JP2000060916A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
提供する。 【解決手段】 マッサージ機1は、制御装置92を備え
ており、制御装置92にはDCブラシレスモータ或いは
DCブラシ付きモータからなるモータ7、12、13、
74、91が個別に接続されている。また、制御装置9
2にはリモコン93が接続されている。リモコン93に
は、電源スイッチ94、叩き動作スイッチ95、揉み動
作スイッチ96、施療子10a、10b、11a、11
bの相互の幅を調整するための幅調整スイッチ97、駆
動機構5を背もたれ部3内で昇降移動させるための昇降
スイッチ98及び背もたれ部3をリクライニング動作さ
せるためのリクライニングスイッチ99を含むスイッチ
類が設けられている。
Description
マッサージ機に関する。
動作を受ける椅子状のマッサージ機が用いられている。
このようなマッサージ機は、椅子の背もたれ部分にマッ
サージ動作を行う駆動機構が収納され、駆動機構には一
対の施療子が設けられている。マッサージ機は、この施
療子が揉み動作、叩き動作或いはさすり動作などの複数
種類のマッサージ動作を被療者に対して行うように構成
されている。
は、前記一対の施療子の相互の幅を調整する幅調整機能
や、一対の施療子の上下方向位置を被療者が望むマッサ
ージ箇所に一致させるために、前記駆動機構をマッサー
ジ機の背もたれ部内部で昇降させる昇降機能、或いはマ
ッサージ機の被療者が座る座面部に対して背もたれ部を
背もたれ部の基端部付近で角変位させるリクライニング
機能などの複数種類の調整機能を備えている。
おいて、複数種類のマッサージ動作や複数種類の調整動
作のうちのいくつか複数の動作、例として揉み動作と叩
き動作などの複数の動作を単一のモータを動力源として
行うようにしていることが多い。このため、高出力のモ
ータが必要になる。このため、マッサージ機の構成が大
型化すると共に重量が増大するという問題点がある。
めになされたものであり、その目的は、構成が小型化、
軽量化されたマッサージ機を提供することである。
は、複数の施療子による被療者に対する揉み動作及び叩
き動作を含む複数種類のマッサージ動作と、複数の施療
子の相互の幅の調整、複数の施療子の上下位置の調整を
含む複数種類の調整動作とが可能な椅子状のマッサージ
機であって、マッサージ動作の種類と調整動作の種類と
にそれぞれ対応して設けられる複数の直流モータを備え
ている。
は、ブラシ付きモータである場合がある。
は、ブラシレスモータである場合がある。
による被療者に対する揉み動作及び叩き動作などの複数
種類のマッサージ動作と、複数の施療子の相互の幅の調
整、複数の施療子の上下位置の調整動作などを含む複数
種類の調整動作とのいずれの動作に関しても、動力源と
して直流モータが用いられる。
動作と複数種類の調整動作とにそれぞれ対応させて用い
ることにより、複数の動作を一つのモータで行う場合と
比較し、モータをより低出力のものにすることができ
る。従って、モータの構成を小型化、軽量化することが
でき、ひいてはマッサージ機の構成を小型化、軽量化す
ることができ、コストダウンを図ることができる。
付きモータである場合、上述した作用効果を実現するこ
とができる。
ブラシレスモータである場合、上記作用効果に加えて、
ブラシによる摩擦音が発生しないので、静粛性を向上す
ることができる。
1〜図9を参照して以下に説明する。図1は本発明の一
例のマッサージ機1の電気的構成を示すブロック図であ
り、図2はマッサージ機1に用いられる駆動機構5の側
面図であり、図3は駆動機構5の正面図であり、図4は
マッサージ機1の断面図であり、図5は駆動機構5の底
面図であり、図6は駆動機構5のフレームを取り付けた
状態の正面図であり、図7は駆動機構5の一部省略した
側面図であり、図8は交互叩き動作を説明する図であ
り、図9は同時叩き動作を説明する図である。
ージ機1の機構的構成について説明する。図4に示され
るように、マッサージ機1は椅子状をなしており、マッ
サージ機1の被療者が座る座面部2の背もたれ部3の内
部にラック4が固定されており、マッサージ動作を行う
後述する構成を有する駆動機構5に備えられている一対
