JP2000058339A - 負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構 - Google Patents

負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構

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JP2000058339A
JP2000058339A JP10221828A JP22182898A JP2000058339A JP 2000058339 A JP2000058339 A JP 2000058339A JP 10221828 A JP10221828 A JP 10221828A JP 22182898 A JP22182898 A JP 22182898A JP 2000058339 A JP2000058339 A JP 2000058339A
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Hiroshi Tajima
博 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダの構造を改良することによって、従
レバーがストッパーに衝突する衝撃力を緩和すると共
に、ストッパーの構造を単純にし、全体的に安価となる
負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機
構を提供すること。 【解決手段】 本発明は、揺動する主レバー3の先部
と、一対のストッパー9,9で揺動角度を規制された従
レバー8の一端部を引張りバネ10で連結すると共に、
従レバー8の他端部にピストン14を連結し、主レバー
3を揺動させる間の一時期に従レバー8を引張りバネ1
0の力で急速に回転させ、従レバー8の回転速度をシリ
ンダ11で制御するものであって、シリンダ11は、一
対のシリンダチューブ12,12間にピストン14を往
復動可能に設け、各シリンダチューブ12のヘッドカバ
ー13側に第一オリフィス19を設け、各ヘッドカバー
13に第二オリフィス20を設け、ピストン14が停止
した際に、一対の第一オリフィス19,19の一方が開
口し、他方が閉鎖されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器や電圧調整
器の一部品である負荷時タップ切換器の真空バルブ式切
換開閉器の蓄勢機構に係わり、さらに詳しくいえば、何
種類かある蓄勢機構の中でも、クランクの回転よって主
レバーを所定角度回転させ、一対のストッパーで揺動角
度を規制してある従レバーを、主レバーの回転中の一時
期に引張りバネの力によって急速に回転させ、従レバー
の回転に連動して真空バルブを開閉する蓄勢機構におい
て、急速に回転した従レバーがストッパーに衝突して停
止する際の衝撃を緩和する構造を改良した負荷時タップ
切換器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄勢機構は、図9に示すように、入力軸
81に固着したクランク82の回転によって、揺動可能
な主レバー83を所定角度回転させ、その回転中の一時
期に、一対のストッパー84,84によって揺動角度を
規制された従レバー85を、引張りバネ86の力によっ
て主レバーよりも急速に回転させ、従レバーの回転軸で
ある出力軸87を回転させるものである。出力軸の回転
に連動して、通常、3つの真空バルブが時期を違えてそ
れぞれ開閉するが、開閉速度があまりに速いと、真空バ
ルブの製品寿命が短くなったり、壊れたりするので、通
常、製品ごとに開閉速度が定められている。定められた
開閉速度に合わせるには、従レバーの回転速度を制御し
なければならず、従レバーにシリンダ88のピストン8
9を連結し、そのピストンを一対のシリンダチューブ9
0,90の間に往復動可能に設けてある。なお、図9で
は示してないが、シリンダチューブは図10に示すよう
にプレート91に固定してあり、このプレートはストッ
パーの固定や出力軸の軸支等に用いるものである。
【0003】シリンダは図10に示すように、ヘッドカ
バーに設けたオリフィス92によってピストンの移動速
度、ひいては従レバーの回転速度を制御するようにして
ある。また、シリンダは図11に示すように、ピストン
の内部に長手方向に沿って貫通する通路93を備え、そ
の通路の中央部に外部に連通する抜孔94を設けた構造
もある。
【0004】上記した二種類のシリンダは、オリフィス
や抜孔が常に外部と連通しているので、回転した従レバ
ーは、真空バルブの所定の開閉速度に達した状態でスト
ッパーに勢い良く衝突して停止することとなり、その衝
突力が大きいと部品が壊れる虞れがあるので、図9に示
すように、ストッパーにはスプリングを用いた衝撃吸収
