JP2000050346A - 位置登録制御方法 - Google Patents
位置登録制御方法Info
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- JP2000050346A JP2000050346A JP10226599A JP22659998A JP2000050346A JP 2000050346 A JP2000050346 A JP 2000050346A JP 10226599 A JP10226599 A JP 10226599A JP 22659998 A JP22659998 A JP 22659998A JP 2000050346 A JP2000050346 A JP 2000050346A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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- H04W68/04—User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like multi-step notification using statistical or historical mobility data
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置登録エリアを可変なものとし、且つ位置
登録エリア変更時点での位置登録トラヒックの増加を防
止する。 【解決手段】 移動局は所属の無線ゾーンのゾーンコー
ドで位置登録し位置コードとゾーンコードの現在時点の
対応を示す位置登録エリア構成テーブルによって、着信
呼出信号を送信する無線基地局を決定した。
登録エリア変更時点での位置登録トラヒックの増加を防
止する。 【解決手段】 移動局は所属の無線ゾーンのゾーンコー
ドで位置登録し位置コードとゾーンコードの現在時点の
対応を示す位置登録エリア構成テーブルによって、着信
呼出信号を送信する無線基地局を決定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信の位置登
録制御方法に関するものである。すなわち、移動局が在
圏している無線ゾーン（zone）を含む位置登録エリア
（area）で当該移動局の位置登録をし、当該移動局への
着信呼が発生した場合、位置登録している位置登録エリ
アの無線ゾーンで着信呼び出し信号を送出するようにし
た位置登録制御方法に関するものである。
録制御方法に関するものである。すなわち、移動局が在
圏している無線ゾーン（zone）を含む位置登録エリア
（area）で当該移動局の位置登録をし、当該移動局への
着信呼が発生した場合、位置登録している位置登録エリ
アの無線ゾーンで着信呼び出し信号を送出するようにし
た位置登録制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１０は従来の位置登録制御方法を説明
するための位置登録エリアの構成例を示す模式図であ
る。図１０において、符号Ｙ１はデータベース、Ｙ２は
制御局、Ｙ１１、Ｙ１２、Ｙ１３、Ｙ１４はそれぞれ無
線基地局であり、これらの無線基地局が構成する無線ゾ
ーンはそれぞれＹ２１、Ｙ２２、Ｙ２３、Ｙ２４で表さ
れる。Ｙ３１は移動局を表す。この場合位置登録エリア
は、ゾーンＹ２１、Ｙ２２を含む位置登録エリアＹ１０
１（位置コードＹＡ）と、ゾーンＹ２３、Ｙ２４を含む
位置登録エリアＹ１０２（位置コードＹＢ）とになる。
するための位置登録エリアの構成例を示す模式図であ
る。図１０において、符号Ｙ１はデータベース、Ｙ２は
制御局、Ｙ１１、Ｙ１２、Ｙ１３、Ｙ１４はそれぞれ無
線基地局であり、これらの無線基地局が構成する無線ゾ
ーンはそれぞれＹ２１、Ｙ２２、Ｙ２３、Ｙ２４で表さ
れる。Ｙ３１は移動局を表す。この場合位置登録エリア
は、ゾーンＹ２１、Ｙ２２を含む位置登録エリアＹ１０
１（位置コードＹＡ）と、ゾーンＹ２３、Ｙ２４を含む
位置登録エリアＹ１０２（位置コードＹＢ）とになる。
【０００３】移動局Ｙ３１が始め無線ゾーンＹ２１の中
にいて動作を開始したとすると、基地局Ｙ１１からの電
波が受信されるので、基地局Ｙ１１を介して無線ゾーン
Ｙ２１の属する位置登録エリアＹ１０１に登録要求を行
う。そしてこの登録はデータベースＹ１にコードＹＡで
記録されるが、移動局Ｙ３１自身のメモリにもコードＹ
Ａを記憶しておく。移動局Ｙ３１が次に無線ゾーンＹ２
２の中に移動しても、ここは位置登録エリアＹ１０１の
中であるから位置登録エリアを変更する必要はない。移
動局Ｙ３１に対する着信は、基地局Ｙ１１とＹ１２の双
方から送信され、移動局Ｙ３１はこれを確実に受信する
ことができる。
にいて動作を開始したとすると、基地局Ｙ１１からの電
波が受信されるので、基地局Ｙ１１を介して無線ゾーン
Ｙ２１の属する位置登録エリアＹ１０１に登録要求を行
う。そしてこの登録はデータベースＹ１にコードＹＡで
記録されるが、移動局Ｙ３１自身のメモリにもコードＹ
Ａを記憶しておく。移動局Ｙ３１が次に無線ゾーンＹ２
２の中に移動しても、ここは位置登録エリアＹ１０１の
中であるから位置登録エリアを変更する必要はない。移
動局Ｙ３１に対する着信は、基地局Ｙ１１とＹ１２の双
方から送信され、移動局Ｙ３１はこれを確実に受信する
ことができる。
【０００４】移動局Ｙ３１が在圏無線ゾーンＹ２２から
無線ゾーンＹ２３に移動し、無線ゾーンＹ２３に在圏す
る際には、無線ゾーンＹ２３の位置コードＹＢが移動局
Ｙ３１内に記憶している位置コードＹＡと異なるため、
移動局Ｙ３１は無線基地局Ｙ１３へ位置登録要求信号を
送信し、位置登録エリアＹ１０２で位置登録を行う。無
線基地局Ｙ１３は移動局Ｙ３１からの位置登録要求信号
を受信すると、制御局Ｙ２を介しデータベースＹ１へ、
移動局Ｙ３１が位置登録エリア１０２で位置登録を行っ
たことを通知し、データベースＹ１は移動局Ｙ３１の位
置登録エリアを位置コードＹＡから位置コードＹＢに書
き替える。この後、移動局Ｙ３１への着信呼が発生した
場合は、移動局Ｙ３１が他の位置登録エリアへ移動する
までは、データベースＹ１から移動局Ｙ３１の位置コー
ドがＹＢであることを読み出し、制御局Ｙ２は位置登録
エリアＹ１０２を構成する無線ゾーンＹ２３と無線ゾー
ンＹ２４とから着信呼出信号を送信させる。
無線ゾーンＹ２３に移動し、無線ゾーンＹ２３に在圏す
る際には、無線ゾーンＹ２３の位置コードＹＢが移動局
Ｙ３１内に記憶している位置コードＹＡと異なるため、
移動局Ｙ３１は無線基地局Ｙ１３へ位置登録要求信号を
送信し、位置登録エリアＹ１０２で位置登録を行う。無
