JP2000059707A - テレビジョンチューナ - Google Patents
テレビジョンチューナInfo
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Abstract
受信とデジタル放送の受信とに共用可能とする。 【解決手段】 PLL回路73は、アナログ放送受信時
には、周波数ステップ、すなわちN値の変化を小さくす
るとともに、ループフィルタのカットオフ周波数を低く
し、送信周波数や基準信号源74の発振周波数のずれを
補正し易くして、画質の改善を図り、デジタル放送受信
時には、前記周波数ステップを大きくするとともに、カ
ットオフ周波数を高くして、位相ノイズの改善およびチ
ャネル切換時間の短縮を図る。これによって、高周波段
から中間周波段までの回路およびPLL回路73を共用
化することができ、小型化および低コスト化を図ること
ができる。
Description
ョン放送や、ケーブルテレビジョンの受信に好適に実施
されるテレビジョンチューナに関し、特にデジタル放送
とアナログ放送との受信に共用することができるテレビ
ジョンチューナに関する。
で、アナログの映像および音声信号を、それぞれAMお
よびFM変調して所定の搬送周波数で送信する、いわゆ
るアナログ放送のみであったが、本年から米国および英
国では、前記アナログの映像および音声信号をデジタル
化し、さらに圧縮した後のデータをQPSKまたはQA
M変調などによってデジタル変調し、OFDM方式で伝
送する、いわゆるデジタル放送が開始される予定であ
る。また、前記ケーブルテレビジョンにおいては、一部
で既に前記デジタル放送が開始されている。
縮技術の進歩によって可能となったものであり、アナロ
グ放送に比べて、同じ周波数帯域で、より多くの番組を
放送することが可能であり、また前記OFDM方式での
伝送によって、フェージングの影響を無くすことができ
る等の種々の特徴を有している。
テレビジョンチューナ1の電気的構成を示すブロック図
である。アンテナ2で受信された高周波信号は、アンテ
ナ入力端子3から増幅回路4に入力されて増幅される。
号は、VHF入力同調回路となるバンドパスフィルタ
(以下、BPFと略称する)5においてVHF帯域の選
局チャネル付近の信号成分が選択され、高周波増幅回路
6において所定レベル範囲に制限され、さらにVHF段
間同調回路となるBPF7において復同調された後、混
合回路8に与えられる。混合回路8には、局部発振回路
9からの局部発振信号が与えられており、この局部発振
信号の発振周波数は、マイクロコンピュータなどの図示
しない選局回路から端子11,12に与えられる選局信
号に応答して、PLL回路13が発生する同調電圧によ
って制御される。
ループ回路を形成し、局部発振信号の発振周波数と基準
信号源14の発振周波数と比較し、所望とする周波数と
なるように前記同調電圧を制御する。この同調電圧はま
た、前記BPF5,7にも与えられており、こうして高
い選択度で所望とするチャネルの信号成分が取出され、
所定の周波数の中間周波信号に変換される。
はまた、ハイパスフィルタ(以下、HPFと略称する)
21、BPF22、高周波増幅回路23およびBPF2
4によって、高い選択度で所望とするチャネルの周波数
近傍の成分が選択され、かつ所定レベル範囲に制限され
て混合回路25に入力される。混合回路25には、局部
発振回路26からの局部発振信号が与えられている。前
記BPF22はUHF入力同調回路となり、BPF24
はUHF段間同調回路となり、これらBPF22,24
および局部発振回路26には、前記PLL回路13から
受信チャネルに対応した同調電圧が与えられ、これによ
って混合回路25からは、受信チャネルの高周波信号
が、前記所定周波数の中間周波信号に変換されて出力さ
