JP2000061469A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP2000061469A
JP2000061469A JP10237758A JP23775898A JP2000061469A JP 2000061469 A JP2000061469 A JP 2000061469A JP 10237758 A JP10237758 A JP 10237758A JP 23775898 A JP23775898 A JP 23775898A JP 2000061469 A JP2000061469 A JP 2000061469A
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water supply
salt water
concentrated salt
tap water
supply path
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JP10237758A
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Hiroki Yamaguchi
弘城 山口
Yoshinori Kamiya
喜則 紙谷
Yosuke Saito
洋介 斉藤
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水供給路を通して供給される水道水と濃
塩水供給路を通して濃塩水タンクからポンプにより圧送
供給される濃塩水との混合によって生成される希塩水を
電解槽の電解室にて電気分解して電解水を生成するよう
にした電解水生成装置において、前記ポンプに加わる負
荷を低減すること。 【解決手段】 水道水供給路Wa2を通して供給される
水道水と濃塩水供給路Wb1,Wb2を通して濃塩水タ
ンクからポンプにより圧送供給される濃塩水との混合に
よって生成される希塩水を電解槽の電解室にて電気分解
して電解水を生成するようにした電解水生成装置におい
て、水道水供給路Wa2に対して濃塩水供給路Wb1,
Wb2を鋭角に形成して、水道水の流れに対する塩水の
流入角度が鋭角となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、希塩水を電解槽の
電解室にて電気分解して電解水を生成する電解水生成装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の電解水生成装置の一つとして、
水道水供給路を通して供給される水道水と濃塩水供給路
を通して濃塩水タンクからポンプにより圧送供給される
濃塩水との混合によって生成される希塩水を電解槽の電
解室にて電気分解して電解水を生成するようにしたもの
があり、例えば特開平10−466号公報に示されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した特開平10−
466号公報に示されている電解水生成装置において
は、水道水供給路と濃塩水供給路が直交する構成が採用
されていて、濃塩水供給路内の濃塩水には水道水供給路
内の水道水の水圧が大きな背圧として作用している。こ
のため、水道水供給路と濃塩水供給路との接続部より下
方に濃塩水タンクが配設される場合には、当該接続部と
濃塩水タンクの高低差に加えて水道水供給路内の水道水
による大きな背圧もポンプの負荷となり、高揚程仕様で
高価なポンプを採用する必要がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
に対処すべくなされたものであり、水道水供給路を通し
て供給される水道水と濃塩水供給路を通して濃塩水タン
クからポンプにより圧送供給される濃塩水との混合によ
って生成される希塩水を電解槽の電解室にて電気分解し
て電解水を生成するようにした電解水生成装置におい
て、前記水道水供給路に対して前記濃塩水供給路を鋭角
に形成して、水道水の流れに対する塩水の流入角度が鋭
角となるようにしたことに特徴がある。 【0005】 【発明の作用効果】本発明による電解水生成装置におい
ては、上記した構成が採用されているため、水道水供給
路内の水道水の流動により濃塩水供給路内の濃塩水に吸
引力を作用させることができて、濃塩水タンクから濃塩
水供給路に濃塩水を圧送するポンプに加わる負荷を低減
でき、ポンプの低能力化を図ることができて、低揚程仕
様で安価なポンプの使用が可能となってコスト低減を図
ることができる。 【0006】また、本発明による電解水生成装置におい
ては、水道水の流れに対する塩水の流入角度が鋭角とな
るようにして、水道水供給路内の水道水の流動により濃
塩水供給路内の濃塩水に吸引力が作用するようにしたも
