JP2000053570A - フェニルイミダゾール系抗高脂血症薬 - Google Patents

フェニルイミダゾール系抗高脂血症薬

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JP2000053570A
JP2000053570A JP10222158A JP22215898A JP2000053570A JP 2000053570 A JP2000053570 A JP 2000053570A JP 10222158 A JP10222158 A JP 10222158A JP 22215898 A JP22215898 A JP 22215898A JP 2000053570 A JP2000053570 A JP 2000053570A
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信夫 望月
Seiichi Uchida
誠一 内田
Yuichi Yamada
裕一 山田
Nobuhiro Umeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた抗高脂血症作用、動脈硬化症の治療及び
予防効果を有し、かつ、安全で副作用のない抗高脂血症
薬を提供する。 【解決手段】一般式(1) 【化1】 [式中、R1 は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表
し、Xは、C(=O)又はSO2 を表す。A,Bは、そ
れぞれ次式で示される基 【化2】 (ここで、R2 ,R3 ,R4 ,R6 及びR7 は、水素原
子,シアノ基,ヒドロキシ基,ハロゲン原子,C1-6
ルキル基,C1-6 アルコキシ基等を表し、pは、0−6
の整数,qは、0又は1,rは、0−6の整数を表
す。)を表す。Yは、SO2 ,C(=O)等を表し、l
は0又は1を表し、Rは置換基を有していてもよいフェ
ニル基等を表す。R11は、ハロゲン原子又はC1-6 アル
キル基等を表し、mは、0−3の整数を表す。]で表さ
れるフェニルイミダゾール化合物又はその薬学的に許容
される塩を有効成分として含有することを特徴とする抗
高脂血症薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェニルイミダゾ
ール化合物を有効成分として含有する抗高脂血症薬に関
する。
【0002】
【従来の技術】心筋梗塞等の重篤な心疾患は、アテロー
ム性動脈硬化症の主要因子である高脂血症によって誘発
される。心筋梗塞の予防のためには高脂血症の治療が重
要であり、優れた活性と安全性を有する抗高脂血症薬の
開発が求められている。
【0003】かかる抗高脂血症薬の代表的な薬剤とし
て、プラバスタチン(Pravastatin),シン
バスタチン(Simvastatin),クロフィブレ
ート系薬剤等が知られている。これらプラバスタチンや
シンバスタチン等は、血中トリグリセライド及びコレス
テロールを低下させる薬剤であり、すでに、臨床の場で
用いられている。
【0004】しかしながら、これらの薬剤は、血中トリ
グリセライドとコレステロールを同程度に強く低下させ
るものではない。従って、動脈硬化を原因とする虚血性
心疾患,心筋梗塞,脳梗塞等の疾患の治療ならびに予防
の見地から、血中トリグリセライドとコレステロールを
同程度に強く低下させる薬剤の開発が特に注目されてい
るが、いまだこれらを満足させる薬剤はない。
【0005】本発明に係わる化合物に類似の化合物とし
ては、例えば、次のものが知られている。 (1)特開昭55−69567号公報には、下記の化合
物(A)
【0006】
【化3】
【0007】が、抗うつ剤として記載されている。 (2)特開平2−197839号公報には、下記の化合
物(B)
【0008】
【化4】
【0009】が、有機着色物質の光褪色防止剤として記
載されている。 (3)EP458037号公報には、下記の化合物
(C)
【0010】
【化5】
【0011】が、血小板活性化因子阻害剤として記載さ
れている。 (4)EP324377号公報には、下記の化合物
(D)
【0012】
【化6】
【0013】が、降圧剤として記載されている。 (5)本発明者らによるWO95/29163号公報に
は、化合物(E)
【0014】
【化7】
【0015】が、コレステロール生合成阻害活性を有す
ることが記載されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた抗高
脂血症作用、動脈硬化症の治療及び予防効果を有し、か
つ、安全で副作用のない抗高脂血症薬を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、従来の薬剤に比べ
て、血中トリグリセライドとコレステロールを同程度に
強く低下させる化合物を見出し、本発明を完成するに至
った。
【0018】すなわち、本発明は、一般式(1)
【0019】
【化8】
【0020】[式中、R1 は、水素原子またはC1-6
ルキル基を表す。Xは、C(=O)またはSO2 を表