線基地局Ｙ１３は移動局Ｙ３１からの位置登録要求信号
を受信すると、制御局Ｙ２を介しデータベースＹ１へ、
移動局Ｙ３１が位置登録エリア１０２で位置登録を行っ
たことを通知し、データベースＹ１は移動局Ｙ３１の位
置登録エリアを位置コードＹＡから位置コードＹＢに書
き替える。この後、移動局Ｙ３１への着信呼が発生した
場合は、移動局Ｙ３１が他の位置登録エリアへ移動する
までは、データベースＹ１から移動局Ｙ３１の位置コー
ドがＹＢであることを読み出し、制御局Ｙ２は位置登録
エリアＹ１０２を構成する無線ゾーンＹ２３と無線ゾー
ンＹ２４とから着信呼出信号を送信させる。
【０００５】図１０について説明した従来の方法は、上
述のように位置登録エリアが固定されているが、状況に
応じて位置登録エリアを変更する可変型位置登録エリア
における位置登録制御方法も提案されている。すなわち
一日のうちの時間帯によっては、位置移動する移動局が
多く存在する時間帯があり、このような時間帯には位置
登録要求信号が発信される機会が多い。そして、このよ
うな時間帯でも位置登録要求信号の発信をできるだけ少
なくするためには、１つの位置登録エリアの範囲を広く
しておく必要がある。然しながら他の時間帯では移動局
が余り移動しないで同一の無線ゾーン内に留まっている
機会が多い。そして、その移動局に対し着信呼びが多く
なるような時間帯においては、１つの位置登録エリアの
範囲を狭くしておいて着信時の呼び出しが簡単確実にで
きるようにしておく必要がある。１つの位置登録エリア
の範囲を狭くしておいても、移動局の移動が少ない場合
は、位置登録トラヒックの増大を心配する必要はないか
らである。
述のように位置登録エリアが固定されているが、状況に
応じて位置登録エリアを変更する可変型位置登録エリア
における位置登録制御方法も提案されている。すなわち
一日のうちの時間帯によっては、位置移動する移動局が
多く存在する時間帯があり、このような時間帯には位置
登録要求信号が発信される機会が多い。そして、このよ
うな時間帯でも位置登録要求信号の発信をできるだけ少
なくするためには、１つの位置登録エリアの範囲を広く
しておく必要がある。然しながら他の時間帯では移動局
が余り移動しないで同一の無線ゾーン内に留まっている
機会が多い。そして、その移動局に対し着信呼びが多く
なるような時間帯においては、１つの位置登録エリアの
範囲を狭くしておいて着信時の呼び出しが簡単確実にで
きるようにしておく必要がある。１つの位置登録エリア
の範囲を狭くしておいても、移動局の移動が少ない場合
は、位置登録トラヒックの増大を心配する必要はないか
らである。
【０００６】特開平８−２０５２２８号公報で開示され
た「位置登録方法」は、上述のような考慮からなされた
発明であるが、この方法では位置登録エリアの構成を変
更する際に、位置登録の修正を必要とする移動局の数が
多くなり、位置登録トラヒックが急激に増大するという
問題が生じる。
た「位置登録方法」は、上述のような考慮からなされた
発明であるが、この方法では位置登録エリアの構成を変
更する際に、位置登録の修正を必要とする移動局の数が
多くなり、位置登録トラヒックが急激に増大するという
問題が生じる。
【０００７】位置登録エリアの構成を変更する際に、位
置登録トラヒックの急激な増大が発生しないようにする
ため、特開平９−１８９３８号公報で開示された「位置
登録制御方法」では、各基地局は位置登録エリアに含ま
れる各無線ゾーンが満たすべき位置登録エリア条件式
と、各無線基地局毎に与えられた位置登録エリア情報と
を移動局に対して通知し、移動局は無線ゾーンの識別情
報である位置登録を行った無線ゾーン（登録ゾーンとい
う）情報を記憶し、登録ゾーン情報と位置登録エリア情
報を割り当てた関係が位置登録エリア条件式を満たさな
ければ、登録した位置登録エリアを離脱したと判断し、
位置登録変更を行うことにしている。このようにするこ
とにより、位置登録エリア変更時に位置登録エリア条件
式を満たす移動局は、位置登録変更を行う必要がなくな
るので、位置登録トラヒックの急激な増加を抑えること
ができる。
置登録トラヒックの急激な増大が発生しないようにする
ため、特開平９−１８９３８号公報で開示された「位置
登録制御方法」では、各基地局は位置登録エリアに含ま
れる各無線ゾーンが満たすべき位置登録エリア条件式
と、各無線基地局毎に与えられた位置登録エリア情報と
を移動局に対して通知し、移動局は無線ゾーンの識別情
報である位置登録を行った無線ゾーン（登録ゾーンとい
う）情報を記憶し、登録ゾーン情報と位置登録エリア情
報を割り当てた関係が位置登録エリア条件式を満たさな
ければ、登録した位置登録エリアを離脱したと判断し、
位置登録変更を行うことにしている。このようにするこ
とにより、位置登録エリア変更時に位置登録エリア条件
式を満たす移動局は、位置登録変更を行う必要がなくな
るので、位置登録トラヒックの急激な増加を抑えること
ができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述の先行
技術においても、位置登録エリア変更時に総ての移動局
が位置登録エリア条件式を満たすことができる訳ではな
く、位置登録エリア条件式を満たすことができない移動
局が多数ある場合は、やはり位置登録トラヒックが増大
してしまうという問題点があった。
技術においても、位置登録エリア変更時に総ての移動局
が位置登録エリア条件式を満たすことができる訳ではな
く、位置登録エリア条件式を満たすことができない移動
局が多数ある場合は、やはり位置登録トラヒックが増大
してしまうという問題点があった。
【０００９】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、位置登録エリアの構成を変更するこ
とによってはどの移動局も位置登録をする必要がない位
置登録制御方法を提供することを目的としている。
されたものであり、位置登録エリアの構成を変更するこ
とによってはどの移動局も位置登録をする必要がない位
置登録制御方法を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明では、各移動局
は、位置登録の時点の無線ゾーン番号を登録し、データ
ベースには、各移動局の位置登録受付テーブルと共に、
位置登録エリア構成の変更毎の各無線ゾーンの位置コー
ドが記憶されており、各移動局は位置登録エリアの構成
変更時点では、位置登録の変更を行うことがなく、当該
移動局への着信時点では、制御局はデータベースに記憶
されている当該移動局位置登録受付テーブルと、位置登
録エリアの構成とを参照して当該移動局を呼び出すよう
にした。
は、位置登録の時点の無線ゾーン番号を登録し、データ
