JP2000060376A - 電動リール - Google Patents

電動リール

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JP2000060376A
JP2000060376A JP10232693A JP23269398A JP2000060376A JP 2000060376 A JP2000060376 A JP 2000060376A JP 10232693 A JP10232693 A JP 10232693A JP 23269398 A JP23269398 A JP 23269398A JP 2000060376 A JP2000060376 A JP 2000060376A
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fishing
fishing rod
reel
yarn
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Hideo Saruwatari
秀夫 猿渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣竿に道糸、仕掛糸及び釣針が接続されたま
まの状態で、釣竿を破損させることなく、釣糸の繰り出
しと巻き取りとを、容易にかつ速やか行うことができる
電動リールを提供する。 【解決手段】 釣竿に着脱自在に取付けられるリール本
体4と、リール本体4に回転可能に支持されたスプール
5と、所定トルクを上限としてスプール5を直接または
間接的に回転せしめるモータ6と、モータ6の駆動・停
止を指示するスイッチと、スプール5に配設され釣針の
係止が可能な係止部とを備え、リール本体4が釣竿に取
付けられ、前記釣竿に道糸、仕掛糸及び釣針が順に接続
されたまま、スプール5の係止部に釣針が係止された状
態でモータ6が駆動することにより、スプール5に前記
仕掛糸側から前記道糸側に向かって釣糸が巻かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動リールに関す
るものであり、特に、魚釣りにおいて、釣竿に道糸、仕
掛糸及び釣針が順に接続されたままの状態で、釣糸や釣
針の収納及び繰り出しを容易に行うことができる電動リ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣りの道具として、釣竿、釣
糸、及び釣針等が知られ、釣竿の穂先には釣糸が接続さ
れ、釣糸の先端付近には釣針が接続される。釣糸や釣針
は釣り方に対応して様々な種類のものが使用されている
が、一般的な名称として、釣竿の穂先に接続される釣糸
が道糸と呼ばれ、釣針等の接続される釣糸が仕掛糸と呼
ばれる。
【0003】釣竿は、何本かの竿を継ぎ合わして使用さ
れ、特に、振り出し式の継ぎ竿、所謂引き延ばし竿で
は、手元側の一番太い竿(元竿)の中に、他の竿が収納
できるようになっており、釣竿を使うときは穂先から順
に竿が引出され、釣竿を片付けるときは元竿側の竿から
順次たたまれ収納される。
【0004】道糸や仕掛糸は、糸巻に巻かれており、使
うときには道糸の一端を釣竿の穂先に接続してから道
糸、仕掛糸の順で繰り出される。ここで、道糸及び仕掛
糸の繰り出しは、釣竿を使用状態の長さまで延ばした後
に行う場合もあれば、釣竿を引き延ばしながら行う場合
もある。具体的には、前者は、釣竿を使用状態の長さま
で延ばした後、釣竿の穂先に道糸を接続して、糸巻に巻
かれている道糸及び仕掛糸を手動で繰り出すものであ
る。また、後者は、釣竿を引き延ばす前に釣竿の穂先に
道糸を接続しておき、道糸及び仕掛糸が巻かれた糸巻を
自由な状態に保持しながら釣竿を引き延ばすものであ
り、釣竿の引き延ばし動作と道糸及び仕掛糸の繰り出し
動作とを共に行うことができる。
【0005】また、釣竿をたたんで収納するときには、
道糸と仕掛糸とを糸巻に巻くという作業が必要である
が、この作業は、釣竿の収納と並行して行われる場合も
あれば、釣竿の収納とは関連なく行われる場合もある。
つまり、前者は、順次釣竿をたたみつつ、これと並行し
て、余剰に緩む糸を糸巻に巻き取るものであり、後者
は、釣竿から一旦手を放して仕掛糸と道糸を順に糸巻に
巻き取るものである。
【0006】ところで、魚釣りを行っている途中で釣り
場を変える際には、移動し易いように道具を収納し、か
つ移動後すぐに魚釣りを始められることが望ましい。そ
こで、釣竿の穂先に道糸の一端を接続したまま、釣竿を
たたんで収納し、道糸及び仕掛糸を糸巻に巻き取るよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、道糸及び仕掛
