜面、2は給湯管、3は継ぎ
手、4は床面仕上げ材、5は建物の床である。本発明の
第1ないし第3発明の実施例のパネル1は図1に示すご
とく、発泡性合成樹脂によって成形された平面形状が両
辺が30cm角の正方形であり、その上面に、正方形の
辺に互いに直行して平行する縦横各2本の管路11をU
字型溝状に彫り込まれた状態に成形して構成されてい
る。さらに、その上辺と右辺に係止片12を矩形の外側
に突設して成形し、その係止片12の正方形からはみ出
した形状に相応する形状の嵌合部13を正方形の内側に
形成したものである。また、この係止片は図2に示すよ
うに着脱自在に設定してもよい。なお、互いに平行する
管路のピッチは正方形の辺の長さの2分の1の値すなわ
ち実施例では15cmに設定してある。また、管路が交
差する管路交差部14は、平行する管路の内側を直径と
する円で結んだ形状に拡開してある。図3は、本発明の
第4発明を示す実施例であり、パネルの管路が形成され
た側、すなわちパネルの上面に低温のプラズマ溶射によ
り塗布された膜厚みが約100ミクロンのアルミニウム
の膜面15を形成してある。この膜面15の形成につい
ては、この実施例以外に真空蒸着法、塗装法などがあ
る。材質についてもアルミニウム以外に銅を主原料とす
るものがある。上記により構成されたパネル1は、所望
の広さに建物の床4に配列した後、耐熱性と柔軟性を有
する合成樹脂の給湯管2をパネルの管路11にはめ込ん
で行き、管路交差部14においては円弧形状に添って屈
曲させて所望の形状に配管する。給湯管の長さが途中で
不足する場合は、図5に示すように継ぎ手を管路交差部
14に設ける。なお、本発明の床暖房用パネルの上には
通常木製材質の床面仕上げ材3が貼られる。
【0008】
【発明の効果】本願の第1ないし第3発明の床暖房用パ
ネルは、パネル形状に従って隣接するパネル同士を嵌合
し、或いは、別に設けた係止片を介して嵌合するだけで
隣接するパネルとの管路の芯が正確に一致させることが
できるためパネルを連接するだけの単純作業で自動的に
管路が形成できる。また、交差する管路のコーナー部を
円弧状に拡開して管路交差部に空間部を形成したもの
で、給湯管が直角あるいはUターンする場合に屈曲が容
易であり、管路交差部が拡開してあるため、給湯管の熱
による膨張伸縮の逃げ場となり熱膨張によるきしみ音を
解消でき、このスペースにやや太めの給湯管の継ぎ手を
設けることができることから、作業が極めて容易に行え
何ら作業に熟練を要しないため、工事経費削減等が得ら
れる経済的な床暖房用パネルを提供できる。本願第2及
び第4発明の床暖房用パネルは、その管路のピッチは、
短辺の寸法を整数で割った値に設定することによって同
一形状に成形されたパネルであれば、連接して配列した
場合に必然的に等間隔の管路ピッチが得られるため均一
な熱分布が得られる。また、管路が形成される面にアル
ミニウムもしくは銅を主原料とする膜面で被覆したこと
により管路間の熱伝導性を向上することができるため、
均一な床面の熱分布がえられることから、快適な暖房機
能を有する床暖房用パネルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2発明の床暖房用パネルを複数枚組
み合わせて配列した状態を示す平面図である。
【図2】第1発明の係止片が着脱できる場合の平面図で
ある。
【図3】第4発明に関する床暖房用パネルの表面状態を
示す要部断面図である。
【図4】本発明の床暖房用パネルを用いて構成された床
暖房装置の要部断面図である。
【図5】給湯管の配管状態を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 パネル 11 管路 12 係止片 12’着脱できる係止片 13 嵌合部 14 管路交差部 15 膜面 2 給湯管 3 給湯管継ぎ手 4 床面仕上げ材 5 建物の床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状は長辺が短辺の整数の倍数の比に
    ある矩形をなし、その上面に、矩形の辺に平行する複数
    の管路をU字型溝状に彫り込まれた状態に成形して構成
    されたパネルの周辺において、そのパネルに一体に、も
    しくは着脱自在に設けた係止片を矩形の外側に突設し、
    その係止片の突設形状に相応する嵌合部を矩形の対辺の
    内側の対称位置に形成し、互いの係止片と嵌合部を嵌合
    して隣り合うパネルと連接して配列されることを特徴と
    する床暖房用パネル。
  2. 【請求項2】互いに平行する管路のピッチが、矩形の短
    辺の長さを整数で割った値に設定し、隣り合うパネルと
    連接して配列した際に等間隔の管路ピッチを得ることを
    特徴とする特許請求の範囲請求項1記載の床暖房用パネ
    ル。
  3. 【請求項3】管路が交差する管路交差部を円弧状に拡開
    して空間部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    請求項1及び2記載の床暖房用パネル。
  4. 【請求項4】パネルの上面を、アルミニウムもしくは銅
    を主原料とする膜面で被覆し、管路間の熱伝導性を高め
    たことを特徴とする特許請求の範囲請求項1ないし3記
    載の床暖房用パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2467962A (en) * 2009-02-24 2010-08-25 Bmci Ltd Panel for use with a heating/cooling system
CN103574731A (zh) * 2012-08-07 2014-02-12 株式会社爱慷绿科技 地板采暖施工用板子及地板采暖施工方法
KR20180132315A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 조영글 바닥 난방장치

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CN103574731B (zh) * 2012-08-07 2016-05-18 株式会社爱慷绿科技 地板采暖施工用板子及地板采暖施工方法
KR20180132315A (ko) * 2017-06-02 2018-12-12 조영글 바닥 난방장치
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