れる。
する検波回路31からのAGC電圧が与えられ、これに
よって信号成分が前記所定レベル範囲内に制限されるこ
とになる。
中間周波増幅回路32で増幅され、中間周波フィルタ3
3を介して前記検波回路31に入力される。
は、増幅回路34で増幅され、PLL検波回路35によ
って同期検波され、I信号およびQ信号の映像信号に復
調されて、映像出力端子36から出力される。また、前
記PLL検波回路35で検波された音声信号成分は、S
IFBPF37を介してFM検波回路38に入力され、
音声信号に復調されて、音声出力端子39から出力され
る。増幅回路34への中間周波信号の入力レベルに対応
して、RFAGE回路40は前記AGC電圧を発生し、
前記高周波増幅回路6,23へ出力する。
チューナ41は、たとえば図8で示すように構成され
る。このテレビジョンチューナ41において、前述のテ
レビジョンチューナ1に類似し、対応する部分には同一
の参照符号を付して、その説明を省略する。
波増幅回路6,23での振幅制限は、中間周波増幅回路
32からの中間周波信号のレベルをレベル検波回路42
で検知し、その検知結果に応答して、遅延AGC回路4
3が発生するAGC電圧によって行われる。中間周波信
号は、中間周波増幅回路32、中間周波フィルタ33、
中間周波増幅回路44および中間周波フィルタ45にお
いて帯域制限および増幅された後、第2IF変換回路4
6に入力される。
周波信号は、図示しない後段の復号化回路からAGC端
子47に与えられるAGC電圧に対応して、中間周波増
幅回路48によって適正レベルに増幅され、さらに混合
回路49において局部発振回路50からの局部発振信号
と混合されて、たとえば5(MHz)の第2の中間周波
信号に変換され、ローパスフィルタ(略称LPF)5
1、中間周波増幅回路52およびLPF53によって、
周波数選択および増幅された後、デジタル出力端子54
から出力される。この第2の中間周波信号は、アナログ
/デジタル変換された後、OFDM復調およびMPEG
復号されて、映像・音声信号に復号化される。前記、局
部発振回路50の発振周波数は、基準信号源55によっ
て一定に制御されている。
ル共用チューナは、上述のように構成されるテレビジョ
ンチューナ1,41が併用して用いられることで実現さ
れる。これは、アナログ放送受信用のテレビジョンチュ
ーナ1では、送信周波数のずれや基準信号源14の発振
周波数の偏差などによって中間周波信号の周波数にずれ
を生じ、画質の劣化を招いてしまうという恐れがあるた
めである。このような不具合を防止するためには、PL
L回路13によって前記同調電圧が変化され、局部発振
回路9,26の発振周波数が僅かに変化される。このた
め、PLL回路13内での周波数分解能、すなわちステ
ップ周波数は比較的小さく、たとえば我が国において
は、62.5(kHz)に選ばれている。
ビジョンチューナ41では、位相ノイズが重要視され、
前記ステップ周波数をできるだけ大きく設定すること
で、前記位相ノイズの改善およびチャネル切換時間の短
縮化が図られている。したがって、従来のアナログ・デ
ジタル共用チューナでは、前述のように2つのチューナ
1,41を併設するために、構成が大型化し、コストが
嵩むという問題がある。
を図ることができるアナログ・デジタル共用のテレビジ
ョンチューナを提供することである。
レビジョンチューナは、入力されたテレビジョン信号を
予め定められている周波数の中間周波信号に変換し、ア
ナログ用およびデジタル用のそれぞれの復調回路に出力
するテレビジョンチューナであって、前記周波数変換の
ために前記入力テレビジョン信号に混合される局部発振
信号の発振周波数を制御するPLL回路における周波数
ステップおよびループフィルタのカットオフ周波数を、
