JP2000060682A - 正座用椅子 - Google Patents

正座用椅子

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JP2000060682A
JP2000060682A JP10237797A JP23779798A JP2000060682A JP 2000060682 A JP2000060682 A JP 2000060682A JP 10237797 A JP10237797 A JP 10237797A JP 23779798 A JP23779798 A JP 23779798A JP 2000060682 A JP2000060682 A JP 2000060682A
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JP
Japan
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sitting
legs
chair
seat plate
support leg
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JP10237797A
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Susumu Ito
進 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】法事やけいこ事の席、茶席等の大事なセレモニ
ーの長時間の正座を必要とする場において、足がしびれ
るのを確実に防止することができ、また不要時に多数の
正座用椅子を積み上げて収納する場合にも正座用椅子の
向きを前後にするだけでかさ張らないように積み上げて
収納することができる正座用椅子を提供しようとするも
のである。 【解決手段】座板と、この座板に取り付けた支持脚とを
備えた正座用椅子において、支持脚の上部のコ字状に形
成した搭載部に上記座板を搭載するとともに、搭載部の
両端を垂下させて一対の脚部とし、脚部をさらに上記コ
字状搭載部の対向部分に平行に折り返して接地部とした
ことを特徴とする正座用椅子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、法事やけいこ事
の席、茶席等の大事なセレモニーの長時間の正座を必要
とする場において、足がしびれるのを防止してなおかつ
正しい姿勢を保つことができ、しかも不要時にはコンパ
クトに積み上げて収納することが可能な新規な正座用椅
子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の正座用椅子としては、座板の下部
に支持脚を取り付けたものが知られており、法事やけい
こ事の席、茶席等の大事なセレモニーの長時間の正座を
必要とする場で長年使用されてきている。
【0003】すなわち、座板の下部中央に平板状の支持
脚を取り付けて正座用椅子を構成して、両足の間に支持
脚が位置するようにして使用したり、座板の幅方向の両
側に一対の平板状の支持脚を取り付けることにより正座
用椅子の全体形状をコ字状として、当該一対の支持脚間
に両足を挿入した上で座板に座って使用するようにした
正座用椅子が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、座板の
下部中央に平板状の支持脚を取り付けて正座用椅子を構
成して、両足の間に支持脚が位置するようにして使用す
るようにした正座用椅子は、座板と支持脚との組み付け
部分がこわれやすいので耐久性に問題が起きやすい上、
不要時に多数の正座用椅子を積み上げて収納する場合に
はかさ張りやすいという欠点があった。
【0005】また、座板の幅方向の両側に一対の平板状
の支持脚を取り付けることにより正座用椅子の全体形状
をコ字状として、当該一対の支持脚間に両足を挿入した
上で座板に座って使用するようにした正座用椅子は、座
板と支持脚とで両足を挟み込むので両足が蒸れやすい
上、不要時に多数の正座用椅子を積み上げて収納する場
合には支持脚を対向させてかさ張らないように積み上げ
て収納することができるが、使用時には支持脚を上向き
に積み上げた正座用椅子をひっくり返して使用しなけれ
ばならす、多数の正座用椅子を並べる作業が面倒になる
という欠点があった。
【0006】この発明の正座用椅子は従来例の上記欠点
を解消しようとするもので、法事やけいこ事の席、茶席
等の大事なセレモニーの長時間の正座を必要とする場に
おいて、足がしびれるのを確実に防止することができ、
また不要時に多数の正座用椅子を積み上げて収納する場
合にも正座用椅子の向きを前後にするだけでかさ張らな
いように積み上げて収納することができる正座用椅子を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の正座用椅子
は、座板と、この座板に取り付けた支持脚とを備えた正
座用椅子において、支持脚の上部のコ字状に形成した搭
載部に上記座板を搭載するとともに、搭載部の両端を垂
下させて一対の脚部とし、脚部をさらに上記コ字状搭載
部の対向部分に平行に折り返して接地部としたことを特
徴とするものである。
【0008】この発明の正座用椅子は、上記支持脚が、
接地部をコ字状搭載部の対向部分よりも幅広に形成し、
各正座用椅子を順次向きを反対側にして積み上げて収納
することを可能にしたことをも特徴とするものである。
【0009】この発明の正座用椅子は、上記支持脚が、
折り曲げ可能な金属パイプからなることをも特徴とする
ものである。
【0010】この発明の正座用椅子は、上記一対の脚部
が、使用者の両足を挿入可能な幅に形成したことをも特
徴とするものである。
【0011】この発明の正座用椅子は、上記座板が、硬
質基板とその上部に積層した弾性材と、これらを被覆す
るカバーとからなることをも特徴とするものである。
【0012】この発明の正座用椅子によれば、法事やけ
いこ事の席、茶席等の大事なセレモニーの長時間の正座
を必要とする場において、足がしびれるのを確実に防止
することができるようになった。
【0013】またこの発明の正座用椅子は軽量で取扱い
に便利であるばかりか、一対の脚部の間に両足を挿入し
た場合に脚部に両足が触れることがなく使用感が良好で
あるばかりか、各正座用椅子を順次向きを反対側にして
積み上げて収納することにより、非常にコンパクトに積
み上げて収納することができるようになった。しかも使
用に際しては上下にひっくり返す必要がなく、正座用椅
子を上下をそのままにして、それぞれ反対側に向けて1
つずつ簡単に引き出して使用することができるようにな