のピニオン6a、6b(総称する場合、符号6で示す)
がラック4に噛み合わされている。
昇降駆動用の例としてDCブラシレスモータやDCブラ
シ付きモータとして構成されるモータ7の回転は、例と
してハス歯歯車やウォーム歯車等を用いる動作変換機構
8を介して回転軸方向が図4の左右方向から同図の紙面
に垂直な方向に変換され、回転軸9に伝達される。モー
タ7によって回転軸9を双方向のいずれか一方向に回転
する事によりピニオン6a、6bが回転し、ピニオン6
a、6bとラック4との噛み合いにより、駆動機構5が
座面部2の背もたれ部3で昇降駆動される。
に取り付けられた状態で、座面部2にもたれた被療者の
背部に駆動機構5に備えられる一対の叩き用の施療子1
0a、10b及び一対の揉み用施療子11a、11bが
臨むように構成されている。本実施例において、後述す
るように、叩き用の施療子10a、10bと揉み用の施
療子11a、11bとが相互に一体に連結された構成を
採用している。施療子10a、10bは、駆動機構5に
備えられるパルスジェネレータを装備するDCブラシレ
スモータ或いはDCブラシ付きモータなどで構成される
叩き用のモータ12及び揉み用のモータ13に、叩き用
の動作変換機構14及び揉み用の動作変換機構15を介
して連結され、モータ12、13の回転動作が動作変換
機構14、15によって叩き用施療子10a、10b及
び揉み用施療子11a、11bの被療者に対する後述す
るような叩き動作及び揉み動作に変換される。
して角変位自在に構成されている。従って、前記ラック
4を含む背もたれ部3の支持フレーム85は、座面部2
の支持フレーム86に支持部87で角変位自在に枢支さ
れ、支持フレーム85の下端部付近は、駆動機構88に
設けられているネジ軸89に支持部90で角変位自在に
連結されている。駆動機構88は、例として直流ブラシ
レスモータやブラシ付きモータから構成されるリクライ
ニング用のモータ91の回転を、ネジ軸89の図4の略
左右方向に延びる回転軸の周りに回転させる。支持フレ
ーム85の前記下端部付近には前記ネジ軸89が挿通
し、ネジ軸89の外ネジに噛み合う内ネジが刻設されて
いる。
ことにより、支持フレーム85が支持部87の周りに双
方向に角変位する。これにより、背もたれ部3の座面部
2に対するリクライニング動作が可能になる。
マッサージ機1の駆動機構5の詳細な構成について説明
する。叩き用のモータ12は叩き動作の駆動源であり、
モータ12の回転軸には歯付ベルト用のモータプーリ1
6が固定され、モータ12の回転はモータプーリ16に
巻き掛けられた歯付きベルト17を介して、中継プーリ
18に伝達される。中継プーリ18は、ウォーム19に
同軸に一体に連結されており、ウォーム19の回転は、
ウォーム19と噛み合ったウォームホイール20に伝達
される。ウォームホイール20には回転軸21が同軸に
固定されている。
前記ウォーム19及びウォームホイール20が収納され
たギアケース24に回転自在に保持されている。回転軸
21の一方端には、係止ピン25が回転軸21から半径
方向一方側に突出して固定され、回転軸21の他方端に
は係止ピン26が回転軸21から半径方向の両側に突出
して固定されている。前記係止ピン25は、係止ピン2
6の回転軸21から半径方向両側に突出している一対の
係止部27、28のいずれか一方側の係止部27、28
と周方向の位置が同位置となるように配置されている。
りも軸方向の外側には、それぞれ軸受29、30が設け
られ、軸受29、30を介して偏心カラー31、32が
それぞれ回転自在に連結されている。各偏心カラー3
1、32は、図3及び図5に示されるように、正面視で
の図心が前記回転軸21の軸線とずれた位置に配置され
ており、その一端部に前記係止ピン25、26に係合可
能な位置に延びる突起33、34がそれぞれ配置されて
いる。
34とそれぞれ反対側には、カラー35、36が支持軸
37、38と軸受39、40とを介して回転自在に連結
される。カラー35、36の一端部には連結板41、4
2がそれぞれ回動自在に連結されている。各連結板4
1、42のカラー35、36と反対側には、支持軸4
5、46が貫通し、支持軸45、46には、スペーサ4
7、48と連結板49、50とがそれぞれ回動自在に装
着される。各支持軸45、46の先端は、ジョイント部
