JP2000055050A - 気体軸受の軸受支持構造 - Google Patents

気体軸受の軸受支持構造

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JP2000055050A
JP2000055050A JP10220813A JP22081398A JP2000055050A JP 2000055050 A JP2000055050 A JP 2000055050A JP 10220813 A JP10220813 A JP 10220813A JP 22081398 A JP22081398 A JP 22081398A JP 2000055050 A JP2000055050 A JP 2000055050A
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bearing
radial
radial bearing
bearing housing
rotating shaft
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JP10220813A
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Masaki Hirokawa
昌樹 弘川
Akihiro Oba
章弘 大場
Takeshi Sakurai
剛 櫻井
Yoshibumi Ikari
義文 碇
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受ハウジングとラジアル軸受の温度差によ
って生じる熱応力を緩和する。 【解決手段】 高圧のプロセスガスによるタービン5の
作動に伴って軸受ハウジング1の温度がラジアル軸受2
aの温度よりも低下すると、軸受ハウジング1の内径が
ラジアル軸受2aの外径よりも小さくなるが、この軸受
ハウジング1の縮小変形を円周溝20が吸収し、ラジア
ル軸受2aに加わる熱応力を緩和する。このため、回転
軸3とラジアル軸受2aの隙間が所定の許容範囲内で適
正に保たれるようになり、回転軸3は円滑に高速回転す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体軸受の軸受構
造に関し、詳しくは、高回転で運転されるターボ機械
や、特に、低温で運転されるヘリウム冷凍機や空気分離
装置などに用いられる膨張タービンに好適な気体軸受の
軸受支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示す静圧気体軸受式膨張タービン
を例として、従来の気体軸受式膨張タービンの構造とそ
の作用について説明する。静圧気体軸受では、圧縮機な
どの外部の高圧ガス源(図示しない)より膨張タービン
の軸受ガス供給部14に圧縮ガス(以下軸受ガスと呼
ぶ)が供給され、この軸受ガスはポケット部15a,1
5bにそれぞれ分岐される。ラジアル軸受2a,2bに
は、直径が、例えば1mm以下の小径の給気孔16が円
周方向に多数設けられれており、回転軸3とラジアル軸
受2a,2bの隙間内に前記給気孔16を通して軸受ガ
スが導入され、該隙間内に導入された軸受ガスの圧力に
よって回転軸3に生ずるラジアル方向の力を支持する。
【0003】また、ラジアル軸受2a,2bの間には1
対のスラスト軸受4a,4bが配設されている。該スラ
スト軸受4a,4bにも、直径が、例えば1mm以下の
小径の給気孔17が円周方向に多数設けられており、回
転軸3とスラスト軸受4a,4bとの隙間内に前記給気
孔17を通して軸受ガスが導入され、該隙間内に導入さ
れた軸受ガスの圧力によって回転軸3に生ずるスラスト
方向の力を支持する。なお、図5ではスラスト軸受4
a,4bはラジアル軸受2a,2bの間に配設されてい
るが、ラジアル軸受2bと圧縮機6の間に配設される場
合もある。
【0004】気体軸受では、回転軸3を非接触で支持す
るラジアル軸受2a,2bと回転軸3の隙間は、一般に
15〜50μmと極めて小さい。一方、回転軸3の両側
に配設された2つのラジアル軸受2a,2bは、軸受ハ
ウジング1に嵌合されている。軸受ハウジング1とラジ
アル軸受2a,2bの接触する部分、すなわち、軸受ハ
ウジング1の内径とラジアル軸受2a,2bの外径は、
前述した回転軸3とラジアル軸受2a,2bの隙間が小
さいため、ラジアル軸受2a,2bの中軸線が該軸受ハ
ウジング1の中心軸線と一致するように、0〜5μmの
隙間で嵌合されている。
【0005】以下、図5に示す膨張タービンが空気分離
装置に設置され、運転された状態について説明する。タ
ービン5に供給された高圧のプロセスガスは、タービン
5の入口10においてその温度は−150℃であるが、
断熱膨張によってタービン出口11では−180℃まで
温度は低下する。一方、圧縮機6の入口12のガスの温
度は30℃であるが、タービン5で発生する駆動力によ
って圧縮機6を流れるガスは断熱圧縮され、圧縮機出口
13のガスの温度は100℃まで上昇する。すなわち、
