JP2000063028A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

Info

Publication number
JP2000063028A
JP2000063028A JP10252805A JP25280598A JP2000063028A JP 2000063028 A JP2000063028 A JP 2000063028A JP 10252805 A JP10252805 A JP 10252805A JP 25280598 A JP25280598 A JP 25280598A JP 2000063028 A JP2000063028 A JP 2000063028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
post
processing apparatus
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10252805A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamada
健次 山田
Shinji Asami
真治 浅見
Hiroki Okada
浩樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10252805A priority Critical patent/JP2000063028A/ja
Priority to US09/332,442 priority patent/US6231045B1/en
Publication of JP2000063028A publication Critical patent/JP2000063028A/ja
Priority to US09/777,893 priority patent/US6322070B2/en
Priority to US09/923,947 priority patent/US6416052B2/en
Priority to US10/175,777 priority patent/US6631896B2/en
Priority to US10/607,980 priority patent/US6986511B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成で、排紙部への記録用紙の
逆流を生じることなく複数の排紙トレイを対象とした場
合の記録用紙の受け入れを可能にすることができる構成
を備えた用紙後処理装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置から排出される記録用紙を
対象として綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を
順次収容する排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置に
おいて、上記排紙トレイのうちの少なくとも一つ10A
は、上記記録用紙の後端を整合するエンドフェンス10
A2と積載面10A1とが同期して昇降可能に設けら
れ、上記排紙トレーのうちの他の一つ10Bは、上記エ
ンドフェンスが上記用紙後処理装置1の本体壁面1Cで
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、用紙後処理装置に
関し、さらに詳しくは、電子写真プロセスにより画像形
成された記録用紙の排出制御に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機あるいはファクシミリ
装置などの電子写真プロセスを用いる画像形成装置にお
いては、画像形成後に排出される記録用紙を纏めて綴じ
ることができる用紙後処理装置を設ける場合がある。用
紙後処理装置は、画像形成装置の排紙部から排出された
記録用紙を所要の綴じ枚数に応じた用紙束とし、その用
紙束の端縁を整合した上でステープラにより綴じ処理
し、排紙トレイに排出するようになっている。また、用
紙後処理装置は、綴じ処理をしない場合の記録用紙を画
像形成装置からそのまま排紙トレイに排出する排紙経路
の一つとして用いられることもある。
【0003】排紙トレイは、昇降可能に設けられてお
り、用紙後処理装置から排出される記録用紙の上面位置
を常に同じ高さにできるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、画像形成装置
は、単に原稿を複写する機能に止まらず、コンピュータ
のプリンタやファクシミリ装置等の出力装置として機能
する傾向にある。このため、排紙トレイに受容される記
録用紙は、複写に用いられたものと、いわゆる、プリン
トアウトされたものとが混在する場合がある。
【0005】特に、排紙トレイが1つだけである場合に
は、複写された記録用紙同士においても自分のものと他
人のものとの区別やプリントアウトされたものと複写さ
れたものとの区別ができない場合がある。
【0006】従来、このような問題を解消する構成とし
て、用紙後処理装置の排止部に複数段の排紙トレイを設
け、選択された排紙トレイを用紙後処理装置の排紙口に
位置決めできるようにした構成が提案されている(例え
ば、特開平9−48559号公報)。しかし、この構成
では、選択されていない排紙トレイが排紙部を横断して
移動し、排紙部に対応して位置決めされることからトレ
イが排紙部を通過する際、そのトレイに積載された記録
用紙が逆流するのを防止するために排紙部にシャッター
等を設けて記録用紙が排紙部に入り込まないようにする
必要があった。また、このような構成には、排紙部の壁
面をトレイ上に排出された記録用紙の後端を整合させる
ためのエンドフェンスとして用いる関係上、排紙ローラ
を壁面とオーバラップさせて設けることができない。こ
のため、排出された記録用紙の後端が排紙ローラから抜
け出ても、その排紙ローラと壁面との間に残ってしまう
