JP2000053195A - タッピングカラン - Google Patents

タッピングカラン

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JP2000053195A
JP2000053195A JP10234904A JP23490498A JP2000053195A JP 2000053195 A JP2000053195 A JP 2000053195A JP 10234904 A JP10234904 A JP 10234904A JP 23490498 A JP23490498 A JP 23490498A JP 2000053195 A JP2000053195 A JP 2000053195A
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Japan
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beer
valve
movable valve
foam
handle
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Nobuhide Fukushima
信秀 福▲島▼
Naoki Hayashi
直樹 林
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TOKYO REINETSU KK
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TOKYO REINETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のタッピングカランは、ビール入口とビ
ール注出口との間の通路が長くて泡放出後その部分に残
留する泡が多く、又、その部分をビールが流れる際流れ
がスムーズでないという問題を解決する。 【解決手段】 可動弁64の弁棒の中間胴部65にビー
ル吸込孔70Aを設けると共にそのビール吸込孔70A
と連通するように可動弁64の弁棒の先端胴部66に泡
放出孔70Bを設け、泡放出孔70Bはビール注出口6
9に近接する位置に設けて、泡付け作業時に、取手の操
作に応じて、ビール注出口69に近接する泡放出孔70
Bよりビールの泡を放出可能にしたものである。なお、
可動弁64の外周に多数の軸方向スロットを有する整流
スロット付き環状リング71を稼働移動自在に嵌挿して
ビールの流れをスムーズにすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールをタッピン
グ(樽等の容器から栓を抜いてビールを注出すること)
するためのタッピングカランに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タッピングカランは、普通、居酒屋等で
炭酸ガスの圧力下で樽内に保管されるビールの取出しに
用いられ、図6に示されるようなディスペンサに用いら
れる。図6はディスペンサの構造を示すもので、(A)
は樽冷蔵式ディスペンサであって、ディスペンサの庫内
で樽全体を冷やしてビールを注出するものであり、
(B)は瞬間冷却式ディスペンサであって、着氷した冷
媒配管の内側に螺旋状のビールコイルを走らせて、そこ
を通るビールを冷やすものである。この樽は、チューブ
および又は管を介してタッピングカランのビール入口に
接続されている。従来のタッピングカランに関しては、
特表平10−505812号公報(平成7年9月20日
出願)の「タッピングコック」が公表されている。その
タッピングコックは、本発明においてはタッピングカラ
ンと称するようにし、ビールをタッピング(樽から栓を
抜いてビールを注出すること)するためのものであっ
て、一方では、通常の使用位置で、所定方向に延びる軸
線を規定する管状ケーシングが備えられ、この管状ケー
シングの側部には管状のビール入口を有し、ビール入口
の先方にはビール注出口を有しており、他方では、前記
管状ケーシング内に組付けられた可動弁が備えられ、取
手によってこの可動弁を弁開放位置へ移動させることで
カランを開き、この可動弁を弁閉鎖位置へ移動させるこ
とで前記ケーシング内の弁座に当接させてカランを閉じ
る形式のものである。
【0003】その構造について、図7を参照して説明す
る。図7は、特表平10−505812号公報によるタ
ッピングカランを示すもので、(A)は閉位置で示した
断面正面図、(B)は開位置で示した断面正面図であ
る。図7には、特表平10−505812号公報の第1
具体例が示されており、全体を符号1で示されたタッピ
ングカランは、下方へ向きを変えるビール注出口3を有
する管状ケーシング2を備え、ビール注出口3は底部に
弁座4を有している。管状ケーシング2内には、更に、
垂直方向に可動弁5が組付けられており、可動弁5は上
部の弁棒6と下部の弁本体7とから成る。弁棒6は、管
状ケーシング2の頂部から外部へ延び、外部で取手(図
示せず)に結合されている。この取手によって、可動弁