材43、44に固定される。ジョイント部材43、44
には、図2及び図3に示されるロッド51、52の一端
部が揺動自在にそれぞれ連結され、ロッド51、52の
各他端部はレバー53、54の一端にそれぞれ揺動自在
に連結される。
示されるように、略三角形状であり、その一隅部付近に
前記支持軸45、46が貫通する。他の一隅部付近は、
支持軸78、79で、駆動機構5のハウジング66のボ
ス89、81に角変位自在に連結される。また、連結板
49、50には、コイルスプリング82、83が連結さ
れており、各コイルスプリング82、83は、前記ロッ
ド51、52を図2の上方に弾発的に引っ張る態様に、
即ち、前記連結板49、50を図2の矢符A1、A2に
示される方向へそれぞれ弾発的に角変位させる態様に設
置される。
の駆動機構とマッサージ位置の幅を調整する幅調整機構
について説明し、その後に、これら揉み用機構及び幅調
整機構と上記叩き用機構との機構的関連について説明す
る。
は、図2に示されるように、前記昇降動作用の回転軸9
と平行に、被療者に対するマッサージ位置の幅調整用の
ネジ軸55と後述する揉み動作用の回転軸56とが配置
されている。回転軸56は、前記揉み用モータ13の回
転が前記動作変換機構15の一部であるギアユニット5
7を介して伝達されて回転駆動される。
円筒状の一対のカム部材58、59が相互に間隔を隔て
て回転軸56に対して偏心して、周方向に固定され、か
つ回転軸56の軸線方向に変位可能に取り付けられてい
る。カム部材58、59を外囲してカム部材58、59
に回転自在にベアリングバンド64、65がそれぞれカ
ム部材58、59に設けられ、ベアリングバンド64、
65には、プレート状の支持アーム60、61が固定さ
れ、支持アーム60、61の前面側には前記揉み用の施
療子11a、11bがそれぞれ取り付けられている。支
持アーム60、61の施療子11a、11bと反対側に
なる背後側の端部には、ロッド62、63の一端がそれ
ぞれ揺動自在に連結され、各ロッド62、63の各他端
は、駆動機構5のハウジング66に揺動自在に連結され
ている。
58、59が回転し、これによりベアリングバンド6
4、65は、回転軸56の周りに公転運動を行う。これ
により、前記各他端がハウジング66に揺動自在に固定
されたロッド62、63がベアリングバンド64、65
の連結部を周期的に引っ張る。施療子11a、11b
は、ベアリングバンド64、65のロッド62、63へ
の取付位置と回転軸56の軸線との距離と、ベアリング
バンド64、65のロッド62、63への取付位置と施
療子11a、11bの距離との比に比例した移動量の円
周状の運動を行う。これにより、被療者に対する揉み動
作が行われる。
軸56側に延びる連結部67、68が一体的に設けられ
ており、連結部67、68の先端は、相互に逆向きであ
るように内周面にネジが刻設された筒状の保持部69、
70として構成され、前記ネジ軸55のネジ部71、7
2と噛み合わされている。前記ネジ部71、72は、保
持部69、70に相当する位置であって、後述するよう
にカム部材58、59の相互の間隔を調整して、被療者
に対するマッサージ位置の相互の距離であるマッサージ
幅を調節する際の各カム部材58、59の移動幅を含む
長さに設けられている。このネジ軸56には、幅調整用
のギアユニットを含む動作変換機構73を介して、例と
してDCブラシレスモータやDCブラシ付きモータから
構成される幅調整用のモータ74の双方向の回転が伝達
される。
ると、前記連結部67、68の内部のネジが相互に逆方
向に刻設されていることにより、連結部67、68は相
互に逆方向に、即ち、相互に近接する方向或いは相互に
離反する方向に移動し、支持アーム60、61に取り付
けられている前記施療子10a、10b;11a、11
bによるマッサージ位置の横方向の幅を調整することが
できる。
53、54のロッド51、52と反対側は、前記支持ア
ーム60、61に前記回転軸9、55、56と平行に固
定された支持軸75a、75bに回転自在に連結され
る。また、レバー53、54の支持軸75a、75bと
の連結位置付近には、板バネ76、77を介して前記叩
き用の施療子10a、10bが固定されている。
ージ機1の電気的構成について説明する。マッサージ機
