JP2000061786A - 超音波加工用ヘッド装置 - Google Patents
超音波加工用ヘッド装置Info
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- JP2000061786A JP2000061786A JP10235779A JP23577998A JP2000061786A JP 2000061786 A JP2000061786 A JP 2000061786A JP 10235779 A JP10235779 A JP 10235779A JP 23577998 A JP23577998 A JP 23577998A JP 2000061786 A JP2000061786 A JP 2000061786A
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- JP
- Japan
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- tool
- holder
- horn
- ultrasonic
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】工具折損時の工具交換を容易にして作業効率を
改善するとともに、工具に対する超音波駆動効率を向上
させる超音波加工用ヘッド装置を提供する。 【解決手段】超音波加工用ヘッド装置は、ホーン1と、
ホルダ2と、工具3と、スタッド4とを備えて構成され
る。ホーン1とホルダ2は、スタッド4によるネジ締結
作用により連結固定されており、また、ホルダ2と工具
3も同様に、スタッド4によるネジ締結作用により連結
固定されている。従って、ホーン1と工具3は、ホルダ
2およびスタッド4により一体構造化され、超音波加工
用ヘッド装置として構成される。工具3がP点において
折損し、取付ネジ部8のQ点の部分がホルダ2の内部に
残留した場合には、ホルダ2をホーン1より取り外すこ
とにより、該残留部分をホルダ2より取り除くことがで
きる。またQ点の部分の取り外しが不可能な場合には、
ホルダ2を工具3に付随して交換し、ホーン1を再利用
することにより、交換処置として対処することができ
る。
改善するとともに、工具に対する超音波駆動効率を向上
させる超音波加工用ヘッド装置を提供する。 【解決手段】超音波加工用ヘッド装置は、ホーン1と、
ホルダ2と、工具3と、スタッド4とを備えて構成され
る。ホーン1とホルダ2は、スタッド4によるネジ締結
作用により連結固定されており、また、ホルダ2と工具
3も同様に、スタッド4によるネジ締結作用により連結
固定されている。従って、ホーン1と工具3は、ホルダ
2およびスタッド4により一体構造化され、超音波加工
用ヘッド装置として構成される。工具3がP点において
折損し、取付ネジ部8のQ点の部分がホルダ2の内部に
残留した場合には、ホルダ2をホーン1より取り外すこ
とにより、該残留部分をホルダ2より取り除くことがで
きる。またQ点の部分の取り外しが不可能な場合には、
ホルダ2を工具3に付随して交換し、ホーン1を再利用
することにより、交換処置として対処することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波加工用ヘッド
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く実用されている超音波加工機
においては、各種の難加工素材に対応して、超音波振動
を伝達するホーンと、該ホーンに連結されて微細に励振
駆動される超音波工具(以下、工具と云う)とが、一体
構造として構成される超音波加工用ヘッド装置が用いら
れており、広範にわたる種々の加工処理が実施されてい
る。前記工具は、加工対象の加工素材によって差異はあ
るものの、その使用状況に応じて摩耗が生じ、比較的に
短期間の運用経過後においても工具の交換を求められる
ことがある。従って、超音波加工機の実運用上において
は、前記工具の交換処理の難易度および経済性が一つの
重要なファクターとなっている。
においては、各種の難加工素材に対応して、超音波振動
を伝達するホーンと、該ホーンに連結されて微細に励振
駆動される超音波工具(以下、工具と云う)とが、一体
構造として構成される超音波加工用ヘッド装置が用いら
れており、広範にわたる種々の加工処理が実施されてい
る。前記工具は、加工対象の加工素材によって差異はあ
るものの、その使用状況に応じて摩耗が生じ、比較的に
短期間の運用経過後においても工具の交換を求められる
ことがある。従って、超音波加工機の実運用上において
は、前記工具の交換処理の難易度および経済性が一つの
重要なファクターとなっている。
【0003】従来の超音波加工機における超音波加工用
ヘッド装置の例として、図5に示される従来例(第1の
従来例と云う)においては、ホーン11には、工具13
を取付けるための雌ネジ部12が設けられており、対応
する工具13には、ホーン11に対応する端部に、前記
雌ネジ部12に挿入してネジ止めする雄ネジ部15と、
該雄ネジ部15に隣接して、スパナにより工具13をホ
ーン11に取付ける際に用いるスパナ嵌合部14が設け
られている。この従来例の場合には、工具13の交換