は図7(A)に示された閉位置と、図7(B)に示され
た開位置との間を上下に滑動せしめられる。
【0004】チャンバ8は管状ケーシング2の上部に設
けられている。ケーシング2の上部の一部は外ねじ10
を有するネックリング9として構成され、ネックリング
9には、シール13を介挿の上、チャンバ8の頂部を仕
切るねじキャップ11が締結されている。また、チャン
バ8の底部は、段状部14に支えられたシールディスク
12によって仕切られている。ねじキャップ11の操作
によって発生する加圧力がスペーサリング15を介して
シールディスク12へ伝達されると、段状部14に対し
密封圧着される。
【0005】ねじキャップ11はOリング17を備えた
開口16を有し、シールディスク12は第2のOリング
19を備えた開口18を有している。Oリング17、1
8が配置されているため、弁棒6はシールディスク12
とねじキャップ11とを貫通して外部へ延びるようにす
ることができ、又、チャンバ8は、外部に対しても、使
用中常にビールが充填されているケーシング2の内部に
対しても、常時、密封状態を維持することができる。チ
ャンバ8内には、予圧を与えた圧縮ばね20が配置され
ている。圧縮ばね20は、上端がねじキャップ11に当
て付けられ、下端がリングディスク21に当て付けられ
ている。リングディスク21は開放ばねリング22を介
して弁棒6に固定されている。コックの閉位置では、圧
縮ばね20の弾性的な力により可動弁5が弁座4に密着
する。
【0006】管状ケーシング2には、ビール注出口3と
ネックリング9との間に、分岐部24を備えた管状のビ
ール入口23が設けられている。このビール入口23
は、チューブ又は管を介して、ビール注出口3をビール
が貯蔵されている樽(図示せず)に接続するためのもの
である。
【0007】ビールをグラスに注出する場合には、取手
(図示せず)を操作して、図7(B)に示した位置に可
動弁5を上昇させる。この位置でカラン1が開かれる。
ビールの樽内を支配する炭酸ガスは、樽の後方で切替え
られる減圧弁(図示せず)によって、通常適宜に低く減
圧されて、接続チューブ又は接続管(図示せず)を介し
て、ビールを管状のビール入口23へ圧送する。ビール
は、それから、ビール入口23を介してビール注出口3
内へ流入し、最後に、弁座4と弁本体7との間隙を通過
してビール注出口3の下面の開口から噴出し、カランを
出る。即ち、上述のタッピングカランは、タッピングカ
ランの基本型式のものであって、ビールをタッピング
(樽から栓を抜いてビールを注出すること)するための
カランであって、一方では、通常の使用位置で所定方向
に延びる軸線を規定する管状ケーシングが備えられ、こ
の管状ケーシングの側部には管状のビール入口を有し、
前記ビール入口の先方にはビール注出口を有しており、
他方では、前記管状ケーシング内に組付けられた可動弁
が備えられ、取手によってこの弁を弁開放位置へ移動さ
せることでカランを開き、この弁を弁閉鎖位置へ移動さ
せることで前記ケーシング内の弁座に当接させてカラン
を閉じる形式のものである。
【0008】しかしながら、図7に示すタッピングカラ
ンについては、大体において、ビール注出口よりビール
を注出するときはビールの実のみ注出されてビールの泡
は放出されないので、通常、ビールの実を注出した後、
ビールの良好な泡付け作業を行うことが望まれており、
泡付け作業時において泡の放出を可能にするため、泡放
出孔を設けるように改良されたものが図8に示されてい
る。図8は、その従来の泡放出機能付タッピングカラン
を示すもので、(A)はカランの断面正面図、(B)は
泡放出時のカランの弁部の断面正面図、(C)は停止時
のカランの弁部の断面正面図、(D)はビール注出時の
カランの弁部の断面正面図である。図8において、51
はタッピングカラン、58はビール入口、59はビール
注出口、60は泡放出孔で、図7と共通のものはその説
明を省略する。図8に示されるタッピングカランは、ビ
ールをタッピング(樽から栓を抜いてビールを注出する
こと)するためのカラン51であって、一方では、通常
の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状ケー
シング52が備えられ、この管状ケーシング52の側部
には管状のビール入口58を有し、前記ビール入口58
の先方にはビール注出口59を有しており、他方では、
前記管状ケーシング52内に組付けられた可動弁54が
備えられ、取手57によって前記可動弁54を弁開放位
置へ移動させることでカラン51を開き、又、この可動
弁54を弁閉鎖位置へ移動させることで前記管状ケーシ
ング52内の弁座53に当接させてカラン51を閉じる
形式のものにおけるものであって、泡放出孔60を前記
ビール入口58に近接する前記可動弁54の先端胴部に
設けて、泡付け作業時に、取手57の操作に応じて、前
記ビール入口58に近接する泡放出孔60よりビールの
泡を放出可能にしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のタッ
