JP2000053322A - 糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装置 - Google Patents
糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装置Info
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- JP2000053322A JP2000053322A JP11102516A JP10251699A JP2000053322A JP 2000053322 A JP2000053322 A JP 2000053322A JP 11102516 A JP11102516 A JP 11102516A JP 10251699 A JP10251699 A JP 10251699A JP 2000053322 A JP2000053322 A JP 2000053322A
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- power
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- yarn
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/70—Other constructional features of yarn-winding machines
- B65H54/74—Driving arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸巻き機において、電力故障の際の不正常な
糸巻き取りを防止する。 【解決手段】 糸巻き機の巻取ヘッドは、スピンドル駆
動装置（３）を備えたワインディングユニット、スピン
ドルの回転速度及び／又は回転位置用のセンサ（４）、
及び駆動装置を備えた糸トラバース装置（５）を有す
る。該スピンドル駆動装置と該糸トラバース装置が互い
に電気的に同期されている。電力故障の際に自動的に作
動され、一方において前記センサに、他方において該糸
トラバース装置用駆動装置に電流を供給して該スピンド
ル駆動装置と該糸トラバース装置の間の同期を維持する
無停電電源装置（１７）が設けられている。ことを特徴
とする糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装置。
糸巻き取りを防止する。 【解決手段】 糸巻き機の巻取ヘッドは、スピンドル駆
動装置（３）を備えたワインディングユニット、スピン
ドルの回転速度及び／又は回転位置用のセンサ（４）、
及び駆動装置を備えた糸トラバース装置（５）を有す
る。該スピンドル駆動装置と該糸トラバース装置が互い
に電気的に同期されている。電力故障の際に自動的に作
動され、一方において前記センサに、他方において該糸
トラバース装置用駆動装置に電流を供給して該スピンド
ル駆動装置と該糸トラバース装置の間の同期を維持する
無停電電源装置（１７）が設けられている。ことを特徴
とする糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドル駆動装
置を備えたワインディングユニット、スピンドルの回転
速度及び／又は位置用のセンサ、及び駆動装置付き糸ト
ラバース装置を有し、そのスピンドル駆動装置と糸トラ
バース装置が互いに電気的に同期されている糸巻き機の
巻取ヘッド用電力供給装置に関する。
置を備えたワインディングユニット、スピンドルの回転
速度及び／又は位置用のセンサ、及び駆動装置付き糸ト
ラバース装置を有し、そのスピンドル駆動装置と糸トラ
バース装置が互いに電気的に同期されている糸巻き機の
巻取ヘッド用電力供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】巻取ヘッドは、ワインディングユニット
のほかに更に所謂糸ライン、即ち巻かれているボビン用
クリール装置から糸トラバース装置へ至る各装置、例え
ば糸監視装置、糸制動装置又はダンパー、を有してい
る。それぞれのケースにおいて、６０個未満、或いはそ
れ以上の複数の巻取ヘッド即ち巻取スピンドルが１個の
共通フレームの上に配置され、そして、とりわけ、全て
の巻取ヘッド用電力供給装置を内蔵する共通のコントロ
ールボックスを有する糸巻き機を構成する。シェーラー
・シュバイター・メットラー会社（Schaerer Schweiter
Mettler AG）製作のプレシフレックス（Preciflex）交
