JP2000061185A - ミシンの下糸交換装置 - Google Patents
ミシンの下糸交換装置Info
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- JP2000061185A JP2000061185A JP10232964A JP23296498A JP2000061185A JP 2000061185 A JP2000061185 A JP 2000061185A JP 10232964 A JP10232964 A JP 10232964A JP 23296498 A JP23296498 A JP 23296498A JP 2000061185 A JP2000061185 A JP 2000061185A
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- Japan
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- bobbin
- sewing machine
- bobbin case
- bobbin thread
- case
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミシンヘッド（釜土台）の個数に対して下糸
交換装置の設置数を少なくし、そのメンテナンスなどに
関して有利とする。 【解決手段】 複数個のミシンヘッド１２とこれらに対
応する複数個の釜土台１６とを備え、各釜土台１６の釜
１８内に装着され、かつ下糸が収納されているボビンケ
ース２０を交換手段３０によって自動交換可能なミシン
の下糸交換装置であって、前記交換手段３０が２個以上
のミシンヘッド１２に共用されている。
交換装置の設置数を少なくし、そのメンテナンスなどに
関して有利とする。 【解決手段】 複数個のミシンヘッド１２とこれらに対
応する複数個の釜土台１６とを備え、各釜土台１６の釜
１８内に装着され、かつ下糸が収納されているボビンケ
ース２０を交換手段３０によって自動交換可能なミシン
の下糸交換装置であって、前記交換手段３０が２個以上
のミシンヘッド１２に共用されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下糸が収納されて
いるボビンケースの自動交換が可能なミシンの下糸交換
装置に関する。
いるボビンケースの自動交換が可能なミシンの下糸交換
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ミシンヘッドが一つの単頭式ミシ
ンにおいては、釜土台の釜内に装着されているボビンケ
ース内のボビンの糸が無くなったら、そのボビンケース
を下糸の巻かれたボビンが収納されている新しいボビン
ケースと自動交換する下糸交換装置がある。この下糸交
換装置を、複数個のミシンヘッドを備えている多頭式の
ミシンに適用する場合には各ミシンヘッド（各釜土台）
毎に装置を設けることとなる。
ンにおいては、釜土台の釜内に装着されているボビンケ
ース内のボビンの糸が無くなったら、そのボビンケース
を下糸の巻かれたボビンが収納されている新しいボビン
ケースと自動交換する下糸交換装置がある。この下糸交
換装置を、複数個のミシンヘッドを備えている多頭式の
ミシンに適用する場合には各ミシンヘッド（各釜土台）
毎に装置を設けることとなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで下糸交換装置
としては、交換用の新しいボビンケースがストックされ
ているストッカーと、釜土台の釜とストッカーとの間で
ボビンケースを移送して交換する移送機構とを少なくと
も必要とする。こういった装置を多頭式ミシンの各ヘッ
ド毎に設けていたのでは、そのメンテナンスなどに関し
て不利である。
としては、交換用の新しいボビンケースがストックされ
ているストッカーと、釜土台の釜とストッカーとの間で
ボビンケースを移送して交換する移送機構とを少なくと
も必要とする。こういった装置を多頭式ミシンの各ヘッ
ド毎に設けていたのでは、そのメンテナンスなどに関し
て不利である。
【０００４】本発明は前記課題の解決をその目的とし、
本発明の一つの目的は、ミシンヘッド（釜土台）の個数
に対して下糸交換装置の設置数を少なくし、そのメンテ
ナンスなどに関して有利とすることである。
本発明の一つの目的は、ミシンヘッド（釜土台）の個数
