JP2000052747A - 温度調整機構付き車両用シート - Google Patents

温度調整機構付き車両用シート

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JP2000052747A
JP2000052747A JP10220651A JP22065198A JP2000052747A JP 2000052747 A JP2000052747 A JP 2000052747A JP 10220651 A JP10220651 A JP 10220651A JP 22065198 A JP22065198 A JP 22065198A JP 2000052747 A JP2000052747 A JP 2000052747A
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毅 義則
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Koichi Saka
鉱一 坂
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    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/06Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable

Abstract

(57)【要約】 【課題】シートの前後方向の位置調整が可能な車両用シ
ートで、温度調整機構を具備する車両用シートを提供す
る。 【解決手段】フロアに沿って配置され温度調整した空気
を流通させる第1ダクト41、シートクッション10a
の下面側に配置され導入された空気をシートクッション
10aの下面に供給する第2ダクト42、両ダクト4
1,42を互いに連結させる連結手段を備え、連結手段
を、第1ダクト41に回動可能に連結されて横方向へ延
びる第1連結ダクト43、第2ダクトに42に回動可能
に連結されて横方向へ延びる第2連結ダクト44により
構成して、両連結ダクト43,44を横方向へ互いに回
動可能に連結して、両連結ダクト43,44をシートの
前後方向の移動に追従して前後方向に伸縮させてシート
の前後方向の移動を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度調整機構付き
車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートの一形式として、実開昭6
0−163106号公報、および実開平6−26601
号公報に示されているように、温度調整された空気をダ
クトを介してシートクッション、または、シートクッシ
ョンおよびシートバックの内部に導入し、導入された空
気をシートクッションまたはシートバックの内部から表
面側に噴出して、シート着座者、および/またはシート
自体を温度調整することができる機能を有する機構、す
なわち、温度調整機構を具備する車両用シートがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の車両
用シートにおいては、シート全体の前後方向の位置を調
整することができる前後調整機構を備えた形式の車両用
シートが多く、また、この前後調整機構とともに、シー
トクッションの上下方向の位置を調整することができる
上下調整機構を備えた形式の車両用シートもある。この
ため、温度調整機構を具備する車両用シートにおいて
も、これらのいづれかの形式の車両用シートに構成する
ことが必要である。しかしながら、上記各公報に示され
ている車両用シートが具備する温度調整機構は、上記し
た両形式の車両用シートに対しては適用し得ない構成の
ものである。
【0004】前者の公報に示された温度調整機構は、シ
ートクッションの下面側に設けた通気分配室と、通気分
配室と温度調節器を連結する通気挿入管とからなるもの
で、シートの前後方向の位置調整を想定して、通気挿入
管の一部を可撓管で構成している。しかしながら、シー
トの前後方向の位置調整ができる距離は少なくとも20
0mmを必要とするもので、この位置調整できる範囲は
上記した通気挿入管の伸長量では対処できない。また、
かかる温度調整機構をシートクッションが上下方向に位
置調整可能なシートに適用した場合には、さらに長尺の
通気挿入管の全体を上下させる必要があり、実用的には
無理であって、このようなシートに対しても当然のこと
ながら対処し得ない。
【0005】また、後者の公報に示された温度調整機構
