JP2000059978A - ケーブル接続部 - Google Patents

ケーブル接続部

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JP2000059978A
JP2000059978A JP10228915A JP22891598A JP2000059978A JP 2000059978 A JP2000059978 A JP 2000059978A JP 10228915 A JP10228915 A JP 10228915A JP 22891598 A JP22891598 A JP 22891598A JP 2000059978 A JP2000059978 A JP 2000059978A
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JP
Japan
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protective cover
insulating
cable
sheet
main cables
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Pending
Application number
JP10228915A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Eguchi
英二 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性よく、かつ生産性よく形成することが
できるケーブル接続部を提供する。 【解決手段】 ケーブル導体2の接続部に絶縁パテシー
ト12が巻き付けられ、その上に保護カバー13が被せ
られてなり、前記保護カバー13はバンド14で締めつ
けられて、ケーブル1に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル内などに布設
される低圧ケーブルなどのケーブル接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルなどの建設現場で低圧ケーブ
ルの接続部を組み立てる際には、その接続部を絶縁、保
護するために、接続したケーブル導体の上に絶縁テープ
を巻き付けたり、ケースを組み立てて接続部を覆い、そ
の中に熱硬化性樹脂を流し込んだり、あるいは絶縁熱収
縮チューブを被せたりする処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ケーブル接続部の絶縁、保護の処理の方法には以下の問
題があった。即ち、 1)絶縁テープを巻き付ける方法では、作業者のスキル
で仕上がり状態が決まり、その絶縁性能にばらつきが生
じる。また、狭い作業スペースで作業する場合には、作
業性がよくない。 2)ケースを組み立てて熱硬化性樹脂を流し込む方法で
は、ケースの組立時間や樹脂の硬化時間がかかり、生産
性がよくない。 3)絶縁熱収縮チューブを用いる場合には、ケーブル導
体を接続する前に予めチューブにケーブルを挿入してお
く必要があるが、その挿入を忘れる恐れがある。また、
チューブの厚さが薄いために、さらに絶縁テープを巻き
付けて補強する必要が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、ケーブル導体の接続部に絶縁
パテシートを巻き付け、その上に保護カバーを被せたこ
とを特徴とするケーブル接続部である。
【0005】上述のように、ケーブル導体の接続部に絶
縁パテシート(巻き付けた表面の凹凸を埋めて均すよう
に密着する)を巻き付けて絶縁処理を行うと、絶縁テー
プのように何回も巻き付ける必要がなく、一回だけ巻き
付けて、密着するように手で整形することにより絶縁機
能を発揮することができる。従って、作業者のスキルに
よる絶縁性能のばらつきが少なくなり、また、狭い作業
スペースでも絶縁処理を容易に行うことができ、作業性
がよい。また、巻き付けた絶縁パテシートの上に保護カ
バーを被せると、簡単に絶縁処理部分を保護することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかるケ
ーブル接続部の一実施形態の部分断面図である。図1に
おいて、11は幹線ケーブル1の導体2同士を接続する
コネクタ、12は導体2の接続部を覆い、絶縁機能を有
する絶縁パテシート、13は絶縁パテシート12を保護
する保護カバーである。絶縁パテシート12は例えば自
己融着性のブチルゴムからなり、導体接続部の外周長よ
りも長く、かつ導体接続部両側の幹線ケーブル1のシー
ス層3の間隔よりも広い幅を有する長方形をしている。
保護カバー13は、図2に示すように、円筒状物が長手
方向に二つ割れした形状をしている硬質樹脂の成形体で
あり、連結部13aで曲げられて、円筒状に閉じる。保
護カバー13の大きさは、中央部の内径が導体接続部の
絶縁パテシート12の巻き付け部の外径よりも大きく、
長さが導体接続部を跨がってその両側のシース層3を十
分に覆う長さになっている。また、保護カバー13の長
手方向の両端部は、先端にいくほど内径が小さくなり、
その外周面にはリング状をなすように複数の平底の溝1
