JP2000053541A - ヘアリンス組成物 - Google Patents

ヘアリンス組成物

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JP2000053541A
JP2000053541A JP22378398A JP22378398A JP2000053541A JP 2000053541 A JP2000053541 A JP 2000053541A JP 22378398 A JP22378398 A JP 22378398A JP 22378398 A JP22378398 A JP 22378398A JP 2000053541 A JP2000053541 A JP 2000053541A
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hair
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drying
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Nariyoshi Shirasaki
斉美 白崎
Hitoshi Harui
等 春井
Kohei Sawada
公平 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが良好であ
り、べたつかずサラサラでセット性に優れるとともに髪
に自然なつやを与え、経時安定性に優れるヘアリンス組
成物を提供する。 【解決手段】a.30%粒径RAと70%粒径RCとの差
C−RAが3μm以下または50%粒径RBと95%粒
径RDとの差RD−RBが6μm以下である金属石鹸微粒
子0.01〜5重量%、b.カチオン性界面活性剤0.
1〜10重量%およびc.カチオン性高分子化合物0.
1〜5重量%を含有することを特徴とするヘアリンス組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアリンス組成物に
関し、さらに詳しくは使用時の指通りや乾燥後の櫛通り
が良好であり、べたつかずサラサラでセット性に優れる
とともに髪に自然なつやを与え、経時安定性に優れるヘ
アリンス組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりヘアリンスやヘアトリ−トメン
ト等においては毛髪に対するコンディショニング性(使
用時の指通り、なめらかさ、柔軟性、しっとり感、乾燥
後の髪のつやおよび櫛通り)を付与するためにヘキサデ
シルトリメチルアンモニウムクロリド、オクタデシルト
リメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ドコシルトリメチルアンモニ
ウムクロリド等のカチオン性界面活性剤が使用されてき
た。しかし、カチオン性界面活性剤のみでは充分なコン
ディショニング効果が得られず、乾燥後の櫛通りや髪の
つやが充分ではなかった。そこでカチオン性界面活性剤
とジメチルジアリルアンモニウムクロライドやカチオン
化セルロ−スエ−テル等のカチオン性高分子が配合され
てきた(特開昭54−135234号公報および特開昭
62−138415号公報)。しかし、ごわついたり、
べとついたりする欠点を有していた。
【0003】また、近年コンディショニング性を付与す
るために、ジメチルポリシロキサン、ポリエ−テル変性
シリコ−ン、アルキル変性シリコ−ン、カチオン変性シ
リコ−ン、アミノ変性シリコ−ン等のシリコ−ン化合物
が使用されている(特開昭57−56413号公報、特
開平4−230615号公報および特開平5−5885
7号公報)。ところが、これらシリコ−ン化合物を使用
した組成物では経時安定性が悪いだけでなく、乾燥後の
セット性が悪くなり、パ−マネントウェ−ブがかかり難
くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが良好であり、
べたつかずサラサラでセット性に優れるとともに髪に自
然なつやを与え、経時安定性に優れるヘアリンス組成物
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
研究を重ねたところ、特定の粒度分布を有する金属石鹸
微粒子、カチオン性界面活性剤およびカチオン性高分子
化合物を特定の比率で組み合わせることで目的のヘアリ
ンス組成物を得るに至った。すなわち本発明は、a.3
0%粒径RAと70%粒径RCとの差RC−RAが3μm以
下または50%粒径RBと95%粒径RDとの差RD−RB
が6μm以下である金属石鹸微粒子0.01〜5重量
%、b.式(1)で示されるカチオン性界面活性剤0.
1〜10重量%およびc.カチオン性高分子化合物0.
