JP2000059843A - 位置情報記録システム、コンピュータ読取り可能な記録媒体および移動用端末機 - Google Patents

位置情報記録システム、コンピュータ読取り可能な記録媒体および移動用端末機

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JP2000059843A
JP2000059843A JP10224386A JP22438698A JP2000059843A JP 2000059843 A JP2000059843 A JP 2000059843A JP 10224386 A JP10224386 A JP 10224386A JP 22438698 A JP22438698 A JP 22438698A JP 2000059843 A JP2000059843 A JP 2000059843A
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mobile station
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JP10224386A
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Hirotake Kamishima
裕武 神島
Kazuyuki Miyata
和幸 宮田
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MICRO HERIOSU KK
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MICRO HERIOSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動用端末機の位置特定技術をより有効に利
用する。 【解決手段】 移動局7は、基地局6のデータと、当該
基地局6が発する電波の電界強度を、基地局6との交信
時刻に対応させて、所定の期間にわたって記憶する。記
憶されたデータ、電界強度および交信時刻は、移動局7
からパソコンまたはワークステーション12に送られ、
さらに、中央制御局51に送られる。これに応じて、中
央制御局51は、パソコンまたはワークステーション1
2に移動局7の所定の期間に対応する位置情報を送信す
る。当該情報と、パソコンまたはワークステーション1
2内の地図情報とに基づいて、移動局7の移動軌跡が、
ディスプレイ61に表示される。なお、当該移動軌跡
は、所定の操作を行なうことにより、修正が可能であ
り、また、当該軌跡上の所定の箇所に音声等の情報を付
加することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報記録シス
テム、コンピュータ読取り可能な記録媒体および移動用
端末機に関し、特に、移動用端末機の位置の軌跡を記録
させるための位置情報記録システム、コンピュータ読取
り可能な記録媒体および移動用端末機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明に関連する技術として、特開平9−172676号公
報等に開示された、移動用端末機の位置特定を行なう位
置決めシステムがある。
【0003】このような位置決めシステムでは、図19
に示すように、移動用端末機の位置情報を管理するセン
ター局91が備えられている。そして、センター局91
は、幹線3を介して交換局2と接続され、幹線5を介し
て他の交換局4と接続されている。また、幹線3および
幹線5には、中央制御局51が接続されている。そし
て、センター局91が移動中の移動局(移動用端末機)
7と通話を行なう場合、センター局91は、交換局2か
ら幹線3、交換局4、幹線5を介して、基地局6の半径
ほぼ100mのセル8内に入っている移動局7と通話を
行なうことになる。
【0004】移動局7の位置決めシステムの一例とし
て、PHSのシステムを利用するものがある。このよう
な位置決めシステムでは、PHSのデータベースが存在
し、移動局7が基地局6のセル8の内部に入り込むと、
その旨がデータベースに記憶される。ここで、基地局6
の位置は予め分かっているので、基地局6の位置情報を
利用することにより、移動局7が、当該基地局6を中心
としたほぼ半径100mの円内に存在していることが分
かる。このようにして、移動局7の位置を特定すること
ができる。
【0005】今日、上述のような位置決めシステムにお
ける移動用端末機の位置特定の技術をさらに応用して、
当該技術をより価値の高いものにすることが望まれてい
る。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、移動用端末機の位置特定技術
を有効に利用することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる位置情報記録システムは、複数の基地局と交信す
る移動用端末機の位置情報記録システムであって、携帯
可能な移動用端末機と、前記移動用端末機に備えられ、
前記移動用端末機が前記基地局と交信した際の交信記録
を記憶するメモリと、前記メモリに記憶された交信記録
を前記移動用端末機の位置情報に変換する変換手段とを
含むことを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によると、移動用端
末機のメモリに、移動用端末機と基地局との交信記録が
記憶され、当該メモリの記憶情報から移動用端末機の位
置情報を得ることができる。つまり、ユーザは、メモリ
