JP3151269U - 多人数掛け用折り畳みイス - Google Patents
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Abstract
【課題】多人数が同時に掛けられる折り畳み型のイスを提供する。【解決手段】背もたれをその上部に有する前脚フレームを設け、該前脚フレームに対し回動可能に軸着される後脚フレームと、後脚フレームに対し回動可能に軸着される座板と、座板と前脚フレームに各々軸着されるストッパーとを設けてなる折り畳みイスにおいて、座板巾を多人数サイズに形成したことを特徴とする。【選択図】図4
Description
この考案は、多人数が同時に利用できる、折り畳み型のイスに関する。
従来より、折り畳みイス(通称パイプイス)は多用されているが、そのいずれも一人掛け用であり、本案に示すような多人数掛けのものは現在のところ見あたらない。
折り畳みイスは、不使用時は折りたたんでコンパクトに収納できるとともに、管体を主体として製作されることが多く、簡便に利用できる特徴を有するため、会議やイベント会場などにて多用されている。しかし、従来の折り畳みイスは一人掛け用として作られており、設置時の作業にてイスの配置を個別にそろえなければならないものである。また、カップルや親子などが並んで使用するときに、個別のイスに座るために互いの親近感を得にくいものであった。さらに、所持する物品を置く場所がなく不便であった。
本案は、以上のような従来からの折り畳みイスに関わる課題を解決するために考案されたもので、座面を多人数掛けサイズにすることで、既述の課題を解決することのできる、新規かつ有用なる物品を提供することを目的としたものである。
本案は、以上のような従来からの折り畳みイスに関わる課題を解決するために考案されたもので、座面を多人数掛けサイズにすることで、既述の課題を解決することのできる、新規かつ有用なる物品を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、背もたれをその上部に有する前脚フレームを設け、該前脚フレームに対し回動可能に軸着される後脚フレームと、後脚フレームに対し回動可能に軸着される座板と、座板と前脚フレームに各々軸着されるストッパーとを設けてなる折り畳みイスにおいて、座板巾を多人数サイズに形成する。本案は以上の構成よりなる多人数掛け用折り畳みイスである。また、適宜に付属部分を設けることにてさらに利便性に富んだイスを得ることができる。
すなわち、背もたれをその上部に有する前脚フレームを設け、該前脚フレームに対し回動可能に軸着される後脚フレームと、後脚フレームに対し回動可能に軸着される座板と、座板と前脚フレームに各々軸着されるストッパーとを設けてなる折り畳みイスにおいて、座板巾を多人数サイズに形成する。本案は以上の構成よりなる多人数掛け用折り畳みイスである。また、適宜に付属部分を設けることにてさらに利便性に富んだイスを得ることができる。
本案は下記の効果を有する。
1.多人数が一つのイスに同時に腰掛けることができ、利用者の親近感を高めることができる。また、その設置や撤収作業も容易である。
2.背もたれや座面を連続湾曲形状とすることで、利用者の身体安定性を高めることができる。
3.センタープレート、ネット、フック等を設けることにて、ドリンク飲用時や所持品収納に便利である。
1.多人数が一つのイスに同時に腰掛けることができ、利用者の親近感を高めることができる。また、その設置や撤収作業も容易である。
2.背もたれや座面を連続湾曲形状とすることで、利用者の身体安定性を高めることができる。
3.センタープレート、ネット、フック等を設けることにて、ドリンク飲用時や所持品収納に便利である。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は金属製管体による前脚フレームで、その上部にはクッション材料を覆設した金属板による背もたれ2が設けられている。3は後脚フレームで、前脚フレームと同材料にて略コ字形に折曲形成され、その両端は押圧変形されて後脚支軸4にて前脚フレーム適所に回動可能に軸着される。5は座板で、枠状金属管体に金属平板を固着し、その上面にクッション体を設けた略四角平板状部分であり、後脚フレームに回動可能に軸着される。6はL形小板体によるストッパーで、座板および前脚フレームに軸着される。
このストッパーの前部はストッパー前支軸7にて前脚フレームに軸着される。