ことがあり、確実な排紙が行えないという問題がある。
【0007】そこで、このような問題を解決するための
構成として、排紙部に設けられている排紙ローラを壁面
の排紙部に対して進退可能に設けて記録用紙の後端を壁
面に到達させてから排紙ローラを壁面から後退させて記
録用紙の後端が排紙ローラと壁面との間に残ってしまう
のを防止する構成が提案されている(例えば、特開平9
−110259号公報)。しかし、このような構成で
は、排紙部の構成が複雑化してしまうという問題があ
る。
【0008】本発明は、上記従来の用紙後処理装置にお
ける問題に鑑み、比較的簡単な構成で、排紙部への記録
用紙の逆流を生じることなく複数の排紙トレイを対象と
した場合の記録用紙の受け入れを可能にすることができ
る構成を備えた用紙後処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、画像形成装置から排出される記録用紙を対象として
綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を順次収容す
る排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置において、上
記排紙トレイのうちの少なくとも一つは、上記記録用紙
の後端を整合するエンドフェンスと積載面とが同期して
昇降可能に設けられ、上記排紙トレイのうちの他の一つ
は、上記エンドフェンスが上記用紙後処理装置の本体壁
面で構成されていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、画像形成装置から
排出される記録用紙を対象として綴じ作業などの後処理
が行われた記録用紙を順次収容する昇降可能な排紙トレ
イを複数備えた用紙後処理装置において、上記複数の排
紙トレイの昇降駆動源が少なくとも2以上設けられてい
ることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の用紙後処理装置において、上記複数の排紙トレイ
は、互いに共通のガイドレールにより昇降可能に設けら
れていることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
うちの一つに記載の用紙後処理装置において、上記排紙
トレイは、他の排紙トレイと独立して昇降駆動されるこ
とを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、画像形成装置から
排出される記録用紙を対象として綴じ作業などの後処理
が行われた記録用紙を順次収容する排紙トレイを複数備
えた用紙後処理装置において、上記排紙トレイのうちの
少なくとも一つは、上記記録用紙の後端を整合するエン
ドフェンスと積載面とが同期して昇降可能に設けられ、
上記排紙トレイは、昇降方向に延長されたガイドレール
により昇降可能に支持され、上記ガイドレールは、その
延長方向途中に1カ所以上の屈曲部を設けられ、該屈曲
部を上記排紙トレイが通過する際に、この排紙トレイに
向け記録用紙を排出する手段と干渉しない位置に移動さ
せることを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、画像形成装置から
排出される記録用紙を対象として綴じ作業などの後処理
が行われた記録用紙を順次収容する排紙トレイを複数備
えた用紙後処理装置において、上記排紙トレイのうちの
少なくとも一つは、上記記録用紙の後端を整合するエン
ドフェンスと積載面とが同期して昇降可能に設けられ、
上記排紙トレイは、昇降方向に延長されたガイドレール
に係合可能な昇降ガイド手段に支持され、上記ガイドレ
ールは延長方向の途中に1カ所以上の屈曲部が形成さ
れ、その屈曲部の長さ(L)が、上記エンドフェンスと
積載面とが同期して昇降する排紙トレイにおけるガイド
手段同士の配置ピッチ(L1)に対する関係を、L<L
1に設定されていることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、画像形成装置から
排出される記録用紙を対象として綴じ作業などの後処理
が行われた記録用紙を順次収容する排紙トレイを複数備
えた用紙後処理装置において、上記排紙トレイは、独立
した昇降駆動手段により駆動され、この昇降駆動手段
は、互いに干渉しない位置関係に設けられていることを
特徴としている。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1記載の用
紙後処理装置において、上記エンドフェンスが上記用紙
後処理装置の本体壁面で構成されている排紙トレイの一
つは、複数の排紙トレイのうちの最下位に相当する位置
に配置され、昇降可能に設けられていることを特徴とし
ている。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
うちの一つに記載の用紙後処理装置において、上記排紙
トレイは、上記画像形成装置側での選択モードに応じて
選択されると、選択されたものが他の排紙トレイと独立
して記録用紙の排出位置に位置決めされることを特徴と
している。
【0018】
【実施例】以下図示実施例により本発明の詳細を説明す
る。
【0019】図1は、本発明の実施例による用紙後処理
装置の構成を説明するための模式図であり、同図におい
て、用紙後処理装置1は、内部にステープル装置2を備
えており、このステープル装置2が使用されるときに
は、図示されない画像形成装置から排出された記録用紙
が束ねられたうえで綴じられる。用紙後処理装置1の内
部には、複数の用紙搬送経路が設けられており、第1の
搬送経路A1は画像形成装置から導入される記録用紙を
後処理することなく後述する排紙トレイ群10に向け搬
送する経路であり、第2の搬送経路A2は画像形成装置
から導入された記録用紙をステープル装置2に導き、後
述する排紙トレイ群10に向け搬送する経路であり、さ
らに第3の搬送経路A3は画像形成装置から導入された
記録用紙をプルーフトレイ3に向け搬送する経路であ
