JP2000061382A - 塗布装置、塗布方法、並びに機能分離塗膜を有する積層材 - Google Patents

塗布装置、塗布方法、並びに機能分離塗膜を有する積層材

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JP2000061382A
JP2000061382A JP10234355A JP23435598A JP2000061382A JP 2000061382 A JP2000061382 A JP 2000061382A JP 10234355 A JP10234355 A JP 10234355A JP 23435598 A JP23435598 A JP 23435598A JP 2000061382 A JP2000061382 A JP 2000061382A
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coating
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coating film
holding space
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Nobuhiko Takashima
伸彦 高嶋
Shoichi Kurokawa
正一 黒川
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸のない(境界に段差のない)機能分離塗
膜を有する積層材を提供することである。また、この凹
凸のない機能分離塗膜を有する積層材を効率よく製造で
きる塗布技術を提供することである。 【解決手段】 支持体の表面に、塗膜となった時点では
互いに異なる機能を発揮する複数種類の液剤を塗布する
ための装置であって、前記支持体の表面と向き合うよう
設けられる塗布ヘッドと、この塗布ヘッドに液剤を供給
する液剤供給手段とを具備し、前記塗布ヘッドは、前記
支持体の表面と向き合う部位には、前記支持体の幅方向
に沿ったスリットを有し、かつ、前記塗布ヘッドは、そ
の内部に、共に前記支持体の幅方向に沿った、液剤保持
空間およびこの液剤保持空間と前記スリットとをつなぐ
液剤誘導路を有し、更に、前記液剤保持空間は、前記支
持体の幅方向と交差する仕切りにより、複数の空間に区
画されてなり、前記液剤供給手段は、前記仕切りによっ
て前記液剤保持空間を区画してなる空間のそれぞれに所
定種類の液剤を供給するよう構成されてなる塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばブラウン管
におけるシャドーマスクの形成に使用される、機能分離
塗膜を有する積層材(ガラスフォトプレート)と、その
製造技術に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ブラウン管の
シャドーマスクのマスクパターン形成には、ガラスフォ
トプレートと呼ばれる積層材が使用されている。このガ
ラスフォトプレートは、支持体であるガラス板の表面
に、マット材が含まれた写真感光材料の塗膜を形成して
なるものであり、上記シャドーマスクは、ガラスフォト
プレートをマスクパターンとして用い、レジスト塗布さ
れた金属板(鉄板)にパターン転写(焼き付け)後、エ
ッチング処理によって製造されている。
【0003】ところで、写真感光材料に含まれるマット
材は、ガラスフォトプレートに形成されたシャドーマス
クパターンを鉄板に焼き付けする時、ガラスフォトプレ
ートと鉄板との真空密着時間を早める役割を果たすが、
塗膜がこれを含んでいると、パターン焼き付け後、ガラ
スフォトプレートを焼き付け装置にセットする際、その
位置合わせが著しく困難になる。すなわち、ガラスフォ
トプレートを構成するガラス板の縁部には、通常、トン
ボと呼ばれる位置合わせ用の「+」マークが付けられて
いるが、塗膜がマット材を含んでいると、このトンボを
容易には判別できなくなる。
【0004】こうした理由から、ガラス板のトンボが付
けられる部分については、マット材を含まない塗膜を形
成することが、つまり1枚のガラス板に機能の異なる2
種類の塗膜を形成することが望ましい。従来、こうした
構造のガラスフォトプレートは、写真感光材料の塗布を