糸を糸巻に巻き取る際に、釣竿から手を放した状態で巻
き取りを行うと、釣竿が道糸を介して引っ張られ地面の
上で引きずられることがあり、釣竿が傷ついたり破損す
る恐れがある。また、釣竿をたたみながら、余剰に緩む
釣糸だけをその都度巻き取るようにすると、余剰に緩ん
だ釣糸以上に釣糸を巻き過ぎることがあり、この場合に
は釣竿の穂先に大きな力が加わり、穂先が折れる恐れが
ある。
【0008】一方、道糸及び仕掛糸の繰り出しを行うと
きに、釣竿を延ばした状態で繰り出しを行うと、釣竿の
穂先に道糸の一端を接続した後、釣糸が絡まないように
釣竿に沿って釣糸を繰り出さなければならないため、釣
糸を繰り出すのに多くの時間がかかる。また、釣竿を引
き延ばしながら引き出す力により釣糸を繰り出させよう
とすると、仕掛糸や道糸が巻かれている糸巻を固定せず
に自由な状態で保持しなければならないため、糸巻の回
転等により釣糸が絡む恐れが大きい。
【0009】本発明は、釣竿に道糸、仕掛糸及び釣針が
接続されたままの状態で、釣竿を破損させることなく、
釣糸の繰り出しと巻き取りとを、容易にかつ速やか行う
ことができる電動リールの提供を課題とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
電動リールは、釣竿に着脱自在に取付けられるリール本
体と、前記リール本体に回転可能に支持されたスプール
と、所定トルクを上限として前記スプールを直接または
間接的に回転させるモータと、前記モータの駆動・停止
を指示するスイッチと、前記スプールに配設され釣針の
係止が可能な係止部とを具備し、前記リール本体が釣竿
に取付けられ、前記釣竿に道糸、仕掛糸及び釣針が順に
接続されたまま、前記スプールの係止部に前記釣針が係
止された状態で前記モータが駆動することにより、前記
スプールに前記仕掛糸側から前記道糸側に向かって釣糸
が巻かれるものである。
【0011】したがって、請求項1に記載の電動リール
によれば、スイッチ操作によりモータが駆動しスプール
が回転する。ここで、スプールは、モータと連結されモ
ータの駆動により直接回転するようにしてもよいが、例
えばモータの駆動によって発生する風力により間接的に
回転するようにしてもよい。また、スプールには、釣針
の係止が可能な係止部が形成されていることから、係止
部に釣針を係止させ、スイッチ操作によりモータを駆動
させれば、スプールが回転し仕掛糸側から道糸側に向か
って釣糸を巻きはじめる。
【0012】そして、スプールの回転トルクは、上限が
所定トルクに定められているため、スプールの回転方向
と逆向きに所定トルクより大きな力が作用すると、スプ
ールの回転は停止する。このため、係止部に釣針が係止
された状態で前記モータが駆動されると、まず、釣糸の
長さ(道糸の長さと仕掛糸の長さを合わせた長さ)か
ら、釣竿の穂先とリール本体との離間距離を引いた長さ
分の釣糸がスプールに巻かれ、巻かれていない釣糸の長
さと前記離間距離が等しくなったとき、スプールの回転
が一旦停止する。そして、釣竿をたたんでいくにつれ、
釣竿の穂先とリール本体間との離間距離が短くなるた
め、スプールに巻かれる釣糸が増えてくる。このよう
に、釣竿をたたむことにより、それに応じて自動的に釣
糸の巻き取りが行われる。なお、スプールは、所定トル
ク以上の力で回転することはないため、所定トルクを釣
竿に負担を与えない範囲に設定しておけば、釣竿を劣化
させることがない。
【0013】また、道糸及び仕掛糸を繰り出すときは、
モータを駆動しない状態、即ち、スプールに回転する力
を与えていない状態で道糸の一端を釣竿の穂先に接続
し、釣竿を引き延ばせば、引き延ばし度合いに応じて釣
糸がスプールから繰り出される。
【0014】請求項2の発明にかかる電動リールは、請
求項1に記載の電動リールにおいて、前記リール本体
は、前記モータの駆動により送風する送風機と、前記送
風機の送風により回転する回転体と、前記回転体と前記
スプールとを連結する連結体とを備えている。
【0015】したがって、請求項2に記載の電動リール
によれば、請求項1に記載の電動リールの作用に加え
て、モータの駆動により送風機が回転して風力を発生
し、回転体は風力により回転する。回転体が回転する
と、回転体に連結体を介して連結されているスプールが
回転する。このように、回転体と送風機との間は常に非
接触状態となることから、スプールに回転方向と逆向き
の力が作用してスプールの回転が停止しても、モータや
送風機との間で摩擦が生じることがない。
【0016】請求項3の発明にかかる電動リールは、請
求項2に記載の電動リールにおいて、前記リール本体
は、前記送風機からの送風を前記回転体に案内する送風
通路と、前記送風通路に配設され前記回転体への送風量