ストッパーの後部はストッパー後支軸8にて座板に軸着される。座板後部は座板支軸9にて後脚フレーム3に軸着される。以上の構成から、図2に示す状態では座板下面はストッパーに当接してその水平が保たれ、折り畳み時には、座板を座板支軸を回動中心として上方に回動させると図3のごとく座板は近似垂直となり、後脚フレームは前脚フレームに沿って位置し、平に折りたたむことができる。
本例では座板巾を二人掛けを想定して設定されており、大人二人が並んで座ることができる。そのため、カップルや親子が接近して腰掛けることができ、従来の折り畳みイスでは得られにくい互いの親近感を得ることができる。また、設置や撤収時は一つの作業にて従来イス二脚分の作業を行うことができて、作業上も便利である。
図において、1は金属製管体による前脚フレームで、その上部にはクッション材料を覆設した金属板による背もたれ2が設けられている。3は後脚フレームで、前脚フレームと同材料にて略コ字形に折曲形成され、その両端は押圧変形されて後脚支軸4にて前脚フレーム適所に回動可能に軸着される。5は座板で、枠状金属管体に金属平板を固着し、その上面にクッション体を設けた略四角平板状部分であり、後脚フレームに回動可能に軸着される。6はL形小板体によるストッパーで、座板および前脚フレームに軸着される。
このストッパーの前部はストッパー前支軸7にて前脚フレームに軸着される。
ストッパーの後部はストッパー後支軸8にて座板に軸着される。座板後部は座板支軸9にて後脚フレーム3に軸着される。以上の構成から、図2に示す状態では座板下面はストッパーに当接してその水平が保たれ、折り畳み時には、座板を座板支軸を回動中心として上方に回動させると図3のごとく座板は近似垂直となり、後脚フレームは前脚フレームに沿って位置し、平に折りたたむことができる。
本例では座板巾を二人掛けを想定して設定されており、大人二人が並んで座ることができる。そのため、カップルや親子が接近して腰掛けることができ、従来の折り畳みイスでは得られにくい互いの親近感を得ることができる。また、設置や撤収時は一つの作業にて従来イス二脚分の作業を行うことができて、作業上も便利である。
図5〜図10は本案の他例を示すものである。
図5は、背もたれを連続する湾曲面にて形成したもので、着座時の人体位置安定を図ったものであり、その他の部分は初例と同様である。図6は背もたれと座面の双方に連続湾曲面を取り入れたものであり、より一層の安定着座を考慮したものである。
図7は、管体を除く座板および座面クッションを分離して設け、互いのクッション間に有孔のセンタープレート10を設けたものである。これは、缶ドリンクなどの載置のために設けたもので、ドリンクを飲みながら過ごすときに便利である。また、このセンタープレートには多数の貫通孔11が穿設されているので、例えば飲料をこぼしたときでもその液はこの孔より落下するので、イスの汚れを少なくする効果がある。図8は、座板下面にネット12を付加して設けたもので、所持物品を座板下面とネット間に収納することができる。図9〜図10は、背もたれ背面適所に、線材折曲によるフック13を設けたものである。本例ではこのフックは背面視三角形状に形成して背もたれ背面に二個所固着している。ハンドバッグなどひもやベルト部分を有するカバン類や袋体をこのフックに引っ掛けておくことができる。なお、既述の各付加的要素を適宜に組み合わせて製作してもよい。
図5は、背もたれを連続する湾曲面にて形成したもので、着座時の人体位置安定を図ったものであり、その他の部分は初例と同様である。図6は背もたれと座面の双方に連続湾曲面を取り入れたものであり、より一層の安定着座を考慮したものである。
図7は、管体を除く座板および座面クッションを分離して設け、互いのクッション間に有孔のセンタープレート10を設けたものである。これは、缶ドリンクなどの載置のために設けたもので、ドリンクを飲みながら過ごすときに便利である。また、このセンタープレートには多数の貫通孔11が穿設されているので、例えば飲料をこぼしたときでもその液はこの孔より落下するので、イスの汚れを少なくする効果がある。図8は、座板下面にネット12を付加して設けたもので、所持物品を座板下面とネット間に収納することができる。図9〜図10は、背もたれ背面適所に、線材折曲によるフック13を設けたものである。本例ではこのフックは背面視三角形状に形成して背もたれ背面に二個所固着している。ハンドバッグなどひもやベルト部分を有するカバン類や袋体をこのフックに引っ掛けておくことができる。なお、既述の各付加的要素を適宜に組み合わせて製作してもよい。
以上、本案について記したが、本案は従来の折り畳みイスの座面を多人数掛けとしたところにその特徴を有し、隣り合う人の親近感が増し、また設営や撤収時にも便利なものである。従来の折り畳みイスは一人掛けのため、このような効果がなく、一脚ごとにその配置を行わねばならず、撤収時も一脚ごとに片付けなければならないものであった。