ベースには、各移動局の位置登録受付テーブルと共に、
位置登録エリア構成の変更毎の各無線ゾーンの位置コー
ドが記憶されており、各移動局は位置登録エリアの構成
変更時点では、位置登録の変更を行うことがなく、当該
移動局への着信時点では、制御局はデータベースに記憶
されている当該移動局位置登録受付テーブルと、位置登
録エリアの構成とを参照して当該移動局を呼び出すよう
にした。
【００１１】すなわち本発明の位置登録制御方法は、移
動無線局（以下、移動局という）が無線基地局から、複
数の無線基地局を管理する制御局を介して公衆電話回線
に接続される場合、任意の移動局への着信呼出信号を伝
送するルートを決定するための資料として、各移動局が
自局の現在位置を登録する位置登録制御方法において、
各制御局は自局が使用するデータベースを備え、そのデ
ータベースには、位置登録エリア構成テーブルと、位置
登録受付テーブルとが設けられ、前記位置登録エリア構
成テーブルには、当該制御局の管理下にある総ての無線
基地局がそれぞれ形成する各無線ゾーンのゾーンコード
が現在時点までの位置登録エリア変更時刻毎においてど
の位置コードに属しているかを示す履歴が記憶され、前
記位置登録受付テーブルには、当該制御局の管理下にあ
る総ての無線ゾーンのうちの何れかの無線ゾーンから位
置登録要求信号を送信してきた移動局の番号と位置登録
要求信号を送信した無線ゾーンのゾーンコードと当該位
置登録の受付時刻とが記憶されており、前記位置登録受
付テーブルには、当該制御局の管理下にある総ての無線
ゾーンのうちの何れかの無線ゾーンから位置登録要求信
号を送信してきた移動局の番号と位置登録要求信号を送
信した無線ゾーンのゾーンコードと当該位置登録の受付
時刻とが記憶されており、前記位置登録制御方法は、前
記位置登録エリア構成テーブルを更新する更新ステッ
プ、前記位置登録受付テーブルを更新する更新ステッ
プ、前記位置登録受付テーブル内に登録されている移動
局に対する着信呼が発生した場合、前記位置登録受付テ
ーブルから当該移動局の属する無線ゾーンのゾーンコー
ドを検索する検索ステップ、前記位置登録エリア構成テ
ーブルを使用して前記検索ステップで得たゾーンコード
から、当該ゾーンコードの属する位置コードを決定する
ステップ、決定した位置コードに属する総てのゾーンコ
ードを調査する調査ステップ、この調査ステップで得ら
れた総てのゾーンコードに対応する全無線基地局へ当該
着信呼信号を送信するよう指示するステップを備えたこ
とを特徴とする。
動無線局（以下、移動局という）が無線基地局から、複
数の無線基地局を管理する制御局を介して公衆電話回線
に接続される場合、任意の移動局への着信呼出信号を伝
送するルートを決定するための資料として、各移動局が
自局の現在位置を登録する位置登録制御方法において、
各制御局は自局が使用するデータベースを備え、そのデ
ータベースには、位置登録エリア構成テーブルと、位置
登録受付テーブルとが設けられ、前記位置登録エリア構
成テーブルには、当該制御局の管理下にある総ての無線
基地局がそれぞれ形成する各無線ゾーンのゾーンコード
が現在時点までの位置登録エリア変更時刻毎においてど
の位置コードに属しているかを示す履歴が記憶され、前
記位置登録受付テーブルには、当該制御局の管理下にあ
る総ての無線ゾーンのうちの何れかの無線ゾーンから位
置登録要求信号を送信してきた移動局の番号と位置登録
要求信号を送信した無線ゾーンのゾーンコードと当該位
置登録の受付時刻とが記憶されており、前記位置登録受
付テーブルには、当該制御局の管理下にある総ての無線
ゾーンのうちの何れかの無線ゾーンから位置登録要求信
号を送信してきた移動局の番号と位置登録要求信号を送
信した無線ゾーンのゾーンコードと当該位置登録の受付
時刻とが記憶されており、前記位置登録制御方法は、前
記位置登録エリア構成テーブルを更新する更新ステッ
プ、前記位置登録受付テーブルを更新する更新ステッ
プ、前記位置登録受付テーブル内に登録されている移動
局に対する着信呼が発生した場合、前記位置登録受付テ
ーブルから当該移動局の属する無線ゾーンのゾーンコー
ドを検索する検索ステップ、前記位置登録エリア構成テ
ーブルを使用して前記検索ステップで得たゾーンコード
から、当該ゾーンコードの属する位置コードを決定する
ステップ、決定した位置コードに属する総てのゾーンコ
ードを調査する調査ステップ、この調査ステップで得ら
れた総てのゾーンコードに対応する全無線基地局へ当該
着信呼信号を送信するよう指示するステップを備えたこ
とを特徴とする。
【００１２】また前記位置登録エリア構成テーブルを更
新する更新ステップは、前記制御局を介し前記データベ
ースの位置登録エリア構成テーブルを更新することを特
徴とする。
新する更新ステップは、前記制御局を介し前記データベ
ースの位置登録エリア構成テーブルを更新することを特
徴とする。
【００１３】また前記位置登録受付テーブルを更新する
更新ステップは、移動局からのこの位置登録要求信号を
受信した無線基地局が、この位置登録要求信号（当該移
動局番号を含む）に当該無線基地局のゾーンコードを付
与して前記制御局に通知するステップ、この通知を受け
た前記制御局において、前記位置登録受付テーブルを検
索し当該移動局の番号が既に登録済みであるか否かを調
査する調査ステップ、この調査ステップの結果、当該移
動局の番号が登録未である場合は、当該移動局番号の欄
を新設し、位置登録要求を送信したゾーン番号と位置登
録受付時刻とを記入し、前記調査ステップの結果、当該
移動局の番号が登録済である場合は、当該移動局番号の
欄の位置登録要求を送信したゾーン番号と位置登録受付
時刻とを訂正するステップを備えたことを特徴とする。
更新ステップは、移動局からのこの位置登録要求信号を
受信した無線基地局が、この位置登録要求信号（当該移
動局番号を含む）に当該無線基地局のゾーンコードを付
与して前記制御局に通知するステップ、この通知を受け
た前記制御局において、前記位置登録受付テーブルを検
索し当該移動局の番号が既に登録済みであるか否かを調
査する調査ステップ、この調査ステップの結果、当該移
動局の番号が登録未である場合は、当該移動局番号の欄
を新設し、位置登録要求を送信したゾーン番号と位置登
録受付時刻とを記入し、前記調査ステップの結果、当該
移動局の番号が登録済である場合は、当該移動局番号の
欄の位置登録要求を送信したゾーン番号と位置登録受付
時刻とを訂正するステップを備えたことを特徴とする。
【００１４】また前記移動局が位置登録要求信号を無線
基地局に向け送信する移動局の登録要求ステップは、移
動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け送信するス
