JP2000062613A - 車両運行管理システム - Google Patents

車両運行管理システム

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JP2000062613A
JP2000062613A JP10239608A JP23960898A JP2000062613A JP 2000062613 A JP2000062613 A JP 2000062613A JP 10239608 A JP10239608 A JP 10239608A JP 23960898 A JP23960898 A JP 23960898A JP 2000062613 A JP2000062613 A JP 2000062613A
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less
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JP10239608A
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English (en)
Inventor
Takuya Suefuji
卓也 末藤
Junichi Suzuki
淳一 鈴木
Wakio Yamada
和喜男 山田
Masahito Fukuda
正仁 福田
Ikuo Tsujimoto
郁夫 辻本
Kenji Okuno
健治 奥野
Kazuhiro Kawamoto
和宏 川本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】事故や運転ミスを未然に防止できる車両運行管
理システムを提供する。 【解決手段】GPS受信機8はGPS衛星3からの電波
信号を受信アンテナ5を介して受信し、複数のGPS衛
星3から受信した電波信号に基づいて自車両1の位置情
報を演算する。受信機9は受信アンテナ6を介して他車
両2から送信された電波信号を受信し、この電波信号か
ら他車両2の位置情報を検出する。防止装置14は、自
車両1および他車両2の位置情報と、記憶装置12に記
憶された地図情報とに基づいて、事故や運転ミスの起こ
りやすい状況が発生すると、警報を発したり、制動をか
けたりして、所定の防止措置を行い、事故や運転ミスを
未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS(Global
Positioning System)技術を利用した列車の車両運行
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、GPS技術を利用して列車の
運行を管理する車両運行管理システムとしては、列車の
運行を集中的に管理する運行管理センターに、列車の現
在の運行位置を表示するモニターを設け、運行管理セン
ターと列車との間、あるいは、列車間で通信を行えるよ
うにしたものがあった(例えば、特開平7−10893
9号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の車両運行管
理システムでは、事故が発生しやすい危険な状況や運転
手の操作ミスが発生しやすい状況などの特定の状況が発
生した場合に、警報を発するというような何らかの防止
措置が行われないため、車両の追突事故や踏切における
人身事故などの事故を未然に防止するための対策や、停
車駅を誤って通過したりするというような運転手の運転
ミスを防止するための対策は十分ではなかった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、事故や運転ミスを未
然に防止することのできる車両運行管理システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、線路上を走行する車両の運行
を管理する車両運行管理システムにおいて、GPS衛星
から送信される電波信号を受信する第1の受信アンテナ
および第1の受信アンテナで受信した信号に基づいて自
車両の位置情報を検出する第1の受信機を有する自車両
位置検出手段と、自車両の位置情報を送信アンテナから
他車両へ電波信号で送信する送信機を有する自車両位置
送信手段と、他車両から送信された他車両の位置情報を
示す電波信号を受信する第2の受信アンテナおよび第2
の受信アンテナで受信した信号から他車両の位置情報を
検出する第2の受信機を有する他車両位置検出手段と、
地図情報を記憶する記憶手段と、自車両および他車両の
位置情報や地図情報を出力する出力手段と、自車両位置
検出手段および他車両位置検出手段がそれぞれ検出した
自車両および他車両の位置情報に基づいて出力手段や自
車両位置送信手段の出力を制御する制御手段と、自車両
および他車両の位置情報と地図情報とから事故や運転ミ
スの起こりやすい所定の状況が発生すると事故や運転ミ
スを防止する所定の防止措置を行う防止手段とを備えた
ことを特徴とし、防止手段は、GPS技術を利用して検
出した自車両の位置情報と他車両から電波信号で送信さ
れた他車両の位置情報と記憶手段に記憶された地図情報
とから事故や運転ミスの起こりやすい状況が発生したと
判断すると、所定の防止措置を行っているので、事故や
運転ミスを未然に防止することができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、自車両と他車両との間の通信を中継する基地局を