と変換手段を用いることにより、異なる時点での位置情
報を一括して得ることができる。
【0009】これにより、従来地図上に点として得られ
ていた移動用端末機の位置情報が、移動用端末機の位置
情報の軌跡として得られるようになり、移動用端末機の
位置特定の技術を、たとえば移動用端末機の移動パター
ンの解析に利用することができる。つまり、移動用端末
機の位置特定の技術を有効利用することができる。
【0010】請求項2に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項1に記載の発明にかかる位置情報
記録システムの構成に加えて、表示手段と、前記メモリ
に記憶された交信記録を用いて前記移動用端末機の位置
情報を前記表示手段に表示するよう制御する制御手段を
さらに含むことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、移動用端末機の位置
情報を表示手段に表示することができる。
【0012】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、ユーザは、記録媒体に記憶された位置情
報を、視認することができる。
【0013】請求項3に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項1に記載の発明にかかる位置情報
記録システムの構成に加えて、前記変換手段は、前記制
御手段から前記交信記録を送信されることにより、前記
位置情報を生成して前記制御手段に当該位置情報を送信
することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項2または請求項3に記載の発明に
かかる位置情報記録システムの構成に加えて、前記制御
手段は家庭用電子機器であることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明によると、請求項2
または請求項3に記載の発明による作用に加えて、家庭
用電子機器を用いて、メモリの記憶内容から、移動用端
末機の位置情報を得ることができる。
【0016】これにより、請求項2または請求項3に記
載の発明による効果に加えて、ユーザは、より手軽に、
移動用端末機の位置情報を得ることができる。
【0017】請求項5に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項4に記載の発明にかかる位置情報
記録システムの構成に加えて、前記家庭用電子機器は家
庭用ゲーム機であることを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明によると、請求項4
に記載の発明による作用に加えて、家庭用ゲーム機を用
いて、メモリの記憶内容から、移動用端末機の位置情報
を得ることができる。
【0019】これにより、請求項4に記載の発明による
効果に加えて、ユーザは、より容易に、移動用端末機の
位置情報を得ることができる。
【0020】請求項6に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
載の発明にかかる位置情報記録システムの構成に加え
て、前記メモリは、前記移動用端末機に着脱可能に設け
られることを特徴とする。
【0021】請求項6に記載の発明によると、請求項1
〜請求項5のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、移動用端末機において、複数のメモリを交代で用
いることができる。
【0022】これにより、請求項1〜請求項5のいずれ
か1項に記載の発明による効果に加えて、メモリに移動
用端末機と基地局の交信記録を記憶させる際に、1個の
メモリの記憶容量を考慮する必要がなくなる。
【0023】請求項7に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記
載の位置情報記録システムの構成に加えて、前記メモリ
は、前記移動用端末機に着脱可能に設けられ、かつ、前
記制御手段に着脱可能に設けられることを特徴とする。
【0024】請求項7に記載の発明によると、請求項2
〜請求項5のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、1個のメモリを、複数の制御手段で用いることが
できるため、利便性を向上させることができる。
【0025】請求項8に記載の発明にかかる位置情報記
録システムは、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
載の位置情報記録システムの構成に加えて、前記交信記
録は、前記基地局と前記移動用端末機との交信時刻と、
前記基地局の情報とを含むことを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の発明にかかるコンピュー
タ読取り可能な記録媒体は、移動用端末機の異なる時点
での位置情報を記録した記録媒体から前記位置情報を読
取る手順と、前記読取った位置情報に基づいて、前記異
なる時点での位置情報を表示する手順とをコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録していることを特
徴とする。
【0027】請求項9に記載の発明によると、移動用端
末機についての異なる時点での位置情報が表示される。
【0028】これにより、従来地図上で点として得られ
ていた移動用端末機の位置情報が、移動用端末機の位置
情報の軌跡として得られるようになり、移動用端末機の
