JP2000059817A5 - - Google Patents
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Description
【0003】
勧告BT.601では、人間が色にそれほど敏感でないことを利用して色情報を水平方向に半分に削減している。輝度信号Yの標本化周波数は13.5MHzであり、二つの色差信号CbとCrはその半分の標本化周波数6.75MHzである。従って、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crの標本化周波数の比は4:2:2となる。このことから、このフォーマットは4:2:2符号化方式または4:2:2ディジタルコンポーネント信号と呼ばれる。ここで、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crは、1画素について、それぞれ8ビットのディジタルデータである。すなわち、量子化精度は、8ビットとされる。なお、色差信号Cb,Crは、原色信号をR(赤),G(緑),B(青)としたとき、色差信号Cbは差(B−Y)、色差信号Crは差(R−Y)のそれぞれディジタル信号である。BT.601のフォーマットにおいては、4:2:2符号化方式ばかりでなく、4:4:4符号化方式や各信号Y、Cr、Cbの量子化精度を10ビットとする方式なども規定されているが、一般によく利用されている8ビット、4:2:2方式について説明する。
勧告BT.601では、人間が色にそれほど敏感でないことを利用して色情報を水平方向に半分に削減している。輝度信号Yの標本化周波数は13.5MHzであり、二つの色差信号CbとCrはその半分の標本化周波数6.75MHzである。従って、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crの標本化周波数の比は4:2:2となる。このことから、このフォーマットは4:2:2符号化方式または4:2:2ディジタルコンポーネント信号と呼ばれる。ここで、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crは、1画素について、それぞれ8ビットのディジタルデータである。すなわち、量子化精度は、8ビットとされる。なお、色差信号Cb,Crは、原色信号をR(赤),G(緑),B(青)としたとき、色差信号Cbは差(B−Y)、色差信号Crは差(R−Y)のそれぞれディジタル信号である。BT.601のフォーマットにおいては、4:2:2符号化方式ばかりでなく、4:4:4符号化方式や各信号Y、Cr、Cbの量子化精度を10ビットとする方式なども規定されているが、一般によく利用されている8ビット、4:2:2方式について説明する。
【0006】
上記勧告BT.601のデータ列に対し、水平方向に公知のトランスバーサルフィルタでフィルタ演算を行う場合を例にとって説明すると、以下のように説明される。
上記勧告BT.601のデータ列に対し、水平方向に公知のトランスバーサルフィルタでフィルタ演算を行う場合を例にとって説明すると、以下のように説明される。
【0060】
本実施の形態例のディジタルフィルタ回路では、上述のように一つのディジタルフィルタ回路を輝度信号Y、色差信号CbとCrのフィルタ処理に時分割に用いることが可能である。そのため、図2に示されるディジタルフィルタ回路に比べ、ディジタルフィルタ回路の乗算器と加算器の回路規模を1/3に低減できる。言い換えるならば、ディジタルフィルタ回路内の上記複数の乗算器及び上記加算器が、輝度信号Y、色差信号CbとCrのフィルタ処理時に、共用されることになる。このことは、ディジタルフィルタ回路の回路規模が少なくされることを意味する。したがって、上記構成のディジタルフィルタ回路を半導体集積回路装置内に形成しても、半導体集積回路装置の形成される半導体チップ上における上記ディジタルフィルタ回路の専有面積が低減されるので、結果的に、半導体集積回路装置の価格を低減することが可能である。
本実施の形態例のディジタルフィルタ回路では、上述のように一つのディジタルフィルタ回路を輝度信号Y、色差信号CbとCrのフィルタ処理に時分割に用いることが可能である。そのため、図2に示されるディジタルフィルタ回路に比べ、ディジタルフィルタ回路の乗算器と加算器の回路規模を1/3に低減できる。言い換えるならば、ディジタルフィルタ回路内の上記複数の乗算器及び上記加算器が、輝度信号Y、色差信号CbとCrのフィルタ処理時に、共用されることになる。このことは、ディジタルフィルタ回路の回路規模が少なくされることを意味する。したがって、上記構成のディジタルフィルタ回路を半導体集積回路装置内に形成しても、半導体集積回路装置の形成される半導体チップ上における上記ディジタルフィルタ回路の専有面積が低減されるので、結果的に、半導体集積回路装置の価格を低減することが可能である。
Claims (7)
- 少なくとも一つのデータ列要素の周波数が他のデータ列要素の伝送周波数と異なる複数のデータ列要素のデータが多重化されてなるデータ列に対してフィルタ処理を行うディジタルフィルタ回路であって、
上記データ列の伝送周波数をf1、上記データ列に含まれるデータ列要素のうちその伝送周波数が最小のデータ列要素の周波数をf2、タップ数をNとしたとき、(f1/f2)×(N−1)個のDフリップフロップからなる遅延線と、
上記遅延線の複数のタップのうち、中心タップ以外の二つ以上のタップから一つを選択して出力する選択回路と、