2回に分けて行うことにより製造されていた。すなわ
ち、まず、トンボが付けられたガラス板の縁部にマット
材を含まない塗膜を形成し、次いで、残りの部分にマッ
ト材を含む塗膜を形成することによって得ていた。
【0005】しかし、この方法では、2種類の塗膜が全
く重なり合わず、しかも全く隙間ができないよう写真感
光材料を塗布することは、現実的に不可能である。この
ためマット材を含まない塗膜とマット材を含む塗膜との
間には、写真感光材料が未塗布の部分ができてしまう。
あるいは、異種塗膜同士が重なり合った部分が形成され
る。こうした塗膜の欠陥は、当然のことながら、鉄板に
上記ガラスフォトプレートを用いてシャドーマスクパタ
ーンを形成する際、真空密着性を低下させる。そして、
ガラスフォトプレートもしくは鉄板に局所的な反りやう
ねりを生じさせ、品質に悪影響を与える。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、凹凸のない(境界に段差のない)機能分離塗膜を
有する積層材を提供することである。また、この凹凸の
ない機能分離塗膜を有する積層材を効率よく製造できる
塗布技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、支持体の
表面に、塗膜となった時点では互いに異なる機能を発揮
する複数種類の液剤を塗布するための装置であって、前
記支持体の表面と向き合うよう設けられる塗布ヘッド
と、この塗布ヘッドに液剤を供給する液剤供給手段とを
具備し、前記塗布ヘッドは、前記支持体の表面と向き合
う部位には、前記支持体の幅方向に沿ったスリットを有
し、かつ、前記塗布ヘッドは、その内部に、共に前記支
持体の幅方向に沿った、液剤保持空間およびこの液剤保
持空間と前記スリットとをつなぐ液剤誘導路を有し、更
に、前記液剤保持空間は、前記支持体の幅方向と交差す
る仕切りにより、複数の空間に区画されてなり、前記液
剤供給手段は、前記仕切りによって前記液剤保持空間を
区画してなる空間のそれぞれに所定種類の液剤を供給す
るよう構成されてなることを特徴とする塗布装置によっ
て解決される。
【0008】すなわち、塗布装置を上記のごとく構成し
た場合、互いに異なる種類の液剤は、仕切りによって区
画された個々の空間から液剤誘導路に送り込まれるが、
この液剤誘導路を流れる途中で、それらは混じり合うこ
となく接した状態となる。つまり、互いに異なる種類の
液剤は、境界面が存在する状態で接して液剤誘導路を流
れ、スリットから支持体表面に供給されることになる。
したがって、本発明の塗布装置では、複数種類の塗膜が
全く重なり合わず、しかも全く隙間ができないよう液剤
を一度に支持体表面に塗布することが可能である。ゆえ
に、例えば液剤としてマット材を含む写真感光材料とマ
ット材を含まない写真感光材料とを用いた場合でも、写
真感光材料が未塗布の部分や異種塗膜同士が重なり合っ
た部分が形成されることはなく、表面に欠陥すなわち凹
凸のない高品質な機能分離塗膜を有する積層材(ガラス
フォトプレート)が効率よく得られる。
【0009】なお、上記塗布装置にあっては、複数種類
の液剤同士が一層確実に接した状態で液剤誘導路を流れ
るようにするため、仕切りにおける、支持体の幅方向に
沿った厚みを3cm以下とするのが好ましい。ちなみ
に、この仕切りの厚みについて下限の規定は特にない
が、実質上、0.2cmが下限となる。つまり、仕切り
厚みの好ましい範囲は、0.2cm以上、3cm以下で
ある。但し、装置が運用可能であれば、仕切りは可能な
限り薄い方が好ましい。
【0010】また、上記の課題は、支持体の表面と向き
合うよう設けられる塗布ヘッドを具備し、この塗布ヘッ
ドは、前記支持体の表面と向き合う部位に、前記支持体
の幅方向に沿ってスリットを有し、かつ、内部には、液
剤保持空間およびこの液剤保持空間と前記スリットとを
つなぐ液剤誘導路を、共に前記支持体の幅方向に沿って
有してなる塗布装置を使用し、この塗布装置における塗
布ヘッドの一端側から第1の液剤を、また、前記塗布装
置における塗布ヘッドの他端側から、塗膜となった時点
では前記第1の液剤と異なる機能を発揮する第2の液剤
を前記液剤保持空間に供給して、前記第1の液剤と第2
の液剤とを前記支持体の表面に塗布する方法であって、