に対して下糸交換装置の設置数を少なくし、そのメンテ
ナンスなどに関して有利とすることである。
【０００５】また本発明の別の目的は、下糸交換装置の
構造の簡素化を図ることである。
構造の簡素化を図ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項１記載の発明は、複数個のミ
シンヘッドとこれらに対応する複数個の釜土台とを備
え、各釜土台の釜内に装着され、かつ下糸が収納されて
いるボビンケースを交換手段によって自動交換可能なミ
シンの下糸交換装置であって、前記交換手段が２個以上
のミシンヘッドに共用されている。この構成によれば、
各ミシンヘッドつまり釜土台の個数に対して前記交換手
段の設置数が少なくて済み、そのメンテナンスなどに関
して有利となる。
するためのもので、請求項１記載の発明は、複数個のミ
シンヘッドとこれらに対応する複数個の釜土台とを備
え、各釜土台の釜内に装着され、かつ下糸が収納されて
いるボビンケースを交換手段によって自動交換可能なミ
シンの下糸交換装置であって、前記交換手段が２個以上
のミシンヘッドに共用されている。この構成によれば、
各ミシンヘッドつまり釜土台の個数に対して前記交換手
段の設置数が少なくて済み、そのメンテナンスなどに関
して有利となる。
【０００７】また請求項２記載の発明は、請求項１記載
のミシンの下糸交換装置であって、前記交換手段が２個
以上のミシンヘッドにわたって設けられたガイドレール
に沿って移動制御されるように構成されている。したが
って前記交換手段をガイドレールに沿って移動制御すれ
ば、この交換手段が共用されている各ミシンヘッド（釜
土台）に対し、ボビンケースの交換可能な位置に交換手
段を移動させることができ、その構造が簡素化されると
ともに、その操作も容易となる。
のミシンの下糸交換装置であって、前記交換手段が２個
以上のミシンヘッドにわたって設けられたガイドレール
に沿って移動制御されるように構成されている。したが
って前記交換手段をガイドレールに沿って移動制御すれ
ば、この交換手段が共用されている各ミシンヘッド（釜
土台）に対し、ボビンケースの交換可能な位置に交換手
段を移動させることができ、その構造が簡素化されると
ともに、その操作も容易となる。
【０００８】また請求項３記載の発明は、請求項１記載
のミシンの下糸交換装置であって、前記交換手段が、交
換用のボビンケースをストックしているとともに、空の
ボビンケースを受け入れ可能なストッカーと、このスト
ッカーと釜との間でボビンケースの移送が可能で、かつ
それぞれに対してボビンケースの脱着が可能な移送機構
とによって構成されている。このように交換手段の構成
は、ストッカーと移送機構といった必要最小限のシンプ
ルなものとなる。
のミシンの下糸交換装置であって、前記交換手段が、交
換用のボビンケースをストックしているとともに、空の
ボビンケースを受け入れ可能なストッカーと、このスト
ッカーと釜との間でボビンケースの移送が可能で、かつ
それぞれに対してボビンケースの脱着が可能な移送機構
とによって構成されている。このように交換手段の構成
は、ストッカーと移送機構といった必要最小限のシンプ
ルなものとなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、多
針多頭式の刺繍ミシンを対象とした場合について説明す
る。図１は刺繍ミシンの正面図、図２は刺繍ミシンの一
部を拡大して表した側断面図である。これらの図面で示
されているように、ミシンテーブル１０の下方において
水平に設置されているフレーム１４の上面には、ミシン
テーブル１０の上方に設けられている複数個（８個）の
ミシンヘッド１２と対応する位置において釜土台１６が
それぞれ設けられている。なお各釜土台１６は釜１８を
備えており、釜１８の中には下糸の巻かれたボビン（図
示外）を収納したボビンケース２０が装着されている
（図２）。
針多頭式の刺繍ミシンを対象とした場合について説明す
る。図１は刺繍ミシンの正面図、図２は刺繍ミシンの一
部を拡大して表した側断面図である。これらの図面で示
されているように、ミシンテーブル１０の下方において
水平に設置されているフレーム１４の上面には、ミシン
テーブル１０の上方に設けられている複数個（８個）の
ミシンヘッド１２と対応する位置において釜土台１６が
それぞれ設けられている。なお各釜土台１６は釜１８を
備えており、釜１８の中には下糸の巻かれたボビン（図
示外）を収納したボビンケース２０が装着されている
（図２）。
