JP2000053277A - 紙葉類整位装置 - Google Patents
紙葉類整位装置Info
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- JP2000053277A JP2000053277A JP10221311A JP22131198A JP2000053277A JP 2000053277 A JP2000053277 A JP 2000053277A JP 10221311 A JP10221311 A JP 10221311A JP 22131198 A JP22131198 A JP 22131198A JP 2000053277 A JP2000053277 A JP 2000053277A
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Abstract
る整位装置では、搬送ベルトの裏側へ入り込んだ紙葉類
の一部が、搬送ベルトと搬送ベルトが掛けられたローラ
との間に入り込み破断する問題があった。 【解決手段】上記問題点を解決するために、本発明では
紙葉類整位装置の搬送ベルトと基準辺ベルトとの間に、
紙葉類との接触面が搬送ベルトの裏側面の位置より高
く、かつ搬送ベルトの搬送面位置以下であるような接触
面を有するガイド手段を設け、例えば開いた封書のフラ
ップ部のように、その一部に折り返し部を有する紙葉類
が搬送ベルトの下へ潜り込み、破れることを防ぐことが
できる。
Description
に関わり、特に紙葉類を処理するシステムに関連して、
郵便物や帳票等の紙葉類を搬送してある定められた姿勢
に整えるのに好適な紙葉類の整位装置に関する。
特開昭62−180844号公報に示される帳票整列機構があ
る。この機構は、帳票の搬送される方向と同じ方向に移
動する基準辺ベルトと、この基準辺ベルトにある角度を
なして配置された帳票送りベルトと、この送りベルトの
表面に配列され帳票裏面と送りベルトの表面との間に帳
票送りに必要な摩擦力を発生させるための回転体から構
成されている。そして、基準辺ベルトを送りベルトより
速い速度で移動させることにより帳票に回転モーメント
を与え、基準辺ベルトと帳票の側端を一致させることで
帳票の姿勢を整えている。
る整位装置では、上記従来例のように、紙葉類を搬送す
る手段としてベルトやローラが用いられる。しかし、紙
葉類を搬送する手段としてベルトを用いている整位装置
では、搬送手段としてのベルトが搬送方向に対して傾い
ているため、ベルトの裏側へ、紙葉類の折り返し部が入
り込む場合がある。特に搬送される紙葉類が郵便物の場
合には、封筒のフラップ部が開いている場合があり、こ
れらのフラップ部が搬送ベルトの裏側へ入り込み易い。
このため、搬送ベルトの裏側へ入り込んだフラップ部
が、搬送ベルトと搬送ベルトが掛けられたローラとの間
に入り込み、フラップ部が破断する問題があった。
めに、本発明では紙葉類整位装置の搬送ベルトと基準辺
ベルトの間に、紙葉類との接触面が搬送ベルトの裏側面
の位置より高く、かつ搬送ベルトの搬送面位置以下であ
るような接触面を有するガイド手段を設けた。
葉類整位装置の搬送ベルトと基準辺ベルトの間に、紙葉
類との接触面の基準辺ベルト側の位置が搬送ベルト側の
位置より高く、かつ搬送ベルト側の接触面の高さ位置は
搬送ベルトの搬送面位置以下であるような面を有するガ
イド手段を設けた。
照して説明する。図1は、本発明の紙葉類整位装置を用
いた実施形態の一例である書状区分機の概略図である。
この実施形態の装置で取り扱う紙葉類は、葉書や封書な
どの定形の郵便書状である。
された宛名やバーコードなどの区分情報を読取り、この
区分情報によって書状の区分処理を行うものである。
る。2は、厚み方向に重ねられた書状1を運搬するホッ
パである。
部である。供給部3は、例えば、穴の開いたベルトを用
いて、穴を通じてエアを吸引して書状1をベルトに吸着
し、ベルトを移動することにより、書状1を1通ずつ分
離して供給する構成となっている。なお、図1において
供給部3は書状1を下側へ供給する構成になっている
が、本発明で供給方向は上側など、いずれであってもか
まわない。
えば対向するベルトにより書状1を挟持して搬送する。
搬送路4の搬送速度はほぼ一定に保たれている。5は異
物検知部であり、書状1が本書状区分機50の処理に適
