JP2000056928A - 赤外線遮断方式タッチパネル - Google Patents

赤外線遮断方式タッチパネル

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JP2000056928A
JP2000056928A JP22031998A JP22031998A JP2000056928A JP 2000056928 A JP2000056928 A JP 2000056928A JP 22031998 A JP22031998 A JP 22031998A JP 22031998 A JP22031998 A JP 22031998A JP 2000056928 A JP2000056928 A JP 2000056928A
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Japan
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printed wiring
touch panel
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light emitting
spacer
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JP22031998A
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Masashi Nakajima
雅司 中島
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板の幅を十分に確保すると共に
タッチパネルの厚さを小さくし、タッチ入力に際しての
視差低減を実現したタッチパネルを提供すること。 【解決手段】 CRTディスプレイ12のブラウン管1
3を構成するフェース面22の上下左右の辺部に板面が
前記フェース面に平行となるように配置され、全体とし
て枠状に結合された4枚の長方形のプリント配線板24
−1、24−2、25−1、25−2が取り付けられて
いる。これら枠状に組み立てられた4枚のプリント配線
板のうち、上下の辺部に配置されたプリント配線板24
−1、24−2には、スペーサー26を介して発光素子
16配列あるいは受光素子17配列が実装されている。
スペーサー26のフェース面22方向の高さはブラウン
管フェース面22の中央から周辺に向かって徐々に増加
し、それらの上に設けられる発光素子16あるいは受光
素子17とブラウン管のフェース面22との間隔がほぼ
均一になるように調整されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネル、特
に赤外線遮断方式のタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線遮断方式のタッチパネル
は、CRTディスプレイを構成するブラウン管の周囲に
赤外線ビームを発光する発光素子、これを受光する受光
素子を配列して、ブラウン管面上を縦横に横切る赤外線
ビームのマトリクスを形成している。そしてブラウン管
面上に表示された画面の特定の一を指等によりタッチし
て、マトリクス状に配列された赤外線ビームを遮断する
ことにより、その座標一を入力するものである。
【0003】このようなタッチパネルにおいては、ブラ
ウン管の曲面とマトリクス状に配列される赤外線ビーム
との位置関係によって生ずる視差を低減するために、発
光素子および受光素子をブラウン管の曲面に沿って配置
している。
【0004】図4および図5は、このような従来のタッ
チパネルの構造を概略的に示す斜視図および要部上面図
である。図4において、タッチパネル11はCRTディ
スプレイ12のブラウン管13の周囲を取り囲むように
枠状に組み立てられた4枚のプリント配線板14−1、
14−2、15−1、15−2から構成されている。こ
れら枠状に組み立てられた4枚のプリント配線板のうち
上下のプリント配線板14−1、14−2のブラウン管
に近い側の辺はブラウン管のフェース曲面に沿った曲線
状にカットされている。そして上側のプリント配線板1
4−1の下面には曲線状のカット辺に沿って複数個の赤
外線ビーム発光素子16が配列実装されている。また、
下側のプリント配線板14−2の上面にはブラウン管1
3のフェース曲面に沿ったカット辺に沿って複数個の赤
外線ビーム受光素子17が配列実装されている。
【0005】次に、左右のプリント配線板15−1、1
5−2は長方形にカットされており、左側のプリント配
線板15−1の内側には複数個の赤外線ビーム発光素子
16が直線状に配列実装されている。そして右側のプリ
ント配線板15−2の内側には複数個の赤外線ビーム4
受光素子17が直線状に配列実装されている。
【0006】なお、図5は上下のプリント配線板14−
1、14−2とブラウン管13のフェース曲面との関係
を示す要部拡大図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタッチ
パネルの厚さ、すなわち、ブラウン管13のフェース面
に垂直方向の長さは、図5のBで示すように、プリント
配線板14−1、14−2、15−1、15−2の幅に