3bとV字状の溝13cが形成されて蛇腹状になってお
り、柔軟性を有する。
【0007】本実施形態のケーブル接続部は、直線状に
幹線ケーブル1同士を接続したもので、以下のようにし
て形成される。即ち、 1)先ず、幹線ケーブル1端部の露出した導体2同士を
コネクタ11で接続する。 2)次いで、絶縁パテシート12を導体接続部の外周に
隙間なく貼り付き、密着するように一回巻き付ける。そ
して、巻き付けられた絶縁パテシート12の巻き始め部
分と巻き終わり部分を重ね、密着させる。また、巻き付
けられた絶縁パテシート12の両側を、シース層3に密
着させる。 3)次いで、保護カバー13の両端を適切な位置の溝1
3cで切断して、その内径を幹線ケーブル1の外径に合
わせる。そして、導体接続部の両側のシース層3、3に
跨がって保護カバー13を被せて閉じ、溝13bおよび
長手方向の中央部にバンド14を掛けて、保護カバー1
3を幹線ケーブル1に固定する。本実施形態において、
絶縁パテシート12の巻き付け作業は一回巻き付けるだ
けでよく、狭いスペースでも作業性よく行うことができ
る。また、保護カバー13の幹線ケーブル1への装着、
固定は簡単に行うことができる。
【0008】図3は、他の実施形態の部分断面図であ
る。本実施形態は、幹線ケーブル1の中間部の露出した
導体2と分岐ケーブル21の露出した導体22をコネク
タ31で接続し、その上に絶縁パテシート32を巻き付
け、さらに絶縁パテシート32の上に保護カバー33を
被せたものである。絶縁パテシート32は、分岐ケーブ
ル21の取り出し側(図3において右側)を長くした台
形状であって、導体2、22の接続又部に隙間がなくな
るように巻き付けられている。また、保護カバー33
は、図4に示すような形状をしている。即ち、保護カバ
ー33の幹線ケーブル1に装着される側の端部33aは
円筒状物が長手方向に二つ割れした形状をしている。ま
た、保護カバー33の分岐ケーブル21の取り出し側
は、円筒状物が二つ割れして幹線ケーブル1に装着され
る端部33bと、円筒状物が二つわれして分岐ケーブル
21に装着される端部33cに4つ割れしている。本実
施形態では、先ず、導体接続部に絶縁パテシート32を
巻き付ける。次いで、保護カバー33を連結部33dで
曲げて、導体接続部の幹線ケーブル1と分岐ケーブル2
1に被せ、端部33a、33bをバンド34で締めつけ
て幹線ケーブル1に固定し、また、端部33cをバンド
35で締めつけて分岐ケーブル21に固定する。このよ
うにして、ケーブル接続部を簡単に形成することができ
る。
【0009】なお、上記実施形態では、バンドで保護カ
バーをケーブルに装着、固定したが、それに限らず、例
えば、保護カバーを装着した状態で対向する半円筒状部
の一方の側端部に係止部、他方の側端部に係止受け部を
設けて、両者を係止して固定してもよい。
【0010】上記実施形態では、絶縁パテシートを導体
接続部に隙間なく一回巻き付け、その上に保護カバーを
装着、固定すればよいので、狭いスペースでも作業性よ
く、作業者のスキルによらず、簡単に絶縁処理を施し、
かつその部分を保護することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業性よく、かつ生産性よくケーブル接続部を形成するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるケーブル接続部の一実施形態の
部分断面図である。
【図2】上記実施形態に用いた保護カバーの展開斜視図
である。
【図3】他の実施形態の部分断面図である。
【図4】図3に示した実施形態に用いた保護カバーの展
開斜視図である。
【符号の説明】
1 幹線ケーブル 2、22 導体 3 シース層 11、31 コネクタ 12、32 絶縁パテシート 13、33 保護カバー 13a、33d 連結部 13b、13c 溝 14、34、35バンド 21 分岐ケーブル 33a、33b、33c 端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導体の接続部に絶縁パテシート
    を巻き付け、その上に保護カバーを被せたことを特徴と
    するケーブル接続部。
JP10228915A 1998-08-13 1998-08-13 ケーブル接続部 Pending JP2000059978A (ja)

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JP10228915A JP2000059978A (ja) 1998-08-13 1998-08-13 ケーブル接続部

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JP10228915A JP2000059978A (ja) 1998-08-13 1998-08-13 ケーブル接続部

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JP10228915A Pending JP2000059978A (ja) 1998-08-13 1998-08-13 ケーブル接続部

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