る。
【0020】以下、各搬送経路について説明する。第1
の搬送経路A1は、用紙後処理装置1の内部に設けられ
ている用紙導入口1Aからこのよう始動入口1Aと反対
側に設けられている用紙排出口1Bとの間に延長して設
けられている。第1の搬送経路A1は、延長途中が分岐
されており、その分岐位置から第2および第3の搬送経
路A2、A3が延長されている。
【0021】第2、第3の搬送経路A2、A3と第1の
搬送経路A1との分岐位置には図示されないソレノイド
によって揺動可能な搬送路切り換え爪4、5が配置され
ている。この搬送路切り換え爪4、5は、後述する制御
部により駆動制御されるようになっており、第1搬送路
A1と第2搬送路A2との分岐位置に設けられている搬
送路切り換え爪4は、初期態位として、図1に示すよう
に、用紙導入口1Aから導入された記録用紙を用紙排出
口1Bに向け移動させる態位とされている。また、第1
搬送経路A1と第3の搬送経路A3との分岐位置に設け
られている搬送路切り換え爪5は、初期態位として、図
1に示すように、第3の搬送経路A3の末端に設けられ
ているプルーフトレイ3に向け記録用紙を移動させる態
位とされている。
【0022】第2の搬送経路A2は、図1に示すよう
に、第1の搬送経路A1の途中から下方に向けて延長さ
れ、下方において上方に迂回してステープル装置2の用
紙取り入れ部に達している。
【0023】ステープル装置2は、本願の先願に係る特
開平8−26579号公報に示されているように、記録
用紙を載置収容するステープルトレイ2Aと、このステ
ープルトレイ2Aに収容された記録用紙の幅方向に摺動
可能に設けられている一対のジョガーフェンスと2B
と、ステープルトレイ2Aに収容された記録用紙の後端
を収容する後端フェンス2Cと、ブラシローラ2D1と
対に設けられている給紙ローラ2Dと、ステープルトレ
イ2Aと対向して支軸2E1により揺動可能に支持され
て間欠的に記録用紙を殴打可能な戻しローラ2Eと、ス
テープルトレイ2A上に収容された記録用紙の後端を係
止して後述する排紙トレイ群10に向け搬送する放出爪
2F1を備えた搬送ベルト2Fと、ステープラ2Gとを
備えている。ステープル装置2では、ステープルトレイ
2A上に収容される記録用紙の幅方向の端縁をジョガー
フェンス2Bにより整合すると共に、給紙ローラ2Dに
よりステープルトレイ2A上に搬送された記録用紙を戻
しローラ2Eの殴打時の回転方向により後端フェンス2
Cに向けて移動させて整合するようになっている。幅方
向の端縁および後端が整合された記録用紙は、綴じ枚数
に対応して動作するステープラ2Gによって綴じられた
後、後端が放出爪2F1に掛け止めされて搬送ベルト2
Fが駆動されるのを介して用紙排紙口1Bから用紙束を
後述する排紙トレイ群10に排出する。
【0024】第3の搬送経路A3は、第1の搬送経路A
1から分岐して用紙後処理装置1頂部に形成されている
プルーフトレイ3に向け延長されており、画像形成装置
が複写機として用いられる際の割り込みモードによって
画像を形成された少数の記録用紙を対象としてプルーフ
トレイ3に導くようになっている。
【0025】第1乃至第3の搬送経路A1〜A3には、
搬送ガイドが設けられ、その搬送ガイドには、互いに対
向当接して記録用紙を挟持搬送可能な搬送コロ6が設け
られている。
【0026】上記用紙導入口1Aおよび用紙排出口1B
は用紙後処理装置1の壁面1Cに形成された開口で構成
されており、そのうちの、用紙排出口1Bには、壁面と
オーバラップした状態のコロを含む一対の排紙コロ1B
1が配置されている。
【0027】排紙コロ1B1が配置されている壁面1C
側には、排紙トレイ群10が設けられている。
【0028】排紙トレイ群10は、本実施例の場合、第
1の排紙トレイ10Aと第2の排紙トレイ10Bとで構
成されている。第1の排紙トレイ10Aおよび第2の排
紙トレイ10Bは、共に後述する昇降駆動構造により昇
降することができるものであり、そのうちの第1の排紙
トレイ10Aは、用紙積載面と記録用紙の後端を整合す
るエンドフェンス10A2とが一体化されて形成され、
これら用紙積載面10A1とエンドフェンス10A2と
が同期して昇降するようになっている。
【0029】第2の排紙トレイ10Bは、用紙積載面1
0B1に対して、壁面1Cがエンドフェンスとして用い
られるようになっており、これにより、壁面全てがエン
ドフェンスとすることができるので、大量の記録用紙を
収容することができるようになっている。
【0030】図2は、第1、第2の排紙トレイ10A、
10Bの昇降駆動構造を説明するための模式図であり、
同図において、昇降駆動構造には、各排紙トレイ10
A、10Bの昇降方向に延長された一対のガイドレール
11が設けられている。ガイドレール11は、詳細を図
示しないが、チャンネル状断面を有し、その凹部内に第
1、第2の排紙トレイ10A、10Bにそれぞれ対応し
て設けられている側板12、13に装備されているガイ
ド手段をなすガイドコロ15が嵌合している。つまり、
第1、第2の排紙トレイ10A、10Bは、互いに共通
するガイドレールによって昇降ガイドされるようになっ
ている。なお、図2中、符号12Aおよび13Aは、側
板12、13同士をそれぞれ結合するための連結部材を
示している。
【0031】図3は、ガイドレール11の側面図であ
り、同図においてガイドレール11は、昇降方向に延長
された途中に屈曲部11Aが形成されている。屈曲部1
1Aは、本実施例の場合、第1の排紙トレイ10Aが通
過することを前提として形成されている。つまり、本実
施例では、第1、第2の排紙トレイ10A、10B、換
言すれば、上下2段の排紙トレイにより排紙トレイ群が
構成されている関係上、下段に位置する第2の排紙トレ
イ10Bが最高位である用紙排出口1Bの下部近傍に上
昇した際、この第2の排紙トレイ10Bとの干渉を防ぐ
ために第1の排紙トレイ10Aを用紙排出口1Bよりも
上位に上昇する必要がある。このため、第1の排紙トレ
イ10Aが用紙排出口1Bを通過する際には、エンドフ