アナログ放送受信時とデジタル放送受信時とで切換える
切換手段を含むことを特徴とする。
グ放送受信時には、PLL回路の周波数ステップを小さ
くして、送信周波数や局部発振周波数のずれを細かく調
整できるようにし、これに対応してループフィルタのカ
ットオフ周波数も低く設定する。これに対して、デジタ
ル放送受信時には、前記周波数ステップを大きくして、
位相ノイズの改善を図るとともに、チャネル切換時間を
短縮し、またこれに対応してループフィルタのカットオ
フ周波数も高く設定する。
の回路ならびにPLL回路を共通に用いることができ、
デジタル・アナログ共用テレビジョンチューナを小型お
よび低コストに実現することができる。
チューナは、前記ループフィルタのカットオフ周波数の
切換えに、前記PLL回路の汎用ポートを使用すること
を特徴とする。
ットオフ周波数の切換えのために、特別な構成を用いる
ことなく、該切換えを、マイクロコンピュータなどの選
局回路からの選局信号に応答したPLL回路の選局動作
に連動して行うことができる。したがって、コストの上
昇なく、実現することができる。
図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
アナログ放送およびデジタル放送に共用のテレビジョン
チューナ61の電気的構成を示すブロック図である。な
お、このテレビジョンチューナ61は、ケーブルテレビ
ジョンに適用可能なことは言うまでもない。
アンテナ入力端子63から増幅回路64に入力されて増
幅される。
信号は、VHF入力同調回路となるBPF65において
VHF帯域の選局チャネル付近の信号成分が選択され、
高周波増幅回路66において所定レベル範囲に制限さ
れ、さらにVHF段間同調回路となるBPF67におい
て復同調された後、混合回路68に与えられる。混合回
路68には、局部発振回路69からの局部発振信号が与
えられており、この局部発振信号の発振周波数は、マイ
クロコンピュータなどの図示しない選局回路から端子7
1,72に与えられる選局信号に応答して、PLL回路
73が発生する同調電圧によって制御される。
とループ回路を形成し、局部発振信号の発振周波数と基
準信号源74の発振周波数と比較し、所望とする周波数
となるように前記同調電圧を制御する。この同調電圧は
また、前記BPF65,67にも与えられており、こう
して高い選択度で所望とするチャネルの信号成分が取出
され、所定の周波数、たとえば米国の場合には45.7
5(MHz)、我が国の場合には58.75(MHz)
の中間周波信号に変換される。
らはまた、HPF81、BPF82、高周波増幅回路8
3およびBPF84によって、高い選択度で所望とする
チャネルの周波数近傍の成分が選択され、かつ所定レベ
ル範囲に制限されて混合回路85に入力される。混合回
路85には、局部発振回路86からの局部発振信号が与
えられている。前記BPF82はUHF入力同調回路と
なり、BPF84はUHF段間同調回路となり、これら
BPF82,84および局部発振回路86には、前記P
LL回路73から受信チャネルに対応した同調電圧が与
えられ、これによって混合回路85からは、受信チャネ
ルの高周波信号が、前記所定周波数の中間周波信号に変
換されて出力される。
ナログ放送受信時には、後述する検波回路91からのA
GC電圧が与えられ、これによって信号成分が前記所定
レベル範囲内に制限されることになる。
は、中間周波増幅回路92で増幅され、中間周波フィル
タ93を介して前記検波回路91に入力される。検波回
路91内では、前記中間周波信号は、増幅回路94で増
幅され、PLL検波回路95によって同期検波され、I
信号およびQ信号の映像信号に復調されて、映像出力端
子96から出力される。また、前記PLL検波回路95
で検波された音声信号成分は、たとえば我が国では4.