は、シートクッションの内部に埋設したラジエータ状の
管と、この管と温度調節器とを連結する連結管とからな
るもので、連結管としては通常のパイプが使用されてい
て、シートの位置調整が不能な固定式の車両用シートを
対象とするものであり、シートの前後方向の位置調整可
能なシートには対処し得ないとともに、シートクッショ
ンが上下方向に位置調整可能なシートには当然のことな
がら対処し得ない。
【0006】従って、本発明の目的は、シート全体の前
後方向の位置を調整することができる前後調整機構を備
えた形式の車両用シートであって、シートの前後方向へ
の移動に追従し得る温度調整機構を具備する車両用シー
トを提供することにあり、さらには、前後調整機構とと
もに、シートクッションの上下方向の位置を調整するこ
とができる上下調整機構を備えた形式の車両用シートで
あって、シートの前後方向への移動に追従し得ることは
勿論のこと、シートクッションの上下方向の移動にの追
従し得る温度調整機構を具備する車両用シートを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用シー
トは、車室フロアに沿って配置され温度調整された空気
を流通させる第1のダクトと、シートクッションの下面
側に配置され導入された空気を同シートクッションの下
面に供給する第2のダクトと、これら両ダクトを連結し
て互いに連通させる連結手段を備えてなる温度調整機構
を具備し、前後方向の位置調整が可能な温度調整機構付
き車両用シートであり、前記連結手段として、前記第1
のダクトに回動可能に連結されて横方向へ延びる第1の
連結ダクトと、前記第2のダクトに回動可能に連結され
て横方向へ延びる第2の連結ダクトとにより構成して、
これら両連結ダクトを回動可能に連結したことを特徴と
するものである。
【0008】また、本発明に係る車両用シートは、車室
フロアに沿って配置され温度調整された空気を流通させ
る第1のダクトと、シートクッションの下面側に配置さ
れ導入された空気を同シートクッションの下面に供給す
る第2のダクトと、これら両ダクトを連結して互いに連
通させる連結手段を備えてなる温度調整機構を具備し、
前後方向および上下方向の位置調整が可能な温度調整機
構付き車両用シートであり、前記連結手段として、前記
第1のダクトに回動可能に連結されて横方向へ延びる第
1の連結ダクトと、前記第2のダクトに連結された可撓
性で変形自在な第1の可撓性ダクトに回動可能に連結さ
れて横方向へ延びる第2の連結ダクトとにより構成し
て、これら両連結ダクトを可撓性で変形自在な第2の可
撓性ダクトを介して互いに回動可能に連結したことを特
徴とするものである。
【0009】
【発明の作用・効果】本発明に係る、前後方向の位置調
整が可能な温度調整機構付き車両用シートにおいては、
シートの前後方向への位置調整時には、温度調整機構を
構成する両連結ダクトが連結部を中心に回動して前後方
向へ移動するため、当該温度調整機構はシートの前後方
向の動きに追従して前後方向へ伸縮する。このため、当
該温度調整機構は、シートの前後方向の移動を許容し
て、シートの前後方向の位置調整を可能とする。
【0010】また、本発明に係る、前後方向および上下
方向の位置調整が可能な温度調整機構付き車両用シート
においては、シートの前後方向への位置調整時における
両連結ダクトの動作は上記した車両用シートと同様であ
るが、シートクッションの上下方向の位置調整時には、
両可撓性ダクトが自在に変形して両連結ダクトをシート
クッションの上下方向の動きに追従して動作させる。こ
のため、当該温度調整機構は、シートクッションの上下
方向の移動を許容して、シートクッションの上下方向の
位置調整を可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1には本発明に係る温度調整機構付き車両
用シートの一例が示されている。当該車両用シートは、
シートクッション10aおよびシートバック10bを備
えているとともに、前後調整機構20、上下調整機構3
0a,30b、および温度調整機構40を備えているも
ので、シートの前後方向の位置調整が可能であるととも
に、シートクッション10aの上下方向の位置調整が可
能であり、かつ、シートクッション10a自体およびシ
ートクッション10aの着座者に対する温度調整が可能
なものである。
【0012】シートクッション10aは、クッションフ
レーム11と、クッションフレーム11に載置固定され
たクッションパン12と、クッションパン12に載置さ
れたクッションパッド13と、クッションパッド13を
被覆してクッションパン12に固定されたクッションカ
