JPH0254046B2 - - Google Patents

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JPH0254046B2
JPH0254046B2 JP56501801A JP50180181A JPH0254046B2 JP H0254046 B2 JPH0254046 B2 JP H0254046B2 JP 56501801 A JP56501801 A JP 56501801A JP 50180181 A JP50180181 A JP 50180181A JP H0254046 B2 JPH0254046 B2 JP H0254046B2
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JP
Japan
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cutting line
head
cutting
escape cam
spool
Prior art date
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JP56501801A
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English (en)
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JPS57500767A (ja
Inventor
Arubaato Daburyu Mitsucheru
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White Consolidated Industries Inc
Original Assignee
White Consolidated Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by White Consolidated Industries Inc filed Critical White Consolidated Industries Inc
Publication of JPS57500767A publication Critical patent/JPS57500767A/ja
Publication of JPH0254046B2 publication Critical patent/JPH0254046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/416Flexible line cutters
    • A01D34/4161Means for feeding cutter line
    • A01D34/4162Means for feeding cutter line automatically

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)

Description

請求の範囲 1 回転軸心回りに回転可能で且つ少なくとも1
つの周辺の孔、および切断ラインの収納部分を形
成する環状空所を有したヘツドと、 該空所内に取付けられ、該ヘツドの回転軸心回
りに回転すべく支承されたスプール装置と、 スプール装置回りにコイル状に設けられ、一端
がスプール装置に固着されて自由端が該孔を通つ
て放射方向外方に延びる可撓性の非金属の切断ラ
インと、 一端に頂部を、他端に拡大部を有するくさび形
を成し、該ヘツドの中心に支持され、第1および
第2位置間に角運動をもつて枢動すべく該頂部に
偏心して枢着され、切断ラインが該拡大部回りの
円弧状の溝内に係合され、第1位置にてはヘツド
内にて回転に対して該スプールを固定し、第2位
置にてはヘツドにおける切断ラインを伸長すべく
ヘツド内のスプールの回転を制御するエスケープ
カムと、 を備え、 該エスケープカムは切断ラインによりエスケー
プカムの拡大部に作用される力に応答して第1,
第2位置間にエスケープカムを枢動するよう釣合
い質量を有している、 草を刈る装置。
2 エスケープカムは頂部に枢着装置を、拡大部
に円弧状の溝を有したくさび形を成していて、回
転中のヘツドの角速度を表わす切断ラインの自由
端に作用する遠心力の変化を感知すべく孔に回転
装置から延びる切断ラインの一部と係合するよう
