JP2000050911A - バックル - Google Patents

バックル

Info

Publication number
JP2000050911A
JP2000050911A JP10220498A JP22049898A JP2000050911A JP 2000050911 A JP2000050911 A JP 2000050911A JP 10220498 A JP10220498 A JP 10220498A JP 22049898 A JP22049898 A JP 22049898A JP 2000050911 A JP2000050911 A JP 2000050911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckle
tongue plate
plate
latch
lock plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220498A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Mori
信二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP10220498A priority Critical patent/JP2000050911A/ja
Publication of JP2000050911A publication Critical patent/JP2000050911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が削減されたバックルを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 タングプレートがロックプレート20を
X1方向に押し込むことにより、イジェクタスプリング
16の弾性力に抗して所定量X1方向に移動したロック
プレート20はシャフト54を中心にしてA1方向に揺
動し、爪52がタングプレートの係合孔部に挿入されて
ラッチ状態となる。一方、ラッチ状態において解除ボタ
ン26をX1方向に押圧することにより、解除ボタン2
6の傾斜面70がロックプレート20のピン58を押圧
し、ロックプレート20をシャフト54を中心にしてA
2方向に揺動させ、爪52をタングプレートの係合孔部
から抜き出す。この状態でイジェクタスプリング16の
弾性力によってタングプレートがX2方向に解放され
る。このように、ロックプレート20がラッチ作用とイ
ジェクタ作用を行うため、部品点数の削減につながる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
のウエビングに設けられたタングプレートに係合して、
ウエビングを装着状態に維持するためのバックルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からシートベルト装置において、タ
ングプレートに係合して、ウエビングを装着状態に維持
するためのバックルが用いられている。このバックル
は、カバー部材の内部に、バックル本体と、タングプレ
ートに係合してラッチ状態にするロックプレートと、前
記ロックプレートをラッチ状態から解除する解除ボタ
ン、ラッチ状態が解除された時にタングプレートを弾性
力によって外部に出すイジェクタ等を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
バックルでは、製造工程の簡略化およびコスト削減の点
から部品点数の削減が要望されている。
【0004】本発明はかかる事実を考慮し、部品点数が
削減されたバックルを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、シートベルト装置においてウエビングの端部に備え
られるタングプレートと係合するバックルであって、タ
ングプレートの挿入方向に移動自在で前記挿入方向と反
対方向に常時付勢されており、タングプレートに押圧さ
れることによりタングプレートに対して係合するラッチ
部材と、操作されることにより、前記ラッチ部材をラッ
チ解除方向に移動させる操作部材と、を備えることを特
徴とする。
【0006】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。
【0007】このバックルでは、タングプレートが所定
位置まで挿入されることによりタングプレートに押圧さ
れたラッチ部材が付勢力に抗して挿入方向に移動し、タ
ングプレートに係合してラッチ状態とする。
【0008】タングプレートをバックルから解除する場
合には、操作部材を操作することによりラッチ部材がラ
ッチ解除方向に移動してラッチ状態を解除すると共に、
ラッチ部材が付勢力によって排出方向に移動し、タング
プレートを外部に解放する。
【0009】このように、タングプレートと係合する作
用と、タングプレートを外部に解放する作用の双方をラ
ッチ部材で行う。したがって、バックルの部品点数が減
少して製造工程や組立工程の簡略化につながる。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記操作部材は一体的に形成された弾性
部材を有し、前記弾性部材が一端をバックルボデーに係
合し、前記操作部材を元位置復帰方向に付勢することを
特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明の作用について説明す
る。
【0012】操作部材は元位置に復帰することを弾性部
材によって行う。この弾性部材が操作部材と一体的に成
形されているため、バックルの部品点数が一層削減さ
れ、製造コストが一層削減される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るバックル
について、図1〜図4を参照して説明する。
【0014】バックル10は、図1に示すように、カバ
ー部材12、ボデー14、イジェクトスプリング16の
弾性力によって後述するタングプレート80を外部に向
かって付勢すると共にタングプレート80と係合してラ
ッチ状態にするロックプレート20、ラッチ状態を解除
