JP2000054698A - キーレスエントリ制御システム - Google Patents

キーレスエントリ制御システム

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JP2000054698A
JP2000054698A JP23798498A JP23798498A JP2000054698A JP 2000054698 A JP2000054698 A JP 2000054698A JP 23798498 A JP23798498 A JP 23798498A JP 23798498 A JP23798498 A JP 23798498A JP 2000054698 A JP2000054698 A JP 2000054698A
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好則 勝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーレスエントリ制御システムにおいて、安
価でかつ同調精度のよい構成を提案することである。 【解決手段】 受信機1の受信部1aをスーパーヘテロ
ダイン方式に構成し、局部発振器104の発振周波数を
掃引する掃引手段2bと、これを制御する掃引制御手段
2aとを具備せしめる。掃引制御手段2aは、受信信号
強度検出手段111により検出された受信信号強度によ
り受信波信号を検索し、同調点にて上記掃引を停止す
る。送信機4aから受信波信号の検索、同調用に無変調
電波を送信せしめることで、S/Nのよい受信を可能に
し同調精度を高める。送信機4aの発振子4031がさ
程安定性がよくない安価なものを用いていても、同調が
確実になされるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーレスエントリ制
御システムに関し、特に交信性能の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドア等のロック/アンロック等
は、イグニッションキーと共通の機械式のキーをドアの
キーシリンダに挿入して行うようにしたものが一般的で
あるが、近年、ドアのロック/アンロック等に機械式の
キーを用いない遠隔操作のキーレスエントリ制御システ
ムが採用されるようになっている。このキーレスエント
リ制御システムは、運転者の操作で送信機から車両ごと
に割り振られたコードを車両側の受信機に送信し、これ
を復調して車両側に記憶したコードと照合して一致する
と電磁アクチュエータ等の作動により車両のロックの解
除等を行うもので、夜間等のドアのロック/アンロック
等が楽になるという長所がある。
【0003】図6はかかるキーレスエントリ制御システ
ムの構成の一例を示すもので、送信機4bは運転者が所
持するキー4の把手部分に内蔵され、スイッチ(ドアロ
ック、ドアアンロック、トランクオープン、パニック)
400と、スイッチ400に対応するIDコードを記憶
する記憶部401と、スイッチ400に応じて記憶部4
01からIDコードを読み込む制御部402Aとを備え
ており、運転者がいずれかのスイッチ400を押すと、
制御部402Aからスイッチ400に応じたコード信号
が発振部403Aに出力される。発振部403Aは、キ
ャリア信号をつくるための水晶発振子4032を有し、
コード信号を変調信号として周波数変調(FM)信号が
つくられ、アンテナ404から送信される。送信機4b
はこれら各部に給電するための電池405および電圧制
御部406を備えており、スイッチ400操作により各
部に給電し所定時間、電波が送信される。
【0004】キーレスエントリ受信機5は、受信部5a
と制御部5bとを有し、受信部5aは、アンテナ500
で受信した電波を第1のバンドパスフィルタ(BPF)
501、高周波(RF)アンプ502、ミキサ503、
局部発振器504を備えたスーパーヘテロダイン方式の
ものである。局部発振器504は水晶発振子5041を
用いた発振周波数固定のもので、受信波信号は、ミキサ
503により局部発振器504の発振信号との中間周波
数信号に周波数変換され、第2のバンドパスフィルタ
(BPF)505に入力し、中間周波数(IF)の信号
を通過せしめる。このIF信号は、IFアンプ506で
増幅された後、検波回路507、移相器508およびに
ローパスフィルタ(LPF)509、波形整形回路51
0により復調され、デジタル化されたコード信号を得
る。
【0005】制御部5bは、受信信号強度検出回路(R
SSI回路)511より知られる受信信号強度が十分か