バー14とにより構成されている。
【0013】クッションパン12は略平板状のもので、
左右に所定間隔を保持した状態で、開口部12aが前後
に所定間隔を保持して直列的に多数設けられている。ク
ッションパッド13は所定厚みのもので、クッションパ
ン12の各開口部12aに対向した部位に多数の貫通孔
13aが設けられている。各貫通孔13aは、クッショ
ンパッド13の上下方向へ延びていて、下端がクッショ
ンパン12の各開口部12aに開口し、かつ、上端がク
ッションカバー14の下面側に開口している。
【0014】クッションカバー14は、カバーパッド1
4aを表皮14bにて被覆してなるもので、カバーパッ
ド14aには多数の貫通孔14cが形成されており、ま
た、表皮14bは高通気性のものが選定されている。
【0015】前後調整機構20は、ロアレール21およ
びアッパレール22からなる左右一対のシートトラック
を主要構成部材とする公知のもので、ロアレール21
は、車室フロア51上のクロスメンバー52とシートア
ンカブラケット53に固定されれ、前後方向へ延びてい
る。アッパレール22は、ロアレール21にその長さ方
向へ摺動可能に嵌合されていて、アッパレール22上に
設けたアーム23にてシートクッション10aの前後を
支持している。
【0016】前後調整機構20において、アッパレール
22は、図示しないロック機構にてロアレール21にロ
ックされて前後方向への移動を規制されており、ロック
機構によるロック作用を解除することにより前後方向へ
の移動を許容される。アッパレール22が前後方向へ移
動可能な状態では、シートクッション10aはシートバ
ック10bと一体に前後方向へ移動可能であり、これに
より、シートを前後方向へ位置調整することができる。
図1はシートが最後部に位置する状態を示し、図3はシ
ートが最前部に位置する状態を示している。
【0017】前側の上下調整機構30aは、左右一対の
リンク機構を構成する各リンク31a,31b,31c
と、作動ロッド32を主要構成部材とする公知のもの
で、各リンク31a,31b,31cは、左右のアッパ
レール22間に回転可能に支持された作動ロッド32と
クッションパン11間に配置されて、シートクッション
10aの前側を支持している。
【0018】後側の上下調整機構30bは、左右一対の
リンク機構を構成する各リンク33a,33b,33
c,33dと、作動ロッド34を主要構成部材とする公
知のもので、各リンク33a,33b,33c,33d
は、左右のアッパレール22間に回転可能に支持された
作動ロッド34とクッションパン11間に配置されて、
シートクッション10aの後側を支持している。
【0019】各上下調整機構30a,30bにおいて、
各作動ロッド32,34は、図示しない操作ハンドルま
たは駆動モータによりそれぞれ独立して回転動作するも
ので、前側の作動ロッド32を正逆方向へ回転動作させ
ることにより、前側の上下調整機構30aの各リンク3
1a〜31cを伸縮させる。図1は、前側上下調整機構
30aが最大限縮小された状態を示しており、この縮小
状態では、シートクッション10aの前端部は最大限下
降した状態にある。また、図3は、前側の上下調整機構
30aが最大限伸長された状態を示しており、この伸長
状態では、シートクッション10aの前端部は最大限上
昇した状態にある。
【0020】また、後側の上下調整機構30bにおいて
は、作動ロッド34を正逆方向へ回転動作させることに
より、後側の各リンク33a,33b,33c,33d
を伸縮させる。図1は、後側の上下調整機構30bが最
大限縮小された状態を示しており、この縮小状態では、
シートクッション10aの後端部は最大限下降した状態
にある。また、図3は、後側の上下調整機構30bが最
大限伸長された状態を示しており、この伸長状態では、
シートクッション10aの後端部は最大限上昇した状態
にある。
【0021】しかして、温度調整機構40は、図1〜図
4に示すように、第1ダクト41および第2ダクト4
2、第1連結ダクト43および第2連結ダクト44、第
1可撓性ダクト45および第2可撓性ダクト46にて構
成されている。
【0022】第1ダクト41は所定幅を有する平板状の
もので、クロスメンバー52を直交状に貫通させてシー
トクッション10aの下方にて車室フロア51に沿って
配置されていて、前端部にて図示しない温度調整器に連
結されている。第1ダクト41においては、後方の上面
側に筒状の開口部41aが設けられているとともに後端
部41bが開口している。第2ダクト42は、前後方向
へ延びるH形状で平板状のもので、クッションパン12
が有する各開口部12aに対向する筒状の開口部42a
