JP2000064019A - 鋼ストリップのガルバニ―リング処理した被覆層の品質を監視し調整するための方法および装置 - Google Patents

鋼ストリップのガルバニ―リング処理した被覆層の品質を監視し調整するための方法および装置

Info

Publication number
JP2000064019A
JP2000064019A JP11235073A JP23507399A JP2000064019A JP 2000064019 A JP2000064019 A JP 2000064019A JP 11235073 A JP11235073 A JP 11235073A JP 23507399 A JP23507399 A JP 23507399A JP 2000064019 A JP2000064019 A JP 2000064019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
visible
quality
annealing furnace
recorder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11235073A
Other languages
English (en)
Inventor
Rolf Brisberger
ロルフ・ブリスベルガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMS Siemag AG
Original Assignee
SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMS Schloemann Siemag AG, Schloemann Siemag AG filed Critical SMS Schloemann Siemag AG
Publication of JP2000064019A publication Critical patent/JP2000064019A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/26After-treatment
    • C23C2/28Thermal after-treatment, e.g. treatment in oil bath
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/26After-treatment
    • C23C2/28Thermal after-treatment, e.g. treatment in oil bath
    • C23C2/29Cooling or quenching
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガルバニーリングの直後にストリップのガル
バニーリング処理した被覆層の品質を監視し調整するた
めの方法および装置を提供すること 【解決手段】 ストリップ16″のガルバニーリング処
理した被覆層の品質のための測定値としてガルバニーリ
ング処理した被覆層の可視の外観を可視の記録器15に
より品質測定値としての測定信号の形で検出し、測定技
術により評価し、得られた測定値を調整値に変換した後
焼きなまし炉12を直接制御するために使用する。少な
くとも一つの可視の記録器が設けられており、この記録
器がストリップ16″のガルバニーリング処理した被覆
層を可視的に連続的して測定技術により検出し、かつ制
御兼評価装置17を介して焼きなまし炉12の制御装置
と結合されていることを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、鋼ストリップの高
温浸漬法により形成された高温亜鉛メッキした被覆層を
焼きなまし炉内で亜鉛の溶融点以上の温度で熱処理する
ことにより拡散反応によりFeZn−相に移行させて行
う、ガルバニーリングの直後に鋼ストリップのガルバニ
ーリング処理した被覆層の品質を監視し調整するための
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の耐腐食処理、耐摩耗処理、表面焼
きなまし処理或いは平滑化処理を改善するために、しか
もその際良好な外観を得ようとする理由から、金属に他
の金属から成る被覆層、例えば鉄に亜鉛或いはクローム
から成る被覆層を形成することは知られている。
【0003】この被覆層を盛付けするには、公知の種々
の方法が適切であることが明らかになっている。即ち、 −亜鉛メッキによる被覆 この亜鉛メッキによる被覆あっては、酸類或いは水溶液
から成る適当な浴内で電解により、金属の被覆層が、浴
内に浸漬されている金属上に盛付けされる。
【0004】この方法にあっては、盛付けされた被覆層
の厚みは約10μm以下である。 −高温浸漬被覆 これにあっては、被覆層は、被覆される金属が溶解され
た金属浴に浸漬されることにより盛付けされる。この場
合、液状の被覆金属の金属原子と基地金属の原子間の反
応により、薄い合金層が形成され、次いでこの層上に純
粋の被覆金属から成る層が盛付けられる。この方法によ
って得られた被覆層の厚みは亜鉛メッキにおけるよりも
明白に厚く、例えば鉄の亜鉛メッキ(高温亜鉛メッキ)
にあっては4から50μmである。この高温浸漬被覆層
は、 −ガルバニーリング〔ガルバナイズング(亜鉛メッキ)
とアニーリング(焼きなまし処理)との人工語であ
る。〕によって改善される。
【0005】ガルバニーリング処理にあっては、溶湯か