前記スリットを前記液剤保持空間よりも下方に存在さ
せ、前記第1の液剤として、比重が前記第2の液剤の比
重以下のものを使用し、前記支持体の幅方向に沿った前
記第1の液剤からなる塗膜の幅を、前記第2の液剤から
なる塗膜の幅以上となるよう塗布することを特徴とする
塗布方法によって解決される。
【0011】あるいは、上記の課題は、支持体の表面と
向き合うよう設けられる塗布ヘッドを具備し、この塗布
ヘッドは、前記支持体の表面と向き合う部位に、前記支
持体の幅方向に沿ってスリットを有し、かつ、内部に
は、液剤保持空間およびこの液剤保持空間と前記スリッ
トとをつなぐ液剤誘導路を、共に前記支持体の幅方向に
沿って有してなる塗布装置を使用し、この塗布装置にお
ける塗布ヘッドの一端側から第1の液剤を、また、前記
塗布装置における塗布ヘッドの他端側から、塗膜となっ
た時点では前記第1の液剤と異なる機能を発揮する第2
の液剤を前記液剤保持空間に供給して、前記第1の液剤
と第2の液剤とを前記支持体の表面に塗布する方法であ
って、前記スリットを前記液剤保持空間よりも上方に存
在させ、前記第1の液剤として、比重が前記第2の液剤
の比重以上のものを使用し、前記支持体の幅方向に沿っ
た前記第1の液剤からなる塗膜の幅を、前記第2の液剤
からなる塗膜の幅以上となるよう塗布することを特徴と
する塗布方法によって解決される。
【0012】すなわち、上記塗布方法では、スリットが
塗布ヘッドの液剤保持空間よりも下方に存在する状態
で、かつ、支持体の幅方向に沿った第1の液剤からなる
塗膜の幅が、第2の液剤からなる塗膜の幅以上となるよ
う塗布を行う場合には、第1の液剤として、比重が第2
の液剤の比重以下のものを使用するようにしたので、ス
リット付近にあっても、液剤誘導路内における第2の液
剤の空間占有率は低下しない。よって、スリットから吐
出した時点では、第1の液剤の幅と、第2の液剤の幅と
の比率は所期のものとなる。つまり、本発明の塗布方法
によっても、複数種類の塗膜が全く重なり合わず、しか
も全く隙間ができないよう液剤を一度に支持体表面に塗
布することが可能であり、表面に欠陥すなわち凹凸のな
い高品質な機能分離塗膜を有する積層材(ガラスフォト
プレート)が効率よく得られる。
【0013】これに対して、スリットが塗布ヘッドの液
剤保持空間よりも上方に存在する状態で、かつ、支持体
の幅方向に沿った第1の液剤からなる塗膜の幅が、第2
の液剤からなる塗膜の幅以上となるよう塗布を行う場合
には、第1の液剤として、比重を第2の液剤の比重以上
のものを使用するようにしたので、先の場合と同様、や
はりスリット付近においても、液剤誘導路内における第
2の液剤の空間占有率は低下しない。ゆえに、スリット
から吐出した時点では、第1の液剤の幅と、第2の液剤
の幅との比率は所期のものとなり、この結果、複数種類
の塗膜が全く重なり合わず、しかも全く隙間ができない
よう液剤を一度に支持体表面に塗布することができる。
したがって、表面に欠陥すなわち凹凸のない高品質な機
能分離塗膜を有する積層材(ガラスフォトプレート)が
効率よく得られる。
【0014】なお、上記塗布方法では、液剤保持空間内
や液剤誘導路内における第1の液剤および第2の液剤の
空間占有率を一層理想的なものとするため、第1の液剤
および第2の液剤として、表面張力差が5dyn/cm
以下のものを用いることが好ましい。但し、ここでも下
限の規定は特にない。すなわち、実質上、0dyn/c
mが下限となり、この値が最も好ましい。
【0015】更に、本発明の課題は、上記塗布装置を用
いて得られた、互いに異なる機能を発揮する塗膜を、重
なり合うことなく支持体の表面に連続形成してなる機能
分離塗膜を有する積層材であって、前記支持体は枚葉物
であることを特徴とする機能分離塗膜を有する積層材に
よって解決される。
【0016】あるいは、同じく、上記塗布装置を用いて
得られた、互いに異なる機能を発揮する塗膜を、重なり
合うことなく支持体の表面に連続形成してなる機能分離
塗膜を有する積層材であって、前記支持体は長尺物であ
ることを特徴とする機能分離塗膜を有する積層材によっ
て解決される。
【0017】また、本発明の課題は、上記塗布方法を用
いて得られた、第1の液剤からなる塗膜と第2の液剤か
らなる塗膜とを、重なり合うことなく支持体の表面に連
続形成してなる機能分離塗膜を有する積層材であって、
