JP2000055768A - キャストホイールの気密検査方法並びに装置 - Google Patents

キャストホイールの気密検査方法並びに装置

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JP2000055768A
JP2000055768A JP10221678A JP22167898A JP2000055768A JP 2000055768 A JP2000055768 A JP 2000055768A JP 10221678 A JP10221678 A JP 10221678A JP 22167898 A JP22167898 A JP 22167898A JP 2000055768 A JP2000055768 A JP 2000055768A
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cast wheel
inspection
cast
liquid tank
wheel
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Shinzou Aoki
伸藏 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はキャストホイールの気密状態を検査
するための手法において、人の視覚に頼った目視観察の
手法を排除して検査精度の向上を図ることができる検査
方法並びに装置の開発を行うことを技術課題とした。 【解決手段】 キャストホイールWのリム部rの側端面
の開放部を閉塞部材3により気密状態に塞ぐとともに、
キャストホイールWを閉塞部材3ごと検査液中に浸漬さ
せ、この状態で前記閉塞部材3で仕切られたキャストホ
イールW内側空間に高圧の検査気体Aを供給し、この状
態におけるキャストホイールWのリム部rの外周を撮像
装置51によって看視し、前記高圧の検査気体Aがリム
部rに漏洩した場合にリム部rの外周に生ずる気泡の存
否を認識することによりキャストホイールWの気密状態
の良否を判別するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用アルミホイ
ールのようなキャストホイールを製造するにあたって、
その気密状態を検査するための方法並びに装置に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】一般に自動車用車輪は金属製ホイールに
対してその外周リム部にゴム製タイヤを嵌め込み、タイ
ヤ内に適宜の圧力で空気を充填して用いられる。従って
この際、ホイール、タイヤ、及び両者の嵌合部いずれも
気密性を有していなければならない。このうちホイール
については、アルミホイール等のキャストホイールにあ
っては鋳造工程時における鬆(す)の発生を完全に排除
するのは困難であるから、加工途中の段階でキャストホ
イール自体の気密性のチェックが行われている。この手
法は空気圧を利用するものであって、鋳造後のキャスト
ホイールのリム部側端の開放面を塞いだ状態でキャスト
ホイールの内側内部に高圧空気を供給し、この状態でキ
ャストホイールを閉塞部材ごと検査液中に浸漬してリム
部外周に気泡が発生するか否かを目視観察するというも
のであった。しかしながら目視観察ではキャストホイー
ルから発生する気泡をまれに見落とすこともあり、この
ためより安定した検査手法の開発が望まれていた。
【0003】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、撮像装置を具えた検査
装置アッセンブリを用いて気泡の有無を明確に捉え、人
の視覚に頼った目視観察の手法を排除して検査精度の向
上を図ることができる検査方法並びに装置の開発を行う
ことを技術課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
キャストホイールの気密検査方法は、キャストホイール
のリム部側端面の開放部を閉塞部材により気密状態に塞
ぐとともに、キャストホイールを閉塞部材ごと検査液中
に浸漬させ、この状態で前記閉塞部材で仕切られたキャ
ストホイール内側空間に高圧の検査気体を供給し、この
状態におけるキャストホイールのリム部外周を撮像装置
によって看視し、前記高圧の検査気体がリム部に漏洩し
た場合にリム部外周に生ずる気泡の存否を認識すること
によりキャストホイールの気密状態の良否を判別するよ
うにしたことを特徴として成るものである。この発明に
よれば、キャストホイールの内部の内側を気密状態とし
た上で、ここに充填した検査気体の漏洩状態を撮像装置