ら出た、ここで高温亜鉛メッキされた鋼ストリップは亜
鉛の溶融点以上の温度での焼きなまし処理により熱的に
後処理される。この焼きなまし処理の間拡散反応が生起
し、この拡散反応は純粋な被覆金属(亜鉛)から成る上
の層をも浸透して行なわれ、従ってここで異なるFeZ
n−相が形成される。
【0006】ガルバニーリング処理が最適に行なわれて
いる場合、被覆層は最後に約10から12%のFeを含
有量を有している。高いFe含有量(>12%Fe)は
鋼ストリップの不所望な変形挙動を招き、後の変形処理
の際に“パウダーリング(Powdering) ”が生じる。
【0007】Fe含有量が低い(<9%Fe)場合は、
被覆層はまだ完全に合金化されず、被覆層の表面に残余
亜鉛が残留する。この残余亜鉛は不均一な製品性質を備
えた不一様な外観を招く。
【0008】十分に最適に反応されたガルバニーリング
処理した被覆層を得るには、熱処理をその作用持続時間
と温度の高さに関して、層厚みに適合した値に調整しな
ければならない。作用持続時間に関して、焼きなまし炉
の焼きなまし帯域の長さと鋼ストリップの移動速度が、
そして温度の高さに関しては焼きなまし炉の温度が考え
られる調整値である。
【0009】現代にあっては、ガルバニーリング処理し
た被覆層の品質の監視と調整は工業的な規模で、被覆層
の品質のパラメータとしてガルバニーリング処理炉の上
方の鋼ストリップの温度を使用して行なわれる。しか
し、非接触的に高温計を使用して行なわれるこの測定に
とって問題なのは、被覆層が合金化する瞬間における、
更に、ガルバニーリング処理状態における合金形成の進
捗に伴う鋼ストリップ表面のエミション挙動における交
番である。表示された温度相違が実際の相違に基づくも
のではなく、エミションの変化に誘因していると言う危
険が生じる。これに伴い、この測定された温度に基づく
機能的な調整を満足のいく状態で行なうことが不可能で
ある。
【0010】温度測定の他の欠点は、所望のガルバニー
リング処理状態を達するための理想的な温度が、鋼材の
反応挙動、盛付け重量、亜鉛浴中のアルミニウム含有量
および高温亜鉛メッキの際の温度に依存していることで
ある。上記のガルバニーリング処理の温度は間接的な尺
度であり、更に使用した材料および高温亜鉛メッキの条
件に相応して観察を行わなければならない。最適なガル
バニーリング処理の温度の表示は常に、一定した材料と
作用する高温亜鉛メッキパラメータの一定した組合せに
関係する。
【0011】ガルバニーリング処理した被覆層の品質を
調整の目的で測定技術的に検出する他のやり方は、冷間
測定位置における温度測定とFe測定との組合せであ
る。この位置に測定位置を置くことの欠点は、この位置
がガルバニーリング処理炉の後方100mm以下の位置
にあり、鉄製の測定装置による測定が満足がいくように
行なわれないことである。更に、鋼ストリップ幅全体に
わたる合金状態に関する相違を知ることができない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、ガルバニーリング処理した被覆層の品質を測定技
術により、可能な限り焼きなまし炉の近傍においてリア
ルタイムで検出することを可能にし、これにより被覆層
の品質の監視と確実な調整とを可能にする方法およびこ
の方法に基づく装置とを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
る方法にあっては、鋼ストリップのガルバニーリング処
理した被覆層の品質のための測定値としてガルバニーリ
ング処理した被覆層の可視の現象を可視の記録器により
品質測定値としての測定信号の形で検出し、測定技術に
より評価し、得られた値を調整値に変換した後焼きなま
し炉を直接制御するために使用することによって解決さ
れる。
【0014】更に、本発明による装置にあっては、少な
くとも一つの可視の記録器が設けられており、この記録
器が鋼ストリップのガルバニーリング処理した被覆層を
可視的に連続的して測定技術により検出し、かつ制御兼
評価装置を介して焼きなまし炉の制御装置と結合されて
いることによって解決される。
【0015】本発明による方法および装置にあっては、
ガルバニーリング処理した被覆層の品質に関する測定値
としてこのガルバニーリング処理した被覆層の可視の外
観が検出され、測定技術により評価され、かつ得られた
測定値が焼きなまし炉の制御に使用される。
【0016】残余亜鉛はその金属的輝きにより、裸眼に
よって明白に見ることができる。ガルバニーリング処理
した被覆層は明るい灰色のにぶい外観を有している。合
金化の度合いがFe含有量が比較的多くなる傾向で増す
に従って、着色は暗灰色になるように行なわれる。相応
する経験と相応する観点とから、ガルバニーリング処理
した被覆層の状態は全く可視の状態で前もって言い当
て、かつ判断することができる。
【0017】本発明による構成により、この可視の外観
は品質値として検出され、測定技術により、焼きなまし
炉の直接的な制御が可能であるように評価される。この
目的のため、ガルバニーリング処理した被覆層の可視の
外観は、適当な可視の記録器により検出され、予め与え
られた基準値と比較される。次いで、適当なソフトウエ
アにより、生じる差が測定値に変換され、この測定値は
次いで焼きなまし炉を直接的かつ連続的に制御するのに
使用される。
【0018】可視の記録器としては、例えばビデオカメ
ラのような光学的な機器が使用される。しかしこの場
合、適当なソフトウエアと適当な基準値とを備えている
