JP2000057290A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

Info

Publication number
JP2000057290A
JP2000057290A JP22680598A JP22680598A JP2000057290A JP 2000057290 A JP2000057290 A JP 2000057290A JP 22680598 A JP22680598 A JP 22680598A JP 22680598 A JP22680598 A JP 22680598A JP 2000057290 A JP2000057290 A JP 2000057290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
antenna pattern
substrate
label
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22680598A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ozeki
実 大関
Tatsuo Hakuta
達夫 伯田
Masayoshi Iida
真義 飯田
Seiichi Miyai
清一 宮井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22680598A priority Critical patent/JP2000057290A/ja
Publication of JP2000057290A publication Critical patent/JP2000057290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ回路を二つに分離することによりカ
ードの小型化を可能とした非接触ICカードを提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る非接触ICカードは、外装
ラベルAと、該ラベルAの表面に実装されたIC11
と、該ラベルAの表面に形成され、該IC11に電気的
に接続されたアンテナパターン13aと、該ラベルAに
対向して配置された外装ラベルBと、該ラベルBにおけ
る該ラベルAに対向する面に形成されたアンテナパター
ン13bと、該ラベルAと該ラベルBとの間に配置さ
れ、該アンテナパターン13aと該アンテナパターン1
3bとを電気的に接続するための接続素子17,18
と、を具備するものである。このようにアンテナ回路を
二つに分離することによりカードの小型化が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
に関するものである。特には、アンテナ回路を二つに分
離することによりカードの小型化を可能とした非接触I
Cカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の非接触ICカードを模式
的に示す平面図である。図4は、図3に示す4−4線に
沿った断面図である。
【0003】図3に示すように、従来の非接触ICカー
ドは、IC101及びそれに接続されたアンテナパター
ン(アンテナ回路)103a等から構成されている。I
C101及びアンテナパターン103aは基板105に
実装されている。
【0004】図4に示すように、基板105の上面には
IC101及び4ターンの渦巻状のアンテナパターン1
03aが実装されており、基板105の下面にはブリッ
ジパターン103bが形成されている。IC101には
アンテナパターン103aの一端が電気的に接続されて
いる。アンテナパターン103aの他端は、基板105
に設けられたスルーホール107を介してブリッジパタ
ーン103bの一端に電気的に接続されている。ブリッ
ジパターン103bの他端は、基板105に設けられた
スルーホール108及びアンテナパターンを介してIC
101に電気的に接続されている。
【0005】上記IC101、アンテナパターン103
a,103b及び基板105は樹脂109により封止さ
れている。樹脂109の上部及び下部には外装ラベル1
11が貼り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非接触IC
カードのアンテナパターンは通常数ターン必要であり、
上記従来の非接触ICカードでは、基板105の上面に
4ターンのアンテナパターン103aを形成している。
このようにアンテナパターン103aが占める面積は非
接触ICカードの大きさを決定する大きな要素となって
いる。一方、非接触ICカードの小型化という要望があ
る。しかし、アンテナパターンを形成するために必要な
面積が大きいので、ICカードを小さくすることが困難
であった。
【0007】また、基板105の上面のみを用いてアン
テナパターン103aを形成すると、アンテナパターン
103aを交差するブリッジ部が必要となる。このブリ
ッジ部はIC101とアンテナパターン103aとを電
気的に接続するためのものである。ブリッジ部としては
次の二つの手法が考えられる。一つ目は、前述したよう
に基板105の下面にブリッジパターン103bを形成
し、そのパターン103bをスルーホール107,10
8を介してアンテナパターン103aに接続するもので
ある。そして二つ目は、基板の上面にブリッジテープを
用いてアンテナパターンに接続する方法である。このよ
うなブリッジ部を用いると、非接触ICカードの製造工
程が複雑になるという欠点がある。また、前述したよう
にスルーホール107,108を用いる場合は薄型化が
困難である。
【0008】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、アンテナ回路を二つに分
離することによりカードの小型化を可能とした非接触I
Cカードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る非接触ICカードは、第1の基板と、
該第1の基板の表面に実装されたICと、該第1の基板
の表面に形成され、該ICに電気的に接続された第1の
アンテナパターンと、該第1の基板に対向して配置され
た第2の基板と、該第2の基板における該第1の基板に
対向する面に形成された第2のアンテナパターンと、該
第1の基板と該第2の基板との間に配置され、該第1の
アンテナパターンと該第2のアンテナパターンとを電気
的に接続するための接続手段と、を具備することを特徴
