JP2000065180A - 軸駆動機構 - Google Patents

軸駆動機構

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JP2000065180A
JP2000065180A JP10227710A JP22771098A JP2000065180A JP 2000065180 A JP2000065180 A JP 2000065180A JP 10227710 A JP10227710 A JP 10227710A JP 22771098 A JP22771098 A JP 22771098A JP 2000065180 A JP2000065180 A JP 2000065180A
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screw shaft
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一ねじ軸上にピッチが大きいねじ溝とピッ
チが小さいねじ溝とが形成されている場合でも、ナット
部材をスムーズに動作可能な軸駆動機構を提供する。 【解決手段】 ねじ軸7にはピッチの大きなねじ溝7a
と、ピッチの小さいねじ溝7bとが設けられている。こ
のねじ軸7にボールねじナット1を取付け、ねじ軸7を
駆動系にて回転させると、ボールねじナット1はシャフ
ト4でねじ軸7のねじ溝7a,7bに付勢されているボ
ール8によって、ねじ軸7の長手方向に移動する。ボー
ルねじナット1がねじ軸7上を移動していく際に、ピッ
チの異なるねじ溝7a,7bの境目付近になると、ボー
ルねじナット1内に収容されたボール8はねじ溝7a,
7b各々のピッチの差分だけ摺動溝2内を摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軸駆動機構に関し、
特に駆動軸の回転によってナット部材をその軸方向に移
動する軸駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の軸駆動機構としては、図
12に示すように、ねじ軸21のねじ溝21aに嵌合す
るボール8を相当数、ボールねじナット22内に収容
し、ボールねじナット22の両端部をエンドキャップ
5,6で塞ぐように構成した機構がある。
【0003】上記の機構では、ねじ軸21を回転駆動す
ると、ボールねじナット22がねじ軸21の長手方向
(軸方向)に移動するようになっている。この場合、ボ
ールねじナット22内に収容されたボール8はエンドキ
ャップ5,6によってねじ軸21からすくい上げられ、
ボールねじナット22内の貫通穴を通って元の位置に戻
り、無限運動を行うこととなる。
【0004】上記の機構はボール8の循環方式において
エンドキャップ方式と呼ばれるものであり、ボールねじ
ナットとしてはこのエンドキャップ方式の他に、リター
ンパイプ方式やデフレクタ方式と呼ばれるものがある。
いずれにしても、ボール8が循環して元の位置に戻り、
無限運動を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の軸駆動
機構では、ボールねじナット内に相当数のボールを収容
し、それらボールが循環するように構成することで、ボ
ールねじナットをねじ軸の長手方向(軸方向)に移動す
るようにしている。
【0006】しかながら、上記の軸駆動機構ではねじ軸
のねじ溝のピッチが一定でなければならず、同一ねじ軸
上にピッチが大きいねじ溝とピッチが小さいねじ溝とを
形成した場合、一方のねじ溝から他方のねじ溝に移る際
に支障をきたしてしまう。
【0007】例えば、ボールねじナットをピッチが大き
いねじ溝に対応させて構成すると、ピッチが小さいねじ
溝に移る際にボールが詰まってしまって動かなくなって
しまう。また、ボールねじナットをピッチが小さいねじ
溝に対応させて構成すると、ピッチが大きいねじ溝に移
ると、ボールの間隔が空いてしまって動作が不安定にな
り、最終的には動かなくなってしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、同一ねじ軸上にピッチが大きいねじ溝とピッチが
小さいねじ溝とが形成されている場合でも、ナット部材
をスムーズに動作させることができる軸駆動機構を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による軸駆動機構
は、ナット部材が前記ナット部材内に収容された移動部
材を介してねじ軸に取付けられ、前記ねじ軸の回転によ
