JP2000051829A - 廃液晶表示装置のリサイクル処理方法及びその装置並びに流動層有機フィルム分離方法 - Google Patents

廃液晶表示装置のリサイクル処理方法及びその装置並びに流動層有機フィルム分離方法

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JP2000051829A
JP2000051829A JP10227844A JP22784498A JP2000051829A JP 2000051829 A JP2000051829 A JP 2000051829A JP 10227844 A JP10227844 A JP 10227844A JP 22784498 A JP22784498 A JP 22784498A JP 2000051829 A JP2000051829 A JP 2000051829A
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Atsushi Morihara
森原  淳
Akio Honchi
章夫 本地
Minoru Tamura
稔 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示装置の廃棄物から、液晶,偏光板,カ
ラーフィルタなどの樹脂類を除去し、より高品位なガラ
ス基板を回収するリサイクル処理方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】液晶表示装置の廃棄物を固体熱媒体が流動
している流動層内に投入し、樹脂類を酸化する流動化ガ
スにより加熱流動させることにより、液晶表示装置の廃
棄物から純度の高くリサイクル可能なガラスが回収でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃液晶表示装置のリ
サイクル処理方法及び装置に関し、特にガラス基板から
偏光板,カラーフィルタなどの樹脂類を除去し、より高
品位なガラス基板を回収するリサイクル処理方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワープロ等の電子情報機器は
技術革新のスピードが非常に速く、数カ月単位でモデル
チェンジが行われている。このため、ユーザは平均5年
でこれらの電子情報機器を最新型とリプレースし、リプ
レースされた古いものは殆どが廃棄処分となる。
【0003】これらの電子情報機器では近年小型,軽量
のノート型のシェアが増加し、デスクトップ型に取って
代わりつつある。即ち、今後ノート型電子情報機器の廃
棄量が増大することが予想される。
【0004】ノート型電子情報機器では表示装置に液晶
パネルが使用されている。液晶パネルはITO(In-Sn O
xide)などの透明電極が蒸着されたガラス基板同士を2
枚積層し、その間に主として有機溶媒からなる液晶を封
入した後、外周の接合面をエポキシ系などの接着剤によ
り接着し封印した構造となっている。さらに、ガラス基
板の外側には偏光板、内側にはカラーフィルタなどの有
機系フィルムが接着されている。ガラス基板はガラスの
原料としてリサイクル可能であるが、市場から回収され
たノート型電子情報機器中の液晶パネルは、液晶が充填
され、偏光板などの有機フィルムが接着されているため
に、これまで純度の高いガラスを回収するための適切な
リサイクル処理法がなく、殆どが焼却後埋立処分とされ
ていた。従って、将来のノート型電子情報機器の廃棄量
増大に対応するには、この液晶パネルのリサイクル法の
確立が重要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネル本体を構成
する主成分はガラスであるが偏光板,カラーフィルタな
どの有機フィルム、及び有機溶媒である液晶が接着した
ままではガラスはリサイクルできない。
【0006】この有機フィルム及び液晶を除去する方法
としては、酸、或いは有機溶剤などによる湿式溶解除去
が考えられる。しかし、湿式法では除去までの時間がか
かる上に腐食或いは爆発の危険があるため取り扱いが難
しい。また、酸或いは有機溶剤自身のコストも大きい。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みなさ
れたもので、より簡便な方法で液晶パネルの廃棄物から
液晶,有機系フィルム類を除去し、リサイクル可能なガ
ラス基板を回収できる方法及び装置の提供をすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の廃液晶表示装置
のリサイクル処理方法及び装置では、廃液晶表示装置を
加熱した固体熱媒体が流動している流動層内に投入し、
流動化ガスにより加熱流動させることによりガラス基板
に接着されたフィルタ、或いは偏光板などの樹脂類を分
解除去し、より純度の高いガラス基板を回収することを
特徴とする。加熱することにより樹脂類は分解し軟化或
いはガス化するがそれだけではガラス表面に樹脂残渣が
残ってしまい純度の高いガラスは回収できない。しか