差糸巻き機 ＰＷ１がこのような糸巻き機の例として考
えられる。
のほかに更に所謂糸ライン、即ち巻かれているボビン用
クリール装置から糸トラバース装置へ至る各装置、例え
ば糸監視装置、糸制動装置又はダンパー、を有してい
る。それぞれのケースにおいて、６０個未満、或いはそ
れ以上の複数の巻取ヘッド即ち巻取スピンドルが１個の
共通フレームの上に配置され、そして、とりわけ、全て
の巻取ヘッド用電力供給装置を内蔵する共通のコントロ
ールボックスを有する糸巻き機を構成する。シェーラー
・シュバイター・メットラー会社（Schaerer Schweiter
Mettler AG）製作のプレシフレックス（Preciflex）交
差糸巻き機 ＰＷ１がこのような糸巻き機の例として考
えられる。
【０００３】適当なワインディングユニットが、EP-A-0
453 622、EP-A-0 829 444 及びEP-A-0 838 422に記載
されている。そのようなワインディングユニットの運転
中にもし電力喪失があれば、糸トラバース装置は非常に
短い時間で停止するが、ボビンはその概して相対的に大
きな質量のために回り続け、この間に糸はボビンの上に
平行に巻き取られる。ワインディングユニットを再スタ
ートするとき、この平行な糸巻取の巻取層は、人手と切
断により取り除かれねばならず、これは場合によっては
相当の材料損失になることがある。加えて、各ワインデ
ィングユニットに必要な人手の処置が時間を要するもの
となると、電力喪失は又生産性に好ましくない影響を及
ぼすという結果を齎す。
453 622、EP-A-0 829 444 及びEP-A-0 838 422に記載
されている。そのようなワインディングユニットの運転
中にもし電力喪失があれば、糸トラバース装置は非常に
短い時間で停止するが、ボビンはその概して相対的に大
きな質量のために回り続け、この間に糸はボビンの上に
平行に巻き取られる。ワインディングユニットを再スタ
ートするとき、この平行な糸巻取の巻取層は、人手と切
断により取り除かれねばならず、これは場合によっては
相当の材料損失になることがある。加えて、各ワインデ
ィングユニットに必要な人手の処置が時間を要するもの
となると、電力喪失は又生産性に好ましくない影響を及
ぼすという結果を齎す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電力喪失が
運転要員の側の人手による処置を必要とする重大な結果
と最早結び付かないように公知の糸巻き機を改良するこ
とを目的としている。これに関連して、全部の糸巻き機
に電力を供給する通常の予備電力ユニットを糸巻き機に
備えるという自明な解決策は、コストの理由で採用され
ない。これはさておき、かかる予備電力ユニットは又、
スピンドル速度が大きいので余りに大きく且つ重くなる
ものであった。
運転要員の側の人手による処置を必要とする重大な結果
と最早結び付かないように公知の糸巻き機を改良するこ
とを目的としている。これに関連して、全部の糸巻き機
に電力を供給する通常の予備電力ユニットを糸巻き機に
備えるという自明な解決策は、コストの理由で採用され
ない。これはさておき、かかる予備電力ユニットは又、
スピンドル速度が大きいので余りに大きく且つ重くなる
ものであった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の目的に対する本発
明による解決策は、電力喪失の際に自動的に起動される
電力貯蔵装置が備えられて、一方では前述のセンサー
に、他方では糸トラバース装置の駆動装置に電流を供給
して、スピンドル駆動装置と糸トラバース装置の間の同
期性を維持するようにした点に特徴を有する。
明による解決策は、電力喪失の際に自動的に起動される
電力貯蔵装置が備えられて、一方では前述のセンサー
に、他方では糸トラバース装置の駆動装置に電流を供給
して、スピンドル駆動装置と糸トラバース装置の間の同
期性を維持するようにした点に特徴を有する。
【０００６】スピンドル駆動装置と糸トラバース装置の
間の同期性は、このようにして本発明による装置により
ボビンが停止するまで維持され、その結果制御された糸
の巻取が、ボビンが減速している間も行われる。もし電
力喪失が短時間であれば、ボビンが停止する前に電力喪
失が終了することを意味し、もし長ければ、ワインディ
ングユニットの、延いては糸巻き機の秩序立った停止が
可能となる。
間の同期性は、このようにして本発明による装置により
ボビンが停止するまで維持され、その結果制御された糸