とする。
【0010】上記非接触ICカードでは、第1の基板に
第1のアンテナパターンを形成し、第2の基板に第2の
アンテナパターンを形成することにより、2枚の基板に
アンテナパターンを分離して形成し、第1のアンテナパ
ターンと第2のアンテナパターンとを接続手段を用いて
接続する。これにより、アンテナ回路を構成する部分の
面積を小さくすることができ、その結果、非接触ICカ
ードの小型化が可能となる。
【0011】また、上記第1及び第2の基板それぞれが
外装ラベルであることが好ましい。また、上記接続手段
が、銅箔又はアルミ箔であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1(A)は、本発明の
実施の形態による非接触ICカードにおける外装ラベル
Aを示す平面図であり、図1(B)は、本発明の実施の
形態による非接触ICカードにおける外装ラベルBを示
す平面図である。図2は、本発明の実施の形態による非
接触ICカードを示す断面図である。
【0013】図1(A)に示すように、平面形状が方形
で板状の外装ラベルAの上にはIC11、接続素子1
7,18及び2ターンの渦巻状のアンテナパターン(ア
ンテナ回路)13a等が実装されている。IC11には
アンテナパターン13aの一端が電気的に接続されてい
る。アンテナパターン13aの他端には接続素子17が
電気的に接続されている。また、IC11にはパターン
13cの一端が電気的に接続されており、パターン13
cの他端には接続素子18が電気的に接続されている。
なお、接続素子17,18としては、所定の厚みの銅箔
又はアルミ箔等を導電性接着剤によって外装ラベルAに
貼りつけたものでも良く、その他の方法でバンプを形成
したものでも良い。
【0014】図1(B)に示すように、平面形状が方形
で板状の外装ラベルBの上には2ターンの渦巻状のアン
テナパターン(アンテナ回路)13bが形成されてい
る。なお、外装ラベルA,Bの材質は、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)、塩ビ、ポリイミド又はABS
である。
【0015】次に、図1(A),(B)に示す外装ラベ
ルA,Bを用いて非接触ICカードを作成する方法につ
いて図2を参照しつつ説明する。
【0016】図1(A),(B)に示す外装ラベルA,
Bを準備し、図2に示すホットメルトシート21を準備
する。このホットメルトシート21は、あらかじめIC
11と接続素子17,18の部分を切り抜いておくこと
が望ましい。こうすると、平坦度の良い非接触ICカー
ドを作成することができる。なお、ホットメルトシート
21の材質は、PET、エポキシ樹脂である。
【0017】次に、図2に示すように、外装ラベルAの
アンテナパターン13aを形成した面上にホットメルト
シート21を載置し、このホットメルトシート21の上
に外装ラベルBをアンテナパターン13bを形成した面
を下向きに載置する。このように外装ラベルAと外装ラ
ベルBの間にホットメルトシート21を挟み込み、その
後、外装ラベルAと外装ラベルB及びホットメルトシー
ト21を130℃に加熱すると共に10〜20kg/c
2 で加圧する。これにより、外装ラベルAと外装ラベ
ルBとはホットメルトシート21によって接着され、ア
ンテナパターン13bの一端は接続素子17に接続さ
れ、アンテナパターン13bの他端は接続素子18に接
続される。そして、4ターンのアンテナパターンを備え
た非接触ICカードが作成される。
【0018】上記実施の形態によれば、従来の非接触I
Cカードで基板上に形成していた4ターンのアンテナ回
路を、2枚の外装ラベルA,Bに2ターンずつ分離し、
アンテナ回路13aとアンテナ回路13bとを接続素子
17,18を用いて接続する。これにより、アンテナ回
路を構成する部分の面積を小さくすることができ、その
結果、非接触ICカードの小型化が可能となる。
【0019】また、上記非接触ICカードでは、従来の
非接触ICカードのようにアンテナパターンとICを接
続するためのブリッジ部が不要となり、スルーホール接
続やブリッジテープ接続が不要となる。このため、IC
カードの構成が簡単になり、薄型化が可能となる。
【0020】尚、上記実施の形態では、外装ラベルA及
び外装ラベルBそれぞれの上に2ターンのアンテナパタ
ーン13a,13bを形成しているが、外装ラベルA,
Bへのターン数の割り振りは適宜変更可能である。
【0021】また、外装ラベルA,Bを用いて非接触I
Cカードを作成する方法として熱圧着法を採用している
が、これに限られず、他の方法を採用することも可能で
あり、例えば、ラミネート法を用いることも可能であ
る。このラミネート法とは、外装ラベルAと外装ラベル
Bとの間にホットメルトシートを挟みこみ、その後、加
熱され所定の間隔で回転している2本の金属製又はゴム
製ローラの間にこれらを通すことにより、外装ラベル
A、Bをホットメルトシートによって接着する方法であ
る。
【0022】また、上記実施の形態では、本発明を非接
触ICカードに適用しているが、本発明を非接触ICタ
グに適用することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の基板に第1のアンテナパターンを形成し、第2の基
板に第2のアンテナパターンを形成する。したがって、
アンテナ回路を二つに分離することによりカードの小型
化を可能とした非接触ICカードを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の実施の形態による非接
触ICカードにおける外装ラベルAを示す平面図であ
り、図1(B)は、本発明の実施の形態による非接触I
Cカードにおける外装ラベルBを示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態による非接触ICカードを
示す断面図である。
【図3】従来の非接触ICカードを模式的に示す平面図
である。
【図4】図3に示す4−4線に沿った断面図である。
【符号の説明】
11…IC、13a,13b…アンテナパターン(アン
テナ回路)、13c…パターン、17,18…接続素
子、21…ホットメルトシート、101…IC、103
a…アンテナパターン(アンテナ回路)、103b…ブ
リッジパターン、105…基板、107,108…スル
