JP2000056890A - マルチウィンドウ管理装置および表示方法 - Google Patents

マルチウィンドウ管理装置および表示方法

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JP2000056890A
JP2000056890A JP22725498A JP22725498A JP2000056890A JP 2000056890 A JP2000056890 A JP 2000056890A JP 22725498 A JP22725498 A JP 22725498A JP 22725498 A JP22725498 A JP 22725498A JP 2000056890 A JP2000056890 A JP 2000056890A
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window
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window screen
screen
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Application number
JP22725498A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sekiguchi
雅博 関口
Tsukasa Nagaki
司 永木
Yukiko Iwatsubo
由紀子 岩坪
Hiroshi Aoki
博司 青木
Masako Imachi
真子 井町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要以上のウィンドウ画面を表示することに
よりディスプレイ上が煩雑になることを回避する。条件
に応じて新しいウィンドウ画面に代わり既存のウィンド
ウ画面を消去し、ユーザのウィンドウ画面を使った作業
に影響が出ないようにする。 【解決手段】 マルチウィンドウ表示管理装置におい
て、入力装置によりユーザから文字や画像といった表示
対象が与えられると、表示手段11はその表示対象をウ
ィンドウ画面にしてCRT等の表示装置に表示する。次
に消去手段12は、構成手段である消去条件判定手段1
3により消去条件を満足しているかどうかをチェックさ
せ、満足している場合には画面取得手段14により消去
するウィンドウ画面を特定し、そのウィンドウ画面を新
しいウィンドウ画面に代わって消去する。条件を満足し
ていない場合には、ウィンドウ画面を消去しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやワーク
ステーションのモニタ画面上に複数のウィンドウ画面を
自由に配置、表示させる場合のウィンドウ画面の表示管
理技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のウィンドウ画面を表示可能な表示
管理装置では、通常ユーザが自由にそのウィンドウの大
きさや配置を変更してレイアウトすることができる。そ
のため、表示ウィンドウ画面数が多くなるにつれて、各
々のウィンドウ画面を把握することが困難になり、ウィ
ンドウ画面を使った作業等に支障をきたす問題が発生す
る。
【0003】この解決策として、多数のウィンドウ画面
を表示させる場合には、カスケード表示方式またはタイ
ル表示方式のいずれかにより表示している。カスケード
表示では、複数のウィンドウ画面がウィンドウタイトル
が見える形にして重ねあわせて表示するため最前面の特
定の画面に対して操作を行うことができ、一方のタイル
表示では複数のウィンドウがタイル状に並べられて表示
されるため全てのウィンドウ画面の内容を把握すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
にあっては、カスケード表示の場合には最前面以外のウ
ィンドウ画面の内容を把握するのが困難であり、タイル
表示では全ウィンドウ画面の内容の把握は可能である
が、ウィンドウ画面数が多くなるにつれて各ウィンドウ
画面のサイズが小さくなるため各ウィンドウ画面に対す
る操作性が悪くなり作業効率が低下してしまう。
【0005】こうした問題の解決策として両表示方式の
長所を考慮した特開平09−185481号公報に記載
の表示管理装置が提案されている。このウィンドウ画面
の表示管理装置は、ウィンドウ画面の数が表示最大数に
達した以後、画像データ等が新たに指示表示された場合
に最古のウィンドウ画面を自動消去するもので、消去さ
れたウィンドウ画面の画像データ等をアイコン化して画
面上にする。
【0006】そして、表示中のアイコンが選択されて再
表示の指定がされると、このアイコンに該当するウィン
ドウ画面と、表示順番が最古のウィンドウ画面とを入れ
換えて表示するが、各ウィンドウ画面を自由な位置及び
サイズで表示できないといった課題を持っている。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ユーザのウィンドウ画面を使
った作業現状を反映し、ウィンドウ画面のサイズ及び配
置を自由に変更でき、必要なウィンドウ画面の内容の把
握や操作を容易にするマルチウィンドウ表示管理装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の手段を採用している。すなわち、
図1に示すように、表示手段11によって、ユーザから
入力装置より与えられた文字や画像といった表示対象と
なるデータをウィンドウ画面にして表示した状態で、新