さないことを検知する。例えば書状1の大きさや硬さが
不適当であることや2枚以上重なって供給されること
を、書状の通過時間や搬送路の変形により検知する。
1の搬送方向を切り換えるゲート部材をソレノイドで駆
動する構成になっている。7は、第1のリジェクト集積
部であり、異物検知部5で本書状区分機50による処理
が不適当と判断された書状1を集積する。
部であり、例えば搬送方向に対して斜行したベルトによ
り、書状の一辺を搬送の基準となる面に押し付けて書状
の姿勢を整える。9は書状1の区分情報を読み取る読み
取り部である。書状区分機50における区分情報の一例
は、文字やバーコードで書かれた宛名である。第1の整
位部8は読み取り部9より上流側にあって、書状1の姿
勢を整えてから読み取り部9へ搬送することにより、読
み取り精度を向上する。
て誤って書状1を2枚以上重ねて供給したことを検知す
る。例えば対向するベルト同士を異なる搬送速度とし、
重なった書状同士をずらし、長さの変化を検出すること
により、重送と判断する。
状1の搬送方向を切り換えるゲート部材をソレノイドで
駆動する構成になっている。
た書状1を集積する第2のリジェクト集積手段である。
13は、書状1の姿勢を修正する第2の整位部であり、
14は書状1の区分情報にしたがってバーコードなどの
機械コードを印刷する印刷部である。第2の整位部13
は印刷部14より上流側にあって、書状1の姿勢を整え
てから印刷部8へ搬送することにより、所定の位置に印
刷する。
の印刷結果を読み取ることにより、正常に印刷されたこ
とを確認する。16は、書状1を各段に振り分ける段ゲ
ートである。17は、書状1を厚み方向に重ねて集積す
る集積部である。18は、書状区分機50の動作状況を
表示する表示手段であり、例えば三色信号灯やLCDデ
ィスプレーなどを用いて、正常処理中であることや異常
が発生したことなどを作業者に知らせる。
のパターンを設定する区分設定手段であり、例えばタッ
チパネルや複数のスイッチからなる。
書状1の流れに沿って説明する。
ホッパ2に載置する。ホッパ2は書状1を供給部3へ向
かって運搬し、供給部3は近接した書状1から順次搬送
路4へ供給する。
1が処理できるものであるかを判断する。ここで、処理
できないと判断された場合、第1の搬送ゲート6を切り
換えて、書状1を第1のリジェクト集積部7へ投入す
る。
読み取り部9で宛名などの区分情報を読み取る。次に、
重送検知部10で、書状が2枚以上重なっていないこと
を検知する。ここで、2枚以上重なっていると判断され
たとき、第2の搬送ゲート11を切り換えて、書状を第
2のリジェクト集積部12に投入する。
13で姿勢を整えてから、印刷部14で区分情報に従っ
てバーコードなどを印刷する。そして、印刷確認部15
によりバーコードなどが正常に印刷できたことを確認し
たら、区分情報に従って、段ゲート16を切り換えて所
定の集積部17へ書状1を投入する。
1について並行して行い、各々の書状1を所定の集積部
17に区分する。
られる紙葉類の整位装置について説明する。図2は、本
発明の紙葉類整位装置の一実施例の上面図、図3は、本
発明の紙葉類整位装置の一実施例の側面図である。
葉類の搬送手段である搬送ベルト101,搬送ベルト1
01を保持するためのプーリ102a,102b、この
プーリ102a,102bを保持するための軸103
a,103b,搬送ベルト101の搬送面の位置より上
方に設けられたガイドベルト104,ガイドベルト10
4を保持するためのプーリ105a,105b、このプ
ーリ105a,105bを保持するための軸106a,10
6b,搬送ベルト101の直下に設けられた搬送ガイド
107,搬送ベルト101に対し、ある角度を持つよう
にして垂直に設けられた基準辺ベルト108,基準辺ベ
ルト108を保持するためのプーリ109、このプーリ
109を保持するための軸110、及び基準辺ベルト1
07の背面に設けられた基準ガイド板111から構成さ
れている。
の搬送面の位置より、ある寸法だけ上方に設けられてお
り、搬送ベルト101とガイドベルト104の間には隙
間が設けられている。この隙間の寸法は、この整位装置
により整位される紙葉類の最大厚さに見合って定められ
る。
り付けられており、またプーリ102bは軸103bに回転
自在に運動するように取り付けられている。軸103a