位置特定の技術を、たとえば、移動用端末機の移動パタ
ーンの解析に利用することができる。
【0029】請求項10に記載の発明にかかる移動用端
末機は、複数の基地局と交信し、前記基地局との交信記
録を記憶するメモリを含むことを特徴とする。
【0030】請求項10に記載の発明によると、移動用
端末機で、基地局との交信記録を記憶することができ
る。
【0031】これにより、上記の交信記録を用いて移動
用端末機の位置情報を得ようとする場合でも、移動用端
末機は、移動している際には、基地局とのみ交信すれば
よいため、移動用端末機の構成をより簡素なものにでき
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の位置情報記録シ
ステムの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0033】1. 位置決めシステム (1) 位置決めシステムの全体構成 本実施の形態の位置情報記録システムは、移動用端末機
の位置を特定し、そして、移動用端末機の異なる時点で
の位置情報を、移動用端末機の移動軌跡としてディスプ
レイに表示させ、また、当該移動軌跡に関連する情報を
記録媒体に記録させることができる。以下に、まず、当
該位置情報記録システムにおける、移動用端末機(移動
局7)の位置の特定について説明する。
【0034】図1に、本実施の形態で利用する移動用端
末機についての位置決めシステムを示す。なお、図1に
おいて、図19におけるものと同一のものについては、
同一符号を付し、詳細な説明を省略する。特に、図19
のセンター局91は、図1では、センター局1に変更さ
れている。そして、センター局1は、主に、パソコンま
たはワークステーション12と、センター局用モデム1
3と、キーボード11と、ディスプレイ61とから構成
される。また、図中12aは、パソコンまたはワークス
テーション12から入力される情報を記録可能なフロッ
ピーディスクである。
【0035】図1を参照して、本実施の形態の位置決め
システムでは、移動局7は、複数の基地局6のそれぞれ
から発せられる電波についての電界強度を測定すること
ができる。なお、移動局7と基地局6との距離は、後述
するように、電界強度により特定することができる。し
たがって、本実施の形態における位置決めシステムで
は、位置を特定できる複数の基地局6との距離が算出さ
れることにより、移動局7の位置を一点に特定できる。
なお、このように特定された移動局7の位置は、センタ
ー局1のディスプレイ61の地図11上に移動局7を示
すマーカー9として示すことができる。なお、センター
局1における、ディスプレイ61に地図情報を表示する
システムは、周知のとおり、今日では、車両のナビゲー
ションシステムの例に見られるように、CD−ROMと
して容易に入手可能である。
【0036】移動局7が測定する複数の基地局6につい
ての電界強度は、たとえば、移動局7から、無線または
有線で、センター局1のパソコンまたはワークステーシ
ョン12に送られる。パソコンまたはワークステーショ
ン12には、センター局用モデム13が接続されてい
る。そして、パソコンまたはワークステーション12
は、センター局用モデム13を介して、交換局2等の電
話交換局に接続されている。そして、パソコンまたはワ
ークステーション12が、移動局7から送られた電界強
度と基地局6の情報と電界強度が測定された時刻を、交
換局2を介して中央制御局51に送る。これに応じて、
中央制御局51はパソコンまたはワークステーション1
2に、移動局7の位置情報を送る。パソコンまたはワー
クステーション12は、この位置情報を得ることによ
り、上述のように、移動局7の位置情報をディスプレイ
61に表示することができる。
【0037】(2) センター局の構成 次に、センター局1の構成について、図2(A)を参照
しつつ説明する。
【0038】センター局1は、センター局1を構成する
装置全体を制御するCPU60と、CPU60に接続さ
れ、移動局7の位置を地図上に表示するディスプレイ6
1と、センター局1としての動作を規定するプログラム
等を記憶するROM62,RAM63と、外部機器との
インタフェイスとなるI/Oインタフェイス64とを含
む。
【0039】また、CPU60には、I/Oインタフェ
イス64を介して、移動局7と、地図データを表示する
ためのCD−ROM駆動装置81、移動局7により測定
された電界強度等の情報を交換局2へ送るための自動発
呼装置66、必要に応じて自動発呼装置66において発
呼を行ない、移動局7の位置情報のデータを入手後直ち
に回線を切断する回線切断ユニット68が接続されてい
る。CD−ROM駆動装置81には、電子地図CD−R
OM81aが備えられている。回線切断ユニット68は
センター局用モデム13を介して交換局2に接続されて
いる。
【0040】(3) 中央制御局における基地局電界強
度分布データベース 中央制御局51には、基地局電界強度分布データベース
が備えられている。図2(B)に、基地局電界強度分布
データベースのデータ内容を示す。この基地局電界強度
分布データベースは、移動局7で測定された基地局につ
いての電界強度を、基地局6との相対位置に変換するた
めのものである。すなわち、基地局電界強度分布データ
ベースには、基地局のIDと、当該基地局の位置を示す
緯度経度情報と、後に説明するその基地局周辺のメッシ
ュごとの電界強度分布データとが含まれる。
【0041】移動用端末機(移動局7)は、複数の基地
局の識別情報IDと電界強度を検出し、これらの情報
は、センター局1に送られる。センター局1は、複数の