どうかを判定し、十分であればコード信号をボデーコン
ピュータ6にそのまま出力し、ボデーコンピュータ6
は、復調されたコードを判定してコードに対応した制御
信号を上記電磁アクチュエータの駆動回路等に出力す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記キーレ
スエントリ受信機の安定性は、送受信周波数の安定性に
依存し、特に送受信機で用いられる発振子の性能に強く
依存する。したがって発振子に周波数偏差が少なく安定
性のよいものを用いることが必要になり、コストが高く
なる。一方、第2のBPFの帯域幅を広くすると、周波
数の安定性が多少悪くとも送信機からの電波を拾うこと
ができるが、ノイズが入り易くなるためS/Nが劣化
し、結果的に感度が悪くなる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
送信機の発振部や受信機の局部発振器に必ずしも性能の
十分ではない発振子を用いても、高い感度で受信するこ
とができるキーレスエントリ受信機を提供することを目
的とする。また、本発明は、送信機の発振部や受信機の
局部発振器に必ずしも性能の十分ではない発振子を用い
ても、受信機が高い感度で受信することができるキーレ
スエントリ制御システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、キーレスエントリ制御システムは、スイッチ操作に
対応したコード信号により変調された電波を送信する送
信機と、受信波信号と局部発振器の局部発振信号との中
間周波数信号を中間周波数フィルタに入力するようにな
したスーパーヘテロダイン方式の受信部を有し、送信機
から送信された電波を受信してコード信号を復調し、コ
ード信号に対応した制御信号を車両制御部に出力するよ
うになした受信機とで構成する。上記送信機を、変調電
波の送信に先立ち無変調の電波を送信する構成とする。
上記受信機には、局部発振器を制御して局部発振器の発
振周波数を所定範囲内で掃引する掃引手段と、受信信号
強度を検出する受信信号強度検出手段と、掃引手段を制
御する掃引制御手段とを具備せしめ、上記掃引制御手段
は、上記発振周波数を掃引し、受信信号強度検出手段に
より検出された受信信号強度に基づいて受信波信号を検
索し、上記発振周波数の掃引を同調と判定された掃引点
にて停止するように設定する。
【0009】局部発振器の発振周波数を掃引することで
受信波信号を同調せしめるので、送信機の発振器や受信
機の局部発振器の発振周波数の周波数偏差が大きく安定
性がさ程よくなくとも、送信機からの電波を高感度で受
信することができる。また、受信波信号の同調が、周波
数分布を有していない無変調波により行われるので、S
/Nのよい受信ができ、高い同調精度が得られる。した
がって、送信機と受信機間で良好な交信が可能である。
【0010】請求項2記載の発明では、変調方式が振幅
変調のキーレスエントリ制御システムに適用することに
より、無変調電波に続いて送信される、コード信号によ
り変調される電波の上記変調率を高くして送信効率を高
め、受信機がS/Nのよい検波出力を得ることができ
る。すなわち、受信波信号の検索、同調は、振幅の時間
変化しない無変調電波の受信信号強度に基づいて行われ
るので、コード信号により変調された電波の変調率を高
くして受信波信号の振幅が大きく時間変化しても、受信
波信号の喪失等を生じることはないからである。
【0011】請求項3記載の発明では、上記受信機を、
所定の作動期間と休止期間とを繰り返す間欠作動をする
構成とする。上記送信機の、上記無変調の電波の送信さ
れる時間を、上記所定の作動期間と休止期間とを加算し
た時間以上に設定する。
【0012】これにより、受信機は、間欠作動していて
も、受信波信号の検索が確実に上記無変調電波に基づい
て行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のキーレスエント
リ制御システムの構成を示す。イグニッションキー4に
内蔵される送信機4aは基本的に図6の送信機と同じも
ので、同一番号を付した部分については実質的に同じ作
動をするので説明を省略し、相違点を中心に説明する。
発振部403は、発振子4031を備えたキャリア発生
回路、変調回路等で構成され、変調回路は変調方式がA
Mで、制御部402からのコード信号を変調信号として
AM電波を送信するようになっている。発振部403
は、また、キャリア発生回路において発生した無変調信
号である搬送波だけをも送信できる。制御部403は、
