JP2000049946A - Ｉｓｄｎ自動転送登録解除システム及びその交換装置 - Google Patents
Ｉｓｄｎ自動転送登録解除システム及びその交換装置Info
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- JP2000049946A JP2000049946A JP10215634A JP21563498A JP2000049946A JP 2000049946 A JP2000049946 A JP 2000049946A JP 10215634 A JP10215634 A JP 10215634A JP 21563498 A JP21563498 A JP 21563498A JP 2000049946 A JP2000049946 A JP 2000049946A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外部の端末装置からの呼をＩＳＤＮ用端末装置
に転送するように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網
に対し、外部の端末装置による簡単な操作で自動転送登
録の解除を実行する。 【解決手段】まず、ボタン電話主装置１のデータベース
１７に端末装置５及びＩＳＤＮ用端末装置３それぞれの
識別情報に対応付けて解除を許可されたか否かを示す解
除許可情報を登録しておき、転送発生時に、ＩＳＤＮ網
２からボタン電話主装置１へ呼が転送された旨を示す
‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージを送出し、ボタン電話主装
置１は‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の各情報要素とデ
ータベース１７に記憶された情報とを比較して転送登録
解除を許可された回線であるか否かを判断し、この判断
結果に基づいて、転送登録解除を要求する‘ＳＥＴＵ
Ｐ’メッセージを作成してＩＳＤＮ網２に送出する。
に転送するように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網
に対し、外部の端末装置による簡単な操作で自動転送登
録の解除を実行する。 【解決手段】まず、ボタン電話主装置１のデータベース
１７に端末装置５及びＩＳＤＮ用端末装置３それぞれの
識別情報に対応付けて解除を許可されたか否かを示す解
除許可情報を登録しておき、転送発生時に、ＩＳＤＮ網
２からボタン電話主装置１へ呼が転送された旨を示す
‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージを送出し、ボタン電話主装
置１は‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の各情報要素とデ
ータベース１７に記憶された情報とを比較して転送登録
解除を許可された回線であるか否かを判断し、この判断
結果に基づいて、転送登録解除を要求する‘ＳＥＴＵ
Ｐ’メッセージを作成してＩＳＤＮ網２に送出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ＩＳＤＮ（サー
ビス総合デジタル網：Integrated Services Digital Ne
twork ）において、特に外部の端末装置からの呼をＩＳ
ＤＮ網に接続されたＩＳＤＮ用端末装置へ自動的に転送
するように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対
し、外部からの解除操作により自動転送登録の解除を実
行できるようにしたＩＳＤＮ自動転送登録解除システム
及びその交換装置に関する。
ビス総合デジタル網：Integrated Services Digital Ne
twork ）において、特に外部の端末装置からの呼をＩＳ
ＤＮ網に接続されたＩＳＤＮ用端末装置へ自動的に転送
するように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対
し、外部からの解除操作により自動転送登録の解除を実
行できるようにしたＩＳＤＮ自動転送登録解除システム
及びその交換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＩＳＤＮシステムにおいては、公
衆網等の外部通信網に接続された電話端末等の端末装置
に対しＩＳＤＮ網への自動転送が登録設定されている場
合に、端末装置からの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置
に自動的に転送されるようなシステムが提唱されてい
る。この場合、端末装置及び前記ＩＳＤＮ用端末装置そ
れぞれの識別情報に対応付けて自動転送を行なう旨を示
す情報をＩＳＤＮ網に登録しておく。また、この種のシ
ステムには、ＩＳＤＮ網を収容するボタン電話主装置等
の交換装置が備えられている。
衆網等の外部通信網に接続された電話端末等の端末装置
に対しＩＳＤＮ網への自動転送が登録設定されている場
合に、端末装置からの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置
に自動的に転送されるようなシステムが提唱されてい
る。この場合、端末装置及び前記ＩＳＤＮ用端末装置そ
れぞれの識別情報に対応付けて自動転送を行なう旨を示
す情報をＩＳＤＮ網に登録しておく。また、この種のシ
ステムには、ＩＳＤＮ網を収容するボタン電話主装置等
の交換装置が備えられている。
【０００３】ところで、近年では、上記システムにおい
て、自動転送が登録設定されている端末装置及びＩＳＤ