5(MHz)の中心周波数を有するSIFBPF97を
介してFM検波回路98に入力され、音声信号に復調さ
れて、音声出力端子99から出力される。増幅回路94
への中間周波信号の入力レベルに対応して、RFAGE
回路100は前記AGC電圧を発生し、前記高周波増幅
回路66,83へ出力する。
波増幅回路66,83での振幅制限は、中間周波増幅回
路92からの中間周波信号のレベルをレベル検波回路1
01で検知し、その検知結果に応答して、遅延AGC回
路102が発生するAGC電圧によって行われる。前記
中間周波増幅回路92からの中間周波信号はまた、中間
周波フィルタ103、中間周波増幅回路104および中
間周波フィルタ105において帯域制限および増幅され
た後、第2IF変換回路106に入力される。
間周波信号は、図示しない後段の復号化回路からAGC
端子107に与えられるAGC電圧に対応して、中間周
波増幅回路108によって適正レベルに増幅され、さら
に混合回路109において局部発振回路110からの局
部発振信号と混合されて、たとえば5(MHz)の第2
の中間周波信号に変換され、LPF111、中間周波増
幅回路112およびLPF113によって、周波数選択
および増幅された後、デジタル出力端子114から出力
される。この第2の中間周波信号は、アナログ/デジタ
ル変換された後、OFDM復調およびMPEG復号され
て、映像・音声信号に復号化される。前記、局部発振回
路110の発振周波数は、基準信号源115によって一
定に制御されている。
を示すブロック図である。PLL回路73は、PLLI
C120と、前記基準信号源74と、ループフィルタ1
30とを備えて構成されている。PLLIC120は、
前述のようにループフィルタ130を介して、局部発振
回路69,86とループ回路を形成している。
いて所定の分周比PまたはP+1で分周された後、プロ
グラムカウンタ122およびスワローカウンタ123に
与えられる。プログラムカウンタ122の分周出力は、
位相比較器125に入力される。
し、スワローカウンタ123の分周比をSとするとき、
S<Nに選ばれており、プリスケーラ121の分周比
は、コントロール回路124によって、まずP+1、た
とえば33に選ばれる。したがって、プリスケーラ12
1とスワローカウンタ123とによって、(P+1)S
までカウントが行われると、スワローカウント123は
コントロール回路124を介してプリスケーラ121の
分周比をP、すなわち32に設定し、プログラムカウン
タ122がさらに、P(N−S)をカウントすることに
よって、前記局部発振信号の分周信号が作成される。す
なわち、分周信号の分周比をKとすると、 K=(P+1)S+P(N−S)=PN+S …(1) となる。
は、リファレンスカウンタ126で分周されて、前記位
相比較器125に入力される。位相比較器125は、前
記局部発振信号の分周信号と、基準信号の分周信号との
位相を比較し、両者の差に対応した位相補正パルスを作
成し、チャージポンプ127を介して前記ループフィル
タ130へ出力する。ループフィルタ130は、前記位
相補正パルスの高調波成分を除去し、前記同調電圧とし
て出力する。
N、スワローカウンタ123の分周比Sおよびリファレ
ンスカウンタ126の分周比Mは、前記選局回路から端
子71,72に与えられる選局信号が、データインタフ
ェイス回路128でデコードされて設定される。本発明
では、プログラムカウンタ122の分周比Nの変化幅で
ある周波数ステップが、アナログ放送受信時には、たと
えば62.5(kHz)に選ばれ、デジタル放送受信時
には2倍の125(kHz)に選ばれる。これによっ
て、後述するようにデジタル放送受信時の位相ノイズを
6(dB)改善することが可能となる。
て、データインタフェイス回路128は、さらに制御信
号を作成し、ポートインタフェイス129を介して、P
LLIC120の所定の汎用ポート129aから、ルー
プフィルタ130に与えられる。
び図8で示す従来技術では、図3(a)で示されるよう
に構成されているのに対して、本発明では、図3(b)
で示すように構成される。すなわち、従来では、差動増
幅器131に対して、入力抵抗R1と、抵抗R2および
コンデンサC1の直列回路から成る帰還回路が設けられ
ているのに対して、本発明では、前記入力抵抗R1に代
えて、2つの入力抵抗R11,R12がスイッチS1,
S2によって選択的に切換えられて使用される。スイッ
チS1,S2は、制御端子132に与えられる前記PL
L回路73の汎用ポート129aからの制御信号に応答
して、択一的に導通する。
127からの位相補正パルスが入力され、出力端子13
4からの同調電圧は、後述する局部発振回路69,86
を実現する電圧制御発振回路の可変容量ダイオードD2
1に与えられる。
並列に配置された抵抗を切換えるだけでなく、直列に設
