JP2000059454A - 位相変調器 - Google Patents

位相変調器

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JP2000059454A
JP2000059454A JP11166276A JP16627699A JP2000059454A JP 2000059454 A JP2000059454 A JP 2000059454A JP 11166276 A JP11166276 A JP 11166276A JP 16627699 A JP16627699 A JP 16627699A JP 2000059454 A JP2000059454 A JP 2000059454A
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frequency signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相変調に際しての位相誤差、振幅誤差を防
止し、かつ調整を簡単にし、しかも小型に構成できる位
相変調器を提供する。 【解決手段】 搬送波をデータ信号で変調して出力する
乗算器2を備える位相変調器に、第1の周波数信号(1
1)と、第1の周波数信号の周波数とは異なる第2の周
波数信号(14)とを混合する周波数混合器4を備えて
おり、周波数混合器4の出力信号をデータ信号(12)
で変調する。第1の周波数信号と、これと異なる周波数
の第2の周波数信号とを混合して得られる周波数信号を
データ信号により位相変調することで、位相変調された
変調波は第1の周波数信号と異なる周波数で出力される
ことになり、入出力端子間の電気的な結合が生じた場合
でも周波数信号の入出力間リークが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルマイクロ
波無線通信装置等に用いられる位相変調器に関し、特に
大容量通信向けの高多値直交振幅変調方式において小型
で無調整化を図った位相変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の位相変調器は、図4のよ
うにアナログ乗算器2を集積回路化して位相変調器1C
を構成している。即ち、前記アナログ乗算器2の一方の
入力端子11に搬送波信号を入力し、他方の入力端子1
2にデータ信号を入力して両者を乗算することで、位相
変調された出力波を出力端子13から取り出している。
この場合、搬送波周波数fCARR信号が出力位相変調波f
O 信号の周波数スペクトラムの中心周波数となる関係を
有している。例えば、図5はこの種のアナログ乗算器の
回路の一例であり、搬送波信号電圧VCARRとデータ信号
電圧VDATAをバランスモードで印加することにより、位
相変調された出力電圧Vがバランスモードで得られるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな位相変調器を内蔵し、搬送波発振源および送信高出
力増幅器までの全てを含む送信回路全体の小型化を行う
必要があるが、従来の搬送波発振源出力信号をそのまま
データ信号で位相変調を行っている前記した位相変調器
では、送信高出力増幅器の出力変調波の中心周波数と搬
送発振源の出力周波数が一致していることから、小型化
を行った場合、送信高出力増幅器の出力変調波が搬送波
発振源に回り込むことにより、搬送波発振源の発振動作
が不安定になるという問題がある。
【0004】本発明はこのような、出力変調波が搬送波
発振源に回り込むことを防止し、搬送波発振源の発振動
作の安定化を可能とした位相変調器を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の位相変調器は、
搬送波をデータ信号で変調して出力する位相変調器に、
第1の周波数信号と、前記第1の周波数信号の周波数と
は異なる第2の周波数信号とを混合する周波数変換手段
を備えており、前記周波数変換手段の出力信号を前記デ
ータ信号で変調することを特徴とする。ここで、前記周
波数変換手段に入力される前記第1の周波数信号が搬送
波であり、前記搬送波を前記第2の周波数信号と混合し
て前記搬送波の周波数とは異なる周波数に変換された出
力信号を前記データ信号で変調する構成とする。
【0006】上述した構成では、第1の周波数信号と、
これと異なる周波数の第2の周波数信号とを混合して得
られる周波数信号をデータ信号により位相変調すること
で、位相変調された変調波は第1の周波数信号と異なる
周波数で出力されることになり、入出力端子間の電気的
な結合が生じた場合でも周波数信号の入出力間リークが
防止できる。特に、第1の周波数信号を搬送波として構
成した場合に、搬送波と異なる周波数の変調波が出力さ
れるため、搬送波リークが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明の参照例のブロック図である。位
相変調器1は、アナログ乗算器2と分周比nの分周回路
3とで構成している。そして、入力端子11から入力さ
れる周波数fCARRの搬送波信号を分周回路3によって1/