基地局の識別情報と電界強度から、予め求めておいた各
基地局の電界強度分布を用いて、各電界強度に対する移
動用端末機の存在し得る領域を求め、各領域の重なりか
ら移動用端末機の存在位置を検出する。
【0042】(4) 基地局周辺の電界強度分布の作成 次に、センター局1が、どのように、基地局6が発する
電波の電界強度分布を求めるかについて説明する。
【0043】図3は、基地局6周辺の電界強度分布を求
める場合のフローチャートである。図4〜図7は電界強
度分布を求めるステップを説明する図である。図3〜図
7を参照して、基地局6周辺の電界強度分布の求め方に
ついて説明する。
【0044】まず、図4に示すように、基地局6を中心
に、任意の大きさのメッシュを、電波伝播パターンの作
成のために必要な領域に定義する。ここで、このメッシ
ュは、後に電界強度分布を作成する際の単位となる。メ
ッシュの大きさとメッシュを定義する領域の大きさは、
精度とデータサイズの許容範囲内で定義する。
【0045】図4を参照して、基地局6を中心としてそ
の周囲にメッシュ101を形成する。そして、電子地図
81aを参照することにより、メッシュ101の形成さ
れた領域に具体的な電波の障害物となる建物の外形を建
物ポリゴン111として形成する(図3においてステッ
プS11、以下ステップを略す)。
【0046】次に区切られた各メッシュごとに、そのメ
ッシュの中心点が電子地図81a上の建物ポリゴン11
1内にある場合は電波伝播がないメッシュとする。ま
た、メッシュの中心点が建物ポリゴン111外にある場
合は、基地局6の中心点からメッシュの中心点を結ぶ線
分と建物ポリゴン111との交点を求める。交点がない
場合は電波伝播が良いメッシュAとし、交点がある場合
は電波伝播が悪いメッシュBとし、そして、中心点が建
物ポリゴン111内にあるものは電波伝播がないメッシ
ュCとする(図5参照)。ただし、図5においてBとし
て示す様に建物ポリゴン111との交点がある場合で
も、建物の高さが基地局6からメッシュの中心点までの
高さの変化より低い場合は、電波伝播が良いメッシュと
する(S12〜S15)。ここで建物の高さは電子地図
81a上の建物の階数情報等を使用して求める。この場
合の例を図6に示す。図6を参照して、たとえば基地局
6が建物112の上にある場合、基地局6とメッシュの
中心点115とを結ぶ高さの変化を示す直線116が、
メッシュの中心点115の直前にある建物117に交わ
らない場合は電波伝播の良いメッシュとなる。
【0047】次に、基地局の中心点と各メッシュの中心
点との距離をもとに、電界強度と電波伝播距離の関係式
を用いて、各メッシュの電界強度を求める(S16)。
各メッシュの電界強度を求めるには電界強度と電波伝播
距離の関係式を用いるが、当該関係式は、後述するよう
に、電波伝播の良否および基地局6の周辺の建物の状況
等を考慮して導き出されたものである。
【0048】次に、求められた各メッシュの電界強度に
基づいて基地局の電界強度分布を作成する(S17)。
この基地局の電界強度分布の一例を図7に示す。なお図
中の数字はdBμV/mの単位の電界強度を示し、ま
た、メッシュ内の太字は電波伝播の良いメッシュを、斜
体文字は電波伝播の悪いメッシュをそれぞれ示す。すべ
ての基地局について同様にして電界強度分布を求める。
そして、基地局6のIDを入力すれば、それによって検
索可能なデータベースを作成する。
【0049】なお、実際の移動局の位置特定を行なう場
合、各基地局について、移動局の測定する電界強度に基
づき、その移動局の存在する可能性のある領域が電波伝
播パターンとして示される。そして、中央制御局51に
おいて、、指定された基地局6の電界強度分布データベ
ースから検索し、任意の電界強度以上のメッシュの集合
を任意の電界強度における電波伝播パターンとすること
ができる。この例を、図8に示す。図中斜線を引いた部
分が電波伝播パターンとなる。ここでは、例として、電
界強度が20dBμV/mのときの電波伝播パターンを
示す。電界強度を所望の値に設定することによって、所
望の強度の電波伝播パターンが得られる。
【0050】(5) 電波伝播の良いメッシュの電界強
度の求め方 次に、S16における各メッシュの電界強度の求め方に
ついて説明する。まず、電波伝播の良いメッシュにおい
ては、次に示す式〈1〉に従って、基地局6から距離D
[m]離れた移動局7において測定されるべき電界強度
a [μV/m]を求めることができる。
【0051】
【数1】
【0052】図9は、移動局7が電波伝播の良いメッシ
ュにある場合において、基地局6から放射された電波
を、移動局7のアンテナが、直接および大地に反射した
後に受信する状態を模式的に示す図である。そして、上
記の式〈1〉では、図9に示すように、h1 [m]は基
地局6のアンテナの高さを、h2 [m]は移動局7のア
ンテナの高さを、λ[m]は基地局6から放射される電
波の波長をそれぞれ示している。なお、式〈1〉のE
eff [V/m]は、基地局6の送信電力をPin[W]と
し、移動局7における受信アンテナの利得をGとした場
合、式〈2〉により導かれる。
【0053】
【数2】
【0054】なお、上記の式〈1〉は、移動局7が、基
地局6から直接受信する電波に加え、基地局6から放射
されてから地面に反射された後に受信する電波も考慮さ
れたものである。
【0055】(6) 電波伝播の悪いメッシュの電界強
度の求め方 電波伝播の悪いメッシュの電界強度Eb [μV/m]
は、次に示す式〈3〉に従って、求めることができる。
【0056】
【数3】
【0057】図10は、移動局7が電波伝播の悪いメッ
シュにある場合において、基地局6から放射された電波