設け、自車両位置送信手段は基地局を介して他車両に電
波信号を送信するとともに、他車両位置検出手段は基地
局を介して他車両からの電波信号を受信することを特徴
とし、基地局が自車両と他車両との間の通信を中継して
いるので、より広い範囲で通信を行うことができる。
【0007】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記所定の状況とは同じ線路上を走行する
他車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状
況であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車
両と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報を発す
る警報発生手段からなることを特徴とし、他車両と自車
両とが所定間隔以下に接近すると、警報発生手段は警報
を発するので、運転手は警報発生手段の警報により他車
両との間隔が所定間隔以下になったことを知ることがで
き、運転手に追突事故などの事故を回避するような運転
操作を行わせることができるから、追突事故などの事故
を未然に防止することができる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記所定の状況とは同じ線路上を走行する
他車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状
況であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車
両と自車両との間隔が所定間隔以下になると制動をかけ
る制動手段からなることを特徴とし、他車両と自車両と
が所定間隔以下に接近すると、制動手段は制動をかける
ので、自動的に車両が減速して、追突事故などの事故を
未然に防止することができる。
【0009】請求項5の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記所定の状況とは踏切と自車両との間隔
が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止手段
は、踏切と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報
を発する警報発生手段からなることを特徴とし、踏切と
自車両とが所定間隔以下に接近すると、警報発生手段は
警報を発するので、運転手は警報発生手段の警報により
踏切との間隔が所定間隔以下になったことを知ることが
でき、運転手に踏切での人身事故などの事故を回避する
ような運転操作を行わせることができるから、踏切での
人身事故などの事故を未然に防止することができる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記所定の状況とは所定の駅と自車両との
間隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止
手段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下にな
ると警報を発する警報発生手段からなることを特徴と
し、所定の駅と自車両とが所定間隔以下に接近すると、
警報発生手段は警報を発するので、運転手は警報発生手
段の警報により所定の駅との間隔が所定間隔以下になっ
たことを知ることができ、駅に停車せずに通過するとい
った運転ミスを防止することができる。
【0011】請求項7の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記所定の状況とは所定の駅と自車両との
間隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止
手段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下にな
ると制動をかける制動手段からなることを特徴とし、所
定の駅と自車両とが所定間隔以下に接近すると、制動手
段が制動をかけて自動的に減速するので、駅に停車せず
に通過するといった運転ミスを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】(実施形態1)図1は本実施形態の車両運
行管理システムを示す概略の構成図である。
【0014】この車両運行管理システムでは、線路上を
走行する各車両1,2がGPS衛星3から送信される電
波信号を受信して、現在の位置情報を検出している。
【0015】車両1の屋根4には、GPS衛星3から送
信される電波信号を受信するための第1の受信アンテナ
たるGPS用の受信アンテナ5と、他車両2から送信さ
れる電波信号を受信するための第2の受信アンテナたる
受信アンテナ6と、他車両2へ電波信号を送信するため
の送信アンテナ7とがそれぞれ配設されている。
【0016】また、車両1には、受信アンテナ5で受信
したGPS衛星3からの電波信号が入力され、複数のG
PS衛星3からの電波信号に基づいて自車両1の現在の
位置情報を演算する第1の受信機たるGPS受信機8
と、受信アンテナ6で受信した他車両2からの電波信号
が入力され、この電波信号から他車両2の現在の位置情