は、スパナにより、スパナ嵌合部14を介して、雄ネジ
部15をホーン11の雌ネジ部12に対して着脱するこ
とにより行われる。また、図6に示される従来例(第2
の従来例と云う)の場合には、ホーン16には、クラン
プ部18を取付けるための雌ネジ部17が設けられてお
り、対応するクランプ部18には、ホーン16に対応す
る端部に、前記雌ネジ部17に挿入してネジ止めする雄
ネジ部19が設けられ、工具20に対応する側には、該
工具20を挿入してクランプ接続する切込み部と固定用
ネジ21が設けられている。この従来例の場合には、工
具20の交換は、予め雄ネジ部19をホーン16の雌ネ
ジ部17にネジ締めすることにより、ホーン16に固定
されたクランプ部18に対応して、前記固定用ネジ21
を介して工具20を前記切込み部に対して着脱すること
により行われている。また、他の従来例として、実開昭
62−123850号公報の「超音波加工用フォーン」
に示される従来例(第3の従来例と云う)においては、
図7に示されるように、フォーン(以下、ホーンと云
う)本体22の先端に螺子部25が設けられており、こ
れに対して工具として機能する加工部27は、ホーン本
体22に対応する端部に設けられた螺合部26が、ホー
ン本体22の螺子部25に螺着自在となるようにして取
付けられている。従って、加工部27の交換は、螺合部
26を、ホーン本体22の螺子部25に対して着脱する
ことにより行われている。
ヘッド装置の例として、図5に示される従来例(第1の
従来例と云う)においては、ホーン11には、工具13
を取付けるための雌ネジ部12が設けられており、対応
する工具13には、ホーン11に対応する端部に、前記
雌ネジ部12に挿入してネジ止めする雄ネジ部15と、
該雄ネジ部15に隣接して、スパナにより工具13をホ
ーン11に取付ける際に用いるスパナ嵌合部14が設け
られている。この従来例の場合には、工具13の交換
は、スパナにより、スパナ嵌合部14を介して、雄ネジ
部15をホーン11の雌ネジ部12に対して着脱するこ
とにより行われる。また、図6に示される従来例(第2
の従来例と云う)の場合には、ホーン16には、クラン
プ部18を取付けるための雌ネジ部17が設けられてお
り、対応するクランプ部18には、ホーン16に対応す
る端部に、前記雌ネジ部17に挿入してネジ止めする雄
ネジ部19が設けられ、工具20に対応する側には、該
工具20を挿入してクランプ接続する切込み部と固定用
ネジ21が設けられている。この従来例の場合には、工
具20の交換は、予め雄ネジ部19をホーン16の雌ネ
ジ部17にネジ締めすることにより、ホーン16に固定
されたクランプ部18に対応して、前記固定用ネジ21
を介して工具20を前記切込み部に対して着脱すること
により行われている。また、他の従来例として、実開昭
62−123850号公報の「超音波加工用フォーン」
に示される従来例(第3の従来例と云う)においては、
図7に示されるように、フォーン(以下、ホーンと云
う)本体22の先端に螺子部25が設けられており、こ
れに対して工具として機能する加工部27は、ホーン本
体22に対応する端部に設けられた螺合部26が、ホー
ン本体22の螺子部25に螺着自在となるようにして取
付けられている。従って、加工部27の交換は、螺合部
26を、ホーン本体22の螺子部25に対して着脱する
ことにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超音波
加工用ヘッド装置においては、前記第1の従来例の場合
には、工具13の雄ネジ部15が折損して、その破片が
ホーン11の雌ネジ部12の内部に残留した場合には、
該破片の除去が困難となり、その除去のために多大の時
間を消費する結果となって、本来の加工処理工程上に多
大の障害を生じるという欠点がある。更に、前記破片の
除去が不可能な場合には、工具13の交換に加えて、ホ
ーン11の交換をも必要になるという経済上の損失を生
じる欠点がある。
加工用ヘッド装置においては、前記第1の従来例の場合
には、工具13の雄ネジ部15が折損して、その破片が
ホーン11の雌ネジ部12の内部に残留した場合には、
該破片の除去が困難となり、その除去のために多大の時
間を消費する結果となって、本来の加工処理工程上に多
大の障害を生じるという欠点がある。更に、前記破片の
除去が不可能な場合には、工具13の交換に加えて、ホ
ーン11の交換をも必要になるという経済上の損失を生
じる欠点がある。
【0005】また、第1の従来例においては、スパナ等
を用いて工具13をホーン11に対して着脱する際に、
スパナ嵌合部14の外部形状の有効面積が比較的狭小で
あるために、スパナを該スパナ嵌合部14に対し効果的
に掛けて工具13の交換を行うことに難点があり、且
つ、工具13の軸芯方向に対してはスパナが抜け易いた
めに、工具13の交換に手間取り、作業効率が低下する
という欠点がある。
を用いて工具13をホーン11に対して着脱する際に、
スパナ嵌合部14の外部形状の有効面積が比較的狭小で
あるために、スパナを該スパナ嵌合部14に対し効果的
に掛けて工具13の交換を行うことに難点があり、且
つ、工具13の軸芯方向に対してはスパナが抜け易いた
めに、工具13の交換に手間取り、作業効率が低下する
という欠点がある。
【0006】次に、前記第2の従来例の場合には、クラ