成つている請求の範囲第1項記載の草を刈る装
置。
3 切断ラインが予定の長さよりも短くなつた時
に第2位置にエスケープカムを角度をもつて動か
すように切断ラインが該エスケープカムに作用す
る請求の範囲第2項記載の草を刈る装置。
4 エスケープカムは、エスケープカムを第2位
置に動かすべく遠心力の減少に応答して枢着装置
回りに動くよう釣合い質量を有している請求の範
囲第3項記載の草を刈る装置。
5 エスケープカムは、第2位置にエスケープカ
ムを積極的に動かすようヘツドの加速の際にスナ
ツプ作用にて作動する請求の範囲第4項記載の草
を刈る装置。
6 エスケープカムは、切断ラインが予定された
最大長さに伸長される時に第1位置にエスケープ
カムを積極的に動かすようヘツドの減速の際にス
ナツプ作用にて作動する請求の範囲第5項記載の
草を刈る装置。
7 回転軸心回りに回転可能で且つ1つの周辺の
孔、および切断ラインの収納部分を形成する環状
空所を有したヘツドと、 該空所内に取付けられ、該ヘツドの回転軸心回
りに回転すべく支承されたスプール装置と、 スプール装置回りにコイル状に設けられ、一端
がスプール装置に固着されて自由端が該孔を通つ
て放射方向外方に延びる可撓性の非金属の切断ラ
インと、 一端に頂部を、他端に拡大部を有するくさび形
を成し、該ヘツドの中心に支持され、第1および
第2位置間に角運動をもつて枢動すべく該頂部に
偏心して枢着され、切断ラインが該拡大部回りの
円弧状の溝内に係合され、第1位置にてはヘツド
内にて回転に対して該スプールを固定し、第2位
置にてはヘツドにおける切断ラインを伸長すべく
ヘツド内のスプールの回転を制御するエスケープ
カムと、 を備え、 該エスケープカムは、切断ラインによりエスケ
ープカムの拡大部に作用される力に応答して第
1,第2位置間にエスケープカムを枢動するよう
釣合い質量を有すると共に、停止ピン装置を有し
ていて第1位置において自由端における切断ライ
ンが予定された最大長さを有する時にヘツド内で
回転に対して該スプール装置を固定し、 第2位置における該エスケープカムは、該スプ
ール装置を回転すべくスプール装置のエスケープ
歯間の該停止ピン装置を動かすと共に、切断ライ
ンを該孔を通つてヘツドから所要の長さ巻解くよ
うになつた、 草を刈る装置。
8 エスケープカムは頂部に枢着装置を、拡大部
に円弧状の溝を有するくさび形を成していて、回
転中のヘツドの角速度を表わす切断ラインの自由
端に作用される遠心力の変化を感知すべく孔に隣
接した切断ラインと係合するよう成つている請求
の範囲第7項記載の草を刈る装置。
9 切断ラインが予定された長さよりも短くなつ
た時に第2位置にエスケープカムを動かすように
切断ラインがエスケープカムに作用する請求の範
囲第8項記載の草を刈る装置。
10 エスケープカムは、エスケープカムを第2
位置に動かすべく遠心力の減少に応答して枢着装
置回りに動くよう釣合い質量を有している請求の
範囲第7項記載の草を刈る装置。
11 エスケープカムは、エスケープカムを第2
位置に積極的に動かすようヘツドの加速の際にス
ナツプ作用にて作動する請求の範囲第9項記載の
草を刈る装置。
12 エスケープカムは、切断ラインが予定され
た最大長さにある時に第1位置にエスケープカム
を積極的に動かすようヘツドの減速の際にスナツ
プ作用にて作動する請求の範囲第9項記載の草を
刈る装置。
背景技術 この発明は草の刈取りに関するもので、特に回
転するヘツドから切断面内に延びる可撓性の非金
属の切断ラインを用いる草の刈取りに関するもの
である。
刈取りや刈込みや縁取りおよび同様な切断作用
によつて草の排除を容易にするように長年に亘つ
て種々な型の装置が提案されている。一般に、こ
れらの装置は草の除去を行うよう金属刃物を用い
ている。この種の装置は電動機やガソリンエンジ
ンの様な原動機を使つている。従つて、回転する
刃物は使用者に危険や非常な危害を与える恐れが
ある。
米国においては、回転するヘツドに支持された
可撓性の非金属ラインを用いる実用的な草刈機が
開発された。この様な草刈機の例が米国特許第
3708967号、第3826068号、第4052789号、第
4054992号、第4067108号、第4104797号明細書に
示されている。これら特許された草刈機は、これ
ら米国の開発が草刈り、縁取り、刈込み作用のた
めの電動機やガソリンエンジン駆動される用具を
設けることに顕著な成功をみている。
これら特許に示される装置はナイロンポリマー