す。A,Bは、それぞれ、次の基
【0021】
【化9】
【0022】(ここで、R2 ,R3 ,R6 及びR7 は、
それぞれ独立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ
基,ハロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキ
シ基,C 2-6 アルケニル基,C2-6 アルキニル基,C
2-6 アルケニルオキシ基,C2-6 アルキニルオキシ基又
はC3-6 シクロアルキル基を表し、R4 ,R5 は、それ
ぞれ独立して、水素原子,C1-6 アルキル基またはC
1-6 ハロアルキル基を表し、pは、0又は1−6の整
数,qは、0又は1,rは、0又は1−6の整数を表
す。)を表す。
【0023】Yは、O,S,SO,SO2 ,NR8 ,C
(=O)、NR10C(=O)またはC(=O)NR
9 (ここで、R8 ,R9 及びR10は、それぞれ独立し
て、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。)を表す。
lは、0または1を表す。Dは、置換基を有していても
よいフェニル基,置換基を有していてもよいナフチル
基,置換基を有していてもよいテトラヒドロナフチル基
又は置換基を有していてもよいインダニル基を表す。R
11は、ハロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコ
キシ基又はC1-6 ハロアルキル基を表す。mは、0また
は1−3の整数を表す。また、mが2以上のとき、R11
は、同一でも相異なっていてもよい。]で表されるフェ
ニルイミダゾール化合物又はその薬学的に許容される塩
の1種若しくはもしくは2種以上を有効成分として含有
することを特徴とする、抗高脂血症薬である。
【0024】前記一般式(I)において、R1 は、水素
原子、又は、メチル,エチル,プロピル,イソプロピ
ル,ブチル,イソブチル,s−ブチル,t−ブチル等の
1-6 アルキル基を表す。
【0025】Xは、C(=O)又はSO2 を表す。A,
Bは、それぞれ次式で示される基、
【0026】
【化10】
【0027】を表す。ここで、R2 ,R3 ,R6 ,R7
は、それぞれ独立して、水素原子、シアノ基、ヒドロキ
シ基、塩素,フッ素,臭素,沃素等のハロゲン原子、メ
チル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチル,イソ
ブチル,s−ブチル,t−ブチル等のC1-6 アルキル
基、メトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソプロポキ
シ,ブトキシ等のC1-6 アルコキシ基、エテニル,1−
プロペニル,1−メチルビニル,アリル,1−メチルア
リル,2−ブテニル等のC2-6 アルケニルル基、エチニ
ル,1−プロピニル,2−プロピニル等のC2-6 アルキ
ニル基、エテニルオキシ,1−プロペニルオキシ,1−
メチルビニルオキシ,アリルオキシ,1−メチルアリル
オキシ,2−ブテニルオキシ等のC2-6 アルケニルオキ
シ基、エチニルオキシ,1−プロピニルオキシ,2−プ
ロピニルオキシ等のC2-6 アルキニルオキシ基、及び、
シクロプロピル,シクロブチル,シクロペンチル,シク
ロヘキシル等のC3-6シクロアルキル基を表す。
【0028】R4 ,R5 は、それぞれ独立して、水素原
子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、s−ブチル、t−ブチル等のC1-6 アルキル基、ク
ロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、トリ
フルオロメチル、トリフルオロエチル、1,1−ジフル
オロエチル、ペンタフルオロエチル等のC1- 6 ハロアル
キル基を表す。Yは、O,S,SO,SO2 ,NR8
C(=O)、NR10C(=O)またはC(=O)NR9
を表す。
【0029】ここで、R8 ,R9 及びR10は、それぞれ
独立して、水素原子、又はメチル,エチル,プロピル,
イソプロピル,ブチル,イソブチル,s−ブチル,t−
ブチル等のC1-6 アルキル基を表す。
【0030】Dは、ベンゼン環の任意の位置に置換基を
有していてもよいフェニル基、ナフタレン環の任意の位
置に置換基を有していてもよい、1−ナフチル、2−ナ
フチル等のナフチル基、テトラヒドロナフタレン環の任
意の位置に置換基を有していてもよいテトラヒドロナフ
チル基又は置換基を有していてもよいインダニル基を表
す。
【0031】前記置換基としては、ヒドロキシ基,カル
ボキシ基,ニトロ基,メルカプト基,ハロゲン原子,C
1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアル
キル基,C1-6 ハロアルコキシ基,C1-6 アルキルチオ
基,C1-6 アルキルスルフィニル基,C1-6 アルキルス
ルホニル基,アミノ基,C1-6 アシルアミノ基,アミド
基,ジC1-6 アルキルアミド基,C1-6 アルコキシカル
