JP2000050670A - 3相ブラシレスモータ駆動方法 - Google Patents

3相ブラシレスモータ駆動方法

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JP2000050670A
JP2000050670A JP10217309A JP21730998A JP2000050670A JP 2000050670 A JP2000050670 A JP 2000050670A JP 10217309 A JP10217309 A JP 10217309A JP 21730998 A JP21730998 A JP 21730998A JP 2000050670 A JP2000050670 A JP 2000050670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の3相ブラシレスモータ(ACモータ)
の駆動方法においては、2相励磁方式によって駆動して
いたため、モータ駆動制御回路のハードウェアが複雑と
なり、製造上の大きいネックになっていた。 【解決手段】 本発明による3相ブラシレスモータ駆動
方法は、6チャンネルの3相切換信号(12)の中の何れか
の3チャンネルを常時オンとすることにより、常時3相
励磁とすることができ、モータ駆動制御回路(11)のハー
ドウェアの構成を簡略化できる方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3相ブラシレスモ
ータ駆動方法に関し、特に、3相励磁方式とすることに
より、6チャンネルの3相切換信号を生成する回路構成
を従来の2相励磁方式よりも単純化するための新規な改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の3相ブラ
シレスモータ及びACモータのモータ駆動回路から出力
する3相DCモータ駆動信号を選択するためのモータ駆
動回路に供給する6チャンネルの3相切換信号を生成す
るためのモータ駆動制御回路11としては、図8で示す
構成が採用されていた。すなわち、CPU1からの制御
信号群2が入力される処理回路2Aの入力側の信号の中
の回転方向信号3が入力される各ゲート回路11a,1
1b,11cには図7の3相駆動コイルU,V,Wに関
する3相検出信号UE,VE,WEが入力され、各ゲート
回路11a,11b,11cからの出力は、3個のイン
バータ11d及び9個のゲート回路11e,11fを介
して6チャンネルの3相切換信号UH〜WHとUL〜WL
出力され、前記ゲート回路11fには、前記処理回路2
Aの出力2Aa及び3相の電流センサーUS〜WSからの
電流信号US1〜WS1が入力されている。
【0003】次に、前述の6チャンネルの3相切換信号
H〜WHとUL〜WLは、図示しないモータ駆動回路の6
個のスイッチング素子に供給され、図9に示す相切換え
制御ロジックによって示されるように常に2相励磁状態
となる。また、前述の制御ロジックによる2相励磁方式
においては、各電気角毎に常に6チャンネルの3相切換
信号UH〜WHとUL〜WLの中の2チャンネルがオンとな
って2相励磁が行われる。また、図10は2相励磁時の
線間誘起電圧波形を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の3相ブラシレス
モータ駆動方法は、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、6チャンネ
ルの3相切換信号を生成する図8のモータ駆動制御回路
が多数のゲート回路を用いて2相励磁駆動を行うように
構成されているため、回路構成が複雑で、コストダウン
が難しく、信頼性の向上が困難であった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、3相励磁方式とすることに
より、6チャンネルの3相切換信号を生成する回路構成
を従来の2相励磁方式よりも単純化した3相ブラシレス
モータ駆動方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による3相ブラシ
レスモータ駆動方法は、3相ブラシレスモータの3相駆
動コイルに関する3相検出信号と回転方向信号によりモ
ータ駆動制御回路によって得た6チャンネルの3相切換
信号に基づいて前記3相駆動コイルを選択的に駆動する
3相ブラシレスモータの駆動方法において、前記3相切
換信号の中の何れかの3チャンネルを常時オンとするこ
とにより常時3相励磁する方法であり、さらに、前記回
転方向信号はブラシ付DCモータ駆動信号を回転方向検
出回路に入力して得ると共に、前記3相検出信号は前記
3相ブラシレスモータのホール素子から得る方法であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による3
相ブラシレスモータ駆動方法の好適な実施の形態につい
て説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一
符号を用いて説明する。まず、本発明による駆動方法
は、1例としてブラシ付DCモータ駆動信号A,Bを用
いてブラシレスDCモータ4を駆動する方式に適用した
場合について以下に述べるが、周知の一般のブラシレス
モータの駆動方法にも適用できるものである。図1にお
いて、符号1で示されるものは両極性型のブラシ付DC
モータ駆動信号A,Bが入力される全波整流回路であ
り、この全波整流回路1は前記ブラシ付DCモータ駆動
信号A,Bを全波整流することにより単極性型駆動信号
2に変換し、この単極性型駆動信号2はモータ駆動回路
3に入力されている。このモータ駆動回路3から出力さ
れるU相,V相及びW相からなる3相DCモータ駆動信
号30は、これまで使用されていたブラシ付DCモータ
と置換されたブラシレスDCモータ4(ACモータ、ブ
ラシレスモータ)に供給されて駆動される構成である。
前記ブラシ付DCモータ駆動信号A,Bは、制御部5に
設けられた回転方向検出回路6に同時に入力されてお
り、この回転方向検出回路6から出力されるCW及びC
CW方向の回転方向信号7は、前記ブラシレスDCモー
タ4に接続された周知のホール素子10から出力された