1は、例としてCPU(演算処理ユニット)を含む制御
装置92を備えており、制御装置92には前記各モータ
7、12、13、74、91が個別に接続されている。
また、制御装置92にはリモートコントロール装置(以
下、リモコン)93が接続されている。リモコン93に
は、電源スイッチ94、叩き動作スイッチ95、揉み動
作スイッチ96、施療子10a、10b、11a、11
bの相互の幅を調整するための幅調整スイッチ97、駆
動機構5を背もたれ部3内で昇降移動させるための昇降
スイッチ98及び背もたれ部3をリクライニング動作さ
せるためのリクライニングスイッチ99を含むスイッチ
類が設けられている。
ッチ95、揉み動作スイッチ96はオン/オフスイッチ
として構成され、幅調整スイッチ97、昇降スイッチ9
8及びリクライニングスイッチ99は、例としてニュー
トラル位置を含む3安定位置を有する切換スイッチなど
として構成され、ニュートラル位置以外の安定位置にな
るように操作することにより、幅調整、昇降動作及びリ
クライニング動作を所望の程度行うことができる。
のマッサージ機1の動作について説明する。なお、図7
及び図8では、説明の便宜のために各偏心カラー31、
32を軸線が相互にずれた態様に表示するが、本実施例
では実際には、前述したように、偏心カラー31、32
は回転軸21にそれぞれ取り付けられている。
作を行う場合、叩き用モータ12を所定方向へ回転させ
る。このときの回転方向は、前記係止ピン25、26と
偏心カラー31、32の突起33、34との位置関係で
適宜設定される。モータ12を前記所定方向に回転させ
ると、その回転はモータプーリ16、歯付きベルト1
7、中継プーリ18及びウォーム19を介して回転軸2
1を図7(1)の矢符B1方向に回転させる。これによ
り、例として、係止ピン25が偏心カラー31の突起3
3を、回転軸21の周りに矢符B1方向に回転開始させ
る。これにより、偏心カラー31は、コイルスプリング
82のばね力に抗してコイルスプリング82を引き伸ば
しつつ、図1および図2の下方に押し下げられ始める。
41が図1および図2の下方に変位し、連結板49が前
記ボス80の周りに角変位して図1に示す下方への変位
位置に到達する。この動作により、前記ロッド51が図
1および図2の下方に変位し、レバー53が図2の支持
軸75aの周りに矢符C1方向に角変位して、叩き用の
施療子10aを被療者から離反させる。
係止ピン25と周方向に180度ずれた位相の位置に設
けられているので、前記係止ピン25の動作よりも回転
方向に関して180度ずれた位相のタイミングで、偏心
カラー32の突起34を、回転軸21の周りに矢符B1
方向に回転させる。
(2)に示されるように、係止ピン25が偏心カラー3
1の突起33を、回転軸21の周りに矢符B1方向に更
に回転させ、図7(2)の下方に更に押し下げる。係止
ピン25が突起33を押圧しているタイミングのとき、
係止ピン26の係止部27と突起34との係合状態が図
7(2)に示されるように解除されることになる。これ
により、係止ピン26との係合状態が解除された偏心カ
ラー32は、コイルスプリング83のばね力により、急
速に図1、図2および図7(2)の上方に向けて変位す
る。
41が図1および図2の上方に変位し、連結板49が前
記ボス80の周りに角変位して図1に示す上方への変位
位置に到達する。この動作により、前記ロッド51が図
1および図2の上方に変位し、レバー53が図2の支持
軸75aの周りに矢符C2方向に急速に角変位して、叩
き用の施療子10aで被療者を叩く動作が行われる。
(3)に示されるように、係止ピン25が偏心カラー3
1の突起33を、回転軸21の周りに矢符B1方向に更
に回転させ、偏心カラー31は、図7(2)の下方側へ
の終端位置に到達する。このとき、係止ピン25と突起
33との係合状態が図7(3)に示されるように解除さ
れることになる。これにより、偏心カラー31は、コイ
ルスプリング82のばね力により、急速に図1、図2お
よび図7(3)の上方に向けて変位する。
42が図1および図2の上方に変位し、連結板50が前
記ボス81の周りに角変位して図1に示す上方への変位
位置に到達する。この動作により、前記ロッド52が図
1および図2の上方に変位し、レバー54が図2の支持