報を検出する第2の受信機たる受信機9と、後述する制
御演算装置10から入力される自車両1の現在の位置情
報を送信アンテナ7から他車両2へ電波信号で送信する
送信機11と、踏切や所定の駅などの場所の情報を含む
地図情報を記憶する例えばROMからなる記憶手段とし
ての記憶装置12と、自車両1および他車両2の位置情
報や記憶装置12に記憶された地図情報を表示する例え
ばモニタテレビからなる出力手段としての出力装置13
と、GPS受信機8および受信機9から自車両1および
他車両2の位置情報が入力され、自車両1の現在の位置
情報を送信機11から他車両2へ送信させるとともに、
出力装置6の出力を制御する制御手段としての制御演算
装置10と、制御演算装置10から自車両1および他車
両2の位置情報と記憶装置12に記憶された地図情報と
が入力され、自車両1および他車両2の位置情報と地図
情報とから事故や運転ミスの起こりやすい所定の状況が
発生すると、事故や運転ミスを防止する所定の防止措置
を行う防止手段たる防止装置14とから構成される。
【0017】ここに、受信アンテナ5およびGPS受信
機8からGPS技術を利用して自車両1の現在の位置情
報を検出する自車両位置検出手段15が構成され、受信
アンテナ6および受信機9から他車両2より送信された
電波信号を受信して他車両2の位置情報を検出する他車
両位置検出手段16が構成され、送信アンテナ7および
送信機11から自車両1の位置情報を電波信号で他車両
2に送信する自車両位置送信手段17が構成される。
尚、他車両2の構成は自車両1の構成と同じであるの
で、その説明は省略する。
【0018】ここで、自車両位置検出手段15および他
車両位置検出手段16がそれぞれ検出した自車両1およ
び他車両2の位置情報と、記憶装置12に記憶された地
図情報とから、事故の発生しやすい危険な状況や運転ミ
スが発生しやすい状況などの所定の状況が発生すると、
他車両2との追突事故や踏切での人身事故などの事故を
防止したり、停車駅を通過したりするというような運転
ミスを防止するために、防止装置14は、例えば警報を
発して所定の状況の発生を運転者に知らせたり、制動を
かけて車両を自動的に停車させることにより、事故や運
転ミスを未然に防止することができる。
【0019】(実施形態2)図2は本実施形態の車両運
行管理システムを示す概略の構成図である。
【0020】本実施形態の車両運行管理システムでは、
実施形態1の車両運行管理システムにおいて、車両1,
2間の通信を中継する基地局18を設けており、他車両
位置検出手段16は基地局18を介して他車両2から送
信された電波信号を受信し、自車両位置送信手段17は
基地局18を介して他車両2に電波信号を送信すること
ができる。このように、本実施形態の車両運行管理シス
テムでは車両1,2間の通信を基地局18で中継してい
るので、より広い範囲で通信を行うことができる。尚、
基地局18以外の構成は実施形態1の車両運行システム
と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付
して、その説明を省略する。
【0021】(実施形態3)図3(a)は本実施形態の
車両運行管理システムを示す概略の構成図であり、図3
(b)は出力装置13の表示内容を示す図である。
【0022】本実施形態の車両運行システムでは、実施
形態1の車両運行システムにおいて、防止装置14とし
て警報音を発生する音声発生装置19を用いており、同
じ線路21上を走行する自車両1と他車両2との間隔が
所定間隔L1以下になると、音声発生手段19はスピー
カ20から警報音を発生させる。ここに、音声発生装置
19およびスピーカ20から警報発生手段26が構成さ
れる。尚、実施形態1の車両運行システムと同一の構成
要素には、同一の符号を付してその説明を省略する.自
車両位置検出手段15はGPS衛星3から送信された電
波信号を受信して、自車両1の位置情報を演算し、他車
両位置検出手段16は他車両2から送信された他車両2
の位置を示す電波信号を受信して、他車両2の位置情報
を検出する。制御演算装置10には自車両位置検出手段
15および他車両位置検出手段16から自車両1および
他車両2の位置情報が入力され、制御演算装置10は自
車両1の位置情報を自車両位置送信手段17から他車両
2へ送信させる。また、制御演算装置10は、自車両1
および他車両2の位置情報と、記憶装置12に記憶され
た地図情報とを出力装置13に表示させる。ここで、自
車両1と他車両2との間隔が所定間隔L1以下になる
と、音声発生装置19はスピーカ20から警報音を発生
させており、この警報音や出力装置13の表示から運転
者は他車両2との追突事故を回避するように運転操作を
行うことができ、他車両との追突事故などの事故を未然
に防止することができる。
【0023】ところで、本実施形態では、同じ線路21
上を走行する自車両1と他車両2との間隔が所定間隔以
下になると、音声発生装置19がスピーカ20から警報
音を発生させているが、自車両1の位置情報と記憶装置
12に記憶された踏切24の地図情報とに基づいて、図
4(a)(b)に示すように、自車両1と踏切24との
間隔が所定の間隔L2以下になると、音声発生装置19
がスピーカ20から警報音を発生させるようにしても良
く、この警報音や表示装置13の表示から運転者は踏切
24が近いことを知って、踏切24での人身事故などの
事故を回避するように運転操作を行うことができ、事故