規にウィンドウ画面の表示が指示された際に、画面取得
手段14が所定の基準面積に対して、見えている画面領
域が最も小さい割合となるウィンドウ画面を選択する
と、画面消去手段12が、上記表示手段11により新た
に表示されるウィンドウ画面に代わって既に表示中のウ
ィンドウ画面からいずれかのウィンドウ画面を消去する
ように構成されている。
【0009】上記消去手段12は、消去条件判定手段1
3がウィンドウ画面を消去するための条件を満足してい
ると判断したときであって、画面取得手段14が所定の
条件下に選択した消去対象となるウィンドウ画面を特定
したとき、該特定されたウィンドウ画面の消去を実行す
るようになっている。
【0010】上記画面取得手段14は、所定の基準値よ
り面積が小さいことを条件としてウィンドウ画面を消去
するか否かを判断するようになっている。例えば、現在
表示されているウィンドウ画面の中、ウィンドウサイズ
に対して実際に見えている領域の割合が最も少ないウィ
ンドウ画面、あるいは、ディスプレイサイズ(解像度)
に対して実際に見えている領域の割合が最も少ないウィ
ンドウ画面を消去の対象とする。
【0011】これによって、作業上最も必要のないウイ
ンドウ画面を自動的に消去することができ、ウインドウ
画面のレイアウトが複雑になるのを防止することが可能
となる。
【0012】また、上記消去条件判定手段13は、既に
作成されているウィンドウ画面が所定数に達しているこ
とを条件として、上記消去手段12を起動する。また、
更に、使用しているメモリの残容量が所定値より少なく
なることを上記条件に加えてもよい。
【0013】また、上記残容量に関する条件は上記のよ
うに、ウィンドウ画面数の条件と組み合わせるのではな
く、単独の条件としてもよい。このとき、上記のように
画面取得手段14の選択条件は、上記のように見える部
分の最も小さい画面の他に、最後面に位置する画面とす
ることもできる。
【0014】このように、上記画面取得手段14によっ
て取得されたウィンドウ画面を消去する条件を設けるこ
とによって、作業上必要な適当数のウィンドウ画面が表
示手段上の常時残ることになり、作業効率を上げること
になる。
【0015】更に、上記課題は図2に示す原理ブロック
図のように構成によっても実現することがきる。図2に
おいて、表示手段21によって、ユーザから入力装置よ
り与えられた文字や画像といった表示対象となるデータ
をウィンドウ画面にして表示する点と、ウィンドウ画面
消去手段22によって、新たに表示されるウィンドウ画
面に代わって既に表示中のウィンドウ画面からいずれか
のウィンドウ画面を消去する点は上記の構成と同じであ
る。
【0016】更に、ここでは、識別子一覧表示手段23
が、ユーザからの作業対象となるウィンドウ画面選択要
求により、表示手段21により表示したウィンドウ画面
または表示対象データを識別する識別子(表示している
のがあるテキストファイルであればテキストファイル名
等がそれに当る)を一覧にして表示するようにし、画面
選択手段24が、上記識別子一覧表示手段23で表示さ
れた識別子から任意の識別子を選択して、その表示ウィ
ンドウを上記一覧表示から最前面に配置せしめるように
なっている。
【0017】これによって、既に消去済みのウィンドウ
画面であっても識別子一覧表示手段23により、ユーザ
に操作対象として最前面に配置するウィンドウ画面を選
択させうる一覧表示を提供することで、ウィンドウ画面
を使った作業の効率の向上を可能とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下さらに添付図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。 (実施例1)本発明の第1実施例では、新たなウィンド
ウ画面の表示が要求された場合に、現在表示中のウィン
ドウ画面数がある一定数に達していれば、実際に見えて
いるウィンドウ画面の領域の割合が最も少ないウィンド
ウ画面を消去する。
【0019】図1は本実施例の原理ブロック図であり、
図3は本実施例の更に詳しいブロック図である。同図に
おいて、入力装置31は、表示対象となるデータ(ファ
イル等)の一覧に対してどの項目かを入力する手段とし
て機能すればよく、例えば、マウス、トラックボール、
グライドポイント、キーボード、またはペンとタブレッ
ト等、または何らかのトリガのみを与えて位置は現在選
択中の一覧項目位置とするということもある。尚、以下
に示す実施例はいづれの方法でも同様に行うことができ
る。
【0020】表示手段11は表示対象データ指定部32
とウィンドウ画面表示部33とよりなる。上記表示対象
データ指定部32は、入力装置31から入力された信号
を表示対象一覧のいずれの項目を指示したかの情報(表
示対象項目情報)に変換し、その表示対象データをウィ
ンドウ画面表示部33に通知する。
【0021】また、ウィンドウ画面表示部33は、新た
にウィンドウ画面を作成し、表示対象データ指定部32
から与えられた表示対象データ情報から実際に表示する
データを取得し、表示装置39上で、作成したウィンド
ウ画面上にそのデータを表示する。そして、この新規に
作成したウィンドウ画面に関する情報(ウィンドウ画面
識別子、座標、サイズ、ウィンドウ表示階層(後述)、
表示データ等)を表示ウィンドウ画面管理部37に与え
るとともに、ウィンドウ画面消去部34を起動する。
【0022】ウィンドウ画面消去部34(図1の消去手
段12)は、後述するウィンドウ画面消去条件判定部3
5に対して表示中のウィンドウ画面がこれらを消去する