の巻取が、ボビンが減速している間も行われる。もし電
力喪失が短時間であれば、ボビンが停止する前に電力喪
失が終了することを意味し、もし長ければ、ワインディ
ングユニットの、延いては糸巻き機の秩序立った停止が
可能となる。
【０００７】本発明による電力供給装置の第１の好適な
実施例は、スピンドル駆動装置が電力喪失の際に一次側
から切り離され、電力貯蔵装置がスピンドルが停止する
ようになるまで二次側電気使用器に電力を供給するよう
に機能する点に特徴を有する。
実施例は、スピンドル駆動装置が電力喪失の際に一次側
から切り離され、電力貯蔵装置がスピンドルが停止する
ようになるまで二次側電気使用器に電力を供給するよう
に機能する点に特徴を有する。
【０００８】本発明による電力供給装置の第２の好適な
実施例は、電力貯蔵装置が静的な無停電電源装置によっ
て形成されている点にある。
実施例は、電力貯蔵装置が静的な無停電電源装置によっ
て形成されている点にある。
【０００９】このような静的な無停電電源装置（ＵＰ
Ｓ）は、今日では広く、例えばコンピュータ用に広く使
用され、多くの経済的な形で、及び多くの出力で入手可
能である。
Ｓ）は、今日では広く、例えばコンピュータ用に広く使
用され、多くの経済的な形で、及び多くの出力で入手可
能である。
【００１０】本発明は、以下に実施例及び唯一の図面の
助けを借りて詳細に説明されるが、図面は巻取ヘッド及
び糸巻き機の電力供給源のための制御装置のブロックダ
イヤグラムを示している。
助けを借りて詳細に説明されるが、図面は巻取ヘッド及
び糸巻き機の電力供給源のための制御装置のブロックダ
イヤグラムを示している。
【００１１】図面において、参照番号１は糸巻き機の電
源装置を示しており、参照番号２は巻取ヘッド制御器を
示していて、その糸巻き機は、６０個未満の、或いはそ
れ以上の巻取ヘッドをワインディングユニットと共に有
している。ワインディングユニットそれ自体は本発明の
主題では無いので、本明細書には詳細な説明は無いが、
この点に関してEP-A-0 453 622，EP-A-0 829 444 及びE
P-A-0 838 422に、及びシェーラー・シュバイター・メ
ットラー会社から販売されている精密交差型糸巻き機
「プレシフレックス」が参照される。
源装置を示しており、参照番号２は巻取ヘッド制御器を
示していて、その糸巻き機は、６０個未満の、或いはそ
れ以上の巻取ヘッドをワインディングユニットと共に有
している。ワインディングユニットそれ自体は本発明の
主題では無いので、本明細書には詳細な説明は無いが、
この点に関してEP-A-0 453 622，EP-A-0 829 444 及びE
P-A-0 838 422に、及びシェーラー・シュバイター・メ
ットラー会社から販売されている精密交差型糸巻き機
「プレシフレックス」が参照される。
【００１２】巻取ヘッドは、オプションの部品と共に、
基本構造の部品であるある種の構成要素を有し、基本構
造の構成要素はダイヤグラムにおいてブロック２．１に
纏められ、オプションの構成要素はブロック２．２に纏
められている。基本構造は、特にスピンドル駆動装置
３、スピンドル駆動装置に組み合わされスピンドルの延
いてはボビンの回転速度及び／又は回転位置を測定する
センサ４，糸トラバース装置５、その直径に応じてスピ
ンドル駆動装置３を停止することを可能にするためのボ
ビン直径用センサ６、糸監視装置７及び好ましくは磁気
的に作動可能な糸ダンパー８を有している。電力供給源
を監視する検出器９により作動され、電源を遮断するス
イッチ１０がスピンドル駆動装置３の手前で接続されて
いる。
基本構造の部品であるある種の構成要素を有し、基本構
造の構成要素はダイヤグラムにおいてブロック２．１に
纏められ、オプションの構成要素はブロック２．２に纏
められている。基本構造は、特にスピンドル駆動装置
３、スピンドル駆動装置に組み合わされスピンドルの延
いてはボビンの回転速度及び／又は回転位置を測定する
センサ４，糸トラバース装置５、その直径に応じてスピ
ンドル駆動装置３を停止することを可能にするためのボ
ビン直径用センサ６、糸監視装置７及び好ましくは磁気
的に作動可能な糸ダンパー８を有している。電力供給源
を監視する検出器９により作動され、電源を遮断するス
イッチ１０がスピンドル駆動装置３の手前で接続されて
いる。
【００１３】ブロック２．２に纏められたオプションの
構成要素は、例としてデリバリ装置１１、そのデリバリ
装置に組合わされたダンパー及び巻取ヘッドのための潤
滑装置１３を含んでいる。自明のように、ダイヤグラム