を調整する風量調整手段とを備えている。
【0017】したがって、請求項3に記載の電動リール
によれば、請求項2に記載の電動リールの作用に加え
て、送風通路に配設された風量調整手段によって送風機
から回転体への送風量を変更することにより、回転体に
連結体を介して連結されたスプールの回転トルクが設定
される。
【0018】請求項4の発明にかかる電動リールは、請
求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の電動リール
において、前記スプールは、前記道糸が巻かれる第1ス
プールと、前記仕掛糸が巻かれる第2スプールとから構
成されている。
【0019】したがって、請求項4に記載の電動リール
によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載
の電動リールの作用に加えて、道糸を第1スプールに、
仕掛糸を第2スプールに区別して巻くことにより、たと
え、仕掛糸におもりや浮き等の仕掛具が接続されていて
も、道糸を巻いたり繰り出したりするときに、この仕掛
具が支障となることはない。
【0020】請求項5の発明にかかる電動リールは、請
求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の電動リール
において、前記リール本体は、前記スプールの回動を抑
制する制動手段を備えている。
【0021】したがって、請求項5に記載の電動リール
によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載
の電動リールの作用に加えて、モータの駆動が停止して
いるとき、制動手段によりスプールの回動を抑制でき
る。具体的には、釣竿を引き延ばす際、釣竿の引き延ば
し度合いに応じて道糸または仕掛糸が繰り出されるが、
このときスプールが空回りして釣竿の長さ以上に釣糸が
出すぎると、釣糸の絡み等が生じる恐れがあるが、請求
項5に記載の電動リールによれば、制動手段によりスプ
ールの空回りが防止される。また、釣り場を変えるとき
には、道糸及び仕掛糸をスプールに巻いた状態で移動す
るが、このとき、制動手段によりスプールの回動を禁止
することにより、釣糸の繰り出しを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
電動リールについて図1乃至図6に基づき説明する。図
1は電動リールの使用状態を示す斜視図、図2乃至図4
は電動リールの断面図、図5は電動リールのスプールを
示す斜視図、図7は電動リールの制動手段を示す断面図
である。
【0023】図1に示すように、電動リール1は、釣竿
2に着脱自在に取付けられ、釣竿2の穂先2aに接続さ
れる釣糸3の巻き取り、または繰り出しを行うためのも
のである。電動リール1は、図2乃至図3に示すよう
に、リール本体4と、スプール5と、モータ6と、送風
機7と、回転体8と、軸体9とを備えている。なお、軸
体9は本発明の連結体に相当する。この連結体には、ク
ラッチ機構を組込んだものでもよい。
【0024】リール本体4は、図3及び図4に示すよう
に、長手方向の一端から略1/5程度までが断面円弧状
であり、その他の部分が断面長方形状である箱型の外観
を呈している。リール本体4は、長手方向の一端である
断面円弧状の前壁部11と、長手方向の他端である後壁
部12と、幅方向の両端である2つの側壁部13とによ
り枠体が形成され、この枠体内に仕切壁部14が形成さ
れている。ここで、前壁部11、後壁部12、側壁部1
3、及び仕切壁部14は、樹脂等で一体成形されてい
る。
【0025】リール本体4は、前壁部11、後壁部12
及び側壁部13で囲まれた空間が、仕切壁部14によ
り、第1収納室15、第2収納室16、第3収納室1
7、及び第4収納室18からなる4つの部屋(収納室)
に区切られている。第1収納室15にはモータ6や乾電
池19が配設され、第2収納室16には送風機7等が配
設され、第3収納室17には回転体8が配設され、第4
収納室18にはスプール5及び後述する制動手段が配設
されている。
【0026】第1収納室15の開口部15aは、裏蓋2
0により閉塞され、第2収納室16の開口部16a及び
第3収納室17の開口部17aは、共通の表蓋21によ
り閉塞され、第4収納室18の開口部18aは、開閉蓋
22により閉塞される。ここで、裏蓋20及び表蓋21
は、リール本体4にネジ等の締結手段により固着されて
いるが、開閉蓋22は、開閉蓋22の一端に設けられた
ピン等の軸体22aを軸として回動可能に軸支されてお
り、スプール5等が配設されている第4収納室18の開
口部18aを開閉自在としている。
【0027】リール本体4の一方の側壁部13には、リ