って前記ナット部材を前記ねじ軸の軸中心に沿って移動
する軸駆動機構であって、隣合う移動部材を夫々独立に
摺動自在としかつ前記軸中心に沿って配設された摺動溝
と、前記摺動溝を摺動する移動部材を前記ねじ軸側に押
付ける部材とを前記ナット部材に備えている。
【0010】すなわち、本発明の軸駆動機構は、ボール
ねじナットや角ねじナット内にボールや摺動部材を詰め
込むのではなく、ボールや摺動部材が夫々独立して動作
可能なように摺動溝内に収容している。
【0011】また、シャフトやボール受け部材等によっ
てボール自身を、あるいはボールや摺動部材を支持する
コマ部材や支持部材をねじ溝側に押付けている。これに
よって、ボールや摺動部材がねじ溝のピッチの差分を吸
収しかつねじ溝に追従して移動する。よって、同一ねじ
軸上にピッチが大きいねじ溝とピッチが小さいねじ溝と
が形成されている場合でも、ボールねじナットや角ねじ
ナットをスムーズに動作させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よるボールねじナットを示す断面図である。図におい
て、ボールねじナット1は図示せぬボールを長手方向
(図示せぬねじ軸の軸方向)に摺動させるための半円形
状の断面形状を持つ摺動溝2と、この摺動溝2内を摺動
するボールをねじ軸のねじ溝(図示せず)に押付けるた
めのシャフト(図示せず)を挿通するシャフト孔3と、
摺動溝2内を摺動するボールが本体外へ出るのを抑止す
るエンドキャップ5,6とを備えている。
【0013】図2は本発明の第1の実施例によるボール
ねじナットのねじ軸への取付け状態を示す側面図であ
る。図において、ボールねじナット1をねじ軸7に取付
ける場合、ボールねじナット1をねじ軸7に挿通させた
後に、ボール8を4本の摺動溝2内に夫々入れ、4本の
摺動溝2各々の近傍に配設したシャフト孔3にシャフト
4を挿通する。
【0014】これによって、ボール8はシャフト4によ
ってねじ軸7のねじ溝に付勢されることとなり、ボール
8は同一摺動溝2内において隣合うボールとは独立に摺
動自在となっている。この後に、ボールねじナット1の
両端面にエンドキャップ5,6を取付ける。
【0015】但し、各摺動溝2内におけるボール8の数
は同一ねじ軸7上にピッチの異なるねじ溝が複数形成さ
れている場合でも動作可能なように、予め試験等によっ
て得られた個数とする。また、上記の説明では摺動溝2
を4本としたが、その本数は3本でも、あるいは5本以
上でも良い。
【0016】図3は本発明の第1の実施例によるボール
ねじナットのねじ軸への取付け状態を示す部分断面図で
ある。図において、ねじ軸7にはピッチの大きなねじ溝
7aと、ピッチの小さいねじ溝7bとが設けられてい
る。
【0017】このねじ軸7にボールねじナット1を上述
したようにして取付け、ねじ軸7を図示せぬ駆動系にて
回転させると、ボールねじナット1はシャフト4でねじ
軸7のねじ溝7a,7bに付勢されているボール8によ
って、ねじ軸7の長手方向(軸方向)に移動することと
なる。
【0018】この場合、ボールねじナット1がねじ軸7
上を移動していく際に、ピッチの異なるねじ溝7a,7
bの境目付近になると、ボールねじナット1内に収容さ
れたボール8はねじ溝7a,7b各々のピッチの差分だ
け摺動溝2内を摺動することになる。つまり、ボール8
の摺動溝2内での各々独立した摺動によって、ねじ溝7
a,7b各々のピッチの差分が吸収されてしまうので、
ボールねじナット1はねじ溝7a,7b各々のピッチの
違いにかかわらず、スムーズに移動することとなる。
【0019】図4は本発明の第1の実施例によるボール
ねじナットでのねじ溝各々のピッチの違いの吸収動作を
示す図である。図において、ねじ溝7aのピッチをP2
とし、ねじ溝7bのピッチをP1とし、P1<P2で、
P2−P1=l1とする。
【0020】この場合、ボール8はねじ溝7a,7b各
々のピッチの差分l1だけ摺動溝2内でスライドするこ
ととなる。すなわち、ねじ溝7a,7bの境目付近でピ
ッチが変わっても、ボール8はねじ溝7a,7b夫々に
追従するので、ボールねじナット1はねじ溝7a,7b
夫々に追従して移動する。
【0021】このように、本発明の第1の実施例では同
一ねじ軸7上にピッチが大きいねじ溝7aとピッチが小
さいねじ溝7bとが形成されている場合でも、ボールね
じナット1をスムーズに動作させることができる。
【0022】図5は本発明の第2の実施例によるボール
ねじナットを示す断面図である。図において、ボールね
じナット1はボール8を長手方向(ねじ軸7の軸方向)