よって決められていた。ところでこれらのプリント配線
板の幅Bは前記した視差の低減を目的とする曲線状のカ
ットの形成、機械的強度の確保、あるいは配線エリアの
確保等のために、ある程度の幅が必要である。しかし、
この厚さが大きいと、タッチパネル11の開口部から赤
外線ビームまでの距離が大きくなり、その結果、タッチ
入力時のストロークが大きくなって、操作性を悪化させ
る原因となっていた。
【0008】さらに、プリント配線板14−1、14−
2についてはブラウン管13のフェース曲面に合わせて
曲線カットのような特殊加工を行う必要があり、プリン
ト配線板の板取りの点からも経済的に不利になるという
問題が生じていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、プリント配線板
の幅を十分に確保するとともにタッチパネルの厚さを小
さくし、タッチ入力に際しての視差低減を実現し、か
つ、加工上有利なタッチパネルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線遮断方式
のタッチパネルは、ブラウン管を構成するフェース面の
上下左右の周辺部に板面が前記フェース面に平行となる
ように配置され、全体として枠状に結合された4枚の長
方形のプリント配線板と、これらのプリント配線板のう
ち、前記ブラウン管フェース面の上下の辺部に配置され
たプリント配線板のいずれか一方の板面上にスペーサー
を介して実装された発光素子配列と、前記ブラウン管フ
ェース面の上下の辺部に配置されたプリント配線板の他
方の板面上にスペーサーを介して実装された受光素子
と、前記ブラウン管フェース面の左右の辺部に配置され
たプリント配線板のいずれか一方の板面上に実装された
発光素子配列と、前記ブラウン管フェース面の左右の辺
部に配置されたプリント配線板の他方の板面上に実装さ
れた受光素子とを備え、前記スペーサーはその高さが前
記ブラウン管を構成するフェース面の曲面に合わせて変
化するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】また、本発明の赤外線遮断方式のタッチパ
ネルにおいては、前記スペーサーは前記発光素子または
受光素子毎に独立して設けられることを特徴とするもの
である。
【0012】さらに、本発明の赤外線遮断方式のタッチ
パネルにおいては、前記スペーサーは前記発光素子配列
または受光素子配列に対して一体に形成され、その高さ
は前記ブラウン管フェース面の曲面に沿った曲面に形成
されていることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図3に基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の赤外線遮断方式タッチパ
ネルの一実施形態を示した斜視図、図2は図1の矢示C
方向から見た、要部拡大図である。なお、図1および図
3において、図4および図5と同一構成部には同一符号
を付して詳細な説明は省略し、以下では相違する部分に
ついて主として説明する。
【0015】まづ、図1において、赤外線遮断方式タッ
チパネル21は、CRTディスプレイ12のブラウン管
13を構成するフェース面22の上下左右の辺部に板面
が前記フェース面に平行となるように配置され、全体と
して枠状に結合された4枚の長方形のプリント配線板2
4−1、24−2、25−1、25−2から構成されて
いる。これら枠状に組み立てられた4枚のプリント配線
板のうち、上辺部に配置されたプリント配線板24−1
の、フェース面22側の板面上には図2に示されるよう
に、スペーサー26を介して発光素子16配列が実装さ
れている。スペーサー26は発光素子16毎に独立した
樹脂材料により構成され、プリント配線板24−1上に
接着されている。これらのスペーサー26のフェース面
22方向の高さはブラウン管フェース面22の中央から
周辺に向かって徐々に増加し、それらの上に設けられる
発光素子16とブラウン管のフェース面22との間隔が
ほぼ均一になるように調整されている。また、発光素子
16配列はその赤外線ビームをブラウン管のフェース面
22に沿って下側のプリント配線板24−2方向に放射
するようにスペーサー26上に設置されている。
【0016】次に、上記下側のプリント配線板24−2
の、ブラウン管フェース面22側の板面上には図2に示
されるように、同様なスペーサー26を介して受光素子
17配列が実装されている。受光素子17配列は発光素
子16配列から放射される赤外線ビームを受光するよう
にスペーサー26上に設置されている。
【0017】ブラウン管フェース面22の左辺に配置さ
れたプリント配線板25−1の、ブラウン管フェース面
22側の板面上には図1に示されるように、発光素子1
6配列が実装されている。またブラウン管フェース面2
2の右辺に配置されたプリント配線板の他方25−2
の、ブラウン管フェース面22側の板面上には受光素子
17配列(図示せず)が実装されている。これらの発光
素子16配列はプリント配線板25−1の板面上でほぼ
同じ高さに設置されており、それぞれ赤外線ビームをブ
ラウン管のフェース面22に沿って右側のプリント配線
板25−2方向に放射する。受光素子17配列もプリン