機構95が内蔵されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、衝撃吸収機
構の為にストッパーの構造が複雑となり、しかも費用が
かさむ要因となっている実情を踏まえて成されたもので
あり、その目的とするところは、シリンダの構造を改良
することによって、従レバーがストッパーに衝突する衝
撃力を緩和すると共に、ストッパーの構造を単純にし、
全体的に安価となる負荷時タップ切換器の真空バルブ式
切換開閉器の蓄勢機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、一端部を中心
として揺動する主レバーの他端部と、中間部を中心とし
て揺動する従レバーの一端部とを引張りバネで連結する
と共に、従レバーの他端部にシリンダのピストンを連結
し、従レバーの揺動角度を一対のストッパーによって規
制してあり、主レバーを揺動させる間の一時期に、従レ
バーを引張りバネの力によって急速に回転させ、従レバ
ーの回転速度をシリンダで制御する負荷時タップ切換器
の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構において、シリン
ダは、対向する一対のシリンダチューブ間に、ピストン
を往復動可能に設け、各シリンダチューブのヘッドカバ
ー側に第一オリフィスを設け、各ヘッドカバーに第二オ
リフィスを設け、ピストンが停止した際には、一対の第
一オリフィスの一方が開口し、他方がピストンで閉鎖さ
れていることを特徴とする。
【0007】主レバーの回転中の一時期に、引張りバネ
によって従レバーに急回転する力が加わり、従レバーが
回り始めると同時に、開口状態となっている、一対の第
二オリフィスと一方の第一オリフィスから、シリンダチ
ューブ内に流体が出入りし、ピストンが移動するように
なる。その後、従レバーの回転に伴ってピストンが移動
することにより、閉鎖されていた他方の第一オリフィス
が開いていき、そのうちに、一対の第二オリフィスに加
え、一対の第一オリフィスが共に開口した状態となっ
て、従レバーは所望の回転速度となる。従レバーがスト
ッパーに衝突する直前には、一方の第一オリフィスが閉
鎖され、他方の第一オリフィスと一対の第二オリフィス
とが開口した状態となることから、従レバーの回転速度
が極端に遅くなり、従レバーがストッパーに衝突して停
止する際の衝撃を小さくできる。
【0008】なお、ピストンが停止した際とは、従レバ
ーがストッパーを押圧して停止している状態である。オ
リフィスが開口するとは、シリンダチューブの内外がオ
リフィスを介して連通した状態である。
【0009】請求項1記載の発明では、各ヘッドカバー
に第二オリフィスを設けてあるが、請求項2記載の発明
のように、一対の第二オリフィスに代えて、各シリンダ
チューブの内面とピストンの外面との間にクリアランス
を設けても良い。通常のシリンダでは、ピストンの外面
とシリンダチューブの内面がOリングによって密接し
て、クリアランスの無い構造となっているが、このよう
にすれば、クリアランスが第二オリフィスと同じ役目を
果たす。
【0010】請求項3記載の発明のように、ピストン内
の長手方向の両側に、シリンダチューブ内に連通する通
路をそれぞれ設け、ピストンの周面の両側に各通路に連
通する第一オリフィスをそれぞれ設け、ピストン内の中
央部に一対の通路を連通する第二オリフィスを設け、ピ
ストンが停止した際には、一対の第一オリフィスの一方
が開口し、他方がシリンダチューブで閉鎖されているも
のであっても良い。
【0011】これは、従レバーが回り始めると同時に、
開口状態となっている一方の第一オリフィスから各通路
および第二オリフィスを経てシリンダチューブ内に流体
が出入りし、ピストンが移動するようになる。その後、
従レバーの回転に伴ってピストンが移動することによ
り、閉鎖されていた他方の第一オリフィスが開いてい
き、そのうちに、一対の第一オリフィスが共に開口した
状態となって、従レバーは所望の回転速度となる。従レ
バーがストッパーに衝突する直前には、一方の第一オリ
フィスが閉鎖され、他方の第一オリフィスのみが開口し
た状態となる。
【0012】請求項3記載の発明では、ピストンの中央
部に第二オリフィスを設けてあるが、請求項4記載の発
明のように、第二オリフィスに代えて、各シリンダチュ
ーブの内面とピストンの外面との間にクリアランスを設
けても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一例を図面に基づいて
以下に説明する。本発明は図1〜図3に示すように部品
として、直立するプレート1と、プレート1の上部から
前方に突出する枢軸2と、枢軸2に一端部(上端部)を
連結し且つ枢軸2を通る垂線を中心に左右に揺動する主
レバー3と、主レバー3の側方(右側)に枢軸2と平行
に設けた入力軸4と、入力軸4に基部を固着したクラン
ク5と、クランク5の先部と主レバー3の中間部にピン