テップ、移動局が前記位置コードを自局のメモリに記憶
するステップを備えたことを特徴とする。
基地局に向け送信する移動局の登録要求ステップは、移
動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け送信するス
テップ、移動局が前記位置コードを自局のメモリに記憶
するステップを備えたことを特徴とする。
【００１５】また前記移動局が位置登録要求信号を無線
基地局に向け送信する移動局の登録要求ステップは、当
該移動局が自局の所属する無線ゾーンを変更する時点で
新しい無線ゾーンの無線基地局の報知チャネルを受信し
てその位置コードを認識するステップ、新しい無線ゾー
ンの位置コードが記憶している位置コードと異なる場合
は直ちに位置登録要求信号を送信するステップ、新しい
無線ゾーンの位置コードが記憶している位置コードと一
致した場合は、この一致が保たれている期間内の適宜な
時点で位置登録要求信号を送信するステップを備えたこ
とを特徴とする。
基地局に向け送信する移動局の登録要求ステップは、当
該移動局が自局の所属する無線ゾーンを変更する時点で
新しい無線ゾーンの無線基地局の報知チャネルを受信し
てその位置コードを認識するステップ、新しい無線ゾー
ンの位置コードが記憶している位置コードと異なる場合
は直ちに位置登録要求信号を送信するステップ、新しい
無線ゾーンの位置コードが記憶している位置コードと一
致した場合は、この一致が保たれている期間内の適宜な
時点で位置登録要求信号を送信するステップを備えたこ
とを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施形態を示
す模式図である。図１において、符号１はデータベー
ス、符号２は制御局、符号１１、１２、１３、１４はそ
れぞれ無線基地局、符号２１、２２、２３、２４はそれ
ぞれ無線基地局１１、１２、１３、１４が構成する無線
ゾーンで、これらの無線ゾーンには識別符号としてＺ
１、Ｚ２、Ｚ３、Ｚ４がそれぞれ割り当てられるものと
する。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施形態を示
す模式図である。図１において、符号１はデータベー
ス、符号２は制御局、符号１１、１２、１３、１４はそ
れぞれ無線基地局、符号２１、２２、２３、２４はそれ
ぞれ無線基地局１１、１２、１３、１４が構成する無線
ゾーンで、これらの無線ゾーンには識別符号としてＺ
１、Ｚ２、Ｚ３、Ｚ４がそれぞれ割り当てられるものと
する。
【００１７】位置登録エリアの構成は可変であって、あ
る場合には、無線ゾーン２１、２２を含む位置登録エリ
ア１０１と無線ゾーン２３、２４を含む位置登録エリア
１０２から構成され、又ある場合には、無線ゾーン２１
を含む位置登録エリア２０１と無線ゾーン２２、２３、
２４を含む位置登録エリア２０２から構成され、更にあ
る場合には、無線ゾーン２１、２２、２３を含む位置登
録エリア３０１と無線ゾーン２４を含む位置登録エリア
３０２から構成される。位置登録エリア１０１、２０
１、３０１の位置コードをＡ、位置登録エリア１０２、
２０２、３０３の位置コードをＢとする。
る場合には、無線ゾーン２１、２２を含む位置登録エリ
ア１０１と無線ゾーン２３、２４を含む位置登録エリア
１０２から構成され、又ある場合には、無線ゾーン２１
を含む位置登録エリア２０１と無線ゾーン２２、２３、
２４を含む位置登録エリア２０２から構成され、更にあ
る場合には、無線ゾーン２１、２２、２３を含む位置登
録エリア３０１と無線ゾーン２４を含む位置登録エリア
３０２から構成される。位置登録エリア１０１、２０
１、３０１の位置コードをＡ、位置登録エリア１０２、
２０２、３０３の位置コードをＢとする。
【００１８】図２は、位置登録エリアの構成の変遷の履
歴を示すテーブルであり、時刻ｔ１時点で位置登録エリ
ア１０１（位置コードＡ）と位置登録エリア１０２（位
置コードＢ）で構成される位置登録エリアに変更され、
時刻ｔ２時点で位置登録エリア２０１（位置コードＡ）
と位置登録エリア２０２（位置コードＢ）で構成される
位置登録エリアに変更され、時刻ｔ３時点で位置登録エ
リア３０１（位置コードＡ）と位置登録エリア３０２
（位置コードＢ）で構成される位置登録エリアに変更さ
れた履歴を示している。このような位置登録エリアの構
成の変遷の履歴は、データベース１に記憶される。
歴を示すテーブルであり、時刻ｔ１時点で位置登録エリ
ア１０１（位置コードＡ）と位置登録エリア１０２（位
置コードＢ）で構成される位置登録エリアに変更され、
時刻ｔ２時点で位置登録エリア２０１（位置コードＡ）
と位置登録エリア２０２（位置コードＢ）で構成される
位置登録エリアに変更され、時刻ｔ３時点で位置登録エ
リア３０１（位置コードＡ）と位置登録エリア３０２
（位置コードＢ）で構成される位置登録エリアに変更さ
れた履歴を示している。このような位置登録エリアの構
成の変遷の履歴は、データベース１に記憶される。
【００１９】また図１において、符号３１、３２、３３
はそれぞれ移動局を表し、移動局３１、３２は無線ゾー
ンＺ１に在圏し、移動局３３は無線ゾーンＺ３に在圏し
ており、それぞれ在圏している無線ゾーンから位置登録
要求をした場合、その位置登録要求の履歴は図３に示す
通りになる。すなわち図３は、移動局３１が時刻ｔ３１
時点で無線ゾーンＺ１から位置登録を要求し、移動局３
２が時刻ｔ３２時点で無線ゾーンＺ１から位置登録を要
求し、移動局３３が時刻ｔ３３時点で無線ゾーンＺ３か
ら位置登録を要求した履歴であって、各移動局からの位
置登録要求履歴は図３の形でデータベース１に記憶され
る。
はそれぞれ移動局を表し、移動局３１、３２は無線ゾー
ンＺ１に在圏し、移動局３３は無線ゾーンＺ３に在圏し
ており、それぞれ在圏している無線ゾーンから位置登録
要求をした場合、その位置登録要求の履歴は図３に示す
通りになる。すなわち図３は、移動局３１が時刻ｔ３１
時点で無線ゾーンＺ１から位置登録を要求し、移動局３
２が時刻ｔ３２時点で無線ゾーンＺ１から位置登録を要
求し、移動局３３が時刻ｔ３３時点で無線ゾーンＺ３か
ら位置登録を要求した履歴であって、各移動局からの位
置登録要求履歴は図３の形でデータベース１に記憶され
る。
【００２０】図４は、基地局から送信される下り方向制
御チャネルの構成を示すフォーマット図であって、本実
施形態では、下り方向制御チャネルは、報知チャネル、
着信呼出チャネル、及び制御情報転送チャネルからな
り、時分割されたタイムスロットＴＳ１、ＴＳ２、ＴＳ
３にそれぞれチャネル情報を割り当てて移動局へ送信す
るものとする。各無線基地局に設定された位置コード
は、タイムスロットＴＳ１の報知チャネルにより移動局