を、移動局7のアンテナが受信する状態を模式的に示す
図である。なお、図10では、移動局7と基地局6との
間に障害物150があり、さらに移動局7の背後には障
害物160がある状態を示している。そして、式〈3〉
では、図10に示すように、基地局6からの電波の進行
方向についてメッシュの直前の障害物150からメッシ
ュの直後の障害物160までの距離をD2 [m]、障害
物150からメッシュ内の移動局7までの距離をD
3 [m]、障害物150の高さをh3 [m]、障害物1
50により回折されて届く電波と障害物150により回
折されさらに障害物160により反射されて届く電波の
振幅の比をL r 、基地局6から放射された電波の障害物
150への入射角をθ3 としている。なお、Eeff [V
/m]は、上記の式〈2〉により導かれる。また、D1
[m]は、基地局6から障害物150までの距離であ
り、h2 [m]は移動局7のアンテナの高さであり、λ
[m]は基地局6から放射される電波の波長である。
【0058】(7) 電波伝播パターンの重なりによる
移動局の位置特定 本実施の形態では、移動局において、複数の基地局につ
いての電界強度を測定し、測定された電界強度と各基地
局についての電界強度分布とから、各基地局についての
電波伝播パターンを作成する。そして、複数の基地局の
電波伝播パターンの重なりを、移動局の存在位置とす
る。
【0059】移動局において測定された電界強度から、
複数の基地局において電波伝播パターンを作成し、その
重なりを求める例を、図11〜図14を用いて説明す
る。図11〜図13は、それぞれ基地局6A〜6Cにつ
いて、電界強度が移動局で測定された値以上のメッシュ
を示す図、つまり、移動局で測定された値についての電
波伝播パターンである。そして、図14は、図11〜図
13の電波伝播パターンの重なりを示す図である。本実
施の形態では、移動局7が、基地局6A〜6Cのような
複数の基地局についての電界強度を測定することによ
り、図14に示すような当該複数の基地局の電波伝播パ
ターンの重なりを求め、この重なり部分を移動局の存在
位置として特定する。
【0060】以上説明したように、本実施の形態で利用
される位置決めシステムでは、移動局7が複数の基地局
6について電界強度を測定することにより、移動局7の
位置特定がなされる。
【0061】2. 位置情報記録システム (1) 移動局の構成 本実施の形態の位置情報記録システムでは、上記した位
置決めシステムにより特定される移動局7の位置の軌跡
を、地図情報とともにディスプレイ61に表示する。な
お、移動局7の位置の軌跡は、移動局7が、所定の期
間、複数または単数の基地局6について測定した電界強
度を記憶し、当該記憶した内容が中央制御局51で、位
置情報に変換されることにより、導かれる。
【0062】ここで、図15を参照しつつ、移動局7の
構成を説明する。図15(a)は、移動局7の斜視図で
あり、図15(b)は、移動局7の制御ブロック図であ
る。なお、図15(a)における移動局7の外観はハー
ト型であるが、本発明はこれに限定されない。
【0063】移動局7の外表面には、アンテナ7aと地
点登録用スイッチ7bが備えられている。また、移動局
7には、移動局7の動作を全体的に制御するCPU70
と、CPU70と各装置をつなぐ情報出力I/O71
と、メモリブロック72とを備えている。
【0064】移動局7では、アンテナ7aを介して、基
地局6からデータが受信される。基地局6から受信する
データには、各基地局6のIDと、当該基地局6から受
信した電波の電界強度が含まれる。なお、各基地局6の
IDと、当該基地局6から受信した電波の電界強度と
は、受信した時間に対応させて、メモリブロック72に
記憶される。また、これらは、地点登録用スイッチ7b
が押圧されると、受信した時間および当該地点登録用ス
イッチ7bが押圧されたという特別情報に対応させて、
メモリブロック72に記憶される。
【0065】(2) 位置情報表示記録処理 本実施の形態の位置情報記録システムでは、上記した位
置決めシステムにより特定される移動局7の位置の軌跡
を、地図情報とともにディスプレイ61に表示し、か
つ、当該軌跡をフロッピーディスク等の記録媒体に記録
することができる。また、パソコンまたはワークステー
ション12に接続されたキーボード11やマウス(図示
略)等を介した所定の操作により、上記の軌跡を修正し
たり、軌跡上の所定の箇所に目印等を付けて、表示する
ことができる。また、上記の軌道上の、移動局7におい
て地点登録用スイッチ7bが押圧された地点に対応する
箇所に、目印等をつけて表示することができる。さら
に、記録媒体に、このような修正後の軌跡および目印等
が付加された軌跡を記録することもできる。なお、この
ような、軌跡の表示および記録は、パソコンまたはワー
クステーション12のCPU60による位置情報表示記
録処理によって実行される。以下に、位置情報表示記録
処理について、詳細に説明する。
【0066】図16は、CPU60が実行する位置情報
表示処理のフローチャートである。図16を参照して、
まず、CPU60は、移動局7が記憶している、時間情
報、基地局情報、および電界強度情報を読出す処理を行
なう(S21)。次に、S21で読取った各情報を、セ
ンター局用モデム13を介して、中央制御局51に送
り、そして、当該送った情報に基づく移動局7の位置情
報データを読出す処理を行なう(S22)。なお、ここ
で読出す移動局7の位置情報データは、時間情報に対応
した移動局7の緯度経度情報である。
【0067】次に、CPU60は、S22で読出した位
置情報データを、CD−ROM駆動装置81の電子地図