ボニル基または置換されてもよいフェニル基等を例示す
ることができる。
【0032】ここで、ハロゲン原子としては、塩素,フ
ッ素,臭素,沃素等が挙げられ、C 1-6 アルキル基とし
ては、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチ
ル,イソブチル,s−ブチル,t−ブチル等が、C1-6
アルコキシ基としては、メトキシ,エトキシ,プロポキ
シ,イソプロポキシ,ブトキシ等が、C1-6 ハロアルキ
ル基としては、クロロメチル,ジクロロメチル,トリク
ロロメチル,トリフルオロメチル,1−フルオロエチ
ル,1,1−ジフルオロエチル,ペンタフルオロエチル
等を挙げることができる。
【0033】C1-6 ハロアルコキシ基としては、クロロ
メトキシ,ジクロロメトキシ,トリクロロメトキシ,ト
リフルオロメトキシ,1−フルオロエトキシ,1,1−
ジフルオロエトキシ,ペンタフルオロエトキシ等が、C
1-6 アルキルチオ基としては、メチルチオ,エチルチ
オ,プロピルチオ.イソプロピルチオ,ブチルチオ,t
−ブチルチオ等が、C1-6 アルキルスルフィニル基とし
ては、メチルスルフィニル,エチルスルフィニル,プロ
ピルスルフィニル,イソプロピルスルフィニル,ブチル
スルフィニル,t−ブチルスルフィニル等が、C1-6
ルキルスルホニル基としては、メチルスルホニル,エチ
ルスルホニル,プロピルスルホニル,イソプロピルスル
ホニル,ブチルスルホニル,t−ブチルスルホニル等を
挙げることができる。
【0034】また、C1-6 アシルアミノ基としては、ア
セチルアミノ,プロピオニルアミノ,ブチリルアミノ,
ピバロイルアミノ等が、ジC1-6 アルキルアミド基とし
ては、ジメチルアミド,ジエチルアミノ,ジプロピルア
ミノ,エチルイソプロピルアミノ,ジブチルアミノ,ジ
t−ブチルアミノ等が、C1-6 アルコキシカルボニル基
としては、メトキシカルボニル,エトキシカルボニル,
プロポキシカルボニル,ブトキシカルボニル等を挙げる
ことができる。
【0035】これらフェニル基、ナフチル基、テトラヒ
ドロナフチル基及びインダニル基は、同一又は相異なる
複数の置換基を有していてもよい。
【0036】R11は、フッ素、塩素、臭素等のハロゲン
原子,メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル等のC1-6 アルキル基,メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、イソプロポキシ、ブトキシ等のC1-6 アルコキシ
基、又は、クロロメトキシ,ジクロロメトキシ,トリク
ロロメトキシ,トリフルオロメトキシ,1−フルオロエ
トキシ,1,1−ジフルオロエトキシ,ペンタフルオロ
エトキシトリフルオロメチル等のC1-6 ハロアルキル基
を表す。
【0037】また、薬学的に許容される塩としては、一
般式(1)で表される化合物の塩酸,硫酸,硝酸,燐酸
等の無機酸の塩や、酢酸,プロピオン酸,乳酸,コハク
酸,酒石酸,クエン酸,安息香酸,サリチル酸,ニコチ
ン酸,ヘプタグルコン酸等の有機酸の塩を挙げることが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】前記一般式(1)で表される化合
物の主な製造法を以下に説明する。
【0039】(製造法1)X=C(=O)の場合
【0040】
【化11】
【0041】(式中、A,B,D,R1 ,Y,l,R11
及びmは、前記と同じ意味を表す。)
【0042】即ち、一般式(2)で示されるアミンと一
般式(3)で示されるカルボン酸とを、常法により脱水
縮合して、一般式(I−1)で示されるアミド誘導体を
得る方法である。
【0043】この脱水縮合は、通常行われる方法によ
り、好ましくは、縮合剤を用いる方法により行うことが
できる。
【0044】反応に用いることのできる縮合剤として
は、特に限定はないが、例えば、1,3−ジシクロヘキ
シルカルボジイミド,1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミド,2−エトキシ−1−
エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン等を挙
げることができる。
【0045】また、この反応において、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド,1−ヒドロキシベンゾトリアゾール,
3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−4−オキソ−1,
2,3−ベンゾトリアジンを共存させると、反応がより
速やかに進行する。
【0046】反応溶媒としては、反応に不活性な溶媒で
あれば、特に限定はないが、例えば、ジエチルエーテ
ル,テトラヒドロフラン(THF),1.4−ジオキサ
ン等のエーテル類、ベンゼン,トルエン,キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン,クロロホルム,