ンプ部18の形状が複雑になり、該クランプ部18を、
その共振周波数が、振動子としての工具13を含む超音
波加工用ヘッド全体の共振周波数に適合するように製作
することは実際上困難であり、工具13に対する超音波
励振の伝達において損失を生じ、超音波駆動効率が劣化
するという欠点がある。また、クランプ部18の雄ネジ
部19が折損して、その破片がホーン16の内部に残留
した場合には、前記第1の従来例の場合と同様に、その
除去のために多大の時間を消費し、加工処理工程上に多
大の障害を生じるという欠点があり、更に、前記破片の
除去が不可能な場合には、工具20およびクランプ部1
8の交換に加えて、ホーン16の交換をも必要とすると
いう経済上の損失を生じる欠点がある。
ンプ部18の形状が複雑になり、該クランプ部18を、
その共振周波数が、振動子としての工具13を含む超音
波加工用ヘッド全体の共振周波数に適合するように製作
することは実際上困難であり、工具13に対する超音波
励振の伝達において損失を生じ、超音波駆動効率が劣化
するという欠点がある。また、クランプ部18の雄ネジ
部19が折損して、その破片がホーン16の内部に残留
した場合には、前記第1の従来例の場合と同様に、その
除去のために多大の時間を消費し、加工処理工程上に多
大の障害を生じるという欠点があり、更に、前記破片の
除去が不可能な場合には、工具20およびクランプ部1
8の交換に加えて、ホーン16の交換をも必要とすると
いう経済上の損失を生じる欠点がある。
【0007】そして、前記第3の従来例の場合には、ホ
ーン本体22の螺子部25が折損して、その破片が加工
部27の螺合部26のネジ穴内部に残留した場合には、
該破片の除去が困難となり、その除去のために多大の時
間を消費して、加工処理工程上に多大の障害を生じると
いう欠点があり、且つ、前記破片の除去が不可能な場合
には、工具27の交換に加えて、ホーン本体22の交換
をも必要になり、経済上の損失を生じるという欠点があ
る。
ーン本体22の螺子部25が折損して、その破片が加工
部27の螺合部26のネジ穴内部に残留した場合には、
該破片の除去が困難となり、その除去のために多大の時
間を消費して、加工処理工程上に多大の障害を生じると
いう欠点があり、且つ、前記破片の除去が不可能な場合
には、工具27の交換に加えて、ホーン本体22の交換
をも必要になり、経済上の損失を生じるという欠点があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波加工用ヘ
ッド装置は、超音波振動子の超音波振動を伝達するホー
ンと、該ホーンに装着して特定の加工素材に対する加工
工具として作用する超音波工具とを含む超音波加工用ヘ
ッド装置において、前記ホーンは、前記超音波工具を装
着する側に対応して、軸芯方向に沿って設けられた第1
の雌ネジ部を有し、前記超音波工具は、所定のホルダお
よびスタッドを介して前記ホーンに連結固定されてお
り、該ホルダは、軸芯方向に沿って貫通して設けられた
第2の雌ネジ部を有し、該スタッドは、前記第1の雌ネ
ジ部と前記第2の雌ネジ部の一部の雌ネジ部分の双方に
対してネジ込み挿入され、ネジ締結作用により前記ホー
ンと前記ホルダとを連結固定するように作用し、前記超
音波工具は、該超音波工具の雄ネジ部が前記ホルダの第
2の雌ネジ部の残余の雌ネジ部分にネジ込み挿入され
て、ネジ締結作用により前記ホルダに連結固定され、前
記ホーンと前記超音波工具が一体構造として構成される
ことを特徴としている。
ッド装置は、超音波振動子の超音波振動を伝達するホー
ンと、該ホーンに装着して特定の加工素材に対する加工
工具として作用する超音波工具とを含む超音波加工用ヘ
ッド装置において、前記ホーンは、前記超音波工具を装
着する側に対応して、軸芯方向に沿って設けられた第1
の雌ネジ部を有し、前記超音波工具は、所定のホルダお
よびスタッドを介して前記ホーンに連結固定されてお
り、該ホルダは、軸芯方向に沿って貫通して設けられた
第2の雌ネジ部を有し、該スタッドは、前記第1の雌ネ
ジ部と前記第2の雌ネジ部の一部の雌ネジ部分の双方に
対してネジ込み挿入され、ネジ締結作用により前記ホー
ンと前記ホルダとを連結固定するように作用し、前記超
音波工具は、該超音波工具の雄ネジ部が前記ホルダの第
2の雌ネジ部の残余の雌ネジ部分にネジ込み挿入され
て、ネジ締結作用により前記ホルダに連結固定され、前
記ホーンと前記超音波工具が一体構造として構成される
ことを特徴としている。
【0009】なお、前記超音波工具は、該超音波工具を
前記ホルダに対しネジ締結作用により連結固定する雄ネ
ジ部と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に直交する平
面における断面の形状が多角形を呈する棒状体部と、該
棒状体部に取付けられ前記加工素材に対する加工機能を
有する工具先端部とを具備し、一体構造として構成する
ようにしてもよく、或はまた、前記超音波工具は、該超
音波工具を前記ホルダに対しネジ締結作用により連結固
定する雄ネジ部と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に
直交する平面における断面の形状には相互に平行な対向
辺が現われる棒状体部と、該棒状体部に取付けられ前記