ェンス10A2が排紙コロ1B1と干渉することが考え
られるので、本実施例では、このような干渉を防止する
ために、図3に示すように、第1の排紙トレイ10Aの
エンドフェンス10A2が排紙コロ1B1に接触しない
向きに傾けられることができる角度および向きで屈曲部
11Aが形成されている。
【0032】本実施例では、屈曲部11Aの長さ(L)
とこの屈曲部11Aを通過する第1の排紙トレイ10A
に有するガイドコロ15同士の配置ピッチ(L1)との
関係がL<L1の関係とされている。これにより、排出
される記録用紙の後端が壁面1Cから内側に入り込む現
象である逆流を防止できるように排紙コロ1B1を壁面
1Cとオーバラップさせて配置することを可能にできる
とともに、第1の排紙トレイ10Aの倒れ角度を大きく
しないようにして積載面10A1に積載されている記録
用紙が落下しないようにされている。なお、図3におい
て符号P1〜P4は、排紙コロ1B1に対してガイドレ
ール11を上昇する第1の排紙トレイ10Aの移動軌跡
およびエンドフェンス10A2と排紙コロ1B1との関
係を示しており、第1の排紙トレイ10Aが符号P1で
示す位置にある時にはエンドフェンス10A2が排紙コ
ロ1B1の下部近傍に位置し、符号P2乃至P4に移行
する過程、特に、符号P2、P3で示す位置では、エン
ドフェンス10A2が排紙コロ1B1から遠ざかる向き
に搖動することで干渉しないようにされている。
【0033】図2に戻って、一対のガイドレール11に
嵌合するガイドコロ15を備えた第1の排紙トレイ10
A用の側板12および第2の排紙トレイ10Bの側板1
3は、図2を示す紙面と平行する面内で位置をずらして
それぞれ設けられている駆動プーリ16および従動プー
リ16’と、駆動プーリ17および従動プーリ17’に
掛け回されたベルト18、19に固定されており、駆動
プーリ16、17の回転方向に応じてベルト18、19
が移動するのに連動して昇降することができる。
【0034】駆動プーリ16、17は、その一方(1
7)を対象として示してある図4において、駆動ユニッ
ト20に設けられている駆動モータ21によって駆動さ
れるウオームホィール22と噛み合うウォームギヤ23
とこのウォームギヤ23に連動する複数の減速ギヤ群の
最終段のギヤ24と同軸上に設けられて回転することが
できるようになっており、駆動モータ21の正逆回転に
連動して側板13を昇降させるようになっている。これ
により、壁面1Cをエンドフェンスとして用いる第2の
排紙トレイ10Bが第1の排紙トレイ10Aとは独立し
て昇降駆動されるようになっている。なお、図3および
図4において符号16A、17Aは駆動プーリが一体化
されている駆動軸を示し、符号16A’、17A’は従
動プーリが一体化されている従動軸をそれぞれ示してい
る。昇降駆動構造は、上記したように駆動プーリ16、
17の一方17のみでなく第1の排紙トレイ10A用の
駆動プーリ16にも設けられており、これにより、第
1、第2の排紙トレイ10A、10Bが独立して昇降駆
動されるようになっている。
【0035】本実施例では、ガイドレール11の延長方
向途中に屈曲部11Aが設けられている関係上、その屈
曲部11Aを通過する第1の排紙トレイ10Aの昇降駆
動構造、特に、第1の排紙トレイ10Aに対する昇降駆
動構造に用いられる従動プーリ16’は、図5、図6に
示すように、昇降方向に移動することができるように従
動軸16A’が浮動支持されている。つまり、従動軸1
6A’は、バネ16A1’によってベルト18を展張す
る方向に付勢されているブラケット16A2’により支
持されている。このため、第1の排紙トレイ10Aが排
紙コロ1B1よりも下位に位置している場合、換言すれ
ば、第1の排紙トレイ10Aの側板12の位置が、図5
に示すように、駆動プーリ16および16’の軸線間を
結ぶ線に近づいている場合には、図6に示すように屈曲
部11Aを境にして側板12の位置が上記軸線を結ぶ線
から遠ざかる場合に比べてベルト12を押圧するので、
この押圧により従動プーリ16’の位置が駆動プーリ1
6に向け近づく方向に移動することができる。これによ
り、ガイドレール11の屈曲部11Aを境にした両方の
レールでの側板12の移動が円滑に行えるようになる。
【0036】上記第1、第2の排紙トレイ10A、10
Bの昇降駆動制御は、図7に示す制御部25によって行
われる。図7は、制御部の構成を説明するためのブロッ
ク図であり、同図において、制御部25は、マイクロコ
ンピュータ(CPU)により主要部が構成され、I/O
インターフェース26を介して入力側に、後述するセン
サ群27が接続され、出力側にはステープルモータ2
8、搬送ベルト2Fを駆動する放出モータ29、ステー
プル移動モータ30、ジョガーモータ31などのステー
プル装置2に関連する駆動装装置と、排紙トレイ群10
に関係する装置として、第1排紙トレイ10Aを対象と
した駆動モータ32、第2の排紙トレイ10Bを対象と
した駆動モータ21(図4参照)がそれぞれ接続されて
いる。
【0037】上記センサ群27は、各種駆動モータの動
作制御に用いられるものであり、本実施例に関係するセ
ンサとして、図1、図4および図5、図6に示すよう
に、第1、第2の排紙トレイ10A、10Bの昇降路に
位置するセンサSN5、SN6、SN7が該当してい
る。
【0038】センサSN5は、排出口1Bに第2の排紙
トレイ10B1を対応させる場合に第1の排紙トレイ1
0Aの退避位置を検知する上方退避位置センサであり、
センサSN6は、第1、第2の排紙トレイ10A、10
Bのいずれか選択されたトレイを排紙口1Bに対応させ
る場合の位置を検知するための排紙位置センサであり、
センサSN7は、排出口1Bに第1の排紙トレイ10A
1を対応させる場合に第2の排紙トレイ10B2の退避
位置を検知する下方退避位置センサである。なお、図1
において上記上方退避位置センサSN5、排紙位置セン
サSN6および下方退避位置センサSN7を除いて、符
号SN1〜SN7で示すセンサは、用紙導入口1Aでの