ための条件を満足しているかどうかの判定を依頼し、そ
の判定結果が条件満足であれば、後述する消去ウィンド
ウ画面取得部36から消去対象となるウィンドウ画面の
識別子を取得する。
【0023】そして、このようにして取得した識別子に
対応するウィンドウ画面を消去し、その消去したウィン
ドウ画面について表示ウィンドウ画面管理部37に対し
て設定(登録情報自体を後述する表示ウィンドウ画面管
理テーブル38から削除する、または消去レコードのフ
ラグを立てる等)を依頼する。
【0024】消去条件判定手段13はウインドウ画面消
去判定部35と、表示ウインドウ画面管理部37と、表
示ウインドウ画面管理部38とよりなる。上記ウィンド
ウ画面消去条件判定部35は、現在の表示ウィンドウ画
面数がある一定数に達しているか否かを判定条件とする
もので、表示ウィンドウ画面管理部37から表示中のウ
ィンドウ画面の数を取得して判定結果をウィンドウ画面
消去部34に通知する。
【0025】画面取得手段14はウインドウ画面取得部
36と、上記表示ウインドウ画面管理部37と、表示ウ
インドウ画面管理部38とよりなる。上記消去ウィンド
ウ画面取得部36は、所定の基準値に対して実際に見え
ている領域の割合の最も少ないウインドウ画面を選択し
て消去対象とする。ここで、所定の基準値としては、
実際のウインドウ画面の面積、あるいは、ディスプレ
イ画面の面積が設定される。すなわち、消去ウィンドウ
画面取得部36は、表示ウィンドウ画面管理部37から
表示中のウィンドウ画面の情報(ウィンドウ画面識別
子、座標、サイズ、ウィンドウ表示階層)を取得し、各
ウィンドウ画面の見えている領域の上記各基準値に対す
る割合を計算し、最も見えている領域の割合が少ないウ
ィンドウ画面の識別子を上記ウィンドウ画面消去部34
に通知する。
【0026】上記表示ウィンドウ画面管理部37は、表
示されているか、または消去されたウィンドウ画面の情
報(ウィンドウ画面識別子、座標、サイズ、ウィンドウ
表示階層、表示データ)の管理を行うものである。新た
にウィンドウ画面が作成・表示された場合や、ウィンド
ウ画面が消去された場合、その他ユーザによりウィンド
ウ画面が操作(移動、サイズ変更、表示階層変更等)が
行われた場合に起動される。
【0027】更に、上記表示ウィンドウ画面管理テーブ
ル38は、現在表示中、または消去されたウィンドウ画
面の情報を格納した記憶手段であり、上記表示ウィンド
ウ画面管理部37によりアクセスされる。
【0028】一方、図4は上記本発明の第1実施例にお
ける新たなウィンドウ画面の表示要求時のウィンドウ画
面のレイアウトを示す図である。図において、ウィンド
ウ画面の番号(ウィンドウ画面1〜5)は表示階層を表
しており、数字が大きいほど下位に位置する。
【0029】図5は図4のウィンドウ画面レイアウトに
おける表示ウィンドウ画面管理テーブル38を示す図で
あり、各ウィンドウ画面の情報がウィンドウ画面識別
子、座標、サイズ、表示階層、表示データの順に格納さ
れている。ウィンドウ画面識別子の欄には分かりやすい
例としてウィンドウ画面名が格納されているが、ウィン
ドウ画面が識別できウィンドウ操作可能な値、またはそ
れを導ける値であればよく、他のものとしてウィンドウ
ハンドルやタイトル等が考えられる。
【0030】座標及びサイズの欄にはディスプレイの左
下端を原点とし水平方向にX軸、垂直方向にY軸とした
座標系における値となっているが、座標系に関係なくウ
ィンドウ画面の配置とサイズを表すことができるようで
あれば、他の方法を用いてもよい。また表示階層欄には
ウィンドウ画面の表示階層が格納されており、本実施例
では1から順に下位への配置を意味しているが、数字の
大小は上位下位を表すことができれば順番は特に限定は
しない。
【0031】表示データはウィンドウ画面への表示対象
データであり、本実施例ではファイル編集用ウィンドウ
をイメージしたファイル名としているが、表示データを
認識できれば特にファイル名等に限定するものではな
い。
【0032】図3,図4,図5を参照して、本発明の第
1実施例の作動状態について説明する。ユーザが表示対
象となるデータ(ファイル)の一覧から入力装置31に
より位置を指示すると、表示対象データ指定部32は与
えられた位置情報から表示対象データ一覧のどの項目が
選択されたかを解析し、表示対象となるデータ(ファイ
ル)を特定し、表示対象データ情報をウィンドウ画面表
示部33に与える。
【0033】ウィンドウ画面表示部33は、上記新たな
ウィンドウ画面の表示要求時に、新たにウィンドウ画面
を作成し、与えられた表示対象データ情報から上記ウィ
ンドウ画面を表示画面上に展開できる形に加工し、表示
装置39に表示する。そして表示ウィンドウ画面管理部
37に対して新規のウィンドウ画面に関する情報(識別
子、座標、サイズ、表示データ)を与え、表示ウィンド
ウ管理テーブル38に対してこの情報を格納するように
要求するとともに、ウィンドウ画面消去部34を起動す
る。
【0034】新しいウィンドウ画面の情報を与えられた
表示ウィンドウ画面管理部37は、この情報を表示ウィ
ンドウ管理テーブル38に格納し、表示階層を新しいウ
ィンドウ画面を最前面(値1)に、既存のウィンドウ画
面の階層を下位(値が1増加)になるようにそれぞれ処
理する。
【0035】ウィンドウ画面消去部34は、まずウィン
ドウ画面消去条件判定部35に対して現在のウィンドウ
画面表示状態が消去するための条件に達しているかどう
かをチェックするように依頼する。
【0036】ウィンドウ画面消去条件判定部35は、本
実施例の消去条件である現在の表示ウィンドウ画面数が