軸75bの周りに矢符C2方向に急速に角変位して、叩
き用の施療子10bで被療者を叩く動作が行われる。
26の係止部27が偏心カラー32の前記突起34に再
度係合する。以下、同様な動作が繰り返されて、施療子
10a、10bによる交互叩き動作が行われる。
作を行う場合、叩き用モータ12を前記所定方向と逆方
向へ回転させる。モータ12を前記逆方向に回転させる
と、回転軸21は図8(1)の矢符D1方向に回転す
る。これにより、例として、係止ピン25及び係止ピン
26の係止部28が偏心カラー31、32の突起33、
34を、回転軸21の周りに矢符D1方向に回転開始さ
せる。これにより、偏心カラー31、32は、コイルス
プリング82、83のばね力に抗してコイルスプリング
82、83を引き伸ばしつつ、図1および図2の下方に
押し下げられ始める。
(2)に示されるように、係止ピン25、26が偏心カ
ラー31、32の突起33、34を、回転軸21の周り
に矢符D1方向に更に回転させ、図8(1)の下方に更
に押し下げる。
連結板41、42が図1および図2の下方に変位し、連
結板49、50が前記ボス80、81の周りに角変位し
て、共に図1に示す下方への変位位置に到達する。この
動作により、前記ロッド51、52が図1および図2の
下方に変位し、レバー53、54が図2の支持軸75
a、75bの周りに矢符C1方向に角変位して、叩き用
の施療子10a、10bを被療者から離反させる。
(3)に示されるように、係止ピン25、26が偏心カ
ラー31、32の突起33、34を、回転軸21の周り
に矢符D1方向に更に回転させ、偏心カラー31、32
は、図8(3)の下方側への終端位置に到達する。この
とき、係止ピン25及び係止ピン26の係止部28と突
起33、34との係合状態が図8(3)に示されるよう
に共に解除されることになる。これにより、偏心カラー
31、32は、コイルスプリング82、83のばね力に
より、急速に図1、図2および図8(1)の上方に向け
て変位する。
連結板40、41が図1および図2の上方に変位し、連
結板49、50が前記ボス80、81の周りに角変位し
て図1に示す上方への変位位置に到達する。この動作に
より、前記ロッド51、52が図1および図2の上方に
変位し、レバー53、54が図2の支持軸75a、75
bの周りに矢符C2方向に急速に角変位して、叩き用の
施療子10a、10bで同時に被療者を叩く動作が行わ
れる。以下、同様な動作が繰り返されて、施療子10
a、10bによる同時叩き動作が行われる。
用のモータ12を停止させて揉み用のモータ13を回転
させる。モータ13の回転は、ギアユニット57を介し
て回転軸56を回転させる。回転軸56の回転により前
記ベアリングバンド64、65が回転軸56の周りに偏
心した公転運動を行い、ロッド62、63を介してハウ
ジング66に揺動自在に固定されている支持アーム6
0、61が前述した円周状の運動を行う。これにより、
被療者に対する揉み動作が行われる。
によれば、叩き用の施療子10a、10bによって、被
療者に対して近接/離反する前後方向の往復動作が実現
される。しかも、このとき、前記コイルスプリング8
2、83によって、施療子10a、10bは、被療者に
対して離反する動作終了後に、被療者に対して弾発的に
叩き動作を行う。
によれば、施療子10a、10b、11a、11bによ
る被療者に対する揉み動作及び叩き動作などの複数種類
のマッサージ動作と、複数の施療子10a、10b、1
1a、11bの相互の幅の調整、駆動機構5の上下位置
の調整動作、さらに背もたれ部3の座面部2に対するリ
クライニング動作などを含む複数種類の調整動作とのい
ずれの動作に関しても、動力源として直流モータを用い
るようにした。
動作と複数種類の調整動作とにそれぞれ対応させて用い
ることにより、複数の動作を一つのモータで行う場合と
比較し、モータをより低出力のものにすることができ
る。従って、モータの構成を小型化、軽量化することが
でき、マッサージ機1の構成を小型化、軽量化すること
ができ、コストダウンを図ることができる。
12、13、74、91がブラシレスモータである場
合、上記作用効果に加えて、ブラシによる摩擦音が発生
しないので、マッサージ機1の静粛性を向上することが
できる。
常に被療者に近接/離反する前後方向に往復運動するの