ピングカラン51は、ビール入口58とビール注出口5
9の開口との間の通路が長くて泡放出後その部分に残留
する泡が多く、又、その部分をビールが流れる際乱流が
生じて流れがスムーズでないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、ビールをタッピング(樽から栓を抜い
てビールを注出すること)するためのカランであって、
一方では、通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規
定する管状ケーシングが備えられ、この管状ケーシング
の側部には管状のビール入口を有し、前記ビール入口の
先方にはビール注出口を有しており、他方では、前記管
状ケーシング内に組付けられた可動弁が備えられ、取手
によってこの弁を弁開放位置へ移動させることでカラン
を開き、この弁を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
ーシング内の弁座に当接させてカランを閉じる形式のも
のにおいて、第1の発明として、前記可動弁の弁棒の中
間胴部にビール吸込孔を設けると共に、そのビール吸込
孔と連通するように前記可動弁の弁棒の先端胴部に泡放
出孔を設け、前記泡放出孔は前記ビール注出口に近接す
る位置に設けて、泡付け作業時に、前記取手の操作に応
じて、前記ビール注出口に近接する泡放出孔よりビール
の泡を放出可能にしたタッピングカランを提供し、第2
の発明として、第1の発明に更に、前記可動弁の外周に
多数の軸方向スロットを有する整流スロット付き環状リ
ングを摺動自在に嵌挿してビールの流れをスムーズにし
たタッピングカランを提供し、第3の発明として、前記
可動弁の弁棒の中間胴部にビール吸込孔を設けると共
に、そのビール吸込孔と連通するように前記可動弁の弁
棒の先端尖頭部に泡放出孔を設け、前記泡放出孔は前記
ビール注出口に近接する前記可動弁の先端に設けて、泡
付け作業時に、前記取手の操作に応じて、前記ビール注
出口に近接する泡放出孔よりビールの泡を放出可能にし
たタッピングカランを提供し、第4の発明として、第3
の発明に更に、前記可動弁の外周に多数の軸方向スロッ
トを有する整流スロット付き環状リングを摺動自在に嵌
挿してビールの流れをスムーズにしたタッピングカラン
を提供しようとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタッピングカ
ランの実施の形態について、図1乃至図5を参照して説
明する。図1は、第1および第2の発明に対応するカラ
ンの第1の実施の形態を示すもので、(A)は泡放出時
のカランの弁部の断面正面図、(B)は停止時のカラン
の弁部の断面正面図、(C)はビール注出時のカランの
弁部の断面正面図、図2は、図1に含まれる弁棒を示す
もので、(A)は弁棒の中間胴部の断面側面図、(B)
は弁棒の先端胴部の断面側面図、図3は、図1に含まれ
る整流スロット付き環状リングを示すもので、(A)は
外観正面図、(B)は(A)の右側面図、図4は、第3
および第4の発明に対応するカランの第2の実施の形態
を示すもので、(A)は停止時のカランの弁部の断面正
面図、(B)は泡放出時のカランの弁部の断面正面図、
(C)はビール注出時のカランの弁部の断面正面図、図
5は、図4に含まれる弁棒を示すもので、(A)は中間
胴部の断面正面図、(B)は先端尖頭部の断面正面図で
ある。
【0012】第1の実施の形態:第1および第2の発明
に対応する第1の実施の形態は、図1、図2および図3
を参照して、ビールをタッピング(樽から栓を抜いてビ
ールを注出すること)するためのカランであって、一方
では、通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定す
る管状ケーシング62が備えられ、この管状ケーシング
62の側部には管状のビール入口68を有し、前記ビー
ル入口68の先方にはビール注出口69を有しており、
他方では、前記管状ケーシング62内に組付けられた可
動弁64が備えられ、取手(図示せず)によって前記可
動弁64を弁開放位置へ移動させることでカランを開
き、又、この可動弁64を弁閉鎖位置へ移動させること
で前記ケーシング62内の弁座63に当接させてカラン
を閉じる形式のものにおけるものであって、前記可動弁
64の弁棒の中間胴部65にビール吸込孔70Aを設け
ると共に、そのビール吸込孔70Aと連通するように前
記可動弁64の弁棒の先端胴部66に泡放出孔70Bを
設け、泡放出孔70Bは前記ビール注出口69に近接す
る位置に設けて、泡付け作業時に、前記取手の操作に応
じて、前記ビール注出口69に近接する泡放出孔70B
よりビールの泡の放出を可能にし、且つ、前記可動弁6
4の弁棒の中間胴部65の外周に多数の軸方向スロット
を有する整流スロット付き環状リング71を摺動自在に
嵌挿してビールの流れをスムーズにしたものである。
【0013】第2の実施の形態:第3および第4の発明
に対応する第2の実施の形態は、図4および図5を参照
して、ビールをタッピング(樽から栓を抜いてビールを