が多数設けられている。第2ダクト42は、その各開口
部42aをクッションパン12の開口部12aに臨ませ
た状態で、クッションパン12に取付けられている。
【0023】第1連結ダクト43は所定長さの細幅状の
もので、各端部に筒状の開口部43a,43bを備えて
いる。一端側の開口部43aは下方に開口するもので、
第1ダクト41の開口部41aに対して、気密的に嵌合
されて横方向へ回動可能に連結されている。また、他端
側の開口部43bは上方に開口するもので、第1可撓性
ダクト45に対して、気密的に嵌合して横方向へ回動可
能に連結されている。
【0024】図5は、第1ダクト41と第1連結ダクト
43との連結状態を示すもので、第1ダクト41の開口
部41aには、その内周側に環状の嵌合凹所41cが形
成されており、また、第1連結ダクト43の一端側の開
口部43aには、その外周側に環状の嵌合突起43cが
形成されていて、嵌合突起43cを嵌合凹所41cに嵌
合させることにより、第1連結ダクト43の一端側の開
口部43aは、第1ダクト41の開口部41aに気密的
かつ回動可能に連結されている。なお、以下に示す各ダ
クト間の連結も、これと同様の手段で気密的かつ回動可
能に連結されている。
【0025】第2連結ダクト44は、第1連結ダクト4
3より短い所定長さの細幅状のもので、各端部に筒状の
開口部44a,44bを備えている。一端側の開口部4
4aは下方に開口するもので、第1可撓性ダクト45に
対して気密的に嵌合されて横方向へ回動可能に連結され
ている。第1可撓性ダクト45は、第1ダクト42の開
口部42aに対して気密的に嵌合されて横方向へ回動可
能に連結されていて、第2連結ダクト44を第1連結ダ
クト43に連結している。
【0026】また、第2連結ダクト44における他端側
の開口部44bは上方に開口するもので、第2可撓性ダ
クト46に対して気密的に嵌合して横方向へ回動可能に
連結されている。第2可撓性ダクト46は、第2ダクト
42の筒状の下端開口部42bに対して気密的に嵌合し
て横方向へ回動可能に連結されているもので、第2連結
ダクト44を第2ダクト42に連結している。
【0027】当該車両用シートにおいては、前後調整機
構20の作用によりシートを前後方向の所望の位置に調
整することができ、かつ、各上下調整機構30a,30
bの作用によりシートクッション10aの前端部、後端
部、およびこれら両端部を所望の高さに調整することが
できる。図1は、当該車両用シートが最後端に位置し、
かつ、シートクッション10aが前後端部共最下端に位
置している状態を示している。また、図2は、当該車両
用シートが最前端に位置し、かつ、シートクッション1
0aが前後端部共最上端に位置している状態を示してい
る。
【0028】しかして、当該車両用シートは温度調整機
構40を具備しており、温度調整された空気を、第1ダ
クト41から第1連結ダクト43、第1可撓性ダクト4
5、第2連結ダクト42、および第2可撓性ダクト46
を通して第2ダクト42に供給し、第2ダクト42に供
給された空気をシートクッション10aのクッションパ
ッド13における各貫通孔13aからクッションカバー
14を透過させて上方へ噴出させる。これにより、シー
トクッション10a自体が温度調整されるとともに、シ
ートクッション10aの着座者に対しても温度調整す
る。
【0029】ところで、当該車両用シートにおいては、
前後方向の移動時およびシートクッション10aの上下
方向の移動時には、温度調整機構40が以下のごとく動
作してシートの前後方向の移動、およびシートクッショ
ン10aの上下方向の移動を許容して位置調整を可能と
する。
【0030】すなわち、シートの前後方向へ位置調整時
には、温度調整機構40を構成する両連結ダクト43,
44は連結部を中心に横方向へ回動するもので、シート
の前方への動きに追従して図2に示す縮小状態から図4
に示すごとく伸長するとともに、シートの後方への動き
に追従して図4に示す伸長状態から図2に示すごとき縮
小する。これにより、温度調整機構40はシートの前後
方向の移動を許容して、シートの前後方向の位置調整を
可能とする。
【0031】また、シートクッション10aの上下方向
の位置調整時には、両可撓性ダクト45,46が自在に
変形して両連結ダクト43,44をシートクッション1
0aの上下方向の動きに追従して動作させる。例えば、
シートクッション10aの前後両端部を上動させると、
両可撓性ダクト45,46はシートクッション10aの
上方への動きに追従して、図1に示す状態状態から図3
に示す状態に変形して第2連結ダクト42を揺動させる
とともに、シートクッション10aの前後両端部を下動