圧縮機出口13とタービン入口10の軸方向の温度差は
250℃にもなる。
【0006】さらに、タービン5の近傍に配設されたラ
ジアル軸受2aと回転軸3の隙間内のガスが回転による
摩擦力のために発熱して、ラジアル軸受2aの温度が上
昇する。一方、軸受ハウジング1のタービン5の近傍の
温度はタービン5が低温となることによってラジアル軸
受2aよりも低い温度となる。
【0007】図6は、軸受ハウジング1とラジアル軸受
2a,2bの温度分布を示したものである。図より、圧
縮機6側では、軸受ハウジング1はラジアル軸受2bよ
りも温度は高いが、タービン5側では、冷却によって軸
受ハウジング1はラジアル軸受2aよりも温度が低下す
る。
【0008】軸受ハウジング1の温度がラジアル軸受2
aの温度よりも低下すると、軸受ハウジング1の内径が
ラジアル軸受2aの外径よりも小さくなり、ラジアル軸
受2aを軸受ハウジング1が締め付ける熱応力が発生す
る。図6に示す温度差が大きくなればなるほど、この熱
応力は増大し、この熱応力によってラジアル軸受2aの
内径は小さくなり、回転軸3との隙間は、図7に示す如
くC1 からC2 へ減少することになる。
【0009】図7において、例えば、軸受ハウジング1
とラジアル軸受2aの温度差を50℃とし、軸受ハウジ
ング1とラジアル軸受2aの材質をオーステナイトステ
ンレス鋼(膨張係数:16×10-6/℃)、軸受ハウジ
ング1の内径とラジアル軸受2aの外径の半径寸法を6
5mmとすると、前記温度差によって65mm×16×
10-6/℃×50℃=0.052mm=52μmだけ、
ラジアル軸受2aの外径の半径寸法よりも軸受ハウジン
グ1の内径の半径寸法が小さくなる。したがって、この
小さくなった分だけ軸受ハウジング1がラジアル軸受2
aの外径を締め付けるため、ラジアル軸受2aの内径は
2点鎖線の如く中心方向に歪み、回転軸3との隙間が小
さくなる。
【0010】図8は、上記温度による寸法変化によっ
て、ラジアル軸受2aと回転軸3の隙間がどのように変
化するかを示したものである。横軸は、前述した温度差
による寸法変化(軸受ハウジング1の内径の半径寸法の
変化)であり、縦軸はラジアル軸受2aと回転軸3の隙
間である。図より、寸法変化が75μmの場合、ラジア
ル軸受2aと回転軸3の隙間は0となって、回転軸3と
ラジアル軸受2aは接触してしまうことになる。
【0011】従来は、このような温度差による隙間の変
化をできるだけ小さく抑えるために、ラジアル軸受2a
を常温に配置するといった工夫や、前もって回転軸3と
ラジアル軸受2aの隙間を大きくしておくなどの方法が
知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラジア
ル軸受2aを常温に配置する方法では回転軸3の軸長が
長くなって固有振動数が低下し、回転軸3の高速回転時
の安定性が損なわれるといった問題点があった。また、
前もって回転軸3とラジアル軸受2aの隙間を大きくし
ておく方法では、温度差が小さい場合、すなわち、膨張
タービンの起動時など、タービン入口10がまだ冷却さ
れていない場合に回転軸3を高速回転させると、回転軸
3とラジアル軸受2aの隙間が大きいために回転軸3の
安定性が損なわれ、回転軸3とラジアル軸受2aが焼き
付いてしまう恐れがあるため、温度差が生じて回転軸3
とラジアル軸受2aの隙間が規定値になるまで低い回転
数でタービン入口10を冷却するといった予冷運転を行
う必要があった。
【0013】常温で使用される膨張タービンやターボ圧
縮機などのターボ機械においては、高速回転によって軸
受部が発熱し、ラジアル軸受2bの温度が軸受ハウジン
グ1よりも高くなってしまい、ラジアル軸受2bと回転
軸3の隙間が減少する。そこで従来は、軸受部を強制的
にガス冷却したり、冷却水で冷却するといった方法が採
られているが、冷却用のガスや冷却水を供給するための
設備が必要となるだけでなく、ラジアル軸受2bや軸受
ハウジング1の構造が大型化し、複雑となるなどの不具
合があった。
【0014】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、高速回転時の安定性が良好な気体軸受式
の軸受支持構造を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、回転軸と、該回転軸を支
持するラジアル軸受と、該ラジアル軸受を内包する軸受
ハウジングとを備えた気体軸受において、前記軸受ハウ
ジングと前記ラジアル軸受とが互いに接触する部分の該
軸受ハウジングの内径側に、つば部を形成して軸方向の
円周溝を設けた構成とした。
【0016】上記の手段では、ガスタービン等の装置の
作動によって、ラジアル軸受に対する軸受ハウジングの
温度が相対的に低下してそれらの間に温度差が生じる
と、軸受ハウジングの内径がラジアル軸受の外径に対し
て相対的に小さくなる。円周溝は、前記軸受ハウジング
の相対的な縮小変形を吸収し、ラジアル軸受に加わる熱
応力を緩和する。
【0017】上記気体軸受の軸受支持構造において、円