からつくられる様な可撓性の切断ラインを用いて
いる。切断ラインは回転するヘツド内のスプール
に通常支持される。切断ラインを補充したり或は
長くしたいときには、ヘツドの回転を停止し、切
断ラインをスプールから手で延ばす。特許された
装置におけるこの切断ラインの伸長は便宜で簡単
で確実なことが認められる。沢山の強力な装置、
特に直流電動機により駆動される装置において、
切断作用を中断することなくヘツドから切断ライ
ンを延ばす機構が所望された。
最も必要とされる機構はヘツドから必要なだけ
切断ラインを供給できることで、従つて切断ライ
ンの供給は草刈りの間は使用者の操作と独立され
る。このための構成が米国特許第3895440号、第
4020550号、第4035915号明細書に示されている。
これらの装置は円盤の周囲に支持された切断ライ
ンのバスケツト形供給部を普通に有し、後方の特
別な支柱部材から切断ラインを供給する。これら
支柱部材は切断縁を有するので、供給部からの切
断ラインは切断面内に延びる自由移動端部の切断
縁まわりに曲げられる。切断縁と切断ラインおよ
び角速度等が組合つて作用するために、この様な
切断縁を持つた切断ライン支柱は、切断ラインが
有効でない長さに摩耗した時に、切断ラインの自
由端を切り取る。実際に、これらの装置は、支柱
切断縁で切り取られる余分な長さが例えば3イン
チ(7.6cm)ほどであるために切断ラインの約25
%が無駄になることが認められる。
別の切断ライン供給装置が米国特許第4118864
号、第4138810号明細書に示されている。これら
装置は草刈り状況にて複雑な作用をもつたウオー
ムおよび平歯車によりライン供給作用におけるス
プール回転を制御する。
この発明は、切断ラインの摩耗や損失の量に係
りなく且つ草の刈取りの中断や別個の使用者の操
作の必要なしに、切断面内の最大長さに切断ライ
ンを維持する簡単な機構をもつた回転するヘツド
を提供するものである。しかし、切断ラインの長
さを伸ばすことが必要な場合には、使用者は上述
の機構を選択的に作動できる。
発明の開示 この発明に依れば、回転軸心まわりに回転でき
るヘツドを有した草を刈る装置が提供される。ヘ
ツドは、可撓性の非金属の切断ラインのコイル状
の供給部分を空所内に支持できる。切断ラインは
ヘツドから孔を通つて切断面内に外方に延びてい
る。第1位置のエスケープカムは、ライン自由端
が予定された最大長さにあるときにヘツドからの
伸長に対して切断ラインを固定する。第2位置の
エスケープカムは、切断ラインを孔を通つて切断
面内に段階的に延ばすよう切断ラインを巻き解
く。偏心枢着装置は、草を刈取り中に切断ライン
が予定された最大長さよりも短かくなつた場合に
孔からの切断ラインを伸長するようにヘツド回転
中に第1位置から第2位置にエスケープカムを枢
動する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従つて構成された草を刈る
装置の一実施例を示す概要図、第2図は第1図に
示される装置の下部を拡大して示す図、第3図は
第2図に示される装置の切断ヘツドの軸方向の垂
直断面拡大図、第4図は第3図に示される切断ヘ
ツドの線4−4に沿つた断面図、第5図は第3図
に示される切断ヘツドのエスケープカムの平面
図、第6図は切断ヘツド内に切断ラインを支持す
るスプールの回転を防止するよう第1位置のエス
ケープカムを示す第4図と同様な断面図、第7図
は切断ヘツドから切断ラインを延ばすべくスプー
ル回転を許す第2位置のエスケープカムを示す第
6図と同様な断面図、および第8図は切断ヘツド
に使用されるスプールの断面図である。
これらの図面にて、幾つかの実施例は切断ヘツ
ドの構成の共通の部材を有している。幾つかの図
面に関し、この発明の装置の説明におけるこれら
実施例の説明を簡略にするように同一部材には同
一符号が付けられる。
発明を実施するための最良の形態 第1図を参照するに、同図にはこの発明の一実
施例に従つて構成された草を刈る装置が示されて
いる。この特別な実施例では、装置は草刈機11
であるが、芝刈機や縁取り機或は草刈のための他
の機械とすることができる。草刈機11は管13
によりハンドル14に連結された下部のハウジン
グ12を有している。ハンドル14は、ハウジン
グ12内に設けられた電動機にコード17を介し
て電力を選択供給するためのスイツチ16が設け
られている。草刈機11の両手操作のために、補
助ハンドル18が管13に設けられている。ハウ