n倍の周波数の搬送波信号とし、アナログ乗算器2の一
方の入力に印加している。また、アナログ乗算器2の他
方の入力には、データ信号SDA TAが入力される。なお、
前記アナログ乗算器2と分周回路3とは集積回路により
一体的に構成されている。
【0008】この回路構成によれば、アナログ乗算器2
は周波数fCARRの1/n倍の搬送波とデータ信号SDATA
を乗算し、出力端子13から周波数fCARRの 1/n倍の
周波数を中心周波数とする周波数スペクトラムを有する
位相変調波fO が取り出される。
【0009】したがって、入力される搬送波信号と出力
される変調波信号との間に電気的な結合が生じた場合で
も、両信号の周波数が異なるために、位相誤差,振幅誤
差等の原因となる搬送波リークの影響を受けなくなる。
これにより、高多値直交振幅変調においても複雑な調整
が不要となり、また特別な遮蔽構造も不要となる。な
お、分周回路3は集積回路上に容易に実現することがで
き、小型化,消費電力等の面で有利となる。
【0010】図2は本発明の実施形態の位相変調器1A
のブロック図である。この実施形態では周波数変換手段
を集積回路に一体に形成した周波数混合器4で構成して
おり、搬送波周波数fCARR信号を局部発振周波数信号f
LOと混合することによりアナログ乗算器2の一方の入力
に印加する搬送波を得ている。これにより、周波数f
CARRと異なる搬送波周波数信号f′CARRをデータ信号S
DATAで変調することになり、搬送波周波数fCARRとは異
なる中心周波数を有する位相変調波fO を得ている。
【0011】図3は本発明の前記実施形態の変形例と言
える位相変調器1Bのブロック図である。ここでは、搬
送波周波数fCARR信号をアナログ乗算器2の一方の入力
に印加し、かつ他方の入力にデータ信号SDATAを印加し
変調を行った上で、得られた位相変調波fO 信号を入力
端子14から入力される局部発振周波数信号fLOと周波
数混合器4によって混合している。これにより、搬送波
周波数fCARRとは異なる中心周波数を有する位相変調波
O ′を得ている。
【0012】なお、前記実施形態とその変形例において
は、周波数混合器も同様に集積回路上に容易に実現可能
であり、小型化,消費電力の面で有利となる。また、こ
れらの実施形態では、搬送波周波数を固定し、局部発振
周波数を可変とすることによって位相変調波周波数の変
更が可能になる点で参照例よりも有利である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の周
波数信号を第2の周波数信号と混合して得られる周波数
変換された周波数信号をデータ信号により位相変調して
いるので、入力周波数と出力周波数を相違させ、入出力
端子間の電気的な結合が生じる場合でも、入出力間での
周波数信号リーク、すなわち搬送波リークの影響を無く
すことができ、搬送波発振となる周波数変換手段の安定
動作が可能となる。また、高多値直交振幅変調において
も複雑な調整が不要となる。更に、特別な遮蔽構造も不
要となり、小型で実装の自由度が高く、搬送波リーク調
整の不要な位相変調器を得ることができる効果がある。
また、一定の周波数の第1の周波数信号を搬送波として
用いたときにも局部発振周波数により変調波周波数を任
意に設定することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参照例のブロック図である。
【図2】本発明の実施形態のブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の変形例のブロック図であ
る。
【図4】従来の位相変調器集積回路のブロック図であ
る。
【図5】アナログ乗算器の一例の回路図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 位相変調器集積回路 2 アナログ乗算器 3 分周器 4 周波数混合器 11 搬送波入力端子 12 データ信号入力端子 13 変調波出力端子 14 局部発振信号入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波をデータ信号で変調して出力する
    位相変調器であって、第1の周波数信号と、前記第1の
    周波数信号の周波数とは異なる第2の周波数信号とを混
    合する周波数変換手段を備え、前記周波数変換手段の出
    力信号を前記データ信号で変調することを特徴とする位
    相変調器。
  2. 【請求項2】 前記周波数変換手段に入力される前記第
    1の周波数信号が搬送波であり、前記搬送波を前記第2
    の周波数信号と混合して前記搬送波の周波数とは異なる
    周波数に変換された出力信号を前記データ信号で変調す
    ることを特徴とする請求項1記載の位相変調器。
JP16627699A 1999-06-14 1999-06-14 位相変調器 Expired - Lifetime JP3185787B2 (ja)

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