し、この状態で固体熱媒体による流動が加わると流動に
よる固体熱媒体との摩擦によりガラス表面から樹脂類が
きれいに除去できる。従って純度の高いガラスが回収で
きる。
【0009】本発明の流動層に使用する固体熱媒体は、
流動層内に投入された液晶表示装置が該固体熱媒体の流
動によって流動層内での浮き沈み等の移動を可能とする
ことを特徴とする。これにより投入した液晶表示装置は
流動により固体熱媒体粒子とともに流動層内を止まるこ
となく流動するので、ガラス基板全体が均等に摩擦さ
れ、樹脂残渣が残ることはない。
【0010】しかし、粒子として例えばSiO2 やAl
23を用いた場合は流動化ガス圧力が低く、液晶表示装
置を流動層内に投入しても沈み込むのみで最終的に止ま
ってしまい流動しないため摩擦不足となりガラス表面に
樹脂残渣が残ってしまう。しかし、これらの粒子を含ん
でいても、他の粒子を混合させることにより結果的に液
晶表示装置が流動層内で浮き沈み等移動可能となれば問
題ない。
【0011】本発明の流動層に使用する固体熱媒体は、
例えばZrSiO4 がある。これは比重が4.7 と高く
流動化ガス圧力を高くとれるため、流動層内に投入され
た液晶表示装置は浮き沈み等移動可能である。もちろん
粒子の種類はZrSiO4 に限定されるものではなく、
例えば高温でも安定な金属粒子でも良い。もちろんこれ
らは単独ではなく他と混合して用いても良い。固体熱媒
体粒子は半永久的に使用できる。
【0012】本発明の流動層に使用する固体熱媒体は加
熱により発生したガスを分解する酸化物系触媒粒子を含
有することを特徴とする。樹脂類は加熱流動により炭化
水素系ガスに分解するが、触媒粒子を含むことによりガ
ス化と同時に分解し、CO2や水、或いはアルカリ溶液
に吸収可能な無機酸に分解できるためにガスを無害化で
きる。酸化物系触媒粒子としては、TiO2 ,WO3
ZrO2 ,SiO2 ,Al23などがあるが、これらに
限定されるものではない。
【0013】本発明の流動層の加熱温度はガラス基板に
接着されたフィルタ,偏光板などの樹脂類が酸化、或い
は熱分解する温度であれば充分である。
【0014】本発明では有機成分の分解が必要なので流
動化ガスは、ガラス基板に接着されたフィルタ,偏光板
などの樹脂類を酸化するガスであることが必要である
が、実用的には空気で充分である。樹脂類が酸化しない
と高温で油化してしまいガラス表面にタール状の油が再
付着,凝固してしまい純度の高いガラスは回収できな
い。
【0015】本発明の実現装置としては、ガラスと流動
熱媒体を分離する機能を有する加熱流動層装置,排気ガ
ス無害化装置、及び排気装置により構成される廃液晶表
示装置リサイクル処理装置が考えられる。
【0016】本発明は廃液晶表示装置リサイクル処理方
法及び装置にとどまらず、有機系フィルムの付着したガ
ラス又はセラミックス類を、加熱した固体熱媒体が流動
している流動層内に投入し加熱流動させることにより有
機系不純物の少ないガラス又はセラミックス類を回収す
ることを特徴とする流動層有機フィルム分離方法及び装
置にも適用できる。
【0017】かかる廃液晶表示装置のリサイクル処理方
法及び装置とすることにより、液晶を含み、偏光板,カ
ラーフィルタなどの有機フィルムが接着された液晶表示
装置から純度の高くリサイクル可能なガラスが回収でき
る。このためこれまでリサイクルが難しかった廃液晶表
示装置のリサイクル処理方法及び装置を提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】(実施例1)図1は、本発明の一実施例で
ある廃液晶表示装置のリサイクル処理装置である。
【0020】図1に示した装置は、流動層1,廃液晶表
示装置投入口1a,ガラス排出口1b,ガラス搬出かご
2,ガラス搬出かご案内機構3,加熱ヒータ4,熱媒体
排出バルブ5,送風ブロワ6,送気管7,ガス噴射ノズ
ル8,ガス無害化装置9,ガス排出管10,ガラス回収
容器11,熱媒体回収容器12,廃液晶表示装置13,
回収ガラス14,熱媒体15より構成される。
【0021】図1に於いて、廃液晶表示装置13は廃液
晶表示装置投入口1aから流動層1内に投入される。流
動層1内では熱媒体15が加熱ヒータ4により加熱され
ながらガス噴射ノズル8から噴射される流動化ガスによ
り流動している。この中に投入された廃液晶表示装置1
3は熱媒体15と共に加熱されながら流動する。このと
き、ガラス間に封入されている液晶,ガラス表面に接着
している偏光板,カラーフィルタなどの有機フィルムは
軟化又は分解ガス化するが、さらに流動による熱媒体1
5との摩擦によりガラス表面からほぼ100%除去され
る。
【0022】こうして樹脂類が除去されたガラスは、メ
ッシュ板あるいはパンチングプレートなどででき、ガラ
ス搬出かご案内機構3により移動可能なガラス搬出かご
2の上昇により回収される。このとき熱媒体15はメッ
シュから篩い落とされ流動層1内に戻る。このとき熱媒
体15を流動層1内に戻すためにガラス搬出かご2に軽
い振動を与えても良い。上昇したガラス搬出かご2はガ
ラス搬出かご案内機構3によりガラス排出口1bまで移