のであるため、水道水供給路と濃塩水供給路との接続部
にベンチュリー部を設けて、水道水供給路内の水道水の
流動により濃塩水供給路内の濃塩水に吸引力が作用する
ようにしたものに比して、水道水供給路の通路抵抗を高
めることなく濃塩水を吸引できて、電解室への希塩水の
供給量を十分に確保することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明による電解水生成装
置の一実施形態を概略的に示していて、この電解水生成
装置は有隔膜の電解槽100とこの電解槽100の水道
水供給口11e及び濃塩水供給口11fにそれぞれ接続
される水道水供給管101及び濃塩水供給管102を有
している。水道水供給管101は、水道管(図示省略)
に接続されていて、常閉形の給水弁103が介装されて
おり、給水弁103が開かれることにより給水弁103
を通して水道水供給口11eに水道水が供給されるよう
になっている。濃塩水供給管102は、濃塩水タンク1
04に接続されていて、濃塩水供給ポンプモータ105
が介装されており、濃塩水供給ポンプモータ105が駆
動されることにより濃塩水タンク104から濃塩水供給
口11fに所定濃度の濃塩水が圧送供給されるようにな
っている。 【0008】電解槽100は、水道水供給口11eを通
して供給される水道水と濃塩水供給口11fを通して供
給される濃塩水を内部にて混合して希塩水を生成し同希
塩水を内部の電解室にて電気分解して電解水(酸性水及
びアルカリ性水)を生成するものであり、図2及び図3
に示したように、フロントシェル11及びリヤシェル1
2と、これら両シェル11,12内に組付けられて収容
される隔膜13、前後一対のスペーサ14,15、前後
一対の電極板16,17及びパッキン18を備えてい
る。 【0009】フロントシェル11は、図1〜図5に示し
たように、シェル本体11aとこれに接着固定したフロ
ーカバー11bと一対のフローガイド11c,11dに
よって構成されている。シェル本体11aは、給水弁1
03を介装した水道水供給管101を介して水道管(図
示省略)に接続される水道水供給口11eと、濃塩水供
給ポンプモータ105を介装した濃塩水供給管102を
介して濃塩水タンク104に接続される濃塩水供給口1
1fと、アルカリ性水又は酸性水の流出口11gと、酸
性水又はアルカリ性水の流出口11hを備えるととも
に、フローカバー11bとによって主水道水供給路Wa
1、副水道水供給路Wa2、上流側の濃塩水供給路Wb
1、下流側の濃塩水供給路Wb2、副混合室A1、塩水
供給路Wc、渦巻き状の主混合室A2及び一対の分岐路
B1,B2等を形成する通路溝11iと、各分岐路B
1,B2に連通する凹所11j,11kと、フローガイ
ド11cとによって流出口11gに連通する連通路P1
を形成する通路溝11mと、フローガイド11dとによ
って流出口11hに連通する連通路P2を形成する通路
溝11nと、シール溝11oを備えている。なお、図5
に示したシェル本体11aの斜線部位はフローカバー1
1bと一対のフローガイド11c,11dの接着面を示
している。 【0010】主水道水供給路Wa1は、水道水供給口1
1eの内端から塩水供給路Wcの下流端に向けて水道水
を導く水路である。副水道水供給路Wa2は、主水道水
供給路Wa1から分流して副混合室A1に向けて水道水
を導く水路である。上流側の濃塩水供給路Wb1は、濃
塩水供給口11fの内端から副水道水供給路Wa2の上
流部位に濃塩水を導く水路であり、副水道水供給路Wa
2に対して鋭角に形成されていて、水道水の流れに対す
る濃塩水の流入角度が鋭角となるようにしてある。下流
側の濃塩水供給路Wb2は、濃塩水供給口11fの内端
から副水道水供給路Wa2の下流部位に濃塩水を導く水
路であり、副水道水供給路Wa2に対して鋭角に形成さ
れていて、水道水の流れに対する濃塩水の流入角度が鋭
角となるようにしてある。塩水供給路Wcは、副混合室
A1から主水道水供給路Wa1の下流部位に水道水と濃
塩水の混合塩水を導く水路であり、主水道水供給路Wa
1に対して鋭角に形成されていて、水道水の流れに対す
る混合水の流入角度が鋭角となるようにしてある。 【0011】リヤシェル12は、図2及び図6に示した
ように、フロントシェル11の各凹所11j,11kに
対向する凹所12a,12bを下部に備えるとともに、
フロントシェル11のシール溝11oに対向するシール
溝12cを周縁部に備えており、また上部に横長の凹所
12dを備えている。このリヤシェル12は、フロント
シェル11との間に隔膜13、前後一対のスペーサ1
4,15、前後一対の電極板16,17及びパッキン1
8を挟んだ状態にて図2に示した多数のビス19によっ
てフロントシェル11に接合連結固定されるようになっ
ている。 【0012】隔膜13は、図3に示したように、前後一