記録用紙の検知および第1乃至第3の搬送経路A1〜A
3での記録用紙の通過を検知するためのものであり、セ
ンサSN8は、放出爪2F1の待機位置を検知するため
のものである。また、図4において符号SN9で示すセ
ンサは、排出口1Bから排出される用紙の中央付近に設
けられた用紙後端検知センサである。
【0039】制御部25では、次に挙げる記録用紙の搬
送形態が設定される。 (1)第1の搬送経路A1による記録用紙の搬送 (2)第2の搬送経路A2による記録用紙の搬送 (3)第3の搬送経路A3による記録用紙の搬送 (4)排紙トレイ群での第1、第2の排紙トレイの選択
による記録用紙の排出上記(1)〜(3)に挙げた搬送
形態は、上述した明細書に詳しく説明されているので、
詳しい説明は省くが、簡単に説明すると、以下の通りで
ある。(1)の場合には、センサSN1により記録用紙
が検知されると、搬送路切り換え爪4、5の態位が初期
態位から切り換えられて記録用紙を用紙排出口1Bに向
け搬送できる状態が設定される。(2)の場合には、セ
ンサSN1により記録用紙が検知されると、搬送路切り
換え爪のうちの第3の搬送経路A3への分岐位置に配置
されている搬送路切り換え爪5が初期態位から切り換え
られて記録用紙を第2の搬送経路A2に向け搬送できる
状態が設定されるとともに、給紙ローラ2D、ブラシロ
ーラ2D1および戻しローラ2Eの動作制御が実行さ
れ、綴じ枚数に対応した記録用紙の通過がセンサSN3
により検知された時点でジョガーフェンス2Bによる端
縁揃えが行われてステープラ2Gにより綴じ処理が実行
されると、搬送ベルト2Fの駆動により放出爪2F1を
介して綴じられた用紙群が用紙排出口1Bに向け搬送さ
れる。
【0040】(4)に挙げた第1、第2の排紙トレイの
選択時は、画像形成装置を出力装置として用いるコンピ
ュータ等からの指令により、排紙トレイ群のいずれかを
選択された場合にその選択された排紙トレイを用紙排紙
口1Bに対応して位置決めするようになっている。この
ため、排紙トレイの選択指令が制御部25に出力される
と、制御部25では、選択された排紙トレイを用紙排出
口1Bに対応させる処理が実行される。つまり、制御部
25は、第1、第2の排紙トレイ10A、10Bの現段
階での位置を割り出し、初期位置への復帰動作を経て、
選択された排紙トレイを用紙排出口1B近傍に位置決め
し、排出される記録用紙を収容させる。
【0041】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部の動作を説明するフロー茶とに基づき作用を説明
すると、次の通りである。図8は、画像形成装置の電源
が投入された際の初期処理を示すフローチャートであ
り、この処理では、第1、第2の排紙トレイ10A、1
0Bを初期位置に位置決めする。この場合にいう第1の
排紙トレイ10Aの初期位置は、図1において、上方退
避位置センサSN5によりエンドフェンス10A2の上
端が検知された後、所定距離だけ上昇した位置とされ、
第2の排紙トレイ10Bの初期位置は、下方退避位置セ
ンサSN7により検知された位置とされている。図8に
おいて、電源が投入されると、下方退避位置センサSN
7による第2の排紙トレイ10Bの検知が行われ、下方
退避位置センサSN7による検知が行われない場合には
排紙トレイ10Bが下方退避位置センサSN7の位置よ
りも上方に位置しているとして第2の排紙トレイ10B
を下降させるように駆動モータ21を駆動する。駆動モ
ータ21は、下方退避位置センサSN7により第2の排
紙トレイ10Bが検知された時点で停止し、排紙トレイ
10Bが停止される。これにより、第2の排紙トレイ1
0Bが初期位置に位置決めされる。
【0042】次いで、第1の排紙トレイ10Aの位置検
知が行われる。つまり、上方退避位置センサSN5によ
り第1の排紙トレイ10Aの検知が行われ、検知されな
い場合には、第1の排紙トレイ10Aを上昇させるよう
に駆動モータ32(図7参照)を駆動する。上方退避位
置センサSN5により第1の排紙トレイ10Aが検知さ
れると、第1の排紙トレイ10Aを停止させて下降さ
せ、排紙位置センサSN6により検知されるまでその状
態を継続する。排紙位置センサSN6により第1の排紙
トレイ10Aが検知されると下降動作を停止し、予め設
定されている距離だけ上昇させて停止される。これによ
り、第1の排紙トレイ10Aが初期位置に位置決めさ
れ、この位置では、第1の排紙トレイ10Aに記録用紙
を収容することができる。つまり、(1)、(2)の搬
送形態が選択されているときには、第1の排紙トレイ1
0Aがメイントレイとして排出される記録用紙を収容す
ることになる。
【0043】一方、コンピュータ等により第1の排紙ト
レイ10Aが選択された場合には、図8に示した初期処
理以降である場合、図9に示す処理が実行される。第1
の排紙トレイ10Aが選択された場合には、図8に示し
た処理と同様な処理が実行され、第1の排紙トレイ10
Aが用紙排出口1Bの下部近傍に位置決めされる。
【0044】次に、第2の排紙トレイ10Bが選択され
た場合を説明すると、この場合には、図10に示す処理
が実行される。図10において、上方退避位置センサS
N5により第1の排紙トレイ10Aの検知が行われ、検
知されない場合には第1の排紙トレイ10Aを上昇させ
るように駆動モータ32を駆動し、検知された時点で駆
動モータ32を停止させて第1の排紙トレイ10Aを停
止させる。次に、第2の排紙トレイ10Bを上昇させる
ように駆動モータ21を駆動し、排紙位置センサSN6
によって検知された時点で駆動モータ21を停止して第
2の排紙トレイ10Bを所定距離だけ下降させ、この時
点で記録用紙の収容を開始し、記録用紙が排紙位置セン
サSN6によって検知される度に所定量下降させる動作
を繰り返す。これにより、用紙排出口1Bから排出され
る記録用紙が第2の排紙トレイ10の積載面に順次積載
されていくとこれに伴って最上位の紙面の位置が排紙位
置センサSN6に検知される毎に第2の排紙トレイ10
Bが下降されるので、用紙排出口1Bに対して排紙トレ