動後、ガラス搬出かご2を傾けガラス排出口1bから排
出することにより、回収ガラス14をガラス回収容器1
1中に回収する。
【0023】尚、流動層1内で樹脂類の分解により発生
したガスは熱媒体15中の触媒粒子によりCO2 や水、
或いはアルカリ溶液に吸収可能な酸に分解後、ガス無害
化装置9により無害化され、ガス排出管10の出口から
排出される。ガス無害化装置9の例としては、例えばア
ルカリ溶液中和反応塔などが考えられる。尚、これに触
媒分解装置,脱水装置,ガス冷却装置などと組み合わせ
て使用しても良い。
【0024】(実施例2)図2は、本発明の一実施例で
ある廃液晶表示装置のリサイクル処理装置である。
【0025】図2に示した装置は、流動層1,廃液晶表
示装置投入口1a,ガラス,熱媒体排出口1c,加熱ヒ
ータ4,ガス噴射ノズル8,ガス無害化装置9,ガス排
出管10,廃液晶表示装置13,回収ガラス14,熱媒
体15,回収熱媒体16,ガラス選別回収容器17,熱
媒体回収容器18,底板19,移動スリット20より構
成される。
【0026】図2に於いて、廃液晶表示装置13は廃液
晶表示装置投入口1aから流動層1内に投入される。流
動層1内では熱媒体15が加熱ヒータ4により加熱され
ながらガス噴射ノズル8から噴射される流動化ガスによ
り流動している。この中に投入された廃液晶表示装置1
3は熱媒体15と共に加熱されながら流動する。このと
き移動スリット20は図2に示す位置にあり底板19の
排出口を塞いでいる。処理終了後移動スリット20は左
側に移動し底板19の排出口を開放し、廃液晶表示装置
13の処理物を熱媒体15もろともガラス,熱媒体排出
口1cから排出する。
【0027】この排出物は底板がメッシュあるいはパン
チングプレートでできているガラス選別回収容器17を
通ることによりガラスと熱媒体に選別され、ガラス選別
回収容器17内には回収ガラス14が残る。このとき、
より選別効果を高めるため、軽い振動を与えてもよい。
ガラス選別回収容器17を通過した熱媒体は熱媒体回収
容器18中に回収される。さらに細かいガラスと熱媒体
を分離するために比重選別装置を追加してもよい。尚、
流動層1内で樹脂類の分解により発生したガスは実施例
1と同様の方法で無害化できる。
【0028】以下、実験例について説明する。
【0029】(実験例1)
【0030】
【表1】
【0031】液晶パネルを10cm×10cmに切断し試験
片とした。ZrSiO4,SiO2,Al23の混合熱媒
体を用い、ある温度で流動している流動層内に試験片を
投入後、10分間流動させた。また、流動層を用いずに
電気炉中に試験片を投入し、所定温度で10分間保持し
た試験も同時に実施した。試験前後の液晶パネル中の有
機物を化学定量分析し、試験後の有機物除去率を求め
た。その結果を表1に示す。
【0032】実験No.1−3は本発明による実験例であ
り、流動化ガスとして空気、或いは10vol% 酸素を含
有した窒素を用いた。流動熱媒体は混合割合を調整し、
試験片が槽内を移動可能となるようにした。温度は40
0−500℃とした。その結果、流動層に投入した試験
片は流動により固体熱媒体と共に槽内で浮き沈み等の移
動をすることを確認した。有機物除去率は99−100
%となり、ほぼ完全に除去できた。
【0033】実験No.4−12は比較実験例である。実
験No.4,5は流動熱媒体の混合割合を調整し、投入し
た試験片が槽内を移動しないようにした時の結果であ
る。温度は500℃とした。この結果、流動層に液晶パ
ネルを投入しても液晶パネルは最下層に沈み込んでしま
いその後は止まったまま移動しなかった。その結果、ガ
ラス表面に残渣が残ってしまったため、有機物除去率は
75,82%と低かった。
【0034】実験No.6,7は流動化ガスとして窒素を
用いた場合の結果である。窒素を用いた場合は流動の有
無に関らず樹脂類は酸化せず、ガラス表面で油化し、そ
の後表面に黒く凝着した。この結果、有機物除去率は3
4,44%と低かった。
【0035】実験No.8,9は空気を用い、温度を30
0−350℃とした場合の結果である。このときは空気
を用いてもフィルム類の分解は不充分であり、有機物除
去率は18,25%と低かった。温度が400℃よりも
低い場合は、より長い流動時間が必要である。
【0036】実験No.10−12は流動層を用いずに電
気炉中に試験片を投入し、加熱保持した場合の結果であ
る。この実験では空気を導入し、温度は500−700
℃とした。この結果、ガラス表面には樹脂残渣が残り、
有機物除去率は58−77%となり低かった。これによ
り、単に加熱するだけでは樹脂が除去しきれず、固体熱
媒体粒子による摩擦が効果があることが分かった。
【0037】(実験例2)
【0038】
【表2】
【0039】流動層に触媒粒子としてTiO2 −WO3
酸化物粒子を30%混入し、さらに実験例1で用いた液
晶パネル試験片を投入し、500℃で10分間流動させ
た。その間、発生したガスをサンプリングし、分析し
た。その結果を表2に示す。
【0040】実験No.1−3は本発明による結果であ
る。ガス中の炭化水素の濃度は10ppm 以下であった。