対のスペーサ14,15によって周縁部を挟持された状
態にて両シェル11,12間に保持されて、両シェル1
1,12内に前後一対の電解室R1,R2を区画形成し
ている。また、隔膜13は、図7に示したように、両シ
ェル11,12の各凹所11j,11kと12a,12
bに対応して設けた左右一対の角孔13a,13bを下
部に備えるとともに、左右一対の丸孔13c,13dを
上部に備えており、周縁部及び上部に多数の小孔13e
を備えている。 【0013】前後一対のスペーサ14,15は、隔膜1
3の周縁部を挟持する機能と、この隔膜13と各電極板
16,17間の隙間を所定値とする機能と、各電極板1
6,17を保持する機能を有していて、図8及び図9に
て示したように、上下一対の薄肉ブリッジC1,C2に
て連結された状態にて成形されるようになっており、両
薄肉ブリッジC1,C2を切断除去した状態で使用され
るようになっている。 【0014】前方に配設されるスペーサ14は、図8の
右方及び図9の左方に示されていて、隔膜13の各角孔
13a,13bに一致する各角孔14a,14bと横長
の角孔14cを下部に備えるとともに、後方の電解室R
2の上部をフロントシェル11に形成した連通路P1に
連通させる連通筒14dを上部一側に備えており、図8
の右方に示した背面の周縁には、隔膜13の小孔13e
を貫通してスペーサ15に設けた多数の係合孔15eに
嵌合する多数の係合突起14eが形成されている。ま
た、スペーサ14の背面には、隔膜13の丸孔13dを
貫通してスペーサ15に形成した貫通孔15fに嵌入す
る円柱突起14fが形成されている。一方、スペーサ1
4の前面には、図9の左方に示したように、電極板16
を組付けるための凹所14gが形成されるとともに、図
9の左方の角孔14aから横長の角孔14cに水を導く
ための複数個の切欠14hと、横長の角孔14cから上
方に水を導くための複数個の切欠14i(図9において
左方の切欠の幅が右方の切欠の幅より広く形成されてい
る)が形成されている。 【0015】後方に配設されるスペーサ15は、図8の
左方及び図9の右方に示されていて、隔膜13の各角孔
13a,13bに一致する各角孔15a,15bと横長
の角孔15cを下部に備えるとともに、上部にスペーサ
14の連通筒14dと円柱突起14fがそれぞれ嵌合す
る貫通孔15dと15fを備えており、その周縁にはス
ペーサ14の係合突起14eが嵌合する係合孔15eが
貫通して形成されている。また、スペーサ15の背面に
は、図9の右方に示したように、電極板17を組付ける
ための凹所15gが形成されるとともに、図9の左方の
角孔15bから横長の角孔15cに水を導くための複数
個の切欠15hと、横長の角孔15cから上方に水を導
くための複数個の切欠15i(図9において左方の切欠
の幅が右方の切欠の幅より広く形成されている)が形成
されている。 【0016】前後一対の電極板16,17は、図10に
て示したように二枚一組で成形加工した後に表面処理
(焼成メッキ)を施し、その後に図11に示したように
切断部が側部となるように二枚に切断加工して製作した
もので、隔膜13を挟持する両スペーサ14,15の各
凹所14g,15gに、各2個の円筒打ち出し部16
a,16aと17a,17aが内側となるようにして組
付けられるようになっている。各円筒打ち出し部16
a,16aと17a,17aは、通電用の各端子ねじ2
1と22がねじ込まれて固定される部位であり、各端子
ねじ21,22は各シェル11,12を液密的に貫通し
てねじ込まれるようになっている。 【0017】パッキン18は、図12〜図15にて示し
たように、隔膜13、前後一対のスペーサ14,15及
び前後一対の電極板16,17を一体化する機能と、隔
膜13の左方の角孔13aと両スペーサ14,15の各
角孔14a,15aを通して連通する各シェル11,1
2の凹所11j,12aによって形成されるチャンバー
D1と隔膜13の右方の角孔13bと両スペーサ14,
15の各角孔14b,15bを通して連通する各シェル
11,12の凹所11k,12bによって形成されるチ
ャンバーD2とを区画する機能を有していて、両スペー
サ14,15の周縁部と隔膜13の周縁部を収容すると
ともに両電極板16,17の両側部を収容する凹所18
a1を有して閉ループ形状に形成された矩形の周縁部1
8aと、左方下部後方のシール部18bと、右方下部前
方のシール部18cを備えており、周縁部18aの前後
両面には各シェル11,12のシール溝11o,12c
に嵌合するリブ18d,18eがそれぞれ形成されてい
る。 【0018】上記のように構成した本実施形態の電解水
生成装置においては、水道水供給路101を通して水道
水供給口11eに水道水が供給されるとともに濃塩水供