させると、両可撓性ダクト45,46はシートクッショ
ン10aの下方への動きに追従して、図3に示す状態状
態から図1に示す状態に変形して第2連結ダクト42を
揺動させる。これにより、温度調整機構40はシートク
ッション10aの上下方向の移動を許容して、シートク
ッション10aの上下方向の位置調整を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る温度調整機構付き車両用シ
ートの一部を省略した部分破断側面図である。
【図2】同温度調整機構の動作を説明する動作説明図で
ある。
【図3】同車両用シートにおける位置調整後における図
1に対応する部分破断側面図である。
【図4】同温度調整機構の動作を説明する動作説明図で
ある。
【図5】同温度調整機構を構成する第1ダクトと第1連
結ダクトとの連結状態を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
10a…シートクッション、10b…シートバック、1
1…クッションフレーム、12…クッションパン、12
a…開口部、13…クッションパッド、13a…貫通
孔、14…クッションカバー、14a…カバーパッド、
14b…表皮、14c…貫通孔、20…前後調整機構、
21…ロアレール、22…アッパレール、23…アー
ム、30a,30b…上下調整機構、31a,31b,
31c…リンク、32…作動ロッド、33a,33b,
33c,33d…リンク、34…作動ロッド、40…温
度調整機構、41…第1ダクト、41a…開口部、41
b…後端部、41c…嵌合凹所、42…第2ダクト、4
2a…開口部、43…第1連結ダクト、43a,43b
…開口部、43c…嵌合突起、44…第2連結ダクト、
44a,44b…開口部、45…第1可撓性ダクト、4
6…第2可撓性ダクト、51…車室フロア、52…クロ
スメンバー、53…シートアンカブラケット。
フロントページの続き (72)発明者 義則 毅 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 青木 新治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 坂 鉱一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3B084 JG02 JG04 3B087 BB02 BB25 DB05 3L011 BV01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室フロアに沿って配置され温度調整され
    た空気を流通させる第1のダクトと、シートクッション
    の下面側に配置され導入された空気を同シートクッショ
    ンの下面に供給する第2のダクトと、これら両ダクトを
    連結して互いに連通させる連結手段を備えてなる温度調
    整機構を具備し、前後方向の位置調整が可能な温度調整
    機構付き車両用シートであり、前記連結手段として、前
    記第1のダクトに回動可能に連結されて横方向へ延びる
    第1の連結ダクトと、前記第2のダクトに回動可能に連
    結されて横方向へ延びる第2の連結ダクトとにより構成
    して、これら両連結ダクトを回動可能に連結したことを
    特徴とする温度調整機構付き車両用シート。
  2. 【請求項2】車室フロアに沿って配置され温度調整され
    た空気を流通させる第1のダクトと、シートクッション
    の下面側に配置され導入された空気を同シートクッショ
    ンの下面に供給する第2のダクトと、これら両ダクトを
    連結して互いに連通させる連結手段を備えてなる温度調
    整機構を具備し、前後方向および上下方向の位置調整が
    可能な温度調整機構付き車両用シートであり、前記連結
    手段として、前記第1のダクトに回動可能に連結されて
    横方向へ延びる第1の連結ダクトと、前記第2のダクト
    に連結された可撓性で変形自在な第1の可撓性ダクトに
    回動可能に連結されて横方向へ延びる第2の連結ダクト
    とにより構成して、これら両連結ダクトを可撓性で変形
    自在な第2の可撓性ダクトを介して互いに回動可能に連
    結したことを特徴とする温度調整機構付き車両用シー
    ト。
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Cited By (10)

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