1〜5重量%を含有することを特徴とするヘアリンス組
成物である。
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1、R2、R3およびR4の内、1
または2個は炭素数12〜24の直鎖あるいは分岐のア
ルキル基またはアルケニル基を示し、残りは炭素数1〜
3のアルキル基またはベンジル基を示し、Xはハロゲン
原子を示す。)
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる金属石鹸微粒
子は脂肪酸の多価金属塩であり、脂肪酸としては例えば
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘニン酸等が挙げられ、好ましくはパルミチン
酸、ステアリン酸である。多価金属原子としてはマグネ
シウム、カルシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄等が挙げ
られ、好ましくは、マグネシウム、カルシウム、亜鉛で
ある。そして、30%粒径RAと70%粒径RCとの差R
C−RAが3μm以下または50%粒径RBとは95%粒
径RDとの差RD−RBが6μm以下であり、RC−RA
2μm以下またはRD−RBが3μm以下であることが好
ましい。RC−RAが3μmより大きいかまたはRD−RB
が6μmより大きいと、使用時の指通りや乾燥後の櫛通
り、セット性、髪のつや等のコンディショニング性が悪
くなり、経時安定性も悪くなる。
【0009】ここで30%粒径RAとは、金属石鹸粒子
全重量中の30%の粒子がその粒径以下であることを示
し、例えば図1の一般的な金属石鹸であるステアリン酸
亜鉛の粒度累積グラフ中の累積(%)における30%で
の粒径である3.2μmをR Aと定義する。RB、RC
Dも同様に定義され、それぞれ5.3μm、8.3μ
m、19.6μmである。従ってRC−RAおよびRD
Bは、それぞれ5.1μm、14.3μmとなる。す
なわち、RC−RAおよびRD−RBの各々の値が低い程、
粒度分布の範囲が狭いことを示す。
【0010】粒度分布の測定には一般的な粒度分布測定
法を用いる。例えば、フルイ分け法、沈殿法、顕微鏡
法、光走査法、レーザー回折散乱法等が挙げられるが、
本発明に使用する金属石鹸微粒子の測定法においては、
より微細な粒子に対して精度良く測定が可能な光走査
法、レーザー回折散乱法等が好適に使用される。さら
に、本発明に用いられる金属石鹸微粒子においては10
μmよりも大きな粒径粒子の全体に対する含有率が4%
以下であることが好ましく、実質的に10μmよりも大
きな粒径粒子を含まないことが更に好ましい。
【0011】本発明の金属石鹸微粒子は通常次のように
して調製される。すなわち、脂肪酸のアルカリ金属塩ま
たはアンモニウム塩0.001〜20重量%を含有する
水溶液と、無機金属塩0.001〜20重量%を含有す
る水溶液または分散液とを、生成する金属石鹸の結晶転
移開始温度以下の温度で混合して金属石鹸スラリーを調
製し、次いでこのスラリーを金属石鹸の結晶転移開始温
度以下の温度で乾燥処理する。
【0012】ここで、結晶転移開始温度とは、金属石鹸
の結晶構造が変化し始める温度のことであり、例えば図
2の一般的な金属石鹸であるステアリン酸亜鉛の示差熱
分析による熱吸収グラフにおいて、吸熱開始前の勾配の
延長線Aと吸熱開始後の勾配の延長線Bとの交点Cの温
度を結晶転移開始温度とする。例えば、ステアリン酸亜
鉛では100℃、ステアリン酸カルシウムでは94℃、
ステアリン酸マグネシウムでは73℃である。
【0013】本発明に用いられる式(1)で示されるカ
チオン性界面活性剤のR1、R2、R 3およびR4の内、1
または2個は炭素数12〜24の直鎖あるいは分岐のア
ルキル基またはアルケニル基を示し、好ましくは炭素数
16〜22のアルキル基である。残りは炭素数1〜3の
アルキル基またはベンジル基を示し、Xはハロゲン原子
を示す。炭素数12〜24のアルキル基としては、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシ
ル基、エイコシル基、ドコシル基、テトラコシル基等の
直鎖のアルキル基、1,6−メチルヘプタデシル基、
1,4−メチルペンタデシル基、1,2−メチルトリデ
シル基等の分岐のアルキル基が挙げられる。アルケニル
基としては、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、オ
クタデセニル基、オクタデカジエニル基等が挙げられ
る。炭素数1〜3のアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基が挙げられ、好ま
しくはメチル基である。ハロゲン原子としては、フッ素
原子、塩素原子および臭素原子が挙げられ、好ましくは
塩素原子である。
【0014】本発明に用いられるカチオン性高分子化合
物としては、マーコート100、マーコート280、マ
ーコート550(メルク社製)、セルコートH−10
0、セルコートL−200(ナショナルスターチ社製)
に代表される塩化ジメチルジアリルアンモニウム誘導
体、ガフカット734、ガフカット755(ガフ社製)
に代表される第四級窒素含有ポリビニルピロリドン、ポ
リマーJR−125、ポリマーJR−400、ポリマー
JR−30M、ポリマーLR−400(ユニオンカーバ
イド社製)に代表される第四級窒素含有セルロースエー
テル誘導体、エポミンP−1000(株式会社日本触媒
製)に代表されるポリエチレンイミン、ナルコ600