加工素材に対する加工機能を有する工具先端部とを具備
し、一体構造として構成するようにしてもよい。
前記ホルダに対しネジ締結作用により連結固定する雄ネ
ジ部と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に直交する平
面における断面の形状が多角形を呈する棒状体部と、該
棒状体部に取付けられ前記加工素材に対する加工機能を
有する工具先端部とを具備し、一体構造として構成する
ようにしてもよく、或はまた、前記超音波工具は、該超
音波工具を前記ホルダに対しネジ締結作用により連結固
定する雄ネジ部と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に
直交する平面における断面の形状には相互に平行な対向
辺が現われる棒状体部と、該棒状体部に取付けられ前記
加工素材に対する加工機能を有する工具先端部とを具備
し、一体構造として構成するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】本発明の超音波加工用ヘッド装置の一実施
形態は、基本的には、超音波振動を伝達するホーンと加
工素材に対応する工具とを、軸芯方向に沿って雌ネジ部
を貫通して設けたホルダと、雄ネジ部として形成される
スタッドとを用いて、前記ホルダを介してネジ締結作用
により、ホーン、ホルダおよび工具を一体構造として構
成している点に特徴がある。以下、本発明の実施例につ
き説明する。
形態は、基本的には、超音波振動を伝達するホーンと加
工素材に対応する工具とを、軸芯方向に沿って雌ネジ部
を貫通して設けたホルダと、雄ネジ部として形成される
スタッドとを用いて、前記ホルダを介してネジ締結作用
により、ホーン、ホルダおよび工具を一体構造として構
成している点に特徴がある。以下、本発明の実施例につ
き説明する。
【0012】図1(a)は、本発明の一実施例を示す外
観側面図であり、図1(b)は、本実施例の構成要素を
個別に分離して示した外観側面図である。即ち、本実施
例は、ホーン1と、ホルダ2と、工具3と、スタッド4
とを備えて構成される。また図1(b)において、ホー
ン1には、軸芯方向に沿って、スタッド4がネジ込み挿
入される雌ネジ部が設けられており、工具3には、ホル
ダ2にネジ込み挿入される取付ネジ部が設けられてい
る。ホルダ2には軸芯方向に沿って、雌ネジ部が貫通し
て設けられており、図1に示されるように、ホーン1と
ホルダ2は、ホーン1の前記雌ネジ部にネジ込み挿入さ
れるスタッド4を介して、ネジ締結作用により相互間が
連結固定されて一体化されている。また、ホルダ2と工
具3も同様に、ホルダ2の残余の雌ネジ部にネジ込み挿
入される工具3の前記取付ネジ部を介して、ネジ締結作
用により相互間が連結固定されて一体化されている。従
って、ホーン1と工具3は、図1(a)に示されるよう
に、ホルダ2およびスタッド4により一体構造化され、
超音波加工用ヘッド装置として構成される。
観側面図であり、図1(b)は、本実施例の構成要素を
個別に分離して示した外観側面図である。即ち、本実施
例は、ホーン1と、ホルダ2と、工具3と、スタッド4
とを備えて構成される。また図1(b)において、ホー
ン1には、軸芯方向に沿って、スタッド4がネジ込み挿
入される雌ネジ部が設けられており、工具3には、ホル
ダ2にネジ込み挿入される取付ネジ部が設けられてい
る。ホルダ2には軸芯方向に沿って、雌ネジ部が貫通し
て設けられており、図1に示されるように、ホーン1と
ホルダ2は、ホーン1の前記雌ネジ部にネジ込み挿入さ
れるスタッド4を介して、ネジ締結作用により相互間が
連結固定されて一体化されている。また、ホルダ2と工
具3も同様に、ホルダ2の残余の雌ネジ部にネジ込み挿
入される工具3の前記取付ネジ部を介して、ネジ締結作
用により相互間が連結固定されて一体化されている。従
って、ホーン1と工具3は、図1(a)に示されるよう
に、ホルダ2およびスタッド4により一体構造化され、
超音波加工用ヘッド装置として構成される。
【0013】なお、図1に示される工具3は超音波工具
の1実施例であり、該工具3は、図2(a)の外観側面
図に示されるように、ホルダ2の雌ネジ部にネジ込み挿
入されてネジ締結される取付ネジ部5と、棒状体部6
と、工具先端部7とを備えて構成される。以下において
は、まず工具3の折損時における工具交換対応策につい
て説明する。
の1実施例であり、該工具3は、図2(a)の外観側面
図に示されるように、ホルダ2の雌ネジ部にネジ込み挿
入されてネジ締結される取付ネジ部5と、棒状体部6
と、工具先端部7とを備えて構成される。以下において
は、まず工具3の折損時における工具交換対応策につい
て説明する。
【0014】図1(a)において、工具3のP点におい
て工具3が折損し、工具3の取付ネジ部8のQ点の部分
がホルダ2の内部に残留した場合には、ホルダ2をホー
ン1より取り外すことにより、Q点の残留部分のネジ締
結トルクが緩和されて、これにより容易に該残留部分を
取り除くことが可能となる、これにより、改めて、交換
用の工具3をホルダ2に挿入してネジ締結することによ
り、ホーン1とホルダ2とを無駄にすることなく、再度
利用して超音波加工用ヘッドとして実用することができ
る。また仮に、Q点の部分がホルダ2の内部に残留して