注出すること)するためのカランであって、一方では、
通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状
ケーシング81が備えられ、この管状ケーシング81の
側部には管状のビール入口82を有し、前記ビール入口
82の先方にはビール注出口83を有しており、他方で
は、前記管状ケーシング81内に組付けられた可動弁8
4が備えられ、取手(図示せず)によって前記可動弁8
4を弁開放位置へ移動させることでカランを開き、又、
この可動弁84を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
ーシング81内の弁座85に当接させてカランを閉じる
形式のものにおけるものであって、前記可動弁84の弁
棒の中間胴部にビール吸込孔84Cを設けると共に、そ
のビール吸込孔84Cと連通するように前記可動弁84
の弁棒の先端尖頭部84Bに泡放出孔84Dを設け、泡
放出孔84Dは前記ビール注出口83に近接する位置に
設けて、泡付け作業時に、前記取手の操作に応じて、前
記ビール注出口83に近接する泡放出孔84Dよりビー
ルの泡の放出を可能にし、且つ、前記可動弁84の弁棒
の中間胴部84Aの外周に多数の軸方向スロットを有す
る整流スロット付き環状リング86を摺動自在に嵌挿し
てビールの流れをスムーズにしたものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によるタッピングカランは、上述
のように構成されているので、下記の効果を有する。 泡放出孔からビール注出口の先端までの通路を短く
し、残留泡を減少させることができ、泡が殆ど残らず、
又、ビールの実を注出した後、良好なビールの泡付け作
業を行うことができる。 整流スロット付環状リングによりビールが乱流を生じ
ないように流れをスムーズにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2の発明に対応するカランの第1
の実施の形態を示すもので、(A)は泡放出時のカラン
の弁部の断面正面図、(B)は停止時のカランの弁部の
断面正面図、(C)はビール注出時のカランの弁部の断
面正面図である。
【図2】図1に含まれる弁棒を示すもので、(A)は弁
棒の中間胴部の断面側面図、(B)は弁棒の先端胴部の
断面側面図である。
【図3】図1に含まれる整流スロット付き環状リングを
示すもので、(A)は外観正面図、(B)は(A)の右
側面図である。
【図4】第3および第4の発明に対応するカランの第2
の実施の形態を示すもので、(A)は停止時のカランの
弁部の断面正面図、(B)は泡放出時のカランの弁部の
断面正面図、(C)はビール注出時のカランの弁部の断
面正面図である。
【図5】図4に含まれる弁棒を示すもので、(A)は中
間胴部の断面正面図、(B)は先端尖頭部の断面正面図
である。
【図6】ディスペンサの構造を示すもので、(A)は樽
冷蔵式ディスペンサであって、ディスペンサの庫内で樽
全体を冷やしてビールを注出するものであり、(B)は
瞬間冷却式ディスペンサであって、着氷した冷媒配管の
内側に螺旋状のビールコイルを走らせて、そこを通るビ
ールを冷やすものである。
【図7】特表平10−505812号公報によるタッピ
ングカランを示すもので、(A)は閉位置で示した断面
正面図、(B)は開位置で示した断面図である。
【図8】従来の泡放出機能付タッピングカランを示すも
ので、(A)はカランの断面正面図、(B)は泡放出時
のカランの弁部の断面正面図、(C)は停止時のカラン
の弁部の断面正面図、(D)はビール注出時のカランの
弁部の断面正面図である。
【符号の説明】
1:タッピングカラン 2:管状ケーシング 3:ビール注出口 4:弁座 5:可動弁 6:弁棒 7:弁本体 8:チャンバ 23:ビール入口 24:分岐部 51:タッピングカラン 52:管状ケーシング 53:弁座 54:可動弁 55:弁棒 56:弁本体 57:取手 58:ビール入口 59:ビール注出口 60:泡放出孔 62:管状ケーシング 63:弁座 64:可動弁 65:弁棒の中間胴部 66:弁棒の先端胴部 68:ビール入口 69:ビール注出口 70A:ビール吸込孔 70B:泡放出孔 71:整流スロット付き環状リング 81:管状ケーシング 82:ビール入口 83:ビール注出口 84:可動弁 84A:弁棒の中間胴部 84B:弁棒の先端尖頭部 84C:ビール吸込孔 84D:泡放出孔 86:整流スロット付き環状リング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッピングカランであって、一方では、
    通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状
    ケーシングが備えられ、この管状ケーシングの側部には
    管状のビール入口を有し、前記ビール入口の先方にはビ
    ール注出口を有しており、他方では、前記管状ケーシン
    グ内に組付けられた可動弁が備えられ、取手によってこ
