JP2614024B2 - カーテンフローコーター - Google Patents

カーテンフローコーター

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JP2614024B2
JP2614024B2 JP28774494A JP28774494A JP2614024B2 JP 2614024 B2 JP2614024 B2 JP 2614024B2 JP 28774494 A JP28774494 A JP 28774494A JP 28774494 A JP28774494 A JP 28774494A JP 2614024 B2 JP2614024 B2 JP 2614024B2
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photosensitive liquid
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進 森内
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富山日本電気株式会社
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーテンフローコーター
に関し、特に印刷配線板上に感光性液状ソルダレジスト
を塗布するカーテンフローコーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカーテンフローコーターは図4
(a)に示す様に、まず、インク供給槽1に充填された
感光性液状ソルダレジスト2をドクタープレート4を介
して垂直カーテン状に自由落下させる。次に、図4
(b)に示す様に印刷配線板5をカーテン状の感光性液
状ソルダレジスト2中に供給用ベルトコンベア6にて通
過させる。次に、受取り用ベルトコンベア7にて印刷配
線板5を受け取り、感光性液状ソルダレジスト塗膜8が
形成された印刷配線板5を得るものであった。また、自
由落下後の感光性液状ソルダレジスト2はインク受け槽
9にて常時回収され、配管10にてインク供給槽1に転
送されている。また、従来のドクタープレート4は図5
に示す様に、一枚で、かつ重力方向に設置されている
(例えば、特開昭62−2595号公報,特開昭57−
44837号公報,特開昭59−178787号公報お
よび特開昭63−80594号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のカーテンフ
ローコーターには、感光性液状ソルダレジスト2中に混
入している気泡により、印刷配線5上に形成された感光
性液状ソルダレジスト塗膜8に不着不良が発生するとい
った課題があった。
【0004】本発明の目的は、印刷配線板上に形成され
た感光性液状ソルダレジスト塗膜に不着不良の発生のな
いカーテンフローコーターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカーテンフロー
コーターは、感光性液状ソルダレジストが充填されたイ
ンク供給槽と、このインク供給槽の上縁に重力方向に対
してほぼ平行か又は内側に傾斜して懸吊され前記感光性
液状ソルダレジストを垂直カーテン状に自由落下させる
二枚のドクタープレートと、この二枚のドクタープレー
トの下端から一定の間隔をおいて配置され垂直カーテン
状に自由落下する前記感光性液状ソルダレジスト中を印
刷配線板を搬送する供給用ベルトコンベアと、受取用ベ
ルトコンベアと、垂直カーテン状に自由落下した前記感
光性液状ソルダレジストを回収するインク受け槽と、回
収した前記感光性液状ソルダレジストを前記インク供給
槽に転送する配管とを有する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1(a),(b)は本発明の第1の実施
例による感光性液状ソルダレジスト塗膜の形成方法を説
明する工程順に示した概略構成図である。本発明の第1
の実施例は、図1(a)に示す様に、印刷配線板5の表
面から一定の距離を隔てた箇所に感光性液状ソルダレジ
スト2を垂直カーテン状に自由落下させるための二枚の
ドクタープレート3a,3bを有したインク供給槽1
と、感光性液状ソルダレジスト2を回収するためのイン
ク受け槽9と、カーテン状に自由落下している感光性液
状ソルダレジスト2中を印刷配線板5を通過させるため
の供給用ベルトコンベア6,受け取り用ベルトコンベア
7から構成される。
【0008】感光性液状ソルダレジスト塗膜8の形成方
法は、まず、図1(a)に示す様に、インク供給槽1に
充填された粘度1〜5Psの感光性液状ソルダレジスト
2を二枚のドクタープレート3a,3bを介して垂直カ
ーテン状に自由落下させるドクタープレート3a,3b
それぞれは重力方向にほぼ平行に配置する。次に、図1
(b)に示す様に、印刷配線板5をカーテン状の感光性
液状ソルダレジスト2中に供給用ベルトコンベア6から
通過させる。次に、受け取り用ベルトコンベア7にて膜
厚20〜50μmの感光性液状ソルダレジスト塗膜8が