は図示されない駆動源に連結されており、これにより搬
送ベルト101を駆動する。
り付けられており、またプーリ105bは軸106bに回転
自在に運動するように取り付けられている。軸106a
も図示されない駆動源に連結されており、これによりガ
イドベルト104を駆動する。
り付けられており、また他のプーリ109は軸110に
回転自在に運動するように取り付けられている。軸10
9aは図示されない駆動源に連結されており、これによ
り基準辺ベルト107を駆動する。
07が設けられている。この搬送ガイド107の表面
は、紙葉類の搬送に支障をきたさないように極めて滑ら
かである。また、搬送ベルト101と基準辺ベルト10
8の間の搬送ガイド107の表面には、補助搬送ガイド
112が設けられている。この補助搬送ガイド112の
表面の位置は、図4に示すように搬送ベルト101の表
面の位置よりもわずかに下側であるように搬送ガイド1
12の厚さは定められている。
自重の影響で搬送ベルト101の間で摩擦力が発生す
る。そして、この摩擦力が搬送力となり、搬送ベルト1
01の進行方向と同じ方向に搬送される。搬送ベルト1
01で搬送される紙葉類が基準辺ベルト108に接触す
ると、紙葉類には基準辺ベルトと紙葉類との間に発生す
る摩擦力で回転モーメントが作用する。この回転モーメ
ントと搬送力により紙葉類の側端部が基準辺ベルト10
8と一致し、紙葉類の姿勢が修正される。
は、搬送される紙葉類である封書の中に、図5(a),
(b)に示すような折れ曲がったフラップ部を有するも
のがある。時には、このフラップ部の糊付けが不完全で
あったり、その一部がテープやホッチキス等で留められ
ているものがあるため、フラップ部が開いた状態や、そ
れに近い状態で搬送される封書がある。これらの封書
が、整位機構部で搬送されると、搬送ベルトが斜行して
いるために、補助搬送ガイド112がない場合には、図
6に示すように開いたフラップ部が搬送ベルト101と
搬送ガイド107の間に潜り込む場合がある。
に潜り込んだフラップ部は、やがて搬送ベルト101と
プーリ102の間に挟み込まれ、一方で封書本体は通常
に搬送されるために、フラップ部は整位装置出口部分で
引き千切られて破れてしまう。
うに、上述したように、搬送ベルト101と基準辺ベル
ト108の間の搬送ガイド107の表面には、補助搬送
ガイド112を設けている。補助搬送ガイド112の表
面の位置は、搬送ベルト101の表面の位置よりもわずか
に下側であり、搬送ガイド107の表面の位置より上方
にあるため、フラップ部は搬送ベルト101の下側に潜
りにくくなり、上述したフラップ部の破れを防ぐことが
できる。
潜り込みをなくすためには、図7に示すように補助搬送
ガイド112が搬送ベルト101の上側に来るように配
置することが最も望ましい。しかし、この場合には図8
に示すように、搬送補助ガイドの表面の位置が搬送ベル
トの表面よりも高くなるため、紙葉類を基準辺ベルトの
方向へ搬送する際には障害となる場合もある。このよう
に、整位装置の全ての部分で図7に示すような補助搬送
ガイド112を設けることができない場合の実施例を以
下に示す。
施例を示した上面図である。本実施例では、整位装置の
入口に近い部分では、搬送補助ガイド112bは、図8
に示したように、搬送ベルト101の上側にくるような
断面形状をしており、途中からは、図10に示すような
表面の一部が円弧状である断面形状をしている。本実施
例では、入口に近い部分で補助搬送ガイド112の表面
の位置が搬送ベルト107の表面の位置より高くなって
いるが、これは入口に近い部分では紙葉類がそれほど基
準辺ベルトの方へ移動しないため特に障害とならない。
なお、搬送ベルト101の上側にくるような断面形状を
した別のガイド手段が搬送補助ガイド112と別に設け
られていても良いことはもちろんである。
ようにすることで、紙葉類の移動はスムーズとなるた
め、紙葉類の基準辺ベルトの方向への移動を大きく妨げ
ることがない。また、搬送補助ガイドの表面の位置が搬
送ベルト101の位置よりもある程度高くなってもよい
ので寸法精度に注意を払わなくても良い。
しては、図11の様なテーパ状のものであってもよい。
また、整位機構の補助搬送ガイドの全ての部分の断面形
状が図10や図11に示すようなものであってもよいこ
とはもちろんである。
搬送補助ガイドを用いず、例えばプレス加工によって搬