ール本体4を釣竿2に取付けるための保持部材23が設
けられている。保持部材23は、2枚の挟持板23a
と、この2枚の挟持板23aが互いに近づくように付勢
する弾性体(図示しない)と、この弾性体に抗して2枚
の挟持板23aが離れるように操作するための握板(図
示しない)とから構成されている。したがって、リール
本体4を釣竿2に取付けるときは握板(図示しない)の
握り操作により2枚の挟持板23aを開き、その状態で
挟持板23aを釣竿2の任意の位置に合わせ握板(図示
しない)から手を放すことにより、2枚の挟持板23a
が弾性体(図示しない)の弾性力により閉じ釣竿2を挟
む。
【0028】第1収納室15に配設されているモータ6
は、直流モータであり、乾電池19を電源として駆動す
る。また、モータ6は、リール本体4の側壁部13から
操作部を突出して設けられたシーソ型のスイッチ25に
より指示され、スイッチ25がオン状態のとき所定回転
数で回転する。また、モータ6の軸6aは、歯車26を
介して送風機7の軸7aと接続される。ここで、歯車2
6を介するのは、送風機7の回転数をモータ6の回転数
より低減させるためである。
【0029】第2収納室16に配設されている送風機7
は、軸7aと、羽根7bと、止めネジ7cとから構成さ
れる。軸7aは、第1収納室15と第2収納室16との
間にある仕切壁部14を貫通して配設されており、第1
収納室15に突出する一端が歯車26の中心に固定さ
れ、第2収納室16に突出する他端は、その先端から所
定長さまでネジ部が形成され、羽根7bの中心を貫通し
ている。羽根7bは、湾曲した8枚の羽根片が放射状に
広がり、図4においては時計方向に回転する。止めネジ
7cは、軸7aに形成されたネジ部にねじ込まれ羽根7
bとの当接位置において、羽根7bを軸7aに固定す
る。
【0030】第3収納室17に配設されている回転体8
は、羽根8aと、止めネジ8bとから構成されており、
軸体9を介してスプール5と連結されている。羽根8a
の形状は羽根7bと同一であり、湾曲した8枚の羽根片
が放射状に広がっている。止めネジ8bは止めネジ7c
と同一構造であり、軸体9に形成されたネジ部にねじ込
まれ羽根8aとの当接位置において、羽根8aを軸体9
に固定する。
【0031】第2収納室16と第3収納室17とは、図
4に示すように、往送風通路27及び戻送風通路28を
介して連通されており、送風機7の羽根7bの回転によ
り発生した風は往送風通路27から第3収納室17へ流
れ、第3収納室17に配設された回転体8を回転させ
る。また、第3収納室17に送られた空気は、戻送風通
路28を介して第2収納室16に戻る。つまり、送風機
7の作動により発生した空気の流れは、往送風通路2
7、第3収納室17、戻送風通路28、及び第2収納室
16の順で対流する。
【0032】第2収納室16と第3収納室17とを繋ぐ
往送風通路27には、開口27aと該開口27aの開口
度合を変化させる風量調整手段30が設けられている。
風量調整手段30は、一端が軸30aにより軸支された
板状の部材であり、開口27aを介して往送風通路27
から外部へ漏れる空気の量を変化させる。つまり、開口
27aを風量調整手段30により塞いだ状態では、往送
風通路27からリール本体4の外部へ空気が漏れないた
め、送風機7の回転により発生した風は全て第3収納室
17の回転体8に流れ、回転体8は高速回転する。一
方、風量調整手段30を、軸30aを中心として回動さ
せれば、開口27aの開口度合いが大きくなり、往送風
通路27からリール本体4の外部へ漏れる空気の量が増
えるため、第3収納室17の回転体8へ流れる空気の量
が減り、回転体8の回転速度が低下する。したがって、
風量調整手段30により第3収納室に流れる空気の流量
を調整することにより、回転体8の回転数及び回転トル
クを任意の大きさに設定することができる。
【0033】第4収納室18には、スプール5と、制動
手段31と、止めネジ32とが配設されている。スプー
ル5は、図2及び図5に示されるように、径の大きい第
1スプール33と、径の小さい第2スプール34とが同
軸状に一体形成されている。第1スプール33は、第1
仕切部33aと、第1糸巻部33bと、第2仕切部33
cとから構成され、第1仕切部33a及び第2仕切部3
3cはともに同径の円板であり、第1糸巻部33bは外
径が第1仕切部33aまたは第2仕切部33cの外径よ
り幾分小さな径である円筒状の部材である。そして、第
1仕切部33a及びは第2仕切部33cは、互いに平行
状態で対向しており、その内面に第1糸巻部33bの側
面がそれぞれ当接している。
【0034】第2スプール34は、第3仕切部34a
と、第2糸巻部34bとから構成されている。第3仕切