に摺動させるための半円形状の断面形状を持つ摺動溝2
と、この摺動溝2内を摺動するボール8をねじ軸7のね
じ溝7a,7bに押付けかつホワイトメタルや含油材料
等からなる滑りやすい材料からなるボール受け部材9
と、摺動溝2内を摺動するボール8が本体外へ出るのを
抑止するエンドキャップ5,6とを備えている。尚、摺
動溝2はボール受け部材9に設けられている。
【0023】図6は本発明の第2の実施例によるボール
ねじナットのねじ軸への取付け状態を示す側面図であ
る。図において、ボールねじナット1をねじ軸7に取付
ける場合、ボールねじナット1をねじ軸7に挿通させた
後に、ボール8を4本の摺動溝2内に夫々入れる。
【0024】これによって、ボール8はボール受け部材
9によってねじ軸7のねじ溝7a,7bに付勢されるこ
ととなり、ボール8は同一摺動溝2内において隣合うボ
ールとは独立に摺動自在となっている。この後に、ボー
ルねじナット1の両端面にエンドキャップ5,6を取付
ける。
【0025】但し、各摺動溝2内におけるボール8の数
は同一ねじ軸7上にピッチの異なるねじ溝7a,7bが
複数形成されている場合でも動作可能なように、予め試
験等によって得られた個数とする。また、ボールねじナ
ット1にはボール受け部材9をねじ溝7a,7b側に押
付ける部材(図示せず)が取付けられている。さらに、
上記の説明では摺動溝2を4本としたが、その本数は3
本でも、あるいは5本以上でも良い。
【0026】尚、ボールねじナット1の動作は図3及び
図4に示す本発明の第1の実施例と同様の動作であるの
で、本発明の第2の実施例では同一ねじ軸7上にピッチ
が大きいねじ溝7aとピッチが小さいねじ溝7bとが形
成されている場合でも、ボールねじナット1をスムーズ
に動作させることができる。
【0027】図7は本発明の第3の実施例によるボール
ねじナットを示す断面図である。図において、ボールね
じナット1はボール8を長手方向(ねじ軸7の軸方向)
に摺動させるための三角形状の断面形状を持つ摺動溝2
と、この摺動溝2内を摺動するボール8をねじ軸7のね
じ溝7a,7bに押付けかつホワイトメタルや含油材料
等からなる滑りやすい材料からなるボール受け部材10
と、摺動溝2内を摺動するボール8が本体外へ出るのを
抑止するエンドキャップ5,6とを備えている。尚、摺
動溝2はボール受け部材10に設けられている。
【0028】図8は本発明の第3の実施例によるボール
ねじナットのねじ軸への取付け状態を示す側面図であ
る。図において、ボールねじナット1をねじ軸7に取付
ける場合、ボールねじナット1をねじ軸7に挿通させた
後に、ボール8を4本の摺動溝2内に夫々入れる。
【0029】これによって、ボール8はボール受け部材
10によってねじ軸7のねじ溝7a,7bに付勢される
こととなり、ボール8は同一摺動溝2内において隣合う
ボールとは独立に摺動自在となっている。この後に、ボ
ールねじナット1の両端面にエンドキャップ5,6を取
付ける。
【0030】但し、各摺動溝2内におけるボール8の数
は同一ねじ軸7上にピッチの異なるねじ溝7a,7bが
複数形成されている場合でも動作可能なように、予め試
験等によって得られた個数とする。また、ボールねじナ
ット1にはボール受け部材10をねじ溝7a,7b側に
押付ける部材(図示せず)が取付けられている。さら
に、上記の説明では摺動溝2を4本としたが、その本数
は3本でも、あるいは5本以上でも良い。
【0031】尚、ボールねじナット1の動作は図3及び
図4に示す本発明の第1の実施例と同様の動作であるの
で、本発明の第3の実施例でも同一ねじ軸7上にピッチ
が大きいねじ溝7aとピッチが小さいねじ溝7bとが形
成されている場合に、ボールねじナット1をスムーズに
動作させることができる。
【0032】図9は本発明の第4の実施例による角ねじ
ナットのねじ軸への取付け状態を示すを部分断面図であ
る。図において、角ねじナット14はカムフォロアやベ
アリングからなる摺動部材12と、摺動部材12を個別
に支持するコマ部材13と、コマ部材13を長手方向
(ねじ軸11の軸方向)に摺動させるための四角形状の
断面形状を持つ摺動溝15と、摺動溝15内を摺動する
コマ部材13が本体外へ出るのを抑止するエンドキャッ
プ5,6とを備えている。
【0033】尚、角ねじナット14にはコマ部材13を
ねじ溝11a,11b側に押付ける部材(図示せず)が
取付けられており、ボール8は同一摺動溝15内におい
て隣合うボールとは独立に摺動自在となっている。ま
た、摺動部材12はねじ溝11a,11bの側壁面に沿
って摺動するようにコマ部材13に取付けられている。