イ10Bは常に排出される記録用紙を積載できる高さに
位置することになる。
【0045】以上のように、第1、第2の排紙トレイ1
0A、10Bのいずれかが選択された場合には、その選
択に応じて排出される記録用紙を収容することができ
る。しかも、第2の排紙トレイ10Bが選択された場合
には、エンドフェンスが壁面を利用しているので、第1
の排紙トレイ10Aに比べて排出される記録用紙鋸右端
を整合する範囲を大きくすることができるので、大量排
紙用とすることが可能になる。なお、図9および図10
のフローチャートにおいて最後のステップ以降は示して
ないが、コンピュータ等からの指令による排出枚数に達
するまでの間、処理が継続されている。
【0046】また、上記実施例においては、コンピュー
タ等からの指令に基づき排紙トレイを選択する場合を前
提として説明したが、本発明は、このような指令形態に
限らず、例えば、複写モードにおいて割り込みモードが
選択された場合、制御部215において現段階で使用し
ている排紙トレイ以外の排紙トレイを選択して割り込み
モードにより複写された記録用紙を排出できるようにす
ることも可能である。この場合には、プルーフトレイも
選択の対象となる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の排
紙トレイのうちの少なくとも一以上はエンドフェンスと
積載面とが同期して昇降することができ、また排紙トレ
イの一つはエンドフェンスが装置本体の壁面で構成され
ているので、選択された排紙トレイを記録用紙の排出部
に位置決めできるとともに、排紙トレイの一つは装置本
体の壁面をエンドフェンスとすることで簡単な構成によ
り大量排紙にも適用することが可能になる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、複数の排紙
トレイの昇降駆動源を2以上設けて昇降駆動を独立して
行えるようになるので、各排紙トレイの配置を自由に決
められるようになり、これによって、用紙後処理装置の
大型化を抑制することが可能になる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、共通するガ
イドレールを排紙トレイの昇降のために用いることがで
きるので、コストダウンや機械の大型化を防止すること
ができ、簡単な構成の用紙後処理装置を得ることが可能
になる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、エンドフェ
ンスと積載面とが同期して昇降する排紙トレイは記録用
紙の積載量がエンドフェンスで決まるので、配置ピッチ
を一定化することができる。このため、複数の排紙トレ
イを対象としてそれら排紙トレイを独立して駆動するこ
とにより上記配置ピッチを一定かできる排紙トレイとそ
の他の排紙トレイとを対象とした必要最小限の2種類の
駆動源に限定することができ、駆動源が増えることによ
りコストアップを防止することが可能になる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、ガイドレー
ルの一部に屈曲部を設けてエンドフェンスと積載面とが
同期して昇降する排紙トレイのエンドフェンスが記録用
紙の排出手段と干渉しないようにできるので、記録用紙
の排出手段を本体壁面とオーバラップして設けることが
できる。これにより、排出手段により排出された記録用
紙の後端が排出手段と装置壁面との間に逆流するのを壁
面とオーバラップして配置されている排出手段により防
止することが可能になる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、ガイドレー
ルに形成されている屈曲部の長さが排紙トレイにおける
ガイド手段同士の配置ピッチよりも小さくなる関係とさ
れているので、屈曲部を通過する際の倒れ角を小さくし
て積載面に積載されている記録用紙が落下するのを防止
することが可能になる。
【0053】請求項7記載の発明によれば、昇降駆動手
段を互いに干渉しない位置関係で設けているので、昇降
駆動手段の一つであるベルトを平行させて配置すること
ができ、これによって、平行配置されている側と直角な
方向の装置本体のサイズを小さくすることが可能にな
る。
【0054】請求項8記載の発明によれば、複数の排紙
トレイのうちで、エンドフェンスを装置本体の壁面で構
成している排紙トレイが最下位に位置しているので、積
載量が増加してもその排紙トレイの下方を優先して用い
ることができるので、大量の記録用紙を収容することが
可能位なる。
【0055】請求項9記載の発明によれば、選択された
排紙トレイが他の排紙トレイと独立して記録用紙の排出
位置に位置決めされるので、他の排紙トレイに影響を及
ぼすことなく選択された排紙トレイを記録用紙の排出に
用いることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による用紙後処理装置の構成を
説明するための模式図である。
【図2】図1に示した用紙後処理装置に用いられる排紙
トレイの駆動構造を説明するための模式図である。
【図3】図1に示した用紙後処理装置に用いられる排紙
トレイのガイドレールの作用を説明するための模式図で
ある。
【図4】図1に示した用紙後処理装置に用いられる排紙
トレイの駆動構造の一部を示す斜視図である。
【図5】図1に示した用紙後処理装置に用いられる排紙
トレイとガイドレールとの動作関係を説明するための模
式図である。
【図6】図5に示した動作関係のうちの他の状態を説明
するための模式図である。
【図7】図1に示した用紙後処理装置に用いられる制御
部の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】図7に示した制御部での初期処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】図7に示した制御部での排紙トレイの一つが選