を未然に防止することができる。また、自車両1の位置
情報と記憶装置12に記憶された停車駅25の地図情報
とに基づいて、図5(a)(b)に示すように、自車両
1と所定の停車駅25との間隔が所定の間隔L3以下に
なると、音声発生装置19がスピーカ20から警報音を
発生させるようにしても良く、この警報音や表示装置1
3の表示から運転者は停車駅25が近いことを知り、停
車駅25に自車両1を停車させるように運転操作を行う
ことができるから、停車駅25を通過するといった運転
ミスを防止することができる。
【0024】(実施形態4)図6(a)は本実施形態の
車両運行管理システムを示す概略の構成図であり、図6
(b)は出力装置13の表示内容を示す図である。尚、
実施形態1の車両運行システムと同一の構成要素には、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0025】本実施形態の車両運行システムでは、実施
形態1の車両運行システムにおいて、防止装置としてブ
レーキ22を制御するブレーキング制御装置23を用い
ており、同じ線路21上を走行する自車両1と他車両2
との間隔が所定の間隔L1以下になると、ブレーキング
制御装置23がブレーキ22を作動させて、自車両1の
速度を安全な速度まで減速させている。ここに、ブレー
キ22およびブレーキング制御装置23から制動手段2
7が構成される。
【0026】自車両位置検出手段15はGPS衛星3か
ら送信された電波信号を受信して、自車両1の位置情報
を演算し、他車両位置検出手段16は他車両2から送信
された他車両2の位置を示す電波信号を受信して、他車
両2の位置情報を検出する。制御演算装置10には自車
両位置検出手段15および他車両位置検出手段16から
自車両1および他車両2の位置情報が入力され、制御演
算装置10は自車両1の位置情報を自車両位置送信手段
17から他車両2へ送信させる。また、制御演算装置1
0は、自車両1および他車両2の位置情報と、記憶装置
12に記憶された地図情報とを出力装置13に表示させ
る。ここで、自車両1と他車両2との間隔が所定の間隔
L1以下になると、ブレーキング制御装置23がブレー
キ22を作動させて、自車両1と他車両2との間の距離
に応じて自車両1の速度を安全な速度まで減速させてい
るので、車両の追突事故などの事故を未然に防止するこ
とができる。
【0027】ところで、本実施形態の車両運行管理シス
テムでは、同じ線路21上を走行する自車両1と他車両
との間隔が所定の間隔L1以下になると、ブレーキング
制御装置22がブレーキ21を作動させて、自車両1の
速度を減速しているが、自車両1の位置情報と記憶装置
12に記憶された停車駅25の地図情報とに基づいて、
図7(a)(b)に示すように、自車両1と所定の停車
駅25との間隔が所定の間隔L3に達した時にブレーキ
ング制御装置22がブレーキ21を作動させるようにし
ても良く、自車両1と停車駅25との間隔に応じて自車
両1の速度を適正な速度まで減速させているので、所定
の停車駅25を通過するといった運転ミスを未然に防止
することができる。
【0028】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、線路
上を走行する車両の運行を管理する車両運行管理システ
ムにおいて、GPS衛星から送信される電波信号を受信
する第1の受信アンテナおよび第1の受信アンテナで受
信した信号に基づいて自車両の位置情報を検出する第1
の受信機を有する自車両位置検出手段と、自車両の位置
情報を送信アンテナから他車両へ電波信号で送信する送
信機を有する自車両位置送信手段と、他車両から送信さ
れた他車両の位置情報を示す電波信号を受信する第2の
受信アンテナおよび第2の受信アンテナで受信した信号
から他車両の位置情報を検出する第2の受信機を有する
他車両位置検出手段と、地図情報を記憶する記憶手段
と、自車両および他車両の位置情報や地図情報を出力す
る出力手段と、自車両位置検出手段および他車両位置検
出手段がそれぞれ検出した自車両および他車両の位置情
報に基づいて出力手段や自車両位置送信手段の出力を制
御する制御手段と、自車両および他車両の位置情報と地
図情報とから事故や運転ミスの起こりやすい所定の状況
が発生すると事故や運転ミスを防止する所定の防止措置
を行う防止手段とを備えたことを特徴とし、防止手段
は、GPS技術を利用して検出した自車両の位置情報と
他車両から電波信号で送信された他車両の位置情報と記
憶手段に記憶された地図情報とから事故や運転ミスの起
こりやすい状況が発生したと判断すると、所定の防止措
置を行っているので、事故や運転ミスを未然に防止する
ことができるという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、自車両と他車両との間の通信を中継する基地局を設
け、自車両位置送信手段は基地局を介して他車両に電波
信号を送信するとともに、他車両位置検出手段は基地局
を介して他車両からの電波信号を受信することを特徴と
し、基地局が自車両と他車両との間の通信を中継してい
るので、より広い範囲で通信を行うことができるという
効果がある。
【0030】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記所定の状況とは同じ線路上を走行する他
車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状況
であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車両
と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報を発する
警報発生手段からなることを特徴とし、他車両と自車両
とが所定間隔以下に接近すると、警報発生手段は警報を
発するので、運転手は警報発生手段の警報により他車両
との間隔が所定間隔以下になったことを知ることがで
き、運転手に追突事故などの事故を回避するような運転
操作を行わせることができるから、追突事故などの事故
を未然に防止できるという効果がある。
【0031】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記所定の状況とは同じ線路上を走行する他
車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状況
であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車両
と自車両との間隔が所定間隔以下になると制動をかける
制動手段からなることを特徴とし、他車両と自車両とが
所定間隔以下に接近すると、制動手段は制動をかけるの
で、自動的に車両が減速して、追突事故などの事故を未
然に防止できるという効果がある。
【0032】請求項5の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記所定の状況とは踏切と自車両との間隔が
所定間隔以下になるような状況であり、上記防止手段
は、踏切と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報
を発する警報発生手段からなることを特徴とし、踏切と
自車両とが所定間隔以下に接近すると、警報発生手段は
警報を発するので、運転手は警報発生手段の警報により
踏切との間隔が所定間隔以下になったことを知ることが
でき、運転手に踏切での人身事故などの事故を回避する
ような運転操作を行わせることができるから、踏切での
人身事故などの事故を未然に防止できるという効果があ
る。
【0033】請求項6の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記所定の状況とは所定の駅と自車両との間
隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止手
段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下になる
と警報を発する警報発生手段からなることを特徴とし、
所定の駅と自車両とが所定間隔以下に接近すると、警報
発生手段は警報を発するので、運転手は警報発生手段の
警報により所定の駅との間隔が所定間隔以下になったこ
とを知ることができ、駅に停車せずに通過するといった
運転ミスを防止できるという効果がある。
【0034】請求項7の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記所定の状況とは所定の駅と自車両との間
隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止手
段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下になる
と制動をかける制動手段からなることを特徴とし、所定
の駅と自車両とが所定間隔以下に接近すると、制動手段
が制動をかけて自動的に減速するので、駅に停車せずに
通過するといった運転ミスを防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の運行管理システムを示す概略の構
成図である。
【図2】実施形態2の運行管理システムを示す概略の構
成図である。
【図3】(a)は実施形態3の運行管理システムを示す
概略の構成図であり、(b)は表示装置の表示内容を示
す図である。
【図4】(a)は同上の運行管理システムを示す概略の
構成図であり、(b)は表示装置の表示内容を示す図で
ある。
【図5】(a)は同上の運行管理システムを示す概略の
構成図であり、(b)は表示装置の表示内容を示す図で
ある。
【図6】(a)は実施形態4の運行管理システムを示す
概略の構成図であり、(b)は表示装置の表示内容を示
す図である。
【図7】(a)は同上の運行管理システムを示す概略の
構成図であり、(b)は表示装置の表示内容を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2 車両 3 GPS衛星 5,6 受信アンテナ 8 GPS受信機 9 受信機 12 記憶装置 14 防止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和喜男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 正仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 辻本 郁夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥野 健治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川本 和宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H161 AA01 JJ01 JJ11 JJ21 MM03 MM12 NN11 5J062 BB01 CC07 5K067 AA35 BB00 BB36 BB43 EE02 EE06 EE10 FF03 FF23 FF25 HH22 HH23 JJ52 JJ56 KK01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線路上を走行する車両の運行を管理する車