取り外すことができない場合においても、ホルダ2をホ
ーン1より取り外して、工具3とともにホルダ2をも交
換することにより、ホーン1を無駄にすることなく再度
利用することにより、工具3の交換処理に対処すること
ができる。従って、前述の第1、第2および第3の従来
例に対比して、工具の折損による残留部分の除去に要す
る無為の時間が排除されて、工具交換の作業効率を向上
させることができるとともに、より経済的に工具交換を
処置することができる。
て工具3が折損し、工具3の取付ネジ部8のQ点の部分
がホルダ2の内部に残留した場合には、ホルダ2をホー
ン1より取り外すことにより、Q点の残留部分のネジ締
結トルクが緩和されて、これにより容易に該残留部分を
取り除くことが可能となる、これにより、改めて、交換
用の工具3をホルダ2に挿入してネジ締結することによ
り、ホーン1とホルダ2とを無駄にすることなく、再度
利用して超音波加工用ヘッドとして実用することができ
る。また仮に、Q点の部分がホルダ2の内部に残留して
取り外すことができない場合においても、ホルダ2をホ
ーン1より取り外して、工具3とともにホルダ2をも交
換することにより、ホーン1を無駄にすることなく再度
利用することにより、工具3の交換処理に対処すること
ができる。従って、前述の第1、第2および第3の従来
例に対比して、工具の折損による残留部分の除去に要す
る無為の時間が排除されて、工具交換の作業効率を向上
させることができるとともに、より経済的に工具交換を
処置することができる。
【0015】更に、従来のクランプを用いてホーンと工
具とを連結する超音波加工用ヘッド装置に対比して、図
1に示される本発明の超音波加工用ヘッド装置の実施例
においては、ホーンと工具とを連結する構造が、ホルダ
とスタッドを介して、軸芯に対して均等の断面形態を有
する合理的な構造として構成されており、加工対象の素
材に対応して、該構造を所望の共振周波数に適合するよ
うに設計製作することが極めて容易になるという利点が
ある。図1の実施例においては、ホーン1、ホルダ2お
よびスタッド4の材質が同一の材質にて製作されている
が、この場合には、ホーン1とホルダ2をスタッド4に
より連結した状態の軸芯方向の長さを、振動子の共振振
動数において1/2波長となる長さに設計し設定すれば
よく、最も単純な簡易計算により、振動子の共振周波数
に合わせて超音波加工用ヘッド装置を設計することがで
きる。従って、図1において、まずホーン1を振動子の
共振周波数における1/2波長にて設計し、そのホーン
1の先端部から適当な長さ部分を切断してホルダ2とす
るものと考えてもよい。またホルダ2をホーン1と異な
る材質にて設計する場合には、該材質の音速が異なるた
めに、それぞれの音速において波長を計算して設計する
ことになる。しかしながら、前述の第3の従来例に見ら
れるように、複雑なクランプ部を用いた超音波加工用ヘ
ッド装置の設計に対比して、本発明の超音波加工用ヘッ
ド装置においては、ホーン、ホルダ、スタッドおよび工
具による一体化構造により、その形状が上述のように合
理的な構造として構成されており、これにより、設計計
算が単純簡易化されるとともに、なお且つホーンを介し
て工具に伝達される超音波振動の損失も低減され、工具
に対する超音波駆動効率が向上される。
具とを連結する超音波加工用ヘッド装置に対比して、図
1に示される本発明の超音波加工用ヘッド装置の実施例
においては、ホーンと工具とを連結する構造が、ホルダ
とスタッドを介して、軸芯に対して均等の断面形態を有
する合理的な構造として構成されており、加工対象の素
材に対応して、該構造を所望の共振周波数に適合するよ
うに設計製作することが極めて容易になるという利点が
ある。図1の実施例においては、ホーン1、ホルダ2お
よびスタッド4の材質が同一の材質にて製作されている
が、この場合には、ホーン1とホルダ2をスタッド4に
より連結した状態の軸芯方向の長さを、振動子の共振振
動数において1/2波長となる長さに設計し設定すれば
よく、最も単純な簡易計算により、振動子の共振周波数
に合わせて超音波加工用ヘッド装置を設計することがで
きる。従って、図1において、まずホーン1を振動子の
共振周波数における1/2波長にて設計し、そのホーン
1の先端部から適当な長さ部分を切断してホルダ2とす
るものと考えてもよい。またホルダ2をホーン1と異な
る材質にて設計する場合には、該材質の音速が異なるた
めに、それぞれの音速において波長を計算して設計する
ことになる。しかしながら、前述の第3の従来例に見ら
れるように、複雑なクランプ部を用いた超音波加工用ヘ
ッド装置の設計に対比して、本発明の超音波加工用ヘッ
ド装置においては、ホーン、ホルダ、スタッドおよび工
具による一体化構造により、その形状が上述のように合
理的な構造として構成されており、これにより、設計計
算が単純簡易化されるとともに、なお且つホーンを介し
て工具に伝達される超音波振動の損失も低減され、工具
に対する超音波駆動効率が向上される。
【0016】また、図2(a)は、上述のように工具3
の一実施例の外観側面図であるが、該外観側面図のA矢
視による外観図がその右側の図2(b)に示される。こ
れにより理解されるように、本実施例は、ホルダ2に挿
入してネジ締結される取付ネジ部4と、棒状体部6と、
工具先端部7とを備えて構成される。図2(b)により