一定数に達しているかどうかをチェックするために表示
ウィンドウ画面管理部37へ現在の表示ウィンドウ画面
数の取得を要求する。
【0037】ここで、図4に示す実施例では既に表示さ
れているウィンドウ画面を消去するための条件として、
「表示ウィンドウ画面数が5以上となる」場合を設定す
る。表示ウィンドウ画面数が5に達すると上記条件を満
足することになるので、条件を満足している旨をウィン
ドウ画面消去部34に通知する。この場合にはウィンド
ウ画面消去部34において引き続き特定のウィンドウ画
面の消去に関する処理を進めることになる。仮に、消去
条件となる表示ウィンドウ数が10である場合には、表
示ウィンドウ画面数が5に達しても上記条件を満足して
いないことになり、このままウィンドウ画面消去部34
に対して条件が満足されていない旨を通知する。通知さ
れたウィンドウ画面消去部34は何もすることなく処理
を終了する。
【0038】この場合、ウィンドウ画面消去条件判定部
35から条件を満足していることを通知されたウィンド
ウ画面消去部34は、消去ウィンドウ画面取得部36に
対して消去する対象となるウィンドウ画面を特定するよ
うに依頼する。
【0039】消去ウィンドウ画面取得部36は、図4に
示す消去対象ウィンドウ画面であって、視認できる画面
領域が実際のウィンドウサイズ(またはディスプレイサ
イズ)に対して最も小さいウィンドウ画面を特定するた
めに、表示ウィンドウ画面管理部37へ現在表示されて
いるウィンドウ画面の情報(識別子、座標、サイズ、表
示階層)を要求する。
【0040】表示ウィンドウ画面管理部37は要求に応
じて表示ウィンドウ画面管理テーブル38に格納されて
いる情報を取得し、消去ウィンドウ画面取得部36に通
知する。消去ウィンドウ画面取得部36は、このように
して得られたウィンドウ画面情報を元に、各ウィンドウ
画面の見えている領域を計算し、ウィンドウ画面サイズ
全体に対する割合を求め、その割合の最も小さいウィン
ドウ画面の識別子をウィンドウ画面消去部34に通知す
る。
【0041】消去対象となるウィンドウ画面を与えられ
たウィンドウ画面消去部34は、その表示を消去し、表
示装置39に反映する。そして表示ウィンドウ画面管理
部37に対してウィンドウ画面を消去した旨を通知し、
表示ウィンドウ管理テーブル38に対して反映するよう
に要求し、処理を終了する。
【0042】上記のように消去すべきウィンドウ画面の
識別子が与えられた表示ウィンドウ画面管理部37は、
表示ウィンドウ管理テーブル38から消去したウィンド
ウ画面に関する登録を削除し、表示階層について消去し
たウィンドウ画面より下位に位置するウィンドウ画面の
階層を各々1つずつ上位(値を1減)になるように操作
する。
【0043】図6は図4の状態から新規にウィンドウ画
面を表示したときのウィンドウ画面のレイアウト例を示
す図、図7は図6の状態に新規ウィンドウ画面を追加し
たのち既存ウィンドウ画面の消去により操作された表示
ウィンドウ管理テーブル38を示す図であり、図4、図
5と対比して明らかなように、新規ウィンドウ画面6に
代わりウィンドウ画面4が消去されていることがわか
る。
【0044】上記の説明において、ウィンドウ画面消去
条件判定部35は、表示対象となっているウィンドウ画
面の数を判定条件としているが、上記ウィンドウ画面の
表示に使用するメモリの残容量を条件としてもよい。す
なわち、ウィンドウ画面消去条件判定部35は、上記メ
モリの残容量を常時監視しておき、該残容量が所定値よ
り少なくなったときに消去ウィンドウ画面取得手段36
が取得した消去対象のウィンドウ画面を消去するように
してもよい。この残容量に関する条件は、上記ウィンド
ウ画面数に関するの条件と併用することでもよいが、単
独の条件としてもよい。
【0045】更に、上記ウィンドウ画面消去条件判定部
35が上記メモリの残容量を単独の判定条件としたと
き、上記消去ウィンドウ画面取得手段36は、上記表示
ウインドウ画面管理部37の管理する最後面のウィンド
ウ画面を消去対象とすることもできる。この場合も、上
記数に関する条件を付加することも可能である。
【0046】本実施例においては、以上のように、新し
いウィンドウ画面を作成するに際し、作業上必要性の少
ないウィンドウ画面を自動的に消去することになり、ウ
ィンドウ画面レイアウトの煩雑さを予め回避することが
でき、作業効率を向上させることができる。
【0047】(実施例2)本発明の第2実施例では、ユ
ーザが作業対象とするウィンドウ画面を特定するために
自動または手動で消去されたウィンドウ画面も含めてウ
ィンドウ画面の一覧表示を提供し、そこから選択したウ
ィンドウ画面を、既存であれば最前面に配置、消去済み
であれば新たにウィンドウ画面を作成し、最前面に表示
する。
【0048】ここで消去済みのウィンドウ画面が選択さ
れた場合には、システム全体としてウィンドウ画面を作
成するために必要なメモリの残り量がある一定サイズ以
下であれば、最下位(最後面)のウィンドウ画面を消去
する。
【0049】図2は、本実施例の原理ブロック図であ
り、図8は本実施の更に詳しい構成を示すブロック図で
ある。同図において、ウィンドウ画面表示部81(図2
の表示手段21)は、後述の表示ウィンドウ画面選択部
86(図2の画面選択手段23)から表示対象データ情
報を与えられた場合には、新たにウィンドウ画面を作成
するとともに、実際に表示するデータを取得し、そのデ
ータを作成したウィンドウ画面上に表示する。また、上
記のように新規に作成したウィンドウ画面に関する情報
(ウィンドウ画面識別子、座標、サイズ、ウィンドウ表
示階層、表示データ等)を後述する表示ウィンドウ画面