前記支持体は枚葉物であることを特徴とする機能分離塗
膜を有する積層材によって解決される。
【0018】あるいは、同じく、上記塗布方法を用いて
得られた、第1の液剤からなる塗膜と第2の液剤からな
る塗膜とを、重なり合うことなく支持体の表面に連続形
成してなる機能分離塗膜を有する積層材であって、前記
支持体は長尺物であることを特徴とする機能分離塗膜を
有する積層材によって解決される。
【0019】すなわち、上述した塗布装置や塗布方法を
利用し、そして支持体として枚葉物あるいは長尺物を用
いてなる本発明の積層材は、支持体表面に形成された機
能分離塗膜が有害な欠陥である凹凸(段差)を持たな
い。よって、例えば液剤として、マット材を含む写真感
光材料と、マット材を含まない写真感光材料とを用いた
場合、写真感光材料が未塗布の部分や異種塗膜同士が重
なり合った部分が形成されることはなく、表面に凹凸の
ない高品質な機能分離塗膜を有する積層材(ガラスフォ
トプレート)として使用できる。
【0020】なお、本明細書において、複数種類の液剤
が塗膜となった時点で発揮する互いに異なる機能として
は、例えば、表面粗さ(表面粗度)、帯電性、膜強度、
色、感光性(感度)、更に表面エネルギー(濡れやす
さ)を挙げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施形態として
説明する塗布装置は、支持体の表面に、塗膜となった時
点では互いに異なる機能を発揮する2種類の液剤(写真
感光材料)を塗布するためのものであって、前記支持体
の表面と向き合うよう設けられる塗布ヘッドと、この塗
布ヘッドに液剤を供給する液剤供給手段とを具備し、前
記塗布ヘッドにおいて前記支持体の表面と向き合う部位
には、前記支持体の幅方向に沿ってスリットが形成さ
れ、かつ、前記塗布ヘッドの内部には、液剤保持空間お
よびこの液剤保持空間と前記スリットとをつなぐ液剤誘
導路が、共に前記支持体の幅方向に沿って形成され、更
に、前記液剤保持空間は、前記支持体の幅方向と交差す
る仕切りにより、複数の空間に区画されてなり、前記液
剤供給手段は、前記仕切りによって前記液剤保持空間を
区画してなる空間のそれぞれに所定種類の液剤を供給す
るよう構成されている。なお、本実施形態では、仕切り
における、支持体の幅方向に沿った厚みを3cm以下と
している。
【0022】また、同じく、以下で本発明の一実施形態
として説明する機能分離塗膜を有する積層材、すなわち
ガラスフォトプレートは、上記塗布装置を用いて得られ
た、互いに異なる機能を発揮する塗膜を、重なり合うこ
となく支持体の表面に連続形成してなるものであって、
支持体として枚葉物(あるいは長尺物)を用いたことを
特徴とする。
【0023】続いて、図1〜図5を用い、本発明の実施
形態に係る塗布装置(以下、本装置と言う)および本発
明の実施形態に係る機能分離塗膜を有する積層材(以
下、ガラスフォトプレートと言う)を更に詳しく説明す
る。なお、図1は本装置の概略構造図、図2は中央付近
での塗布ヘッドの横断面図、図3はガラス板の幅方向に
沿った塗布ヘッドの縦断面図、図4は写真感光材料を供
給した状態での塗布ヘッドの縦断面図、図5はガラス板
に写真感光材料を塗布している状態を示す斜視図であ
る。
【0024】本装置は、支持体であるガラス板の表面
に、塗膜となった時点では互いに異なる機能を発揮する
2種類の写真感光材料(マット材を含むものと含まない
もの)を塗布するためのものであって、図1から判るよ
うに、概して、ガラス板の表面と向き合うよう設けられ
る塗布ヘッド1と、この塗布ヘッド1に写真感光材料を
供給する写真感光材料供給手段(液剤供給手段)2とを
具備してなる。そして、塗布ヘッド1と写真感光材料供
給手段2とは、ホース3a,3bによって接続されてい
る。なお、本実施形態では、ホース3aからはマット材
を含む写真感光材料が、また、ホース3bからはマット
材を含まない写真感光材料が塗布ヘッド1に供給される
ようにしている。
【0025】本装置が備える上記構成要素のうち塗布ヘ
ッド1は、図2から判るように、ガラス板の表面と向き
合う下端部に、このガラス板の幅方向に沿ったスリット
4が形成されている。また、塗布ヘッド1の内部には、
矩形断面の写真感光材料保持空間(液剤保持空間)5