択された場合の処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図10】図7に示した制御部での排紙トレイの他の一
つが選択された場合の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 用紙後処理装置 1A 用紙導入口 1B 用紙排出口 1B1 排紙コロ 2 ステープル装置 3 プルーフトレイ 10 排紙トレイ群 10A 第1の排紙トレイ 10A1 積載面 10A2 エンドフェンス 10B 第2の排紙トレイ 11 ガイドレール 11A 屈曲部 12、13 排紙トレイ支持用側板 15 ガイドコロ 16、17 駆動プーリ 16’、17’ 従動プーリ 18、19 ベルト 20 駆動ユニット 25 制御部 21、32 昇降用駆動モータ SN5 上方退避位置センサ SN6 排紙位置センサ SN7 下方退避位置センサ
フロントページの続き (72)発明者 岡田 浩樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H072 FB08 FB09 GA08 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BD02 BF07 BF22 BH08 DA01 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出される記録用紙を対
    象として綴じ作業などの後処理を行われた記録用紙を順
    次収容する排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置にお
    いて、 上記排紙トレイのうちの少なくとも一つは、上記記録用
    紙の後端を整合するエンドフェンスと積載面とが同期し
    て昇降可能に設けられ、 上記排紙トレイのうちの他の一つは、上記エンドフェン
    スが上記用紙後処理装置の本体壁面で構成されているこ
    とを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】画像形成装置から排出される記録用紙を対
    象として綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を順
    次収容する昇降可能な排紙トレイを複数備えた用紙後処
    理装置において、 上記複数の排紙トレイの昇降駆動源が少なくとも2以上
    設けられていることを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の用紙後処理装置に
    おいて、 上記複数の排紙トレイは、互いに共通のガイドレールに
    より昇降可能に設けられていることを特徴とする用紙後
    処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの一つに記載の用紙
    後処理装置において、 上記排紙トレイは、他の排紙トレイと独立して昇降駆動
    されることを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】画像形成装置から排出される記録用紙を対
    象として綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を順
    次収容する排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置にお
    いて、 上記排紙トレイのうちの少なくとも一つは、上記記録用
    紙の後端を整合するエンドフェンスと積載面とが同期し
    て昇降可能に設けられ、 上記排紙トレイは、昇降方向に延長されたガイドレール
    により昇降可能に支持され、 上記ガイドレールは、その延長方向途中に1カ所以上の
    屈曲部を設けられ、該屈曲部を上記排紙トレイが通過す
    る際に、この排紙トレイに向け記録用紙を排出する手段
    と干渉しない位置に移動させることを特徴とする用紙後
    処理装置。
  6. 【請求項6】画像形成装置から排出される記録用紙を対
    象として綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を順
    次収容する排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置にお
    いて、 上記排紙トレイのうちの少なくとも一つは、上記記録用
    紙の後端を整合するエンドフェンスと積載面とが同期し
    て昇降可能に設けられ、 上記排紙トレイは、昇降方向に延長されたガイドレール
    に係合可能な昇降ガイド手段に支持され、 上記ガイドレールは延長方向の途中に1カ所以上の屈曲
    部が形成され、その屈曲部の長さ(L)が、上記エンド
    フェンスと積載面とが同期して昇降する排紙トレイにお
    けるガイド手段同士の配置ピッチ(L1)に対する関係
    を、L<L1に設定されていることを特徴とする用紙後
    処理装置。
  7. 【請求項7】画像形成装置から排出される記録用紙を対
    象として綴じ作業などの後処理が行われた記録用紙を順
    次収容する排紙トレイを複数備えた用紙後処理装置にお
    いて、 上記排紙トレイは、独立した昇降駆動手段によ
    り駆動され、この昇降駆動手段は、互いに干渉しない位
    置関係に設けられていることを特徴とする用紙後処理装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の用紙後処理装置において、 上記エンドフェンスが上記用紙後処理装置の本体壁面で
    構成されている排紙トレイの一つは、複数の排紙トレイ
    のうちの最下位に相当する位置に配置され、昇降可能に
    設けられていることを特徴とする用紙後処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のうちの一つに記載の用紙