スイッチ400操作により起動すると、発振部403
に、先ず無変調信号を送信するように指令信号を出力
し、次いでスイッチ400に対応したコード信号を出力
する。
【0014】また、発振部の発振子は水晶発振子に代え
て安価ではあるがやや安定性の落ちるSAW発振子40
31を用いている。
【0015】受信機1は、受信部1aおよび制御部1b
からなり、ボデーコンピュータ3とともに車両に搭載さ
れる。受信部1aはスーパーヘテロダイン方式の構成
で、アンテナ100から入感した受信波信号が第1のB
PF101およびRFアンプ102を介してミキサ10
3に入力している。BPF101の通過帯域は、送信機
4aの送信周波数が発振部401のドリフト等でばらつ
いても送信電波が入感し得るように設定する。ミキサ1
03は、局部発振器たる電圧制御発振器(VCO)10
4と周波数変換回路を構成し、受信波信号とVCO10
4の発振信号との中間周波数信号を生成するようになっ
ている。この中間周波数信号が中間周波数フィルタたる
第2のBPF105に入力せしめてある。BPF105
はセラミックフィルタ等で構成された中心周波数が45
5kHz のものである。
【0016】BPF105を通過した中間周波数(I
F)信号はIFアンプ106で増幅され、検波器107
に入力し、検波器107により検波される。検波出力
は、さらに高周波成分を除去するLPF108および波
形整形回路109を通過してコード信号が復調され、コ
ード信号は制御部1bに入力する。
【0017】また受信部1aは、受信信号強度検出手段
たるRSSI回路110を備えており、RSSI電圧V
RSSIを出力するようになっている。RSSI電圧VRSSI
は、IFアンプ106への入力が大きいほど高くなり、
受信信号強度を検出することができる。
【0018】VCO104は発振子としてSAW発振子
1041を用いて構成してあり、受信部1aはVCO1
04の周波数制御用の制御電圧を出力するスキャニング
回路2が設けてある。VCO104はスキャニング回路
2から入力する制御電圧が高いと発振周波数が高く、制
御電圧が低いと発振周波数が低くなる構成としてある。
【0019】スキャニング回路2は、掃引手段2bを構
成するカウンタ202およびDA変換器203とを有
し、カウンタ202には第1、第2のクロック208,
209から切り替えスイッチ205を介してクロック周
波数の異なるクロック1、クロック2が入力している。
カウンタ202はいずれかのクロック208,209に
より、所定範囲内でカウントアップ/ダウンを繰り返す
構成としてある。かかるカウントアップ/ダウンするカ
ウンタ値が、DA変換器203においてアナログ信号に
変換され、制御電圧としてVCO104の発振周波数を
掃引(スキャニング)せしめるようになっている。この
制御電圧は二等辺三角波となる。ここでDA変換器20
3の分解能すなわちビット数は、VCO104の発振周
波数の可変範囲を、VCO104の発振周波数を合わせ
込みたい周波数で除した値以上のものを用いる。なおV
CO104を合わせ込みたい周波数は、発振周波数の最
小変量である。これは、BPF105の帯域幅が狭いほ
ど小さなものが必要で、帯域幅よりも小さく設定する。
受信波信号に対して不感となる周波数域をつくらないよ
うにするためである。
【0020】またクロック208,209のクロック周
波数は、クロック信号が第2のBPF105へ混入しな
いように、中間周波数の整数倍ではない値に設定するの
が望ましい。例えば中間周波数が455kHz の場合、
これを8.5倍して3.9675MHz というように設
定する。
【0021】ここでカウンタ208,209がカウント
アップ/ダウンする範囲は、VCO104の発振周波数
が、送信機4の送信周波数のばらつき(ドリフト等)お
よびSAW発振子1041の安定性に起因するVCO1
04の発振周波数のばらつき(ドリフト等)に追随可能
な範囲とする。例えば、送信機4aの送信周波数とその
ばらつきが、314.35MHz ±0.15MHz で、
VCO104の発振周波数のばらつきが±0.15MH
z のとき、ミキサ103において、455kHz の中間
周波数信号を得るには、VCO104の発振周波数の範
囲が313.895MHz ±0.3MHz であればよい
ことになる。しかしてかかる周波数範囲内で可変となる
ように、カウンタ202のカウントアップ/カウントダ
ウン範囲を決定する。
【0022】スキャニング回路2の、掃引制御手段2a
を構成するコンパレータ200および制御ロジック20
1は、カウンタ202の作動を制御するもので、受信波