と、この写真感光材料保持空間5とスリット4とをつな
ぐ写真感光材料誘導路(液剤誘導路)6とが、共にガラ
ス板の幅方向に沿って形成されている。つまり、塗布ヘ
ッド1は、図3からも判るように、内部に略Ω状断面の
空間が形成された本体部1aの両端開口を、蓋7a,7
bによって閉塞してなる構造を有する。なお、上述した
ホース3a,3bの端部は、それぞれ蓋7a,7bを貫
通しており、それらの端部開口は写真感光材料保持空間
5に面するようになっている。また、ここでは、写真感
光材料誘導路6の幅(=スリット4の幅)c1 を写真感
光材料保持空間5の幅c2 の1/75としている。
【0026】上記塗布ヘッド1は、更に仕切り8を備え
る。すなわち、塗布ヘッド1の写真感光材料保持空間5
には、仕切り8が、支持体であるガラス板の幅方向と直
交するよう配置されている。そして、これによって写真
感光材料保持空間5は、大きさの等しくない二つの空間
5a,5bに区画されている。したがって、上述した写
真感光材料供給手段2は、マット材を含む写真感光材料
を空間5aに、マット材を含まない写真感光材料を空間
5bに供給することになる。
【0027】なお、本実施形態では、この仕切り8の、
ガラス板の幅方向に沿った厚みtを3cm以下、特に
0.2cmとしている。ちなみに、これは塗布ヘッド1
における本体部幅Tの1/160の寸法である。また、
仕切り8の位置についてであるが、本実施形態では、こ
の仕切り8を、マット材を含まない写真感光材料を供給
するホース3b側に偏移させている。つまり、仕切り8
は、写真感光材料保持空間5を約7:1に分割するよう
設けられている。そして、更に言えば、仕切り8の下端
は、スリット4の近傍まで延在させることができる。つ
まり、場合によっては、スリット4の直前で異種写真感
光材料同士が接するよう写真感光材料誘導路6に仕切り
を設けてもよい。
【0028】上記のごとく構成された塗布装置を用い
て、支持体であるガラス板の表面に、異種写真感光材料
を塗布する場合、まず、写真感光材料供給手段2を作動
させて塗布ヘッド1の写真感光材料保持空間5に、マッ
ト材を含む写真感光材料Aとマット材を含まない写真感
光材料Bとを、写真感光材料保持空間5の分割比率に応
じた量ずつ供給する。
【0029】こうして写真感光材料保持空間5に供給さ
れた2種類の写真感光材料A,Bは、次いで写真感光材
料誘導路6を落下するわけであるが、このとき、上記構
成の本装置では、図4に示すごとく、2種類の写真感光
材料A,Bは互いに混じり合うことなく、境界面Sが存
在する状態で接して写真感光材料誘導路6を流れ落ち
る。そして、2種類の写真感光材料A,Bは、搬送され
てくるガラス板Fの表面にスリット4から供給されて塗
膜となる。これによって、図5に示すごとく、互いに異
なる機能を発揮する2種類の塗膜9a,9bを、重なり
合うことなくガラス板Fの表面に連続形成してなるガラ
スフォトプレート(機能分離塗膜を有する積層材)が得
られる。
【0030】このように本装置では、ガラス板Fの表面
に形成される2種類の塗膜が全く重なり合わず、しかも
全く隙間ができないよう、写真感光材料を一度にガラス
板Fの表面に塗布することが可能である。ゆえに、表面
に欠陥すなわち凹凸のない高品質なガラスフォトプレー
トが効率よく得られる。なお、ここでは、支持体として
枚葉物であるガラス板を用い場合を例に挙げたが、これ
に代えて、プラスチックフィルムなどの長尺物を用いて
もよい。
【0031】続いて、本発明に係る塗布方法の一実施形
態について説明する。以下で、本発明の一実施形態とし
て説明する塗布方法は、支持体の表面と向き合うよう設
けられる塗布ヘッドを具備し、この塗布ヘッドは、支持
体の表面と向き合う部位に、支持体の幅方向に沿ってス
リットが形成され、かつ、内部には、液剤(写真感光材
料)保持空間およびこの液剤保持空間と前記スリットと
をつなぐ液剤誘導路が、共に支持体の幅方向に沿って形
成されてなるものである塗布装置を使用し、この塗布装
置における塗布ヘッドの一端側から第1の液剤を、ま
た、塗布装置における塗布ヘッドの他端側から、塗膜と
なった時点では第1の液剤と異なる機能を発揮する第2
の液剤を液剤保持空間に供給して、第1の液剤と第2の
液剤とを支持体の表面に塗布するものであって、スリッ
トを液剤保持空間よりも下方に存在させ、第1の液剤と