で連結した連杆6と、枢軸2の真下で且つ主レバー3の
中間部の高さ位置においてプレート1を貫通する状態で
回転自在に支持される出力軸7と、出力軸7の前端部に
その中間部を固着し且つ基準線を中心に左右に揺動する
従レバー8と、プレート1の中間部において出力軸7の
上側位置の左右両側から枢軸2と平行に突設し且つ従レ
バー8の揺動範囲を制限する一対のブロック状ストッパ
ー9と、主レバー3の他端部(下端部)と従レバー8の
一端部(上端部)との間に架設し且つ従レバー8を一方
のストッパー9に押し付けた状態を保持する引張りバネ
10と、プレート1の裏面側に固着され且つ従レバー8
の他端部(下端部)に連結されたシリンダ11と、を備
えている。なお、符号Pは、引張りバネを架設するポス
トである。
【0014】シリンダ11は、従レバー8の回転速度を
所望の速度に落とす為のもので、図4に示すように、一
対のシリンダチューブ12,12を、寝かせた状態で左
右に間隔を開けて横一直線にプレート1に固定し、左側
のシリンダチューブ12の左側開口端、および右側のシ
リンダチューブ12の右側開口端を、ヘッドカバー13
でそれぞれ覆い、両シリンダチューブ12,12の対向
する端部を開口して設け、両シリンダチューブ12,1
2間に、ピストン14を左右に往復動可能に設けてあ
る。
【0015】従レバー8とシリンダ11の連結は、図
1、図2、図4に示すように、プレート1に抜孔15
を、従レバー8の他端部が揺動する範囲箇所に円弧状に
設け、ピストン14の長手方向の中間部に、支持ブロッ
ク16を挟持する状態で固定し、支持ブロック16の前
面に穴17を設け、従レバー8の他端部から後方に突出
したピン18の先部を抜孔15を経て穴17に挿入して
ある。
【0016】従レバー8の回転速度を所望の速度に落と
す為に、ピストン14にむくの棒状体を用い、左側のシ
リンダチューブ12の左端部、および右側のシリンダチ
ューブ12の右端部に、第一オリフィス19をそれぞれ
設け、各ヘッドカバー13に第二オリフィス20を設け
てある。一対の第一オリフィス19,19は、ピストン
14のストロークの両端より少し中央よりの位置に、そ
れぞれ設けてあり、両第一オリフィス19,19の間隔
はピストン14の長さより長く、ピストン14が停止し
た際には一方がピストン14によって閉鎖されるように
なっている。なお、プレート1には、各第一オリフィス
19に対応する箇所に、貫通孔Hを設けて、第一オリフ
ィス19を外部に連通してあるが、シリンダチューブ1
2の周面のうち、プレート1に固定してない面に、第一
オリフィス19を形成すれば、貫通孔Hは不要となる。
【0017】また、本発明の第二例を図5に示してあ
る。これは、第二オリフィス20が無いことにおいて第
一例と異なっているが、各シリンダチューブ12の内面
とピストン14の外面との間にクリアランス21を設
け、このクリアランス21が第二オリフィス20の代わ
りを果たすものである。なお、図面でのクリアランス2
1は、明示する為に、実際よりもかなり大きくしてあ
る。
【0018】本発明の第三例は、図6に示すように、第
一オリフィス19および第二オリフィス20の設け方が
第一例と異なる。つまり、ピストン14の左右両端面の
中央部に、穴状通路22を長手方向の中央部に向かって
それぞれ設け、ピストン14の長手方向の中央部に第二
オリフィス20を、一対の通路22,22を連通する状
態で、しかも、通路22より小さい径に設け、ピストン
14の左右両側の周面に、各通路22に連通する第一オ
リフィス19をそれぞれ設けたことを特徴とする。な
お、一対の第一オリフィス19,19の間隔は両シリン
ダチューブ12,12の間隔より短く、ピストン14が
停止した際には、一方の第一オリフィス19はシリンダ
チューブ12の開口端の近傍位置で閉鎖されている。
【0019】本発明の第四例は、図7に示すように、第
二オリフィス20が無いことにおいて第三例と異なって
いるが、各シリンダチューブ12の内面とピストン14
の外面とのクリアランス21が、第二オリフィス20の
代わりを果たすものである。
【0020】上記した本発明の作動原理を第一例に基づ
いて説明する。図1に示すように、左側のストッパー9
を押圧している従レバー8が左肩上がりに傾倒し、且
つ、主レバー3が左斜め下方に垂下した状態で、入力軸
4を180度回転させると、クランク5が回転し、主レ
バー3が図8(イ)〜(ホ)に示すように、時計とは反
対回りに所定角度回転して右斜め下方に垂下し、従レバ
ー8が左肩上がりに傾倒した状態となり、それに伴って
出力軸7が所定角度回転し、切換開閉器の切換動作が行
われる。図8(イ)(ロ)の場合、引張りバネ10の力
によって従レバー8には常に時計回りとは反対方向への
回転力が与えられ、従レバー8は左側のストッパー9に
押し付けられて左肩上がりに傾倒する状態を保持する。
図8(ハ)の場合、従レバー8と引張りバネ10が平行
