JP2000051019A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2000051019A
JP2000051019A JP10222728A JP22272898A JP2000051019A JP 2000051019 A JP2000051019 A JP 2000051019A JP 10222728 A JP10222728 A JP 10222728A JP 22272898 A JP22272898 A JP 22272898A JP 2000051019 A JP2000051019 A JP 2000051019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド棚の進退操作が簡単かつ容易であ
り、スライド棚の進退が円滑なショーケースを提供す
る。 【解決手段】 ケース本体2の前面を開放して形成され
た展示室4内に、スライド支持部12を介して前後方向
に進退自在にスライド棚13を設けたもので、スライド
棚12の前端部にプライスカードレール19をスプリン
グ蝶番により付勢されるようにして回動自在に設けると
共に、プライスカードレール19に連動して回動する係
合部材と、この係合部材と係合するスライド支持部12
の棚ブラケット23の前端部にスプリングにより係合方
向に付勢されるようにして回動自在に設けた係止部材と
を有する係止部を備え、さらに棚ブラケット23の前端
部には展示室4の側壁3に対向する側に振れ止め部材を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展示室内にスライ
ド支持部により前後方向に進退自在となるよう設けられ
たスライド棚を備えたショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ショーケースには、ケース
本体の展示室内にスライドレールを有するスライド支持
部に支持された複数段のスライド棚を備え、またスライ
ド棚を棚間隔が可変となるよう配置して構成されたもの
がある。このような構成ものでは、商品の大きさに応じ
て棚間隔を適正に調節したスライド棚を展示室内に後退
させ、棚上に載置した商品の展示、販売が行われる。そ
して、販売にともないスライド棚上の商品が不足してく
ると、商品の先入れ先出の原則のもとに商品の補充が棚
後部、すなわち棚の奥の方に行われるが、この時、商品
の補充がし易いようスライド棚は前方向に引き出され、
補充が終わると展示、販売のために展示室内に押し戻さ
れる。
【0003】このようなスライド棚を備えたショーケー
スでは、常時はスライド棚が前方向に飛び出してこない
ようスライド防止機構を備えており、商品補充のために
スライド棚を前方に引き出す場合には、スライド防止機
構のロック機構を片方の手で解除操作しながら他方の手
でスライド棚を前方に引き出さなければならなかった。
このため、例えばスライド棚を引き出している時に何等
かのきっかけで棚上の商品がバランスを崩しても手を添
えることができず、商品を落下させてしまう等の虞があ
った。また、スライド棚を押し戻して通常状態にする場
合にも、押し戻しとロック機構のロック操作のために両
手が必要になり、同様の虞があった。
【0004】さらに、商品展示を効果的なものとするた
めにケース本体の側壁をガラス板によって構成したもの
では、スライド棚の進退操作の際に、棚間隔可変とした
スライド支持部のがたつきなどによってスライド棚を円
滑に真っ直ぐ進退させることができず、スライド支持部
等がガラス板の側壁に打ち当たり、また場合に因っては
強く打ち当たったりしてその時の衝撃によりガラス板が
破損してしまう虞があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、片手だけでスライド防止
機構の係止操作及び解除操作と、スライド棚の進退操作
とを行えるようにすることにより操作等が簡単かつ容易
であり、またスライド支持部の横ぶれを制限することで
スライド棚の進退が円滑に行えるショーケースを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、ケース本体前面を開放して形成された展示室内に、
スライド支持部を介して前後方向に進退自在にスライド
棚を設けたショーケースにおいて、スライド棚の前端部
にプライスカードレールを回動自在に設けると共に、プ
ライスカードレールに連動して回動する係合部材を備
え、かつスライド支持部の固定側前端部に係合部材と係