する時に押圧される解除ボタン26から構成されてい
る。
【0015】カバー部材12には貫通孔30が形成され
ており、この貫通孔30の内部に上記全ての構成要素が
配設される。
【0016】ボデー14は、底面14Aとその両側に一
体的に形成された一対の側面14Bから構成され、略コ
の字型となっている。このボデー14には、図2に示す
ように、ウエビングの端部に係合されたアンカープレー
ト32が貫通孔30の一端(矢印X1方向端部、以下、
矢印X1方向をX1方向という)から挿入され、底面1
4Aとリベット継手34によって接続されている(図2
参照)。この底面14Aには、後述するロックプレート
20の爪52挿入用の第1ラッチ穴36と摺動部56挿
入用の第2ラッチ穴38が矢印X方向(以下、X方向と
いう)に所定間隔をおいて形成されている。さらに、こ
の底面14Aには、X1方向側に係合板40が立設され
ており、係合板40に形成された突起42にイジェクト
スプリング16の一端が係合される。
【0017】イジェクトスプリング16の他端は、ロッ
クプレート20の背面(X1方向側)に突設された突起
44に係合する。
【0018】ロックプレート20は、図1〜図3に示す
ように、先端側(X2方向側)の幅方向(Y方向)両端
部に膨出部50が突出形成された側面視コの字型の爪5
2、中央部分にシャフト54が貫通された摺動部56、
後端側(X1方向側)に斜め上方に張り出し、外側にピ
ン58が形成された一対の脚部60が形成されている。
【0019】ロックプレート20は、摺動部56のシャ
フト54がボデー14の側面14B下部に形成された孔
部62に挿入され、X方向に摺動可能に構成される。
【0020】解除ボタン26は、図4に示すように、ボ
デー14の両側面14Bの上面を摺動する一対の摺動部
64と、摺動部64の先端(X1方向側)に形成される
一対の係合部66と、樹脂から形成された可撓性の板バ
ネ68とを備えている。
【0021】摺動部64はボデー14の側面14Bの上
面を跨いで配設されることにより、解除ボタン26が側
面14B上をX方向に摺動可能となる。
【0022】係合部66は側面14Bの内側に配設さ
れ、X1方向へ向かって上方に傾斜する傾斜面70を備
える(図2、図3参照)。この傾斜面70は、ラッチ状
態を解除する際にロックプレート20のピン58に当接
する。
【0023】板バネ68は、先端部76がボデー14の
側面14Bの上部に形成された凹部74に嵌合し、解除
ボタン26を所定の弾性力でX2方向に付勢している。
なお、先端部76が嵌合する側の摺動部64には、切欠
78が形成され、解除ボタン26(摺動部64)の摺動
の際に、板バネ68の先端部76が妨げにならないよう
に構成されている。
【0024】なお、バックル10に挿入されるタングプ
レート80は、先端部(X1方向端部)にロックプレー
ト20係合用の係合孔部82を形成している(図3参
照)。
【0025】このように構成されるバックル10の動作
説明を行う。
【0026】タングプレート80が進入する前のバック
ル10の状態(フリー状態)を図2に示す。
【0027】この時、ロックプレート20はイジェクト
スプリング16によって常時X2方向に付勢されている
ため、孔部62のX2側端部に位置している。この際、
ロックプレート20の摺動部56の摺動面56Aが底面
14Aに当接しているため、爪52は跳ね上がってお
り、タングプレート80の挿入を妨げることはない。ま
た、イジェクトスプリング16の弾性力によってロック
プレート20には、シャフト54を中心に反時計回り
(矢印A1方向、以下、A1方向という)のモーメント
が作用するが、底面14Aで支持されているためA1方
向に揺動することはない。
【0028】この状態で、X2方向側からタングプレー
ト80を挿入する。すなわち、タングプレート80がロ
ックプレート20の摺動部56に当接してX1方向に押
圧し、イジェクトスプリング16を圧縮させつつX1方
向に進入する。この際、タングプレート80がX1方向
へ所定距離(係合孔部82が第1ラッチ穴36の上部
へ)移動すると共に、ロックプレート20の摺動部56
が第2ラッチ穴38の上部に到達する。この結果、イジ
ェクトスプリング16によって付与されるA1方向への
回転モーメントにより、ロックプレート20がシャフト
54を中心にしてA1方向に回動し、爪52がタングプ
レート80の係合孔部82に挿入され、ラッチ状態とな
る(図3参照)。
【0029】この際、ロックプレート20の膨出部50
がボデー14の両側面14Bに設けられた膨出部72に
当接することにより、あるいは爪52が第1ラッチ穴3
6に挿入されることにより、タングプレート80および
ロックプレート20のX2方向への移動を阻止する。
【0030】また、ロックプレート20がA1方向に揺
動したため、突起44が斜め上向きとなりイジェクトス
プリング16が湾曲する(図3参照)。この結果、イジ
ェクトスプリング16はロックプレート20を斜め下方
向に付勢し、ロックプレート20およびタングプレート
80のX2方向への移動を阻止する。
【0031】次に、タングプレート80を解放する場合
について図3および図4を参照して説明する。
【0032】この場合には、先ず解除ボタン26をX1
方向に押し込む。これにより、解除ボタン26が板バネ
68の弾性力に抗してX1方向に移動し、係合部66の
傾斜面70がロックプレート20の脚部60のピン58
に当接する。この結果、ピン58が下方向に押圧され、
ロックプレート20にシャフト54を中心とした時計回
り(矢印A2方向、以下、A2方向という)の回転モー
メントが作用する。この結果、ロックプレート20がシ
ャフト54を中心にしてA2方向に回動し、ロックプレ
ート20の爪52が第1ラッチ穴36およびタングプレ
ート80の係合孔部82から抜け出し、ラッチ状態を解
除すると共に、第2ラッチ穴38から摺動部56が抜け
出す。
【0033】これにより、湾曲していたイジェクトスプ
リング16がX方向に平行になり、このイジェクトスプ
リング16の弾性力によってロックプレート20がX2
方向に移動する。この結果、タングプレート80が外部
に解放される。
【0034】なお、解除ボタン26は板バネ68の弾性
力によって元位置に復帰する。