管理部83に与え、ウィンドウ画面消去部82を起動す
る。
【0050】一方、このウィンドウ画面表示部81は、
表示ウィンドウ画面選択部86からウィンドウ画面識別
子を与えられた場合には、そのウィンドウ画面を最前面
に配置し直す。同時に、この最前面に表示階層を変更し
たウィンドウ画面に関する情報を表示ウィンドウ画面管
理部83に与え、ウィンドウ画面消去部82を起動す
る。
【0051】ウィンドウ画面消去部82(図2の消去手
段22)は、ウィンドウ画面の消去条件があれば判定処
理を実行し、この判定処理の結果により消去するかどう
かを判断する。消去する場合には消去するウィンドウ画
面を特定して、そのウィンドウ画面を消去し、ウィンド
ウ画面管理部83に対してウィンドウ画面の消去情報を
与え、処理を終了する。
【0052】識別子一覧表示手段23は、表示ウィンド
ウ画面識別子一覧表示部87、表示ウィンドウ画面管理
部83、表示ウィンドウ画面管理テーブル84とより構
成される。
【0053】上記表示ウィンドウ画面識別子一覧表示部
87は現在表示されているか、または既に消去されたウ
ィンドウ画面の情報(ウィンドウ画面識別子、座標、サ
イズ、ウィンドウ表示階層、表示データ)の管理を行う
もので、新たにウィンドウ画面が作成・表示された場合
や、ウィンドウ画面が消去された場合、その他ユーザに
よりウィンドウ画面に対する操作(移動、サイズ変更、
表示階層変更等)が行われた場合に呼び出される。
【0054】上記表示ウィンドウ画面管理テーブル84
は、現在表示中のウィンドウ画面または消去されたウィ
ンドウ画面の情報を格納しており、表示ウィンドウ画面
管理部83によりアクセスされる。
【0055】入力装置85は、作業対象となるウィンド
ウ画面の情報の一覧の表示要求を通知する手段、あるい
は更にその一覧表示に対してどの項目かを入力する手段
として機能すればよく、例えば、マウス、トラックボー
ル、グライドポイント、キーボード、またはペンとタブ
レット等、または何らかのトリガのみを与え位置は現在
選択中の一覧項目位置とするということもある。
【0056】上記表示ウィンドウ画面選択部86(画面
選択手段24)は、入力装置85から表示されているウ
ィンドウ画面のいずれかを選択したい旨の通知を受ける
と、表示ウィンドウ画面識別子一覧表示部87に対して
選択可能なウィンドウ画面の一覧を表示することを要求
する。
【0057】そして、その後入力装置85から特定の画
面に対する選択指示を受けるとその入力情報からどのウ
ィンドウ画面が選択されたかを判断し、そのウィンドウ
画面の情報を表示ウィンドウ画面管理部83に要求す
る。そのウィンドウ画面が表示中である場合にはウィン
ドウ画面識別子を、消去済みであれば表示対象データの
識別子をそれぞれウィンドウ画面表示部81に与える。
【0058】表示ウィンドウ画面識別子一覧表示部87
は、表示ウィンドウ画面選択部86から選択可能なウィ
ンドウ画面の識別子の一覧の表示要求が与えられると、
表示ウィンドウ画面管理部83に対してウィンドウ画面
識別子一覧を要求する。そして、この一覧を取得すると
ユーザに対して選択可能な状態で一覧表示を提供する。
【0059】図9は上記本発明第2実施例における現在
のウィンドウ画面のレイアウトを示す図であり、ウィン
ドウ画面枠が点線になっているウィンドウ画面4は既に
消去されていることを示している。ウィンドウ画面の番
号(ウィンドウ画面1〜5、但し4および6を除く)は
表示階層を表しており、数字が大きいほど下位に位置す
る。
【0060】図10は図9のウィンドウ画面レイアウト
における表示ウィンドウ画面管理テーブル84を示す概
念図であり、各ウィンドウ画面の情報がウィンドウ画面
識別子、座標、サイズ、表示階層、表示データの順に格
納されている。
【0061】ウィンドウ画面識別子には分かりやすい例
としてウィンドウ画面名が格納されているが、ウィンド
ウ画面が識別できウィンドウ操作可能な値、またはそれ
を導ける値であればよく、他のものとしてウィンドウハ
ンドルやタイトル等が考えられる。
【0062】座標及びサイズはディスプレイの左下端を
原点とし水平方向にX軸、垂直方向にY軸とした座標系
における値となっているが、座標系に関係なくウィンド
ウ画面の配置とサイズを表せれば特に制限はない。表示
階層はウィンドウ画面の表示階層が格納されており、本
実施例では1から順に下位への配置を意味しているが、
数字の大小は上位下位を表すことができれば順番は特に
限定はしない。
【0063】また表示階層の値がない場合は既に消去済
みであることを意味しており、本実施例ではウィンドウ
画面4がそれに当る。表示データはウィンドウ画面への
表示対象データであり、本実施例ではファイル編集用ウ
ィンドウをイメージしたファイル名としているが、表示
データを認識できれば特にファイル名等に限定するもの
ではない。
【0064】図8、図9、図10を参照して、本発明の
第2実施例の作動状態について説明する。現在のウィン
ドウ画面のレイアウト状況としては、図9に示すように
最前面のウィンドウ画面6が他のウィンドウ画面1〜5
を覆っている状態である。
【0065】このような状態でユーザが別のウィンドウ
画面に対して作業を行う場合、まず入力装置85により
表示ウィンドウ画面選択部86に対して、作業対象とし
て選択可能なウィンドウ画面を識別する識別子の一覧の
表示を指示する。この選択可能なウィンドウ画面には現
在表示されているものはもちろん、既に消去されている
ウィンドウ画面も含んでいる。この指示入力は単なるト
リガの意味しかないのでどんな入力でもよい。