部34aは外径が第1スプール33の第1糸巻部33b
より小さく内径が止めネジの外径より大きい環状の円板
であり、第2糸巻部34bは、外径が仕切部34aの外
径より幾分小さな径で、内径が第3仕切部34aの内径
と同じ径である円筒状の部材である。そして、第2糸巻
部34bの一方の側面が第3仕切部34aの内面に当接
し、他方の側面が第2仕切部33cの外面に当接してい
る。
【0035】第2仕切部33cは、第1糸巻部33bと
第2糸巻部34bとに挟まれており、円周上に1つの溝
33dが形成されている。溝33dは、第2仕切部33
cの板厚方向を貫通しており、その深さは、第2仕切部
33cの半径から第1糸巻部33bの半径を引いた長さ
である。また、第2仕切部33cの外面には扇状の窪部
33eが2つ形成されており、第2仕切部33cの外面
と窪部33eとの境が段部33fとなる。この段部33
fは、釣針52を掛けるためのものであり、本発明の係
止部に相当する。
【0036】第1スプール33と第2スプール34から
なるスプール5は、軸体9を介して回転体8と接続され
ており、回転体8の回転数と同じ回転数で回転する。軸
体9は、第3収納室18と第4収納室18との間にある
仕切壁部14を貫通して配設されており、両端にネジ部
が形成されている。軸体9の第3収納室17に突出する
一端には、羽根8aを介して止めネジ8bがねじ込ま
れ、止めネジ8bにより羽根8aが軸体9に固定されて
いる。軸体9の第4収納室18に突出する他端には、制
動手段31及びスプール5を介して止めネジ32がねじ
込まれ、止めネジ32が第2仕切部33cの外面に当接
した位置でスプール5が軸体9に着脱可能に固定されて
いる。
【0037】制動手段31は、図6に示すように、基台
40と、摺動部材41と、波形プレート42及びスプリ
ング43とから構成されている。基台40は、2つの側
板40a及び底板40bにより断面略コ字状に形成さ
れ、第4収納室18内に固定されている。摺動部材41
は、一端に操作部材44が延設され、操作部材44の操
作により基台40の底板40b上を摺動する。波形プレ
ート42は、その表面に、軸体9の周面と当接する半円
状の凹部42a,42bが2つ形成されており、波形プ
レート42の一端側は、軸部材(図示しない)によっ
て、摺動部材41に回動可能に軸支され、また、波形プ
レート42の他端側は、スプリング43を介して摺動部
材41に接続されている。ここで、図6において、操作
部材44を左側に押すと、摺動部材41及び波形プレー
ト42が左側に移動し、軸体9が波形プレート42の表
面に形成された左側の凹部42a内に嵌まる。このと
き、波形プレート42の表面は軸体9と当接しており、
波形プレート42はスプリング43の弾性力に抗して下
方に押される。つまり、この状態では、波形プレート4
2は、スプリング43により上方に付勢され、軸体9と
圧接される。そして、操作部材44を更に押すと、摺動
部材41及び波形プレート42が更に左側に移動し、軸
体9が波形プレート42の表面に形成された右側の凹部
42b内に嵌まる。この状態では、波形プレート42
を、スプリング43の弾性力に抗して更に下方に押すこ
とになり、波形プレート42は、更に大きな力で軸体9
と圧接される。したがって、操作部材44の操作により
摺動部材41を移動させることで、軸体9に対する波形
プレートの圧接力を適宜変化させることができる。換言
すれば、軸体9に接続される回転体8及びスプール5の
回動を抑制することができ、かつ抑制できる力の大きさ
を必要に応じて設定できる。
【0038】ところで、第4収納室18の前壁部11に
は、図3に示すように孔部11aが設けられており、釣
糸及び釣針52の繰り出しと巻き取りが、この孔部11
aを介して行われる。
【0039】次に、上記電動リール1の使用方法につい
て、魚釣りの途中で釣場を変える場合を例に説明する。
つまり、釣竿2の穂先2aに、道糸50、仕掛糸51及
び釣針52が順に接続され、釣竿2が使用状態の長さま
で引き延ばされている場合を始まりとして説明する。
【0040】上記電動リール1を使用する場合、まず、
リール本体4の側壁部13に設けられている保持部材2
3を釣竿2に取付ける。具体的には、保持部材23の握
板(図示しない)を握ることにより2枚の挟持板23a
が開くため、この開いた状態で釣竿2の任意の位置に合
わせ、握板(図示しない)から手を放す。これにより、
2枚の挟持板23aが弾性体(図示しない)の弾性力に
より閉じリール本体4が釣竿2に固定される。
【0041】次に、スプール5が配設されている第4収
納室18の開口に取付けられた閉蓋22を開く。具体的
には、開閉蓋22は、軸体22aを軸としてリール本体
4に回動自在に軸支されているため、開閉蓋22の一端