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ア
セトニトリル,ジメチルホルムアミド(DMF),ジメ
チルスルホキシド(DMSO),ピリジン等を用いるこ
とができる。反応温度は、−15℃〜溶媒の沸点程度、
好ましくは、0〜80℃である。 (製造法2)
【0047】
【化12】
【0048】(式中、A’,B’及びD’は、ヒドロキ
シ基及びアミノ基ではないA,B及びDをそれぞれ表
し、R1 ,X,Y,l,R11及びmは、前記と同じ意味
を表す。)
【0049】一般式(I−2)で表される化合物は、一
般式(4)で表される化合物を塩化チオニル,五塩化リ
ン等のハロゲン化剤を用いて、酸クロリドまたはスルホ
ニルクロリド(5)に変換した後、このものを、不活性
有機溶媒中、塩基存在下に、一般式(2)で表されるア
ミンと反応させることによって得ることができる。
【0050】この反応に用いることのできる溶媒として
は、反応に不活性な溶媒であれば、特に限定はないが、
例えば、ジエチルエーテル,THF,1.4−ジオキサ
ン等のエーテル類、ベンゼン,トルエン,キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン,クロロホルム,
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ア
セトニトリル,DMF,DMSO,ピリジン等を挙げる
ことができる。
【0051】塩基としては、例えば、トリエチルアミ
ン,ピリジン,1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
ウンデセ−7−エン(DBU)等のアミン類、炭酸水素
ナトリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,水酸化ナ
トリウム等の無機塩基類等を挙げることができる。反応
温度は、−15℃〜溶媒の沸点程度、好ましくは、0〜
80℃である。
【0052】一般式(3)及び一般式(4)で示される
化合物は、文献記載の既知の方法、例えば、India
n.J.Chem.,26B,616−619(198
7)等に記載される方法によって製造することができ
る。
【0053】本発明において、反応終了後は、通常の後
処理を行うことにより目的物を得ることができる。本発
明化合物の構造は、IR,NMR及びMS等から決定し
た。
【0054】(抗高脂血症薬)本発明化合物は、抗高脂
血症薬として有用であり、その投与方法は、一般式
(1)の化合物又はその薬学的に許容されている塩の純
粋な形、あるいは類似の有用性を有する薬剤の投与様式
として許容されている任意の様式で行うことができる。
【0055】例えば、経口,経鼻,非経口,局所,経皮
または経直腸的に、固体,半固体,凍結乾燥粉末または
液体の剤形、例えば、錠剤,坐薬,丸薬,軟質及び硬質
カプセル,散薬,液剤,懸濁剤,エアゾル剤等として、
好ましくは正確な投与量を処方でき、かつ、簡便に投与
することができる適当な剤形として行うことができる。
【0056】一般的に、意図された投与様式に応じて、
医薬として許容される組成物は、一般式(1)の化合物
若しくはその医薬的に許容される塩の1種または2種以
上を、1〜99重量%、好ましくは5〜75重量%含有
し、残部は適当な医薬用賦形剤99〜1重量%を含有す
る。
【0057】また、該組成物には、慣用の医薬用担体ま
たは賦形剤及び単独の又は活性成分の1種としての式
(1)の化合物を含有させるが、さらに他の薬剤,製剤
用成分,担体,アジュバント等を包含させることもでき
る。
【0058】好ましい投与経路は経口であり、処置され
る高脂血症の程度に応じて調整される簡便な1日投与量
基準が用いられる。このような経口投与用の組成物は、
一般式(1)の化合物もしくはその薬学的に許容される
塩の1種または2種以上、及び任意の通常用いられる、
例えば、医薬用のマニトール,乳糖,デンプン,ゼラチ
ン化デンプン,ステアリン酸マグネシウム,サッカリン
ナトリウム,タルク,セルロースエーテル誘導体,グル
コース,ゼラチン,スクロース,クエン酸塩,没食子酸
プロピル等の賦形剤を加えて形成される。
【0059】このような組成物は、液剤,懸濁剤,錠
剤,丸剤,カプセル剤,散剤,持続放出製剤,坐剤等の
形態で使用される。
【0060】また、このような組成物の場合は、例え
ば、乳糖,スクロース,リン酸二カルシウム等の希釈
剤、例えば、クロスカルメロースナトリウムまたはその
誘導体等の崩壊剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム
等の滑沢剤、例えば、デンプン,アラビアゴム,ポリビ
ニルピロリドン,ゼラチン,セルロースエーテル誘導体
等の結合剤を含有させることができる。
【0061】坐剤の場合には、体内で徐々に溶解する担
体、例えば、ポリオキシエチレングリコールまたはポリ
エチレングリコール(PEG)、例えば、PEG100
0(96%)もしくはPEG4000(4%)に、一般
式(1)の化合物またはその薬学的に許容される塩0.