ト配線板25−2の板面上でほぼ同じ高さに設置されて
おり、それぞれ発光素子16配列からの赤外線ビームを
受光する。図3は本発明のタッチパネルの他の実施形態
を示す要部上面図である。この実施形態においてはスペ
ーサ27は発光素子16あるいは受光素子17毎に独立
ではなく、各素子配列に共通の一体的なストライプ状の
樹脂板により構成されている。このスペーサ27の厚さ
はブラウン管フェース面22の中央から周辺に向かって
徐々に増加し、それらの上に設けられる発光素子16あ
るいは受光素子17とブラウン管のフェース面22との
間隔がほぼ均一になるように調整されている。この一体
化されたスペーサー27を使用すれば、図2に示した実
施形態のように、スペーサー26の高さを1個づつ調整
する必要がなくなり、タッチパネルの加工工数が大幅に
削減されことになる。
【0018】以上説明したように、上記の実施形態のタ
ッチパネル21は、全体として平面枠状に結合された4
枚の長方形のプリント配線板24−1、24−2、25
−1、25−2により構成されているため、従来のタッ
チパネルのように、プリント配線板をブラウン管フェー
ス面22の曲面に合わせて、曲線カット等の特殊加工を
行う必要がない。さらに、プリント配線板24−1、2
4−2、25−1、25−2はブラウン管フェース面2
2の中心で接する平面に平行に取り付けられるため、各
プリント配線板24−1、24−2、25−1、25−
2の幅を十分確保してもタッチパネル自体のブラウン管
フェース面22方向の厚さには影響しない。また、この
結果、タッチストロークも小さくなり、結果的に視差の
低減をも図ることが出来る。
【0019】また、一体化されたスペーサー27を使用
すれことにより、図2に示した実施形態の様に、スペー
サー26を1個づつ調整する必要がなくなり、それだけ
タッチパネルの加工工数が大幅に削減されことになる。
【0020】
【発明の効果】上記した本発明によれば、本発明のタッ
チパネルは全体として平面枠状に結合された4枚の長方
形のプリント配線板により構成されているため、プリン
ト配線板の幅に関係なくタッチパネルの厚さを薄くで
き、プリント配線板をブラウン管フェース面の曲面に合
わせて曲線カットする等の特殊加工を行う必要がない。
【0021】また、本発明によれば、タッチパネル自体
の厚さを薄くできるため、タッチストロークも小さくな
り、結果的に視差の低減をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線遮断方式のタッチパネルの一実
施形態を示した斜視図である。
【図2】図1の矢示C方向から見た要部拡大図である。
【図3】本発明の赤外線遮断方式タッチパネルの他の実
施形態を示す要部拡大図である。
【図4】従来の赤外線遮断方式のタッチパネルの概略構
成を示す斜視図である。
【図5】図4の矢示A方向から見た要部拡大図である。
【符号の説明】
12 CRTディスプレイ 13 ブラウン管 16 発光素子 17 受光素子 21 タッチパネル 22 ブラウン管のフェース面 24−1、24−4 上下のプリント配線板 25−1、25−2 左右のプリント配線板 26 スペーサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウン管を構成するフェース面の上下
    左右の周辺部に板面が前記フェース面に平行となるよう
    に配置され、全体として枠状に結合された4枚の長方形
    のプリント配線板と、これらのプリント配線板のうち、
    前記ブラウン管フェース面の上下の辺部に配置されたプ
    リント配線板のいずれか一方の板面上にスペーサーを介
    して実装された発光素子配列と、前記ブラウン管フェー
    ス面の上下の辺部に配置されたプリント配線板の他方の
    板面上にスペーサーを介して実装された受光素子と、前
    記ブラウン管フェース面の左右の辺部に配置されたプリ
    ント配線板のいずれか一方の板面上に実装された発光素
    子配列と、前記ブラウン管フェース面の左右の辺部に配
    置されたプリント配線板の他方の板面上に実装された受
    光素子とを備え、前記スペーサーはその高さが前記ブラ
    ウン管を構成するフェース面の曲面に合わせて変化する
    ように構成されているとを特徴とする赤外線遮断方式タ
    ッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記スペーサーは前記発光素子または受
    光素子毎に独立して設けられることを特徴とする請求項
    1記載の赤外線遮断方式タッチパネル。
  3. 【請求項3】 前記スペーサーは前記発光素子配列また
    は受光素子配列に対して一体に形成され、前記ブラウン
    管の中心部から周辺部に向かって徐々にその厚さが増加
    するように形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の赤外線遮断方式タッチパネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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