に指を掛け手前に引くことにより、容易に開くことがで
きる。開閉蓋22を開いた状態で、釣針52及び仕掛糸
51を指で摘まみ、リール本体4の前壁部11に形成さ
れた孔部11aを通して、第4収納室18内に挿入す
る。そして、第1スプール33の第2仕切部33cに形
成された段部33fに釣針52を引っかけ、釣針52が
接続された仕掛糸51を第2スプール34の糸巻部34
bに巻く。仕掛糸51の終端近くまで巻くと、仕掛糸5
1を第2スプール34側から第1スプール33側に溝3
3dを介して移行させる。
【0042】その後、開閉蓋22を閉じるとともに、ス
イッチ25をオン操作してモータ6を駆動させる。モー
タ6の駆動により、軸7aを介して送風機7の羽根7b
が回転し、往送風通路27を介して第3収納室17に風
を送る。第3収納室17には回転体8が配設されてお
り、送風機7により発生した風により回転体8が回転す
る。ここで、往送風通路27には、風量調整手段30が
配設されていることから、風量調整手段30により第3
収納室17に流れる空気の量を調整することにより、回
転体8の回転数及び回転トルクを任意の値に設定でき
る。そして、スプール5は、軸体9を介して回転体8と
接続されているため、回転体8の回転に同期して回転す
る。
【0043】スプール5が回転すると、第1スプール3
3に道糸50が巻かれる。ここで、回転体8の回転トル
ク、即ちスプール5の回転トルクは、上限が所定トルク
に設定されているため、スプールの回転方向と逆向きに
所定トルクより大きな力が作用すると、スプールの回転
は停止する。したがって、モータ6が駆動されると、ま
ず、道糸50の長さから、釣竿2の穂先2aとリール本
体4との離間距離を引いた長さ分の道糸がスプール5に
巻かれ、巻かれていない道糸50の長さと前記離間距離
が等しくなったとき、スプール5の回転が一旦停止す
る。そして、釣竿2をたたんでいくにつれ、釣竿2の穂
先2aとリール本体4間との離間距離が短くなり、スプ
ール5に巻かれる釣糸が増えてくる。このように、釣竿
2をたたむと、それに応じて自動的に道糸50の巻き取
りが行われる。なお、スプール5は、所定トルク以上の
力で回転することはなく、このトルクを釣竿2に負担を
与えない範囲に設定しておくことにより、釣竿2を損傷
させたり、劣化させることがない。
【0044】釣竿2の収納、及び道糸50と仕掛糸51
の巻き取りが終了すると、スイッチ25をオフ操作して
モータ6の駆動を停止し、新しい釣場へ移動する。とこ
ろで、この移動中、道糸50の一端が釣竿2の穂先2a
に接続されたままであるので、風等により道糸50が引
っ張られると、スプール5が巻き取り方向とは逆方向に
空回りし、道糸50が電動リール1から繰り出されてし
まう恐れがある。そこで、本発明の電動リール1では、
スプール5の回動を抑制する制動手段31を備えてい
る。具体的には、制動手段31の操作部材44を左側に
強く押すと、摺動部材41及び波形プレート42が左側
に移動し、軸体9が波形プレート42の表面に形成され
た右側の凹部42a内に嵌まる。この状態では、波形プ
レート42がスプリング43により上方に付勢され、軸
体9と圧接されるため、軸体9の回動、即ちスプール5
の回動を抑制することができる。
【0045】新しい釣場に移動した後に、再度魚釣りを
始めるには、まず、制動手段31の操作部材44を右側
に軽く引く。すると、摺動部材41及び波形プレート4
2が右側に少し移動し、軸体9が波形プレート42の表
面に形成された右側の凹部42bから脱出し、左側の凹
部42a内に嵌まる。この状態では、波形プレート42
がスプリング43により上方に付勢されているものの、
その付勢力が弱くなるため、軸体9の回動、即ちスプー
ル5の回動を少しだけ抑制することとなる。
【0046】この状態で、釣竿2を穂先2a側から引き
延ばせば、穂先2aに接続されている道糸50の一端が
引っ張られ、スプール5が回転する。ここで、スプール
5の回動は、制動手段31により僅かに抑制されている
ため、釣竿2を引き延ばす前にスプール5が空回りし、
使用者の意思に反して道糸50や仕掛糸51が繰り出さ
れてしまうことを防止できる。しかも、釣竿2を引き延
ばすときに、釣竿2の穂先2aに大きな力が加わって穂
先2が折れるようなことはない。
【0047】このように、上記の電動リール1では、第
1スプール33の外面に形成された段部33fに釣針5
2を係止させるとともに、第2スプ−ル34に仕掛糸5
1を巻きながら仕掛糸51を溝部33dを介して第1ス
プール33に案内し、その後、スイッチ25のオン操作
によりモータを駆動させれば、スプール5が回転し道糸
50が第1スプール55に巻かれる。
【0048】そして、スプール5の回転トルクは、上限