で、被療者に対して垂直方向に往復運動する叩き動作で
あって、実際に手などで叩く動作に近い弾発的な動作と
することができ、良好なマッサージ効果を実現すること
ができる。
a、10bによって、交互叩き動作および同時叩き動作
を選択的に実現できるようにした。したがって、被療者
が望む叩きマッサージ態様で叩き動作を行なうことがで
きるようになり、使用性が格段に向上される。
と揉み動作とを選択的に実現できるようにしたので、こ
の点でも、被療者が望む叩きマッサージ或いは揉みマッ
サージのいずれをも実現することができ、使用性が格段
に向上される。
本の叩き動作用の回転軸21に代えて、揉み動作用の回
転軸56や昇降動作用のネジ軸55の延びる方向と交差
する方向を軸線方向としているが、例として、ウォーム
19の回転によって回転されるウォームホイールを2個
設け、各々に前記係止ピン25、26を設けて、施療子
10a、10bの各々を個別に駆動するようにしてもよ
い。
設置位置は、前記実施例の場合に限定されるものではな
く、例として、施療子10a、10bを背後側に向けて
弾発的に引っ張る態様に設けるようにしてもよい。
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲の広範な変形
例を含むものである。
よれば、複数の施療子による被療者に対する揉み動作及
び叩き動作などの複数種類のマッサージ動作と、複数の
施療子の相互の幅の調整、複数の施療子の上下位置の調
整動作などを含む複数種類の調整動作とのいずれの動作
に関しても、動力源として直流モータが用いられる。
動作と複数種類の調整動作とにそれぞれ対応させて用い
ることにより、複数の動作を一つのモータで行う場合と
比較し、モータをより低出力のものにすることができ
る。従って、モータの構成を小型化、軽量化することが
でき、マッサージ機の構成を小型化、軽量化することが
でき、コストダウンを図ることができる。
付きモータである場合、上述した作用効果を実現するこ
とができる。
ブラシレスモータである場合、上記作用効果に加えて、
ブラシによる摩擦音が発生しないので、静粛性を向上す
ることができる。
示すブロック図である。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の施療子による被療者に対する揉み
動作及び叩き動作を含む複数種類のマッサージ動作と、
該複数の施療子の相互の幅の調整、該複数の施療子の上
下位置の調整を含む複数種類の調整動作とが可能な椅子
状のマッサージ機であって、 該マッサージ動作の種類と該調整動作の種類とにそれぞ
れ対応して設けられる複数の直流モータを備えるマッサ
ージ機。 - 【請求項2】 上記直流モータは、ブラシ付きモータで
ある請求項1に記載のマッサージ機。 - 【請求項3】 上記直流モータは、ブラシレスモータで
ある請求項1に記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10240497A JP2000060916A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10240497A JP2000060916A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000060916A true JP2000060916A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17060403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10240497A Pending JP2000060916A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000060916A (ja) |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10240497A patent/JP2000060916A/ja active Pending
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