へ報知される。また、タイムスロットＴＳ２の着信呼出
チャネルには、着信呼出しを行う移動局の情報と合わ
せ、移動局に報知チャネル受信を指示する報知チャネル
受信指示情報をも含めて移動局へ送信する。移動局は、
報知チャネル受信指示がない場合は着信呼出チャネルだ
けを受信する。
御チャネルの構成を示すフォーマット図であって、本実
施形態では、下り方向制御チャネルは、報知チャネル、
着信呼出チャネル、及び制御情報転送チャネルからな
り、時分割されたタイムスロットＴＳ１、ＴＳ２、ＴＳ
３にそれぞれチャネル情報を割り当てて移動局へ送信す
るものとする。各無線基地局に設定された位置コード
は、タイムスロットＴＳ１の報知チャネルにより移動局
へ報知される。また、タイムスロットＴＳ２の着信呼出
チャネルには、着信呼出しを行う移動局の情報と合わ
せ、移動局に報知チャネル受信を指示する報知チャネル
受信指示情報をも含めて移動局へ送信する。移動局は、
報知チャネル受信指示がない場合は着信呼出チャネルだ
けを受信する。
【００２１】図５は、本発明において位置登録エリアを
変更する場合のステップを示すフローチャート、図６は
移動局が位置登録する場合のステップを示すフローチャ
ート、図７は位置登録要求発生時の無線基地局、制御局
２、及びデータベース１の動作ステップを示すフローチ
ャート、図８は移動局への着信呼発生時のステップを示
すフローチャートである。
変更する場合のステップを示すフローチャート、図６は
移動局が位置登録する場合のステップを示すフローチャ
ート、図７は位置登録要求発生時の無線基地局、制御局
２、及びデータベース１の動作ステップを示すフローチ
ャート、図８は移動局への着信呼発生時のステップを示
すフローチャートである。
【００２２】以下、図１〜８を参照して本実施形態の動
作を説明する。図２を参照し、時刻ｔ＝ｔ１に位置登録
エリアの変更が発生し、位置登録エリアは１０１、１０
２の２つの組み合わせになったとすると、制御局２はデ
ータベース１に無線ゾーン毎の新位置コードを通知する
（図５：ステップ５０１、図２：時刻ｔ１の行）。デー
タベース１は、位置登録構成テーブルに通知された位置
登録変更時刻（ｔ１）と無線ゾーン毎の新位置コードと
を追加する（図５：ステップ５０２、図２：時刻ｔ１の
行）。次に図５のステップ５０３に移り、制御局２は位
置登録コードが変更した無線基地局へ新位置コードを情
報要素とした位置コード変更を通知する。無線基地局
は、報知チャネル内の位置コードを新位置コードに変更
するが、着信呼出チャネル内の報知チャネル受信指示は
行わない。
作を説明する。図２を参照し、時刻ｔ＝ｔ１に位置登録
エリアの変更が発生し、位置登録エリアは１０１、１０
２の２つの組み合わせになったとすると、制御局２はデ
ータベース１に無線ゾーン毎の新位置コードを通知する
（図５：ステップ５０１、図２：時刻ｔ１の行）。デー
タベース１は、位置登録構成テーブルに通知された位置
登録変更時刻（ｔ１）と無線ゾーン毎の新位置コードと
を追加する（図５：ステップ５０２、図２：時刻ｔ１の
行）。次に図５のステップ５０３に移り、制御局２は位
置登録コードが変更した無線基地局へ新位置コードを情
報要素とした位置コード変更を通知する。無線基地局
は、報知チャネル内の位置コードを新位置コードに変更
するが、着信呼出チャネル内の報知チャネル受信指示は
行わない。
【００２３】時刻ｔ２、ｔ３において図２に示す通りの
位置登録エリアの変更が発生し、図５のステップ５０１
〜５０４が実行され、図２の位置登録エリア構成テーブ
ルに記事が追加される。
位置登録エリアの変更が発生し、図５のステップ５０１
〜５０４が実行され、図２の位置登録エリア構成テーブ
ルに記事が追加される。
【００２４】次に、図１、図３、図６を参照して、位置
登録受付けテーブルの書き込みについて説明する。図３
に示す通り、位置登録受付けテーブルには位置コードは
記載しないので、位置登録受付けテーブルの書き込み
は、位置登録エリアの変更には関係無く作成される。図
３の時刻ｔ３１、ｔ３２、ｔ３３は、共に図２のｔ１と
ｔ２の間の時間帯内にあり、その時間帯内では移動局３
１と３２は無線ゾーン２１（ゾーン番号Ｚ１）内にあ
り、移動局３３は無線ゾーン２３（ゾーン番号Ｚ３）に
あり、共に電源を投入して使用を開始するとすれば、図
６のステップ６０１、６０２、６０３、６０４の処理を
済ませた上でステップ６０５の待ち受け状態に入る。
登録受付けテーブルの書き込みについて説明する。図３
に示す通り、位置登録受付けテーブルには位置コードは
記載しないので、位置登録受付けテーブルの書き込み
は、位置登録エリアの変更には関係無く作成される。図
３の時刻ｔ３１、ｔ３２、ｔ３３は、共に図２のｔ１と
ｔ２の間の時間帯内にあり、その時間帯内では移動局３
１と３２は無線ゾーン２１（ゾーン番号Ｚ１）内にあ
り、移動局３３は無線ゾーン２３（ゾーン番号Ｚ３）に
あり、共に電源を投入して使用を開始するとすれば、図
６のステップ６０１、６０２、６０３、６０４の処理を
済ませた上でステップ６０５の待ち受け状態に入る。
【００２５】ステップ６０３の位置登録要求信号の送信
に対し、図７のステップ７０１に入り、無線基地局（１
１または１３）はゾーン番号（Ｚ１またはＺ３）を付与
し位置登録要求を制御局２に通知する。ステップ７０２
で制御局２は、データベース１に位置登録を行った移動
局の位置登録受付テーブル（図３）の変更を指示する。
ステップ７０３で、データベース１は位置登録受付テー
ブルを変更する。このような経過で、図３に示す位置登
録受付テーブルが完成する。
に対し、図７のステップ７０１に入り、無線基地局（１
１または１３）はゾーン番号（Ｚ１またはＺ３）を付与
し位置登録要求を制御局２に通知する。ステップ７０２
で制御局２は、データベース１に位置登録を行った移動
局の位置登録受付テーブル（図３）の変更を指示する。
ステップ７０３で、データベース１は位置登録受付テー
ブルを変更する。このような経過で、図３に示す位置登
録受付テーブルが完成する。
【００２６】次に、時刻ｔ３４で、移動局３３は無線ゾ
ーンをＺ３からＺ２へ変更したとする（ステップ６０
６：ＹＥＳ）。この時刻ｔ３４は、図２の時刻ｔ２と時
刻ｔ３の間にあるとすると、時刻ｔ３４ではゾーンＺ２
はゾーンＺ３と同じく、位置コードＢの登録エリアに属
する。従って、ステップ６０７、６０８を実行し、ステ
ップ６０９の判定は「一致」を得る。この場合、ステッ
プ６１０に入りオペレータの選択に任される。オペレー
タは直ちにステップ６０３に入り、位置登録要求信号を
送信してもよければ、そのままにしておいてステップ６
１１、６０７、６０８、６０９の循環で無線ゾーンＺ２
