JPH0216595Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216595Y2 JPH0216595Y2 JP1983016219U JP1621983U JPH0216595Y2 JP H0216595 Y2 JPH0216595 Y2 JP H0216595Y2 JP 1983016219 U JP1983016219 U JP 1983016219U JP 1621983 U JP1621983 U JP 1621983U JP H0216595 Y2 JPH0216595 Y2 JP H0216595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shifter
- drive shaft
- inertia
- string
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 4
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/416—Flexible line cutters
- A01D34/4161—Means for feeding cutter line
- A01D34/4162—Means for feeding cutter line automatically
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
ナイロンコード等の可撓性紐体を刈刃として利
用する草刈機に於いては、一般の金属刃を使用す
るものに比して作業中に紐体の消耗がきわめて早
く、頻繁に刈刃装置の筐体内に捲回収容された紐
体の繰り出し操作を行なう必要がある。この操作
を原動機を停止せしめることなく行なう為に刈刃
装置の回転数を変化せしめることにより生ずる遠
心力の変化や地面に打ち付ける等外力を加えるこ
とにより作動するシフターを用いたいわゆる半自
動式の自動補給機構が各種提案されている。本考
案は、慣性シフターを用い作業中に刈刃装置をそ
の駆動軸の軸線方向に揺動せしめるだけで消耗分
の紐体を補給出来る草刈機を提供せんとするもの
である。
用する草刈機に於いては、一般の金属刃を使用す
るものに比して作業中に紐体の消耗がきわめて早
く、頻繁に刈刃装置の筐体内に捲回収容された紐
体の繰り出し操作を行なう必要がある。この操作
を原動機を停止せしめることなく行なう為に刈刃
装置の回転数を変化せしめることにより生ずる遠
心力の変化や地面に打ち付ける等外力を加えるこ
とにより作動するシフターを用いたいわゆる半自
動式の自動補給機構が各種提案されている。本考
案は、慣性シフターを用い作業中に刈刃装置をそ
の駆動軸の軸線方向に揺動せしめるだけで消耗分
の紐体を補給出来る草刈機を提供せんとするもの
である。
次に図に示す実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。
明する。
本考案による草刈機は例えば第１図に示す如
く、駆動軸１を内挿せしめた操作杆２の一端に小
形内燃機関４を取着し、他端に取着した刈刃装置
３を回転せしめて前記刈刃装置３の筐体５，５′
に設けられた周隙６から外側方に伸びるナイロン
コード等の可撓性紐体１１の自由端部７で草を刈
り倒せる様にした構造のものである。
く、駆動軸１を内挿せしめた操作杆２の一端に小
形内燃機関４を取着し、他端に取着した刈刃装置
３を回転せしめて前記刈刃装置３の筐体５，５′
に設けられた周隙６から外側方に伸びるナイロン
コード等の可撓性紐体１１の自由端部７で草を刈
り倒せる様にした構造のものである。
前記刈刃装置３は第２図及び第３図に示す如
く、前記駆動軸１の下端に螺着せしめたボス部材
８に下向きに開口した椀状の上部筐体５′、可撓
性紐体１１を捲回（本実施例では二本の紐体を前
記筐体の回転方向とは逆向きに捲回せしめてい
る）したスプール１０、及び上向きに開口した下
部筐体５の順に下方より挿通せしめて締着用ナツ
ト９で締着し前記駆動軸１と一体に回動可能にせ
しめている。なお前記上下筐体５，５′の組み合
わせに於いて全周にわたる周隙６を形成せしめて
前記紐体１１の自由端部７の筐体５，５′外への
引き出しに支障のない様に配慮している。また、
前記筐体５，５′の内周面と前記スプール１０の
外周との間に環状の慣性シフター１２を前記駆動
軸１の軸線に対して摺動及び回動自在（本実施例
では筐体の内周面に沿つて上下に摺動及び左右に
回動自在）に配置している。この慣性シフター１
２の周縁の上面及び下面に係合用突起１４，１５