して、比重が第2の液剤の比重以下のものを使用し、支
持体の幅方向に沿った第1の液剤からなる塗膜の幅を、
第2の液剤からなる塗膜の幅以上となるよう塗布するこ
とを特徴とする。あるいは、同塗布装置を使用し、この
塗布装置のスリットを液剤保持空間よりも上方に存在さ
せ、第1の液剤として、比重が第2の液剤の比重以上の
ものを使用し、支持体の幅方向に沿った第1の液剤から
なる塗膜の幅を、第2の液剤からなる塗膜の幅以上とな
るよう塗布することを特徴とする。なお、本実施形態で
は、第1の液剤および第2の液剤として、表面張力差
が、5dyn/cm以下のものを使用する。
【0032】また、同じく、以下で本発明の一実施形態
として説明する機能分離塗膜を有する積層材、すなわち
ガラスフォトプレートは、上記塗布方法を用いて得られ
た、互いに異なる機能を発揮する塗膜を、重なり合うこ
となく支持体の表面に連続形成してなるものであって、
支持体として枚葉物(あるいは長尺物)を用いたことを
特徴とする。
【0033】続いて、図6及び図7を用い、本発明の実
施形態に係る塗布方法(以下、本方法と言う)および本
発明の実施形態に係る機能分離塗膜を有する積層材(ガ
ラスフォトプレート)を更に詳しく説明する。なお、図
6は塗布ヘッドを下向きにして写真感光材料をガラス板
に塗布している状態での塗布ヘッドの縦断面図、図7は
塗布ヘッドを上向きにして写真感光材料をガラス板に塗
布している状態での塗布ヘッドの縦断面図である。
【0034】まず、本方法にて使用する塗布装置につい
てであるが、これは、上述した塗布装置から仕切りを取
り除いた構造となっている。すなわち、本方法でも、支
持体であるガラス板F’の表面と向き合うよう設けられ
る塗布ヘッド10を具備し、更にこの塗布ヘッド10
は、ガラス板F’の表面と向き合う部位に、このガラス
板F’の幅方向に沿ってスリット11が形成され、か
つ、内部には、写真感光材料保持空間12およびこの写
真感光材料保持空間12とスリット11とをつなぐ写真
感光材料誘導路13が、共にガラス板F’の幅方向に沿
って形成されてなる塗布装置を使用する。
【0035】また、図示していない写真感光材料供給手
段(液剤供給手段)についても、上記塗布ヘッド10の
一端側から第1の写真感光材料(マット材を含む写真感
光材料)を、同塗布ヘッド10の他端側から、塗膜とな
った時点では第1の写真感光材料と異なる機能を発揮す
る第2の写真感光材料(マット材を含まない写真感光材
料)を写真感光材料保持空間12に供給するよう構成さ
れている。
【0036】さて、上記構成の塗布装置を使用した、写
真感光材料をガラス板F’に塗布する方法についてであ
るが、図6に示すごとく、スリット11が写真感光材料
保持空間12よりも下方に存在する状態で、かつ、ガラ
ス板F’の幅方向に沿った第1の写真感光材料A’から
なる塗膜の幅が、第2の写真感光材料B’からなる塗膜
の幅以上となるように塗布を行う場合、本実施形態で
は、第1の写真感光材料A’として、比重が第2の写真
感光材料B’の比重以下のものを使用する。
【0037】したがって、写真感光材料保持空間12内
では、第1の写真感光材料A’が第2の写真感光材料
B’の上に乗り上がった格好となり、その結果、スリッ
ト11付近にあっても、写真感光材料誘導路13内にお
ける第2の写真感光材料B’の空間占有率は低下しな
い。ゆえに、スリット11から吐出した時点では、第1
の写真感光材料A’の幅と、第2の写真感光材料B’の
幅との比率は所期のものとなる。つまり、本方法を用い
ることで、2種類の塗膜が全く重なり合わず、しかも全
く隙間ができないよう写真感光材料を一度にガラス板
F’の表面に塗布することが可能であり、表面に凹凸の
ない高品質なガラスフォトプレートが効率よく得られ
る。
【0038】一方、図7に示すごとく、スリット11が
写真感光材料保持空間12よりも上方に存在する状態
で、かつ、ガラス板F’の幅方向に沿った第1の写真感
光材料A’からなる塗膜の幅が、第2の写真感光材料
B’からなる塗膜の幅以上となるよう塗布を行う場合、
本実施形態では、第1の写真感光材料A’として、比重
が第2の写真感光材料B’の比重以上のものを使用す
る。
【0039】したがって、先の場合とは逆に、写真感光
材料保持空間12内では、第2の写真感光材料B’が第