合する係止部材を備えた係止部を設けたことを特徴とす
るものであり、さらに、プライスカードレールは、連動
する係合部材が係止部材との係合位置に復帰回動するよ
う付勢されていることを特徴とするものであり、さら
に、係止部材は、回動自在に設けられていると共に、係
合部材との係合位置に復帰回動するよう付勢されている
ことを特徴とするものであり、さらに、係止部材は、係
合部材が当たることにより付勢に抗して該係止部材が回
動する傾斜部を備えていることを特徴とするものであ
り、さらに、スライド支持部が、展示室内両側部にそれ
ぞれ配設されていると共に、両方のスライド支持部に係
止部が設けられていることを特徴とするものであり、さ
らに、スライド支持部が、展示室側壁内面に当接する振
れ止め部材を備えていることを特徴とするものであり、
さらに、振れ止め部材は、対向する展示室側壁内面の方
向の突出寸法が調節可能となっていることを特徴とする
ものであり、さらに、振れ止め部材は、スライド支持部
に係止部材を回動自在に取着すると共に該スライド支持
部を貫通する取着ねじの先端部に螺合されていることを
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8を参照して説明する。図1は斜視図であり、図
2は要部の縦断面図であり、図3は前方に進出させた状
態のスライド支持部及びスライド棚の斜視図であり、図
4は棚枠の斜視図であり、図5は係止部の係止状態を示
す縦断面図であり、図6は係止部の解除状態を示す縦断
面図であり、図7はスライド支持部前端部の分解組み立
て斜視図であり、図8は係止部の変形形態を示す縦断面
図である。
【0008】図1乃至図8において、ショーケース1は
ケース本体2の上部に前面を開放して横断面略コ字状と
し、側壁3をガラス板で形成した展示室4を備え、ケー
ス本体2の下部に冷却装置5を収納した冷却室6を備え
て構成されている。冷却装置5は図示しないが冷凍サイ
クルを形成する圧縮機、冷却器、膨脹弁、凝縮器と、冷
却器での熱交換を促進し空気循環を行う循環用送風機、
凝縮器での熱交換を促進する排熱用送風機を備えてい
る。
【0009】また展示室4には後壁7内に冷却器の下流
側に連通する冷気通路と、循環用送風機の下流側に冷却
器を介さず連通する保護空気通路と、これら通路の外側
に断熱壁を介して凝縮器の下流側に連通する排熱空気通
路が上部に排出口を設けて形成されている。さらに冷気
通路と保護空気通路とは展示室4の天井8内にも形成さ
れており、両通路は展示室4の上縁に全幅にわたって設
けられた図示しない冷気吐出口、空気吐出口にそれぞれ
連通している。また、展示室4の下縁には同様に全幅に
わたって吸込口9が設けられている。さらにまた冷却室
6の前板10には空気取入口11が設けられている。
【0010】このため、冷却装置5が運転されると循環
用送風機によって冷却器を通過した冷気が冷気通路に流
れ込むと共に通路内を流れ、また冷却器を通過しなかっ
た空気は保護空気通路に流れ込むと共に通路内を流れ、
それぞれ冷気吐出口及び空気吐出口から展示室4の開放
された前面をエアカーテンを形成するように吸込口9に
向かって下方に流れる。この時、冷気が展示室4内側を
流れることで展示室4内が所定温度に冷却される。一
方、排熱用送風機により空気取入口11から取り込まれ
凝縮器を通過し温められた空気は排熱空気通路を流れて
排出口から外部に放出される。
【0011】また、展示室4内にはスライド支持部12
によって複数段のスライド棚13が前後方向に進退可能
に支持されている。スライド棚13は略方形状の棚枠1
4と、棚枠14上面の前部と後部に配設された例えばア
クリル樹脂でなる透明な断面L字状の転び止め部材15
と、強化ガラス製の透明な棚板16を備えてなり、また
棚枠14の4辺縁にはそれぞれ棚板16のずれ落ちなど
を防止する立上げ片17が上方側に折り曲げるようにし
て設けられている。さらに棚枠14には左右両側部分に
断面形状が略Z字状となるよう下方側に折り曲げてなる
取付金具18が設けられている。
【0012】また、スライド棚13には、棚枠14の前
端部に沿って所要の断面形状に押出し成形されたアルミ
ニウム棒材のプライスカードレール19が、プライスカ
ード装着面19aを前方に向けるようにしてスプリング
蝶番20により回動自在に取着されている。さらにプラ
イスカードレール19の下端部分には、全長にわたって
スライド防止機構である係止部21を構成する下端に係
合部位を有する所定断面形状の係合部材22が固着され
ている。そして、プライスカードレール19と係合部材