(ナルコケミカル社製)に代表されるテトラエチルペン
タミンとエピクロルヒドリンの水溶性カチオン性高分
子、スミフロック(住友化学工業株式会社製)に代表さ
れる第四級窒素含有ポリ(トリアルキルアミノエチルメ
タクリレート)誘導体、コスメディアC−261(ヘン
ケル社製)に代表される第四級窒素含有グァーガム誘導
体等が挙げられる。
【0015】本発明のa.成分である金属石鹸微粒子は
組成物全量中に0.01〜5重量%であり、好ましくは
0.02〜4重量%、更に好ましくは0.05〜3重量
%である。0.01重量%未満では乾燥後の髪のつやが
ないばかりでなくセット性が悪くなり、5重量%を超え
ると経時安定性に問題を生じる。なお、通常a.成分の
金属石鹸微粒子はエタノールまたは多価アルコールの一
部で湿潤させてから系に添加する方法を用いる。
【0016】b.成分であるカチオン性界面活性剤は組
成物全量中に0.1〜10重量%であり、好ましくは
0.15〜8重量%、更に好ましくは0.2〜6重量%
である。0.1重量%未満では使用時の指通りが悪くな
り、10重量%を超えると乾燥後の髪にべたつきを生じ
る。
【0017】c.成分であるカチオン性高分子化合物は
組成物全量中に0.1〜5重量%であり、好ましくは
0.15〜4重量%、更に好ましくは0.2〜3重量%
である。0.1重量%未満では使用時の指通りおよび乾
燥後の櫛通りが悪くなり、5重量%を超えると経時安定
性に問題を生じる。
【0018】本発明のヘアリンス組成物においては、上
記必須成分に加えてヘアリンス組成物に通常使用されて
いる成分や添加剤を配合することが可能である。すなわ
ち、高級脂肪酸モノグリセライド、ポリオキシエチレン
モノステアレ−ト、アルキルアミンオキシド等のノニオ
ン性界面活性剤、パルミチン酸イソプロピル、流動パラ
フィン、ワセリン、蛋白誘導体、スクワラン、ホホバ
油、オリ−ブ油、ヒマシ油、ヒマワリ油、レシチン、ジ
メチルポリシロキサン、ポリエ−テル変性シリコ−ン、
アルキル変性シリコ−ン、カチオン変性シリコ−ン、ア
ミノ変性シリコ−ン等のシリコ−ン油、ポリエチレング
リコ−ルの脂肪酸エステル等の油性成分、グリセリン、
エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、1,3−
ブチレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル等の保湿
剤、ココイルアミドプロピルベタイン等の両性界面活性
剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロ−ス、ヒドロキシ
エチルセルロ−ス、カルボキシメチルセルロ−ス、カル
ボキシビニルポリマ−等の水溶性ポリマ−、殺菌剤、キ
レ−ト剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、動植物由来の天
然エキス、色素、香料等を含むことができる。
【0019】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜8および比較例1〜8 表1に示す金属石鹸微粒子を使用して表2〜表3に示す
ヘアリンス、ヘアトリ−トメントを調整し、下記の方法
により評価を行なった。結果を表2〜表3に示す。尚、
表1の金属石鹸微粒子の粒度分布は以下のようにして測
定した。すなわち、金属石鹸微粒子0.5gに10ml
のエタノールを加え、日本精機株式会社製の超音波分散
器を用いて5分間超音波分散を行った。次に測定溶媒と
してエタノールを循環している日機装株式会社製マイク
ロトラック粒度分布測定装置(SPA型)に得られた金
属石鹸分散液をDV値が0.6〜0.8になるまで添加
し、この状態における各サンプルの粒度分布を測定し
た。
【0020】(1)使用時の指通り 20名の女性をパネラーとし、表4に示すシャンプ−で
洗髪後に、試料5gを塗布してすすいだ時の指通りにつ
いて下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平
均値1.5点以上を使用時の指通りの良好な組成物であ
ると評価した。2点:指通りがスムースで髪が引っかか
らないと感じた場合。1点:髪がやや指に引っかかると
感じた場合。0点:指通りが非常に悪いと感じた場合。
【0021】(2)乾燥後の櫛通り 20名の女性をパネラーとし、表4に示すシャンプ−で
洗髪後に、試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後
の櫛通りについて下記のように判定し、20名の平均値
を求めて、平均値1.5点以上を乾燥後の櫛通りの良好
な組成物であると評価した。 2点:髪にきしみ感がなく、櫛通りがスムースであると
感じた場合。 1点:髪がやや櫛にひっかかると感じた場合。 0点:櫛通りが非常に悪いと感じた場合。
【0022】(3)乾燥後の髪のべたつき 20名の女性をパネラーとし、表4に示すシャンプ−で
洗髪後に、試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後
の髪のべたつきについて下記のように判定し、20名の
平均値を求めて、平均値1.5点以上を乾燥後の髪のべ
たつきのない良好な組成物であると評価した。 2点:髪にべたつき感がなく、サラサラであると感じた
場合。 1点:髪にややべたつき感があると感じた場合。 0点:髪が非常にべたつくと感じた場合。
【0023】(4)乾燥後のセット性 20名の女性をパネラーとし、表4に示すシャンプ−で
洗髪後に、試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後