【0034】図10は本発明の第4の実施例による角ね
じナットでのねじ溝各々のピッチの違いの吸収動作を示
す図である。図において、ねじ溝11aのピッチをP4
とし、ねじ溝11bのピッチをP3とし、P3<P4
で、P4−P3=l2とする。
【0035】この場合、摺動部材12を支持するコマ部
材13(摺動部材12)はねじ溝11a,11b各々の
ピッチの差分l2だけ摺動溝15内でスライドすること
となる。すなわち、ねじ溝11a,11bの境目付近で
ピッチが変わっても、コマ部材13(摺動部材12)は
ねじ溝11a,11b夫々に追従するので、角ねじナッ
ト14はねじ溝11a,11b夫々に追従して移動す
る。
【0036】このように、本発明の第4の実施例では同
一ねじ軸11上にピッチが大きいねじ溝11aとピッチ
が小さいねじ溝11bとが形成されている場合でも、角
ねじナット14をスムーズに動作させることができる。
【0037】図11は本発明の第5の実施例によるボー
ルねじナットのねじ軸への取付け状態を示すを部分断面
図である。図において、ボールねじナット19はボール
17と、ボール17が先端部分にはめ込まれた支持部材
18と、支持部材18を長手方向(ねじ軸16の軸方
向)に摺動させるための四角形状の断面形状を持つ摺動
溝20と、摺動溝20内を摺動する支持部材18が本体
外へ出るのを抑止するエンドキャップ5,6とを備えて
いる。
【0038】尚、ボールねじナット19には支持部材1
8をねじ溝16a,16b側に押付ける部材(図示せ
ず)が取付けられており、ボール8は同一摺動溝20内
において隣合うボールとは独立に摺動自在となってい
る。また、ボール17は支持部材18の先端部分で回動
自在に支持されている。
【0039】本発明の第5の実施例では同一ねじ軸16
上にピッチが大きいねじ溝16aとピッチが小さいねじ
溝16bとが形成されている場合でも、本発明の第3の
実施例や本発明の第4の実施例と同様に、ボールねじナ
ット19をスムーズに動作させることができる。
【0040】上述したように、本発明ではボールねじナ
ット1,19や角ねじナット14内にボール8,17や
摺動部材12を詰め込むのではなく、ボール8,17や
摺動部材12が夫々独立して動作可能なように摺動溝
2,15,20内に収容し、シャフト4やボール受け部
材9,10等によってボール8自身を、あるいはボール
17や摺動部材12を支持するコマ部材13や支持部材
18をねじ溝7a,7b,11a,11b側に押付ける
ことによって、ボール8,17や摺動部材12がねじ溝
7a,7b,11a,11bのピッチの差分を吸収しか
つねじ溝7a,7b,11a,11bに追従して移動す
るので、同一ねじ軸7,11上にピッチが大きいねじ溝
7a,11aとピッチが小さいねじ溝7b,11bとが
形成されている場合でも、ボールねじナット1,19や
角ねじナット14をスムーズに動作させることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ナ
ット部材がナット部材内に収容された移動部材を介して
ねじ軸に取付けられ、ねじ軸の回転によってナット部材
をねじ軸の軸中心に沿って移動する軸駆動機構におい
て、隣合う移動部材を夫々独立に摺動自在とする摺動溝
をねじ軸の軸中心に沿ってナット部材に配設し、摺動溝
を摺動する移動部材をねじ軸側に押付けるよう構成する
ことによって、同一ねじ軸上にピッチが大きいねじ溝と
ピッチが小さいねじ溝とが形成されている場合でも、ナ
ット部材をスムーズに動作させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるボールねじナット
を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるボールねじナット
のねじ軸への取付け状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるボールねじナット
のねじ軸への取付け状態を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるボールねじナット
でのねじ溝各々のピッチの違いの吸収動作を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例によるボールねじナット
を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例によるボールねじナット
のねじ軸への取付け状態を示す側面図である。
【図7】本発明の第3の実施例によるボールねじナット