周溝の深さが、軸受ハウジングとラジアル軸受とが互い
に接触する軸方向距離よりも小さいと、熱応力を緩和す
る効果が小さくなり、逆に、円周溝の深さが上記軸方向
距離の3倍よりも大きいと、円周溝が塑性変形するおそ
れがある。したがって、円周溝の深さを、軸受ハウジン
グとラジアル軸受とが互いに接触する軸方向距離の1乃
至3倍とすることが好ましい(請求項2)。
【0018】また、円周溝内側のつば部の厚さが1mm
よりも小さいと、軸受ハウジングの内径寸法を研磨など
の方法によって仕上げる場合、つば部が振動して内径寸
法の真円度などの精度が低下し易くなり、逆につば部の
厚さが5mmよりも厚いと、前記した応力の緩和効果が
小さくなる。したがって、円周溝内径側のつば部の厚さ
を、1乃至5mmとすることが望ましい(請求項3)。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1と図2
を参照して説明する。本発明に係る気体軸受の軸受支持
構造は、軸受ハウジング1とタービン5側のラジアル軸
受2aとが互いに接触する部分の軸受ハウジング1の内
径側に、つば部1aを形成して円周溝20を設けたもの
である。円周溝20は、軸受ハウジング1の中心軸線を
中心にして円形に軸受ハウジング1の端面から軸方向に
穿設されている。なお、本発明に係る気体軸受の軸受支
持構造の他の構成は、図5の従来の気体軸受式膨張ター
ビンと同一であるので、同一の部材等に同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0020】上記の構成では、装置の作動に伴って軸受
ハウジング1の温度が前述のようにラジアル軸受2aの
温度よりも低下すると、軸受ハウジング1の内径がラジ
アル軸受2aの外径よりも小さくなるが、この軸受ハウ
ジング1の縮小変形を円周溝20が吸収し、ラジアル軸
受2aに加わる熱応力を緩和する。このため、回転軸3
とラジアル軸受2aの隙間が所定の許容範囲内で適正に
保たれるようになり、回転軸3は円滑に高速回転する。
【0021】図3は、図1と図2に示した本発明に係る
気体軸受の軸受支持構造と図5に示した従来例との比較
実験結果を示すもので、この図から解るように、従来、
温度差によって軸受ハウジング1の内径の半径寸法が7
5μm変化した場合、ラジアル軸受2aと回転軸3の隙
間が30μmから0になったものが、本発明では、温度
差による上記寸法変化が100μmの場合でも、ラジア
ル軸受2aと回転軸3の隙間が、30μmから僅か6μ
m小さくなるだけで許容範囲の24μmに保たれるとい
う好結果が得られた。
【0022】上記の効果を確実に得るために、円周溝2
0の深さLは、通常、軸受ハウジング1とラジアル軸受
2aの接触する部分Xの1〜3倍の範囲とする。この理
由は、円周溝20の深さLが前記接触幅Xよりも小さい
と、円周溝20による熱応力の緩和効果が小さくなり、
逆に、L/Xが3倍よりも大きいと、円周溝20に作用
する熱応力が過大となって円周溝20が弾性変形の域を
こえて塑性変形してしまう不具合を生じるためである。
なお、ラジアル軸受2aの端面に軸受ハウジング1の端
面が正しく一致していない気体軸受の場合もあり得るが
(軸受ハウジング1の端面がラジアル軸受2aの端面か
ら外方に突出している場合と、その逆の場合の2通りあ
る。)、円周溝の深さLはいずれの場合もラジアル軸受
2aの端面を基点として計測する。接触幅(接触距離)
Xも同様にラジアル軸受2aの端面を基点として計測す
る。したがって、本明細書では円周溝20の深さLと接
触距離Xは、実際の円周溝の深さ及び接触距離とは意味
が異なる。
【0023】また、つば部1aの厚さtは、通常、1〜
5mmとする。この理由は、つば部1aの厚さtが1m
mよりも小さいと、軸受ハウジング1の内径寸法を研磨
などの方法によって仕上げるような場合、つば部1aが
振動して内径寸法の真円度などの精度が低下し易くな
り、逆に、つば部1aの厚さtが5mmよりも厚いと、
応力の緩和効果が小さくなるためである。
【0024】上記した円周溝20の深さLとつば部1a
の厚さtの大きさは、軸受ハウジング1とラジアル軸受
2aの材質がオーステナイトステンレス鋼或いはこれに
類する材質であり、かつ軸受ハウジング1の内径の半径
寸法(ラジアル軸受2aの外径の半径寸法)が65mm
前後である場合であって、材質や大きさが変わったよう
な場合、それに対応して円周溝20の深さLとつば部1
aの厚さtが変更されるのが普通である。
【0025】図4は本発明の第2の実施の形態を示す。
常温で使用される膨張タービンやターボ圧縮機などのタ
ーボ機械においては、軸受ハウジング1と圧縮機6側の
ラジアル軸受2bとが互いに接触する部分の軸受ハウジ
ング1の内径側に、つば部1bを形成して円周溝21を
設ける。
【0026】この場合は、圧縮機6の作動に伴い、ガス
の断熱圧縮により、前述のように、圧縮機6の周囲部分
の温度が上昇する。この温度上昇でラジアル軸受2bが
熱膨張し、その外径寸法を大きくするが、このラジアル
軸受2bの膨張変形を円周溝21が吸収する。したがっ