形成された印刷配線板5を受け取るものである。また、
インク受け槽9にて常時、感光性液状ソルダレジスト2
の回収を行い、配管10にて供給槽1に転送される。こ
の二枚のドクタープレート3a,3bにより、感光性液
状ソルダレジスト2の二重塗布が可能となり、感光性液
状ソルダレジスト2中に混入している気泡による塗布不
着不良の発生を防止できる。
【0009】図2(a),(b)は本発明の第2の実施
例による感光性液状ソルダレジスト塗膜の形成方法を説
明する工程順に示した概略構成図である。本発明の第2
の実施例は、図2(a)に示す様に、図1(a)に示す
第1の実施例の二枚のドクタープレート3a,3bをそ
れぞれ重力方向に対し内側に傾斜させてドクタープレー
ト3c,3dを設置した例である。
【0010】感光性液状ソルダレジスト塗膜8の形成方
法は、まず、図2(a)に示す様に、インク供給槽1に
充填された粘度1〜5Psの感光性液状ソルダレジスト
2を二枚の傾斜したドクタープレート3c,3dを介し
て垂直カーテン状に自由落下させる。ドクタープレート
3c,3dそれぞれの傾斜角度は、重力方向に対し、5
〜30度傾斜させる。この二枚のドクタープレート3
c,3dを傾斜させることにより、供給用ベルトコンベ
ア6と受取用ベルトコンベア7の間隔を狭くすることが
可能となる。これにより図2(b)に示す様に、印刷配
線板5の搬送がスムーズになり、感光性液状ソルダレジ
スト2が均一に塗布できるようになる。
【0011】図3(a),(b)は図2のドクタープレ
ートの脱着を説明するインク供給槽およびドクタープレ
ートの部分拡大構成図である。図3(a)に示す様に、
傾斜した二枚のドクタープレート3c,3dの材質には
ステンレスあるいはアルミ鋼板を用い、その板厚は0.
5〜3.0mmとする。また、ドクタープレート3c,
3dは脱着が可能であり、図3(b)に示す様に、従来
の一枚のドクタープレート3cとしての使用も可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、カーテンフ
ローコーターを二枚のドクタープレートで構成すること
により、次の効果が得られる。
【0013】感光性液状ソルダレージストの二重塗布が
可能となり、ソルダレジスト中に混入している気泡によ
る塗布不着不良の発生が皆無とな。さらに、従来より5
0%のベルトコンベアのスピードアップが可能となる。
また、二枚のドクタープレートを傾斜させることによ
り、供給用ベルトコンベアと受取用ベルトコンベアの間
隔を狭くすることが可能となる。これにより印刷配線板
の搬送がスムーズになり、感光性液状ソルダレジストが
均一に塗布できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の第1の実施例による
感光性液状ソルダレジスト塗布膜の形成方法を説明する
工程順に示した概略構成図である。
【図2】(a),(b)は本発明の第2の実施例による
感光性液状ソルダレジスト塗布膜の形成方法を説明する
工程順に示した概略構成図である。
【図3】(a),(b)は図2のドクタープレートの脱
着を説明するインク供給槽およびドクタープレートの部
分拡大構成図である。
【図4】(a),(b)は従来のカーテンフローコータ
ーによる感光性液状ソルダレジスト塗布膜の形成方法を
説明する工程順に示した概略構成図である。
【図5】図4のドクタープレートの部分拡大構成図であ
る。
【符号の説明】
1 インク供給槽 2 感光性液状ソルダレジスト 3a,3b,3c,3d,4 ドクタープレート 5 印刷配線板 6 供給用ベルトコンベア 7 受取用ベルトコンベア 8 感光性液状ソルダレジスト塗膜 9 インク受け槽 10 配管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性液状ソルダレジストが充填された
    インク供給槽と、このインク供給槽の上縁に懸吊され前
    記感光性液状ソルダレジストを垂直カーテン状に自由落
    下させる二枚のドクタープレートと、この二枚のドクタ
    ープレートの下端から一定の間隔をおいて配置され垂直
    カーテン状に自由落下する前記感光性液状ソルダレジス
    ト中を印刷配線板を搬送する供給用ベルトコンベアと、
    受取用ベルトコンベアと、垂直カーテン状に自由落下し
    た前記感光性液状ソルダレジストを回収するインク受け
    槽と、回収した前記感光性液状ソルダレジストを前記イ
    ンク供給槽に転送する配管とを有することを特徴とする
    カーテンフローコーター。
  2. 【請求項2】 前記二枚のドクタープレートがそれぞれ
    重力方向に対してほぼ平行に懸吊されていることを特徴
    とする請求項1記載のカーテンフローコーター。
  3. 【請求項3】 前記二枚のドクタープレートがそれぞれ
    重力方向に対して内側に傾斜して懸吊されていることを
    特徴とする請求項1記載のカーテンフローコーター。
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