JP2000056065A - 原子燃料棒管理方法及びその管理用仮端栓 - Google Patents

原子燃料棒管理方法及びその管理用仮端栓

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JP2000056065A
JP2000056065A JP10219011A JP21901198A JP2000056065A JP 2000056065 A JP2000056065 A JP 2000056065A JP 10219011 A JP10219011 A JP 10219011A JP 21901198 A JP21901198 A JP 21901198A JP 2000056065 A JP2000056065 A JP 2000056065A
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Japan
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fuel rod
nuclear fuel
end plug
cladding tube
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JP10219011A
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English (en)
Inventor
Masaru Numata
田 勝 沼
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Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Original Assignee
Japan Nuclear Fuel Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原子燃料棒被覆管に凹凸や熱影響を与えるバ
ーコードマーキングを行うことなく、原子燃料棒の製造
・検査の全工程の情報を個別に管理し得るようにするこ
と。 【解決手段】 原子燃料棒被覆管6に端栓が溶接される
以前には、ID番号を付加した仮端栓1を上記原子燃料
棒被覆管に取り付け、上記ID番号に原子燃料棒端栓溶
接以前の製造・検査工程の情報を持たせ、そのID番号
によって原子燃料棒を管理する。そして、原子燃料棒端
栓溶接後にその端栓に刻印されている燃料棒番号情報を
上記ID番号の情報にリンクし、端栓溶接後には、その
燃料棒番号で管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子燃料棒の管理
方法及びその管理のために使用する仮端栓に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、原子燃料棒においては、その被覆管内に装填される
ペレットの種類や装填範囲が異なる複数種のものがあ
り、またその性質上製造工程中に種々の検査が行われて
おり、その製造・検査工程等の情報を個別に管理する必
要がある。
【0003】そこで、従来、原子燃料棒の被覆管に端栓
を溶接する以前には、上記被覆管の表面にレーザーマー
キングしたバーコードにより製造・検査工程の情報を管
理するとともに、炉中における照射後の原子燃料棒にお
いては、その表面に酸化膜が発生してその酸化膜によっ
て被覆管表面のバーコードが読み取り不可能となること
から、原子燃料棒端栓にさらに燃料棒番号を刻印し、そ
の端栓の被覆管への溶接後においては上記燃料棒番号に
よって上記情報を管理することが行われている。
【0004】ところが、上述のように被覆管の表面にレ
ーザー等によるバーコードマーキングした場合には、そ
のマーキングによる凹凸によって、放射性物質を密封す
る役割を果す原子燃料棒被覆管の肉厚が減少する等の問
題があり、また上記凹凸が照射後の原子燃料棒表面に発
生する酸化膜とともに、原子燃料棒を非破壊検査する際
のノイズの原因ともなる可能性がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑み、放射性物
質を密封する役割を果している被覆管に凹凸や熱影響を
与えるバーコードマーキングを行うことなく、原子燃料
棒の製造・検査の全工程の情報を個別に管理し得るよう
な原子燃料棒管理方法及びその管理用の仮端栓を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、原子燃料
棒被覆管に端栓が溶接される以前にはID番号を付加し
た仮端栓を上記原子燃料棒被覆管に取り付け、上記ID
番号に原子燃料棒端栓溶接以前の製造・検査工程の情報
を持たせ、そのID番号によって原子燃料棒を管理する
とともに、原子燃料棒端栓溶接後にその端栓に刻印され
ている燃料棒番号情報を上記ID番号の情報にリンク
し、原子燃料棒端栓溶接後は、上記燃料棒番号で管理す
ることを特徴とする。
【0007】また、第2の発明は、原子燃料棒端栓溶接
前の被覆管に装着する仮端栓の端面に、原子燃料棒端栓
溶接以前の製造・検査工程の情報を検索するためのID
番号を付加するとともに、外周面に被覆管内面に弾接す
る突片が突設されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
【0009】図1(a)は、本発明に係る仮端栓1の側
面図で、(b)は(a)のA−A′線断面図であり、仮
端栓本体2の外面には、その仮端栓本体2の長手方向に
延びる断面弧状の2個の弾性突片3a,3bが突設され
ている。上記仮端栓の仮端栓本体2の一端面部には、ラ
ベル貼着部材4が装着されている。このラベル貼着部材
4は円柱状を呈し、その一端から突出された脚部4aが
上記仮端栓本体2に挿入固着されている。一方、図2に
示すように、上記ラベル貼着部材4の外端面に2次元コ
ードのID番号が付加されたラベル5が貼着されてい
る。
【0010】そこで、原子燃料棒被覆管に端栓が溶接さ
れる前の製造工程時、例えば被覆管内へのペレット充填
終了後等には、上記仮端栓1が被覆管の開口端部に装着
され、次の工程セクションに移送される。
【0011】すなわち、図3(a)は上記仮端栓1を被
覆管6に装着した状態を示す側面図、(b)は(a)の
B−B′線断面図であって、図3(a)に示すように上
記仮端栓1を被覆管6の開口端部に挿入すると、同図
(b)に示すように、弾性突片3a,3bが被覆管6の
内周面に弾接され、その抜け出しが防止され、被覆管6
に確実に装着される。一方、上記仮端栓1を取り外す場
合には、図3(b)の矢印方向に仮端栓1を回しながら
引き抜くことによって容易に行うことができ、手動或は
自動で容易に取り付け、取り外しを行うことができる。
【0012】また、仮端栓1のラベル貼着部4に貼着さ
れるラベル5の2次元コードは、画像の中に入っていれ
ばその向きに関係なく読み取ることができるコードであ
り、ラベル5は原子燃料棒被覆管6が周方向のどの位置
にある場合でも常に端面に位置するので、その位置にカ
メラを設置すれば自動で容易に読みとることができる。
【0013】そこで、原子燃料棒端栓溶接工程以前にお
いては、被覆管6に取り付けられた仮端栓に付加されて
いるID番号のもとに、原子燃料棒の製造・検査工程の
全情報を記録し、その情報を管理する。一方、端栓溶接
後においては、そのID番号の情報に当該端栓に刻印さ
れている燃料棒番号情報をリンクし、上記燃料棒番号に
よって前記各情報を管理する。
【0014】また、上記実施の形態においては、仮端栓
にラベルを貼着したものを示したが、仮端栓へのID番
号の持たせ方は、データキャリア取り付け、レーザー又
はインクジェット方式で直接マーキングする等の手段を
状況等に応じて選択採用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
原子燃料棒被覆管表面にバーコードをマーキングするこ
となく、原子燃料棒の全工程の情報を管理することがで
き、原子燃料棒の品質を向上させることができる。しか
も、仮端栓に付与するID番号を2次元コードを使用し
て付与した場合には、微小面積に付与でき、その方向に
関係なく読み込めるので、自動読み込みが容易にでき、
製造・検査工程設備内に容易に読み取り装置を付設する
ことができ、さらに仮端栓の端面にID番号を付与した
場合には、原子燃料棒被覆管がどの位置にある場合で
も、その位置にカメラを設置することによって自動読み
取りを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る仮端栓の側面図、(b)
は(a)のA−A′線断面図。
【図2】ID番号付与状態を示す仮端栓の端面図。
【図3】(a)は仮端栓を取り付けた状態を示す燃料棒
被覆管の側面図、(b)は(a)のB−B′線断面図。
【符号の説明】
1 仮端栓 2 仮端栓本体 3a,3b 弾性突片 4 ラベル貼着部材 5 ラベル 6 原子燃料棒被覆管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子燃料棒被覆管に端栓が溶接される以前
    にはID番号を付加した仮端栓を上記原子燃料棒被覆管
    に取り付け、上記ID番号に原子燃料棒端栓溶接以前の
    製造・検査工程の情報を持たせ、そのID番号によって
    原子燃料棒を管理するとともに、原子燃料棒端栓溶接後
    にその端栓に刻印されている燃料棒番号情報を上記ID
    番号の情報にリンクし、原子燃料棒端栓溶接後は、上記
    燃料棒番号で管理することを特徴とする、原子燃料棒管
    理方法。
  2. 【請求項2】仮端栓には、データキャリア取り付け、バ
    ーコードをプリントしたラベルを貼る、或はレーザー又
    はインクジェット方式で直接マーキングする等の手段に
    よってID番号を付加することを特徴とする、請求項1
    記載の原子燃料棒管理方法。
  3. 【請求項3】端面に、原子燃料棒端栓溶接以前の製造・
    検査工程の情報を検索するためのID番号が付加される
    とともに、外周面に被覆管内面に弾接する突片が突設さ
    れていることを特徴とする、原子燃料棒管理用仮端栓。
  4. 【請求項4】ID番号は、2次元コードのラベルを貼る
    ことによって付加されていることを特徴とする、請求項
    3記載の原子燃料棒管理用仮端栓。
JP10219011A 1998-08-03 1998-08-03 原子燃料棒管理方法及びその管理用仮端栓 Pending JP2000056065A (ja)

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Effective date: 20020517