て、ラジアル軸受2bの膨張変形に起因して軸受ハウジ
ング1とラジアル軸受2bの間に生じる熱応力が緩和さ
れるようになり、この場合も回転軸3とラジアル軸受2
bの隙間が適正に保たれて回転軸3が円滑に回転する。
【0027】円周溝21の深さとつば部1bの厚さは、
円周溝20とつば部1aの場合と同じである。他の構造
は、図5及び図1と同一であるので、同一部材に同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0028】図1と図4の膨張タービンは、既述のよう
に外部の高圧ガス源から高圧の軸受ガスを回転軸3とラ
ジアル2a,2bとの隙間に供給し、その圧力(静圧)
によって回転軸3を支持する構造(静圧気体軸受)とな
っているが、本発明は、上記のような高圧の軸受ガスを
供給せずに、回転軸3が回転することにより、例えば、
回転軸またはラジアル軸受のどちらか一方に形成された
数十μmの溝の作用で、回転軸3とラジアル軸受2a,
2bの隙間内のガスを圧縮し、その圧力(動圧)によっ
て回転軸3を支持する動圧気体軸受等にも適用すること
ができる。また、図1と図4の気体軸受は、軸受ハウジ
ング1のタービン5側と圧縮機6側のいずれか一方にし
か円周溝20,21が設けられていないが、軸受ハウジ
ング1のタービン5側と圧縮機6側の両方に円周溝2
0,21を設けることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、回転軸を
支持するラジアル軸受とこれを収納した軸受ハウジング
との温度差によって生ずるラジアル軸受と回転軸の隙間
の減少を防止することができ、回転機械の使用温度領域
を拡大することができるとともに、信頼性を向上させる
ことができる。また、本発明の軸受支持構造を低温で駆
動する膨張タービンに適用すると、急速な起動が容易と
なり、これを用いた装置、例えば空気分離装置の立ち上
げ時間の短縮にも貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る気体軸受の軸受支持構造の実施
の形態を示す断面図である。
【図2】 図1の要部の拡大図である。
【図3】 本発明の効果を説明する図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図5】 従来の気体軸受式膨張タービンの軸受支持構
造を示す断面図である。
【図6】 軸受ハウジングとラジアル軸受の温度分布を
示す図である。
【図7】 軸受ハウジングとラジアル軸受の寸法変化を
示す図である。
【図8】 ラジアル軸受と回転軸との隙間の変化を示す
図である。
【符号の説明】
1 軸受ハウジング 1a,1b つば部 2a,2b ラジアル軸受 3 回転軸 5 タービン 6 圧縮機 20,21 円周溝 L 円周溝の深さ t つば部の厚さ X 接触距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 剛 東京都港区西新橋一丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 (72)発明者 碇 義文 東京都港区西新橋一丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 Fターム(参考) 3J102 AA02 BA03 BA17 CA33 EA02 EA06 EA17 GA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、該回転軸を支持するラジアル
    軸受と、該ラジアル軸受を内包する軸受ハウジングとを
    備えた気体軸受において、 前記軸受ハウジングと前記ラジアル軸受とが互いに接触
    する部分の該軸受ハウジングの内径側に、つば部を形成
    して軸方向の円周溝を設けたことを特徴とする気体軸受
    けの軸受支持構造。
  2. 【請求項2】 前記円周溝の深さは、前記軸受ハウジン
    グと前記ラジアル軸受とが互いに接触する軸方向距離の
    1乃至3倍とすることを特徴とする請求項1記載の気体
    軸受の軸受支持構造。
  3. 【請求項3】 前記円周溝内径側のつば部の厚さは、1
    乃至5mmであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の気体軸受の軸受支持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008138577A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遠心圧縮機
US9644888B2 (en) 2011-04-08 2017-05-09 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Liquefier system

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