1の写真感光材料A’の上に乗り上がった格好となり、
その結果、スリット11付近にあっても、写真感光材料
誘導路13内における第2の写真感光材料B’の空間占
有率は低下しない。ゆえに、スリット11から吐出した
時点では、第1の写真感光材料A’の幅と、第2の写真
感光材料B’の幅との比率は所期のものとなる。言い換
えれば、本方法を用いることで、2種類の塗膜が全く重
なり合わず、しかも全く隙間ができないよう写真感光材
料を一度にガラス板F’の表面に塗布することが可能で
あり、表面に凹凸のない高品質なガラスフォトプレート
が効率よく得られる。
【0040】なお、ここでは、支持体として枚葉物であ
るガラス板を用い場合を例に挙げたが、これに代えて、
プラスチックフィルムなどの長尺物を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る機能分離塗膜を有する積層
材は、塗膜に凹凸が存在せず、優れた特性を発揮する。
また、本発明に係る塗布技術は、この凹凸のない機能分
離塗膜を有する積層材を効率よく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である塗布装置の概略構造
【図2】中央付近での塗布ヘッドの横断面図
【図3】ガラス板の幅方向に沿った塗布ヘッドの縦断面
【図4】写真感光材料を供給した状態での塗布ヘッドの
縦断面図
【図5】ガラス板に写真感光材料を塗布している状態を
示す斜視図
【図6】塗布ヘッドを下向きにして写真感光材料をガラ
ス板に塗布している状態での塗布ヘッドの縦断面図
【図7】塗布ヘッドを上向きにして写真感光材料をガラ
ス板に塗布している状態での塗布ヘッドの縦断面図
【符号の説明】
1 塗布ヘッド 2 写真感光材料供給手段(液剤供給手
段) 3a,3b ホース 4 スリット 5 写真感光材料保持空間(液剤保持空
間) 6 写真感光材料誘導路(液剤誘導路) 7a,7b 蓋 8 仕切り 9a,9b 塗膜 F ガラス板(支持体) A,B 写真感光材料(液剤)
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC14 AE02 AE22 CA50 DA06 DB13 DC18 EA45 4F041 AA02 AA05 AB01 BA13 BA32 BA34 5C027 HH05 HH08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の表面に、塗膜となった時点では
    互いに異なる機能を発揮する複数種類の液剤を塗布する
    ための装置であって、 前記支持体の表面と向き合うよう設けられる塗布ヘッド
    と、 この塗布ヘッドに液剤を供給する液剤供給手段とを具備
    し、 前記塗布ヘッドは、前記支持体の表面と向き合う部位に
    は、前記支持体の幅方向に沿ったスリットを有し、 かつ、前記塗布ヘッドは、その内部に、共に前記支持体
    の幅方向に沿った、液剤保持空間およびこの液剤保持空
    間と前記スリットとをつなぐ液剤誘導路を有し、 更に、前記液剤保持空間は、前記支持体の幅方向と交差
    する仕切りにより、複数の空間に区画されてなり、 前記液剤供給手段は、前記仕切りによって前記液剤保持
    空間を区画してなる空間のそれぞれに所定種類の液剤を
    供給するよう構成されてなることを特徴とする塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 仕切りにおける、支持体の幅方向に沿っ
    た厚みを3cm以下としたことを特徴とする請求項1に
    記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 支持体の表面と向き合うよう設けられる
    塗布ヘッドを具備し、この塗布ヘッドは、前記支持体の
    表面と向き合う部位に、前記支持体の幅方向に沿ってス
    リットを有し、かつ、内部には、液剤保持空間およびこ
    の液剤保持空間と前記スリットとをつなぐ液剤誘導路
    を、共に前記支持体の幅方向に沿って有してなる塗布装
    置を使用し、 この塗布装置における塗布ヘッドの一端側から第1の液
    剤を、また、前記塗布装置における塗布ヘッドの他端側