った。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の正座用椅子の実
施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図面において図1はこの発明の正座用椅子
の1実施例を示す分解斜視図、図2は座板と支持脚とを
組み付けた状態を示す側面図、図3はその正面図、図4
はその底面図、図5はその断面図、図6は不要時に正座
用椅子を積み上げて収納する状態を示す断面図、図7は
多数の正座用椅子を多段に積み上げた状態を示すもので
ある。
【0016】上記図1ないし図4において、1は正座用
椅子で、この正座用椅子1は座板2と、この座板2に取
り付けた金属パイプ等からなる支持脚3とで構成されて
いる。この正座用椅子1の支持脚3は、上部を座板2の
輪郭に沿ってコ字状に形成して搭載部4とし、この搭載
部4に上記座板2を搭載している。また支持脚3は、搭
載部4の両端を垂下させて一対の脚部5とし、脚部5を
さらに上記コ字状搭載部4の所定の間隔で対向している
部分に平行に折り返して接地部6としている。図におい
て7は、金属パイプ等からなる支持脚3の接地部6の端
部に取り付けたキャップである。
【0017】したがって使用に際しては、正座用椅子1
を所定の位置にセットした上、上記一対の脚部5の間に
両足を挿入し、かつ座板2に臀部を搭載するだけでよ
い。こうすることによって両足には体重がほとんどかか
らないので長時間、安定して正座することができる。
【0018】またこの発明の正座用椅子1においては、
上記支持脚3の脚部5を下方に向かって外向きに傾斜さ
せることにより、接地部6をコ字状搭載部4の対向部分
よりも幅広に形成してあるので、一対の脚部5の間に両
足を挿入した場合に脚部5に両足が触れることがなく、
使用感が非常に良好である。
【0019】図5は上記座板2の断面を示すもので、こ
の座板2は硬質基板11と、その上部に積層した弾性材
12と、これらを被覆するカバー13とからなってい
る。硬質基板11には木板が、また弾性材12にはウレ
タンフォームやスポンジ類が、さらにカバー13には市
販の布地類がそれぞれ使用できる。
【0020】各正座用椅子1は、これを順次向きを反対
側にして積み上げて収納することにより、非常にコンパ
クトに積み上げて収納することができるようになった。
ずなわち、下部の正座用椅子1上に正座用椅子1’を積
み上げて収納する際、図6に示すように正座用椅子1’
の向きを反対側にして、正座用椅子1の座板2上に正座
用椅子1’の座板を載せるだけでよい。
【0021】図7は多数の正座用椅子1,1’・・・を
多段に積み上げた状態を示すものである。すなわち、床
の上に正座用椅子1を置き、次いで正座用椅子1とは向
きを反対側とした次の正座用椅子1’の座板2を正座用
椅子1の座板2の上に搭載する。そしてそのような向き
を反対側として搭載する作業を交互に繰り返してゆけ
ば、多数の正座用椅子1,1’・・・がを多段に積み上
げることができる。図の例では、4個の正座用椅子1を
積み上げた高さの範囲内に、12個の正座用椅子1,
1’・・・を積み上げることが可能である。
【0022】したがってこのようにすれば、各正座用椅
子1,1’・・・を非常にコンパクトに積み上げて収納
することができ、しかも使用に際しては各正座用椅子
1,1’・・・を上下にひっくり返す必要がなく、各正
座用椅子1,1’・・・をそれぞれ反対側に向けて交互
に引き出すことができる。
【0023】
【発明の効果】この発明の正座用椅子によれば、法事や
けいこ事の席、茶席等の大事なセレモニーの長時間の正
座を必要とする場において、足がしびれるのを確実に防
止することができるようになった。
【0024】またこの発明の正座用椅子は軽量で取扱い
に便利であるばかりか、一対の脚部の間に両足を挿入し
た場合に脚部に両足が触れることがなく使用感が良好で
あるばかりか、各正座用椅子を順次向きを反対側にして
積み上げて収納することにより、非常にコンパクトに積
み上げて収納することができるようになった。しかも使
用に際しては上下にひっくり返す必要がなく、正座用椅
子を上下をそのままにして、それぞれ反対側に向けて1
つずつ簡単に引き出して使用することができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の正座用椅子の1実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】座板と支持脚とを組み付けた状態を示す側面図
である。
【図3】その正面図である。
【図4】その底面図である。
【図5】その断面図である。
【図6】不要時に正座用椅子を積み上げて収納する状態
を示す断面図である。
【図7】多数の正座用椅子を多段に積み上げた状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1,1’ 正座用椅子 2 座板 3 支持脚 4 搭載部 5 脚部 6 接地部 7 キャップ 11 硬質基板 12 弾性材 13 カバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板と、この座板に取り付けた支持脚と
    を備えた正座用椅子において、支持脚の上部のコ字状に
    形成した搭載部に上記座板を搭載するとともに、搭載部
    の両端を垂下させて一対の脚部とし、脚部をさらに上記
    コ字状搭載部の対向部分に平行に折り返して接地部とし
    たことを特徴とする正座用椅子。
  2. 【請求項2】 支持脚が、接地部をコ字状搭載部の所定
    の間隔で対向している部分よりも幅広に形成し、各正座
    用椅子を順次向きを反対側にして積み上げて収納するこ
    とを可能にしてなる請求項1に記載の正座用椅子。
  3. 【請求項3】 支持脚が、折り曲げ可能な金属パイプか
    らなる請求項1または2に記載の正座用椅子。
  4. 【請求項4】 一対の脚部が、使用者の両足を挿入可能
    な幅に形成されてなる請求項1ないし3のいずれかに記
    載の正座用椅子。
  5. 【請求項5】 座板が、硬質基板と、その上部に積層し
    た弾性材と、これらを被覆するカバーとからなる請求項
    1ないし4のいずれかに記載の正座用椅子。
JP10237797A 1998-08-24 1998-08-24 正座用椅子 Pending JP2000060682A (ja)

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Effective date: 20040329