によって全方向から看視するので、人間の視覚に委ねた
看視よりはるかに確実な看視が行い得る。
【0005】また請求項2記載のキャストホイールの気
密検査方法は、前記請求項1記載の要件に加え、前記撮
像装置による気泡の看視に先立ち、キャストホイール外
周のブラッシングを検査液中において行うとともに、撮
像装置によりブラッシング後の基準画像を撮像しておく
ことを特徴として成るものである。この発明によれば、
気泡の発生を見誤らないようにあらかじめキャストホイ
ールのリム部外周をブラッシングして漏洩する気泡以外
の気泡を排除しておくものであり、より正確な検査結果
が得られる。
【0006】更にまた請求項3記載のキャストホイール
の気密検査方法は、前記請求項1または2記載の要件に
加え、前記撮像装置はCCDカメラを用いることを特徴
として成るものである。この発明によれば、撮像装置と
してCCDカメラを用いることにより、常時その変化の
状態が連続的に看視でき、また二値データが得られるの
で、データ処理並びにそのモニタリングも多様に行い得
る。
【0007】更にまた請求項4記載のキャストホイール
の気密検査方法は、前記請求項1、2または3記載の要
件に加え、前記気泡の看視にあたっては、外部光源の影
響を排除するとともに、キャストホイールのリム部外周
を照らす照明光源を用いて行うことを特徴として成るも
のである。この発明によれば、撮像するに際し、外部光
源の影響を排除した上でキャストホイールのリム部外周
を照射するから、撮像装置により明確な撮像結果が得ら
れる。
【0008】更にまた請求項5記載のキャストホイール
の気密検査装置は、検査液を入れる液体本体と、液槽本
体内に設置可能であるとともに、キャストホイールのリ
ム部側端面を閉塞する一対の閉塞部材と、前記閉塞部材
があてがわれたキャストホイールの内側空間へ高圧の検
査気体を供給する気体供給装置と、前記液槽本体中に浸
漬されたキャストホイールの外周を撮像し、所定のデー
タを表示する検査装置アッセンブリとを具えていること
を特徴として成るものである。この発明によれば、キャ
ストホイールの内部の内側を気密状態とした上で、ここ
に充填した検査気体の漏洩状態を撮像装置によって全方
向から看視するので、人間の視覚に委ねた看視よりはる
かに確実な看視が行い得る。
【0009】更にまた請求項6記載のキャストホイール
の気密検査装置は、前記請求項5記載の要件に加え、前
記検査液中に浸漬したキャストホイールのリム部外周を
摺擦するようにブラッシング装置を具えていることを特
徴として成るものである。この発明によれば、気泡の発
生を見誤らないようにあらかじめキャストホイールのリ
ム部外周をブラッシングして漏洩する気泡以外の気泡を
排除しておくものであり、より正確な検査結果が得られ
る。
【0010】更にまた請求項7記載のキャストホイール
の気密検査装置は、前記請求項5または6記載の要件に
加え、前記一方の閉塞部材は液槽本体内に設けられ、一
方、他の閉塞部材は回転自在に液槽本体上方から液槽本
体中に没入自在に設けられるとともに気体供給装置にお
ける気体供給孔を伴い、更に前記液槽本体は少なくとも
一部に透明部材が適用され、その外部に検査装置アッセ
ンブリにおける撮像装置を複数台臨ませたことを特徴と
して成るものである。この発明によれば、各機能部材が
合理的に配置され、効率的且つ正確な検査が行われる。
【0011】更にまた請求項8記載のキャストホイール
の気密検査装置は、前記請求項5、6または7記載の要
件に加え、前記撮像装置は検査位置に設置され、液槽本
体はこの検査位置に上昇することによってキャストホイ
ールを浸漬状態に設定することを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、各機能部材が更に合理的に配
置され、効率的且つ正確な検査が行われる。
【0012】更にまた請求項9記載のキャストホイール
の気密検査装置は、前記請求項5、6、7または8記載
の要件に加え、前記撮像装置はCCDカメラを用いるこ
とを特徴として成るものである。この発明によれば、撮
像装置としてCCDカメラを用いることにより、常時そ
の変化の状態が連続的に看視でき、また二値データが得
られるので、データ処理並びにそのモニタリングも多様
に行い得る。
【0013】更にまた請求項10記載のキャストホイー
ルの気密検査装置は、前記請求項5、6、7、8または
9記載の要件に加え、前記液槽本体の内部または周辺に
は、検査中のキャストホイールのリム部外周を照らす照
明光源を設けたことを特徴として成るものである。この
発明によれば、検査対象物であるキャストホイールのリ
ム部外周に発生する気泡を照明光源が明確に照らし出
し、これを撮像装置が確実に撮影することができる。
【0014】更にまた請求項11記載のキャストホイー
ルの気密検査装置は、前記請求項5、6、7、8、9ま
たは10記載の要件に加え、前記撮像装置に対し外部光
源からの影響を防ぐ遮蔽手段を有することを特徴として
成るものである。この発明によれば、撮像装置の誤作動
を引き起こすような外部光源の影響が遮断され、正確な
撮像がなされる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて説明する。まず本発明の説明にあたっては、本
発明たるキャストホイールの気密検査装置の具体的構成
について説明し、次いでこの気密検査装置1の作動態様
を説明しながら併せ本発明のキャストホイールの気密検
査方法について実質的に説明する。
【0016】まずこの実施の形態における気密検査装置
1はキャストホイールWの気密状態を検査するものであ
って、大別すると液槽装置2と、検査対象たるキャスト
ホイールWのリム部rの側端縁の開口部を閉塞する閉塞
部材3と、この閉塞部材3によって内部を気密状態にさ
せたキャストホイールWの内部に高圧の検査気体Aを供
給する気体供給装置4と、気密状態が損なわれているこ
とを示す現象としての気泡発生を看視する検査装置アッ
センブリ5と、検査開始に先立ちキャストホイールWの
リム部rの外周に付着している気泡aを取り除くための
ブラッシング装置6と、前記液槽装置2に対しキャスト
ホイールWを移送させるホイール移送装置7とが組み合
わされて構成されている。
【0017】以下気密検査装置1について更に詳しく説
明する。まず気密検査装置1は前記した液槽装置2等の
部材を適宜のフレーム10で支持するものであって、ま
ずその基部にはベースフレーム11が設けられる。この
ベースフレーム11は平面視した状態で矩形の台形状を
有し、このベースフレーム11からはその四隅に長管状
のコラムフレーム12が立ち上げられ、このコラムフレ
ーム12の上端には板状のトップフレーム13が設けら
れて成るものである。
【0018】次にこのようなフレーム10に対し支持さ
れる液槽装置2について説明する。符号20は液槽本体
であって、一例として図4(a)に示すような平面視矩
形状の容器であり、このものは全体あるいは少なくとも
その側部の一部が透視可能な透明部材で構成されてい
る。そして液槽本体20はベースフレーム11に対し昇
降自在に支持されるものであって、具体的にはシフトシ
リンダ21の昇降動作を受けるとともに、液槽本体20
はこれを支持するガイドロッド22がベースフレーム1
1に固定されたガイドブロック23に案内された状態で
上下に昇降するのである。なおシフトシリンダ21とガ
イドロッド22との配設態様はベースフレーム11にお
ける両短辺側の短辺においてその中央にシフトシリンダ
21を立ち上げ、一方、長辺側にガイドロッド22を配
設した形状をとる。またこの実施の形態では液槽本体は
矩形状の容器を適用した場合を説明したが、このものは
必ずしも矩形状のものに限定されない。図4(b)に示
すように平面視円形の円筒状の容器を適用することもも
とより差し支えない。
【0019】次に閉塞部材3について説明する。この閉
塞部材3はキャストホイールWの両側面を閉塞するため
のものであるから、それぞれ閉塞作用をする部材が一対
設けられる。すなわちこの実施の形態では閉塞部材3は
その主要部材として基部閉塞板30と、それに対向して
上方に接近離反自在に設けられる上部閉塞板31とを具
える。まず基部閉塞板30は支持シャフト30Aに対
し、これを外側で覆うような保持スリーブ32が前記ベ
ースフレーム11上に取り付けられる。因みにこの状態
では基部閉塞板30は液槽本体20が下死点にきたとき
には、相対的にその上面近くに位置しており、検査時に
は前記液槽本体20がシフトシリンダ21によって検査
位置まで上昇することにより上死点において基部閉塞板
30は液槽本体20内の底部近くに没入した状態となる
のである。従って基部閉塞板30と液槽本体20の水密
構造自体は基部閉塞板30の支持シャフト30Aを囲ん
だ保持スリーブ32との間で維持されている。そして保
持スリーブ32と支持シャフト30Aとは適宜のベアリ
ングを介して支持シャフト30Aが保持スリーブ32に
対し自由回転自在に支持されているのである。
【0020】次に上部閉塞板31について説明する。こ
のものは昇降サブフレーム33を支持部材として前記フ
レーム10の上方に設けられる。まず昇降サブフレーム
33はフレーム10に対し摺動自在に支持されているガ
イドロッド34の下端に取り付けられて昇降し、このガ
イドロッド34はガイドブロック34Aによってその案
内がされるとともに、ガイドロッド34の上端の連結板
35の中央に配設されたシフトシリンダ36の収縮によ
り上下の移動設定がなされる。そして前記昇降サブフレ
ーム33はその下面に保持スリーブ37を有し、この保
持スリーブ37が前記上部閉塞板31を回転自在に保持
する。一方、昇降サブフレーム33の上面には駆動モー
タ38とこの駆動モータの出力を上部閉塞板31の支持
シャフト31Aに伝達する伝導ユニット39が取り付け
られている。このような構成により前記駆動モータ38
の回転がなされると、その回転は伝導ユニット39を介
して支持シャフト31Aに伝えられ、これによって上部
閉塞板31を回転させるようにするのである。
【0021】次に気体供給装置4について説明する。こ
のものは前記上部閉塞板31の支持シャフト31Aの中
心を穿孔させて形成した気体供給孔41と、この気体供
給孔41に連通し外部に連なる給気管42と、更にその
上流側に位置する高圧タンク43を有して成り、高圧タ
ンク43からの高圧の検査気体Aを気体供給孔41から
排出するようにしているのである。もちろん図示を省略
したが、その検査気体Aの供給経路途中には制御用のバ
ルブを設ける。
【0022】次に検査装置アッセンブリ5について説明
する。この検査装置アッセンブリ5は大別すると、撮像
装置51と撮像装置51の出力を表示するモニタ52並
びにその間のデータ処理を行う制御装置53から成る。
前記撮像装置51は最も一般的にはCCDカメラを用い
て連続的に画像を取り込み得るようにすることが好まし
い。もちろん、いわゆるデジタルカメラ等によりスチー
ル画像として一定時間間隔毎に撮像するようにしてもよ
い。いずれにせよ撮像データを二値化した信号として取
り出し得るものであればよい。またモニタ52は撮像装
置51により得られたデータのディスプレーであり、図
7、8に示すように適宜希望する撮像結果の認識状態を
表示し得るようにする。また制御装置53はその間のデ
ータ処理等を行うプロセッサを内蔵したコンピュータを
実質とするものである。
【0023】この撮像装置51の配置態様は図4(a)
に示すように液槽本体の周囲に四カ所設けて検査対象で
あるキャストホイールWの周囲を四区画に分割して撮像
しているが、撮像装置それ自体の光学的特性、仕様等に
応じ、例えばこれをそれぞれの撮像装置51の分担範囲
を更に狭めて、例えば周囲六カ所ないし八カ所等に配設
するようにしても差し支えない。また撮像装置51を支
援するために照明光源54を液槽本体20の周辺に配設
する。これにより検査液L中のキャストホイールWを照
射し、その表面に生ずる気泡aを明確に撮像できるよう
にするものである。また更にその照明光源54だけでな
く、使用環境をより向上させるために図示を省略する
が、更に遮蔽手段を設けることが好ましい。この遮蔽手
段の具体例としては例えば装置全体を覆うような暗幕状
のもの、あるいは装置全体を暗室等に設置する等の対応
がとり得る。もちろんそれ以外に例えばキャストホイー
ルWの検査を行う作業を全部自動的なロボット作業化し
た際には、工場内の照明を働かせない夜間等に検査して
誤作動のある外部照明のない状態で使用する等の対応が
とり得る。
【0024】次にブラッシング装置6について説明す
る。ブラッシング装置6は検査すべきキャストホイール
Wの外周面に付着した気泡aを原因としてデータ認識に
誤りがないようにこれを排除するためのものである。ま
ずブラッシング装置6におけるフレーム部材は、例えば
コラムフレーム12を支持部材として、これに昇降自在
に取り付けられた昇降フレーム61をシフトシリンダ6
2によって上下昇降自在に設け、更にこの昇降フレーム
61に対し揺動アーム63を設け、これを揺動シフトシ
リンダ等によって水平方向に揺動し得るように取り付け
た構成を有するものである。そして前記ブラシ本体60
は揺動アーム63に対しその下方に延びるように回転軸
65が支持され、その回転軸に対し取り付けられてい
る。そしてこの回転軸65は揺動アーム63の上面に搭
載された駆動モータ66により回転駆動がなされる。
【0025】次にホイール移送装置7について説明す
る。このホイール移送装置7はキャスタホイールWを直
接掴持するチャッキング装置70を主要部材とするもの
であって、前記コラムフレーム12を支持部材としてこ
れに昇降自在に取り付けられる昇降フレーム71をシフ
トシリンダ72によって昇降自在にシフトするととも
に、前記昇降フレーム71に対して揺動アーム73を水
平方向に揺動自在に取り付け、この揺動アーム73に対
して一例として四基のチャッキング片74を設けて成る
ものである。このチャッキング片74は上下両側にフラ
ンジを有する鍔付きローラであり、キャストホイールW
の上方のリム部rを外側から掴持するようにしてリム部
rの位置決めを行った上で前記基部閉塞板30上にキャ
ストホイールWを移送させ、また検査終了後のキャスト
ホイールWの取り出しを行うものである。
【0026】本発明の気密検査装置1は以上述べたよう
な構成を有するものであり、以下この作動態様を説明し
ながら本発明の方法を説明する。 (1)始発状態 気密検査装置1の始発状態は、検査対象たるキャストホ
イールWを受け入れるために次のような姿勢をとってい
る。まず液槽装置2における液槽本体20はこれを支持
するシフトシリンダ21が収縮し切った状態、いわば下
死点に位置した状態となっている。このため相対的に液
槽本体20内に浸漬状態となり得る閉塞部材3のうちの
基部閉塞板30は液槽本体20の上部開口面近くに位置
した状態となっている。
【0027】またこれに対応して基部閉塞板30に対向
した上部閉塞板31は、これを支持する昇降サブフレー
ム33のシフトを行うシフトシリンダ36が伸長した状
態となっていることから上部閉塞板31が上死点に位置
した状態となっている。要は上下の基部閉塞板30と上
部閉塞板31とは最も間隔が離れている状態となってい
る。
【0028】またホイール移送装置7におけるチャッキ
ング装置70は適宜キャストホイールが至近距離まで運
ばれてきた際にこれを受け取り得る位置に待機し、ない
しはすでにこれをキャストホイールWのリム部rとチャ
ッキングした状態となっている。すなわちチャッキング
片74は設定された中心に対し円周方向に等距離を保っ
て拡開し得るように構成され、これによってキャストホ
イールWのチャッキングを行い、あるいはその準備のた
めに待機しているのである。なお前記液槽本体20の検
査液L(通常は水)が一定の容量充填されている。もち
ろんこの液体の量は次の検査にあたってキャストホイー
ルWが完全に浸漬した状態となる量であることは言うま
でもない。
【0029】(2)キャストホイールの供給 すでに述べたようにチャッキング装置70におけるチャ
ッキング片74がキャストホイールWのリム部rの外周
縁を掴持した状態でチャッキング装置70における揺動
アーム73が揺動し、キャストホイールWを適宜設定さ
れた基部閉塞板30の直上部に移動させる。続いてシフ
トシリンダ72が幾分か収縮し、昇降フレーム71を下
降させることにより前記チャッキング装置70によって
掴持されていたキャストホイールWの下方に向いた側面
を基部閉塞板30上に載置する。その後、チャッキング
装置70における各チャッキング片74を拡開させるよ
うにしてこのものによるキャストホイールWの掴持を解
除し、シフトシリンダ72の伸長に伴い昇降フレーム7
1を上昇させた後、揺動アーム73を装置中心位置から
外側に揺動排除させ、次の工程を待つようにするのであ
る。なおこのようにして基部閉塞板30上に載置された
キャストホイールWはその後の気密検査を受けるにあた
り、基準姿勢をとるべく所定の姿勢で載置されることが
望ましい。
【0030】(3)キャストホイールの気密形成 このような状態とした後、上部閉塞板31については、
そのシフトシリンダ36を収縮させることにより降下さ
せ、上部閉塞板31をキャストホイールWの上部に位置
する側部開放部を閉塞するようにする。これによりキャ
ストホイールWはリム部rの外周側縁が基部閉塞板30
と上部閉塞板31とによって挟み込まれ、内部が気密状
態とされるのである。もちろんこのために詳細な図示を
省略したが、基部閉塞板30、上部閉塞板31は共にキ
ャストホイールWとの接触面に弾性を有する適宜の気密
部材を張設しておくのである。
【0031】(4)キャストホイールの浸漬 このようにした後、キャストホイールWを液槽本体20
内に充填された検査液Lに浸漬する。この工程ではキャ
ストホイールWを移送させるのではなく、液槽本体20
を上昇させることによりキャストホイールWを液槽本体
20内に浸漬するように図るのである。すなわち液槽本
体20を支承するシフトシリンダ21を伸長させ、液槽
本体20を順次上昇させてゆくが、一方、保持スリーブ
32の上端に固定されている基部閉塞板30はその高さ
方向には移動しないから、結果的に液槽本体20内に入
り込み検査液L中にキャストホイールWが浸漬されるの
である。
【0032】(5)キャストホイールのブラッシング 検査液L中に浸漬されたキャストホイールWは、そのま
まではリム部rの外周部に気泡aが付着している場合が
あるので、ブラッシング装置6によりその外周部をブラ
ッシングし、誤検査が生じないようにこれを排除する。
すなわちブラッシング装置6における昇降フレーム61
を降下させてブラシ本体60を検査液L中に浸漬させ、
揺動アーム63を移動させてブラシ本体60がキャスト
ホイールWのリム部rの側面に接するような状態とす
る。このような状態とした後、ブラシ本体60を駆動モ
ータ66により駆動し、一方、閉塞部材3における上部
閉塞部31の駆動モータ38を駆動してこれを回転さ
せ、これによってキャストホイールWとこれに圧接状態
の基部閉塞板30を伴った回転がなされ、結果的にキャ
ストホイールWのリム部rの外周がブラッシングされて
その気泡a等の除去がなされる。そしてこの作用が完了
した後には、前記ブラッシング装置6におけるブラシ本
体60は浸入時と逆の向きで液槽本体20から退去して
ゆくのである。
【0033】(6)キャストホイールの基準撮像 このような状態でまずキャストホイールWの外周形状を
検査装置アッセンブリ5における撮像装置51によって
撮像し、そのデータを適宜制御装置53に送り、更に必
要に応じてモニタ52に表示する。なお撮像装置51は
図4(a)に示すように一例として四方からキャストホ
イールWのリム部rの外周部を撮影し、看視漏れのない
ような状態とすることは言うまでもない。もちろんこの
撮像装置51の一例であるCCDカメラ等はこのように
四台設置するほか、検査すべきキャストホイールWのサ
イズに応じて適宜必要台数により撮像される。例えば図
4(b)に示すような八方向からの撮像であってもよ
い。なおこの撮像にあたっては次工程の気泡aの看視検
査の場合も同様であるが、外部照明の影響がないような
場合とすることが望ましい。更には液槽本体20の至近
位置の照明光源54によりキャストホイールWを照射す
るようにする。
【0034】(7)キャストホイール内の加圧 このような状態で基準撮像がなされた後、キャストホイ
ールW内に前記気体供給装置4からの高圧の検査気体A
を供給する。すなわち高圧タンク43から給気管42を
経て気体供給孔41に至った検査気体Aを供給する。こ
れによりキャストホイールWはその上下に配置された両
側面が気密状態に維持されているから、検査気体Aはキ
ャストホイールWの内部に充填されてゆく。なお因みに
この検査のための検査気体Aの気圧はほぼ4〜5kg/
cm2 程度とすることが好ましい。
【0035】(8)気泡の看視判別 このようにしてキャストホイールW内に高圧の検査気体
Aを供給すると仮にキャストホイールWのリム部rに鬆
(す)等の漏洩原因があると、この部分から気泡aが外
部に発生してくる。この状態を前記撮像装置51より連
続的あるいは一定時間毎に撮像しながら看視し、その気
泡aの存在の存否を判断してゆくのである。例えば図4
に示すように撮像装置51は上方から見て円周方向を四
分割したエリアをそれぞれAセクションからBセクショ
ン、Cセクション、Dセクションと分けた場合、四カ所
を例えばCCDカメラが撮影しているのである。この撮
影結果によって種々の認識がなされるものであり、例え
ばモニタリングの順番に従い例えば全体認識を行う。
【0036】この全体認識は各撮像装置51が送るAセ
クション〜Dセクションまでの状況を全体として把握す
るのである。もちろん各撮像した隅部を各セクションと
重なることがあるので、その間のデータは適宜補正する
か、プログラム上その重なり部分は完全にモニタ画面に
生じないような加工をしておくことが好ましい。
【0037】これによれば例えば図7(a)に示すよう
にAセクションではかなり連続した気泡aが上がり、ま
たBセクション、Cセクションで一部に気泡aの発生が
見られ、Dセクションで気泡aの発生がない等の全体的
な認識(全体認識)がされるのである。そして例えばA
セクションにおける連続した気泡a等はほぼ不良品とし
て認識できるのであるが、他の気泡aはそれが気泡とし
て認識すべき形状であるかどうかについては、すでに撮
像した基準撮像と合わせて比較する等の手法がとり得
る。これにより気泡aが改めて加圧後に発生したかどう
かが確認されるのである。
【0038】またその気泡aの発生部位を認識するため
の座標認識(位置認識)がなされる。これにより結果的
に修正可能な漏洩であれば、検査後にその個所を特定し
て修正がなされるのである。
【0039】また気泡aの成長状態により修正可能な気
体漏れかどうかも認識し得るものであり、例えば時間を
何秒間かおきに撮像した結果、気体が成長し、更に気体
発生地点から浮き上がり、更に次の気泡aが発生してい
るような状態が確認できる。これらの総合的な結果によ
り製造途中のキャストホイールWの適宜メーカー設定の
基準に応じた合否判定を行うのである。
【0040】(9)キャストホイールの浸漬解除 このような検査が終了した後、キャストホイールWの浸
漬が解除されるものであって、先のキャストホイールW
の浸漬解除と逆に液槽本体20を降下させて、相対的に
キャストホイールWを液槽本体20から浮き上がらせる
状態とするのである。そしてそのうち加圧した検査気体
Aを適宜のバルブ操作により解除するか、あるいはその
ままの状態で上部閉塞板31を上昇させ、気密状態を解
除してゆく。その後キャストホイールWの供給と逆の工
程でチャッキング装置70がキャストホイールWに接近
し、その外周部を掴持した状態で幾分か持ち上げ、更に
検査位置から外部に取り出すようにするのである。
【0041】本発明は以上述べたような具体的な構成を
有するものであるが、基本的には要は検査液L中におい
てキャストホイールW内を気密状態として加圧し、外部
に漏洩する気泡aを撮像装置51によって看視するもの
であり、このような技術思想を有する限り前述の実施の
形態に例示したもの以外であっても本発明の技術思想に
包含されるものである。例えば先に述べた実施の形態で
はキャストホイールWを固定した状態で、その周囲から
複数の撮像装置51によってキャストホイールWのリム
部rの外周を全範囲にわたって看視したものであるが、
例えば撮像装置51一基のみ用い、一方キャストホイー
ルW側を順次回転させ、全体の気泡aの発生の状態を観
察するようにすることももとより本発明の技術思想に包
含されるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
ものであり、次のような効果を有するものである。請求
項1または5記載の発明によれば、キャストホイールW
の内部の内側を気密状態とした上で、ここに充填した検
査気体Aの漏洩状態を撮像装置51によって全方向から
看視するので、人間の視覚に委ねた看視よりはるかに確
実な看視が行い得る。
【0043】また請求項2または6記載の発明によれ
ば、気泡aの発生を見誤らないようにあらかじめキャス
トホイールWのリム部rの外周をブラッシングして漏洩
する気泡a以外の気泡を排除しておくものであり、より
正確な検査結果が得られる。
【0044】更にまた請求項3または9記載の発明によ
れば、撮像装置51としてCCDカメラを用いることに
より、常時その変化の状態が連続的に看視でき、また二
値データが得られるので、データ処理並びにそのモニタ
リングも多様に行い得る。
【0045】更にまた請求項4、10または11の発明
によれば、撮像装置51により気泡a等の発生がより正
確に撮像できるものである。
【0046】更にまた請求項7または8記載の発明によ
れば、各機能部材が合理的に配置され、効率的且つ正確
な検査が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気密検査装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の気密検査装置を示す正面図である。
【図3】本発明の気密検査装置を示す側面図である。
【図4】本発明の気密検査装置を示す説明図である。
【図5】本発明の気密検査装置の作動態様を示す説明図
である。
【図6】本発明の気密検査装置の作動態様を示す説明図
である。
【図7】本発明の気密検査装置の検査結果のモニタリン
グした状態を示す説明図である。
【図8】本発明の気密検査装置の検査結果のモニタリン
グした状態を示す説明図である。
【図9】本発明の気密検査装置の検査終了後の作動態様
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 気密検査装置 2 液槽装置 3 閉塞部材 4 気体供給装置 5 検査装置アッセンブリ 6 ブラッシング装置 7 ホイール移送装置 10 フレーム 11 ベースフレーム 12 コラムフレーム 13 トップフレーム 20 液槽本体 21 シフトシリンダ 22 ガイドロッド 23 ガイドブロック 30 基部閉塞板 30A 支持シャフト 31 上部閉塞板 31A 支持シャフト 32 保持スリーブ 33 昇降サブフレーム 34 ガイドロッド 34A ガイドブロック 35 連結板 36 シフトシリンダ 37 保持スリーブ 38 駆動モータ 39 伝導ユニット 41 気体供給孔 42 給気管 43 高圧タンク 51 撮像装置 52 モニタ 53 制御装置 54 照明光源 60 ブラシ本体 61 昇降フレーム 62 シフトシリンダ 63 揺動アーム 65 回転軸 66 駆動モータ 70 チャッキング装置 71 昇降フレーム 72 シフトシリンダ 73 揺動アーム 74 チャッキング片 A 検査気体 a 気泡 L 検査液 r リム部 W キャストホイール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャストホイールのリム部側端面の開放
    部を閉塞部材により気密状態に塞ぐとともに、キャスト
    ホイールを閉塞部材ごと検査液中に浸漬させ、この状態
    で前記閉塞部材で仕切られたキャストホイール内側空間
    に高圧の検査気体を供給し、この状態におけるキャスト
    ホイールのリム部外周を撮像装置によって看視し、前記
    高圧の検査気体がリム部に漏洩した場合にリム部外周に
    生ずる気泡の存否を認識することによりキャストホイー
    ルの気密状態の良否を判別するようにしたことを特徴と
    するキャストホイールの気密検査方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置による気泡の看視に先立
    ち、キャストホイール外周のブラッシングを検査液中に
    おいて行うとともに、撮像装置によりブラッシング後の
    基準画像を撮像しておくことを特徴とする請求項1記載
    のキャストホイールの気密検査方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置はCCDカメラを用いるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のキャストホイー
    ルの気密検査方法。
  4. 【請求項4】 前記気泡の看視にあたっては、外部光源
    の影響を排除するとともに、キャストホイールのリム部
    外周を照らす照明光源を用いて行うことを特徴とする請
    求項1、2または3記載のキャストホイールの気密検査
    方法。
  5. 【請求項5】 検査液を入れる液体本体と、液槽本体内
    に設置可能であるとともに、キャストホイールのリム部
    側端面を閉塞する一対の閉塞部材と、前記閉塞部材があ
    てがわれたキャストホイールの内側空間へ高圧の検査気
    体を供給する気体供給装置と、前記液槽本体中に浸漬さ
    れたキャストホイールの外周を撮像し、所定のデータを
    表示する検査装置アッセンブリとを具えていることを特
    徴とするキャストホイールの気密検査装置。
  6. 【請求項6】 前記検査液中に浸漬したキャストホイー
    ルのリム部外周を摺擦するようにブラッシング装置を具
    えていることを特徴とする請求項5記載のキャストホイ
    ールの気密検査装置。
  7. 【請求項7】 前記一方の閉塞部材は液槽本体内に設け
    られ、一方、他の閉塞部材は回転自在に液槽本体上方か
    ら液槽本体中に没入自在に設けられるとともに気体供給
    装置における気体供給孔を伴い、更に前記液槽本体は少
    なくとも一部に透明部材が適用され、その外部に検査装
    置アッセンブリにおける撮像装置を複数台臨ませたこと
    を特徴とする請求項5または6記載のキャストホイール
    の気密検査装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像装置は検査位置に設置され、液
    槽本体はこの検査位置に上昇することによってキャスト
    ホイールを浸漬状態に設定することを特徴とする請求項
    5、6または7記載のキャストホイールの気密検査装
    置。
  9. 【請求項9】 前記撮像装置はCCDカメラを用いるこ
    とを特徴とする請求項5、6、7または8記載のキャス
    トホイールの気密検査装置。
  10. 【請求項10】 前記液槽本体の内部または周辺には、
    検査中のキャストホイールのリム部外周を照らす照明光
    源を設けたことを特徴とする請求項5、6、7、8また
    は9記載のキャストホイールの気密検査装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像装置に対し外部光源からの影
    響を防ぐ遮蔽手段を有することを特徴とする請求項5、
    6、7、8、9または10記載のキャストホイールの気
    密検査装置。
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