として示された図示は、単に例として示されたものであ
り、特に別の構成要素がブロック２．１及びブロック
２．２に組み込まれることがある。
構成要素は、例としてデリバリ装置１１、そのデリバリ
装置に組合わされたダンパー及び巻取ヘッドのための潤
滑装置１３を含んでいる。自明のように、ダイヤグラム
として示された図示は、単に例として示されたものであ
り、特に別の構成要素がブロック２．１及びブロック
２．２に組み込まれることがある。
【００１４】電源装置１は、主変成器１４を有し、その
出力は２個の導路Ｐ１及びＰ２に分かれてブロック２．
１と２．２にそれぞれ供給される。導路Ｐ２は、Ａ／Ｄ
コンバータ１５とスイッチ１６を有し、導路Ｐ１はスイ
ッチ１６′を有し、これらは共に閉じたときに電源装置
を接続し、開いたときに電源装置を非接続とする。更
に、導路Ｐ１は、スイッチ１６′の手前に静的な無停電
電源装置（ＵＰＳ）１７の入力端に導かれる分岐導線を
有している。
出力は２個の導路Ｐ１及びＰ２に分かれてブロック２．
１と２．２にそれぞれ供給される。導路Ｐ２は、Ａ／Ｄ
コンバータ１５とスイッチ１６を有し、導路Ｐ１はスイ
ッチ１６′を有し、これらは共に閉じたときに電源装置
を接続し、開いたときに電源装置を非接続とする。更
に、導路Ｐ１は、スイッチ１６′の手前に静的な無停電
電源装置（ＵＰＳ）１７の入力端に導かれる分岐導線を
有している。
【００１５】導路Ｐ１，Ｐ２に接続された２個の出力端
を有する無停電電源装置１７は、２個のスイッチ１６，
１６′を制御し、そして電力故障及び主電圧が所定値以
下になるケースを検出するように構成されている。制御
及び監視用の無停電電源装置１７の全ての電子部品並び
にスイッチング要素は、糸巻き機の中央電源内に一体化
されているが、これはコントロールボックス内に置かれ
るのが好ましい。必要な蓄電池はコントロールボックス
のそばに設けられるか、これに取り付けられる。
を有する無停電電源装置１７は、２個のスイッチ１６，
１６′を制御し、そして電力故障及び主電圧が所定値以
下になるケースを検出するように構成されている。制御
及び監視用の無停電電源装置１７の全ての電子部品並び
にスイッチング要素は、糸巻き機の中央電源内に一体化
されているが、これはコントロールボックス内に置かれ
るのが好ましい。必要な蓄電池はコントロールボックス
のそばに設けられるか、これに取り付けられる。
【００１６】前述の装置の運転は次のとおりである。無
停電電源装置１７は電源装置を監視し、もし電源喪失乃
至供給電圧の所定値以下への低下を検出したときは、ス
イッチ１６，１６′を開いて待機電源へ切り替える。ス
ピンドル制御器２の検出器９は、又供給電圧を監視し、
そして供給電圧が所定値以下に低下したらスイッチ１０
を開放して主の電気使用器即ちスピンドル駆動装置３を
非接続にする。スピンドル駆動装置３はその回転エネル
ギーによって回転し続ける。検出器４、糸トラバース装
置５及び糸ラインの全ての要素は、無停電電源装置１７
を通じて、電流が供給され続ける。
停電電源装置１７は電源装置を監視し、もし電源喪失乃
至供給電圧の所定値以下への低下を検出したときは、ス
イッチ１６，１６′を開いて待機電源へ切り替える。ス
ピンドル制御器２の検出器９は、又供給電圧を監視し、
そして供給電圧が所定値以下に低下したらスイッチ１０
を開放して主の電気使用器即ちスピンドル駆動装置３を
非接続にする。スピンドル駆動装置３はその回転エネル
ギーによって回転し続ける。検出器４、糸トラバース装
置５及び糸ラインの全ての要素は、無停電電源装置１７
を通じて、電流が供給され続ける。
【００１７】無停電電源装置１７による検出器４及び糸
トラバース装置５の駆動装置への電力供給により、スピ
ンドル駆動装置３が乱されずに減速でき、そしてスピン
ドル駆動装置と糸トラバース装置５の間の同期性がこれ
により維持されことが確実にされ、その結果糸はスピン
ドル駆動装置が停止するまで設定パラメータを基に巻き
取られ、望ましい巻取だけがボビンに成される。糸ライ
ンの全ての構成要素への電力供給が、望ましい糸供給と
糸除去の条件を維持することを可能にする。ワインディ
ングユニットで得られるボビンが低質量で、その機械的
エネルギーがボビン駆動装置を乱されずに減速するのに
不十分である場合には、合体されたボビンとボビン駆動
措置の運動エネルギーは、付加質量により増加される。
トラバース装置５の駆動装置への電力供給により、スピ
ンドル駆動装置３が乱されずに減速でき、そしてスピン
ドル駆動装置と糸トラバース装置５の間の同期性がこれ
により維持されことが確実にされ、その結果糸はスピン