を等間隔で上下同位置に配設し前記上部筐体５′
及び下部筐体５にこれらに対応する係止用突起１
６，１７を同様に配設する。なお該係止用突起１
６，１７は、前記慣性シフター１２の下降及び上
昇にともなつて、所望の紐体繰り出し量のほぼ半
分ずつを繰り出せる様に上側のものと下側のもの
に位相差を設けて配設すると好適である。また、
前記慣性シフター１２の前記係合用突起１４，１
５を設けた個所の前記周隙６に露呈している部分
のほぼ中央に、前記紐体１１の自由端部７を外側
方へ引き出し支承せしめる為の通孔１３を設け
る。該通孔１３の表面を曲面状に滑かに仕上げて
おくと紐体１１の支承部への応力集中が防止出来
て好適である。また該通孔１３はシフター１２の
上縁又は下縁に連なるＵ字形とすれば加工上好適
である。
く、前記駆動軸１の下端に螺着せしめたボス部材
８に下向きに開口した椀状の上部筐体５′、可撓
性紐体１１を捲回（本実施例では二本の紐体を前
記筐体の回転方向とは逆向きに捲回せしめてい
る）したスプール１０、及び上向きに開口した下
部筐体５の順に下方より挿通せしめて締着用ナツ
ト９で締着し前記駆動軸１と一体に回動可能にせ
しめている。なお前記上下筐体５，５′の組み合
わせに於いて全周にわたる周隙６を形成せしめて
前記紐体１１の自由端部７の筐体５，５′外への
引き出しに支障のない様に配慮している。また、
前記筐体５，５′の内周面と前記スプール１０の
外周との間に環状の慣性シフター１２を前記駆動
軸１の軸線に対して摺動及び回動自在（本実施例
では筐体の内周面に沿つて上下に摺動及び左右に
回動自在）に配置している。この慣性シフター１
２の周縁の上面及び下面に係合用突起１４，１５
を等間隔で上下同位置に配設し前記上部筐体５′
及び下部筐体５にこれらに対応する係止用突起１
６，１７を同様に配設する。なお該係止用突起１
６，１７は、前記慣性シフター１２の下降及び上
昇にともなつて、所望の紐体繰り出し量のほぼ半
分ずつを繰り出せる様に上側のものと下側のもの
に位相差を設けて配設すると好適である。また、
前記慣性シフター１２の前記係合用突起１４，１
５を設けた個所の前記周隙６に露呈している部分
のほぼ中央に、前記紐体１１の自由端部７を外側
方へ引き出し支承せしめる為の通孔１３を設け
る。該通孔１３の表面を曲面状に滑かに仕上げて
おくと紐体１１の支承部への応力集中が防止出来
て好適である。また該通孔１３はシフター１２の
上縁又は下縁に連なるＵ字形とすれば加工上好適
である。
なお、前記慣性シフター１２をすくなくとも刈
刃装置３の回転中は前記筐体５，５′と該シフタ
ー１２の回転方向前面側で係脱自在にせしめる手
段は種々選択出来、設計の自由であるが、本実施
例では紐体１１をスプール１０に回転方向と逆向
きに巻き付け、前記シフター１２の通孔１３を通
つて外側方へ引き出された自由端部７に作用する
遠心力を利用して前記シフター１２の上部係合用
突起１４の回転方向前面側を前記上部筐体５′に
設けた係止用突起１６の回転方向後面側に付勢せ
しめている。また、作業中にシフター１２が自然
に駆動軸１の軸線に沿つて摺動して筐体５′との
係合が外れて紐体１１の繰り出し作用が不測に開
始してしまうことがない様に、前記シフター１２
を軸線方向にも付勢しておく必要がある。この為
本実施例では、第２図に示す如くシフター１２が
上方に持ち上げられて前記係合用突起１４と係止
用突起１６が係合している状態で、前記通孔１３
の頂部１９と前記スプール１０の下側フランジ内
面１８との軸線方向間隙を紐体１１の線径よりわ
ずかに小さい寸法として通孔１３部で紐体１１に
下方への屈曲を形成せしめているので、刈刃装置
３の回転中は前記自由端部７に作用する遠心力に
より紐体１１の前記屈曲を伸ばそうとする作用が
働き、結果的にシフター１２を上方に押し上げて
筐体５′との係合を維持することが出来る。なお、
この屈曲を形成せしめる為に、スプール１０の外
周を囲撓する障壁リング（図示せず）を下部筐体
５より立ち上がらせても良い。
刃装置３の回転中は前記筐体５，５′と該シフタ
ー１２の回転方向前面側で係脱自在にせしめる手
段は種々選択出来、設計の自由であるが、本実施
例では紐体１１をスプール１０に回転方向と逆向
きに巻き付け、前記シフター１２の通孔１３を通
つて外側方へ引き出された自由端部７に作用する
遠心力を利用して前記シフター１２の上部係合用
突起１４の回転方向前面側を前記上部筐体５′に
設けた係止用突起１６の回転方向後面側に付勢せ
しめている。また、作業中にシフター１２が自然
に駆動軸１の軸線に沿つて摺動して筐体５′との
