JP2000062872A - 液体薬剤揮散容器 - Google Patents
液体薬剤揮散容器Info
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- JP2000062872A JP2000062872A JP10232971A JP23297198A JP2000062872A JP 2000062872 A JP2000062872 A JP 2000062872A JP 10232971 A JP10232971 A JP 10232971A JP 23297198 A JP23297198 A JP 23297198A JP 2000062872 A JP2000062872 A JP 2000062872A
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
に、製造コストも低くすることができ、さらに、使用を
開始するときも非常に簡単に行うことができる液体薬剤
の揮散装置を提供すること。 【解決手段】上面が開口するとともに、液体不透過性素
材により構成された外容器と、上面が開口するととも
に、吸液性素材により構成された内容器と、該内容器の
開口部端部に当接し該内容器の開口部を覆った状態で設
置される揮散部材と、前記外容器の開口部を閉塞すると
ともに、開口部から剥離可能なシールフィルムとから構
成した。
Description
関し、特に、開封するだけで揮散を開始して使用を開始
することのできる液体薬剤揮散容器に関する。
させて揮散させるようになっている液体薬剤揮散容器に
あっては、液体薬剤が貯留されている容器本体、中栓、
吸い上げ体、キャップ、受け皿セット、揮散体、カバー
等から構成されている。
ップ等を外し、吸い上げ体と揮散体が接触するようにし
た後、再びカバー等をセットし直して組み立てるように
なっており、組立てから揮散を開始するようになってい
る。
直したりするので揮散を開始するまで非常に手間がかか
るという問題を有していた。
え型のものもあるが、詰め替え型のものは詰め替え時に
容器本体、揮散体をカバーや受け皿等から外して新しい
ものに代える等するので、やはり揮散を開始するのに非
常に手間がかかるという問題を有している。
使用に簡便をはかるとともに、製造の簡易化を図り、製
造コストを低くすることができる液体薬剤揮散容器を提
供する。
して使用の簡便を図ると共に、製造コストも低くするこ
とができ、さらに、使用を開始するときも非常に簡単に
行うことができる液体薬剤の揮散装置を提供することに
ある。
ためにこの発明は、上面が開口するとともに、液体不透
過性素材により構成された外容器と、上面が開口すると
ともに、吸液性素材により構成された内容器と、該内容
器の開口部端部に当接し該内容器の開口部を覆った状態
で設置される揮散部材と、前記外容器の開口部を閉塞す
るとともに、開口部から剥離可能なシールフィルムとか
ら構成したことを特徴としている。
を形成したことを特徴としており、この揮散部材載置部
は容器本体に形成された段部であっても良く、また、揮
散部材載置部は容器本体に形成された突起であっても良
い。
ずれ止めを設けたことを特徴としている。
本体の開口部を閉塞するために設けられたシールフィル
ムをはかすと開口部の周縁に外周縁が取り付けられた状
態になっている揮散部材には内容器の吸液性により内部
の液体薬剤が吸い上げられているので直ちに揮散を開始
する。
について説明する。図1乃至図2はこの発明による液体
薬剤揮散容器の第1の実施の形態が示されている。
の実施の形態にあっては、容器本体2は外容器3と内容
器4とで構成されている。
対し不透過な素材により上面が開口した形状に形成され
ている。素材としては、金属、ガラス、陶器、及びこれ
らの内面に樹脂コートしたもの、プラスチック等を用い
ることができる。好ましい素材としてはPP,PET,
NY、及びこれらを基本とし、各種材料を積層したもの
等のプラスチックシートである。
に収納した液体薬剤9を吸い上げるものであり、織布、
不織布、スポンジ体、上等特に限定されるものではな
い。好ましくは、パルプ、レーヨン,PE,PP,等に
より構成された織布、不織布である。
り全面もしくは部分的に接着されていても良いが、特に
接着の必要がない場合は単に内容器4と外容器3を重ね
合わせるだけでも良い。
ルム6はシール材7とバリヤー材8とで構成されてい
る。さらにシールフィルム6の下面には揮散部材5が設
けられている。
の開口部周縁に位置する内容器4と揮散部材5とは熱シ
ールにより一体にされるこの場合は内容器4と濾紙の接
触部全面を熱シールするのではなく、内容器4から吸い
上げられる薬剤が揮散部材5に伝達するように、周縁部