を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施例によるボールねじナット
のねじ軸への取付け状態を示す側面図である。
【図9】本発明の第4の実施例による角ねじナットのね
じ軸への取付け状態を示すを部分断面図である。
【図10】本発明の第4の実施例による角ねじナットで
のねじ溝各々のピッチの違いの吸収動作を示す図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施例によるボールねじナッ
トのねじ軸への取付け状態を示すを部分断面図である。
【図12】従来例のボールねじナットを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ボールねじナット 2,15,20 摺動溝 3 シャフト孔 4 シャフト 5,6 エンドキャップ 7,11,16 ねじ軸 7a,7b, 11a,11b, 16a,16b ねじ溝 8,17 ボール 9,10 ボール受け部材 12 摺動部材 13 コマ部材 14 角ねじナット 18 支持部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月17日(1999.5.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による軸駆動機構
は、ナット部材が前記ナット部材内に収容された移動部
材を介してねじ軸に取付けられ、前記ねじ軸の回転によ
って前記ナット部材を前記ねじ軸の軸中心に沿って移動
する軸駆動機構であって、隣合う移動部材を夫々独立に
摺動自在としかつ前記軸中心に沿って配設された複数の
摺動溝と、前記複数の摺動溝をそれぞれ摺動する複数の
移動部材各々を前記ねじ軸側に押付ける部材とを前記ナ
ット部材に備えている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナット部材が前記ナット部材内に収容さ
    れた移動部材を介してねじ軸に取付けられ、前記ねじ軸
    の回転によって前記ナット部材を前記ねじ軸の軸中心に
    沿って移動する軸駆動機構であって、隣合う移動部材を
    夫々独立に摺動自在としかつ前記軸中心に沿って配設さ
    れた摺動溝と、前記摺動溝を摺動する移動部材を前記ね
    じ軸側に押付ける部材とを前記ナット部材に有すること
    を特徴とする軸駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記ナット部材がボールねじナットから
    なり、前記移動部材が前記ねじ軸のねじ溝に沿って回転
    移動するボール部材からなることを特徴とする請求項1
    記載の軸駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記ボール部材を前記ねじ軸側に押付け
    る部材は、前記軸中心に沿って配設された複数のシャフ
    トからなることを特徴とする請求項2記載の軸駆動機
    構。
  4. 【請求項4】 前記ボール部材を前記ねじ軸側に押付け
    る部材は、前記ボール部材を滑らかに摺動させる材料か
    らなることを特徴とする請求項2記載の軸駆動機構。
  5. 【請求項5】 前記ボール部材を個別に支持する支持部
    材を含み、前記ボール部材を前記ねじ軸側に押付ける部
    材が前記支持部材を介して前記ボール部材を前記ねじ軸
    側に押付けるようにしたことを特徴とする請求項2記載
    の軸駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記ナット部材が角ねじナットからな
    り、前記移動部材が前記ねじ軸のねじ溝の側壁面に沿っ
    て摺動する摺動部材からなることを特徴とする請求項1
    記載の軸駆動機構。
  7. 【請求項7】 前記摺動部材を個別に支持する支持部材
    を含み、前記摺動部材を前記ねじ軸側に押付ける部材が
    前記支持部材を介して前記摺動部材を前記ねじ軸側に押
    付けるようにしたことを特徴とする請求項6記載の軸駆
    動機構。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110173519A (zh) * 2018-02-20 2019-08-27 株式会社万都 电子钳式制动器

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