CD−ROM81aの移動経度情報にに対応させて移動
局7の地図上での位置を決定する処理を行なう(S2
3)。
【0068】次に、CPU60は、S23で決定した移
動局7の地図上での位置を、電子地図CD−ROM81
aの地図情報とともにディスプレイ61に表示する処理
を行なう(S24)。なお、ここで、移動局7は、所定
の期間に対応した、時間情報、基地局情報、および電界
強度情報を記憶しているため、S24では、ディスプレ
イ61に、当該所定の期間の移動局7の移動軌跡を表示
することになる。
【0069】次に、CPU60は、S25で、キーボー
ド11やマウス等を介して、ディスプレイ61上に表示
された移動局7の移動軌跡に対してデータを付加する操
作が行なわれたか否かを判断する。当該操作が行なわれ
ていないと判断すると、そのままS27に進む。一方、
当該操作が行なわれたと判断すると、S26で、入力さ
れたデータを考慮して、ディスプレイ61上の表示を切
換える処理を行ない、S27に進む。なお、S25にお
ける「移動軌跡に対して付加されるデータ」には、たと
えば、移動軌跡上の1点または複数の点に目印を付けた
り、または一度付けた目印を削除するためのデータや、
移動軌跡の部分的なまたは全体的な軌道変更を行なうた
めのデータがある。
【0070】次に、CPU60は、S27で、キーボー
ド11やマウス等を介して、ディスプレイ61上に表示
された移動局7の移動軌跡を、メモリカード等の記録媒
体に記録する操作が行なわれたか否かが判断される。当
該操作が行なわれていないと判断すると、そのままS2
9に進む。一方、当該操作が行なわれたと判断すると、
S28で、当該移動局7の移動軌跡をメモリカード等の
記録媒体に記録する処理を行ない、S29に進む。な
お、パソコンまたはワークステーション12における記
録媒体としては、たとえば、フロッピーディスクが考え
られる。なお、S28では、移動軌跡とともに、S26
における、移動軌跡上に付けられた目印も、記録媒体に
記録される。さらに、S28では、直前に実行されたS
26において軌道修正が行なわれた場合には、当該修正
された移動軌跡が、記録媒体に記録される。
【0071】そして、S29では、キーボード11やマ
ウス等を介して、当該位置情報表示記録処理を終了させ
る旨の操作が行なわれたか否かを判断する。これによ
り、当該操作が行なわれるまで、S25〜S28までの
処理が適宜実行される。
【0072】3.まとめ (1) 本実施の形態の特徴 以上説明した本実施の形態の位置情報記録システムで
は、ユーザが移動局7を持ち歩くと、ユーザの移動軌跡
を、移動局7の移動軌跡として、ディスプレイ61に、
地図情報とともに、表示することができる。なお、ユー
ザが或る地点で地点登録用スイッチ7bを押圧すると、
ディスプレイ61における移動軌跡の当該地点に対応す
る部分に、特別な情報を付与する(たとえば、その部分
に二重丸等の特別な記号を付けて表示したり、その部分
にポインタを合わせてマウスでクリックすると所定の音
が聞こえるようにする)ことができる。
【0073】ディスプレイ61における移動軌跡は、キ
ーボード11やマウス等を用いて、修正することができ
る。また、キーボード11やマウス等を用いて、当該移
動軌跡上の所望の部分に、特別な情報を付与することが
できる。
【0074】また、本実施の形態の位置情報記録システ
ムでは、上記の移動軌跡を、フロッピーディスク等の記
録媒体に記録することができる。なお、記録媒体には、
上記の修正および特別な情報の付与を行なった後の移動
軌跡を記録することもできる。
【0075】(2) 移動局の移動軌跡の表示例 本発明に従えば、移動局7の移動軌跡の修正などをゲー
ム感覚で行ない、その内容を記録させることができる。
この場合、パソコンまたはワークステーション12の代
わりに、既存のゲーム機を用い、当該ゲーム機に移動局
7が記録するデータを処理させることができる。この場
合のディスプレイ61の表示例を図17および図18に
示す。なお、この場合、当該ゲーム機に、図16を用い
て説明した位置情報表示記録処理を実行する旨のプログ
ラムを記憶した記録媒体(たとえばCD−ROM)を装
着する。これにより、当該ゲーム機は、図16の位置情
報表示記録処理を実行する。
【0076】中央制御局51から送られる移動局7の位
置情報には、移動局7の緯度経度情報とそれに対応した
時刻とが含まれる。そして、移動局7の移動軌跡につい
ての表示内容も、対応する時刻に基づいて変化する。こ
こでは、例として、図17に「7月30日午後3時」に
対応した表示内容を、図18に「7月30日午後5時3
0分」に対応した表示内容を示す。
【0077】図17を参照して、ディスプレイ61の画
面には、地図220とともに、移動局7の移動軌跡20
0が表示されている。また、画面の左下には、画面の表
示の対応する日時が表示され、画面の右下には、画面の
表示の対応する縮尺が表示されている。そして、図17
に示す画面には、画面に表示に対応する日時までの、移
動軌跡200が表示されている。なお、ユーザが所定の
操作を行なうことにより、上記の日時、縮尺は変更する
ことができる。
【0078】画面には、移動軌跡200とともに、説明
情報201〜212が表示されている。説明情報201
〜212は、ユーザにより、付け加えられて表示されて
いる文字または図形の情報である。詳しくは、ユーザ
が、カーソル230を、説明情報を表示させるべき位置
まで移動させ、その状態で、所定の操作を行なうことに
より、説明情報201〜212は、画面上に表示され
る。また、説明情報には、音も含まれる。すなわち、所