になると、従レバー8には回転力がまったく生じない。
主レバー3が図8(ハ)に示す状態から、さらに、時計
とは反対回りに回転すると、従レバー8には時計回りの
回転力が与えられ、図8(ニ)に示すように、従レバー
8はピストン14を動かしつつ回転する。その後、図8
(ホ)に示すように、従レバー8は右側のストッパー9
に押し付けられて右肩上がりに傾倒する状態を保持す
る。なお、主レバー3を右斜め下方に垂下する状態から
時計回りに動かすと、上記した原理によって、従レバー
8が左肩上がりに傾倒する状態となり、切換開閉器の切
換動作が行われる。
【0021】シリンダ11は、従レバー8が左側のスト
ッパー9に押し付けられた状態の場合、図4(イ)に示
すように、ピストン14が右側に配置され、二つの第二
オリフィス20,20と、左側の第一オリフィス19と
が開口し、右側の第一オリフィス19がピストン14で
閉鎖された状態となっている。従レバー8が回転し始め
ると、ピストン14が左側に移動し、移動距離がある程
度に達した後、右側の第一オリフィス19は徐々に開口
していき、そのうちに、図4(ロ)に示すように、第一
オリフィス19、第二オリフィス20の全てが開口した
状態となる。従レバー8がさらに回転すると、左側のオ
リフィス19はピストン14で徐々に閉鎖されていき、
そのうちに完全に閉鎖され、完全に閉鎖された状態から
ピストン14がさらに左側に移動した後に、従レバー8
が右側のストッパー9に衝突して停止する。
【0022】なお、本発明は絶縁油中に漬積されるもの
で、第一オリフィス19、第二オリフィス20、および
クリアランス21を絶縁油が通過するようになってい
る。また、第一、第三例は、シリンダチューブ12の内
面に沿ってピストン14が摺動するもの、つまり、クリ
アランス21が殆ど無いものであり、それに比べて第
二、第四例はクリアランス21の部分に油が満たされる
ので、ピストン14とシリンダチューブ12の摩耗がな
くなり、製品の性能を長期間に亘って維持することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上記した構造を
しているので、一対の第一オリフィスと一対の第二オリ
フィスが開口した状態となった時には、従レバーを所望
の速度で回転でき、従レバーがストッパーに衝突する直
前に、他方の第一オリフィスが閉鎖され、従レバーの回
転速度を極端に遅くできるようになり、その結果、スト
ッパーにぶつかる衝撃を非常に小さくできる。従って、
従来のようにストッパーに衝撃吸収機能を設ける必要が
なくなり、オリフィスの穴開けだけでよいので、従来よ
りも部品点数の少ない単純な構造となり、安価に製作で
きる。
【0024】請求項2記載の発明は、一対の第二オリフ
ィスの代わりを、各シリンダチューブの内面とピストン
の外面との間に設けたクリアランスが果たすので、請求
項1記載の発明と同じ効果が得られる。
【0025】請求項3記載の発明は、流体が第一オリフ
ィスから各通路および第二オリフィスを経て各シリンダ
チューブ内に出入りすることにおいて、請求項1記載の
発明と異なっているが、従レバーの動きは同じであるの
で、請求項1記載の発明と同じ効果が得られる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の第二オリフィスの代わりを、各シリンダチューブの
内面とピストンの外面との間に設けたクリアランスが果
たすので、請求項1記載の発明と同じ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負荷時タップ切換器の真空バルブ式切
換開閉器の蓄勢機構の第一例を示す正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】本発明の第1例を示す一部切欠側面図である。
【図4】(イ)(ロ)(ハ)(イ)図は、図1のA−A
線断面図で、ピストンが右側のシリンダチューブ内に収
まって停止した状態を示している。(ロ)図は、従レバ
ーの回転に伴ってピストンが動いている状態を示す断面
図である。(ハ)図は、ピストンが左側のシリンダチュ
ーブ内に収まって停止した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第二例を示す断面図である。
【図6】本発明の第三例を示す断面図である。
【図7】本発明の第四例を示す断面図である。
【図8】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)本発明の第一
例の作動順序を示す図面である。
【図9】従来の負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換
開閉器の蓄勢機構の一例を示す正面図である。
【図10】図9のB−B線断面図である。
【図11】従来の負荷時タップ切換器の真空バルブ式切