【００１０】前記フレーム１４の前面には、左右の４個
ずつのミシンヘッド１２（釜土台１６）の間にわたって
個々に連続する直線のガイドレール２４が、それぞれ支
持体２６を介して水平に固定されている。つまり各ミシ
ンヘッド１２（釜土台１６）は、二つのガイドレール２
４に対応する４個ずつの２グループに分けられている。
そして両ガイドレール２４にはこれらに沿って移動制御
可能なスライド体３２が設けられ、両スライド体３２に
はボビンケース用の交換手段３０がそれぞれ設けられて
いる。これらのスライド体３２は任意の駆動源により、
それぞれの交換手段３０をそのグループ内の各釜土台１
６と対向させる位置に移動制御されるようになってい
る。
ずつのミシンヘッド１２（釜土台１６）の間にわたって
個々に連続する直線のガイドレール２４が、それぞれ支
持体２６を介して水平に固定されている。つまり各ミシ
ンヘッド１２（釜土台１６）は、二つのガイドレール２
４に対応する４個ずつの２グループに分けられている。
そして両ガイドレール２４にはこれらに沿って移動制御
可能なスライド体３２が設けられ、両スライド体３２に
はボビンケース用の交換手段３０がそれぞれ設けられて
いる。これらのスライド体３２は任意の駆動源により、
それぞれの交換手段３０をそのグループ内の各釜土台１
６と対向させる位置に移動制御されるようになってい
る。
【００１１】図３は図２の一部をさらに拡大して表した
側断面図である。この図面からも明らかなように前記交
換手段３０は、大別して複数個の交換用のボビンケース
２０がストックされたストッカー３６と、交換すべきボ
ビンケース用の移送機構５０とによって構成されてい
る。これらのストッカー３６及び移送機構５０は、前記
スライド体３２に固定された支持板３４にそれぞれ支持
されている。
側断面図である。この図面からも明らかなように前記交
換手段３０は、大別して複数個の交換用のボビンケース
２０がストックされたストッカー３６と、交換すべきボ
ビンケース用の移送機構５０とによって構成されてい
る。これらのストッカー３６及び移送機構５０は、前記
スライド体３２に固定された支持板３４にそれぞれ支持
されている。
【００１２】前記ストッカー３６は、前記支持板３４に
回転自在に支持された軸３９に対して円板３８が脱着可
能に装着されている。この円板３８の外周面には、ボビ
ンケース支持部４０が等角度の間隔を空けて複数個（８
個）設けられている。なお円板３８は軸３９を通じてエ
アシリンダなど（図示外）の駆動を受け、それによって
各ボビンケース支持部４０の間隔と同角度で間欠的に回
転駆動されるようになっている。
回転自在に支持された軸３９に対して円板３８が脱着可
能に装着されている。この円板３８の外周面には、ボビ
ンケース支持部４０が等角度の間隔を空けて複数個（８
個）設けられている。なお円板３８は軸３９を通じてエ
アシリンダなど（図示外）の駆動を受け、それによって
各ボビンケース支持部４０の間隔と同角度で間欠的に回
転駆動されるようになっている。
【００１３】図４は一つのボビンケース支持部４０を表
した斜視図である。この図面で明らかなようにボビンケ
ース支持部４０は、前記釜１８の内部に備えているもの
と同形状の支持軸４２と、ボビンケース２０を支持軸４
２の軸まわりに回転しないように保持する保持部材４４
と、下糸用の糸掛け部材４６とで構成されている。そし
て保持部材４４はボビンケース２０が回転できないよう
にその係止爪２１と係合する係止溝４５を有し、糸掛け
部材４６はボビンケース２０内のボビン（図示外）から
繰り出された下糸の端部を保持するための糸掛け部４７
を有する。
した斜視図である。この図面で明らかなようにボビンケ
ース支持部４０は、前記釜１８の内部に備えているもの
と同形状の支持軸４２と、ボビンケース２０を支持軸４
２の軸まわりに回転しないように保持する保持部材４４
と、下糸用の糸掛け部材４６とで構成されている。そし
て保持部材４４はボビンケース２０が回転できないよう
にその係止爪２１と係合する係止溝４５を有し、糸掛け
部材４６はボビンケース２０内のボビン（図示外）から
繰り出された下糸の端部を保持するための糸掛け部４７
を有する。
【００１４】前記移送機構５０は、図３で示すように基
ブロック５２が前記支持板３４に対してピン５４により
回転自在に支持されている。この基ブロック５２に固定
された一対の平行なロッド５６には、スライドブロック
５８がスライド可能に組み付けられている。このスライ
ドブロック５８に設けられているピン６０が、前記支持