    後処理装置において、 上記排紙トレイは、上記画像形成装置側での選択モード
    に応じて選択されると、選択されたものが他の排紙トレ
    イと独立して記録用紙の排出位置に位置決めされること
    を特徴とする用紙後処理装置。
JP10252805A 1998-06-07 1998-09-07 用紙後処理装置 Pending JP2000063028A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10252805A JP2000063028A (ja) 1998-06-12 1998-09-07 用紙後処理装置
US09/332,442 US6231045B1 (en) 1998-06-12 1999-06-14 Finisher for an image forming apparatus
US09/777,893 US6322070B2 (en) 1998-06-07 2001-02-07 Finisher for an image forming apparatus
US09/923,947 US6416052B2 (en) 1998-06-07 2001-08-08 Finisher for an image forming apparatus
US10/175,777 US6631896B2 (en) 1998-06-12 2002-06-21 Finisher for an image forming apparatus
US10/607,980 US6986511B2 (en) 1998-06-12 2003-06-30 Finisher for an image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-165219 1998-06-12
JP16521998 1998-06-12
JP10252805A JP2000063028A (ja) 1998-06-12 1998-09-07 用紙後処理装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004211359A Division JP4015142B2 (ja) 1998-06-12 2004-07-20 用紙後処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000063028A true JP2000063028A (ja) 2000-02-29

Family

ID=26490030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10252805A Pending JP2000063028A (ja) 1998-06-07 1998-09-07 用紙後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000063028A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762541B2 (en) 2006-12-27 2010-07-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762541B2 (en) 2006-12-27 2010-07-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus
US8286959B2 (en) 2006-12-27 2012-10-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3316654B2 (ja) シート後処理装置
EP0610790A2 (en) Recording sheet finishing apparatus
EP1160099B1 (en) Sheet treating apparatus
JP5048727B2 (ja) フィニッシャおよび画像形成装置
JPH10250901A (ja) フィニッシャ
CN113511544A (zh) 纸张处理装置及具备纸张处理装置的图像形成装置
JPH10250902A (ja) フィニッシャ
JP2015030602A (ja) シート後処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP2015030602A5 (ja)
JP6704619B2 (ja) シート排出装置、画像形成システムおよびシート後処理装置
JP2007168966A (ja) 用紙後処理装置
JP2007168967A (ja) 用紙後処理装置
US6443450B1 (en) Sheet stacking apparatus and method
US7172187B2 (en) Waiting tray for sheet processing tray
JP2014152012A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JP4015142B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2000063028A (ja) 用紙後処理装置
JP2008094612A (ja) 用紙積載装置、用紙後処理装置、及び画像形成装置
JPH11106112A (ja) フィニッシャ
JP3371268B2 (ja) 記録紙後処理装置
JP7238369B2 (ja) 後処理装置、画像形成システム
JP5417030B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP3289170B2 (ja) シート後処理装置
JP3864620B2 (ja) フィニッシャ
JPH07228412A (ja) 後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040824