の位置コードを監視しており、ステップ６０９の判定が
「不一致」になるまでの適宜の時点でステップ６０３に
入ってもよい。
ーンをＺ３からＺ２へ変更したとする（ステップ６０
６：ＹＥＳ）。この時刻ｔ３４は、図２の時刻ｔ２と時
刻ｔ３の間にあるとすると、時刻ｔ３４ではゾーンＺ２
はゾーンＺ３と同じく、位置コードＢの登録エリアに属
する。従って、ステップ６０７、６０８を実行し、ステ
ップ６０９の判定は「一致」を得る。この場合、ステッ
プ６１０に入りオペレータの選択に任される。オペレー
タは直ちにステップ６０３に入り、位置登録要求信号を
送信してもよければ、そのままにしておいてステップ６
１１、６０７、６０８、６０９の循環で無線ゾーンＺ２
の位置コードを監視しており、ステップ６０９の判定が
「不一致」になるまでの適宜の時点でステップ６０３に
入ってもよい。
【００２７】ステップ６０３で無線基地局１２に対し位
置登録要求信号を送信し、この送信を受けた無線基地局
１２は、図７のステップ７０１で、ゾーン番号Ｚ２を付
与し、位置登録要求を制御局２に通知し、続いてステッ
プ７０２、７０３が実行され、位置登録受付テーブルは
図２から図９のように変更される。
置登録要求信号を送信し、この送信を受けた無線基地局
１２は、図７のステップ７０１で、ゾーン番号Ｚ２を付
与し、位置登録要求を制御局２に通知し、続いてステッ
プ７０２、７０３が実行され、位置登録受付テーブルは
図２から図９のように変更される。
【００２８】次に図８を参照し、時刻が図２のｔ３以後
で、位置登録エリア構成テーブルの内容は図２のｔ３の
行に示すようになっており、位置登録受付テーブルの内
容は図９に示すようになっている時、移動局３３に着信
があったとする。ステップ８０１で、制御局２はデータ
ベース１に着信呼が発生した移動局（移動局３３とす
る）への着信呼出信号を送信する無線ゾーンの問い合わ
せを行う（図９の位置登録受付テーブルから、この無線
ゾーンはＺ２である）。
で、位置登録エリア構成テーブルの内容は図２のｔ３の
行に示すようになっており、位置登録受付テーブルの内
容は図９に示すようになっている時、移動局３３に着信
があったとする。ステップ８０１で、制御局２はデータ
ベース１に着信呼が発生した移動局（移動局３３とす
る）への着信呼出信号を送信する無線ゾーンの問い合わ
せを行う（図９の位置登録受付テーブルから、この無線
ゾーンはＺ２である）。
【００２９】ステップ８０２、８０３でデータベース１
は位置登録受付テーブル（図９）から着信呼が発生した
移動局（移動局３３）の位置登録した無線ゾーン（Ｚ
２）と位置登録受付時間（ｔ３４）を認識し、位置登録
エリア構成テーブル（図２）から該無線ゾーン（Ｚ２）
の属する位置登録エリアの構成（図２の時刻ｔ２の行）
及びその位置コード（Ｂ）を認識し、ステップ８０４
で、データベース１は位置コード（Ｂ）が共通な無線ゾ
ーン（図２からＺ２、Ｚ３、Ｚ４）を調査し、調査結果
を制御局２へ報告する。ステップ８０５では、制御局２
は、データベース１から報告された無線ゾーンの全無線
基地局（１２、１３、１４）に着信呼出信号を送信する
よう指示する。ステップ８０６で、指示された総ての無
線基地局１２、１３、１４は着信呼出信号を送信し、無
線基地局１２から送信した着信呼出信号が移動局３３で
受信される。
は位置登録受付テーブル（図９）から着信呼が発生した
移動局（移動局３３）の位置登録した無線ゾーン（Ｚ
２）と位置登録受付時間（ｔ３４）を認識し、位置登録
エリア構成テーブル（図２）から該無線ゾーン（Ｚ２）
の属する位置登録エリアの構成（図２の時刻ｔ２の行）
及びその位置コード（Ｂ）を認識し、ステップ８０４
で、データベース１は位置コード（Ｂ）が共通な無線ゾ
ーン（図２からＺ２、Ｚ３、Ｚ４）を調査し、調査結果
を制御局２へ報告する。ステップ８０５では、制御局２
は、データベース１から報告された無線ゾーンの全無線
基地局（１２、１３、１４）に着信呼出信号を送信する
よう指示する。ステップ８０６で、指示された総ての無
線基地局１２、１３、１４は着信呼出信号を送信し、無
線基地局１２から送信した着信呼出信号が移動局３３で
受信される。
【００３０】図６から明らかなように、本発明の方法で
は、当該移動局が位置移動して無線ゾーンを変更したと
きだけ（ステップ６０６：ＹＥＳ）、位置登録要求信号
を送信する（ステップ６０３）ので、位置登録エリアの
変更によって、位置登録要求信号送信の必要性が発生す
ることなく、位置登録トラヒックが急激に増加するとい
う危険性はなくなる。また、図６のステップ６１０に示
すように、当該移動局が位置移動して無線ゾーンを変更
したときでも、同一位置コード内にある間は、オペレー
タの選択により位置登録要求信号送信の時点をズラし
て、位置登録トラヒックの増大を避けることができる。
さらに図８から明らかなように、移動局では自局がどの
位置登録エリア内にあるかを知らなくても、自局に対す
る着信呼出信号は、位置登録要求信号があった時点の位
置登録エリアの構成に従って送信されるので何らの不都
合を生ずることはない。
は、当該移動局が位置移動して無線ゾーンを変更したと
きだけ（ステップ６０６：ＹＥＳ）、位置登録要求信号
を送信する（ステップ６０３）ので、位置登録エリアの
変更によって、位置登録要求信号送信の必要性が発生す
ることなく、位置登録トラヒックが急激に増加するとい
う危険性はなくなる。また、図６のステップ６１０に示
すように、当該移動局が位置移動して無線ゾーンを変更
したときでも、同一位置コード内にある間は、オペレー
タの選択により位置登録要求信号送信の時点をズラし
て、位置登録トラヒックの増大を避けることができる。
さらに図８から明らかなように、移動局では自局がどの
位置登録エリア内にあるかを知らなくても、自局に対す
る着信呼出信号は、位置登録要求信号があった時点の位
置登録エリアの構成に従って送信されるので何らの不都
合を生ずることはない。
【００３１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、移動
局が位置登録エリアの変更を意識する必要がないので、
位置登録トラヒックの急激な増大を防止できる。また、
データベース１には位置登録エリア構成テーブルとし
て、過去の位置登録エリア構成として、どのゾーン番号
のゾーンがどの登録エリアコードに属するかの履歴が記
憶されており、且つ位置登録受付テーブルには、どの移
動局がどの無線ゾーンにて位置登録したかが記憶されて
いるので、任意の移動局に着信がある場合、当該移動局
の属する登録エリアコードの範囲内の全無線ゾーンか
ら、その着信呼出しを送信することができるようになる
等の効果がある。
局が位置登録エリアの変更を意識する必要がないので、