のみ熱シールする。
するものであれば特に限定されないが、例えば多孔性樹
脂、焼結体、素焼き板、濾紙、不織布等をあげることが
できる。
ィルム6によってシールされており、このシールフィル
ム6は一般に下面のシール材7と上面のバリヤー材8と
から構成されているが、価格、経済面で問題なければ3
層以上にすることもいっこうにかまわない。
できるものを選択すれば良く、PE,PP,CO−PE
T,CPP等をあげることができる。
からなり、前記シール材7と略同じ大きさとなってい
る。
いて説明する。まず、容器本体2内部に揮散性の液体薬
剤9、例えば液体芳香剤、液体消臭剤、液体防虫剤、液
体殺虫剤、液体殺菌剤等の液体薬剤を貯留する。そして
次に容器本体2の開口部周縁部に接触した状態で揮散部
材5を位置する。次に揮散部材5を覆うようにシールフ
ィルム6を位置する。
が接触を残して揮散部材5及びシールフィルム6の周縁
部のみを熱シールする。
て使用時にはシールフィルム6をその一部を持って引っ
張って剥がして揮散部材5を大気に解放する。これによ
り揮散部材5は内容器4を介して貯留されている液体薬
剤9が達しているので直ちに揮散を開始する。
4により吸い上げられた液体薬剤9は揮散部材5に伝達
するが、揮散部材5の周縁は熱シールにより樹脂化して
いるため、輸送時、陳列時には揮散部材5の端部より液
体薬剤9が揮散する事はない。また、部品点数が少ない
ので製造コストを低くすることができる。
フィルム6を取り去るだけで、容器本体2の開口部は揮
散部材5で閉塞された状態になるので、容器反対の内部
に貯留した液体薬剤9は内容器4を伝達し揮散部材5か
ら揮散するものである。
剤揮散容器の第二の実施の形態が示されている。
において前記実施の形態と同一の部材には同一の番号を
付して説明は省略する。
器本体2は外容器3と内容器4により構成されている。
成され、この段部10の外側には縁部が環状に形成され
ている。そして、段部10の上部には揮散部材5をおさ
える突起11が形成されている。この段部10及び突起
11は容器本体2の開口部に沿って環状に形成しても良
いが揮散部材5が支持できるよう部分的に形成しても良
い。
内に挿入可能な形状を有しており開口部の縁部が外容器
3の段部10には達するが外容器3の縁部までは達しな
い様に形成してある。
された状態で揮散部材5が設けられている。
シールフィルム6によって閉塞されている。
説明する。
9、例えば液体芳香剤、液体消臭剤、液体防虫剤、液体
殺虫剤、液体殺菌剤等の液体薬剤を貯留する。そして次
に容器本体2の段部10に内容器4に接した状態で揮散
部材5を位置する。このとき外容器3の突起11は揮散
部材5が容易にはずれないようにおさえる役割を果た
す。そして外容器3の縁部ににシールフィルム6を位置
し熱シールする。
て使用時にはシールフィルム6をその一部を持って引っ
張って剥がして揮散部材5を大気に解放する。これによ
り揮散部材5は内容器4を介して貯留されている液体薬
剤9が達しているので直ちに揮散を開始する。
4は外容器3の縁部にまで達しておらずシールフィルム
6の下面を形成しているシール材7と外容器3の縁部で
熱シールされているため、輸送時、陳列時には揮散部材
5の端部より液体薬剤9が揮散する事はない。また、部
品点数が少ないので製造コストを低くすることができ
る。
フィルム6を取り去るだけで、容器本体2の開口部は揮
散部材5で閉塞された状態になるので、容器反対の内部
に貯留した液体薬剤9は内容器4を伝達し揮散部材5か
ら揮散するものである。
剤揮散容器の第3の実施の形態が示されている。
において前記実施の形態と同一の部材には同一の番号を
付して説明は省略する。
器本体2は外容器3と内容器4により構成されている。
起12が形成されており、その第一の突起12の下部に
は間隔を開けて第二の突起13が設けられている。この
第一の突起12及び第二の突起13は容器本体2の開口
部に沿って環状に形成しても良いが揮散部材5が支持で
きるよう部分的に形成しても良い。
内に挿入可能な形状を有しており開口部の縁部が外容器
3の段部10には達するが外容器3の縁部までは達しな
い様に形成してある。内容器4の開口部付近には前記外
容器3の第二の突起13に合致する凹部14が形成され
ている。
された状態で揮散部材5が設けられている。
シールフィルム6によって閉塞されている。
説明する。まず、容器本体2内部に揮散性の液体薬剤
9、例えば液体芳香剤、液体消臭剤、液体防虫剤、液体
殺虫剤、液体殺菌剤等の液体薬剤を貯留する。そして次
に容器本体2の第二の突起13に周縁部が内容器4に接
した状態で揮散部材5を位置する。このとき外容器3の
第一の突起12は揮散部材5が容易にはずれないように
おさえる役割を果たす。