が所定トルクに制限されており、スプール5の回転方向
と逆向きに所定トルクより大きな力が作用すると、スプ
ール5の回転は停止する。このため、釣竿2をたたむ
と、それに応じて自動的に道糸50の巻き取りが行われ
る。なお、スプール5は、所定トルク以上の力で回転す
ることはないことから、釣竿2の劣化を防ぐことができ
る。
【0049】道糸50及び仕掛糸51を繰り出すとき
は、モータ6を駆動しない状態、即ち、スプール5に回
転する力が与えられていない状態で道糸50の一端を釣
竿2の穂先2aに接続し、釣竿2を引き延ばせば、引き
延ばし度合いに応じて道糸50または仕掛糸51を繰り
出すことができる。
【0050】しかも、上記の電動リール1は、次に記載
する特徴を有する。モータ6の駆動により送風機7が回
転して風力を発生させ、風力により回転体8を介してス
プール5が回転する。このため、回転体8と送風機7と
の間は常に非接触状態となることから、スプール5に回
転方向と逆向きの力が作用してスプール5の回転が停止
しても、モータ6や送風機7との間で摩擦が生じること
がなく、モータ6等の劣化を防止することができる。
【0051】風量調整手段30により、送風機7から回
転体8への送風量を変更し、これによりスプール5の回
転トルクを容易に所定の値に設定することができる。
【0052】第1スプール33には道糸50が巻かれ、
第2スプール34には仕掛糸51が巻かれる。これによ
り、仕掛糸におもりや浮き等の仕掛具(図示しない)が
接続されていても、道糸50を巻いたり繰り出したりす
るときに、この仕掛具(図示しない)が支障となること
はなく、道糸50をスムーズに操ることができる。
【0053】制動手段31によりスプール5の空回りが
防止でき、道糸50または仕掛糸51の絡みを防止でき
る。また、道糸50または仕掛糸51が自然に繰り出さ
れてしまうことを防止できる。なお、抑制度合いを複数
の段階に切り替えることができるため、抵抗を持たせて
道糸50及び仕掛糸51の繰り出しを行う場合と、繰り
出しを禁止する場合とを区別して設定することができ
る。
【0054】スプール5は、止めネジ32により軸体9
に着脱可能に取付けられているため、例えば、予め釣糸
が巻かれている予備のスプールを準備しておくことによ
り、釣糸を交換する場合にも、容易に釣糸の繰り出しを
行うことができる。つまり、釣糸を交換する場合には、
前回使用したスプール5を軸体9から外し、予め釣糸が
巻かれている予備のスプールを軸体9に取付けることに
より、新しい釣糸を繰り出すことができる。
【0055】釣竿2に着脱自在に取付けられるため、魚
釣りを行っているときは、電動リール1を釣竿2から外
すことにより、電動リール1が魚釣りの支障となること
はない。
【0056】ところで、本実施形態の電動リール1で
は、スプール5を、送風機7の発生風力により回転させ
るものを示したが、モータ6の駆動により直接回転する
ようにしてもよい。この場合、ス−プール5に、スプー
ル5の回転方向とは逆向きに所定値以上の力が加わった
とき、モータ6が空回りするように、スプール5とモー
タ6の間にレギュレータを介することが望ましい。
【0057】上記の電動リール1では、スプール5を第
1スプール33と第2スプール34から構成するもの、
つまり、道糸50を巻く部分と、仕掛糸51を巻く部分
とを区分けするものを示したが、共通であってもよい。
また、この場合、釣針52を段部33f(係止部)に係
止し、その後直ぐにスイッチ25をオン操作して、仕掛
糸51及び道糸50を自動的に巻き取るようにしてもよ
い。
【0058】上記の電動リール1では、モータ6の電源
として乾電池19を使用するものを示したが、充電式の
蓄電池を使用するものであってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の電動リ
ールは、スプールに形成された係止部に釣針を係止さ
せ、スイッチのオン操作によりモータを駆動させること
により、スプールが回転し仕掛糸または道糸をスプール
に巻くことができる。しかも、スプールの回転トルク
は、上限が制限されているため、釣竿の劣化を抑えるこ
とができる。また、道糸または仕掛糸を繰り出すとき
は、モータを駆動しない状態で道糸の一端を釣竿の穂先
に接続し、釣竿を引き延ばすだけで、引き延ばし度合い
に応じて道糸または仕掛糸を容易に繰り出すことができ
ることから、極めて使い勝手がよい。
【0060】請求項2の発明の電動リールは、請求項1
の電動リールの効果に加えて、スプールとモータとが直
接接触することはないため、モータ等の耐久性が向上す
る。
【0061】請求項3の発明の電動リールは、請求項2
の電動リールの効果に加えて、風量調整手段により回転