【0066】上記のように特定の画面が指示された表示
ウィンドウ選択部86は表示ウィンドウ画面識別子一覧
表示部87に対して選択可能なウィンドウ画面の一覧を
表示することを要求する。そして要求された表示ウィン
ドウ画面識別子一覧表示部87は表示ウィンドウ画面管
理部83に対してウィンドウ画面識別子のリストを要求
し、表示ウィンドウ画面管理部83は表示ウィンドウ画
面管理テーブル84から各ウィンドウ画面のウィンドウ
画面識別子の項目の値をリストとして取得し、表示ウィ
ンドウ画面識別子一覧表示部87に通知する。
【0067】この通知されるリストとして本実施例では
ウィンドウ画面識別子を使ったが、個々のウィンドウ画
面や表示対象データを識別できる情報であれば何でもよ
い。そうして上記識別子のリストを受け取った表示ウィ
ンドウ画面識別子一覧表示部87は、そのウィンドウ画
面識別子リストをユーザが選択できるような形で一覧と
して表示提供する。
【0068】図11は本実施例の図9、図10で説明し
たウィンドウ画面レイアウト状態において提供されるウ
ィンドウ画面識別子一覧表示の例を示している。この例
においては表示中のウィンドウ画面も消去済みのウィン
ドウ画面も特に区別することなく一覧として表示してい
るが、両者と区別するような表示を提供しても構わな
い。
【0069】続いてユーザはこの提供されたウィンドウ
画面識別子一覧を元に入力装置85から表示ウィンドウ
画面選択部86に対して選択情報(マウス等ポインティ
ングデバイスの場合には位置情報となる)を与える。
【0070】表示ウィンドウ画面選択部86は表示ウィ
ンドウ画面識別子一覧表示部87から、その選択情報を
元に選択されたウィンドウ画面の識別子を取得し、更に
それを元にして表示ウィンドウ画面管理部83に対しそ
の選択されたウィンドウ画面を最前面に表示させて作業
対象とすることをウィンドウ画面表示部81に要求す
る。
【0071】そのために、この表示ウィンドウ画面選択
部86は、必要な情報(表示中であればウィンドウ画面
識別子、消去済みであれば座標、サイズ及び表示対象デ
ータ)を取得する。そしてウィンドウ画面識別子かまた
は座標、サイズ及び表示対象データ情報をウィンドウ画
面表示部81に与え、選択したウィンドウ画面を最前面
に配置するように要求する。
【0072】ウィンドウ画面表示部81は、表示ウィン
ドウ画面選択部86からウィンドウ画面識別子を与えら
れた場合にはそのウィンドウ画面を最前面に配置し直す
よう表示装置88に表示し、最前面に表示階層を変更し
たウィンドウ画面に関する情報を表示ウィンドウ画面管
理部83に与え、処理を終了する。
【0073】表示ウィンドウ画面管理部83は表示ウィ
ンドウ画面管理テーブル84に格納されている各ウィン
ドウ画面に関する情報のうちウィンドウ表示階層につい
て変更を行う。具体的には選択したウィンドウ画面の階
層を1に、その他の表示中ウィンドウ画面の階層を1ず
つ増やした値にする。なお、図12は表示中であるウィ
ンドウ画面3を選択した場合の変更後の表示ウィンドウ
管理テーブル84を示している。
【0074】一方、表示ウィンドウ画面選択部86から
新たなウィンドウ画面を表示するために、該新たなウィ
ンドウ画面の座標、サイズ及び表示対象データ情報を与
えられた場合には、新たにウィンドウ画面を与えられた
座標及びサイズ情報に準ずるように作成し、与えられた
表示対象データ情報から表示画面上に展開できる形に加
工し、表示装置88に表示する。
【0075】そして表示ウィンドウ画面管理部83に対
して新規に作成したウィンドウ画面に関する情報を与
え、ウィンドウ画面消去部82を起動する。表示ウィン
ドウ画面管理部83は表示ウィンドウ画面管理テーブル
84に格納されている各ウィンドウ画面に関する情報の
うちウィンドウ表示階層について変更を行う。
【0076】具体的には、新規に作成したウィンドウ画
面の階層を1に、その他の表示中ウィンドウ画面の階層
を1ずつ増やした値にする。図13は消去済みであった
ウィンドウ画面4を選択した場合の直後(後述するウィ
ンドウ画面の消去前)の変更後の表示ウィンドウ管理テ
ーブルを示している。
【0077】ウィンドウ画面消去部82は、上記のよう
にウィンドウ画面表示部81によって起動されると、消
去条件をチェックしその条件を満足しているかどうかを
判定する。この消去条件としては、実施例1と同様に現
在表示中のウィンドウ画面数であったり、ウィンドウ画
面の作成に必要なメモリ残量であったりする。そしてそ
の条件を満足していない場合にはそのまま処理を終了
し、満足している場合には消去対象となるウィンドウ画
面を取得する。
【0078】更に、上記条件を満足した場合、上記ウィ
ンドウ画面消去部82は消去するウィンドウ画面を特定
する。消去対象のウィンドウ画面としては、上記実施例
1の選択方法を使用することもできるが、ここでは、現
在表示中のウィンドウ画面のうち、最後面のウィンドウ
画面を消去対象としている。上記ウィンドウ画面消去部
82は該消去対象のウィンドウ画面に対応するウィンド
ウ画面識別子を表示ウィンドウ画面管理部83に対して
要求し、表示ウィンドウ画面管理部83は、表示ウィン
ドウ画面管理テーブル84に格納されている各ウィンド
ウ画面の表示階層情報から最後面のウィンドウ画面を求
め、そのウィンドウ画面識別子を戻す。
【0079】消去対象となるウィンドウ画面を与えられ
たウィンドウ画面消去部82は、そのウィンドウ画面の
表示を消去し、表示管理装置88に反映する。そして表
示ウィンドウ画面管理部83に対してウィンドウ画面を
消去した旨を通知し、表示ウィンドウ管理テーブル84
に対して反映するように要求し、処理を終了する。