【0035】本実施形態のバックル10では、ロックプ
レート20にタングプレート80と係合するラッチ作用
と、タングプレート80を外部に解放するイジェクタ作
用を兼用させたため、部品点数が削減された。また、ロ
ックプレートおよびイジェクタそれぞれに必要であった
スプリングもイジェクトスプリング16一つになり部品
点数が削減された。さらに、解除ボタン26は元位置復
帰は、一体的に形成された板バネ68で行うので、部品
点数を削減できる。この結果、カバー部材12を含めて
も5つという少ない部品からバックル10の組み立てを
行うことができる。すなわち、組み立て作業が簡略化さ
れ、製造コストの削減させることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明では、バックルの部品点
数を削減でき、組み立て作業が簡略化される。
【0037】請求項2の発明では、バックルの部品点数
を一層削減でき、組み立て作業がさらに簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバックルの分解斜
視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るバックルのフリー
時の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るバックルのラッチ
時の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るバックルのラッチ
時の要部平面図である。
【符号の説明】
10 バックル 14 ボデー(バックルボデー) 20 ロックプレート(ラッチ部材) 26 解除ボタン(操作部材) 68 板バネ(弾性部材) 80 タングプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルト装置においてウエビングの
    端部に備えられるタングプレートと係合するバックルで
    あって、 タングプレートの挿入方向に移動自在で前記挿入方向と
    反対方向に常時付勢されており、タングプレートに押圧
    されることによりタングプレートに対して係合するラッ
    チ部材と、 操作されることにより、前記ラッチ部材をラッチ解除方
    向に移動させる操作部材と、 を備えることを特徴とするバックル。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は一体的に形成された弾性
    部材を有し、 前記弾性部材が一端をバックルボデーに係合し、前記操
    作部材を元位置復帰方向に付勢することを特徴とする請
    求項1記載のバックル。
JP10220498A 1998-08-04 1998-08-04 バックル Pending JP2000050911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220498A JP2000050911A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 バックル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220498A JP2000050911A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 バックル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000050911A true JP2000050911A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16751995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220498A Pending JP2000050911A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 バックル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000050911A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1018307B1 (en) Buckle
JP3876194B2 (ja) カード用コネクタ装置
KR100347041B1 (ko) 정보기기용 메모리카드 커넥터
JPS5827504A (ja) 安全ベルト装置の止めバツクル
JP2003243090A (ja) カード用コネクタ
US6463639B1 (en) Buckle
US3649999A (en) Reflex seat belt buckle
US7552518B2 (en) Seat belt buckle for use with pretensioner
US5584108A (en) Buckle for seat belt device
JP2000050911A (ja) バックル
JP3455428B2 (ja) バックル用スイッチ及びバックル
JP2006122553A (ja) バックル装置
JP2000050910A (ja) バックル
US4930195A (en) Present invention relates to a safety-belt buckle
JP2006022543A (ja) ラッチ装置
JP2001148268A (ja) カードコネクタ
JPH03222904A (ja) バツクル装置
JP2564400B2 (ja) シートベルト用バックル
JP2002083650A (ja) カードコネクタ
JP2000050912A (ja) バックル
JP3675294B2 (ja) カード処理装置
JPH08241754A (ja) カードコネクタにおけるカード保持装置
JPH11219756A (ja) カード用コネクタ
JP2579017B2 (ja) ロツクの係脱機構
JP2001230020A (ja) カード用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050401