信号が入感するとVCO104の発振周波数をロックす
る。コンパレータ200は、2つの比較信号の大小によ
り「H」、「L」の2値出力をするもので、一方の比較
信号としてRSSI回路111から出力されるRSSI
電圧VRSSIが入力し、他方の比較信号として切り替えス
イッチ204を介して第1、第2の基準電圧発生部20
6,207から基準電圧1とこれよりも高い基準電圧2
とが入力している。
【0023】制御ロジック201は、後述する制御フロ
ーを実行する論理演算回路等で構成されてカウンタ20
2を制御し、VCO104の発振周波数のスキャニング
と停止、スキャニング速度等を制御するようになってい
る。
【0024】制御部1bは、マイクロコンピュータ等で
構成され、波形整形回路109から入力する復調された
コード信号を予め記憶したIDコードと照合し、合致す
れば車両制御部たるボデーコンピュータ3に送信機4の
スイッチ400操作に対応した制御信号を出力するよう
になっている。ボデーコンピュータ3は、制御信号にし
たがって、例えばドア開閉用のアクチュエータを駆動し
てドアの開閉等を行う。
【0025】また制御部1bは、タイマー制御にてスリ
ープモードで作動し、作動期間とスリープ期間とを繰り
返す間欠作動をするとともに、受信部1aが作動期間と
スリープ期間とを交互に繰り返す間欠作動をするように
制御し、暗電流の低減を図っている。なお、カウンタ2
02は、そのメモリの記憶をバックアップするため、ス
リープ期間であってもバックアップ用の通電がなされる
ようになっている。
【0026】本発明の受信機1の作動を説明する。図
2、図3は受信機1各部のタイミングチャートで、図
4、図5は制御ロジック201において実行される制御
フローである。
【0027】図2において、前半は送信機4aからの電
波がない場合を示しており、後半は作動期間の途中で送
信機4aのスイッチ400が操作されて送信機4からの
電波が入った場合を示している。
【0028】先ず電波がないときについて説明する。図
4の制御フローにおいて、制御部1bにより受信部1a
がウェイクアップするとスタートする。制御フローは、
ステップS10〜S33が受信波検索制御のステップ
で、受信波を高速検索し、ステップS40〜が同調制御
のステップで、受信周波数を受信波信号の同調周波数に
固定する。ステップS10では切替えスイッチ204,
205を切替えて低圧の基準電圧1、速いクロック1に
設定する。
【0029】ステップS10ではカウンタ202に対し
VCO104の発振周波数の掃引(スキャニング)を許
可する。すなわちDA変換器203でアナログ化された
カウンタ202の出力はクロック1のクロック周波数に
応じた速い速度でアップダウンし、図2のごとく二等辺
三角波となる。これによりVCO104の発振周波数が
上記所定範囲内で低側から高側へ変化し、反転して高側
から低側へ変化し、これを繰り返す。VCO104の発
振周波数の変化も二等辺三角波となる。
【0030】そしてミキサ103において、RFアンプ
102からの受信波信号とVCO104の発振信号とが
混合されて、その中間周波数信号が第2のBPF105
に入力し、VCO104の発振信号と中間周波数信号を
つくる受信波信号のみがBPF105を通過する。VC
O104の発振周波数が所定範囲内でスキャニングさ
れ、受信波信号が検索される。
【0031】スキャニングが開始されると、ステップS
30においてコンパレータ200の出力が「L」か
「H」かを判定する。送信機4aからの電波がなければ
RSSI電圧VRSSIは低く、したがってコンパレータ2
00の出力は「H」のままであり、ステップS31に進
む(なお、強いノイズ電波がある場合にはその影響でコ
ンパレータ200の出力が「L」になるがこれについて
は後述する)。
【0032】ステップS31では、現在時刻Tがウェイ
クアップ時刻T0 から基準の作動時間TWを越えて経過
していないかどうかを判定し、越えていなければステッ
プS20に戻り、基準作動時間TWを経過するまでVC
O104の発振周波数のスキャニングが続けられる。基
準作動時間TWは、図例では、発振周波数のスキャニン
グが、途中でロックされなければ4回行われる長さに設
定してある。基準作動時間TWを経過すると本制御ルー
チンを終了し、制御部1bが制御ルーチン終了を受け受
信部1aを再びスリープせしめる(ステップS32)。
【0033】次に電波が入ったときの作動について説明
する。1回目のスキャニングの終了後に運転者が送信機
4aのスイッチ400を操作し送信機4aから電波が送
信されたとして説明する。送信機4aからは、上記のご