22とは、スプリング蝶番20により図5における矢印
A方向に常時付勢されており、プライスカードレール1
9を回動させると、これに連動して係合部材22も同方
向に回動するようになっている。
【0013】また、スライド棚13を支持する左右のス
ライド支持部12は、棚ブラケット23とスライドレー
ル24とが左右対称の構成となるように設けられてい
て、スライドレール24は固定側レール24aが棚ブラ
ケット23の内面側に固着されており、可動側レール2
4bには長手方向に断面L字状の支持金具25が固着さ
れている。そして左右の可動側レール24bに固着され
た支持金具25間には、棚枠14が固定されている。棚
枠14の固定は、支持金具25の水平な支持部25aの
上面に棚枠14の左右両側部分に設けられた取付金具1
8を載せ、取付金具18のねじ孔に固定ねじ26を螺着
することにより行われている。なお、支持金具25に形
成された固定孔27が固定ねじ26のねじ径より大径で
あるため、両者の径差分の位置調節が棚枠14の固定の
際に左右のスライドレール24の進退動作を見ながら行
えるようになっている。
【0014】さらに、左右の棚ブラケット23の前端部
には、係止部21を構成する係止部材28が内面側、ま
た振れ止め部材29が外面側となるよう取着ねじ30に
より取着され、左右対称形状のものとなっている。そし
て係止部材28は軸孔31が形成された厚板状のもの
で、前側部分に係止爪32が爪先端を上方に向けるよう
に形成されており、さらに前縁には後方に向けて上り傾
斜となる傾斜部33が形成されている。また係止部材2
8には後部に回動規制部34が設けられており、さらに
係止爪32の根元近傍に引掛小孔35が形成されてい
る。
【0015】一方、棚ブラケット23の前端部には、取
着ねじ孔36と小孔37とが形成されており、取着ねじ
孔36には、短円筒状のカラー38が嵌め込まれ、さら
にカラー38の外側にコイル状のスプリング39と係止
部材28が遊嵌された取着ねじ30が、内面側から棚ブ
ラケット23を貫通するように螺着されている。このよ
うに取り付けられることで係止部材28は、取着ねじ3
0、カラー38を回動軸として軸孔31によって回動自
在となり、またスプリング39が圧縮されることにより
係止部材28は棚ブラケット23内面に押し当てられる
ように付勢される。
【0016】さらに、スプリング39の片方端を棚ブラ
ケット23の小孔37に挿入し、外れないよう鉤の手状
に形成された他方端を引掛小孔35に引っ掛けることに
より、係止部材28は図5における矢印B方向に常時付
勢される。なお、係止部材28は回動規制部34がスラ
イドレール24の固定側レール24a前端に当たること
で矢印B方向の回動範囲が規制される。また棚ブラケッ
ト23の外面側に延出した取着ねじ孔31の先端部分に
は、保持孔40内に圧入されたナット41を螺合させる
ことによってゴム製の円錐台形状を有する振れ止め部材
29が、棚ブラケット23の外面からの突出寸法を回動
させることにより図2に両矢印Cで示すように調節可能
に取り付けられている。
【0017】またさらに、棚ブラケット23の後端に
は、下向き鉤の手状の取付片42が上下に所定間隔で離
間して2つ形成されており、また展示室4の後壁7に
は、両側部に沿ってそれぞれ左右対称位置に上下方向に
長方形状の支持孔43が所定間隔で形成されている。そ
してスライド棚13を支持するスライド支持部12は、
棚ブラケット23後端の取付片42を後壁7の左右の対
応する支持孔43に係合させることによって展示室4内
に棚板16面が水平になるように取り付けられる。な
お、取付け後、振れ止め部材29を回動させて棚ブラケ
ット23の外面からの突出寸法を調節し、左右の振れ止
め部材29の頂部を側壁3の内面に当接させ、棚ブラケ
ット23が左右方向に振れ動くのを規制する。
【0018】このように構成されているので、スライド
棚13が展示室4内に配置されているときには、係止部
21のプライスカードレール19に固着された係合部材
22が下端の係合部位を、棚ブラケット23の前端部に
取着された係止部材28の係止爪32に係合させてお
り、これによってスライド棚13が前方向に進出してこ
ないようになって、スライド棚13の不用意なスライド
が防止できる。また商品の補充等でスライド棚13を展
示室4内から前方向に引き出すときには、片方の手でプ
ライスカードレール19をスプリング蝶番20の付勢力
に抗して矢印Aとは逆方向に、図5に2点鎖線で示すよ
うに回動させる。これによって係合部材22の係合部位
と係止部材28の係止爪32との係合が解除され、この