送ガイド107の表面形状が、これまで示してきたよう
な補助搬送ガイドを用いた場合のようなものであっても
よいことはもちろんである。
ップ部のように、その一部に折り返し部を有する紙葉類
が搬送ベルトの下へ潜り込み、破れることを防ぐことが
できる。
概略図。
を説明する図。
葉類(封書)の説明図。
込みの説明図。
図。
置関係を説明する図。
図。
位置関係を説明する図。
表面の位置関係を説明する図。
異物検知部、6…第1の搬送ゲート、7…第1のリジェ
クト集積部、8…第1の整位部、9…読み取り部、10
…重送検出部、11…第2の搬送ゲート、12…第2の
リジェクト集積部、13…第2の整位部、14…印刷
部、15…印刷確認部、16…段ゲート、17…集積
部、18…表示手段、19…区分選択手段、101…搬
送ベルト、102,105,109…プーリ、103,
106,110…軸、104…ガイドベルト、107…
搬送ガイド、108…基準辺ベルト、111…基準ガイ
ド板、112…搬送補助ガイド。
Claims (1)
- 【請求項1】紙葉類をある定められた姿勢状態に整位さ
せる装置であって、少なくとも紙葉類を搬送する搬送ベ
ルト手段,搬送ベルト手段を駆動する駆動手段,搬送面
に垂直な面に紙葉類を当接させて姿勢を整えるため、搬
送方向に対してある角度をもって配設された基準辺手段
を有する紙葉類の整位装置において、搬送ベルトと基準
辺手段の間に、紙葉類との接触面が搬送ベルトの裏側面
の位置より高く、かつ搬送ベルトの搬送面位置以下であ
るような接触面を有するガイド手段を設けたことを特徴
とする紙葉類整位装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22131198A JP3788052B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 紙葉類整位装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22131198A JP3788052B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 紙葉類整位装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000053277A true JP2000053277A (ja) | 2000-02-22 |
JP3788052B2 JP3788052B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=16764821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22131198A Expired - Fee Related JP3788052B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 紙葉類整位装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3788052B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1371589A3 (en) * | 2002-06-13 | 2004-10-20 | Pitney Bowes Inc. | Flat article transport and aligner system |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP22131198A patent/JP3788052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1371589A3 (en) * | 2002-06-13 | 2004-10-20 | Pitney Bowes Inc. | Flat article transport and aligner system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3788052B2 (ja) | 2006-06-21 |
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