とく、先ず、所定時間、無変調波が送信される。そして
図例では2回目のスキャニング中である時刻T1 におい
て、かかる無変調波が入感しRSSI電圧VRSSIが基準
電圧1を越えてコンパレータ200の出力が「L」にな
り(ステップS30)、カウンタ201の作動を停止し
てVCO104の発振周波数をロックする。このように
周波数の高いクロック1を用いることでVCO104の
発振周波数のスキャニングを高速化し、短時間で受信波
信号を検索することができる。
【0034】続くステップS33では、現在時刻Tが受
信波信号の検出時刻T1 から待機時間TH1 を越えて経
過していないかどうかを判定し、越えていなければステ
ップS30に戻り、受信波信号の検出状態が待機時間T
H1 持続するかどうかが判定される。待機時間TH1 は
例えば1msに設定する。待機時間TH1 経過前にコン
パレータ200の出力が「H」に戻ってしまえば検出し
た受信波信号がノイズ電波であったと判断されるので上
記ステップS31に進む。
【0035】ここでVCO104の発振周波数は、送信
機4aからの送信信号と中間周波数信号をつくるf3 と
なった時点で同調するが、f3 よりもやや高いf1 でロ
ックされている。これは中間周波数信号の周波数が第2
のBPF105の帯域幅内に入った時点で同調するもの
のRSSI回路111の応答遅れによりスキャニングが
ややオーバーシュートするためである。コンパレータ2
00出力は「L」を維持する。
【0036】本実施形態では、かかる高速検索による同
調ずれはステップS40以下の同調制御の手順が実行さ
れることで、解消することができ、受信波信号の高速検
索と同調の高精度化の両立を図っている。すなわちステ
ップS30,S33により、受信波信号が送信機4aか
らの送信電波である蓋然性が高いことが認められると、
まずS40において基準電圧1からこれよりも高い基準
電圧2に切り替え、クロック1からこれよりも周波数の
低いクロック2に切り替える。
【0037】ステップS50〜S52は、VCO104
の発振周波数を一定値戻す手順で、S50では、受信波
信号を検出した時刻T1 におけるスキャニング方向を、
カウンタ202がアップ中であったかどうかで判定す
る。ダウン中であればステップS51に進み現在のカウ
ンタCに一定値CBを加算して戻しカウンタC2 とす
る。またアップ中であればステップS52に進み、タイ
ムチャートに示すように、現在のカウンタCに一定値C
Bを減算して戻しカウンタC2 とする。なおここで一定
値CBは第2のBPF105の帯域幅BWの半分に相当
するカウント値である。かくして受信波信号検出時刻T
1 から待機時間TH1 経過後の時刻T2 においてVCO
104の発振周波数はf1 からBW/2離れたf2 に戻
る。図例ではf2 はf1 −BW/2である。
【0038】続くステップS60では上記クロック2に
対応したスキャニング速度および基準電圧2に対応する
受信波信号の同調判定レベルにて、第2BPF105W
の帯域幅端に対応する、戻した発振周波数f2 からスキ
ャニングする。
【0039】ステップS70〜S73は、実質的にステ
ップS30〜S33と同じ手順で、RSSI電圧VRSSI
と基準電圧2の比較出力であるコンパレータ200の出
力が「L」かどうかを判定し、「L」でなければスキャ
ニング(ステップS60)が続けられ、スキャニング開
始時刻(時刻T2 )からの経過時間が基準作動時間TW
を越えると本制御ルーチンを終了し再びスリープ期間に
入る(ステップS72)。
【0040】ステップS70においてコンパレータ20
0の出力が「L」であればステップS73に進み現在時
刻Tが受信波信号の同調時刻T3 から待機時間TH2 を
越えて経過していないかどうかを判定する。待機時間T
H2 を設定しているのは、待機時間TH1 を設定したの
と同趣旨であり、長さは例えば2msとする。ステップ
S73において検出時刻T3 からの経過時間が待機時間
TH2 を越えていなければステップS74に進み、現在
のカウンタCがスキャニング開始時のカウンタC2 から
BPF105の帯域幅BW相当のカウンタ値2CBを越
えているかどうかを判定し、越えていなければステップ
S70に戻る。ステップS74において、スキャニング
開始時のカウンタC2 からのカウント変化が2CBを越
えていれば、もはや時刻T1 において検出した受信波信
号とは認められないのでステップS10に戻り、基準電
圧1、クロック1の設定で受信波信号の検索をやり直
す。
【0041】ステップS73において検出時刻T3 から
の経過時間が待機時間TH2 を越えると、ステップS8