給路102を通して濃塩水供給口11fに濃塩水が供給
されると、水道水供給口11eから流入する水道水と濃
塩水供給口11fから流入する濃塩水がフロントシェル
11に形成した主水道水供給路Wa1、副水道水供給路
Wa2、上流側の濃塩水供給路Wb1、下流側の濃塩水
供給路Wb2、副混合室A1、塩水供給路Wcを通して
主混合室A2に向けて流れ、最終的に主混合室A2にて
混合されて希塩水となり、この希塩水が各分岐路B1,
B2を通して各チャンバーD1,D2にそれぞれ流入
し、各チャンバーD1,D2から各電解室R1,R2へ
と流れる。 【0019】また、各電解室R1,R2に流入した希塩
水は、例えば前方の電極板16に正極が印加されるとと
もに後方の電極板17に負極が印加されることによっ
て、それぞれ電気分解されて酸性水とアルカリ性水とな
り、前方の電解室R1にて生成された酸性水はフロント
シェル11の右方に形成した連通路P2を通して右方の
流出口11hへと流れ、また後方の電解室R2にて生成
されたアルカリ性水はスペーサ14の連通筒14dとフ
ロントシェル11の左方に形成した連通路P1を通して
左方の流出口11gへと流れて、各流出口11h,11
gから各導出管(図示省略)を通してそれぞれ使用箇所
へと導かれる。 【0020】ところで、本実施形態においては、上流側
の濃塩水供給路Wb1及び下流側の濃塩水供給路Wb2
が副水道水供給路Wa2に対して鋭角に形成されてい
て、水道水の流れに対する濃塩水の流入角度が鋭角とな
るようにしてあるため、副水道水供給路Wa2内の水道
水の流動により各濃塩水供給路Wb1,Wb2内の濃塩
水に吸引力を作用させることができて、濃塩水タンク1
04から各濃塩水供給路Wb1,Wb2に濃塩水を圧送
する濃塩水供給ポンプモータ105に加わる負荷を低減
でき、濃塩水供給ポンプモータ105の低能力化を図る
ことができて、低揚程仕様で安価な濃塩水供給ポンプモ
ータ105の使用が可能となってコスト低減を図ること
ができる。 【0021】また、水道水の流れに対する塩水の流入角
度が鋭角となるようにして、副水道水供給路Wa2内の
水道水の流動により各濃塩水供給路Wb1,Wb2内の
濃塩水に吸引力が作用するようにしたものであるため、
副水道水供給路Wa2と各濃塩水供給路Wb1,Wb2
との各接続部にベンチュリー部を設けて、副水道水供給
路Wa2内の水道水の流動により各濃塩水供給路Wb
1,Wb2内の濃塩水に吸引力が作用するようにしたも
のに比して、副水道水供給路Wa2の通路抵抗を高める
ことなく濃塩水を吸引できて、各電解室R1,R2への
希塩水の供給量を十分に確保することができる。また、
濃塩水供給口11fから濃塩水供給管102が外れた場
合には、濃塩水供給口11fから電解槽100外に漏れ
出る水道水の量を少なくすることができる。 【0022】また、本実施形態の電解槽100において
は、隔膜13の周縁部を一対のスペーサ14,15にて
挟持し、各スペーサ14,15の背面に設けた凹所14
g,15gに各電極板16,17を組付けた状態にて、
両スペーサ14,15及び隔膜13の周縁部と両電極板
16,17の両側部をパッキン18の凹所18a1に収
容することにより、図16に示したように、パッキン1
8にて隔膜13、両スペーサ14,15及び両電極板1
6,17等を容易に一体化することができ、またこれら
を一対のシェル11,12内に収容して両シェル11,
12を接合連結する際には、これらを一部品として容易
に取り扱うことができて、組立作業を容易に行うことが
できる。 【0023】また、本実施形態の電解槽100において
は、両電極板16,17として、二枚一組で成形加工し
た後に表面処理を施し、その後に切断部が側部となるよ
うに二枚に切断加工して製作した電極板が採用されてい
て、パッキン18の凹所18a1に収容される各電極板
16,17の側部が切断部となって電解水と接触しない
ため、切断部にバリ取り加工や表面処理を施す必要がな
く、各電極板16,17を一枚づつ製作する場合に比し
て大幅にコスト低減することができる。 【0024】また、本実施形態の電解槽100において
は、図4にて示したように、各分岐路B1,B2(分流
基点Sから各電解室R1,R2に至る各分岐通路の一
部)が絞り通路とされている。このため、供給口11
e,11fを通して電解槽内に供給される水道水及び濃
塩水の流量が少ない場合にも、両分岐路B1,B2より
流入側の水圧を高い状態に維持することができる。した
がって、各分岐路B1,B2より流出側の各通路におけ
る圧力変動等に起因して各通路内水圧に差圧が生じて
も、この差圧は各分岐路B1,B2を介して抑制されて
流入側に伝わるため、各電解室R1,R2に供給される
流量の差は抑制され、電気分解によって生成される酸性
水の流量とアルカリ性水の流量の差が抑制されて、酸性