3相検出信号UE,VE,WEが入力されるモータ駆動制
御回路11に入力されている。
【0008】前記モータ駆動制御回路11から出力され
る2方向で3相からなる6チャンネルの3相切換信号1
2は、プリアンプ13を介して増幅された後にモータ駆
動回路3に供給されている。また、前述のプリアンプ1
3、回転方向検出回路6、モータ駆動制御回路11及び
ホール素子10には、28Vの電源14を電圧変換器1
5で変換した5Vの駆動電源16が各々供給されてい
る。
【0009】次に、前記全波整流回路1は、図2で示さ
れるように構成されており、4個のショットキーバリア
ダイオードD1〜D4及び定電圧ダイオードD5を用い
ることにより、高速で低電圧作動とモータの逆起電力保
護を達成し、両極性型のブラシ付DCモータ駆動信号
A,Bを単極性型駆動信号2に変換している。
【0010】また、前記制御部5は、図3で示すように
構成されており、前記回転方向検出回路6の第1、第2
フォトカプラ20,21に入力された前記ブラシ付DC
モータ駆動信号A,Bは、各フォトカプラ20,21に
より回転方向信号CW,CCWとして変換された後にフ
リップフロップ22を介して前記3相検出信号UE
E,WEが入力されるモータ駆動制御回路11の第1、
第2、第3ゲート回路11a,11b,11cに入力さ
れた後、6チャンネルの3相切換信号12が出力され、
この6チャンネル(UH,VH,WH,UL,VL,WL)の
3相切換信号12はプリアンプ13を経てモータ駆動回
路3に入力される。このプリアンプ13から出力される
前記3相切換信号12は、図4で示すモータ駆動回路3
の各スイッチングトランジスタTR1〜TE6にて単極性
型駆動信号2が順次スイッチングされ、U相,V相,W
相の3相DCモータ駆動信号30として順次ブラシレス
DCモータ4に入力されて3相駆動が行われる。従っ
て、本発明においては、これまで使用していたブラシ付
DCモータ4をブラシレスDCモータに置換した場合、
ブラシ付DCモータ駆動信号A,Bを用いてブラシレス
DCモータ4を駆動することができる。
【0011】前述の6チャンネルの3相切換信号12は
図5の波形に示されるように、モータ駆動制御回路11
によりオンオフが制御され、モータの各電気角において
3チャンネルずつ常時オンとすることにより常時3相励
磁することができる。また、前述の図5の波形に示す3
相励磁の状態は、各電気角においてCWとCCW時にお
いて3相励磁されていることが示されている。なお、本
形態においては、ブラシ付DCモータ駆動信号A,Bを
用いて3相駆動する場合について述べたが、周知の3相
駆動方式において3相励磁に変更できることは述べるま
でもないことである。
【0012】
【発明の効果】本発明による3相ブラシレスモータ駆動
方法は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、3相励磁駆動方式
に変更したことにより、回転方向信号とコミテーション
信号としての3相検出信号とにより6チャンネルの3相
切換信号を出力するモータ駆動制御回路のハードウェア
を従来よりも大幅に簡略化(約50%)することがで
き、コストダウンに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3相ブラシレスモータ駆動方法を
適用した駆動回路を示す構成図である。
【図2】図1の全波整流回路を示す回路図である。
【図3】図1の制御部を示す回路図である。
【図4】図1のモータ駆動回路を示す回路図である。
【図5】駆動波形図である。
【図6】本発明の3相励磁と従来の2相励磁を示す説明
図である。
【図7】モータの3相駆動コイルを示す構成図である。
【図8】従来のモータ駆動制御回路を示す構成図であ
る。
【図9】従来の相切換え制御ロジックを示す説明図であ
る。
【図10】従来の駆動状態を示す波形図である。
【符号の説明】
A,B ブラシ付DCモータ駆動信号 4 3相ブラシレスモータ U,V,W 3相駆動コイル UE,VE,WE 3相検出信号 6 回転方向検出回路 7 回転方向信号 10 ホール素子 11 モータ駆動制御回路 12 6チャンネルの3相切換信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相ブラシレスモータ(4)の3相駆動コ
    イル(U,V,W)に関する3相検出信号(UE,VE,WE)と回転方
    向信号(7)によりモータ駆動制御回路(11)によって得た
    6チャンネルの3相切換信号(12)に基づいて前記3相駆
    動コイル(U,V,W)を選択的に駆動する3相ブラシレスモ
    ータの駆動方法において、前記3相切換信号(12)の中の
    何れかの3チャンネルを常時オンとすることにより常時
    3相励磁することを特徴とする3相ブラシレスモータ駆
    動方法。
  2. 【請求項2】 前記回転方向信号(7)はブラシ付DCモ
    ータ駆動信号(A,B)を回転方向検出回路(6)に入力して得
    ると共に、前記3相検出信号(UE,VE,WE)は前記3相ブラ
    シレスモータ(4)のホール素子(10)から得ることを特徴
    とする請求項1記載の3相ブラシレスモータ駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1833157A1 (en) * 2006-02-20 2007-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor drive method
CN104201949A (zh) * 2014-09-22 2014-12-10 山东科汇电力自动化股份有限公司 一种开关磁阻电动机关断角的实时控制方法及系统

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EP1833157A1 (en) * 2006-02-20 2007-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor drive method
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