公知の他の記録器も、これらのがガルバニーリング処理
した被覆層の品質値を表示する特別な表面変化(残余亜
鉛の金属的な輝き或いは灰色色調)を表面に対応して敏
感に記録することが可能である限り、使用することがで
きる。
【0019】記録器による可視の外観の検出は、本発明
により、熱処理の直後に、即ち焼きなまし炉の直後にお
いて行なわれる。この場合の利点は、焼きなまし炉の制
御に対する干渉時間が迅速であると言う点にある。しか
も、この検出は熱処理に続いて行なわれる冷却の後始め
て行うことが可能である。何故なら、その際可視の外観
が正確に最終状態に対応しており、冷却の間の反応によ
り(例えば結晶化)もはや変化しないからである。
【0020】ガルバニーリング処理した被覆層の品質を
最適な方法により監視するには、被覆層の可視の外観の
検出を鋼ストリップの幅全体にわたって行い、これによ
り鋼ストリップを移送する間に、表面の監視が鋼ストリ
ップの全表面にわたって可能であるようにする。
【0021】鋼ストリップの焼きなまし処理或いは冷却
の際、上方の面と下方の面においてガルバニーリング処
理した被覆層の品質に相違が生じるので、本発明による
有利な他の構成により、可視の外観の検出は鋼ストリッ
プの上方および/または下方において行なわれる。
【0022】品質の監視並びに品質の調整を焼きなまし
炉の直接的な制御により可能にする装置の特徴とすると
ころは、少なくとも一つの可視の記録器が設けられてお
り、この記録器が焼きなまし炉の直後に、或いは本発明
による選択的な構成により焼きなまし炉の後方に接触さ
れている冷却装置の後方に設けられていることである。
【0023】この可視的記録器は測定信号導線を介して
測定兼評価装置と結合されており、この測定兼評価装置
内で記録された外観の測定信号が基準値と比較され、次
いで生じた差は適当なソフトウエアにより測定値に変換
される。この測定値は測定値導線を介して焼きなまし炉
の制御装置に供給され、次いでこの焼きなまし炉内でで
この測定値により制御値への変換により、例えば焼きな
まし炉の温度或いは焼きなまし区間の長さが適当に制御
される。
【0024】検出を鋼ストリップ幅全体にわたって行う
ために、本発明による他の構成により、多数の可視の記
録器が鋼ストリップの下方および/または上方で鋼スト
リップ幅全体に均一に配分されて設けられるか、或いは
少なくとも一つの可視の記録器が鋼ストリップの下方お
よび/または上方で旋回運動可能に設けられる。
【0025】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態にあって
は、先ず鋼ストリップ16が、溶融液状の亜鉛が充満さ
れている亜鉛浴11内を通過させられる。この際、拡散
反応により鋼ストリップ表面にFeZn−合金相から成
る層が析出し、この層は外部が純粋なZn層で被覆され
ている。ここで、このようにしてその表面性状が変えら
れた鋼ストリップ16′は、誘導的に加熱される焼きな
まし炉12と電気/ガスにより加熱される保持炉(Halte
ofen) 13との組合せ帯域内に導入される。これらの炉
内において、亜鉛の溶融点以上の温度で、鋼ストリップ
16′上に盛付けされたFeZn−相と金属亜鉛とから
成る層が更に反応し、拡散反応により金属亜鉛の一部の
量が同様にFeZn−相に移行される。
【0027】保持炉13に続いて、冷却装置14内にお
いて鋼ストリップ16′の冷却が行なわれ、次いで鋼ス
トリップ16″がこの冷却装置から完全に反応したガル
バニーリング処理した被覆層を備えた姿で導出される。
冷却装置14の直後のこの位置に、可視の記録器15が
設けられている。この記録器は鋼ストリップ16″の下
方および上方において、ガルバニーリング処理した被覆
層の可視の外観を記録する。得られた信号は測定信号導
線19を介して測定検出評価装置17に与えられ、この
測定検出評価装置内でこれらの測定信号は基準値と適当
なソフトウエアを用いて測定値に変換される。この測定
値は他の導線、いわゆる測定値導線20を介して誘導的
に加熱されている焼きなまし炉12のための制御装置1
8に供給され、そこで制御値に変換される。次いで、制
御導線21を経て、制御装置18から、焼きなまし炉1
2の最適な直接的なかつ連続した制御に必要な制御値が
この焼きなまし炉12内に供給される。
【0028】熱処理が二つの炉、即ち誘導的に加熱され
る焼きなまし炉12とこの後方に接続されている保持炉
13との組合せによる焼きなましにより行なわれる図示
した発明の実施の形態にあっては、本発明による思想の
枠内で、ガルバニーリング処理した被覆層内の所望の反
応を行なわせるのに保持炉13のみを制御することが可
能であるか、或いは必要な場合は両方の炉12,13を
制御することが可能である。適当なソフトウエアによ
り、異なる位置において、例えば焼きなまし処理の直後
の、そしてこれに加えて冷却装置の直後の異なる位置に
おいて可視の外観を記録し、このようにして所望の反応
の進捗を検出し、ガルバニーリングの更に最適な品質に
達することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明により、ガルバニーリング処理し
た被覆層の品質の監視が、この被覆層の性状を可能な限
り焼きなまし炉の近傍において可視の手段によりリアル
タイムで検出することにより可能となり、かつこれに基
づいて焼きなまし炉を制御することにより鋼ストリップ
の被覆層の品質の改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガルバニーリング処理設備の本発明による一実
