JP2000052769A - アウターハンドル装置 - Google Patents

アウターハンドル装置

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JP2000052769A
JP2000052769A JP21927498A JP21927498A JP2000052769A JP 2000052769 A JP2000052769 A JP 2000052769A JP 21927498 A JP21927498 A JP 21927498A JP 21927498 A JP21927498 A JP 21927498A JP 2000052769 A JP2000052769 A JP 2000052769A
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Shusuke Tomita
修右 富田
Hisashi Tsutsumi
久 堤
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Suzuki Motor Corp
U Shin Ltd
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Suzuki Motor Corp
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良い外観に優れた操作ノブを備えた
アウターハンドル装置を提供する。 【解決手段】 ボディ2の凹部中央に、ガイド部5を形
成する。操作ノブ3の内周面に、前記ガイド部5にガイ
ドされる被ガイド筒部19を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアに設け
られるアウターハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アウターハンドル装置として、ド
アの外板にボディを取り付け、その凹部に収容した操作
ノブを押込み操作することによりドアのロックを解除す
るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ア
ウターハンドル装置では、凹部の内側面に形成したリブ
によって操作ノブの外側面をガイドするようにしている
ため、凹部と操作ノブとの間に隙間が形成されることは
避けられない。このため、隙間からリブが見えることに
なり、好ましい外観を提供できない。また、隙間はリブ
の高さ寸法に相当する大きなものであるため、泥やゴミ
等が侵入し、操作ノブの押込み操作が阻害される恐れが
あり、場合によっては外側面の目視可能な位置に傷が付
くことも想定される。
【0004】そこで、本発明は、操作性の良い外観に優
れた操作ノブを備えたアウターハンドル装置を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、ドアの外板に取り付けられる
ボディの凹部に収容される操作ノブを押込み操作するこ
とによりドアを開放するようにしたアウターハンドル装
置において、前記ボディの凹部中央に、ガイド部を形成
する一方、前記操作ノブに、前記ガイド部にガイドされ
る被ガイド部を形成したものである。この構成により、
操作ノブを押込み操作すれば、その被ガイド部がボディ
のガイド部によってガイドされた状態で移動することに
なる。
【0006】また、前記アウターハンドル装置では、前
記ガイド部が、ボディの凹部中央に形成した突出部と、
該突出部の側部に形成したリブとで構成される一方、前
記被ガイド部が、前記突出部をガイドする筒部と、前記
リブが摺動自在に係合する溝部とで構成されていればよ
い。
【0007】さらに、前記操作ノブが略四角形状とされ
ると共に、前記被ガイド部の溝部が、操作ノブの4隅に
形成されるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0009】図1は、本実施形態に係るアウターハンド
ル装置を示す。このアウターハンドル装置は、自動車等
の車両のドア、例えば、バックドアに設けられるもの
で、大略、ドアの外板1に取り付けられるボディ2と、
このボディ2の凹部4に押込み操作可能に収容される操
作ノブ3とで構成されている。
【0010】前記ボディ2は略四角形状で、中央部上方
側には略矩形状の凹部4が形成されている。凹部4の中
央にはガイド部5が形成されている。ガイド部5は、円
筒状の突出部6と、その外周の4箇所に等分に形成され
て突出方向に延びるリブ7とで構成されている。突出部
6の上端開口部には対向方向に向かって延設部8が形成
されている。突出部6の内側には、図示しないドア開閉
装置を駆動するためのシリンダ錠9が取り付けられてい
る。なお、ボディ2の下方(凹部よりも下方の部分)の
背面側には補助ボディ10が装着されている。補助ボデ
ィ10の装着部分は、ドアの外板1から離れた位置にあ
り、指を引っ掛けることにより、ドアの開放や操作ノブ
3の押込み操作を行うために利用されるようになってい
る。
【0011】前記シリンダ錠9は、キー(図示せず)を
ロータ11に差し込んで、シリンダ12内でロータ11
を回転操作することにより、ロック又はアンロック状態
にできるようになっている。また、シリンダ錠9は、ボ
ディ2にスプリング13によって突出方向に付勢された
状態で取り付けられ、アンロック状態で押込み操作する
ことにより、ロッド14で操作片15を押圧し、図示し
ないリンク機構を介してドア開閉装置を駆動することに
よりドアを開放可能となっている。
【0012】前記操作ノブ3は、前記ボディ2の凹部4
に丁度収容される大きさの略矩形枠体形状である。操作
ノブ3の中央には開口部16が形成され、その内縁対向
位置から一対の規制片17が延設されている。規制片1
7には係止凹部18がそれぞれ形成され、そこには前記
シリンダ錠9の係止突部が係止されるようになってい
る。そして、この係止状態では、シリンダ錠9の前面部
が前記開口部16に位置するようになっている。また、
前記規制片17は、操作ノブ3をボディ2の凹部4に配
設した際、前記延設部8によって回転方向に位置規制さ
れるようになっている。また、操作ノブ3の開口部16
の周囲には、前記ボディ2の突出部6の外周面を摺動す
る被ガイド筒部19が形成され、そこから操作ノブ3の