位置登録トラヒックの急激な増大を防止できる。また、
データベース１には位置登録エリア構成テーブルとし
て、過去の位置登録エリア構成として、どのゾーン番号
のゾーンがどの登録エリアコードに属するかの履歴が記
憶されており、且つ位置登録受付テーブルには、どの移
動局がどの無線ゾーンにて位置登録したかが記憶されて
いるので、任意の移動局に着信がある場合、当該移動局
の属する登録エリアコードの範囲内の全無線ゾーンか
ら、その着信呼出しを送信することができるようになる
等の効果がある。
【図１】本発明の一実施形態を示す模式図である。
【図２】本発明に使用される位置登録エリア構成テーブ
ルのフォーマット図である。
ルのフォーマット図である。
【図３】本発明に使用される位置登録受付テーブルのフ
ォーマット図である。
ォーマット図である。
【図４】本発明の下り方向制御チャネルの構造を示すフ
ォーマット図である。
ォーマット図である。
【図５】図２の位置登録エリアの変更のステップを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図６】本発明の移動局の位置登録ステップを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図７】本発明の移動局の位置登録要求に対応するステ
ップを示すフローチャートである。
ップを示すフローチャートである。
【図８】本発明の移動局への着信呼発生時のステップを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図９】図３に示す位置登録受付テーブルのその後の変
化を示すフォーマット図である。
化を示すフォーマット図である。
【図１０】従来の方法を説明するための模式図である。
１ データベース ２ 制御局 １１、１２、１３、１４ 無線基地局 ２１、２２、２３、２４ 無線ゾーン（ゾーン番号Ｚ
１、Ｚ２、Ｚ３、Ｚ４） ３１、３２、３３ 移動局 １０１、１０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ） ２０１、２０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ） ３０１、３０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ）
１、Ｚ２、Ｚ３、Ｚ４） ３１、３２、３３ 移動局 １０１、１０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ） ２０１、２０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ） ３０１、３０２ 位置登録エリア（位置コードＡ、Ｂ）
Claims (5)
- 【請求項１】 移動無線局（以下、移動局という）が無
線基地局から、複数の無線基地局を管理する制御局を介
して公衆電話回線に接続される場合、任意の移動局への
着信呼出信号を伝送するルートを決定するための資料と
して、各移動局が自局の現在位置を登録する位置登録制
御方法において、各制御局は自局が使用するデータベー
スを備え、そのデータベースには、位置登録エリア構成
テーブルと、位置登録受付テーブルとが設けられ、 前記位置登録エリア構成テーブルには、当該制御局の管
理下にある総ての無線基地局がそれぞれ形成する各無線
ゾーンのゾーンコードが現在時点までの位置登録エリア
変更時刻毎においてどの位置コードに属しているかを示
す履歴が記憶され、 前記位置登録受付テーブルには、当該制御局の管理下に
ある総ての無線ゾーンのうちの何れかの無線ゾーンから
位置登録要求信号を送信してきた移動局の番号と位置登
録要求信号を送信した無線ゾーンのゾーンコードと当該
位置登録の受付時刻とが記憶されており、 前記位置登録制御方法は、 前記位置登録エリア構成テーブルを更新する更新ステッ
プ、 前記位置登録受付テーブルを更新する更新ステップ、 前記位置登録受付テーブル内に登録されている移動局に
対する着信呼が発生した場合、前記位置登録受付テーブ
ルから当該移動局の属する無線ゾーンのゾーンコードを
検索する検索ステップ、 前記位置登録エリア構成テーブルを使用して前記検索ス
テップで得たゾーンコードから、当該ゾーンコードの属
する位置コードを決定するステップ、 決定した位置コードに属する総てのゾーンコードを調査
する調査ステップ、 この調査ステップで得られた総てのゾーンコードに対応
する全無線基地局へ当該着信呼信号を送信するよう指示
するステップ、 を備えたことを特徴とする位置登録制御方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の位置登録制御方法におい
て、前記位置登録エリア構成テーブルを更新する更新ス
テップは、 前記制御局を介し前記データベースの位置登録エリア構
成テーブルを更新することを特徴とする位置登録制御方
法。 - 【請求項３】 請求項１記載の位置登録制御方法におい
て、前記位置登録受付テーブルを更新する更新ステップ
は、 移動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け送信する
移動局の登録要求ステップ、 移動局からのこの位置登録要求信号を受信した無線基地
局が、この位置登録要求信号（当該移動局番号を含む）
に当該無線基地局のゾーンコードを付与して前記制御局
に通知するステップ、 この通知を受けた前記制御局において、前記位置登録受
付テーブルを検索し当該移動局の番号が既に登録済みで
あるか否かを調査する調査ステップ、 この調査ステップの結果、当該移動局の番号が登録未で
ある場合は、当該移動局番号の欄を新設し、位置登録要
求を送信したゾーン番号と位置登録受付時刻とを記入
し、 前記調査ステップの結果、当該移動局の番号が登録済で
ある場合は、当該移動局番号の欄の位置登録要求を送信
したゾーン番号と位置登録受付時刻とを訂正するステッ
プを備えたことを特徴とする位置登録制御方法。 - 【請求項４】 請求項３記載の位置登録制御方法におい
て、前記移動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け
送信する移動局の登録要求ステップは、 当該移動局が自局の動作開始時点で無線基地局の報知チ
ャネルを受信してその位置コードを認識するステップ、 移動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け送信する
ステップ、 移動局が前記位置コードを自局のメモリに記憶するステ
ップ、 を備えたことを特徴とする位置登録制御方法。 - 【請求項５】 請求項３記載の位置登録制御方法におい