施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10 ガルバニーリング処理設備 11 亜鉛浴 12 焼きなまし炉 13 保持炉 15 記録器 16 処理以前の鋼ストリップ 16′ 処理後の鋼ストリップ 16″ 完成した鋼ストリップ 17 測定兼評価装置 18 制御装置 19 測定信号導線 20 測定値導線 21 制御導線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 鋼ストリップの高温浸漬法により形成
    された高温亜鉛メッキした被覆層を焼きなまし炉内で亜
    鉛の溶融点以上の温度で熱処理することにより拡散反応
    によりFeZn−相に移行させて行う、ガルバニーリン
    グの直後に鋼ストリップのガルバニーリング処理した被
    覆層の品質を監視し調整するための方法において、鋼ス
    トリップ(16″)のガルバニーリング処理した被覆層
    の品質のための測定値としてガルバニーリング処理した
    被覆層の可視の外観を可視の記録器(15)により品質
    測定値としての測定信号の形で検出し、測定技術により
    評価し、得られた測定値を調整値に変換した後焼きなま
    し炉(12)を直接制御するために使用することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項02】 監視と調整を連続的に行い、得られた
    測定信号を適切なソフトウエアにより所定の基準値と比
    較し、得られた差を焼きなまし炉(12)を連続的に制
    御するための測定値として使用することを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 品質の監視を鋼ストリップ(16″)
    の上方および/または下方においてこの鋼ストリップの
    幅全体にわたって行うことを特徴とする請求項1に或い
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 熱処理の直後に、鋼ストリップ(1
    6″)のガルバニーリング処理した被覆層の可視の外観
    を品質測定値として検出することを特徴とする請求項1
    から3までのいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項05】 焼きなまし処理に続く冷却の直後、ガ
    ルバニーリング処理した被覆層の可視の外観を品質測定
    値として記録することを特徴とする請求項1から3まで
    のいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項06】 後接続されている冷却装置(14)を
    備えている焼きなまし炉(12)内でガルバニーリング
    処理した直後に鋼ストリップ(16″)のガルバニーリ
    ング処理した被覆層の品質を監視し調整するための装置
    において、少なくとも一つの可視の記録器(15)が設
    けられており、この記録器が鋼ストリップ(16″)の
    ガルバニーリング処理した被覆層の表面を可視的に連続
    的して測定技術により検出し、かつ測定兼評価装置(1
    7)を介して焼きなまし炉(12)のための制御装置と
    結合されていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項07】 可視の記録器(15)が焼きなまし炉
    (12)の直後に設けられていることを特徴とする請求
    項6に記載の装置。
  8. 【請求項08】 可視の記録器(15)が焼きなまし炉
    (1)に後接続されている冷却装置(14)の後方に設
    けられていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項09】 多数の可視の記録器(15)が均一に
    配分されて鋼ストリップの上方および/または下方に設
    けられていることを特徴とする請求項7或いは8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの可視の記録器(1
    5)が鋼ストリップ(16″)の上方および/または下
    方に旋回運動可能に設けられていることを特徴とする請
    求項7から9までのいずれか一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 可視の外観を検出するために光学的な
    記録器(15)が、例えばビデオカメラであることを特
    徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記載の
    装置。
JP11235073A 1998-08-24 1999-08-23 鋼ストリップのガルバニ―リング処理した被覆層の品質を監視し調整するための方法および装置 Withdrawn JP2000064019A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19838332:0 1998-08-24