【0080】消去ウィンドウ画面が与えられた表示ウィ
ンドウ画面管理部83は、表示ウィンドウ管理テーブル
84内の消去したウィンドウ画面に関する表示階層情報
を削除し、消去したウィンドウ画面より下位に位置する
ウィンドウ画面の表示階層情報を1ずつ減じる。図14
は最後面のウィンドウ画面5を消去した場合の変更後の
表示ウィンドウ管理テーブルを示している。
【0081】この第2実施例においては、以上のよう
に、ウィンドウ画面を使った作業上必要性の少ない形で
自動消去されたウィンドウ画面も含めて作業対象とする
ウィンドウ画面を選択させることができるようにするこ
とで、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の実施例1を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例1におけるウィンドウ画面レイ
アウトを示す図である。
【図5】本発明の実施例1における表示ウィンドウ管理
テーブルを示す図である。
【図6】本発明の実施例1におけるウィンドウ画面レイ
アウトを示す図である。
【図7】本発明の実施例1における表示ウィンドウ画面
管理テーブルを示す図である。
【図8】本発明の実施例2を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施例2におけるウィンドウ画面レイ
アウトを示す図である。
【図10】本発明の実施例2における表示ウィンドウ管
理テーブルを示す図である。
【図11】本発明の実施例2におけるウィンドウ画面識
別子一覧表示例を示す図である。
【図12】本発明の実施例2における表示ウィンドウ画
面管理テーブルの一例を示す図である。
【図13】本発明の実施例2における表示ウィンドウ画
面管理テーブルの他の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施例2における表示ウィンドウ画
面管理テーブルの更に他の一例を示す図である。
【符号の説明】
11、21 表示手段 12、22 消去手段 13 消去条件判定手段 14 画面取得手段 23 識別子一覧表示手段 24 画面選択手段 31、85 入力装置 39、88 表示管理装置 33、81 ウィンドウ画面表示部 34、82 ウィンドウ画面消去部 32 表示対象データ指定部 35 ウィンドウ画面消去条件判定部 36 消去ウィンドウ画面取得部 37、83 表示ウィンドウ画面管理部 38、84 表示ウィンドウ画面管理テーブル 86 表示ウィンドウ画面選択部 87 表示ウィンドウ画面識別子一覧表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩坪 由紀子 広島市東区光町1丁目12番20号 株式会社 松下電器情報システム広島研究所内 (72)発明者 青木 博司 広島市東区光町1丁目12番20号 株式会社 松下電器情報システム広島研究所内 (72)発明者 井町 真子 広島市東区光町1丁目12番20号 株式会社 松下電器情報システム広島研究所内 Fターム(参考) 5C082 AA01 AA22 AA24 BA02 BA12 BB15 CA63 CB01 CB05 DA53 DA87 MM09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や画像等の情報を各々ウィンドウと
    してディスプレイに表示するマルチウィンドウ表示管理
    装置において、 表示対象となるデータをウィンドウ画面にして表示する
    表示手段と、 新規にウィンドウ画面の表示が指示された際に、所定の
    基準面積に対して、見えている画面領域が最も小さい割
    合となるウィンドウ画面を選択する画面取得手段と、 上記画面取得手段が選択した画面を消去する消去手段と
    を備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示管理装
    置。
  2. 【請求項2】 更に、新規にウィンドウ画面の表示が指
    示された際に、ウィンドウ画面を作成するために使用す
    るメモリの現在残存サイズが所定値より少ないか否かを
    判定する消去条件判定手段を備え、該消去条件判定手段
    が残存サイズが所定値より少ないと判定したときに消去
    手段を起動する請求項1に記載のマルチウィンドウ表示
    管理装置。
  3. 【請求項3】 文字や画像等の情報を各々ウィンドウと
    して表示するマルチウィンドウ表示管理装置において、 表示対象となるデータをウィンドウ画面にして表示する
    表示手段と、 新規にウィンドウ画面の表示が指示された際に、ウィン
    ドウ画面の作成時に使用するメモリの現在残存サイズが
    一定値より少ないか否かの条件を判定する消去条件判定
    手段と、 上記消去条件判定手段が上記条件を満たしていることを
    判定したときに、特定のウィンドウ画面を消去する消去
    手段を備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示管
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記消去手段が、新規にウィンドウ画面
    の表示が指示された時点で最後面に位置するウィンドウ
    画面を消去する請求項3記載のマルチウィンドウ表示管
    理装置。
  5. 【請求項5】 新規にウィンドウ画面の表示が指示され
    た際に、表示中のウィンドウ画面数が一定数に達してい
