JP2000053289A - 刷本巻取装置 - Google Patents

刷本巻取装置

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JP2000053289A
JP2000053289A JP10228194A JP22819498A JP2000053289A JP 2000053289 A JP2000053289 A JP 2000053289A JP 10228194 A JP10228194 A JP 10228194A JP 22819498 A JP22819498 A JP 22819498A JP 2000053289 A JP2000053289 A JP 2000053289A
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JP
Japan
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core
winding
core tape
section
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Withdrawn
Application number
JP10228194A
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English (en)
Inventor
Takashi Akimichi
道 高 志 秋
Michio Kono
野 道 男 河
Hideki Kaneko
子 英 樹 金
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアテープを蓄積するスプールの巻出しおよ
び巻取りを単一の駆動源で行なって構造の簡単化を図
る。 【解決手段】 巻取部1に保持されたコア1bに取付け
られていたコアテープ11がサーボモータ7aにより駆
動されるスプール5に巻取られる。その後コア1bの外
周に多数の刷本17がさしみ状に重ね合される。同時に
サーボモータ7aにより駆動されるスプール5からコア
テープ11が巻出され、コアテープ11により刷本17
が巻取られる。このようにして刷本ディスク1aが作製
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機出口より搬
送されてきた刷本をディスク状に束縛して刷本ディスク
を作製する刷本巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機出口において、ほぼ等ピッチの間
隔を持って重ね合わされた刷本は下流部に設けられた刷
本巻取装置に送られ、巻取部に保持されたコア外周に重
ね合された後ディスク状に束縛される。その際、巻取前
の準備として、ディスクの中心部となるコアに巻かれて
いるコアテープをコアテープ蓄積部(スプール)に巻取
る動作(以下スレディング動作と言う)が必要となる。
スレディング動作は、スプールを駆動するために設けら
れたモータと、コアを保持している巻取部を同時に回転
させ、コアテープをスプールに巻き取る。
【0003】その後、刷本巻取時にはスプールからコア
テープを巻き出しながら刷本をコア外周に重ね合せる。
この場合、スプールに蓄積されていたコアテープは、コ
アを保持する巻取部からの駆動力により巻出され、スプ
ール軸に設けられたエアーブレーキにより、コアテープ
にテンションを発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにスプール
にコアテープを巻取る場合はスプールのモータにより巻
取り、コアテープをスプールから巻出す場合はエアブレ
ーキによりコアテープにテンションを発生させている。
【0005】またエアブレーキによるテンションの発生
は、ディスク径に無関係に行なわれるため、ディスク径
が大きくなると刷本ディスクの巻取トルクが増大し、巻
締現象が生じてしまう。
【0006】このような場合、コアテープ蓄積部のコア
テープを巻出したり巻取る動作を単一の駆動装置により
行なうことができれば、ディスク径に合わせた駆動装置
の制御を容易に行なうことができて都合が良い。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、コアテープの巻出/巻取駆動の制御を容易
に行なうことができる刷本巻取装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コアを回転自
在に保持するとともに、コア外周に複数の刷本をさしみ
状に重ね合せ、コアに取付けられたコアテープによって
巻取ることにより刷本ディスクを作製する巻取部と、コ
アテープを蓄積するコアテープ蓄積部と、コアテープ蓄
積部を駆動してコアテープを刷本巻取部のコア側へ巻出
したり巻取るコアテープ駆動部と、を備えたことを特徴
とする刷本巻取装置である。
【0009】本発明によれば、コアに巻付けられている
コアテープが、コアテープ駆動部により駆動されるコア
テープ蓄積部に巻取られて蓄積される。次に巻取部に保
持されたコア外周に複数の刷本がさしみ状に重ね合さ
れ、同時にコアテープ駆動部により駆動されるコアテー
プ蓄積部からコアテープが巻出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図3は本発明によ