て、前記移動局が位置登録要求信号を無線基地局に向け
送信する移動局の登録要求ステップは、 当該移動局が自局の所属する無線ゾーンを変更する時点
で新しい無線ゾーンの無線基地局の報知チャネルを受信
してその位置コードを認識するステップ、新しい無線ゾ
ーンの位置コードが記憶している位置コードと異なる場
合は直ちに位置登録要求信号を送信するステップ、 新しい無線ゾーンの位置コードが記憶している位置コー
ドと一致した場合は、この一致が保たれている期間内の
適宜な時点で位置登録要求信号を送信するステップ、 を備えたことを特徴とする位置登録制御方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226599A JP2947280B1 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 位置登録制御方法 |
| US09/362,119 US6510318B1 (en) | 1998-07-28 | 1999-07-28 | Method for location registration of mobile stations in a mobile communications system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226599A JP2947280B1 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 位置登録制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2947280B1 JP2947280B1 (ja) | 1999-09-13 |
| JP2000050346A true JP2000050346A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16847727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10226599A Expired - Fee Related JP2947280B1 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 位置登録制御方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6510318B1 (ja) |
| JP (1) | JP2947280B1 (ja) |
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| JP2009207159A (ja) * | 2009-04-09 | 2009-09-10 | Fujitsu Ltd | 移動局，基地局及び位置登録エリア変更方法 |
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| KR100492970B1 (ko) * | 2002-08-28 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 이동국의 위치 추적이 가능한 무선망 시스템 및 이동국의 위치 추적 방법 |
| US7941142B2 (en) * | 2003-03-28 | 2011-05-10 | Fujitsu Limited | Mobile switchboard, mobile unit, mobile communication system, and position-registration extending method |
| JP4534233B2 (ja) | 2003-09-05 | 2010-09-01 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | モバイル装置の自動検出 |
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| KR100713478B1 (ko) * | 2005-08-09 | 2007-04-30 | 삼성전자주식회사 | 위치정보를 이용한 디지털방송 채널 검색 장치 및 방법 |
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| KR100736051B1 (ko) * | 2005-10-17 | 2007-07-06 | 삼성전자주식회사 | 부가적인 디지털 멀티미디어 방송 기능을 제공하는 장치 및방법 |
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| CN107196851A (zh) * | 2007-11-14 | 2017-09-22 | 高通股份有限公司 | 用于确定有目标的内容消息的适宜性的方法和系统 |
| US20090124241A1 (en) * | 2007-11-14 | 2009-05-14 | Qualcomm Incorporated | Method and system for user profile match indication in a mobile environment |
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| US8326309B2 (en) * | 2009-03-06 | 2012-12-04 | Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. | Resource allocation in co-existence mode |
| EP2787782B1 (en) | 2013-04-01 | 2018-05-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Location registration method and apparatus of terminal in mobile communication system |
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| JP2927920B2 (ja) * | 1990-09-14 | 1999-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 位置登録制御方式 |
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