明らかなように、棒状体部6の断面形状は六角形であ
り、工具先端部7は平板状を呈している。本実施例は、
加工素材に対する研磨用として使用される工具の1実施
例であり、工具先端部7の平板上表面には、例えばダイ
ヤ砥粒電着面またはセラミック砥石面等が形成されてい
る。また、図3(a)は、工具の他の実施例の外観側面
図であり、図3(b)は、該外観側面図のB矢視による
外観図である。本実施例においても同様に、ホルダ2に
挿入してネジ締結される取付ネジ部8と、棒状体部9
と、工具先端部10とを備えて構成される。この実施例
においても、図3(b)により明らかなように、棒状体
部9の断面形状は六角形であり、工具先端部10は平板
状を呈している。本実施例の上記実施例との差異は、工
具先端部10と棒状体部9との接合方法の差異にあり、
図2の場合には、棒状体部6に対する絞り加工または切
削加工等により工具先端部7が形成されているのに対し
て、図3の場合には、平板状の工具先端部10が、棒状
体部9に対し嵌め込まれて接着されていることである。
なお、図3の実施例も、図2の実施例の場合と同様に、
加工素材に対する研磨用として使用される工具の一実施
例であり、その工具先端部10の表面には、例えばダイ
ヤ砥粒電着面またはセラミック砥石面等が形成されて、
加工素材に対する研磨用として使用される。
の一実施例の外観側面図であるが、該外観側面図のA矢
視による外観図がその右側の図2(b)に示される。こ
れにより理解されるように、本実施例は、ホルダ2に挿
入してネジ締結される取付ネジ部4と、棒状体部6と、
工具先端部7とを備えて構成される。図2(b)により
明らかなように、棒状体部6の断面形状は六角形であ
り、工具先端部7は平板状を呈している。本実施例は、
加工素材に対する研磨用として使用される工具の1実施
例であり、工具先端部7の平板上表面には、例えばダイ
ヤ砥粒電着面またはセラミック砥石面等が形成されてい
る。また、図3(a)は、工具の他の実施例の外観側面
図であり、図3(b)は、該外観側面図のB矢視による
外観図である。本実施例においても同様に、ホルダ2に
挿入してネジ締結される取付ネジ部8と、棒状体部9
と、工具先端部10とを備えて構成される。この実施例
においても、図3(b)により明らかなように、棒状体
部9の断面形状は六角形であり、工具先端部10は平板
状を呈している。本実施例の上記実施例との差異は、工
具先端部10と棒状体部9との接合方法の差異にあり、
図2の場合には、棒状体部6に対する絞り加工または切
削加工等により工具先端部7が形成されているのに対し
て、図3の場合には、平板状の工具先端部10が、棒状
体部9に対し嵌め込まれて接着されていることである。
なお、図3の実施例も、図2の実施例の場合と同様に、
加工素材に対する研磨用として使用される工具の一実施
例であり、その工具先端部10の表面には、例えばダイ
ヤ砥粒電着面またはセラミック砥石面等が形成されて、
加工素材に対する研磨用として使用される。
【0017】なお、図4(a)、(b)および(c)に
は、図3に示される工具3の実施例における棒状体部9
の断面形状の例が示される。図2(a)は、丸棒の素材
より、破線にて示される部分を切削して対向する平行切
削面を有する棒状体部9aを形成し、その先端に工具先
端部10を設けた例であり、前記平行切削面を用いるこ
とにより、スパナによることなく、ペンチによっても工
具3の着脱を容易に行うことができる。また図4(b)
は、同じく丸棒の素材より、破線にて示される部分を切
削して対向する平行切削面を有する棒状体部9bを形成
し、その先端に工具先端部10を設けた例であるが、こ
の例においては、平行切削面の向きが、図4(a)の場
合に比較して90度偏移していることが異なっている。
更に図4(c)は、角棒の素材を用いて棒状体部9cを
形成し、その先端に工具先端部10を設けた例である。
なお、図4(b)および(c)の何れの棒状体部の例に
おいても、該棒状体部の平行切削面を用いることによ
り、ペンチによって工具3の着脱を容易に行うことがで
きることば、図4(a)の場合と全く同様である。な
お、図4においては、棒状体部の断面形状の例として、
説明の都合上、図3の工具の棒状体部の例を対象として
説明しているが、このことは、図2の工具に対しても同
様であり、そのまま適用できることは云うまでもない。
は、図3に示される工具3の実施例における棒状体部9
の断面形状の例が示される。図2(a)は、丸棒の素材
より、破線にて示される部分を切削して対向する平行切
削面を有する棒状体部9aを形成し、その先端に工具先
端部10を設けた例であり、前記平行切削面を用いるこ
とにより、スパナによることなく、ペンチによっても工
具3の着脱を容易に行うことができる。また図4(b)
は、同じく丸棒の素材より、破線にて示される部分を切
削して対向する平行切削面を有する棒状体部9bを形成
し、その先端に工具先端部10を設けた例であるが、こ
の例においては、平行切削面の向きが、図4(a)の場
合に比較して90度偏移していることが異なっている。
更に図4(c)は、角棒の素材を用いて棒状体部9cを
形成し、その先端に工具先端部10を設けた例である。
なお、図4(b)および(c)の何れの棒状体部の例に
おいても、該棒状体部の平行切削面を用いることによ