4隅に向かってそれぞれ補強リブ20が形成されてい
る。また、被ガイド筒部19及び補強リブ20には、被
ガイド筒部19の先端面から基部側に向かって溝部21
がそれぞれ形成されている。各溝部21には、前記ボデ
ィ2に形成したリブ7が摺動自在に係合し、操作ノブ3
を押込み操作する際のがたつきをなくし、スムーズな動
作を可能としている。
【0013】前記アウターハンドル装置は、補助ボディ
10を一体化したボディ2にシリンダ錠9を取り付け、
外板1に形成した開口部分に装着し、シリンダ錠9の先
端部分に操作ノブ3を装着することにより組み立てられ
る。
【0014】前記操作ノブ3は、規制片17を弾性変形
させながら、その係止凹部18に突出部6の係止突部を
係止されることにより装着される。この装着状態で、前
記規制片17は、突出部6の端部開口近傍に位置し、操
作ノブ3を押込み操作すると、突出部6の内周を摺動
し、外方への変形を阻止される。これにより、操作ノブ
3の押込み操作中に係止突部が係止凹部18から脱落す
ることはない。また、操作ノブ3の被ガイド筒部19
は、突出部6の外面に沿って移動すると共に、操作ノブ
3の溝部21にはボディ2のリブ7が摺動する。つま
り、操作ノブ3は、その被ガイド筒部19を突出部6
に、溝部21を突出部6にそれぞれガイドされることに
なり、がたつくことなく、押込み操作可能となる。これ
により、操作ノブ3の外側面とボディ2の凹部4の内側
面との間隙寸法を小さく抑えても、押込み操作中に引っ
掛かる等の不具合はない。
【0015】また、補強用のリブ20に溝部21を形成
しているので、特別に溝部を形成するための肉厚部を設
ける必要がなく、構造が簡単で軽量化を図ることができ
る。その上、溝部21は操作の部3の四隅まで形成され
ているので、さらに軽量化を図ることができる。
【0016】なお、スプリングによって突出方向に付勢
されたシリンダ錠に操作ノブを取り付け、アンロック状
態で押込み操作するようにしたタイプのアウターハンド
ル装置において、例えば、衝突や強い振動による衝撃が
発生したときに、操作ノブやシリンダ錠の慣性力により
シリンダ錠がスプリングの付勢力に抗して押し込まれ、
ドアがアンロック状態になることが考えられるため、ス
プリングを強くして操作ノブ等が押し込まれないように
する必要があった。このため、操作ノブの押込み操作が
重くなっていたが、前記形状とすることにより操作ノブ
3の軽量化を図ったので、慣性力が小さくなりドアがア
ンロック状態となりにくいものとなり、従って、弱い加
重のスプリングを使用することができ、操作ノブ3の押
込み操作を軽くすることができるという特有の効果を果
たすことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るアウターハンドル装置によれば、ボディの凹部中
央に、ガイド部を形成する一方、操作ノブの内周面に、
前記ガイド部にガイドされる被ガイド部を形成するよう
にしたので、従来のように凹部の内側面と操作ノブの外
側面との間に大きな隙間が形成されることはなく、外観
上優れたものとすることができる。また、泥等の侵入を
阻止できるので、操作性が悪化することも、侵入した泥
等によって傷が付くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の本実施形態に係るアウターハンドル
装置の正面図(a)及びそのA―A線断面図(b)であ
る。
【図2】 図1のボディの正面図(a)及びそのB―B
線断面図(b)である。
【図3】 図1の操作ノブの断面図(a)及び背面図
(b)である。
【符号の説明】
1…外板 2…ボディ 3…操作ノブ 4…凹部 5…ガイド部 6…突出部 7…リブ 8…延設部 9…シリンダ錠 17…規制片 18…係止凹部 19…被ガイド筒部 20…補強リブ 21…溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの外板に取り付けられるボディの凹
    部に収容される操作ノブを押込み操作することによりド
    アを開放するようにしたアウターハンドル装置におい
    て、 前記ボディの凹部中央に、ガイド部を形成する一方、 前記操作ノブに、前記ガイド部にガイドされる被ガイド
    部を形成したことを特徴とするアウターハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部を、ボディの凹部中央に形
    成した突出部と、該突出部の側部に形成したリブとで構
    成する一方、 前記被ガイド部を、前記突出部をガイドする筒部と、前
    記リブが摺動自在に係合する溝部とで構成したことを特
    徴とする請求項1に記載のアウターハンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記操作ノブを略四角形状とすると共
    に、前記被ガイド部の溝部を、操作ノブの4隅に形成し
    たことを特徴とする請求項2に記載のアウターハンドル
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922936B2 (en) * 2003-09-04 2005-08-02 Eagle Mountain Brokers, Inc. Fishing rod connector, and connector assemblies for fishing poles
JP2014029094A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Aisin Kiko Co Ltd ドアロック装置
JP2016138445A (ja) * 2016-03-02 2016-08-04 アイシン機工株式会社 ドアロック装置
US10060165B2 (en) 2012-07-31 2018-08-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Door lock device

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JP2016138445A (ja) * 2016-03-02 2016-08-04 アイシン機工株式会社 ドアロック装置

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