ままの状態、すなわち片方の手でプライスカードレール
19を回動させた状態でスライド棚13を引き出す。こ
の引き出しによって係合部材22の係合部位が係止爪3
2の爪先端に作用して係止部材28を矢印Bとは逆方向
に回動させ、スライド棚13を片方の手だけで簡単に前
方向に大きく引き出すことができる。
【0019】一方、前方向に引き出したスライド棚13
を商品の展示、販売のために後方向に押し戻すと、先ず
図6に示すように係合部材22の下端の係合部位が係止
部材28の傾斜部33に当接する。さらに押し戻すと係
合部材22の係合部位により傾斜部33が押されて係止
部材28は矢印Bとは逆方向に、図6に2点鎖線で示す
ように回動し、係合部材22の係合部位が係止部材28
の係止爪32を乗り越える。そして係止部材28は、係
合部材22に押されなくなるのでスプリング39の付勢
力により矢印B方向に回動し、再び係合部材22の係合
部位と係止部材28の係止爪32が係合してスライド棚
13は展示室4内に配置される。
【0020】以上のように構成されていることから、ス
ライド棚13を進退させているときに何等かのはずみで
商品が転倒しそうになっても、空いている他方の手を添
える等することができるので商品を転倒させたり、落下
させてしまったりすることが防げる。また、スライド棚
13の進退操作を行った場合に、スライドレール24の
固定側レール24aに固着された支持金具25に形成さ
れた固定孔27が、固定ねじ26のねじ径より大径であ
り、径差分の位置調節を行ってスライド棚13がスライ
ド支持部12に取り付けられているので、前後方向に真
っ直ぐに、かつ円滑に進退させることができる。さらに
振れ止め部材29を回動させて左右の側壁3の内面に当
接させているので、棚ブラケット23が左右方向に振れ
動くのが規制され、スライド棚13の進退操作がより円
滑に行えて側壁3のガラス板を破損させてしまう虞がな
くなる。
【0021】尚、上記の実施形態においては、係止部2
1を係止爪32の爪先端が上向きである係止部材28を
用いて構成したが、これに限るものではなく、例えば図
8に示すように構成してもよい。すなわち、係止部51
を係止爪52の爪先端が下向きの係止部材53と、これ
に係合する係合部材54とを備えたものとし、係止部材
53を棚ブラケット23の前端部にスプリング55によ
って図8における矢印D方向に付勢されるようにして回
動自在に取着する。なお、係止部材53の前縁に形成し
た傾斜部56は後方に向けて下り傾斜となるようにす
る。また係合部材54は、スプリング蝶番57により図
8における矢印E方向に付勢されるようにして回動自在
に設けたプライスカードレール58に固着させて構成す
る。
【0022】このように構成することで、スライド棚1
3が展示室内に配置されているときには、係止部51の
プライスカードレール58に固着された係合部材54が
下端の係合部位を、棚ブラケット23の前端部に取着さ
れた係止部材53の係止爪52に係合させており、これ
によってスライド棚13が前方向に進出してこないよう
になっている。またスライド棚13を展示室内から前方
向に引き出すときには、片方の手でプライスカードレー
ル58をスプリング蝶番57の付勢力に抗して矢印Eと
は逆方向に回動させる。これによって係合部材54の係
合部位と係止部材53の係止爪52との係合が解除さ
れ、このままの状態、すなわち片方の手でプライスカー
ドレール58を回動させた状態でスライド棚13を引き
出す。この引き出しによって係合部材54の係合部位が
係止爪52の爪先端に作用して係止部材53を矢印Dと
は逆方向に回動させ、スライド棚13を片方の手だけで
簡単に前方向に大きく引き出すことができる。
【0023】一方、前方向に引き出したスライド棚13
を後方向に押し戻すと、先ず係合部材54の下端の係合
部位が係止部材53の傾斜部56に当接する。さらに押
し戻すと係合部材54の係合部位により傾斜部56が押
されて係止部材53は矢印Dとは逆方向に回動し、係合
部材54の係合部位が係止部材53の係止爪52を乗り
越える。そして係止部材53は、係合部材54に押され
なくなるのでスプリング55の付勢力により矢印D方向
に回動し、再び係合部材54の係合部位と係止部材53
の係止爪52が係合してスライド棚13は展示室内に配
置される。
【0024】この結果、上記のような変形形態のもので
も、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば片手だけでもスライド棚の不用意なスライドを
防止するための係止操作及びこれを解除する操作が行