    から、塗膜となった時点では前記第1の液剤と異なる機
    能を発揮する第2の液剤を前記液剤保持空間に供給し
    て、前記第1の液剤と第2の液剤とを前記支持体の表面
    に塗布する方法であって、 前記スリットを前記液剤保持空間よりも下方に存在さ
    せ、 前記第1の液剤として、比重が前記第2の液剤の比重以
    下のものを使用し、 前記支持体の幅方向に沿った前記第1の液剤からなる塗
    膜の幅を、前記第2の液剤からなる塗膜の幅以上となる
    よう塗布することを特徴とする塗布方法。
  4. 【請求項4】 支持体の表面と向き合うよう設けられる
    塗布ヘッドを具備し、この塗布ヘッドは、前記支持体の
    表面と向き合う部位に、前記支持体の幅方向に沿ってス
    リットを有し、かつ、内部には、液剤保持空間およびこ
    の液剤保持空間と前記スリットとをつなぐ液剤誘導路
    を、共に前記支持体の幅方向に沿って有してなる塗布装
    置を使用し、 この塗布装置における塗布ヘッドの一端側から第1の液
    剤を、また、前記塗布装置における塗布ヘッドの他端側
    から、塗膜となった時点では前記第1の液剤と異なる機
    能を発揮する第2の液剤を前記液剤保持空間に供給し
    て、前記第1の液剤と第2の液剤とを前記支持体の表面
    に塗布する方法であって、 前記スリットを前記液剤保持空間よりも上方に存在さ
    せ、 前記第1の液剤として、比重が前記第2の液剤の比重以
    上のものを使用し、 前記支持体の幅方向に沿った前記第1の液剤からなる塗
    膜の幅を、前記第2の液剤からなる塗膜の幅以上となる
    よう塗布することを特徴とする塗布方法。
  5. 【請求項5】 第1の液剤および第2の液剤として、表
    面張力差が、5dyn/cm以下のものを用いることを
    特徴とする請求項3又は請求項4に記載の塗布方法。
  6. 【請求項6】 上記請求項1又は請求項2に記載の塗布
    装置を用いて得られた、互いに異なる機能を発揮する塗
    膜を、重なり合うことなく支持体の表面に連続形成して
    なる機能分離塗膜を有する積層材であって、 前記支持体は枚葉物であることを特徴とする機能分離塗
    膜を有する積層材。
  7. 【請求項7】 上記請求項1又は請求項2に記載の塗布
    装置を用いて得られた、互いに異なる機能を発揮する塗
    膜を、重なり合うことなく支持体の表面に連続形成して
    なる機能分離塗膜を有する積層材であって、 前記支持体は長尺物であることを特徴とする機能分離塗
    膜を有する積層材。
  8. 【請求項8】 上記請求項3〜請求項5のいずれかに記
    載の塗布方法を用いて得られた、第1の液剤からなる塗
    膜と第2の液剤からなる塗膜とを、重なり合うことなく
    支持体の表面に連続形成してなる機能分離塗膜を有する
    積層材であって、 前記支持体は枚葉物であることを特徴とする機能分離塗
    膜を有する積層材。
  9. 【請求項9】 上記請求項3〜請求項5のいずれかに記
    載の塗布方法を用いて得られた、第1の液剤からなる塗
    膜と第2の液剤からなる塗膜とを、重なり合うことなく
    支持体の表面に連続形成してなる機能分離塗膜を有する
    積層材であって、 前記支持体は長尺物であることを特徴とする機能分離塗
    膜を有する積層材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020072007A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 トヨタ自動車株式会社 電極板、これを用いた電池、電極板の製造方法、これを用いた電池の製造方法、ダイヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020072007A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 トヨタ自動車株式会社 電極板、これを用いた電池、電極板の製造方法、これを用いた電池の製造方法、ダイヘッド
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