JP2000063215A - 除草剤組成物 - Google Patents

除草剤組成物

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JP2000063215A JP10227985A JP22798598A JP2000063215A JP 2000063215 A JP2000063215 A JP 2000063215A JP 10227985 A JP10227985 A JP 10227985A JP 22798598 A JP22798598 A JP 22798598A JP 2000063215 A JP2000063215 A JP 2000063215A
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Hisayuki Hoshi
久行 星
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/581,2-Diazines; Hydrogenated 1,2-diazines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた除草効力を有する除草剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】2−クロロ−4−フルオロ−5−(4−メ
チル−5−トリフルオロメチル−3−ピリダジノン−2
−イル)フェニル C1−C5非環状ハイドロカルビル
エ−テルと5−[4−ブロモ−1−メチル−5−(ト
リフルオロメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−
2−クロロ−4−フルオロ−安息香酸イソプロピルエス
テルを有効成分として含有することを特徴とする除草剤
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除草剤組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
数多くの除草剤が市販され、使用されているが、防除の
対象となる雑草は種類も多く、発生も長期間にわたるた
め、より除草効果が高く、幅広い殺草スペクトラムを有
し、作物に対し薬害の問題を生じない除草剤が求められ
ている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は優れた除草剤
を見出すべく鋭意検討した結果、2−クロロ−4−フル
オロ−5−(4−メチル−5−トリフルオロメチル−3
−ピリダジノン−2−イル)フェニル C1−C5非環
状ハイドロカルビル エ−テルと5−[4−ブロモ−1
−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾ
ール−3−イル]−2−クロロ−4−フルオロ−安息香
酸イソプロピルエステル(一般名:フルアゾレート、以
下、フルアゾレートと記す。)とを有効成分として含有
する除草剤組成物を、土壌又は雑草に処理することによ
り、農耕地あるいは非農耕地に発生する種々の雑草を効
果的に除草でき、しかもその除草効力は、それらを単独
で用いる場合に比較して相乗的に増大し、低薬量で施用
でき、更に殺草スペクトルが拡大し、特にムギ畑におい
ては広範囲の雑草を選択的に除草できることを見出し、
本発明に至った。即ち、本発明は2−クロロ−4−フル
オロ−5−(4−メチル−5−トリフルオロメチル−3
−ピリダジノン−2−イル)フェニル C1−C5非環
状ハイドロカルビル エーテル(以下、エーテル化合物
と記す。)とフルアゾレートとを有効成分として含有す
る除草剤組成物(以下、本発明組成物と記す。)を提供
する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明組成物の有効成分の一つで
あるエ−テル化合物において、C1−C5非環状ハイド
ロカルビルとは、2−プロピニル、1−メチル−2−プ
ロピニル、アリル、1−メチルアリル、イソプロピル又
はエチルを意味し、これらの化合物は、以下の製造例に
示す方法により製造することができる。 製造例1 酢酸ナトリウム5.3g(53.3mmol)と水約1
00mlを混合した溶液に、氷冷下、1,1−ジブロモ
−3,3,3−トリフルオロアセトン6.6g(24.3
mmol)を加え、70℃で20分間攪拌した。該反応
液を室温に冷却し、これに2−フルオロ−4−クロロ−
5−イソプロポキシフェニルヒドラジン5.8g(2
1.5mmol)をジエチルエーテル約20mlに溶解
した溶液を加え、室温で1時間攪拌した。エーテル層を
分離して、濃縮し、残渣にTHF約60mlを加え、こ
れにカルボエトキシエチリデントリフェニルホスホラン
8.3g(23.0mmol)を加え、2時間加熱還流
した後、減圧下にTHFを留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付し、2−[2−フルオロ−
4−クロロ−5−イソプロポキシフェニル]−4−メチ
ル−5−トリフルオロメチルピリダジン−3−オンを
3.8g(10.5mmol)得た。2−[2−フルオ
ロ−4−クロロ−5−イソプロポキシフェニル]−4−
メチル−5−トリフルオロメチルピリダジン−3−オン
3.5g(9.7mmol)を氷冷下、濃硫酸約10m