【0041】実験No.4,5は触媒を入れない場合の比
較例である。この場合は炭化水素濃度は240,780
ppm と高かった。この結果、触媒添加により炭化水素系
ガスが分解することが分かった。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶パネ
ルの廃棄物から液晶,有機系フィルム類を除去し、リサ
イクル可能なガラス基板を回収できる方法及び装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である廃液晶表示装置のリサ
イクル処理装置の側断面図。
【図2】本発明の一実施例である廃液晶表示装置のリサ
イクル処理装置の側断面図。
【符号の説明】
1…流動層、1a…廃液晶表示装置投入口、1b…ガラ
ス排出口、1c…ガラス,熱媒体排出口、2…ガラス搬
出かご、3…ガラス搬出かご案内機構、4…加熱ヒー
タ、5…熱媒体排出バルブ、6…送風ブロワ、7…送気
管、8…ガス噴射ノズル、9…ガス無害化装置、10…
ガス排出管、11…ガラス回収容器、12…熱媒体回収
容器、13…廃液晶表示装置、14…回収ガラス、15
…熱媒体、16…回収熱媒体、17…ガラス選別回収容
器、18…熱媒体回収容器、19…底板、20…移動ス
リット。
フロントページの続き (72)発明者 森原 淳 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 本地 章夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 田村 稔 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄された液晶表示装置に於いて、該液晶
    表示装置を加熱した固体熱媒体が流動している流動層内
    に投入し、流動化ガスにより加熱流動させることにより
    ガラス基板に接着されたフィルタ、或いは偏光板などの
    樹脂類を分解除去し、不純物の少ないより高品位なガラ
    ス基板を回収することを特徴とする廃液晶表示装置のリ
    サイクル処理方法。
  2. 【請求項2】固体熱媒体は少なくとも流動層内に投入さ
    れた液晶表示装置が該固体熱媒体の流動によって流動層
    内での浮き沈み等の移動を可能とすることを特徴とする
    請求項1記載の廃液晶表示装置のリサイクル処理方法。
  3. 【請求項3】固体熱媒体はZrSiO4 粒子を含有する
    ことを特徴とする請求項2記載の廃液晶表示装置のリサ
    イクル処理方法。
  4. 【請求項4】固体熱媒体は加熱により発生したガスを分
    解する酸化物系触媒粒子を含有することを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項記載の廃液晶表示装置のリ
    サイクル処理方法。
  5. 【請求項5】加熱温度はガラス基板に接着されたフィル
    タ,偏光板などの樹脂類が酸化、或いは熱分解する温度
    であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    記載の廃液晶表示装置のリサイクル処理方法。
  6. 【請求項6】流動化ガスはガラス基板に接着されたフィ
    ルタ,偏光板などの樹脂類を酸化するガスであることを
    特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の廃液晶
    表示装置のリサイクル処理方法。
  7. 【請求項7】ガラスと流動熱媒体を分離する機能を有す
    る加熱流動層装置,排気ガス無害化装置、及び排気装置
    よりなる請求項1から6のいずれか1項記載の廃液晶表
    示装置のリサイクル処理装置。
  8. 【請求項8】有機系フィルムの付着したガラス又はセラ
    ミックス類を、加熱した固体熱媒体が流動している流動
    層内に投入し加熱流動させることにより有機系不純物の
    少ないガラス又はセラミックス類を回収することを特徴
    とする流動層有機フィルム分離方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125459A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Sharp Corp 液晶パネルの処理方法および処理装置
DE102020123051B3 (de) 2020-09-03 2021-07-29 DER STEG gGmbH, Gesellschaft zur Förderung von Menschen mit psychischen Beeinträchtigungen Verfahren und Vorrichtung zur Rückgewinnung von Glassubstraten aus Anzeigeelementen entsorgter LCD-Flachbildschirme

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