え、またスライド棚の進退操作も同時に片手だけで行え
て進退操作等の際の取扱いが簡単かつ容易であり、さら
にスライド支持部の横ぶれが制限されるのでスライド棚
の進退が円滑に行えるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の要部の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施形態における前方に進出させた
状態のスライド支持部及びスライド棚の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態における棚枠の斜視図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態における係止部の係止状態
を示す縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態における係止部の解除状態
を示す縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるスライド支持部前
端部の分解組み立て斜視図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る係止部の変形形態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
2…ケース本体 4…展示室 12…スライド支持部 13…スライド棚 19,58…プライスカードレール 20,57…スプリング蝶番 21…係止部 22,54…係合部材 23…棚ブラケット 24…スライドレール 28,53…係止部材 29…振れ止め部材 30…取着ねじ 32,52…係止爪 33,56…傾斜部 39,55…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杠 博之 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 Fターム(参考) 3B110 AA12 BA05 CA11 3B118 FA14 FA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体前面を開放して形成された展
    示室内に、スライド支持部を介して前後方向に進退自在
    にスライド棚を設けたショーケースにおいて、前記スラ
    イド棚の前端部にプライスカードレールを回動自在に設
    けると共に、前記プライスカードレールに連動して回動
    する係合部材を備え、かつ前記スライド支持部の固定側
    前端部に前記係合部材と係合する係止部材を備えた係止
    部を設けたことを特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 プライスカードレールは、連動する係合
    部材が係止部材との係合位置に復帰回動するよう付勢さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のショーケー
    ス。
  3. 【請求項3】 係止部材は、回動自在に設けられている
    と共に、係合部材との係合位置に復帰回動するよう付勢
    されていることを特徴とする請求項1記載のショーケー
    ス。
  4. 【請求項4】 係止部材は、係合部材が当たることによ
    り付勢に抗して該係止部材が回動する傾斜部を備えてい
    ることを特徴とする請求項3記載のショーケース。
  5. 【請求項5】 スライド支持部が、展示室内両側部にそ
    れぞれ配設されていると共に、両方の前記スライド支持
    部に係止部が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のショーケース。
  6. 【請求項6】 スライド支持部が、展示室側壁内面に当
    接する振れ止め部材を備えていることを特徴とする請求
    項1記載のショーケース。
  7. 【請求項7】 振れ止め部材は、対向する展示室側壁内
    面の方向の突出寸法が調節可能となっていることを特徴
    とする請求項6記載のショーケース。
  8. 【請求項8】 振れ止め部材は、スライド支持部に係止
    部材を回動自在に取着すると共に該スライド支持部を貫
    通する取着ねじの先端部に螺合されていることを特徴と
    する請求項6記載のショーケース。
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