5〜50重量%を分散して製剤化することができる。
【0062】医薬として投与できる液体組成物の場合
は、一般式(1)の化合物もしくはその薬学的に許容さ
れる塩の1種または2種以上を、0.5〜50重量%、
及び任意の医薬アジュバントを、水,食塩水,デキスト
ロース水溶液,グリセロール,エタノール等の担体中
に、溶解、分散させる等の処理を行い、溶液または懸濁
液の形態とすることによって製造することができる。
【0063】本発明の医薬組成物には、所望により、少
量の補助物質、例えば、湿潤剤,乳化剤,pH緩衝剤,
抗酸化剤等、例えば、クエン酸,ソルビタンモノラウレ
ート,トリエタノールアミンオレエート,ブチル化ヒド
ロキシトルエン等を添加することもできる。
【0064】このような剤形の実際の製造は、通常の方
法、例えば、Remington’s Pharmac
eutical Sciences,18版,Mack
Publishing Company,Easto
n,Pennsylvania,1990に教示される
方法に従って行うことができる。
【0065】一般的に、一般式(1)の化合物若しくは
その薬学的に許容される塩の1種または2種以上は、個
人及び処置される高コレステロール血症によって特徴づ
けられる病的状態に依存して変動する治療有効量で投与
される。
【0066】通常、治療有効1日用量は、体重1kgあ
たり、式(1)の化合物約0.14mg〜約14.3m
g/日であり、好ましくは、体重1kgあたり約0.7
mg〜約10mg/日、最も好ましくは、体重1kgあ
たり約1.4mg〜約7.2mg/日である。例えば、
体重70kgのヒトに投与する場合、一般式(1)の化
合物またはその薬学的に許容される塩の用量範囲は、1
日約10mg〜約1.0g、好ましくは、1日約50m
g〜約700mg、より好ましくは、1日約100mg
〜約500mgである。
【0067】
【実施例】次に、製造例及び実施例を挙げて、本発明を
さらに具体的に説明する。
【0068】製造例1 3−[3,5−ビス(t−ブチル)−4−ヒドロキシフ
ェニル]−N−(4−イミダゾール−1−イルフェニ
ル)−2−プロペンアミド(化合物番号1−99)の製
【0069】
【化13】
【0070】3,5−ビス(t−ブチル)−4−ヒドロ
キシ桂皮酸2.21g、4−アミノフェニルイミダゾー
ル1.41g、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−
3−エチルカルボジイミド塩酸塩1.70g、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール1.36g及びトリエチルア
ミン1.25mlをDMF15mlに加え、室温で20
時間攪拌した。反応液を氷水中に注ぎ、析出物を濾取し
た。得られた結晶をクロロホルム−メタノールで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール
=100:3)で精製して、目的物0.72gを得た。
m.p.270℃以上。
【0071】上記製造例を含め、本発明に係わる化合物
の代表例を第1表に示した。
【0072】
【表101】
【0073】
【表102】
【0074】
【表103】
【0075】
【表104】
【0076】
【表105】
【0077】
【表106】
【0078】
【表107】
【0079】
【表108】
【0080】表中の化合物の 1H−NMRデータを次に
示す。 NMR−1(d6-DMSO,δppm):7.10(s,1H),
7.45-7.8(m,7H),7.95(d,2H),8.05(m,1H),8.10(d,1H),8.