定の操作が行なわれることにより、地図上の所望の場所
に対応させて、すなわち、当該所望の場所にカーソル2
30が移動されてきた場合に、所定の音を鳴らすように
することができる。さらに、説明情報は、所望の時刻に
対応して挿入することもできる。たとえば、「7月30
日午後3時」という時刻に対応させて、所望の音楽が、
説明情報として挿入されている場合には、当該「7月3
0日午後3時」の画面(図17に示すもの)が表示され
ると同時に、当該所望の音楽が流れる。
【0079】画面の上部には、メニューバー240が表
示されている。メニューバー240内の所定の場所に、
カーソル230を移動させ、所定の操作を行なうことに
より、ユーザは、地図上の所望の場所に説明情報を挿入
したり、表示の縮尺を変更したり、画面上の情報をメモ
リカードに記録したり、表示が対応する日時を変更した
りすることができる。なお、メモリカードとは、たとえ
ばゲーム機本体に着脱可能または着脱不可能に構成さ
れ、所定の情報を記憶可能なものをいい、例としては、
パソコンまたはワークステーション12におけるフロッ
ピーディスク12aが挙げられる。
【0080】上記の説明情報として、画像情報を、挿入
することもできる。図18に、「7月30日午後5時3
0分」という時刻に対応させて説明情報として画像情報
が挿入されている場合の画面を示す。この場合、画面の
一部に、説明情報300が表示される。
【0081】なお、図18は、図17から、表示の対応
する時刻が進んでいるので、移動軌跡200も図17の
ものと比較して長くなっている。
【0082】(3)以上説明した本実施の形態では、移
動局7により、携帯可能な移動用端末機が構成されてい
る。また、移動局7のメモリブロック72により、移動
用端末機に備えられ、前記移動用端末機が前記基地局と
交信した際の交信記録を記憶するメモリが構成されてい
る。メモリブロック72は、移動局7に固定されていて
もよいし、移動局7に対して着脱可能なものとして構成
されていてもよい。なお、本実施の形態では、移動局7
の移動軌跡および説明情報等の付加情報は、フロッピー
ディスク12aに記憶させていたが、本発明はこれに限
定されず、移動局7に対して着脱可能なメモリブロック
72をパソコンまたはワークステーション12に装着
し、当該メモリブロック72に移動軌跡および説明情報
等の付加情報を記憶させてもよい。そして、本実施の形
態においては、中央制御局51により、メモリに記憶さ
れた交信記録を移動用端末機の位置情報に変換する変換
手段が構成されている。
【0083】なお、本実施の形態では、移動用端末機と
変換手段は別体で構成されていたが、本発明はこれに限
定されるものではない。移動局7に、基地局6のIDと
当該基地局6の電波の電界強度とを、緯度経度情報に変
換できる機能を備えれば、移動用端末機と変換手段は、
いずれも移動局7単体により構成することができる。
【0084】また、本実施の形態では、ディスプレイ6
1により、表示手段が構成され、パソコンまたはワーク
ステーション12により、メモリに記憶された交信記録
を用いて移動用端末機の位置情報を表示手段に表示する
よう制御する制御手段が構成されている。
【0085】また本実施の形態では、図16の位置情報
表示記録処理を実行させるプログラムを記憶した記録媒
体により、移動用端末機の異なる時点での位置情報を記
録した記録媒体から前記位置情報を読取る手順と、前記
読取った位置情報に基づいて、前記異なる時点での位置
情報を表示する手順とをコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体が構成されている。なお、この記録媒体は、CD−
ROMであってもよいし、パソコンまたはワークステー
ション12のハードディスクであってもよい。
【0086】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明で
はなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範
囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれ
ることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置情報記録システムにおいて用いら
れる位置決めシステムを説明するための図である。
【図2】(A)はセンター局の具体的構成を示す図であ
り、(B)は、基地局電界強度分布データベースのデー
タ内容を示す図である。
【図3】基地局6周辺の電界強度分布を求める場合のフ
ローチャートである。
【図4】電界強度分布を求めるステップを説明する図で
ある。
【図5】電界強度分布を求めるステップを説明する図で
ある。
【図6】電界強度分布を求めるステップを説明する図で
ある。
【図7】電界強度分布を求めるステップを説明する図で
ある。
【図8】電界強度分布を求めるステップを説明する図で
ある。
【図9】移動局が電波伝播の良いメッシュにある場合に
おいて、基地局から放射された電波を、移動局のアンテ
ナが、直接および大地に反射した後に受信する状態を模
式的に示す図である。
【図10】移動局が電波伝播の悪いメッシュにある場合
において、基地局から放射された電波を、移動局のアン
テナが受信する状態を模式的に示す図である。
【図11】電界強度分布を用いた位置特定の具体例を示
す図である。
【図12】電界強度分布を用いた位置特定の具体例を示
す図である。
【図13】電界強度分布を用いた位置特定の具体例を示
す図である。
【図14】電界強度分布を用いた位置特定の具体例を示
す図である。