DE19838332A DE19838332A1 (de) 1998-08-24 1998-08-24 Verfahren und Vorrichtung zur Qualitätsüberwachung und -regelung des Galvannealed-Überzuges von Stahlbändern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000064019A true JP2000064019A (ja) 2000-02-29

Family

ID=7878486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11235073A Withdrawn JP2000064019A (ja) 1998-08-24 1999-08-23 鋼ストリップのガルバニ―リング処理した被覆層の品質を監視し調整するための方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6206986B1 (ja)
EP (1) EP0992602B1 (ja)
JP (1) JP2000064019A (ja)
AT (1) ATE310105T1 (ja)
CA (1) CA2280606A1 (ja)
DE (2) DE19838332A1 (ja)
ES (1) ES2252895T3 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10021948B4 (de) * 2000-05-05 2004-02-19 Thyssenkrupp Stahl Ag Verfahren und Anlage zum Verzinken eines Stahlbandes
BE1014222A3 (fr) * 2001-06-13 2003-06-03 Ct Rech Metallurgiques Asbl Procede de caracterisation en ligne d'une surface en mouvement et dispositif pour sa mise en oeuvre.
EP1629147B1 (en) * 2003-06-05 2007-07-18 LG Electronics Inc. Drum for washer and dryer
DE102005059614A1 (de) * 2005-12-12 2007-06-14 Nano-X Gmbh Beschichtungsmaterial zum Schutz von Metallen, insbesondere Stahl, vor Korrosion und/oder Verzunderung, Verfahren zum Beschichten von Metallen und Metallelement
DE102007038215A1 (de) * 2007-08-13 2009-02-19 Nano-X Gmbh Verfahren zur Herstellung einer aktiven Korrosionsschutzbeschichtung auf Bauteilen aus Stahl
KR20130132566A (ko) * 2010-12-24 2013-12-04 뵈스트알파인 스탈 게엠베하 경화된 구조적 요소의 제조 방법
US9459220B2 (en) * 2011-08-26 2016-10-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Alloyed position determining method, alloyed position determining apparatus, and recording medium
DE102013113708B3 (de) * 2013-12-09 2015-01-22 Thyssenkrupp Ag Vorrichtung zur Beobachtung eines Bereichs eines heißen Metallbandes und/oder Schmelzbades in einem Bandbehandlungsprozess
CN108931537B (zh) * 2018-07-17 2024-03-26 上海宝钢工业技术服务有限公司 全自动冷轧板材u弯涂层质量检测仪
CN113406935B (zh) * 2021-06-22 2022-09-02 惠民万顺节能新材料有限公司 一种热镀铝锌板生产过程监控系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3058840A (en) * 1959-04-16 1962-10-16 Electric Furnace Co Induction strip heating apparatus
US3307968A (en) * 1963-09-03 1967-03-07 Armco Steel Corp Method and apparatus for controlling the alloying of zinc coatings
FR2563537A1 (fr) * 1984-04-25 1985-10-31 Stein Heurtey Procede et dispositif de recuit de diffusion pour l'obtention de toles a revetement allie
JP2848989B2 (ja) 1991-09-10 1999-01-20 新日本製鐵株式会社 溶融合金化亜鉛めっき鋼帯の合金化炉入熱制御方法