る刷本巻取装置の一実施の形態を示す図である。
【0011】図1において、刷本巻取装置は、コア1
b,2bを回転自在に保持するとともに、コア1b,2
b外周に複数の刷本17をさしみ状に重ね合せコアテー
プ11,12によって巻取ることにより刷本ディスク1
a,2aを作製する一対の巻取部1,2と、一対の巻取
部1,2に供給されるコアテープ11,12を蓄積する
ためのスプール(コアテープ蓄積部)5,6とを備えて
いる。この場合、一対の巻取部1,2は略同一構造を有
し、一対の巻取部1,2において交互に刷本ディスク1
a,2aを作製するようになっている。
【0012】また図示しない印刷機出口部から搬送され
た刷本17は、一対の巻取部1,2までコンベア13に
より搬送されるようになっている。この場合、巻取部1
側にはコンベア13の下流に接続された巻取ベルト3が
設けられ、巻取部2側には、コンベア13の下流に接続
された搬送コンベア15,16と、巻取ベルト4とが設
けられている。
【0013】巻取ベルト3は巻取部1のコア1bに当接
可能となっており、巻取ベルト4は巻取部2のコア2b
に当接可能となっている。
【0014】また巻取部1の下方には、コアテープ11
をスプール5側へ導くマグネットローラ9が設けられ、
同様に巻取部2の下方には、コアテープ12をスプール
6側へ導くマグネットローラ10が設けられている。
【0015】また巻取部1側のスプール5は駆動プーリ
7に連結され、駆動プーリ7は減速機7bを介してサー
ボモータ(コアテープ駆動部)7aにより駆動される。
同様に、巻取部2側のスプール6は駆動プーリ8に連結
され、駆動プーリ8は減速機8bを介してサーボモータ
(コアテープ駆動部)8aにより駆動される。
【0016】次に各部の構造について記述する。まず図
1に示すように、巻取部1はコア1bを昇降させるとと
もに回転動作させる機能を有する。また巻取部1はコア
1bを保持するため図示していない保持部を有するとと
もに、開閉機能を有している。またコア1bの外周には
予め刷本保持用のコアテープ11が取付けられている。
巻取部2は巻取部1と同様な機能を有し、コア2bを保
持するとともに、コア2bの外周にはコアテープ12が
予め取付けられている。
【0017】巻取部1,2の近傍には、刷本ディスク1
a,2aの径を大まかに検知するディスク径検出部20
が設けられている。
【0018】また図2および図3に示すように、マグネ
ットローラ9,10とスプール5,6との間には、コア
テープ11,12のテンションを検出するためのテンシ
ョン検出部21が設けられ、ディスク径検出部20およ
びテンション検出部21からの信号はテンションコント
ローラ(制御装置)22に入力される。またテンション
コントローラ22は、シーケンサ23およびサーボコン
トローラ25を介してサーボモータ7a,8aを制御す
るようになっている。またシーケンサ23には巻取部
1,2からの信号も入力される。
【0019】図1においてコンベア13は、刷本17を
巻取ベルト3と搬送ベルト15に切換えるため、刷本1
7の入口を支点としてコンベア13に設けたシリンダー
14により上下方向に進行方向を変更できるようになっ
ている。また巻取ベルト3は巻取部1に保持された刷本
ディスク1aからの回転駆動により駆動されるようにな
っている。このため巻取ベルト3は刷本ディスク1aが
押し付けられたときに、最適なベルトテンションとなる
ように、予めベルトテンションが緩く調整されている。
【0020】さらに搬送ベルト15はコンベア13から
移送された刷本17を搬送コンベア16に移送するもの
であり、搬送コンベア16は刷本17を巻取ベルト4に
移送するものである。巻取ベルト4は巻取ベルト3と同
様に、刷本ディスク2aからの回転駆動により駆動され
るため予めベルトテンションが緩く調整されている。ス
プール5,6は、軸に固定されており、上述のようにサ
ーボモータ7a,8aの駆動を受け回転するが、コアテ
ープ11,12を巻き付けるため、コアテープ11,1
2先端部に設けてある金属片(図示せず)を磁力で保持
して巻き始める機能を有している。
【0021】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。実施例として、巻取部1側で
刷本17の巻取りを行ない、巻取部2側でスレディング
動作を行う場合について説明する。
【0022】まず巻取部2側でのスレディング動作につ
いて説明する。図3はスレディング動作の詳細図であ
る。上述のように、スレディング動作とは、刷本17を
ディスク状に巻き取る前に、コア2bに予め巻付けられ
たコアテープ12をスプール6に巻取る準備動作のこと
である。図3に示すように、スレディング動作では、巻
取部2においてコア2bは時計方向に駆動し、スプール
6はサーボモータ8aにより反時計方向に駆動される。
【0023】スレディング動作はコア2bに巻付けられ
ているコアテープ12の先端に設けてある金属片がマグ
ネットローラ10に引き寄せられ、マグネットローラ1
0で反転させられスプール6まで搬送される動作から始
まる。その後、巻取部2に保持されたコア2bとサーボ
モータ8aが加速され、次に一定速でコアテープ12が
スプール6に巻取られる。そしてコアテープ12の終端
間際で減速し、コアテープ12は停止する。