体への送風量を変更するという簡単な構成により、スプ
ールの回転トルクを必要に応じて所定の値に任意に設定
することができる。
【0062】請求項4の発明の電動リールは、請求項1
乃至3のいずれかの電動リールの効果に加え、道糸と仕
掛糸とは、別々のスプールに区分けして巻かれるため、
仕掛糸におもりや浮き等の仕掛具が接続されていても、
道糸を巻いたり繰り出したりするときに、この仕掛具が
支障となることはなく、道糸をスムーズに操ることがで
きる。
【0063】請求項5の発明の電動リールは、請求項1
乃至3のいずれかの電動リールの効果に加え、制動手段
によりスプールの空回りを防止でき、道糸または仕掛糸
の絡み、及び使用者の意思に反する繰り出しを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電動リールの使用状
態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態である電動リールのX−X
断面を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態である電動リールのY−Y
断面を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態である電動リールのZ−Z
断面を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態である電動リールのスプー
ルを示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態である電動リールの制動手
段を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 電動リール 2 釣竿 4 リール本体 5 スプール 6 モータ 7 送風機 8 回転体 9 軸体 25 スイッチ 27 往送風通路(送風通路) 28 戻送風通路(送風通路) 30 風量調整手段 31 制動手段 33 第1スプール 33f 段部(係止部) 34 第2スプール 50 道糸 51 仕掛糸 52 釣針

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿に着脱自在に取付けられるリール本
    体と、 前記リール本体に回転可能に支持されたスプールと、 所定トルクを上限として前記スプールを直接または間接
    的に回転させるモータと、 前記モータの駆動・停止を指示するスイッチと、 前記スプールに配設され釣針の係止が可能な係止部とを
    具備し、 前記リール本体が釣竿に取付けられ、前記釣竿に道糸、
    仕掛糸及び釣針が順に接続されたまま、前記スプールの
    係止部に前記釣針が係止された状態で前記モータが駆動
    することにより、前記スプールに前記仕掛糸側から前記
    道糸側に向かって釣糸が巻かれることを特徴とする電動
    リール。
  2. 【請求項2】 前記リール本体は、前記モータの駆動に
    より送風する送風機と、前記送風機の送風により回転す
    る回転体と、前記回転体と前記スプールとを連結する連
    結体とを備えることを特徴とする請求項1に記載の電動
    リール。
  3. 【請求項3】 前記リール本体は、前記送風機からの送
    風を前記回転体に案内する送風通路と、前記送風通路に
    配設され前記回転体への送風量を調整する風量調整手段
    とを備えることを特徴とする請求項2に記載の電動リー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記スプールは、前記道糸が巻かれる第
    1スプールと、前記仕掛糸が巻かれる第2スプールとか
    ら構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれか1つに記載の電動リール。
  5. 【請求項5】 前記リール本体は、前記スプールの回動
    を抑制する制動手段を備えることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれか1つに記載の電動リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112243963A (zh) * 2020-10-22 2021-01-22 何杰平 一种具有空气动力的防炸线的渔轮的鱼竿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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