US5423926A (en) * 1991-09-10 1995-06-13 Nippon Steel Corporation Method of controlling heat input to an alloying furnace for manufacturing hot galvanized and alloyed band steel
JP2593016B2 (ja) * 1991-10-08 1997-03-19 新日本製鐵株式会社 溶融合金化亜鉛めっき鋼帯の合金化度測定方法
BE1005960A6 (fr) * 1992-06-18 1994-04-05 Centre Rech Metallurgique Procede pour determiner la teneur en fer dans un revetement allie fer-zinc.
JPH09113465A (ja) * 1995-10-18 1997-05-02 Nippon Steel Corp 亜鉛メッキ系鋼板用表面欠陥検出装置
JPH09145638A (ja) 1995-11-24 1997-06-06 Kawasaki Steel Corp 表面欠陥検査方法及び装置
CA2190410C (en) * 1995-12-06 2000-04-25 Mitrajyoti Deka Method and apparatus for controlling galvanneal induction furnace operation

Also Published As

Publication number Publication date
CA2280606A1 (en) 2000-02-24
ATE310105T1 (de) 2005-12-15
EP0992602B1 (de) 2005-11-16
EP0992602A1 (de) 2000-04-12
ES2252895T3 (es) 2006-05-16
DE19838332A1 (de) 2000-03-02
DE59912800D1 (de) 2005-12-22
US6206986B1 (en) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3056694A (en) Galvanizing process
JP2000064019A (ja) 鋼ストリップのガルバニ―リング処理した被覆層の品質を監視し調整するための方法および装置
JPS5847659B2 (ja) ゴウキンカアエンテツバンノ ゴウキンカドノ ソクテイホウホウ
JPH0645851B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法
JP2807156B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の合金化度制御方法
JP3173354B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の合金化処理方法およびその合金化制御装置
US5105454A (en) Method for estimating the press formability of galvannealed steel sheets by x-ray diffraction
JP2019090112A (ja) 金属めっき鋼帯板
JP3156963B2 (ja) 連続溶融金属めっき浴のドロス生成防止方法
JP2960285B2 (ja) 放射率による合金化度制御方法および装置
JP2981290B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
KR100511513B1 (ko) 지에이 강판의 철함량 편차 균일화 방법
JPH03146649A (ja) 合金化亜鉛めっき鋼帯の製造方法
JP5673586B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の合金化度算出方法および合金化制御方法
JPS62180050A (ja) 溶融亜鉛めつき鋼板の合金化度制御方法
JP2789946B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
KR101253961B1 (ko) 합금화 용융아연도금강판 제조 방법
JP2708192B2 (ja) 亜鉛めっき鋼板の合金化度測定方法
JPH0129868B2 (ja)
Bracka-Kęsek et al. Evaluation of the Phases Present in the Zinc Coating Obtained on the Ductile Cast Iron Substrate in the Bath with the Addition of Ti
JPS646269B2 (ja)
JPH072983B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法
JPH05231945A (ja) 溶融亜鉛メッキ鋼板の表面温度および放射率の測定方法
JPH04272163A (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の合金化制御方法
KR20230174250A (ko) 강판의 부도금 결함 예측 방법, 강판의 결함 저감 방법, 용융 아연 도금 강판의 제조 방법, 및 강판의 부도금 결함 예측 모델의 생성 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20071011