0に進み制御部1bにコード読み込みの許可が与えられ
る。コード信号により変調された電波は無変調波の後に
続いて送信され、制御部1bは、波形整形回路109か
ら出力される復調信号に基づいてコードを読み込み、予
め記憶したIDコードと照合して合っていればボデーコ
ンピュータ3に、ドアオープン等の対応する制御信号を
出力する。
【0042】ステップS90では、RSSI電圧VRSSI
を基準電圧VS と比較し基準電圧VS よりも高いかどう
かをチェックする。これはVCO104の発振周波数や
送信周波数がドリフトすること等によりRSSI電圧V
RSSIが低下していないかどうかを判定するもので、コー
ド読み込みの信頼性を高める手順である。ステップS9
0においてRSSI電圧VRSSIが基準電圧VS よりも高
ければ、制御部1bによるコード読み込みを容認し(ス
テップS80)、基準電圧VS よりも低ければIDコー
ドの正確な読み込みが困難と判断してステップS100
に進む。なお基準電圧VS は基準電圧2と同じであり、
このRSSI電圧VRSSIのチェックはコンパレータ20
0の出力に基づいて判断される。
【0043】ステップS100以降の手順は、上記ドリ
フト等により同調ずれした受信周波数を同調し直す手順
である。図例ではVCO104の発振周波数がf3 から
f5'に変化した例を示している。ステップS100〜S
102では、VCO104の発振周波数を一定値戻す。
ステップS100では、同調完了時刻(時刻T3 )にお
けるスキャニング方向を、カウンタがアップ中であった
かどうかで判定する。ダウン中であればステップS10
1に進み同調時のカウンタC3 に一定値CB’を加算し
て戻しカウンタC5 とする。またアップ中であればステ
ップS102に進み、タイムチャートに示すように、現
在のカウンタCに一定値CBを減算して戻しカウンタC
5 とする。図例は減算の場合を示し、VCO104の発
振周波数がf5'からf5 に低下している。なお、ここで
一定値CB’は、VCO104の発振周波数や送信機4
aの送信周波数のドリフトの大きさを予め把握してお
き、これに基づいて設定する。大きすぎると同調し直し
に時間がかかり、小さいと、上記ドリフト等が大きさに
よっては完全に受信波信号を喪失してしまうからおそれ
があるである。
【0044】同調のし直しを実行するステップS110
〜S124は上記ステップS70〜S74と同様の手順
で行われる。すなわちステップS110では、カウンタ
202が一定値CB’戻したカウンタC5 から同調完了
時刻(時刻T3 )におけるカウント方向にカウントを開
始する。
【0045】ステップS120では、RSSI電圧VRS
SIと基準電圧2の比較出力であるコンパレータ200の
出力が「L」かどうかを判定し、「L」でなければスキ
ャニング(ステップS110)が続けられ、スキャニン
グ開始時刻(時刻T5 )からの経過時間が基準作動時間
TWを越えると本制御ルーチンを終了し(ステップS1
22)再びスリープ期間に入る。
【0046】ステップS120においてコンパレータ2
00の出力が「L」であればステップS73に進み現在
時刻Tが受信波信号の同調時刻T6 から待機時間TH2
を越えて経過していないかどうかを判定する。ステップ
S123において同調時刻T6 からの経過時間が待機時
間TH2 を越えていなければステップS124に進み、
現在のカウンタCがスキャニング開始時のカウンタC2
からBPF105の帯域幅BW相当のカウンタ値2CB
を越えているかどうかを判定し、越えていなければステ
ップS120に戻る。ステップS124において、スキ
ャニング開始時のカウンタC5 からのカウント変化が2
CBを越えていれば、もはや同調し直そうとした受信波
信号とは認められないのでステップS10に戻り、基準
電圧1、クロック1の設定で受信波信号の検索をやり直
す。
【0047】ステップS123において検出時刻T6 か
らの経過時間が待機時間TH2 を越えると、ステップS
80に進み、検出時刻T6 から待機時間TH2 後の時刻
T7から再びコードが読み込まれる。
【0048】また制御ロジック201は、上記ステップ
S32,S72,S122においてスリープ期間に移行
する際、その時点におけるカウンタ202のカウンタ
C、すなわち当該作動期間の、VCO104の発振周波
数の最終値を内蔵のメモリに記憶する。そして次にウェ
イクアップしたときに、カウンタCの初期値として、記
憶されたカウンタ値に設定するようになっており、次の
効果を奏する。
【0049】図3はノイズ電波等の不要電波が多い状況