    の可動弁を弁開放位置へ移動させることでカランを開
    き、この可動弁を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
    ーシング内の弁座に当接させてカランを閉じる形式のも
    のにおいて、 前記可動弁の弁棒の中間胴部にビール吸込孔を設けると
    共に、そのビール吸込孔と連通するように前記可動弁の
    弁棒の先端胴部に泡放出孔を設け、前記泡放出孔は前記
    ビール注出口に近接する位置に設けて、泡付け作業時
    に、前記取手の操作に応じて、前記ビール注出口に近接
    する泡放出孔よりビールの泡を放出可能にしたことを特
    徴とするタッピングカラン。
  2. 【請求項2】 タッピングカランであって、一方では、
    通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状
    ケーシングが備えられ、この管状ケーシングの側部には
    管状のビール入口を有し、前記ビール入口の先方にはビ
    ール注出口を有しており、他方では、前記管状ケーシン
    グ内に組付けられた可動弁が備えられ、取手によってこ
    の可動弁を弁開放位置へ移動させることでカランを開
    き、この可動弁を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
    ーシング内の弁座に当接させてカランを閉じる形式のも
    のにおいて、 前記可動弁の弁棒の中間胴部にビール吸込孔を設けると
    共に、そのビール吸込孔と連通するように前記可動弁の
    弁棒の先端胴部に泡放出孔を設け、前記泡放出孔は前記
    ビール注出口に近接する位置に設けて、泡付け作業時
    に、前記取手の操作に応じて、前記ビール注出口に近接
    する泡放出孔よりビールの泡を放出可能にし、且つ、前
    記可動弁の外周に多数の軸方向スロットを有する整流ス
    ロット付き環状リングを摺動自在に嵌挿してビールの流
    れをスムーズにしたことを特徴とするタッピングカラ
    ン。
  3. 【請求項3】 タッピングカランであって、一方では、
    通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状
    ケーシングが備えられ、この管状ケーシングの側部には
    管状のビール入口を有し、前記ビール入口の先方にはビ
    ール注出口を有しており、他方では、前記管状ケーシン
    グ内に組付けられた可動弁が備えられ、取手によってこ
    の可動弁を弁開放位置へ移動させることでカランを開
    き、この可動弁を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
    ーシング内の弁座に当接させてカランを閉じる形式のも
    のにおいて、 前記可動弁の弁棒の中間胴部にビール吸込孔を設けると
    共に、そのビール吸込孔と連通するように前記可動弁の
    弁棒の先端尖頭部に泡放出孔を設け、前記泡放出孔は前
    記ビール注出口に近接する位置に設けて、泡付け作業時
    に、前記取手の操作に応じて、前記ビール注出口に近接
    する泡放出孔よりビールの泡を放出可能にしたことを特
    徴とするタッピングカラン。
  4. 【請求項4】 タッピングカランであって、一方では、
    通常の使用位置で所定方向に延びる軸線を規定する管状
    ケーシングが備えられ、この管状ケーシングの側部には
    管状のビール入口を有し、前記ビール入口の先方にはビ
    ール注出口を有しており、他方では、前記管状ケーシン
    グ内に組付けられた可動弁が備えられ、取手によってこ
    の可動弁を弁開放位置へ移動させることでカランを開
    き、この可動弁を弁閉鎖位置へ移動させることで前記ケ
    ーシング内の弁座に当接させてカランを閉じる形式のも
    のにおいて、 前記可動弁の弁棒の中間胴部にビール吸込孔を設けると
    共に、そのビール吸込孔と連通するように前記可動弁の
    弁棒の先端尖頭部に泡放出孔を設け、前記泡放出孔は前
    記ビール注出口に近接する位置に設けて、泡付け作業時
    に、前記取手の操作に応じて、前記ビール注出口に近接
    する泡放出孔よりビールの泡を放出可能にし、且つ、前
    記可動弁の外周に多数の軸方向スロットを有する整流ス
    ロット付き環状リングを摺動自在に嵌挿してビールの流
    れをスムーズにしたことを特徴とするタッピングカラ
    ン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285180A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Zojirushi Corp 液体容器用弁および液体容器

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