の髪のセット性について下記のように判定し、20名の
平均値を求めて、平均値1.5点以上を乾燥後のセット
性の良好な組成物であると評価した。 2点:髪がまとまり易くセット性に優れていると感じた
場合。 1点:髪がややまとまり難いと感じた場合。 0点:髪がまとまり難くセット性が悪いと感じた場合。
【0024】(5)乾燥後の髪のつや 20名の女性をパネラーとし、表4に示すシャンプ−で
洗髪後に、試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後
の髪のつやについて下記のように判定し、20名の平均
値を求めて、平均値1.5点以上を乾燥後の髪のつやを
与える組成物であると評価した。 2点:髪に自然なつやが出たと感じた場合。 1点:髪にややつやが出たと感じた場合。 0点:髪につやが無くなったと感じた場合。
【0025】(6)経時安定性 試料を透明ガラス容器に密封して0℃、25℃および4
5℃で1ヶ月間保存し、その外観を観察して、下記に示
す3段階で評価した。 ○:安定性良好(外観の変化がない。) △:安定性やや不良(若干凝固もしくは分離する。また
は若干着色を生じる。) ×:安定性不良(凝固状態もしくは分離する。または着
色が著しい。)
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】注1)メルク社製 商品名「マーコート1
00」 注2)メルク社製 商品名「マーコート550」 注3)ユニオンカーバイド社製 商品名「ポリマーJR
−400」 注4)ガフ社製 商品名「ガフカット734」 注5)東芝シリコーン株式会社製 商品名「XS65−
B3802」
【0029】
【表3】
【0030】注1)メルク社製 商品名「マーコート1
00」 注2)メルク社製 商品名「マーコート550」 注3)ユニオンカーバイド社製 商品名「ポリマーJR
−400」 注4)ガフ社製 商品名「ガフカット734」 注5)東芝シリコーン株式会社製 商品名「XS65−
B3802」
【0031】
【表4】
【0032】実施例1〜8より、本発明の成分を用いた
ヘアリンス組成物はいずれも使用時の指通りおよび乾燥
時の櫛通りが良好であり、べたつきがなくサラサラでセ
ット性に優れるとともに髪に自然なつやを与え、経時安
定性に優れていた。一方、比較例1〜8では十分な性能
が得られていない。つまり、比較例1ではa.成分が配
合されていないことから乾燥後の髪のつやがないばかり
でなくセット性が悪くなっており、比較例2ではa.成
分が本発明の範囲を超えて配合されていることから経時
安定性が悪くなっている。そして、比較例3、比較例4
ではa.成分に変えて粒度分布が本発明の範囲を超えて
いる金属石鹸粒子を使用していることより、経時安定性
が悪くなるとともに乾燥後の髪に十分なコンディショニ
ング性を与えられない。また、比較例5ではb.成分が
本発明の範囲より少なく配合されていることから使用時
の指通りが悪くなっており、比較例6ではb.成分が本
発明の範囲を超えて配合されいることから髪にべたつき
を生じている。さらに、比較例7ではc.成分が配合さ
れていないことから乾燥後の櫛通りが悪くなっており、
比較例8ではc.成分が本発明の範囲を超えて配合され
いることから経時安定性に問題を生じている。
【0033】
【発明の効果】本発明のヘアリンス組成物は使用時の指
通りや乾燥後の櫛通りが良好であり、べたつかずサラサ
ラでセット性に優れるとともに髪に自然なつやを与え、
経時安定性に優れていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属石鹸の一般品のステアリン酸亜鉛の粒度分
布および粒度累積グラフを示す。
【図2】金属石鹸の一般品のステアリン酸亜鉛の示差熱
分析結果を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC092 AC122 AC241 AC242 AC302 AC352 AC402 AC422 AC482 AC692 AD131 AD132 AD152 AD282 BB06 BB26 BB34 CC39 DD31 EE01 EE06 EE28

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.30%粒径RAと70%粒径RCとの
    差RC−RAが3μm以下または50%粒径RBと95%
    粒径RDとの差RD−RBが6μm以下である金属石鹸微
    粒子0.01〜5重量%、b.式(1)で示されるカチ
    オン性界面活性剤0.1〜10重量%およびc.カチオ
    ン性高分子化合物0.1〜5重量%を含有することを特
    徴とするヘアリンス組成物。 【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4の内、1または2個は
    炭素数12〜24の直鎖あるいは分岐のアルキル基また
    はアルケニル基を示し、残りは炭素数1〜3のアルキル
    基またはベンジル基を示し、Xはハロゲン原子を示
    す。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016079165A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 株式会社ピカソ美化学研究所 リンス組成物
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