板３４に形成されているカム溝６４に係合している。
ブロック５２が前記支持板３４に対してピン５４により
回転自在に支持されている。この基ブロック５２に固定
された一対の平行なロッド５６には、スライドブロック
５８がスライド可能に組み付けられている。このスライ
ドブロック５８に設けられているピン６０が、前記支持
板３４に形成されているカム溝６４に係合している。
【００１５】なお前記ピン６０の端部には、支持板３４
の裏面側においてエアシリンダ（図示外）のロッドが連
結されており、このエアシリンダの作動によってスライ
ドブロック５８がカム溝６４に倣って図２，３の実線位
置と仮想線位置との間を移動する。因みにエアシリンダ
は、その作動時に揺動を伴うため、揺動可能に支持され
ている。
の裏面側においてエアシリンダ（図示外）のロッドが連
結されており、このエアシリンダの作動によってスライ
ドブロック５８がカム溝６４に倣って図２，３の実線位
置と仮想線位置との間を移動する。因みにエアシリンダ
は、その作動時に揺動を伴うため、揺動可能に支持され
ている。
【００１６】前記スライドブロック５８には、ボビンケ
ース２０を把持するためのチャック６２が設けられてい
る。このチャック６２はエア駆動式の爪を備えている。
この爪によってボビンケース２０のロック爪２２（図
４）を手前に引き起こすことにより、釜１８に対するボ
ビンケース２０のロックを外すことができる。またチャ
ック６２は、このロック爪２２を引き起こしたままでボ
ビンケース２０を把持できる構成となっている。
ース２０を把持するためのチャック６２が設けられてい
る。このチャック６２はエア駆動式の爪を備えている。
この爪によってボビンケース２０のロック爪２２（図
４）を手前に引き起こすことにより、釜１８に対するボ
ビンケース２０のロックを外すことができる。またチャ
ック６２は、このロック爪２２を引き起こしたままでボ
ビンケース２０を把持できる構成となっている。
【００１７】つづいてボビンケース２０の交換動作につ
いて説明する。刺繍ミシンの稼働中において、いずれか
のグループに属する釜土台１６における下糸ぎれの発
生、つまりその釜１８に装着されているボビンケース２
０内のボビンに巻かれている下糸が無くなったら、その
検出信号によってミシンの稼働が停止する。またこの検
出信号に基づき、そのグループで共用している交換手段
３０がガイドレール２４に沿って移動制御され、下糸の
無くなった釜土台１６と対向するように位置する。
いて説明する。刺繍ミシンの稼働中において、いずれか
のグループに属する釜土台１６における下糸ぎれの発
生、つまりその釜１８に装着されているボビンケース２
０内のボビンに巻かれている下糸が無くなったら、その
検出信号によってミシンの稼働が停止する。またこの検
出信号に基づき、そのグループで共用している交換手段
３０がガイドレール２４に沿って移動制御され、下糸の
無くなった釜土台１６と対向するように位置する。
【００１８】つぎに前記移送機構５０が作動し、図２，
３の実線位置において前記釜土台１６内のボビンケース
２０を釜１８から取り出し、このボビンケース２０を仮
想線で示すように前記ストッカー３６の受入位置に移送
する。なおこの移送機構５０の作動開始に先立って前記
ストッカー３６の円板３８を回転駆動させ、ボビンケー
ス２０を保持していないボビンケース支持部４０が前記
受入位置にくるようにしてある。そこでこのボビンケー
ス支持部４０に対し、移送機構５０によって移送されて
きた空のボビンケース２０がセットされる。
３の実線位置において前記釜土台１６内のボビンケース
２０を釜１８から取り出し、このボビンケース２０を仮
想線で示すように前記ストッカー３６の受入位置に移送
する。なおこの移送機構５０の作動開始に先立って前記
ストッカー３６の円板３８を回転駆動させ、ボビンケー
ス２０を保持していないボビンケース支持部４０が前記
受入位置にくるようにしてある。そこでこのボビンケー
ス支持部４０に対し、移送機構５０によって移送されて
きた空のボビンケース２０がセットされる。
【００１９】この後、移送機構５０のスライドブロック
５８が少し後退し、この状態でストッカー３６の円板３
８が回転して下糸の巻かれたボビンが収納されている新
しいボビンケース２０を移送機構５０のチャック６２と
対向するように位置させる。ここで前記スライドブロッ
ク５８が前進し、チャック６２によって新たなボビンケ
ース２０を把持する。この状態で移送機構５０が再び図