上記複数の選択回路の出力データと中心タップのデータにそれぞれ係数を乗ずる複数の乗算器と、
上記各乗算器の出力を足し合わせる加算器とから構成され、
上記遅延線を上記データ列の伝送周波数で動作させると共に、上記選択回路はデータ列の伝送周波数をf1、上記選択回路によって選択される時刻に中心タップに出力されるデータが属するデータ列要素の伝送周波数をf3としたとき、タップの間隔が、中心タップを基準にしてDフリップフロップでf1/f3個分であるように乗算器に接続するタップを切り替えて上記複数のデータ列要素を処理することを特徴とするディジタルフィルタ回路。 - 上記ディジタルフィルタ回路は、半導体チップ上に形成される請求項1に記載のディジタルフィルタ回路。
- 上記ディジタルフィルタ回路は、
上記加算器の出力信号を受けるように配置され、かつ上記加算器の出力信号に従う第2データ列を少なくとも1ライン分格納する容量を有するFIFOメモリと、
上記FIFOメモリの入力と、該FIFOメモリの入力からnライン(nは1以上の整数)分のデータ間隔の位置とをタップとし、上記複数のタップに対してそれぞれ係数を乗ずる複数の第2乗算器と、
上記複数の第2乗算器の各出力を足し合わせる第2加算器とからなる第2ディジタルフィルタ回路をさらに含み、
上記FIFOメモリを上記第2加算器の出力信号の伝送周波数で動作させると共に、上記複数データ列要素の処理を時分割に行う請求項1に記載のディジタルフィルタ回路。 - 上記データ列のデータ列要素は、輝度信号Yと、二つの色差信号Cb,Crであり、かつ、上記データ列は上記輝度信号と二つの色差信号の標本化周波数の比Y:Cb:Crが4:2:2からなるディジタルビデオデータ信号である請求項1に記載のディジタルフィルタ回路。
- 第1の方向に1ライン分の複数データ列要素のデータがインターリーブされ、該第1の方向に直交する第2の方向に上記複数のデータ列要素のうち同じデータ列要素のデータが並ぶように構成された2次元構造を有するデータの単位に対し、第1フィルタ回路で第1方向に対しフィルタ処理を行った後、第2フィルタ回路で第2方向にフィルタ処理を行うディジタルフィルタ回路であって、
上記第1フィルタ回路は、
データ列の伝送周波数をf1、上記データ列に含まれるデータ列要素のうちその伝送周波数が最小のデータ列要素の伝送周波数をf2、タップ数をNとしたとき、(f1/f2)×(N−1)個のDフリップフロップからなる第1遅延線と、
上記第1遅延線の複数のタップのうち、中心タップ以外の二つ以上のタップから一つを選択して出力する複数の選択回路と、
上記複数の選択回路の出力データと中心タップのデータにそれぞれ係数を乗ずる複数の第1乗算器と、
上記各第1乗算器の出力を加算する第2加算器と、を含み、
上記第2フィルタ回路は、
上記第1加算器の出力信号を受けるようにされ、上記第1加算器の出力信号に従う第2データ列を少なくとも1ライン分格納する容量を有するラインメモリと、
上記FIFOメモリの入力と、該ラインメモリの入力からnライン(nは1以上の整数)分のデータ間隔の位置をタップとし、上記複数のタップに対してそれぞれ係数を乗ずる複数の第2乗算器と、
上記複数の第2乗算器の各出力を加算する第2加算器とを含む、
ことを特徴とするディジタルフィルタ回路。 - 上記データ列のデータ列要素は、輝度信号Yと、二つの色差信号Cb,Crであり、かつ、上記データ列は上記輝度信号と二つの色差信号の標本化周波数の比Y:Cb:Crが4:2:2からなるディジタルビデオデータ信号である請求項5に記載のディジタルフィルタ回路。
- 上記ディジタルフィルタ回路は、半導体チップ上に形成される請求項5に記載のディジタルフィルタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9844599A JP2000059817A (ja) | 1998-04-16 | 1999-04-06 | ディジタルフィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10611698 | 1998-04-16 | ||
JP10-106116 | 1998-04-16 | ||
JP9844599A JP2000059817A (ja) | 1998-04-16 | 1999-04-06 | ディジタルフィルタ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000059817A JP2000059817A (ja) | 2000-02-25 |
JP2000059817A5 true JP2000059817A5 (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=26439616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9844599A Pending JP2000059817A (ja) | 1998-04-16 | 1999-04-06 | ディジタルフィルタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000059817A (ja) |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP9844599A patent/JP2000059817A/ja active Pending
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