り、ペンチによって工具3の着脱を容易に行うことがで
きることば、図4(a)の場合と全く同様である。な
お、図4においては、棒状体部の断面形状の例として、
説明の都合上、図3の工具の棒状体部の例を対象として
説明しているが、このことは、図2の工具に対しても同
様であり、そのまま適用できることは云うまでもない。
【0018】このように、工具の棒状体部の断面形状
を、図2および図3の実施例のように6角形にするか、
または図4の例に示されるような断面形状とすることに
より、相互に平行な対向辺が現われるような断面形状が
形成され、これにより、工具の交換時において、スパナ
以外のペンチ等の器具を用いることによっても、容易に
工具の取り外し/取付けを行うことが可能となり、工具
交換時間が短縮されて作業効率が改善される。また、従
来の工具のように、該工具にスパナ嵌合部が独立して設
けられている構造と対比して、その形状が単純化され、
工具の製造コストを低減することができるという利点が
ある。
を、図2および図3の実施例のように6角形にするか、
または図4の例に示されるような断面形状とすることに
より、相互に平行な対向辺が現われるような断面形状が
形成され、これにより、工具の交換時において、スパナ
以外のペンチ等の器具を用いることによっても、容易に
工具の取り外し/取付けを行うことが可能となり、工具
交換時間が短縮されて作業効率が改善される。また、従
来の工具のように、該工具にスパナ嵌合部が独立して設
けられている構造と対比して、その形状が単純化され、
工具の製造コストを低減することができるという利点が
ある。
【0019】なお、上記の説明においては、超音波加工
用ヘッド装置に取付けられる工具として、図2および図
3に示されるように、研磨用の工具を実施例として適用
し説明を行っているが、当該工具としてはこれに限定さ
れるものではなく、超音波工具として、研磨以外の各種
加工用として汎用される超音波工具に対しても有効に適
用できることは云うまでもない。
用ヘッド装置に取付けられる工具として、図2および図
3に示されるように、研磨用の工具を実施例として適用
し説明を行っているが、当該工具としてはこれに限定さ
れるものではなく、超音波工具として、研磨以外の各種
加工用として汎用される超音波工具に対しても有効に適
用できることは云うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ホーン
に対する工具の取り付けを、ホルダとスタッドを用いて
ネジ締結作用により一体構造化することにより、工具折
損時において、工具の取付けネジの破片除去が容易とな
り、工具の交換時間が短縮されて、工具交換の作業効率
が向上されるという効果がある。
に対する工具の取り付けを、ホルダとスタッドを用いて
ネジ締結作用により一体構造化することにより、工具折
損時において、工具の取付けネジの破片除去が容易とな
り、工具の交換時間が短縮されて、工具交換の作業効率
が向上されるという効果がある。
【0021】また、上記の取付けネジの破片除去が不可
能な場合においても、折損工具に付随してホルダのみの
交換により対処することができ、ホーン自体はそのまま
有効再利用することが可能となり、工具交換に係わる経
済性が改善されるという効果がある。
能な場合においても、折損工具に付随してホルダのみの
交換により対処することができ、ホーン自体はそのまま
有効再利用することが可能となり、工具交換に係わる経
済性が改善されるという効果がある。
【0022】また従来のクランプ部によりホーンと工具
とを連結する超音波加工用ヘッド装置に対比して、本発
明においてはホーンと工具とを連結する構造が単純合理
化されるために、設計製作が容易になるという効果が得
られるとともに、ホーンから工具に伝達される超音波の
伝達効率が改善され、工具に対する超音波駆動効率が向
上されるという効果がある。
とを連結する超音波加工用ヘッド装置に対比して、本発
明においてはホーンと工具とを連結する構造が単純合理
化されるために、設計製作が容易になるという効果が得
られるとともに、ホーンから工具に伝達される超音波の
伝達効率が改善され、工具に対する超音波駆動効率が向
上されるという効果がある。
【0023】更に、工具の交換時に、該工具の棒状体部
の断面形状を、ホーンに対する工具の着脱操作を、スパ
ナ以外のペンチ等によっても容易に行うことができるよ
うな特定の形状に設定することにより、工具の交換処置
を容易に行うことができるという効果が得られるととも
に、工具本体が単純な構造形態として構成されるため
に、該工具の製作経費を低減することができるという経
済的効果がある。
の断面形状を、ホーンに対する工具の着脱操作を、スパ
ナ以外のペンチ等によっても容易に行うことができるよ
うな特定の形状に設定することにより、工具の交換処置
を容易に行うことができるという効果が得られるととも
に、工具本体が単純な構造形態として構成されるため
に、該工具の製作経費を低減することができるという経
済的効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す外観図である。
【図2】前記実施例に含まれる工具の一実施例を示す外
観図である。
観図である。
【図3】前記実施例に含まれる工具の他の実施例を示す