ジング12はハウジング12を通る軸心まわりに
回転可能なヘツド19を有し、このヘツド19の
回転軸心にほゞ垂直になつた切断面内に切断ライ
ン21が延びている。
第2図には、管13に複数個の空気吸込用の開
口22を有するハウジング12が拡大図示されて
いる。これら開口22はハウジング12内に収容
された電動機への冷却空気の流れを吸込む。ハウ
ジング12は、下方に延びる駆動軸24を有した
電動機23を備えている。ヘツド19は駆動軸2
4にねじ着されている。ヘツド19の上面には、
回転のときにヘツド19から放射方向外方に空気
を押しやる遠心ブロワとして作用する複数個の羽
根27を設けることができる。その結果、吸込ま
れた空気の流れはハウジング12内の電動機23
を冷却する。ヘツド19はボス26とカバー27
Aを有している。ボス26はその側部周面に孔2
8を有しており、この孔28を通つて切断ライン
21が切断面内を放射方向外方に延びている。不
都合な摩耗や破損に対して切断ライン21を保護
するように金属の軸受30が孔28に設けられ
る。カバー27Aはねじ着によつてボス26に取
外し可能に取付けられる。
ハウジング12は、回転する切断ライン21に
不用意に触れることを防止して使用者を保護する
ように働く後方に延びる尾状部29を有してい
る。また、尾状部29にはヘツド19からの切断
ライン21の過剰な延び出しを防止する自動制限
部が設けられている。特に、尾状部29は下方に
延びる突出部31を有しており、金属の切断刃3
2が埋設されている。その結果、切断ライン21
は、ヘツド19により切断面内を回転されるとき
に、回転軸心から切断刃32までの距離よりも長
い作動長さとなることがない。切断ライン21の
余分な長さは切断刃32によつて自動的に切断さ
れる。
第3図乃至第7図に示される様に、ヘツド19
は、切断ライン21が切断面内に延びるよう通る
孔28のある滑らかな周側面を有した円盤状をな
している。一本以上の複数本の切断ラインがもし
使用されるならば、各切断ラインは個別の孔と軸
受とを有しなければならない。ボス26の一方の
側には、駆動軸24がねじ34によりねじ着され
る内ねじ33を有した金属スリーブと一体になつ
たアダプタ35がある。更に、アダプタ35内の
ねじ33はヘツド19内に十分な長さ軸方向に延
びていて駆動軸24と強固で一体的な連結を形成
するようなつている。成可く駆動軸24は下端部
37より上方に平らな環状肩部36を有する円柱
状をなしている。
ヘツド19の露出した外面は面状に滑らかで縁
部が丸くなつており、草が引掛かるような突起や
溝がない。成可くカバー27Aは滑らかな露出し
た面を有し、隅部が丸くなつた円形をなしていて
ヘツド19の回転軸心と同軸に整列している。
ボス26はカバー27Aと協同して円形の空所
38を形成している。コイル状の切断ライン21
の供給部39が空所38内に設けられる。コイル
状の切断ライン21はヘツド19内の個別の回転
および軸方向の動きによつてコイルが巻解かれる
よう自由になつている。好適に、コイル状の切断
ライン21はヘツド19内に回転可能に設けられ
たスプール41に支持されている。
スプール41は切断ライン21の供給部39を
受ける空所を形成するフランジ43,44のある
管状体42をもつている。スプール41は円筒状
の支柱46に取付けることによつてヘツド19内
に自由に回転すべく支承され、且つボス26とカ
バー27Aにて支持される支柱47により軸方向
に固持される。
カバー27Aは、ボス26内のアダプタ35の
下部に形成されたねじ軸48を受ける内ねじ49
を有している。ボス26とカバー27Aは、支柱
46,47の縮径された頚部68により形成され
る一致する面51,52と、周辺の接触係合する
平らな面53,54とを有している。カバー27
Aは空所38に出入りするためにねじが好適には
ヘツドの回転方向に対して反対方向に弛められる
もので、意図しない弛みを防止するようなす。一
連の周辺縁部はボス26にカバー27をねじ着す
るためのカバー27Aの握持を容易にする。
コイル状の切断ライン1の内端はスプール41
に固着される。切断ライン21はら旋状に巻かれ
たスプール41からボス26の円弧状の切欠き溝
55を通り、エスケープカム56を有す切断ライ
ン制御機構に沿つて孔28から延び出ている。切
断ライン21の自由端は孔28からヘツド19の
外に延びている。好適には、コイル状の切断ライ
ン21の供給部39は、草刈り中のヘツド19の