2(m,2H) NMR−2(CDCl3,δppm):1.2(t,3H),2.6(q,
2H),6.95(s,1H),7.05(s,1H),7.25(d,2H),7.45-7.60(m,3
H),7.80(d,2H),7.95(d,2H),8.80(s,1H) NMR−3(CDCl3,δppm):3.55(s,3H),7.15-
7.35(m,11H),7.8(s,1H)
【0081】次に、本発明化合物の医薬製剤としての製
造例を挙げる。
【0082】 製造例2 経口剤(有効成分10mg錠) 化合物番号120の化合物 10mg 乳糖 81.4 コンスターチ 20 ヒドロキシプロピルセルロース 4 カルボキシメチルセルロースカルシウム 4 ステアリン酸マグネシウム 0.6 ────────────────────────── 合計 120mg
【0083】上記組成になるように、前記第1表中の化
合物番号120の化合物50g,乳糖407g及びコン
スターチ100gを流動造粒コーティング装置(大川原
製作所(株)製)を使用して均一に混合した。これに、
10%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液200gを
噴霧して造粒した。乾燥後、20メッシュの篩を通し、
これに、カルボキシメチルセルロースカルシウム20
g,ステアリン酸マグネシウム3gを加え、ロータリー
打錠機(畑鉄工所(株)製)で7mm×8.4Rの臼杵
を使用して、一錠当たり120mgの錠剤とした。
【0084】次に、本発明化合物が優れた薬理活性を有
することを示す。実施例1 コレステロール負荷ハムスターの血清脂質に
及ぼす影響 1%コレステロール及び10%やし油含有粉末飼料をシ
リアンハムスター(Std:Syrian、雄、4週
齢)に3週間自由摂取させた。
【0085】次に、0.1%塩酸溶液あるいは1%ポリ
エチレン硬化ヒマシ油(NIKKOL HCO−60)
溶液に試験化合物を溶解あるいは懸濁し、最終週に1日
1回5日間経口投与した。対照群に対しては、上記溶媒
を経口投与した。次いで、最終投与2〜4時間後にペン
トバルビタール麻酔下腹部大静脈より採血し、血清を分
離した。
【0086】測定キットを用い、自動生化学測定装置で
血清総コレステロール値及び血清トリグリセライド値を
測定し、各群の測定値から下式に従い、血清脂質低下率
を算出した。
【0087】
【数1】 その結果を第2表に示した。
【0088】
【表201】
【0089】
【表202】
【0090】
【表203】
【0091】実施例2 反復経口投与毒性 1%ポリエチレン硬化ヒマシ油(NIKKOLHCO−
60)溶液に化合物番号120の化合物を懸濁し、1群
6匹のラット(雄性SD系)に、1日量100mg/k
gの割合で7日間経口投与した。その結果、死亡及びそ
の他の毒性症状は、何ら観察されなかった。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる化
合物は、血中脂質低下作用を有し、高脂血症,動脈硬化
症,心筋梗塞,脳梗塞等の治療薬として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 裕一 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 梅田 信広 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 Fターム(参考) 4C086 BC38 MA01 MA02 MA03 MA04 NA14 ZA45 ZC33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [式中、R1 は、水素原子またはC1-6 アルキル基を表
    す。Xは、C(=O)またはSO2 を表す。A,Bは、
    それぞれ次式で示される基 【化2】 (ここで、R2 ,R3 ,R6 およびR7 は、それぞれ独
    立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,ハロゲン
    原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基,C2-6
    アルケニル基,C2-6 アルキニル基,C2-6 アルケニル
    オキシ基,C2-6アルキニルオキシ基またはC3-6 シク
    ロアルキル基を表し、R4 ,R5 は、それぞれ独立し
    て、水素原子,C1-6 アルキル基またはC1-6 ハロアル
    キル基を表し、pは、0または1−6の整数,qは、0
    または1,rは、0または1−6の整数を表す。)を表
    す。Yは、O,S,SO,SO2 ,NR8 ,C(=
    O),C(=O)NR9 またはNR10C(=O)(ここ
    で、R8 ,R9 およびR10は、それぞれ独立して、水素
    原子またはC1-6 アルキル基を表す。)を表す。lは、
    0または1を表す。Dは、置換基を有していてもよいフ
    ェニル基,置換基を有していてもよいナフチル基,置換
    基を有していてもよいテトラヒドロナフチル基または置
    換基を有していてもよいインダニル基を表す。R11は、
    ハロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基
    またはC1-6ハロアルキル基を表す。mは、0または1
    −3の整数を表し、mが2以上のとき、R11は、同一で
    も相異なっていてもよい。]で表されるフェニルイミダ
    ゾール化合物またはその薬学的に許容される塩の1種も
    しくは2種以上を有効成分として含有することを特徴と
    する抗高脂血症薬。
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