での作動を示すもので、送信機4aのスイッチ400が
操作されて送信機4aから電波が送信されており、受信
周波数を送信機からの電波に同調するには、VCO10
4の発振周波数をf3 (318.895MHz )までス
キャニングする必要がある状態を示している。VCO1
04の発振周波数は低い周波数からスキャニングを開始
する。不要電波が入感しているために不要電波によりR
SSI電圧VRSSIが高くなり発振周波数がロックされる
が、不要電波からはIDコードが認識されないので、再
びスキャニングが開始される。不要電波が多いと、かか
る誤検出が多くなり、不要電波の入感でVCO104の
発振周波数がロックされる時間が増加する。この結果、
VCO104の発振周波数が、基準作動時間TW内にV
CO104の可変周波数範囲の上限から下限までのスキ
ャンニングはおろか、f3 にも達しない。
【0050】したがってウェイクアップする度に最低周
波数からスキャニングを開始するとすると、送信機4a
からの送信電波に同調させることが困難な場合が生ず
る。
【0051】本実施形態では、スリープ後のウェイクア
ップにおいて、カウンタ202の初期値は、スリープ前
のカウンタCの最終値に設定され、スリープ期間をはさ
んで実質的に連続してスキャニングが行われるから、例
えば1回の作動期間で同調できなくともスリープ期間後
の作動期間においてVCO104の発振周波数をf3に
ロックすることができ(時刻T1 )、以後、図2の作動
と同様にして同調が可能となる。
【0052】なおスリープ後のウェイクアップにおける
カウンタCの初期値は、厳密にスリープ前の最後のカウ
ンタに設定するのではなく、送信機4aの送信周波数や
VCO104の発振周波数のドリフト分を考慮して、少
しカウンタCを戻して設定してもよい。すなわち図4の
ステップS50〜S52のごとく、スリープ前の最後の
カウンタがアップ中であったかどうかを判定し、アップ
中であれば一定値、カウンタを下げ、ダウン中であれば
一定値、カウンタを上げる。
【0053】上記制御フローに示した受信波検索制御お
よび同調制御は、上記のごとく、送信機4aからの無変
調波の受信信号強度に基づいて行われる。無変調波の場
合、周波数分布を有していないのでエネルギーが分散せ
ず、S/Nのよい受信ができ、同調精度がよい。
【0054】無変調信号の送信される時間は、スキャニ
ング回路2のスリープ時間+作動中時間にすることによ
り、受信機1が間欠作動していても確実にスキャニング
が完了できるようにしている。
【0055】また、本実施形態では、送信電波がAM波
であるため、次の特徴を有する。送信電波がAM波の場
合、変調率はできるだけ100%に近づけて送信効率を
高め、正確に復調できるようにするのがよい。しかし、
無変調電波が送信されず、コード信号により変調された
電波の受信信号強度に基づいて同調をとる構成の場合、
受信波信号の振幅が時間変化し、変調率が100%に近
いほど受信信号強度の変動の幅が大きくなり、次の問題
がある。すなわち、受信波信号が入感しRSSI電圧V
RSSIが基準電圧を越えてVCO104の発振周波数がロ
ックされても、次の瞬間RSSI電圧VRSSIが下がって
ロックが解除されるおそれがある。
【0056】一方、無変調電波は振幅が時間変化しない
から、これが入感したときのRSSI電圧VRSSIも振幅
が時間変化せず、受信波信号の周波数と受信周波数の偏
差にのみ応じて変化する。したがって一旦ロックした受
信波信号を喪失することなく良好に同調ができる。
【0057】このように、本実施形態では、受信波信号
の同調が無変調信号により行われるから、無変調波に続
いて送信される、コード信号により変調された電波は変
調率が高いものであってもよい。したがって、この変調
率を高くして高い検波出力強度を得ることができ、コー
ド信号の復調が確実に行われる。
【0058】このように、本実施形態では、送信機の発
振部や受信機の局部発振器に必ずしも性能の十分ではな
いSAW発振子等の発振子を用いても、良好に交信する
ことができる。
【0059】なお、本実施形態では、送信機と受信機間
をAM波により交信しているが、他の形式の電波、例え
ば周波数変調(FM)による電波で交信するキーレスエ
ントリ制御システムにも適用できる。
【0060】なお、本実施形態では、発振周波数ロック
後に待機時間を設定しているが、ノイズ電波等の影響が
小さい場合等には、VCO104の発振周波数のロック
後の待機時間は設ける必要がなく、省略してもよい。
【0061】また、VCO104の発振周波数を合わせ
込む同調制御の前に、基準電圧およびクロック1により