ドル駆動装置が停止するまで設定パラメータを基に巻き
取られ、望ましい巻取だけがボビンに成される。糸ライ
ンの全ての構成要素への電力供給が、望ましい糸供給と
糸除去の条件を維持することを可能にする。ワインディ
ングユニットで得られるボビンが低質量で、その機械的
エネルギーがボビン駆動装置を乱されずに減速するのに
不十分である場合には、合体されたボビンとボビン駆動
措置の運動エネルギーは、付加質量により増加される。
【００１８】無停電電源装置１７の制御は、スピンドル
駆動装置３が停止するようになる前に終了する主電圧の
短い低下或いは短かい電源故障の場合には、糸巻き機の
巻取ヘッドが主電源に再接続されるように構成される。
そのような短い電源故障は、例えば３秒の対応する時間
間隔を基に定義され、しかしながらこの時間間隔はスピ
ンドル駆動装置が停止するようになるまでに費やされる
時間よりも短い。
駆動装置３が停止するようになる前に終了する主電圧の
短い低下或いは短かい電源故障の場合には、糸巻き機の
巻取ヘッドが主電源に再接続されるように構成される。
そのような短い電源故障は、例えば３秒の対応する時間
間隔を基に定義され、しかしながらこの時間間隔はスピ
ンドル駆動装置が停止するようになるまでに費やされる
時間よりも短い。
【００１９】従って、電源故障が３秒以上続かないと、
無停電電源装置１７は再度不作動化され、スイッチ１
６，１６′を閉じ、これにより通常電源に切り替わる。
巻取ヘッド制御器２において、スピンドル駆動装置３が
再びスイッチオンされ（スイッチ１０の閉路）、その理
論回転速度に増速し、糸巻き機は実質的な停止時間無し
に運転を継続する。そのような「短い」電源故障の唯一
の結果は、単に糸巻き機が数秒の短い時間低速で運転さ
れるということである。
無停電電源装置１７は再度不作動化され、スイッチ１
６，１６′を閉じ、これにより通常電源に切り替わる。
巻取ヘッド制御器２において、スピンドル駆動装置３が
再びスイッチオンされ（スイッチ１０の閉路）、その理
論回転速度に増速し、糸巻き機は実質的な停止時間無し
に運転を継続する。そのような「短い」電源故障の唯一
の結果は、単に糸巻き機が数秒の短い時間低速で運転さ
れるということである。
【００２０】電源故障が例えば３秒より長く続くと、ス
ピンドル駆動装置３は再始動されない。スピンドルは、
自己の回転エネルギーの下に減速するようにされ、無停
電電源装置１７は、整った接続解除を確保するために例
えば３０秒乃至９０秒の調節自在な時間長の間、全ての
副電力使用器に対して電力を供給し続ける。この時間が
過ぎた後に、無停電電源装置１７は不作動にされ、糸巻
き機は主電源への再接続を待つ。これが起きると、糸巻
き機は主スイッチを介してスイッチオンされたときと同
様な態様で挙動する、即ち、無停電電源装置１７の制御
と巻取ヘッド制御器４は始動し、糸のガイドは例えばト
ラバース間隔の２点で開始する。
ピンドル駆動装置３は再始動されない。スピンドルは、
自己の回転エネルギーの下に減速するようにされ、無停
電電源装置１７は、整った接続解除を確保するために例
えば３０秒乃至９０秒の調節自在な時間長の間、全ての
副電力使用器に対して電力を供給し続ける。この時間が
過ぎた後に、無停電電源装置１７は不作動にされ、糸巻
き機は主電源への再接続を待つ。これが起きると、糸巻
き機は主スイッチを介してスイッチオンされたときと同
様な態様で挙動する、即ち、無停電電源装置１７の制御
と巻取ヘッド制御器４は始動し、糸のガイドは例えばト
ラバース間隔の２点で開始する。
【図１】図１は、本発明の構成を示すブロックダイヤグ
ラムである。
ラムである。
１ 電源装置 ２ 巻取ヘッド制御器 ３ スピンドル駆動装置 ４ センサ ５ 糸トラバース装置 ６ センサ ７ 糸監視装置 ８ 糸ダンパー ９ 検出器 １０ スイッチ １１ デリバリ装置 １３ 潤滑装置 １４ 主変成器 １５ Ａ／Ｄコンバータ １６，１６′ スイッチ １７ 無停電電源装置
フロントページの続き (71)出願人 597131532 8812 ＨＯＲＧＥＮ， ＳＷＩＴＺＥＲＬ ＡＮＤ
Claims (10)
- 【請求項１】 スピンドル駆動装置（３）を備えたワイ
ンディングユニット、スピンドルの回転速度及び／又は
回転位置用のセンサ（４）、及び駆動装置を備えた糸ト
ラバース装置（５）を有し、該スピンドル駆動装置と該
糸トラバース装置が互いに電気的に同期されている糸巻
き機の巻取ヘッド用電力供給装置において、電力故障の
際に自動的に作動され、一方において前記センサに、他
方において該糸トラバース装置用駆動装置に電流を供給