6を位置し熱シールする。このような状態で輸送、陳列
される。そして使用時にはシールフィルム6をその一部
を持って引っ張って剥がして揮散部材5を大気に解放す
る。これにより揮散部材5は内容器4を介して貯留され
ている液体薬剤9が達しているので直ちに揮散を開始す
る。
4は外容器3の縁部にまで達しておらずシールフィルム
6の下面を形成しているシール材7と外容器3の縁部で
熱シールされているため、輸送時、陳列時には揮散部材
5の端部より液体薬剤9が揮散する事はない。また、部
品点数が少ないので製造コストを低くすることができ
る。
フィルム6を取り去るだけで、容器本体2の開口部は揮
散部材5で閉塞された状態になるので、容器反対の内部
に貯留した液体薬剤9は内容器4を伝達し揮散部材5か
ら揮散するものである。
体2内部に揮散性の液体薬剤9、例えば液体芳香剤、液
体消臭剤、液体防虫剤、液体殺虫剤、液体殺菌剤、液体
忌避剤等の液体薬剤を貯留した場合について説明した
が、例えば、容器本体2の内部に単に水を入れて水を蒸
発することにより、この容器本体2を食器棚や陳列棚に
配置して湿度の調整を図る「調湿剤容器」としても良い
ものである。
4の外形状は外容器3の内面形状と合致する形状につい
て説明したが、必ずしも内容器4の外形状は外容器3の
内面形状と合致する形状にする必要はなく、内容器4は
外容器3内に収納されれば良い。
より、使用開始時には従来の煩わしい操作の必要が無
く、シールフィルムを剥がすだけで揮散を開始すること
ができる。また、製造の簡易化及び使用の簡便化が図れ
ると共に、構成部材を少なくできたことにより製造コス
トを低下させることができ、これによって使用者に安価
な商品を提供することができる。
することで容器本体に貯留した薬剤の揮散速度を調整す
ることができ、薬剤透過性フィルムを選択することで使
用場所に応じた揮散量とすることができる等の効果を有
している。
を示す組立前の全体概略図。
を示す組立後の全体概略図。
を示す組立前の全体概略図。
を示す組立後の全体概略図。
を示す組立前の全体概略図。
を示す組立後の全体概略図。
Claims (5)
- 【請求項1】上面が開口するとともに、液体不透過性素
材により構成された外容器と、上面が開口するととも
に、吸液性素材により構成された内容器とからなる容器
本体と、該内容器の開口部端部に当接し該内容器の開口
部を覆った状態で設置される揮散部材と、前記外容器の
開口部を閉塞するとともに、開口部から剥離可能なシー
ルフィルムとから構成したことを特徴とする液体薬剤揮
散容器。 - 【請求項2】容器本体の開口部に揮散部材載置部を形成
した請求項1項記載の液体薬剤揮散容器。 - 【請求項3】揮散部材載置部は容器本体に形成された段
部である請求項2項記載の液体薬剤揮散容器。 - 【請求項4】揮散部材載置部は容器本体に形成された突
起である請求項2項記載の液体薬剤揮散容器。 - 【請求項5】揮散部材載置部の対向する位置にはずれ止
めを設けた請求項2、3、4項記載の液体薬剤揮散容
器。
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP4017759B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004067689A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-03-04 | Earth Chem Corp Ltd | 加熱蒸散容器、これを用いた加熱蒸散装置および加熱蒸散方法 |
KR101732958B1 (ko) | 2015-06-12 | 2017-05-08 | 주식회사 오에이치코리아 | 공기살균장치 및 카트리지 |
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1998
- 1998-08-19 JP JP23297198A patent/JP4017759B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101732958B1 (ko) | 2015-06-12 | 2017-05-08 | 주식회사 오에이치코리아 | 공기살균장치 및 카트리지 |
WO2017189812A3 (en) * | 2016-04-27 | 2018-01-11 | Takasago International Corporation (Usa) | Volatile medium delivery device, system, and method of use |
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