高速で受信波信号を検索する受信波検索制御を行ってい
るが、高速検索の要請が高くない場合、例えば、送信機
4aの発振子4031やVCO104のSAW発振子1
041に比較的精度のよいものを用いてVCO104の
発振周波数を変化させる範囲が狭い場合等には、スキャ
ニング回路2は、切り替えスイッチのない、単一の基準
電圧発生部、クロックのみを備えた構成とし、同調制御
のみを行う構成でもよい。
【0062】またVCO104の制御電圧は二等辺三角
波としているが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、鋸波等、所定範囲内で発振周波数を変化させられる
ものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態になるキーレスエントリ制御
システムの全体構成図である。
【図2】上記キーレスエントリ制御システムの作動を説
明する第1のタイムチャートである。
【図3】上記キーレスエントリ制御システムの作動を説
明する第2のタイムチャートである。
【図4】上記キーレスエントリ制御システムの作動を説
明する第1のフローチャートである。
【図5】上記キーレスエントリ制御システムの作動を説
明する第2のフローチャートである。
【図6】従来のキーレスエントリ制御システムの全体構
成図である。
【符号の説明】
1 キーレスエントリ受信機 1a 受信部 103 ミキサ 104 VCO(局部発振器) 105 第2のバンドパスフィルタ(中間周波数フィル
タ) 110 RSSI回路(受信信号強度検出手段) 1b 制御部 2 スキャニング回路 2a 掃引制御手段 200 コンパレータ 201 制御ロジック 2b 掃引手段 202 カウンタ 203 DA変換器 3 ボデーコンピュータ(車両制御部) 4 キー 4a 送信機 400 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝田 好則 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 中野 彰夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 浅倉 史生 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB66 DD06 FF24 FF36 HH02 JJ03 KK03 TT03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ操作に対応したコード信号によ
    り変調された電波を送信する送信機と、受信波信号と局
    部発振器の局部発振信号との中間周波数信号を中間周波
    数フィルタに入力するようになしたスーパーヘテロダイ
    ン方式の受信部を有し、送信機から送信された電波を受
    信してコード信号を復調し、コード信号に対応した制御
    信号を車両制御部に出力するようになした受信機とで構
    成したキーレスエントリ制御システムにおいて、上記送
    信機を、変調電波の送信に先立ち無変調の電波を送信す
    る構成とし、上記受信機には、局部発振器を制御して局
    部発振器の発振周波数を所定範囲内で掃引する掃引手段
    と、受信信号強度を検出する受信信号強度検出手段と、
    掃引手段を制御する掃引制御手段とを具備せしめ、上記
    掃引制御手段は、発振周波数を掃引し、受信信号強度検
    出手段により検出された受信信号強度に基づいて受信波
    信号を検索し、上記発振周波数の掃引を同調と判定され
    た掃引点にて停止するように設定したことを特徴とする
    キーレスエントリ制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキーレスエントリ制御シ
    ステムにおいて、上記送信機は、変調方式が振幅変調で
    あるキーレスエントリ制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載のキーレ
    スエントリ制御システムにおいて、上記受信機を、所定
    の作動期間と休止期間とを繰り返す間欠作動をする構成
    とし、上記送信機の、上記無変調の電波の送信される時
    間を、上記所定の作動期間と休止期間とを加算した時間
    以上に設定したキーレスエントリ制御システム。
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