して該スピンドル駆動装置と該糸トラバース装置の間の
同期を維持する電力貯蔵装置（１７）が設けられている
ことを特徴とする糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装
置。 - 【請求項２】 電力故障の際に該スピンドル駆動装置
（３）が主系から接続解除され、該電力貯蔵装置（１
７）が該スピンドルが停止するまで副電力使用器（５，
６，７，８，１１，１２，１３）に電力を供給すること
を特徴とする請求項１に記載の電力供給装置。 - 【請求項３】 該電力貯蔵装置が静的な無停電電源装置
（１７）によって形成されていることを特徴とする請求
項２記載の電力供給装置。 - 【請求項４】 該スピンドルが停止するまでに要する時
間よりも短い時間間隔で続く電力故障の際に、該電力貯
蔵装置（１７）が該電力故障の終了後に自動的に再不作
動化し、通常の電力供給が再開され、そして該スピンド
ル駆動装置（３）が再接続されることを特徴とする請求
項２又は請求項３に記載の電力供給装置。 - 【請求項５】 前述の第１時間間隔が２乃至１０秒の間
続き、好ましくは３秒であることを特徴とする請求項４
記載の電力供給装置。 - 【請求項６】 前述の第１時間間隔よりも長い電力故障
の際に、該スピンドル駆動装置（３）が再接続されない
ことを特徴とする請求項５記載の電力供給装置。 - 【請求項７】 該副電力使用器（５，６，７，８，１
１，１２，１３）の全てが第２の時間間隔の間、該電力
貯蔵装置（１７）によって電力供給されることを特徴と
する請求項６記載の電力供給装置。 - 【請求項８】 該電力貯蔵装置（１７）が該第２の時間
間隔の経過後に不作動化されることを特徴とする請求項
７記載の電力供給装置。 - 【請求項９】 該第２の時間間隔が２０乃至１００秒続
くことを特徴とする請求項８記載の電力供給装置。 - 【請求項１０】 該電力貯蔵装置（１７）が該糸巻き機
の中央電源装置（１）内に一体化されていることを特徴
とする請求項１乃至請求項９の一に記載の電力供給装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98106667A EP0949179B1 (de) | 1998-04-11 | 1998-04-11 | Stromversorgung für die Spulstellen einer Spulmaschine |
| EP98106667.3 | 1998-04-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000053322A true JP2000053322A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=8231752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11102516A Pending JP2000053322A (ja) | 1998-04-11 | 1999-04-09 | 糸巻き機の巻取ヘッド用電力供給装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0949179B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000053322A (ja) |
| KR (1) | KR19990082720A (ja) |
| DE (1) | DE59800961D1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105621154A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-06-01 | 李培培 | 一种绕线机传动装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10000146B4 (de) | 2000-01-04 | 2006-09-07 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Komponente einer eine Vielzahl gleichartiger Arbeitssteilen nebeneinander aufweisenden Textilmaschine |
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