けておいた抵抗の一方の端子間を短絡/開放すること
や、常時接続されている一方の抵抗に他方の抵抗を並列
に接続/開放するなどの他の構成が用いられてもよいこ
とは言うまでもない。
0において、選択された入力抵抗の抵抗値をR1とし、
コンデンサC1の静電容量を参照符と同一で示すとき、
自然角周波数ωnは、
69,86を実現する電圧制御発振器の変換利得であ
り、Kdは位相比較器125の変換利得である。
角周波数ωnとの関係は、図4で示すように、ωc/ω
n=2.06であり、したがって、
1とR12とに切換えることによって、カットオフ周波
数ωcを、アナログ放送受信時とデジタル放送受信時と
にそれぞれ適切な値に設定することができる。
換えるようにしてもよいけれども、その場合、構成が大
型化する。入力抵抗R11は、たとえば3.9(kΩ)
に選ばれ、入力抵抗R12は、たとえば10(kΩ)に
選ばれる。比較的抵抗値の小さい入力抵抗R11がデジ
タル放送受信時に選択されて、カットオフ周波数ωcが
高くなり、比較的抵抗値の大きい入力抵抗R12はアナ
ログ放送の受信時に選択されて、カットオフ周波数ωc
は低くなる。
0において、前記入力抵抗R12が選択されるアナログ
放送の受信時にはカットオフ周波数ωcが低くなり、図
5(a)で示すような通過特性となる。これに対して、
入力抵抗R11が選択されるデジタル放送受信時には、
前記カットオフ周波数ωcが高くなり、該ループフィル
タ130の通過特性は、図5(b)で示すようになる。
ープフィルタ130に発振器から所定の周波数fc1,
fc2の信号を入力したときの位相ノイズ特性を表すも
のであり、前記周波数fc1,fc2からそれぞれ2
(kHz)離れた◇印で示すポイントでの位相ノイズ
は、図5(a)で示すアナログ放送受信時には、−56
(dBc/Hz)であるのに対して、図5(b)で示す
デジタル放送受信時には、−68(dBc/Hz)とな
り、12(dB)だけ位相ノイズ、すなわち共振周波数
近傍のノイズが改善されている。
z)であり、fc2=70.08639(MHz)であ
る。
位相補正パルスの高調波成分が除去され、局部発振回路
69,86へ出力される。図6は、前記局部発振回路6
9,86を実現する電圧制御発振回路の一例を示す図で
ある。発振回路は、差動増幅回路で構成され、集積回路
141内に集積化されている。差動対を構成するトラン
ジスタのベースは端子TB1,TB2に引出され、また
コレクタは端子TC1,TC2に引出されている。これ
らの端子TB1,TB2;TC1,TC2には、タンク
回路を構成する外付けのコンデンサC21〜C26、抵
抗R21,R22,インダクタL21および可変容量ダ
イオードD21が接続される。並列共振回路を構成する
インダクタL21および可変容量ダイオードD21に
は、前記ループフィルタ130からの同調電圧が与えら
れる。
チューナ61は、アナログ放送とデジタル放送とに共用
するにあたって、アナログ放送受信時には、PLL回路
73のループフィルタ130のカットオフ周波数ωcを
低くするとともに、周波数ステップを小さくし、送信周
波数や基準信号源74の周波数ずれに対して、設定周波
数の高精度な補正を行い、画質の向上を図ることができ
るとともに、デジタル放送受信時には、前記時定数を小
さくするとともに、周波数ステップを大きくすることに
よって、位相ノイズを改善し、かつチャネル切換時間を
短縮化することができる。
放送受信時とデジタル放送受信時とにそれぞれ最適な特
性を得ることができ、高周波段から中間周波段までの回
路およびPLL回路73の共用化による低コスト化およ
び小型化を図ることができる。
ーナは、以上のように、アナログ・デジタル共用のテレ
ビジョンチューナであって、アナログ放送受信時には、
局部発振信号の発振周波数を制御するPLL回路の周波
数ステップを小さくして、送信周波数や局部発振周波数
のずれを細かく調整できるようにし、これに対応してル
ープフィルタのカットオフ周波数も低く設定する。これ
に対して、デジタル放送受信時には、前記周波数ステッ
プを大きくして、位相ノイズの改善を図るとともに、チ
ャネル切換時間を短縮し、またこれに対応してループフ
ィルタのカットオフ周波数も高くする。
回路ならびにPLL回路を共通に用いることができ、デ
ジタル・アナログ共用テレビジョンチューナを小型およ
び低コストに実現することができる。
チューナは、以上のように、ループフィルタのカットオ
フ周波数の切換えに、PLL回路の汎用ポートを使用す
る。
波数の切換えのために、特別な構成を用いる必要はな
く、コストの上昇なく、実現することができる。
用のテレビジョンチューナの電気的構成を示すブロック
図である。
PLL回路の電気的構成を示すブロック図である。
の構成を示す電気回路図である。
グラフである。
である。