外観図である。
外観図である。
【図4】工具の棒状体部の断面形状の例を示す図であ
る。
る。
【図5】第1の従来例を示す外観図である。
【図6】第2の従来例を示す外観図である。
【図7】第3の従来例を示す外観図である。
1、11、16 ホーン
2 ホルダ
3、13、20 工具
4 スタッド
5、8 取付けネジ部
6、9、9a、9b、9c 棒状体部
7、10 工具先端部
12、17 雌ネジ部
14 スパナ嵌合部
15、19 雄ネジ部
18 クランプ部
21 固定用ネジ
22 ホーン本体
23 柱状部
24 円錐状部
25 螺子部
26 螺合部
27 加工部
28 挿通孔
29 頭部
Claims (3)
- 【請求項1】 超音波振動子の超音波振動を伝達するホ
ーンと、該ホーンに装着して特定の加工素材に対する加
工工具として作用する超音波工具とを含む超音波加工用
ヘッド装置において、 前記ホーンは、前記超音波工具を装着する側に対応し
て、軸芯方向に沿って設けられた第1の雌ネジ部を有
し、前記超音波工具は、所定のホルダおよびスタッドを
介して前記ホーンに連結固定されており、該ホルダは、
軸芯方向に沿って貫通して設けられた第2の雌ネジ部を
有し、該スタッドは、前記第1の雌ネジ部と前記第2の
雌ネジ部の一部の雌ネジ部分の双方に対してネジ込み挿
入され、ネジ締結作用により前記ホーンと前記ホルダと
を連結固定するように作用し、前記超音波工具は、該超
音波工具の雄ネジ部が前記ホルダの第2の雌ネジ部の残
余の雌ネジ部分にネジ込み挿入されて、ネジ締結作用に
より前記ホルダに連結固定され、前記ホーンと前記超音
波工具が一体構造として構成されることを特徴とする超
音波加工用ヘッド装置。 - 【請求項2】 前記超音波工具は、該超音波工具を前記
ホルダに対しネジ締結作用により連結固定する雄ネジ部
と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に直交する平面に
おける断面の形状が多角形を呈する棒状体部と、該棒状
体部に取付けられ前記加工素材に対する加工機能を有す
る工具先端部とを具備し、一体構造として構成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の超音波加工用ヘッド装
置。 - 【請求項3】 前記超音波工具は、該超音波工具を前記
ホルダに対しネジ締結作用により連結固定する雄ネジ部
と、該雄ネジ部に直結して、軸芯方向に直交する平面に
おける断面の形状には相互に平行な対向辺が現われる棒
状体部と、該棒状体部に取付けられ前記加工素材に対す
る加工機能を有する工具先端部とを具備し、一体構造と
して構成されることを特徴とする請求項1記載の超音波
加工用ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235779A JP2000061786A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 超音波加工用ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235779A JP2000061786A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 超音波加工用ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061786A true JP2000061786A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16991126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235779A Withdrawn JP2000061786A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 超音波加工用ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000061786A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004197940A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-15 | Hilti Ag | 超音波伝達継手構造 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235779A patent/JP2000061786A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004197940A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-15 | Hilti Ag | 超音波伝達継手構造 |
JP4599055B2 (ja) * | 2002-12-13 | 2010-12-15 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 超音波伝達継手構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |