JP2000055605A - 物体検知方法およびこれを用いる物体検知装置 - Google Patents

物体検知方法およびこれを用いる物体検知装置

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JP2000055605A
JP2000055605A JP10226422A JP22642298A JP2000055605A JP 2000055605 A JP2000055605 A JP 2000055605A JP 10226422 A JP10226422 A JP 10226422A JP 22642298 A JP22642298 A JP 22642298A JP 2000055605 A JP2000055605 A JP 2000055605A
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Yasuhiro Sato
安弘 佐藤
Masao Mizuno
雅男 水野
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】物体までの距離に応じて物体の反射を含むルー
プの経路長に依存して発振周波数が変化するという原理
を利用して回路構成が簡単で済む物体検知装置を提供す
る。 【解決手段】送信アンテナ1から物体2に向けて電磁波
を送信し、この送信した送信信号を物体2で反射させる
とともに、この反射させた電磁波を受信アンテナ3で受
信し、この受信信号を増幅手段4で増幅したうえで電磁
波として前記送信アンテナ1から物体2に向けて送信す
るというループ7を構成し、増幅手段4によってループ
7内における信号利得を1以上として該ループ7内で発
振を発生させ、この発振の周波数から物体2までの距離
Lを計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の存否、有無
等、あるいは物体までの距離、位置等を検知する物体検
知方法およびこれを用いた物体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば物体までの距離を検知する従来の
物体検知方式にはFMーCW方式とかパルス方式等、各
種ある。FMーCW方式では周波数変調回路、受信信号
と基準信号とのミキシング回路とかの構成が必要なもの
となる。パルス方式では極めて短いパルスを生成するパ
ルス生成回路とか送信パルスで搬送波を変調する変調回
路とか、パルスの送信回路とかの構成が必要なものとな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の物体検
知方式はいずれも送信信号が物体で反射されて受信され
るまでの時間が物体までの距離に対応しているという原
理を利用した方式となっており、物体までの距離を高精
度で検知するにはその実現回路構成が複雑なものとなっ
ている。
【0004】本発明者らは、こうした従来の物体検知方
式では実現回路構成が複雑なものとなっているために、
それを簡単な回路構成で高精度に物体までの距離を検知
できる方式について鋭意研究していたところ、送信手段
から送信され物体で反射されて受信手段で受信された信
号が増幅手段で利得1以上で増幅されて送信手段から送
信されるという閉ループが構築されて発振現象(音響分
野ではハウリング現象という)を呈するが、この場合、
その発振周波数が物体までの距離に応じて変化するとい
う事実を知見したのである。そこで、本発明者らは、こ
の知見した事実を利用して従来の物体検知方式とは全く
異なる別異の物体検知方式を実現できるに至ったのであ
る。
【0005】すなわち、本発明においては、物体までの
距離に応じて発振周波数が変化するという原理を利用し
て回路構成が簡単で済む物体検知装置を提供することを
課題とする。なお、本発明が利用する原理は、停止物体
に適用できないようなドップラー効果を利用した方式と
は混同されるようなものではなく、停止物体でもそれま
での距離を検知することができるものとなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の物体検知方法に
おいては、上述の課題を解決するために、電磁波や音波
等を送信信号として送信し、この送信され物体で反射さ
れた送信信号を受信し、この受信した受信信号を増幅し
たうえで送信信号として前記送信をするというループを
構成し、このループ内における信号利得を1以上として
該ループ内で発振を発生させるようにし、この発振に基
づいて前記物体を検知するようになっている。
【0007】本発明の物体検知装置においては、上述の
課題を解決するために、電磁波や音波等を送信信号とし
て送信する送信手段と、この送信され物体で反射されて
きた前記送信信号を受信する受信手段と、この受信信号
を増幅して前記送信手段に出力する増幅手段とを少なく
とも有し、前記各手段からなるループが前記物体の検知
のための発振を発生するように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
物体検知方法および物体検知装置について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0009】(実施の形態1)本発明の物体検知方法
は、電磁波や音波等を送信信号として送信し、この送信
され物体で反射された信号を受信したうえで増幅し、こ
れを送信信号として送信するというループを構成し、こ
のループ内における信号利得を1以上として該ループ内
で発振を発生させるようにして、物体の存在を示すこの
発振が発生することに基づいて前記物体を検知するよう
にしたものである。この方法の実施のための装置の構成
について図1を参照して説明する。図1において、1は
送信信号として電磁波を、電磁波反射が可能な物体2に
向けて送信する送信手段としての送信アンテナである。
3は前記物体2で反射されてきた電磁波を受信する受信
手段としての受信アンテナである。4は前記受信信号を
増幅する増幅手段である。5は受信アンテナ3と増幅手
段4との間に配置されたローパスフィルタである。この
ローパスフィルタ5を設けた理由について説明すると、
受信アンテナ3で受信される電磁波には、送信アンテナ
1から送信され物体2で反射されてくる電磁波(反射受
信電磁波)と、物体2には反射されず送信アンテナ1か
ら受信アンテナ3に直接受信される電磁波(直接受信電
磁波)とがある。この直接受信電磁波の周波数成分は、
反射受信電磁波の周波数成分よりも高いので、ローパス
フィルタ5においては反射受信電磁波に係る受信信号の
みを通過させ、直接受信電磁波に係る信号成分(所定の
周波数帯の信号成分)を除去するためのものである。6
は後述する発振の周波数を計測し、かつ、この計測した
周波数から物体2までの距離Lを演算する周波数計測演
算手段である。
【0010】上記回路構成においては、送信アンテナ1
と物体2と受信アンテナ3とローパスフィルタ5と増幅
手段4とでループ7が構成されるが、このループ7では
その系における雑音あるいは熱雑音などが発生し、これ
が増幅手段4で増幅されて、このループ7内を信号とし
て循環するようになっている。この信号の形は、送信ア
ンテナ1→物体2→受信アンテナ3までの経路間は送信
信号としての電磁波であり、受信アンテナ3→ローパス
フィルタ5→増幅手段4→送信アンテナ1までの経路間
は電気信号である。増幅手段4の利得は、ループ7内の
信号利得が1以上となるように設定されている。ループ
7内信号利得が1以上となるとこのループ7は発振を発
生する。この発振の発生だけでも物体2の存在、有無等
の検知ができる。
【0011】ここで、前記発振の周波数は、物体2まで
の距離に応じて変化する。このことについて以下、詳し
く説明する。なお、送信アンテナ1および受信アンテナ
3それぞれから物体2までの距離は十分に遠いか、送信
アンテナ1と受信アンテナ3とが相近接していて、送信
アンテナ1から物体2までの直線距離L’(m)と、物
体2から受信アンテナ3までの直線距離L’’(m)
は、いずれも等しく、かつ、物体2までの距離L(m)
に近似されてL=L’=L’’とされている。
【0012】ここで、物体2までの距離をL(m)、発
振の周波数をfH(Hz)、φRを物体2での電磁波の
反射時の位相遅れ(rad)、φCを受信アンテナ3→
ローパスフィルタ5→増幅手段4→送信アンテナ1まで
の間における電気経路内の位相遅れ(rad)、cを光
速(m/s)とすると、物体2までの距離Lは理論的に
次式(1)で表される。
【0013】 L=(2π−φR−φC)c/4πfH …(1) 前記式(1)について検証すると、ループ7における1
周の位相が2π(rad)であるから、この位相からは
前記各位相遅れφR(rad)、φC(rad)を差し
引く。そのため、電磁波の送信アンテナ1から物体2ま
での距離の2倍の経路長(空間電磁波の往復の経路長)
は、(2π−φR−φC)/2π[波長]の式で与えら
れる。また、ここで、[波長]はc/fH(m)で表さ
れるから、これを前記経路長の式に代入すると、電磁波
の往復の経路長は(2π−φR−φC)c/2πf
H(m)となる。そして、前記から、この往復経路長は
物体2までの距離Lの2倍となるから、結局、2L=
(2π−φR−φC)c/2πが成立することとなる。
これの両辺を2で割ると、前記式(1)が得られる。
【0014】したがって、本実施の形態1においては周
波数計測演算手段6で発振周波数fHを計測するととも
に前記式(1)から物体2までの距離Lを演算すること
ができる。なお、周波数計測演算手段6はこの演算のた
めに前記式(1)におけるφRとφCとを実験等で決定
されて求められている定数としてそのデータを備えてい
る。
【0015】以上のようにして本実施の形態1では物体
2が存在することで発振が発生するので、この発振の発
生から物体2の存在の検知が可能であるとともに、その
発振の周波数から物体2までの距離Lの検知が可能とな
る。
【0016】(実施の形態2)図2を参照して本実施の
形態2について説明する。図2において図1と対応する
部分には同一の符号を付し、その同一の符号に係る部分
についての詳しい説明は省略する。図2において図1と
異なるのは、実施の形態1では送信信号が電磁波であっ
たために送信手段が送信アンテナ1で、受信手段が受信
アンテナ3でそれぞれ構成されていたが、実施の形態2
ては送信信号が音波であり、そのため送信手段が音波を
送信するスピーカ1aで、受信手段が音波を受信するマ
イクロホン3aでそれぞれ構成されていることである。
したがって、本実施の形態2では前記式(1)における
右辺の項で光速cに代えて音速v(m/s)とすること
で物体2までの距離Lを演算で求めることができる。
【0017】以上の実施の形態2によれば、実施の形態
1とは送信信号が音波となるだけで実施の形態1と同様
の作用効果を得られる。
【0018】(実施の形態3)図3(a)(b)を参照
して本実施の形態3について説明する。図3(a)にお
いて図1と対応する部分には同一の符号を付し、その同
一の符号に係る部分についての詳しい説明は省略する。
図3(a)は本実施の形態3の回路構成を示し、図3
(b)は複数の物体を検知する場合の要部の回路構成を
示している。図3(a)において図1と異なるのは、図
1のローパスフィルタ5に代えて物体2の検知範囲を限
定するフィルタ手段としてバンドパスフィルタ5aを有
していることである。まず図3(a)を参照して詳しく
説明すると、例えば複数の物体21〜2nが各距離範囲に
位置して配置されているとする。ここでこの距離範囲に
ついて説明すると、物体検知装置から見て、物体21
距離範囲Z1がL〜L+Aであり、物体22は距離範囲Z
2がL+A〜L+2Aであり、…物体2nは距離範囲Zn
がL+(n−1)A〜L+nAである。
【0019】それら各物体21〜2nのうち、特定の距離
範囲Z1に位置している物体21のみを検出する場合、そ
の物体21が位置する距離範囲Z1に対応した発振の周波
数のみ通過させるようバンドパスフィルタ5aを設定す
る。そうすると、このバンドパスフィルタ5aによって
その特定の距離範囲Z1にある物体21に対応する発振の
周波数成分のみが増幅手段4で増幅されることになる。
つまり、バンドパスフィルタ5aによって特定の距離範
囲Z1にある物体21のみを検知することができる。ま
た、同様にバンドパスフィルタ5aによってその特定の
距離範囲Z2にある物体22に対応する発振の周波数成分
のみが増幅手段4で増幅されることになる。つまり、バ
ンドパスフィルタ5aによって特定の距離範囲Z2にあ
る物体22のみを検知することができる。以下物体2n
でも同様である。
【0020】上述の場合ではバンドパスフィルタが5a
の1個だけであったために、そのフィルタ特性が固定で
あると検知可能な距離範囲も1つに固定されるが、図3
(b)で示すように複数のバンドパスフィルタを設けた
場合では、複数の距離範囲で物体を検知することができ
る。これについて図3(b)を参照して説明すると、前
記各距離範囲Z1〜Znそれぞれに対応したフィルタ特性
を備えたバンドパスフィルタ5a1〜5anを設け、これ
ら各バンドパスフィルタをスイッチ5b1〜5bnそれぞ
れで切り換えた場合では、各距離範囲Z1〜Znそれぞれ
にある物体21〜2nまでの距離を測定することができ
る。
【0021】なお、図3(a)の場合ではバンドパスフ
ィルタのフィルタ特性を可変とすることによって図3
(b)のように複数のバンドパスフィルタを設けた場合
と同様に複数の物体を検知することができるようにして
も構わない。
【0022】以上の実施の形態3によれば、複数の物体
2があっても、特定の物体2のみを選択してその存在あ
るいはその物体2までの距離Lを検知することができ
る。
【0023】(実施の形態4)図4を参照して本実施の
形態4について説明する。図4において図3と対応する
部分には同一の符号を付し、その同一の符号に係る部分
についての詳しい説明は省略する。図4においては送信
するための信号を所定の周波数でもって周波数変換し、
受信された信号を前記と同じ所定の周波数で周波数変換
するものである。詳しく説明すると、本実施の形態4に
おいては、局部発振信号を出力する局部発振手段8と、
この局部発振手段8からの局部発振信号により増幅手段
4出力を周波数変換する送信側周波数変換手段9と、同
じく前記局部発振手段8からの局部発振信号により受信
アンテナ3の受信信号を周波数変換する受信側周波数変
換手段10とを有し、さらに、この受信側周波数変換手
段10と増幅手段4との間にバンドパスフィルタ5aを
配置するとともに、送信側周波数変換手段9と送信アン
テナ1との間にもバンドパスフィルタ5bを設けた構成
となっている。
【0024】この構成においては、ループ7の経路長に
依存する発振周波数をfH、局部発振手段8の局部発振
信号の周波数を前記fHより十分に大きなfLCとする
と、周波数変換手段9ではそのループ7による発振周波
数fHは局部発振周波数fLCで変調されて、送信アンテ
ナ1からはfLCを中心周波数とし、fLC±fHに側波帯
を有した電磁波として空間に送信される。
【0025】したがって、この実施の形態4によれば、
LCをfHに比べて大きい値に設定することで、帯域幅
/中心周波数の比を小さくでき、その結果、送信アンテ
ナ1からは電磁波を周囲の無線設備等の動作に影響を及
ぼすことなく送信し、また物体2で反射されてきた電磁
波を受信アンテナ3で受信できるものとなる。
【0026】(実施の形態5)図5を参照して本実施の
形態5について説明する。図5において図4と対応する
部分には同一の符号を付し、その同一の符号に係る部分
についての詳しい説明は省略する。図5においては、図
4の回路構成において受信側における受信側周波数変換
手段として符号で10a,10bの2つ設け、一方の受
信側周波数変換手段10aについて局部発振手段8から
直接に局部発振信号を入力させ、他方の受信側周波数変
換手段10bについては前記局部発振信号を移相手段1
1を介して位相をずらせたうえで、選択手段12では両
受信側周波数変換手段10a,10bのうち、出力の大
きい方を選択してバンドパスフィルタ5aに入力させる
ようにしている。
【0027】これは、図4の場合では送信と受信とにお
いて同一の局部発振信号を使用しているので、物体2ま
での距離Lにおいて一定間隔毎に受信できない点つまり
ホモダイン検波特有の受信感度ヌル点がある。このよう
な受信感度ヌル点の発生は物体2の存在あるいは距離の
検知ができない場合がある。そのため図5では移相手段
11によって局部発振信号の位相を例えば90度ずらせ
ておき、受信感度が大きい方の受信側周波数変換手段1
0aまたは10bを選択手段12で選択できるようにし
ている。これによって、物体2がどの位置にいても受信
感度ヌル点の発生を防止でき該物体2までの距離Lを正
確に検知できる。
【0028】したがって、この実施の形態5によれば、
物体2がどの位置にいてもその物体2の存在あるいは該
物体2までの距離Lを検知することができるので、実施
の形態4の作用効果をより発揮させることができる。
【0029】なお、上述の各実施の形態では送信信号が
電磁波あるいは音波であったが、物体2が水中にある場
合では水中波を送信信号としても構わない。
【0030】なお、上述の各実施の形態における物体2
は固形物に限定されるものではなく、液体、流動体、半
流動体、あるいは気体であっても送信信号が反射可能で
あれば、適用される。この場合、その物体における送信
信号の反射率がきわめて低い場合では増幅手段4の利得
を大きくしてループ7内利得を1以上とするとよい。
【0031】なお、上述の各実施の形態においては物体
2に応じてループ7内利得が1以上に設定できるように
増幅手段4の利得を可変可能にしても構わない。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電磁波や
音波等を送信信号として送信し、この送信され物体で反
射された送信信号を受信し、この受信した受信信号を増
幅したうえで送信信号として前記送信をするというルー
プを構成し、このループ内における信号利得を1以上と
して該ループ内で発振を発生させるようにし、この発振
に基づいて前記物体の存在あるいは物体までの距離を検
知するという、物体の検知として新規な原理に基づくも
のであり、特に、物体までの距離の計測についてはその
発振の周波数に基づくものであり、また、その周波数か
らの距離の計測も単純な演算で可能となるので、それを
実現する回路構成も従来と比較して簡単なもので済むと
いう画期的な効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る物体検知装置の回路
【図2】本発明の実施形態2に係る物体検知装置の回路
【図3】本発明の実施形態3に係り、(a)その物体検
知装置の回路を示す図デアリ、(b)はバンドパスフィ
ルタの変形例を示す要部の図
【図4】本発明の実施形態4に係る物体検知装置の回路
【図5】本発明の実施形態5に係る物体検知装置の回路
【符号の説明】
1 送信アンテナ 2 物体 3 受信アンテナ 4 増幅手段 8 周波数計測演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA22 AA49 BD15 CA34 CA40 DA01 DA05 GA80 KA01 LA04 LA05 LA06 LA11 2F068 AA06 DD02 FF02 FF12 FF19 FF23 KK14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波や音波等を送信信号として送信し、
    この送信され物体で反射された送信信号を受信し、この
    受信した受信信号を増幅したうえで送信信号として前記
    送信をするというループを構成し、このループ内におけ
    る信号利得を1以上として該ループ内で発振を発生させ
    るようにし、この発振に基づいて前記物体を検知するこ
    とを特徴とする物体検知方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の物体検知方法において、 前記発振の周波数が前記物体までの距離に対応している
    ことに基づいて物体までの距離を計測することを特徴と
    する物体検知方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の物体検知方法に
    おいて、 受信される信号のうち所定の周波数帯の信号成分を除去
    することを特徴とする物体検知方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3いずれかに記載の物体検
    知方法において、 所定の周波数帯でのみ発振する構成として物体までの距
    離の検知範囲を設定することを特徴とする物体検知方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4いずれかに記載の物体検
    知方法において、 送信するための信号を所定の周波数でもって周波数変換
    し、受信された信号を前記と同じ所定の周波数で周波数
    変換することを特徴とする物体検知方法。
  6. 【請求項6】電磁波や音波等を送信信号として送信する
    送信手段と、この送信され物体で反射されてきた前記送
    信信号を受信する受信手段と、この受信信号を増幅して
    前記送信手段に出力する増幅手段とを少なくとも有し、
    前記各手段からなるループが前記物体の検知のための発
    振を発生するように構成されていることを特徴とする物
    体検知装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の物体検知装置において、 前記発振の周波数を計測して前記物体までの距離を検知
    するように構成されていることを特徴とする物体検知装
    置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の物体検知装置に
    おいて、 前記受信手段に受信される信号のうち所定の周波数帯の
    信号成分を除去するように構成されていることを特徴と
    する物体検知装置。
  9. 【請求項9】請求項6ないし8いずれかに記載の物体検
    知装置において、 所定の周波数帯でのみ発振する構成として前記物体まで
    の距離の検知範囲を設定可能に構成されていることを特
    徴とする物体検知装置。
  10. 【請求項10】請求項6ないし9いずれかに記載の物体
    検知装置において、 送信するための信号を所定の周波数でもって周波数変換
    し、受信された信号を前記と同じ所定の周波数で周波数
    変換するよう構成されていることを特徴とする物体検知
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6907219B2 (en) 2002-06-29 2005-06-14 Samsung Electronics Co., Ltd Fusing equipment of image forming apparatus
JP2009042142A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 管長測定システム及びその測定方法
JP2009216585A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 管長測定システム及びその測定方法

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