【0024】その後、巻取部2のコア2bを反時計方向
に回転させ、コアテープ12を数メートルだけコア2b
に巻き戻し、刷本17を巻き取るための待機状態に入
る。この逆回転時のコアテープ12のテンションは、サ
ーボモータ8aによりスプール6を回転させながら制御
され、コアテープ12のテンションは刷本17の巻き取
り開始時のテンションに調整される。
【0025】次に巻取部1側で行なわれる刷本17の巻
取動作について述べる。図1および図2において、印刷
機出口より搬送されてきた刷本17は進行方向を刷本1
7の小口方向に一致させ、刷本17が折られた(袋側)
からほぼ等間隔に重ね合わされて搬送されてくる。本実
施例の場合、スレディング動作が終了し、巻取待機状態
となっている巻取部1側で巻取動作を行うため、コンベ
ア13はシリンダー14により上方で保持されている。
【0026】印刷機出口から搬送されてきた刷本17は
コンベア13に移送され、巻取ベルト3へと移送され
る。巻取ベルト3は巻取部1の刷本ディスク1a(また
はコア1b)の回転により駆動され、このように駆動さ
れた巻取ベルト3は、刷本17を巻取部1の巻取位置ま
で搬送し、巻取ベルト3によって搬送された刷本17は
コア1bの外周上に巻き取られる。刷本17の巻取りと
同時に、スプール5に巻取られていたコアテープ11が
マグネットローラ9で反転しながら刷本17の外周に巻
き取られ、刷本17をディスク状に保持して刷本ディス
ク1aを作製する。
【0027】この間、スプール5はコアテープ11にテ
ンションを発生させるように、サーボモータ7aの回転
数を抑えながら時計方向に回転駆動されており、コアテ
ープ11のテンション制御はサーボコントローラ25に
よりサーボモータ7aの回転数を制御して行っている。
【0028】具体的には、まず図3に示すように、刷本
ディスク1aの径がディスク径検出部20によって検出
され、同時にコアテープ11の巻取テンションがテンシ
ョン検出部21により検出される。
【0029】次にディスク径検出部20とテンション検
出部21からの信号がテンションコントローラ22に送
られる。テンションコントローラ22は刷本ディスク1
aの巻き締まり現象を防ぐように、刷本ディスク1aの
径の増加と共にコアテープ11のテンションを減少させ
るようシーケンサ23およびサーボモータ25を介して
サーボモータ7aを制御する。その時の制御パターンは
テンションコントローラ22に予め設定しておく。図2
に示すように、シーケンサ23は巻取部1からの信号に
よりサーボコントローラ23への動作タイミングを定め
るものである。巻取部1において、刷本17の巻取りが
終了した後、スプール5に残ったコアテープ11がすべ
て巻出され、コアテープ11の残部により刷本側が係止
され、刷本ディスク1aが作製される。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コアテー
プ駆動部によりコアテープ蓄積部を駆動することによ
り、コアテープの巻出しおよび巻取りを行なうことがで
きるので、コアテープの巻出しおよび巻取り毎に毎に別
個の駆動源を設ける必要はない。このため駆動源構造が
簡略化され、駆動制御を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よる刷本巻取装置の一実施の形態を示す
全体図。
【図2】刷本巻取装置により刷本ディスクを作製する状
態を示す図。
【図3】刷本巻取装置によりスレディング動作を示す
図。
【符号の説明】
1,2 巻取部 1a,2a 刷本ディスク 1b,2b コア 5,6 スプール 7,8 駆動プーリ 7a,8a サーボモータ 20 ディスク径検出部 21 テンションコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 子 英 樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3F105 AA02 AB00 BA04 DA01 DA42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアを回転自在に保持するとともに、コア
    外周に複数の刷本をさしみ状に重ね合せ、コアに取付け
    られたコアテープによって巻取ることにより刷本ディス
    クを作製する巻取部と、 コアテープを蓄積するコアテープ蓄積部と、 コアテープ蓄積部を駆動してコアテープを刷本巻取部の
    コア側へ巻出したり巻取るコアテープ駆動部と、を備え
    たことを特徴とする刷本巻取装置。
  2. 【請求項2】巻取部近傍に刷本ディスクの径を検知する
    ディスク径検知部を設け、 このディスク径検知部からの信号によりコアテープ駆動
    部を制御して、コア蓄積部からコアテープを巻出す際の
    コアテープテンションを調整する制御装置を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の刷本巻取装置。
JP10228194A 1998-08-12 1998-08-12 刷本巻取装置 Withdrawn JP2000053289A (ja)

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Effective date: 20051101