    る旨の条件を満たすか否かを判定する消去条件判定手段
    を備え、該消去条件判定手段が条件を満たしていると判
    断したときに、上記消去手段が特定のウィンドウ画面を
    消去する請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチウ
    ィンドウ表示管理装置。
  6. 【請求項6】文字や画像等の情報を各々ウィンドウとし
    て表示するマルチウィンドウ表示管理装置において、 表示対象となるデータをウィンドウ画面にして表示する
    表示手段と、この表示手段により新たに表示されるウィ
    ンドウ画面に代わって、表示中のウィンドウ画面からい
    ずれかのウィンドウ画面を消去する消去手段と、 画面選択手段より作業対象となるウィンドウ画面の選択
    要求があったとき、表示した各ウィンドウ画面を識別す
    る識別子または表示対象データを識別する識別子を一覧
    にして表示する識別子一覧表示手段と、 上記識別子一覧表示手段で表示された識別子から任意の
    識別子を選択して、その表示ウィンドウ画面を最前面に
    配置することにより、操作の対象とするウィンドウ画面
    を選択する画面選択手段とを備えたことを特徴とするマ
    ルチウィンドウ表示管理装置。
  7. 【請求項7】 文字や画像等の情報を各々ウィンドウと
    してディスプレイに表示するマルチウィンドウ表示方法
    において、 表示対象となるデータをウィンドウ画面にして表示した
    状態で、新規にウィンドウ画面の表示が指示された際
    に、所定の基準面積に対して、見えている画面領域が最
    も小さい割合となるウィンドウ画面を消去するマルチウ
    インドウ表示方法。
  8. 【請求項8】 上記所定の基準面積が実際のウィンドウ
    サイズである請求項7に記載のマルチウィンドウ表示方
    法。
  9. 【請求項9】 上記所定の基準面積がディスプレイサイ
    ズである請求項7に記載のマルチウィンドウ表示方法。
  10. 【請求項10】 更に、新規にウィンドウ画面の表示が
    指示された際に、ウィンドウ画面を作成するために使用
    するメモリの現在残存サイズが所定値より少ないことを
    条件に、上記選択されたウインドウ画面を消去する請求
    項7に記載のマルチウィンドウ表示方法。
  11. 【請求項11】 新規にウィンドウ画面の表示が指示さ
    れた際に、表示中のウィンドウ画面数が一定数に達して
    いる場合に特定のウィンドウ画面を消去する請求項7〜
    10のいずれか1項に記載のマルチウィンドウ表示方
    法。
  12. 【請求項12】 文字や画像等の情報を各々ウィンドウ
    として表示するマルチウィンドウ表示方法において、 表示対象となるデータをウィンドウ画面にして表示した
    状態で、新規にウィンドウ画面の表示が指示された際
    に、ウィンドウ画面の作成時に使用するメモリの現在残
    存サイズが一定値より少ないことを条件として、特定の
    ウィンドウ画面を消去することを特徴とするマルチウィ
    ンドウ表示方法。
  13. 【請求項13】 上記消去手段が、新規にウィンドウ画
    面の表示が指示された時点で最後面に位置するウィンド
    ウ画面を消去する請求項12記載のマルチウィンドウ表
    示方法。
  14. 【請求項14】 新規にウィンドウ画面の表示が指示さ
    れた際に、表示中のウィンドウ画面数が一定数に達して
    いる場合に特定のウィンドウ画面を消去する請求項12
    または13のいずれかに記載のマルチウィンドウ表示方
    法。
  15. 【請求項15】 文字や画像等の情報を各々ウィンドウ
    として表示するマルチウィンドウ表示方法において、 作業対象となるウィンドウ画面の選択要求があったと
    き、表示した各ウィンドウ画面を識別する識別子または
    表示対象データを識別する識別子を一覧にして表示する
    識別子一覧表示処理と、 上記のように表示された識別子から任意の識別子を選択
    して、その表示ウィンドウ画面を最前面に配置すること
    により、操作の対象とするウィンドウ画面を選択する画
    面選択処理と、 を備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示方法。
  16. 【請求項16】 更に、表示対象となるデータをウィン
    ドウ画面を表示した状態で、新たに表示されるウィンド
    ウ画面に代わって、表示中のウィンドウ画面からいずれ
    かのウィンドウ画面を消去する請求項15に記載のマル
    チウィンドウ表示方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121798A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Denso Corp 車両用表示装置
JP2012159898A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Sanyo Electric Co Ltd 画像表示装置
JP2016062393A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 コニカミノルタ株式会社 操作画面表示装置および表示プログラム

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