水及びアルカリ性水の各生成流量の変動が抑制される。
また、各分岐路B1,B2によって各電解室R1,R2
での水圧を低減することができて、隔膜13に加わる負
荷を低減することができ、隔膜13の耐久性を高めるこ
とができる。 【0025】上記実施形態においては、電解槽100内
にて水道水と濃塩水が混合される電解水生成装置に本発
明を実施したが、電解槽外にて水道水と濃塩水が混合さ
れる電解水生成装置(例えば特開平10−466号公報
に示されている電解水生成装置)にも本発明は同様に実
施し得るものである。また、希塩水を有隔膜の電解槽1
00にて電気分解して酸性水とアルカリ性水を生成する
電解水生成装置に本発明を実施したが、希塩水を無隔膜
の電解槽にて電気分解して電解水を生成する電解槽にも
本発明は同様に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による電解水生成装置の一実施形態を
概略的に示す図である。 【図2】 図1に示した電解槽の分解正面図である。 【図3】 図2に示した電解槽を組み立てた状態での縦
断側面図である。 【図4】 図2及び図3に示したフロントシェル背面図
である。 【図5】 図4に示したシェル本体の背面図である。 【図6】 図2及び図3に示したリヤシェルの正面図で
ある。 【図7】 図2及び図3に示した隔膜の正面図である。 【図8】 図3に示した前方のスペーサの背面と後方の
スペーサの前面を示した図である。 【図9】 図3に示した前方のスペーサの前面と後方の
スペーサの背面を示した図である。 【図10】 図3に示した前後一対の電極板の製作過程
を示す図である。 【図11】 図10に示した各電極板単体の正面図であ
る。 【図12】 図3に示したパッキンの正面図である。 【図13】 図3に示したパッキンの背面図である。 【図14】 図12の14−14線に沿った断面図であ
る。 【図15】 図12の15−15線に沿った断面図であ
る。 【図16】 隔膜、一対のスペーサ及び一対の電極板を
パッキンにて一体化した組立体の正面図である。 【符号の説明】 100…電解槽、101…水道水供給管、102…濃塩
水供給管、104…濃塩水タンク、105…濃塩水供給
ポンプモータ、11…フロントシェル、11e…水道水
供給口、11f…濃塩水供給口、11h,11g…流出
口、12…リアシェル、13…隔膜、14,15…スペ
ーサ、16,17…電極板、18…パッキン、18a1
…凹所、B1,B2…分岐路(絞り通路)、R1,R2
…電解室、Wa1…主水道水供給路、Wa2…副水道水
供給路、Wb1…上流側の濃塩水供給路、Wb2…下流
側の濃塩水供給路、A1…副混合室、Wc…塩水供給
路、A2…主混合室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 洋介 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 4D061 AA03 AB07 AB08 BA02 BB01 BB04 BB12 BB14 BB16 BD12 BD13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 水道水供給路を通して供給される水道水
    と濃塩水供給路を通して濃塩水タンクからポンプにより
    圧送供給される濃塩水との混合によって生成される希塩
    水を電解槽の電解室にて電気分解して電解水を生成する
    ようにした電解水生成装置において、前記水道水供給路
    に対して前記濃塩水供給路を鋭角に形成して、水道水の
    流れに対する塩水の流入角度が鋭角となるようにしたこ
    とを特徴とする電解水生成装置。
JP10237758A 1998-08-24 1998-08-24 電解水生成装置 Pending JP2000061469A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5572734B1 (ja) * 2013-05-21 2014-08-13 株式会社日本トリム 電解槽及びこれを備えた電解水生成装置
WO2021074977A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 ヴィータ株式会社 整水用電解槽及びこれを組み込んだ家庭用整水器

Cited By (2)

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JP5572734B1 (ja) * 2013-05-21 2014-08-13 株式会社日本トリム 電解槽及びこれを備えた電解水生成装置
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