係合が外れて紐体１１の繰り出し作用が不測に開
始してしまうことがない様に、前記シフター１２
を軸線方向にも付勢しておく必要がある。この為
本実施例では、第２図に示す如くシフター１２が
上方に持ち上げられて前記係合用突起１４と係止
用突起１６が係合している状態で、前記通孔１３
の頂部１９と前記スプール１０の下側フランジ内
面１８との軸線方向間隙を紐体１１の線径よりわ
ずかに小さい寸法として通孔１３部で紐体１１に
下方への屈曲を形成せしめているので、刈刃装置
３の回転中は前記自由端部７に作用する遠心力に
より紐体１１の前記屈曲を伸ばそうとする作用が
働き、結果的にシフター１２を上方に押し上げて
筐体５′との係合を維持することが出来る。なお、
この屈曲を形成せしめる為に、スプール１０の外
周を囲撓する障壁リング（図示せず）を下部筐体
５より立ち上がらせても良い。
次に本実施例草刈機の作動を説明する。
内燃機関４により駆動軸１を回転せしめれば刈
刃装置３の筐体５，５′がスプール１０と一体に
回転し、慣性シフター１２の通孔１３より引き出
された紐体１１の自由端部７に作用する遠心力に
より慣性シフター１２が筐体５，５′の回転方向
へ回動するとともに上方に持ち上げられ、シフタ
ー１２の上部係合用突起１４の回転方向前面側が
上部筐体５′の係止用突起１６の回転方向後面側
に押し付けられて係合状態に保持される（第３図
参照）。この状態で自由端部７が草等に打ち当る
とシフター１２が自由端部７とともに後退し草刈
作業中は常にシフター１２の上部係合用突起１４
が上部筐体５′の隣り合う二つの係止用突起１６，
１６の間を揺動することになる。したがつて作業
中はシフター１２の通孔１３で支承される自由端
部７の当り位置が常に変化するので、支承部から
紐体１１が切れるといつた事故を効果的に防止す
ることが出来る。なお、筐体５，５′外に引き出
されている自由端部７の長さに対してシフター１
２の揺動量が大き過ぎる場合には、筐体５，５′
の回転が止まると自由端部７が通孔１３から外れ
て筐体５，５′内に巻き込まれてしまうといつた
不都合が生ずることがあるので、隣り合う係止用
突起１６，１６の中間にラチエツト爪（図示せ
ず）を設ける等して、作業中のシフター１２の謡
動範囲を一定範囲に規制しておくと好適である。
刃装置３の筐体５，５′がスプール１０と一体に
回転し、慣性シフター１２の通孔１３より引き出
された紐体１１の自由端部７に作用する遠心力に
より慣性シフター１２が筐体５，５′の回転方向
へ回動するとともに上方に持ち上げられ、シフタ
ー１２の上部係合用突起１４の回転方向前面側が
上部筐体５′の係止用突起１６の回転方向後面側
に押し付けられて係合状態に保持される（第３図
参照）。この状態で自由端部７が草等に打ち当る
とシフター１２が自由端部７とともに後退し草刈
作業中は常にシフター１２の上部係合用突起１４
が上部筐体５′の隣り合う二つの係止用突起１６，
１６の間を揺動することになる。したがつて作業
中はシフター１２の通孔１３で支承される自由端
部７の当り位置が常に変化するので、支承部から
紐体１１が切れるといつた事故を効果的に防止す
ることが出来る。なお、筐体５，５′外に引き出
されている自由端部７の長さに対してシフター１
２の揺動量が大き過ぎる場合には、筐体５，５′
の回転が止まると自由端部７が通孔１３から外れ
て筐体５，５′内に巻き込まれてしまうといつた
不都合が生ずることがあるので、隣り合う係止用
突起１６，１６の中間にラチエツト爪（図示せ
ず）を設ける等して、作業中のシフター１２の謡
動範囲を一定範囲に規制しておくと好適である。
次に自由端部７の先端が損耗して紐体１１を繰
り出す必要が生じた場合には、刈刃装置３を回転
せしめたまま機体を上下方向に一振りすれば第４
図に示す如くシフター１２がその慣性で矢印の
如く下降してシフター１２の上部係合用突起１４
と上部筐体５′の係止用突起１６との係合が外れ、
自由端部７が遠心力で外方へ引張られて繰り出さ
れる動きにともなつてシフター１２が矢印の方
向に動きシフター１２の下部係合用突起１５が下
部筐体５の下部係止用突起１７に接当し、ほぼ所
望繰り出し量の半分の長さに紐体１１が繰り出さ
れることになる。この状態でさらに自由端部７が
外方に引張られているので、今度は矢印の如く
シフター１２が持ち上げられて係合が解かれ、シ
フター１２がさらに矢印の如く自由端部７に引
かれて移動し、シフター１２の上部係合用突起１
４が回転方向前方の上部係止用突起１６に接当し
て再び係合状態に保持される。
り出す必要が生じた場合には、刈刃装置３を回転
せしめたまま機体を上下方向に一振りすれば第４