lに溶解し、室温まで昇温した。10分後、反応液に約
100mlの水を加え、生じた結晶をろ集し、水20m
lで2回、ヘキサン10mlで1回順次洗浄した。得られ
た結晶をイソプロパノールから再結晶して、2−[2−
フルオロ−4−クロロ−5−ヒドロキシフェニル]−4
−メチル−5−トリフルオロメチルピリダジン−3−オ
ン3.2g(9.9mmol)を得た。2−[2−フル
オロ−4−クロロ−5−ヒドロキシフェニル]−4−メ
チル−5−トリフルオロメチルピリダジン−3−オン
3.2gをDMF約50mlに溶解し、これに室温で炭
酸カリウム2.0gを加えた。さらにプロパルギルブロ
ミド1.3gを加え、30分室温で攪拌した。反応液に
水100mlを加え、生じた結晶をロ集し、ヘキサンで
洗浄後、得られた結晶をイソプロパノールから再結晶
し、2−[2−フルオロ−4−クロロ−5−(2−プロ
ピニルオキシ)フェニル]−4−メチル−5−トリフル
オロメチルピリダジン−3−オン(以下、化合物Aと記
す)3.4g(融点140.7℃:分解)を得た。 製造例2 上記製造例1において、プロパルギルブロミドに代え、
下記の反応試剤を用いる以外は、同様の操作を行うこと
により、夫々、目的のエ−テル化合物を得ることができ
る。
【0005】
【表1】 1H−NMR(300MH、CDCl3、TMS、δ(p
pm)) 化合物E:1.46(3H,t,J=5.8Hz)、
2.44(3H,q,J=1.5Hz)、4.07(2
H,q,J=5.8Hz)、6.94(1H,d,J=
5.0Hz)、7.29(1H,d,J=7.5H
z)、8.01(1H,s) 化合物F:1.38(6H,d,J=6.3Hz)、
2.43(3H,q,J=2.0Hz)、4.47(1
H,m)、6.99(1H,d,J=5.0Hz)、
7.29(1H,d,J=9.5Hz)、8.00(1
H,s) フルアゾレートは国際特許出願WO92/06962号
に記載の化合物である。
【0006】本発明組成物は、広範囲の雑草に対し除草
活性を有し、また作物との選択性にも富み、通常の耕起
栽培の他、不耕起栽培、果樹園などの農園芸分野及び運
動場、空き地、林地、線路端などの非農耕地に於いても
優れた除草活性を発揮することから、除草剤として優れ
ている。本発明組成物は殊に、ムギ畑の主要な雑草、例
えば、ハコベ、ヤエムグラ、オオイヌノフグリ、フラサ
バソウ、スミレ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ナズ
ナ、ノゲシ、イヌカミツレ、ノハラガラシ、ワスレナグ
サ、タデ、シロザ、ハハキギ、アオビユ等の双子葉植物
及び、イヌビエ、エノコログサ、スズメノカタビラ、ノ
スズメノテッポウ、ネズミムギ、チャヒキ、カラスムギ
等の単子葉植物を有効に除草する一方、作物であるムギ
やムギの後作物であるトウモロコシに対して問題となる
ような薬害を生じない。
【0007】本発明組成物において、有効成分としての
エーテル化合物とフルアゾレートとの混合割合は対象と
する雑草種、施用場面、施用条件等によって変わり得る
が、重量比で、通常1:0.05〜500の範囲であ
る。本発明組成物は通常、固体担体、液体担体等と混合
し、必要により界面活性剤、その他の製剤用補助剤等を
添加して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤化して
用いられる。これらの製剤中には、エーテル化合物とフ
ルアゾレートとの合計量が一般に0.5〜90重量%、
好ましくは1〜80重量%含有される。
【0008】製剤化する際に用いられる固体担体として
は、例えば粘土類(カオリナイト、珪藻土、合成含水酸
化珪素、フバサミクレー、ベントナイト、酸性白土
等)、タルク、その他の無機鉱物(セリサイト、石英粉
末、硫黄粉末、活性炭、炭酸カルシウム等)化学肥料
(硫安、燐安、硝安、塩安、尿素等)などの微粉末や粒
状物が挙げられ、液体担体としては、例えば水、アルコ
−ル類(メタノール、エタノール等)、ケトン類(アセ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等)、芳
香族炭化水素類(トルエン、キシレン、エチルベンゼ
ン、メチルナフタレン等)、非芳香族炭化水素類(ヘキ
サン、シクロヘキサン、ケロシン等)、エステル類(酢
酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリ
ル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジオキサ
ン、ジイソプロピルエーテル等)、酸アミド類(ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン
化炭化水素類(ジクロロエタン、トリクロロエチレン
等)などが挙げられる。
【0009】界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸
エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリール
スルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類及びそのポ
リオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテ
ル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体
などが挙げられる。その他の製剤用補助剤としては、例
えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(澱粉、アラビアガ
ム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導
体、ベントナイト、合成水溶性高分子(ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸等)な
どの固着剤や分散剤、PAP(酸性リン酸イソプロピ
ル)、BHT(2、6−tert−ブチル−4−メチル
フェノール)、BHA(2−/3−tert−ブチル−
4−メトキシフェノール)、植物油、鉱物油、脂肪酸、
脂肪酸エステルなどの安定剤が挙げられる。
【0010】本発明組成物は、夫々の有効成分を上述の
製剤手法により製剤した後、これらを混合することによ
り調製することもできる。このようにして製剤化された
本発明組成物は、そのままでまたは水等で希釈して土壌
又は植物体に施用される。本発明組成物は、さらに、他
の除草剤と混合して用いることにより除草効力の増強を
期待でき、さらに殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥
料、土壌改良剤等と併用することもできる。
【0011】本発明組成物の施用量は、有効成分化合物
である、エ−テル化合物とフルアゾレートの混合比、気
象条件、製剤形態、施用時期、施用方法、施用場所、防
除対象雑草、対象作物により変わり得るが、1ヘクター
ル当り有効成分化合物の合計量として、通常1〜100
0gである。乳剤、水和剤、懸濁剤等は、その所定量を
1ヘクタール当り通常100〜1000リットルの水で
希釈して施用し、粒剤等は通常何ら希釈することなく、
そのまま施用する。
【0012】
【実施例】以下に製剤例を示す。以下の例において部は
重量部を表す。 製剤例1 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F1部、フルアゾレート25部、リグニンスル
ホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部及
び合成含水酸化珪素69部をよく粉砕混合して水和剤を
得る。 製剤例2 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F10部、フルアゾレート40部、リグニンス
ルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部
及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して水和剤
を得る。 製剤例3 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F0.1部、フルアゾレート50部、リグニン
スルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2
部及び合成含水酸化珪素44.9部をよく粉砕混合して
水和剤を得る。
【0013】製剤例4 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F1部、フルアゾレート50部、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレエート3部、CMC(カルボ
キシメチルセルロース)3部及び水43部を混合し、粒
度が5ミクロン以下になるまで粉砕して懸濁剤を得る。 製剤例5 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F0.1部、フルアゾレート30部、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノオレエート3部、CMC(カ
ルボキシメチルセルロース)3部及び水63.9部を混
合し、粒度が5ミクロン以下になるまで粉砕して懸濁剤
を得る。 製剤例6 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F4部、フルアゾレート16部、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレエート3部、CMC(カルボ
キシメチルセルロース)3部及び水74部を混合し、粒
度が5ミクロン以下になるまで粉砕して懸濁剤を得る。
【0014】製剤例7 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F1部、フルアゾレート9部、ポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸カルシウム6部、キシレン35部及びシク
ロヘキサノン35部をよく混合して各々の乳剤を得る。 製剤例8 化合物A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又
は化合物F1部、フルアゾレート7部、合成含水酸化珪
素2部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナ
イト30部及びカリオンクレー60部をよく粉砕混合
し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥して各々
の粒剤を得る。 製剤例9 ポリビニルアルコール10%水溶液40部中に、化合物
A、化合物B、化合物C、化合物D、化合物E又は化合
物F0.5部、フルアゾレート4.5部を加え、ホモジ
ナイザーにて平均粒径が10マイクロメートル以下にな
るまで乳化分散し、ついで55部の水を加え、濃厚エマ
ルジョンを得る。
【0015】以下に試験例を示す。除草効力及び薬害の
評価は、調査時の供試植物(雑草及び作物)の出芽また
は生育の状態が無処理のそれと比較して全くないしほと
んど違いがないものを「0」とし、供試植物が完全枯死
または出芽もしくは生育が完全に抑制されているものを
「10」として、0〜10の11段階に区分し、0、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10で示す。除
草効力の評価「7」、「8」、「9」及び「10」は優
れた除草効力を意味し、評価「6」以下は不十分な除草
効力を意味する。薬害の評価「0」「1」「2」及び
「3」は薬害が実用上問題とならない程度であることを
意味し、評価「4」以上は薬害が許容されない程度であ
ることを意味する。
【0016】試験例1 面積246cm2、深さ14cmのプラスチックポット
に畑地土壌を詰め、コムギ、イヌカミツレ、オオイヌノ
フグリの種子を播種した。その後、温室内でコムギを1
5日間、イヌカミツレ、オオイヌノフグリを22日間育
成させてた。フルアゾレート20部、ポリオキシエチレ
ンスチリルフェニルエーテル3部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カルシウム2部、キシレン75部をよく混合し
て得られるフルアゾレートの乳剤、化合物A5部、アル
キルアリールエーテル2部、ザンサンガム1部、プロピ
レングリコール10部、シリコン系エマルジョン1部、
水81部を混合し、粒径が2ミクロン以下になるまで湿
式粉砕して得られた化合物Aの懸濁剤、該フルアゾレー
ト乳剤と該化合物A懸濁剤との混合剤の各々所定量を水
で希釈し、小型噴霧器で植物体上方より均一に散布し
た。処理後18日間温室内で育成し、除草効力及びコム
ギに対する薬害を調査した。結果を表2に示す。尚、表
中の記号は次の意味を示す。 I:イヌカミツレ、O:オオイヌノフグリ
【表2】
【0017】試験例2 面積246cm2、深さ14cmのプラスチックポット
に畑地土壌を詰め、コムギ、カラスムギの種子を播種し
た。フルアゾレート10部、ポリオキシエチレンスチリ
ルフェニルエーテル3部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム2部、キシレン85部をよく混合して得られ
るフルアゾレートの乳剤、化合物A5部、アルキルアリ
ールエーテル2部、ザンサンガム1部、プロピレングリ
コール10部、シリコン系エマルジョン1部、水81部
を混合し、粒径が2ミクロン以下になるまで湿式粉砕し
て得られた化合物Aの懸濁剤、該フルアゾレート乳剤と
該化合物A懸濁剤との混合剤の各々所定量を水で希釈
し、小型噴霧器で土壌表面上方より均一に散布した。処
理後27日間温室内で育成し、除草効力及びコムギに対
する薬害を調査した。結果を表3に示す。
【表3】
【0018】試験例3 面積246cm2、深さ14cmのプラスチックポット
に畑地土壌を詰め、コムギ、ヤエムグラの種子を播種し
た。フルアゾレート10部ポリオキシエチレンスチリル
フェニルエーテル3部、ドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム2部、キシレン85部をよく混合して得られる
フルアゾレートの乳剤、化合物A5部、アルキルアリー
ルエーテル2部、ザンサンガム1部、プロピレングリコ
ール10部、シリコン系エマルジョン1部、水81部を
混合し、粒径が2ミクロン以下になるまで湿式粉砕して
得られた化合物Aの懸濁剤、該フルアゾレート乳剤と該
化合物A懸濁剤との混合剤の各々所定量を水で希釈し、
小型噴霧器で土壌表面上方より均一に散布した。処理後
27日間温室内で育成し、除草効力及びコムギに対する
薬害を調査した。結果を表4に示す。
【表4】
【0019】
【発明の効果】本発明組成物を用いることにより、畑地
雑草等、特に、ムギ畑における広範囲の雑草を選択的に
除草できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2−クロロ−4−フルオロ−5−(4−メ
    チル−5−トリフルオロメチル−3−ピリダジノン−2
    −イル)フェニル C1−C5非環状ハイドロカルビル
    エ−テルと5−[4−ブロモ−1−メチル−5−(ト
    リフルオロメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−
    2−クロロ−4−フルオロ−安息香酸イソプロピルエス
    テルを有効成分として含有することを特徴とする除草剤
    組成物。
  2. 【請求項2】ムギ畑における雑草を防除するための請求
    項1に記載の除草剤組成物。
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