回転方向と同一方向に巻かれている。この切断ラ
イン巻回構造は、ヘツド19の回転が急に起ると
きの切断ラインのバツクラツシユと所望しない巻
解きの問題を除去する。
この発明に従えば、切断ライン21が予定の長
さよりも短かくなつたときに、ヘツド19内の切
断ライン21を巻解して孔28を通つて切断面内
に切断ライン21が延び出るように全自動機構が
設けられる。
特に、この自動機構は草刈りの際のヘツド19
に対するスプール41の制御された回転によつて
積極的な部分的な切断ラインの送り出しを行う。
この自動機構の重要な特長は、ヘツド19の回転
速度の変化にもとづきエスケープカム56に作用
する力とヘツド19の回転とによつて切断ライン
21に生じられる遠心力の感知によりスプール4
1の段階的な回転を生じるエスケープカム56に
ある。また、エスケープカム56はこれらの力を
一緒に用いて、中心のずれたピボツトへのエスケ
ープカムの取付けによるスナツプ作用の切断ライ
ンの伸長を生じるようなす。
第3図乃至第7図を参照するに、エスケープカ
ム56は、切断ライン21の必要とされる様な自
動的で積極的に増大する伸長を生じるよう図示さ
れている。ヘツド19は偏心枢着装置に取付けら
れたエスケープカム56を有しており、このエス
ケープカム56は第6図に示される第1位置と、
第7図に示される第2位置との間の枢動運動を生
じる。この様な第1位置(第6図)から第2位置
(第7図)へのエスケープカム56の枢動を生じ
る働きをスナツプ作用と言う。
エスケープカム56はくさび形をなしていて鋭
角な端部に頂部45を、他端に拡大部50を有し
ている。くさび形の用語は、鋭角な角度の部材を
含むだけでなく、90゜および90゜以上の含まれる角
度をもつたカムをも包含するよう意図されてい
る。また、拡大部は周辺円弧状の縁部を好適に有
し、ヘツドの回転軸心から縁部までの距離に等し
い曲率の曲りをなす縁部によつて良好な結果が得
られる。しかし、図面から明らかな様に、周辺縁
部は他の形状にすることもできる。
エスケープカム56は支柱46の頚部68まわ
りに取付ける開口61を中央に有している。従つ
て、エスケープカム56はヘツド19内の中央に
取付けられ、支柱46に対する偏心枢着部分にて
第1および第2位置間を枢動する。特に、エスケ
ープカム56は頂部45近くに突部57を有し、
突部57が支柱46の孔60内にゆるく嵌つてい
る。孔60がヘツド19の回転軸心から隔つてい
るので、エスケープカム56は第1および第2位
置間を偏心枢動する。
また、エスケープカム56は、突部57の両側
に夫々隔つた突出する停止ピン58,59を有し
ている。これら停止ピン58,59は、支柱46
の端面に形成された溝66,67に対して放射方
向内方および外方に動く。
好適に、エスケープカム56は平らで、アルミ
ニウムの様な適宜な強さの丈夫な材料でつくるこ
とができる。停止ピン58,59はエスケープカ
ム56の平らな本体に鋳造または機械加工して頂
面69から普通に突出するようにできる。停止ピ
ン58,59を丸くして、好適には円滑な作動の
ために断面を楕円にする場合に良好な結果が得ら
れる。
エスケープカム56の拡大部50は、スプール
41と孔28の間に延びる部分にて切断ライン2
1を受けるように周辺縁部に縦溝64が設けられ
る。縦溝64は完全な縁部を有するようできる
が、成可く重量軽減のために切断ライン21を受
けるように横方向にずれた突部62,63によつ
て縦溝64を形成できる。回転するヘツド19か
ら延びる切断ライン21からの持上げる力は第
1,第2位置間の横にエスケープカム56を動か
すよう滑車における如く縦溝64を介して作用さ
れる。
また、エスケープカム56の拡大部50は、ヘ
ツド19に特異な作用を生じる釣合い質量を縦溝
64附近に設けている。拡大部50に作用する切
断ライン21なしで拡大部50におけるエスケー
プカム56の質量は突部57の偏心枢着によつて
作用するように設けられており、従つて正常作動
回転速度でエスケープカム56は第2位置に動か
され、この第2位置にて切断ライン21は回転す
るヘツド19から所要の長さ段階的に延ばされ
る。
縦溝64内の切断ライン21の作用は、切断面
内の切断ラインの自由端に作用する遠心力に応答
してエスケープカム56を枢動するようになす。
切断ライン21が切断面内にて予定の最大伸長
長さにあるときに、エスケープカム56は第6図
の第1位置に枢動し、この位置で切断ライン21