構成例を示す電気回路図である。
テレビジョンチューナの電気的構成を示すブロック図で
ある。
電気的構成を示すブロック図である。
PF 66,83 高周波増幅回路 68,85,109 混合回路 69,86,110 局部発振回路 73 PLL回路 74,115 基準信号源 81 HPF 92,104 中間周波増幅回路 95 PLL検波回路 97 SIFBPF 98 FM検波回路 100 RFAGC回路 101 レベル検波回路 102 遅延AGC回路 111,113 LPF 120 PLLIC(切換手段) 121 プリスケーラ 122 プログラムカウンタ 123 スワローカウンタ 124 コントロール回路 125 位相比較器 126 リファレンスカウンタ 127 チャージポンプ 128 データインタフェイス 129 ポートインタフェイス 129a 汎用ポート 131 差動増幅器 S1,S2 スイッチ(切換手段) R2 帰還抵抗 R11,R12 入力抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】入力されたテレビジョン信号を予め定めら
れている周波数の中間周波信号に変換し、アナログ用お
よびデジタル用のそれぞれの復調回路に出力するテレビ
ジョンチューナであって、 前記周波数変換のために前記入力テレビジョン信号に混
合される局部発振信号の発振周波数を制御するPLL回
路における周波数ステップおよびループフィルタのカッ
トオフ周波数を、アナログ放送受信時とデジタル放送受
信時とで切換える切換手段を含むことを特徴とするテレ
ビジョンチューナ。 - 【請求項2】前記ループフィルタのカットオフ周波数の
切換えに、前記PLL回路の汎用ポートを使用すること
を特徴とする請求項1記載の高周波信号の受信装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22054698A JP4536174B2 (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | テレビジョンチューナ |
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JP22054698A JP4536174B2 (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | テレビジョンチューナ |
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JP2000059707A true JP2000059707A (ja) | 2000-02-25 |
JP4536174B2 JP4536174B2 (ja) | 2010-09-01 |
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ID=16752695
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP4536174B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123310B2 (en) | 2000-11-29 | 2006-10-17 | Funai Electric Co., Ltd. | Digital/analog television signal receiver using analog signal channel fine-tuning data for setting digital signal channels |
US7477327B2 (en) | 2003-10-31 | 2009-01-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Analog/digital-compatible front-end module |
-
1998
- 1998-08-04 JP JP22054698A patent/JP4536174B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7477327B2 (en) | 2003-10-31 | 2009-01-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Analog/digital-compatible front-end module |
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JP4536174B2 (ja) | 2010-09-01 |
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