ーホール、109…樹脂、111…外装ラベル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮井 清一 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA16 NA09 PA18 PA27 TA22 5B035 AA00 BB09 CA08 CA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と、 該第1の基板の表面に実装されたICと、 該第1の基板の表面に形成され、該ICに電気的に接続
    された第1のアンテナパターンと、 該第1の基板に対向して配置された第2の基板と、 該第2の基板における該第1の基板に対向する面に形成
    された第2のアンテナパターンと、 該第1の基板と該第2の基板との間に配置され、該第1
    のアンテナパターンと該第2のアンテナパターンとを電
    気的に接続するための接続手段と、 を具備することを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の基板それぞれが外装
    ラベルであることを特徴とする請求項1記載の非接触I
    Cカード。
  3. 【請求項3】 上記接続手段が、銅箔又はアルミ箔であ
    ることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカード。
JP22680598A 1998-08-11 1998-08-11 非接触icカード Pending JP2000057290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22680598A JP2000057290A (ja) 1998-08-11 1998-08-11 非接触icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22680598A JP2000057290A (ja) 1998-08-11 1998-08-11 非接触icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000057290A true JP2000057290A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16850892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22680598A Pending JP2000057290A (ja) 1998-08-11 1998-08-11 非接触icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000057290A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317862A (ja) * 2000-02-28 2001-11-16 Dainippon Printing Co Ltd 食品の自動冷蔵システムと冷蔵庫
JP2002123805A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icタグ付きラベル
JP7407044B2 (ja) 2020-03-25 2023-12-28 Toppanエッジ株式会社 亀裂検知ラベルセット
JP7407043B2 (ja) 2019-08-29 2023-12-28 Toppanエッジ株式会社 亀裂検知ラベルセット
JP7442360B2 (ja) 2020-03-25 2024-03-04 Toppanエッジ株式会社 検知部材セット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317862A (ja) * 2000-02-28 2001-11-16 Dainippon Printing Co Ltd 食品の自動冷蔵システムと冷蔵庫
JP2002123805A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icタグ付きラベル
JP7407043B2 (ja) 2019-08-29 2023-12-28 Toppanエッジ株式会社 亀裂検知ラベルセット
JP7407044B2 (ja) 2020-03-25 2023-12-28 Toppanエッジ株式会社 亀裂検知ラベルセット
JP7442360B2 (ja) 2020-03-25 2024-03-04 Toppanエッジ株式会社 検知部材セット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010072939A (ko) Ic 카드
JP2001256455A (ja) 情報記録タグ
JP2005129019A (ja) Icカード
JPH08287208A (ja) 非接触式icカード及びその製造方法
KR20030025287A (ko) 섬유질 재료로된 안테나 지지물 및 칩 지지물을 갖춘비접촉 칩카드
JPH08310172A (ja) 半導体装置
JP2000182017A (ja) 接触型非接触型共用icカードおよびその製造方法
JPH03112688A (ja) Icカード
JP4518024B2 (ja) 電子装置
JP2000235635A (ja) コンデンサ内蔵非接触型icカードとその製造方法
JP2000057290A (ja) 非接触icカード
JP2000207519A (ja) 接触型非接触型共用icカ―ドの製造方法
JPH11175676A (ja) 非接触式icカード
JP2000207518A (ja) 接触型非接触型共用icカ―ドとその製造方法
JP2785846B2 (ja) プリント基板回路
JPH11134458A (ja) Icカード
JP2000163551A (ja) カード用基板およびその製造方法
JPH1159036A (ja) 非接触icカード及びその製造方法
JP2009205338A (ja) デュアルインターフェースicカードの製造方法、およびデュアルインターフェースicカード
JP2018124902A (ja) デュアルインターフェースカード用アンテナおよびデュアルインターフェースカード
JP2000151061A (ja) 電子回路用基板、電子回路およびその製造方法
JP4518921B2 (ja) Icカード及びその製造方法
JP6917832B2 (ja) カード
JP3764213B2 (ja) Icカード及びその製造方法
JP3827014B2 (ja) 電磁波読み取り可能なデータキャリア