図に示す如くシフター１２がその慣性で矢印の
如く下降してシフター１２の上部係合用突起１４
と上部筐体５′の係止用突起１６との係合が外れ、
自由端部７が遠心力で外方へ引張られて繰り出さ
れる動きにともなつてシフター１２が矢印の方
向に動きシフター１２の下部係合用突起１５が下
部筐体５の下部係止用突起１７に接当し、ほぼ所
望繰り出し量の半分の長さに紐体１１が繰り出さ
れることになる。この状態でさらに自由端部７が
外方に引張られているので、今度は矢印の如く
シフター１２が持ち上げられて係合が解かれ、シ
フター１２がさらに矢印の如く自由端部７に引
かれて移動し、シフター１２の上部係合用突起１
４が回転方向前方の上部係止用突起１６に接当し
て再び係合状態に保持される。
以上の如く機体を一振りすれば、後はシフター
１２の慣性と紐体１１の自由端部７に作用する遠
心力の働きで、あらかじめ設定された所望の繰り
出し量だけ自動的に紐体１１の繰り出し操作が行
なえる。なお本実施例では繰り出し操作を確実に
行なわせる為に、シフター１２の上下に係合部１
４，１５を設けてシフター１２の下降行程及び上
昇行程で所望繰り出し量の半分ずつを繰り出す様
にしているが、場合によつてはどちらか一方を省
略する等の変更も可能である。
１２の慣性と紐体１１の自由端部７に作用する遠
心力の働きで、あらかじめ設定された所望の繰り
出し量だけ自動的に紐体１１の繰り出し操作が行
なえる。なお本実施例では繰り出し操作を確実に
行なわせる為に、シフター１２の上下に係合部１
４，１５を設けてシフター１２の下降行程及び上
昇行程で所望繰り出し量の半分ずつを繰り出す様
にしているが、場合によつてはどちらか一方を省
略する等の変更も可能である。
例えば下部係合用突起１５及び下部係止用突起
１７を全部取り去つても十分機能する。さらにス
プリング（図示せず）を介装してシフター１２を
常時上方へ付勢せしめれば、前述の如く通孔１３
部で紐体１１に下向きの屈曲部を設けてシフター
１２を上方へ付勢せしめる必要がなくなり、通孔
１３をスプール１０の巻き巾のほぼ中央に設ける
ことが出来、紐体１１に無理な屈曲を強いること
もなく、また同じ大きさの筐体５，５′でスプー
ル１０の巻き巾を十分に大きく取ることも出来
る。
１７を全部取り去つても十分機能する。さらにス
プリング（図示せず）を介装してシフター１２を
常時上方へ付勢せしめれば、前述の如く通孔１３
部で紐体１１に下向きの屈曲部を設けてシフター
１２を上方へ付勢せしめる必要がなくなり、通孔
１３をスプール１０の巻き巾のほぼ中央に設ける
ことが出来、紐体１１に無理な屈曲を強いること
もなく、また同じ大きさの筐体５，５′でスプー
ル１０の巻き巾を十分に大きく取ることも出来
る。
なお、第２図の構成に於いてシフター１２を十
分に重量のあるものとするか別に設けたスプリン
グ（図示せず）により常時下方へ付勢せしめてお
けば、作業を終えて刈刃装置３の回転を止める際
にシフター１２が強制的に下降せしめられるので
半ピツチの繰り出し操作が自動的に行なわれ、作
業を再開して刈刃装置３を再び回転せしめればシ
フター１２が上昇してさらに半ピツチの繰り出し
操作が行なわれ、作業再開時には、常に新しい自
由端部７を使用出来、好適である。
分に重量のあるものとするか別に設けたスプリン
グ（図示せず）により常時下方へ付勢せしめてお
けば、作業を終えて刈刃装置３の回転を止める際
にシフター１２が強制的に下降せしめられるので
半ピツチの繰り出し操作が自動的に行なわれ、作
業を再開して刈刃装置３を再び回転せしめればシ
フター１２が上昇してさらに半ピツチの繰り出し
操作が行なわれ、作業再開時には、常に新しい自
由端部７を使用出来、好適である。
シフター１２も本実施例では筐体５，５′の周
隙６を覆うべく環状のものとしているが、例えば
下向きのコ字形棒状等に変更しても支障がないの
は勿論である。また、係合部の位置も本実施例に
限定されぬことは勿論である。
隙６を覆うべく環状のものとしているが、例えば
下向きのコ字形棒状等に変更しても支障がないの
は勿論である。また、係合部の位置も本実施例に
限定されぬことは勿論である。
以上の如く本考案によれば、刈刃装置の駆動軸
の軸線方向に機体を一振りするだけで後は可撓性
紐体の自由端部に作用する遠心力と慣性シフター
の慣性力による作用で紐体の繰り出し操作が自動
的に行なえるので、消耗した紐体の補給操作時に
原動機の回転数を変化せしめたり、刈刃装置を地
面に打ち付けたりする必要がなくなり、効率的に
作業を継続することが出来る。また作業中は紐体
の支承部である通孔を有するシフターが回転方向