換開閉器の蓄勢機構の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 主レバー 8 従レバー 9 ストッパー 10 引張りバネ 11 シリンダ 12 シリンダチューブ 13 ヘッドカバー 14 ピストン 19 第一オリフィス 20 第二オリフィス 21 クリアランス 22 通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を中心として揺動する主レバー
    (3)の他端部と、中間部を中心として揺動する従レバ
    ー(8)の一端部とを引張りバネ(10)で連結すると
    共に、従レバー(8)の他端部にシリンダ(11)のピ
    ストン(14)を連結し、従レバー(8)の揺動角度を
    一対のストッパー(9,9)によって規制してあり、主
    レバー(3)を揺動させる間の一時期に、従レバー
    (8)を引張りバネ(10)の力によって急速に回転さ
    せ、従レバー(8)の回転速度をシリンダ(11)で制
    御する負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の
    蓄勢機構において、 シリンダ(11)は、対向する一対のシリンダチューブ
    (12,12)間に、ピストン(14)を往復動可能に
    設け、各シリンダチューブ(12)のヘッドカバー(1
    3)側に第一オリフィス(19)を設け、各ヘッドカバ
    ー(13)に第二オリフィス(20)を設け、ピストン
    (14)が停止した際には、一対の第一オリフィス(1
    9,19)の一方が開口し、他方がピストン(14)で
    閉鎖されていることを特徴とする負荷時タップ切換器の
    真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構。
  2. 【請求項2】 一対の第二オリフィス(20,20)に
    代えて、各シリンダチューブ(12)の内面とピストン
    (14)の外面との間にクリアランス(21)を設けて
    あることを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換
    器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構。
  3. 【請求項3】 一端部を中心として揺動する主レバー
    (3)の他端部と、中間部を中心として揺動する従レバ
    ー(8)の一端部とを引張りバネ(10)で連結すると
    共に、従レバー(8)の他端部にシリンダ(11)のピ
    ストン(14)を連結し、従レバー(8)の揺動角度を
    一対のストッパー(9,9)によって規制してあり、主
    レバー(3)を揺動させる間の一時期に、従レバー
    (8)を引張りバネ(10)の力によって急速に回転さ
    せ、従レバー(8)の回転速度をシリンダ(11)で制
    御する負荷時タップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の
    蓄勢機構において、 シリンダ(11)は、対向する一対のシリンダチューブ
    (12,12)間に、ピストン(14)を往復動可能に
    設け、ピストン(14)内の長手方向の両側に、シリン
    ダチューブ(12)内に連通する通路(22)をそれぞ
    れ設け、ピストン(14)の周面の両側に各通路(2
    2)に連通する第一オリフィス(19)をそれぞれ設
    け、ピストン(14)内の中央部に一対の通路(22,
    22)を連通する第二オリフィス(20)を設け、ピス
    トン(14)が停止した際には、一対の第一オリフィス
    (19,19)の一方が開口し、他方がシリンダチュー
    ブ(12)で閉鎖されていることを特徴とする負荷時タ
    ップ切換器の真空バルブ式切換開閉器の蓄勢機構。
  4. 【請求項4】 第二オリフィス(20)に代えて、各シ
    リンダチューブ(12)の内面とピストン(14)の外
    面との間にクリアランス(21)を設けてあることを特
    徴とする請求項3記載の負荷時タップ切換器の真空バル
    ブ式切換開閉器の蓄勢機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007095775A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Daihen Corp 負荷時タップ切換装置用切換開閉器
JP2010135445A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 負荷時タップ切換器

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