また、各イスは独立しているので身体接近がなく、親近感が生まれにくかったが、本案にてこれが解消されるものとなったのである。また、既述のような付加的要素を加えることにてその利便性を高めるものとなったのである。なお、既述の例は二人掛け用として表現したが、より多人数用として製作することも可能である。また、折り畳みイスに限定せずに、固定型のイスにも対応が可能である。既述の例は実施の一例であり、近似の他の構成としてもよい。以上のごとく、本案によって数々の利便性を有する多人数掛け用の折り畳みイスを得ることができる。
また、各イスは独立しているので身体接近がなく、親近感が生まれにくかったが、本案にてこれが解消されるものとなったのである。また、既述のような付加的要素を加えることにてその利便性を高めるものとなったのである。なお、既述の例は二人掛け用として表現したが、より多人数用として製作することも可能である。また、折り畳みイスに限定せずに、固定型のイスにも対応が可能である。既述の例は実施の一例であり、近似の他の構成としてもよい。以上のごとく、本案によって数々の利便性を有する多人数掛け用の折り畳みイスを得ることができる。
1 前脚フレーム
2 背もたれ
3 後脚フレーム
4 後脚支軸
5 座板
6 ストッパー
7 ストッパー前支軸
8 ストッパー後支軸
9 座板支軸
10 センタープレート
11 貫通孔
12 ネット
13 フック
2 背もたれ
3 後脚フレーム
4 後脚支軸
5 座板
6 ストッパー
7 ストッパー前支軸
8 ストッパー後支軸
9 座板支軸
10 センタープレート
11 貫通孔
12 ネット
13 フック
Claims (6)
- 背もたれをその上部に有する前脚フレームを設け、該前脚フレームに対し回動可能に軸着される後脚フレームと、後脚フレームに対し回動可能に軸着される座板と、座板と前脚フレームに各々軸着されるストッパーとを設けてなる折り畳みイスにおいて、座板巾を多人数サイズに形成したことを特徴とする多人数掛け用折り畳みイス。
- 背もたれもしくは背もたれと座板を、連続する湾曲面にて形成してなる請求項1記載の多人数掛け用折り畳みイス。
- 座板に分離形状のクッション体を設けるとともに、各クッション体間にセンタープレートを設けてなる請求項1又は2記載の多人数掛け用折り畳みイス。
- センタープレートに多数の孔を穿設してなる請求項3記載の多人数掛け用折り畳みイス。
- 座板下面にネットを設けてなる請求項1〜4のいずれかの項に記載の多人数掛け用折り畳みイス。
- 背もたれ背面にフックを設けてなる請求項1〜5のいずれかの項に記載の多人数掛け用折り畳みイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002341U JP3151269U (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 多人数掛け用折り畳みイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009002341U JP3151269U (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 多人数掛け用折り畳みイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3151269U true JP3151269U (ja) | 2009-06-18 |
Family
ID=54855678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009002341U Expired - Fee Related JP3151269U (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 多人数掛け用折り畳みイス |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3151269U (ja) |
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2009
- 2009-03-18 JP JP2009002341U patent/JP3151269U/ja not_active Expired - Fee Related
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