はヘツド19からの長さすなわち送り出される長
さが固定される。
切断ライン21が所要の予定最大伸長長さに至
らずに短かいときには、切断ライン21の有効な
遠心力は小さく、エスケープカム56は第7図の
第2位置に枢動して、切断ライン21の長さは回
転するヘツド19から段階的に延ばされる。
ヘツド19の回転軸心に対するエスケープカム
56の偏心枢着と、釣合い質量と、エスケープカ
ム56上の切断ライン21の作用とのために、エ
スケープカム56は第1,2位置間をスナツプ作
用をもつて動く。第1,2位置間のこの積極的な
動きはヘツド19からの切断ライン21の適切で
積極的な送り出しを確実にする。エスケープカム
が第1,2位置間をいつたりきたり或いはぐるぐ
る回ることは一度もない。
ヘツド19に対する回転を段階的に制御するた
めにエスケープカム56とスプール41を適宜な
機構で連結できる。成可く、歯および停止ピン装
置が用いられる。このために、スプール41は複
数個の放射方向内方を向いた歯71〜74,76
〜78を有している。これらの歯71〜74、7
6〜78はボス26に対するスプール41の同軸
的な回転のために支柱46まわりの軸受面を歯内
端にて形成している。成可く、これらの歯は軸方
向に細長く、スプール41の管状体42の長さ延
びている。
歯71〜74,76〜78は溝79〜85によ
り隔てられている。これらの溝79〜85は、停
止ピン58,59が放射方向の外方の位置にある
ときに停止ピンに対する隙間を設けるよう十分な
深さをなしている。従つて、歯が支柱46の溝か
ら外の位置の停止ピンに出会うまで、スプール4
1は自由に回転する。
歯は、停止ピン57,58のいずれかが外方の
位置にあるときに停止ピンと係合される大きさを
なしている。勿論、これらの歯は、停止ピン5
7,58が内方位置にあつて支柱46の溝66,
67に受けられているときに停止ピン57,58
のいずれかと係合される。停止ピン57,58の
一方が歯と係合し、他方の停止ピンが支柱46の
溝内にある。
歯および停止ピン57,58は、エスケープカ
ム56が第1,2位置間を段階的に枢動されると
きにスプール41の回転を制御するようエスケー
プカム56と協同すべく角度を置いて設けられて
いる。第6図を参照するに、エスケープカム56
は第1位置にあり、停止ピン58は歯74と係合
してヘツド19から切断ライン21を供給するよ
うスプール41を回転に対して固定する。このと
きに停止ピン59は溝67内にある。
切断ライン21が切断通路内において予定最大
伸長長さよりも短かいときには、エスケープカム
56は第7図に示される様に第2位置に枢動す
る。停止ピン58は溝66内に動かされて、外方
位置にある歯72が停止ピン59と係合するま
で、スプール41は或る角度回動される。
外方の停止ピンが次に到達する歯を停止するま
で、スプール41は段階的に回転する。もし切断
ライン21が切断面内に所要の長さにいま延ばさ
れると、エスケープカム56は第1位置に枢動さ
れる。切断ラインがヘツド19からもし十分な長
さ延びていなければ、エスケープカム56は停止
ピン58を隣接の歯から十分に離すよう第2位置
に向つて枢動し、そして直ぐに第1位置に戻り、
またエスケープカム56は第1,2位置間を再び
枢動して回転するヘツド19から切断ライン21
を所要の長さ段階的に送り出す。このときに、ス
プール41は矢印86,87で示される距離角度
をもつて回転される。エスケープカム56のこの
連続供給作用は、選ばれた釣合い質量と協同する
中心のずれた枢着と、延ばされた切断ラインによ
り作用される遠心力からのカムの枢動作用との結
果である。
釣合い質量をもつたエスケープカム56は、使
用者の介在なしに得られる切断ラインの自動供給
だけでなく、もし必要ならば附加的な切断ライン
供給が草刈機11の始動・停止や或はヘツド19
の回転速度の別の変更によつて行われる等の特異
な作用を有している。
ヘツド19が加速される時に、釣合い質量はエ
スケープカム56を第2位置に枢動するように作
用するが、切断ラインが十分に延ばされた時に、
エスケープカム56に切断ライン21が作用して
いるために、スプール41は回転すべく解放され
ない。ヘツド19が減速される時に、エスケープ
カム56は第1位置に維持されるので、切断ライ
ン21の送り出しが出来ない。従つて、切断ライ
ンの供給は草刈り中に草刈機のヘツド19の始
動・停止作用によつて、短くなつた切断ライン長
さにおいて行うことが出来る。しかし、エスケー