２，３の実線位置に移動し、新しいボビンケース２０が
釜１８にセットされる。これによってボビンケース２０
の交換動作が終了する。なお前記ストッカー３６の交換
用のボビンケース２０が順次使用され、空のボビンケー
ス２０が溜まってきたら、前記円板３８を新しいものと
交換しておくようにする。
５８が少し後退し、この状態でストッカー３６の円板３
８が回転して下糸の巻かれたボビンが収納されている新
しいボビンケース２０を移送機構５０のチャック６２と
対向するように位置させる。ここで前記スライドブロッ
ク５８が前進し、チャック６２によって新たなボビンケ
ース２０を把持する。この状態で移送機構５０が再び図
２，３の実線位置に移動し、新しいボビンケース２０が
釜１８にセットされる。これによってボビンケース２０
の交換動作が終了する。なお前記ストッカー３６の交換
用のボビンケース２０が順次使用され、空のボビンケー
ス２０が溜まってきたら、前記円板３８を新しいものと
交換しておくようにする。
【００２０】前記ストッカー３６については種々のタイ
プを採用することができ、その主な例を図５〜８によっ
て説明する。まず図５で示す例では、前記円板３８の側
面に各ボビンケース支持部４０が配置されている。そし
て各ボビンケース支持部４０は、支持軸４２の両側にお
いて保持部材４４及び糸掛け部材４６が円板３８に対し
て個別に固定されている。
プを採用することができ、その主な例を図５〜８によっ
て説明する。まず図５で示す例では、前記円板３８の側
面に各ボビンケース支持部４０が配置されている。そし
て各ボビンケース支持部４０は、支持軸４２の両側にお
いて保持部材４４及び糸掛け部材４６が円板３８に対し
て個別に固定されている。
【００２１】図６で示す例では、前記の円板３８に代え
てスライド板７０を用い、このスライド板７０にボビン
ケース支持部４０が一定間隔で一列に並べられている。
したがってスライド板７０を間欠的にスライドさせるこ
とにより、各ボビンケース支持部４０を前記移送機構５
０に対するボビンケース２０の受入あるいは受け渡し位
置に移動させる。なお各ボビンケース支持部４０は、支
持軸４２の側方に保持部材４４が配置され、支持軸４２
の上方に糸掛け部材４６が配置されている。
てスライド板７０を用い、このスライド板７０にボビン
ケース支持部４０が一定間隔で一列に並べられている。
したがってスライド板７０を間欠的にスライドさせるこ
とにより、各ボビンケース支持部４０を前記移送機構５
０に対するボビンケース２０の受入あるいは受け渡し位
置に移動させる。なお各ボビンケース支持部４０は、支
持軸４２の側方に保持部材４４が配置され、支持軸４２
の上方に糸掛け部材４６が配置されている。
【００２２】図７で示す例では、円筒形状のケース８０
の中に複数個のボビンケース２０が同心上に重ねた状態
でストックされている。この場合には、ボビンケース２
０をケース８０の取り出し口８２から１個ずつ押し出す
機構と、各ボビンケース２０を所定の同一姿勢に保つた
めの案内機構とを備えている。
の中に複数個のボビンケース２０が同心上に重ねた状態
でストックされている。この場合には、ボビンケース２
０をケース８０の取り出し口８２から１個ずつ押し出す
機構と、各ボビンケース２０を所定の同一姿勢に保つた
めの案内機構とを備えている。
【００２３】図８で示す例では、ケース８４の中に複数
個のボビンケース２０が並列状にストックされている。
そしてボビンケース２０を取り出し口８６から１個ずつ
押し出す機構と、各ボビンケース２０を所定の同一姿勢
に保つための案内機構とを備えているのは、図７で示す
例と同様である。
個のボビンケース２０が並列状にストックされている。
そしてボビンケース２０を取り出し口８６から１個ずつ
押し出す機構と、各ボビンケース２０を所定の同一姿勢
に保つための案内機構とを備えているのは、図７で示す
例と同様である。
【００２４】なお前記移送機構５０についても種々のタ
イプを採用することができ、要は釜土台１６の釜１８と
ストッカー３６との間でボビンケース２０を移送して交
換できるものであれば、どのような形式であってもよ
い。また前記交換手段３０の作動については、前記のよ
うにミシンの糸切れ検出に連動させて自動的に作動させ
る他に、操作者がコントロールパネル等からの手動入力
で作動させてもよく、またその双方を選択できるように
してもよい。さらに本実施の形態では、各ミシンヘッド
１２（釜土台１６）を４個ずつの２グループに分けて個
々に交換手段３０を設けたが、精度が保てるのであれば