【図15】本実施の形態における移動局の構成を示す図
である。
【図16】パソコンまたはワークステーションのCPU
が実行する位置情報表示処理のフローチャートである。
【図17】本実施の形態の移動局の移動軌跡の表示例を
示す図である。
【図18】本実施の形態の移動局の移動軌跡の表示例を
示す図である。
【図19】従来の位置決めシステムの構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 センター局 6 基地局 7 移動局 12 パソコンまたはワークステーション 51 中央制御局 61 ディスプレイ 72 メモリブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 和幸 大阪府大阪市中央区南船場1丁目16番20号 ムラキビル7階 株式会社マイクロヘリ オス内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AA07 AB05 AC02 AC08 AC14 AC18 AC20 5K067 AA21 BB04 BB36 DD19 DD20 DD30 DD43 DD44 EE02 EE10 EE16 FF03 FF05 FF23 HH23 JJ54 KK13 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と交信する移動用端末機の
    位置情報記録システムであって、 携帯可能な移動用端末機と、 前記移動用端末機に備えられ、前記移動用端末機が前記
    基地局と交信した際の交信記録を記憶するメモリと、 前記メモリに記憶された交信記録を前記移動用端末機の
    位置情報に変換する変換手段とを含む、位置情報記録シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 表示手段と、 前記メモリに記憶された交信記録を用いて前記移動用端
    末機の位置情報を前記表示手段に表示するよう制御する
    制御手段をさらに含む、請求項1に記載の位置情報記録
    システム。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、前記制御手段から前記
    交信記録を送信されることにより、前記位置情報を生成
    して前記制御手段に当該位置情報を送信する、請求項2
    に記載の位置情報記録システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は家庭用電子機器である、
    請求項2または請求項3に記載の位置情報記録システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記家庭用電子機器は家庭用ゲーム機で
    ある、請求項4に記載の位置情報記録システム。
  6. 【請求項6】 前記メモリは、前記移動用端末機に着脱
    可能に設けられる、請求項1〜請求項5のいずれか1項
    に記載の位置情報記録システム。
  7. 【請求項7】 前記メモリは、前記移動用端末機に着脱
    可能に設けられ、かつ、前記制御手段に着脱可能に設け
    られる、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の位
    置情報記録システム。
  8. 【請求項8】 前記交信記録は、前記基地局と前記移動
    用端末機との交信時刻と、前記基地局の情報とを含む、
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の位置情報記
    録システム。
  9. 【請求項9】 移動用端末機の異なる時点での位置情報
    を記録した記録媒体から前記位置情報を読取る手順と、 前記読取った位置情報に基づいて、前記異なる時点での
    位置情報を表示する手順とをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  10. 【請求項10】 複数の基地局と交信し、前記基地局と
    の交信記録を記憶するメモリを含む、移動用端末機。
JP10224386A 1998-08-07 1998-08-07 位置情報記録システム、コンピュータ読取り可能な記録媒体および移動用端末機 Withdrawn JP2000059843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100390722B1 (ko) * 2001-04-27 2003-07-10 주식회사 디지탈씨앤씨 무선 단말기의 위치추적 방법
WO2004100579A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Fujitsu Limited セルブロードキャストを用いる居場所判定方法、その携帯端末、プログラム
JP2014098703A (ja) * 2005-12-07 2014-05-29 Ekahau Oy 位置決め技法

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WO2004100579A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Fujitsu Limited セルブロードキャストを用いる居場所判定方法、その携帯端末、プログラム
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Effective date: 20051101