の前後に揺動するので緩衝効果が発揮されるとと
もに紐体の支承部が常に移動するので紐体が支承
部から切れるといつた不都合を効果的に防止出来
る。
の軸線方向に機体を一振りするだけで後は可撓性
紐体の自由端部に作用する遠心力と慣性シフター
の慣性力による作用で紐体の繰り出し操作が自動
的に行なえるので、消耗した紐体の補給操作時に
原動機の回転数を変化せしめたり、刈刃装置を地
面に打ち付けたりする必要がなくなり、効率的に
作業を継続することが出来る。また作業中は紐体
の支承部である通孔を有するシフターが回転方向
の前後に揺動するので緩衝効果が発揮されるとと
もに紐体の支承部が常に移動するので紐体が支承
部から切れるといつた不都合を効果的に防止出来
る。
第１図は本考案実施例草刈機の側面図、第２図
は第１図の刈刃装置の拡大縦断面図、第３図は第
２図の−矢視断面図、及び第４図は第３図の
−矢視展開説明図である。 １……駆動軸、３……刈刃装置、５，５′……
筐体、７……自由端部、１０……スプール、１１
……可撓性紐体、１２……慣性シフター、１３…
…通孔。
は第１図の刈刃装置の拡大縦断面図、第３図は第
２図の−矢視断面図、及び第４図は第３図の
−矢視展開説明図である。 １……駆動軸、３……刈刃装置、５，５′……
筐体、７……自由端部、１０……スプール、１１
……可撓性紐体、１２……慣性シフター、１３…
…通孔。
Claims (1)
- 駆動軸１と一体に回動する筐体５，５′内に収
容されて前記駆動軸１に固着されたスプール１０
に巻回された可撓性紐体１１の自由端部７を挿通
せしめて外側方へ引き出す為の通孔１３を有し前
記駆動軸１の軸線に対して摺動及び回動自在に設
けられ前記筐体５，５′と回転方向前面側で係脱
自在な慣性シフター１２を備えた刈刃装置３を有
し、該刈刃装置３の回転中に前記慣性シフター１
２を前記駆動軸１の軸線方向に付勢して前記筐体
５，５′に係合せしめる付勢手段７，１３，１８
を設け、前記刈刃装置３を前記駆動軸１の軸線方
向に振つた時に前記慣性シフター１２がその慣性
により前記付勢手段に抗して前記筐体５，５′と
の係合を解くことを特徴とする草刈機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983016219U JPS59122032U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 草刈機 |
| US06/577,709 US4557052A (en) | 1983-02-08 | 1984-02-07 | Mowing machine with annular inertia shifter |
| IT8419481A IT1173248B (it) | 1983-02-08 | 1984-02-07 | Macchina falciatrice impiegante una o piu' corde di taglio flessibili in qualita' di lame taglienti |
| FR8401913A FR2540332B1 (fr) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | Tondeuse a fil de coupe |
| DE3404420A DE3404420A1 (de) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | Maehmaschine |
| US06/929,618 USRE32629E (en) | 1983-02-08 | 1986-11-12 | Mowing machine with annular inertia shifter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983016219U JPS59122032U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122032U JPS59122032U (ja) | 1984-08-17 |
| JPH0216595Y2 true JPH0216595Y2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=11910412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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