プカム56の拡大部の釣合い質量は、エスケープ
カム56が第2位置に移されてヘツド19が回転
速度を加速する度毎に切断ラインを供給するため
に、エスケープカム56における切断ラインの作
用に対して大きくなり過ぎないようにしなければ
ならない。
エスケープカム56の偏心枢動は、スプール4
1に停止ピン58,59が係合する歯71〜78
に対して停止ピン58,59が動かなくなる様に
する。停止ピン58,59は放射方向外方に動
き、円を横切る円弧がスプール41に歯を形成す
る。従つて、スプール41は、第1,2位置間の
作動にてエスケープカム56を解放するよう切断
ラインを巻出す方向と反対方向に僅かに動く。偏
心枢着されたカムのこの特異な作用はスプール4
1に対するエスケープカム56の送り出し過ぎ或
は逆転止めを防止する。
切断ラインの供給は、縦溝64内にある切断ラ
イン部分の或る滑りを含んでいる。切断ラインの
自由端に作用する遠心力が縦溝64と孔28の間
の切断ライン部分の緊張を維持するものとすれ
ば、そこで第7図の第2位置に枢動するエスケー
プカム56は縦溝64内を切断ラインが滑ること
を必要とする。別の言い方をすれば、第2位置に
枢動するエスケープカム56は切断ライン21が
縦溝64内を滑るようにしなければならない。さ
もなければ、切断ライン21は切断通路内の自由
端にてヘツド19内に内方に引張られる。
歯71〜74,76〜78は溝79〜85によ
り隔てられる。これら溝79〜85は、停止ピン
58,59がその放射方向外方の位置にあるとき
に停止ピン58,59に対して間隔を置くよう十
分な深さをなしている。従つて、歯が支柱46の
溝から外方の位置の停止ピンと出合うまで、スプ
ール41は自由に回転する。
ヘツド19は種々な形に且つ色々な材料でつく
ることができるが、ボス26やカバー27はプラ
スチツク材料、例えばナイロン−6−ポリマでつ
くるのが好適である。スプール41と切断ライン
は同様な材料でつくることができる。エスケープ
カム56は銅やアルミニウムや種々の金属の組合
せ等の様な耐久性のある強い材料でつくることが
できる。
こゝにこの発明のヘツドに用いられる種々な機
構の特定の構成の作用や部材に就いて説明した
が、この説明はこの発明の成果を生じるこれら部
材の可能な構成だけをなすことを意図するもので
はない。これに関連し、作用や部材は同一成果を
生じるよう変更できる。これらの部材に必要とさ
れることは、切断ライン21が切断面内にて予定
の最大伸長長さであるときに切断ライン21が延
びないよう固定する機構にある。また、この様な
機構は、切断ラインが所要の最大長さよりも短い
長さに摩耗や損傷によつて短かくなつたときに、
必要とされる様に切断ラインを解放しなければな
らない。更に、この機構は幾つかの比較的簡単で
安価なエスケープ部材によつて切断ラインの自動
的伸長を行う。
以上から、使用者の独自の注意を要することな
く、切断ラインを自動的に伸長する便宜で安全な
装置を備えた草を刈取る新規な装置が提供される
ことが明らかであろう。また、今日の装置の或る
変形や変更がこの発明の精神を逸脱せずにできる
ことが明らかであろう。これらの変更は、この発
明を規定する添付の請求の範囲により意図され且
つ請求の範囲内にあるものである。更に、これら
の説明はこの発明の開示をなすべく意図されるも
のである。
JP56501801A 1980-04-28 1981-04-27 Expired - Lifetime JPH0254046B2 (ja)

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Publication number Publication date
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NO152276C (no) 1985-09-04
EP0053129A1 (en) 1982-06-09
NO152276B (no) 1985-05-28
EP0171533A1 (en) 1986-02-19
WO1981003106A1 (en) 1981-11-12
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BR8108578A (pt) 1982-04-06
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