全部のミシンヘッド１２で一つの交換手段３０を共用し
てもよく、逆に２個ずつのミシンヘッド１２のグループ
にそれぞれ交換手段３０を設けてもよい。
イプを採用することができ、要は釜土台１６の釜１８と
ストッカー３６との間でボビンケース２０を移送して交
換できるものであれば、どのような形式であってもよ
い。また前記交換手段３０の作動については、前記のよ
うにミシンの糸切れ検出に連動させて自動的に作動させ
る他に、操作者がコントロールパネル等からの手動入力
で作動させてもよく、またその双方を選択できるように
してもよい。さらに本実施の形態では、各ミシンヘッド
１２（釜土台１６）を４個ずつの２グループに分けて個
々に交換手段３０を設けたが、精度が保てるのであれば
全部のミシンヘッド１２で一つの交換手段３０を共用し
てもよく、逆に２個ずつのミシンヘッド１２のグループ
にそれぞれ交換手段３０を設けてもよい。
【図１】刺繍ミシンの正面図。
【図２】刺繍ミシンの一部を拡大して表した側断面図。
【図３】図２の一部をさらに拡大して表した側断面図。
【図４】一つのボビンケース支持部を表した斜視図。
【図５】ストッカーの別形式を表した平面図。
【図６】ストッカーのさらに他の形式を表した斜視図。
【図７】ストッカーのさらに他の形式を表した斜視図。
【図８】ストッカーのさらに他の形式を表した斜視図。
１２ ミシンヘッド
１６ 釜土台
１８ 釜
２０ ボビンケース
２４ ガイドレール
３０ 交換手段
３６ ストッカー
５０ 移送機構
フロントページの続き
(72)発明者 木下 治彦
愛知県名古屋市北区丸新町201番地 木下
精密工業株式会社内
Ｆターム(参考） 3B150 AA18 AA20 CB04 CE02 CE24
FB01 FB02
Claims (3)
- 【請求項１】 複数個のミシンヘッドとこれらに対応す
る複数個の釜土台とを備え、各釜土台の釜内に装着さ
れ、かつ下糸が収納されているボビンケースを交換手段
によって自動交換可能なミシンの下糸交換装置であっ
て、前記交換手段が２個以上のミシンヘッドに共用され
ているミシンの下糸交換装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のミシンの下糸交換装置で
あって、前記交換手段が２個以上のミシンヘッドにわた
って設けられたガイドレールに沿って移動制御されるよ
うに構成されているミシンの下糸交換装置。 - 【請求項３】 請求項１記載のミシンの下糸交換装置で
あって、前記交換手段が、交換用のボビンケースをスト
ックしているとともに、空のボビンケースを受け入れ可
能なストッカーと、このストッカーと釜との間でボビン
ケースの移送が可能で、かつそれぞれに対してボビンケ
ースの脱着が可能な移送機構とによって構成されている
ミシンの下糸交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10232964A JP2000061185A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | ミシンの下糸交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10232964A JP2000061185A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | ミシンの下糸交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000061185A true JP2000061185A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16947642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10232964A Withdrawn JP2000061185A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | ミシンの下糸交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000061185A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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