    両運行管理システムにおいて、GPS衛星から送信され
    る電波信号を受信する第1の受信アンテナおよび第1の
    受信アンテナで受信した信号に基づいて自車両の位置情
    報を検出する第1の受信機を有する自車両位置検出手段
    と、自車両の位置情報を送信アンテナから他車両へ電波
    信号で送信する送信機を有する自車両位置送信手段と、
    他車両から送信された他車両の位置情報を示す電波信号
    を受信する第2の受信アンテナおよび第2の受信アンテ
    ナで受信した信号から他車両の位置情報を検出する第2
    の受信機を有する他車両位置検出手段と、地図情報を記
    憶する記憶手段と、自車両および他車両の位置情報や地
    図情報を出力する出力手段と、自車両位置検出手段およ
    び他車両位置検出手段がそれぞれ検出した自車両および
    他車両の位置情報に基づいて出力手段や自車両位置送信
    手段の出力を制御する制御手段と、自車両および他車両
    の位置情報と地図情報とから事故や運転ミスの起こりや
    すい所定の状況が発生すると事故や運転ミスを防止する
    所定の防止措置を行う防止手段とを備えてなることを特
    徴とする車両運行管理システム。
  2. 【請求項2】自車両と他車両との間の通信を中継する基
    地局を設け、自車両位置送信手段は基地局を介して他車
    両に電波信号を送信するとともに、他車両位置検出手段
    は基地局を介して他車両からの電波信号を受信すること
    を特徴とする請求項1記載の車両運行管理システム。
  3. 【請求項3】上記所定の状況とは同じ線路上を走行する
    他車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状
    況であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車
    両と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報を発す
    る警報発生手段からなることを特徴とする請求項1又は
    2記載の車両運行管理システム。
  4. 【請求項4】上記所定の状況とは同じ線路上を走行する
    他車両と自車両との間隔が所定間隔以下になるような状
    況であり、上記防止手段は、同じ線路上を走行する他車
    両と自車両との間隔が所定間隔以下になると制動をかけ
    る制動手段からなることを特徴とする請求項1又は2記
    載の車両運行管理システム。
  5. 【請求項5】上記所定の状況とは踏切と自車両との間隔
    が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止手段
    は、踏切と自車両との間隔が所定間隔以下になると警報
    を発する警報発生手段からなることを特徴とする請求項
    1又は2記載の車両運行管理システム。
  6. 【請求項6】上記所定の状況とは所定の駅と自車両との
    間隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止
    手段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下にな
    ると警報を発する警報発生手段からなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の車両運行管理システム。
  7. 【請求項7】上記所定の状況とは所定の駅と自車両との
    間隔が所定間隔以下になるような状況であり、上記防止
    手段は、所定の駅と自車両との間隔が所定間隔以下にな
    ると制動をかける制動手段からなることを特徴とする請
    求項1又は2記載の車両運行管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378302A (en) * 2001-07-31 2003-02-05 Ronald Tubb Train collision avoidance
CN103144653A (zh) * 2011-12-06 2013-06-12 上海可鲁系统软件有限公司 一种基于开放频段通讯的有轨列车防追尾系统
CN103144654A (zh) * 2011-12-06 2013-06-12 上海可鲁系统软件有限公司 一种有轨列车防追尾系统
CN108089576A (zh) * 2017-09-08 2018-05-29 江苏添仂智能科技有限公司 一种基于uwb的悬挂式无人车的定位及控制方法

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