Ｎ用端末装置に対し、この自動転送登録を自動的に解除
できるようなシステムも要望されている。しかし、ＩＳ
ＤＮ網への転送登録の解除は、交換装置に収容された内
線端末がＩＳＤＮ網に対し転送登録の解除のための発呼
を行なうことによる方法しかない。このため、解除操作
を行なえる場所が限定されることになる。
て、自動転送が登録設定されている端末装置及びＩＳＤ
Ｎ用端末装置に対し、この自動転送登録を自動的に解除
できるようなシステムも要望されている。しかし、ＩＳ
ＤＮ網への転送登録の解除は、交換装置に収容された内
線端末がＩＳＤＮ網に対し転送登録の解除のための発呼
を行なうことによる方法しかない。このため、解除操作
を行なえる場所が限定されることになる。
【０００４】また、上記対策としては、外部から交換装
置内の内線端末に通知して転送登録の解除を行なう方法
も考えられるが、この場合、内線端末の近くにオペレー
タがいないと転送登録の解除を行なうことができない。
置内の内線端末に通知して転送登録の解除を行なう方法
も考えられるが、この場合、内線端末の近くにオペレー
タがいないと転送登録の解除を行なうことができない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記シ
ステムでは、ＩＳＤＮ網に自動転送登録された端末装置
及びＩＳＤＮ用端末装置と、ＩＳＤＮ網に接続されたＩ
ＳＤＮ用端末装置との間を接続した回線に対し、自動転
送登録の解除をＩＳＤＮ網を収容する交換装置内の内線
端末により行なうことしかできず、解除操作を行なえる
場所に制約を受けることになり、さらに端末装置から内
線端末に通知して解除操作を行なう方法をとっても、内
線端末の近くにオペレータがいないと解除操作を行なう
ことができないという問題を有している。
ステムでは、ＩＳＤＮ網に自動転送登録された端末装置
及びＩＳＤＮ用端末装置と、ＩＳＤＮ網に接続されたＩ
ＳＤＮ用端末装置との間を接続した回線に対し、自動転
送登録の解除をＩＳＤＮ網を収容する交換装置内の内線
端末により行なうことしかできず、解除操作を行なえる
場所に制約を受けることになり、さらに端末装置から内
線端末に通知して解除操作を行なう方法をとっても、内
線端末の近くにオペレータがいないと解除操作を行なう
ことができないという問題を有している。
【０００６】そこで、この発明の目的は、外部の端末装
置からの呼をＩＳＤＮ用端末装置に転送するように自動
転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対し、外部の端末装
置による簡単な操作で場所的に制約を受けることなく自
動転送登録の解除を行ない得るＩＳＤＮ自動転送登録解
除システム及びその交換装置を提供することにある。
置からの呼をＩＳＤＮ用端末装置に転送するように自動
転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対し、外部の端末装
置による簡単な操作で場所的に制約を受けることなく自
動転送登録の解除を行ない得るＩＳＤＮ自動転送登録解
除システム及びその交換装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係るＩＳＤＮ
自動転送登録解除システムは、少なくとも１つの内線及
びＩＳＤＮ網をそれぞれ収容し、内線とＩＳＤＮ網との
間の接続に係わる種々機能を有する交換装置と、この交
換装置に対し内線を介して接続される内線端末装置と、
交換装置に対し該ＩＳＤＮ網を介して接続されるＩＳＤ
Ｎ用端末装置と、該ＩＳＤＮ網に接続される外部通信網
と、この外部通信網に接続される端末装置とを具備し、
端末装置及びＩＳＤＮ用端末装置それぞれの識別情報に
対応付けて自動転送を行なう旨を示す情報をＩＳＤＮ網
に登録することにより、内線端末装置に到来した端末装
置からの呼を、前記ＩＳＤＮ網を介して前記ＩＳＤＮ用
端末装置に自動的に転送するＩＳＤＮ自動転送システム
に適用されるものであって、このＩＳＤＮ自動転送シス
テムによるＩＳＤＮ網に対し、自動転送登録の解除を行
なうＩＳＤＮ自動転送登録解除システムを対象にしてい
る。
自動転送登録解除システムは、少なくとも１つの内線及
びＩＳＤＮ網をそれぞれ収容し、内線とＩＳＤＮ網との
間の接続に係わる種々機能を有する交換装置と、この交
換装置に対し内線を介して接続される内線端末装置と、
交換装置に対し該ＩＳＤＮ網を介して接続されるＩＳＤ
Ｎ用端末装置と、該ＩＳＤＮ網に接続される外部通信網
と、この外部通信網に接続される端末装置とを具備し、
端末装置及びＩＳＤＮ用端末装置それぞれの識別情報に
対応付けて自動転送を行なう旨を示す情報をＩＳＤＮ網
に登録することにより、内線端末装置に到来した端末装
置からの呼を、前記ＩＳＤＮ網を介して前記ＩＳＤＮ用
端末装置に自動的に転送するＩＳＤＮ自動転送システム
に適用されるものであって、このＩＳＤＮ自動転送シス
テムによるＩＳＤＮ網に対し、自動転送登録の解除を行
なうＩＳＤＮ自動転送登録解除システムを対象にしてい
る。
【０００８】そして、上記目的を達成するために、交換
装置に、少なくとも自動転送登録の対象となるＩＳＤＮ
用端末装置及び端末装置それぞれの識別情報に対応付け
て解除を許可されたか否かを示す解除許可情報を記憶し
た記憶手段を設け、発呼側である端末装置からの呼が転
送先であるＩＳＤＮ用端末装置に転送される際に、ＩＳ
ＤＮ網と交換装置との間で、記憶手段に記憶された解除
許可情報に基づいて、ＩＳＤＮ網に対する自動転送登録
の解除に必要な制御情報の授受を行ない、この授受され
た制御情報に基づいて、ＩＳＤＮ網に対し自動転送登録
の解除を行なうようにしたものである。
装置に、少なくとも自動転送登録の対象となるＩＳＤＮ
用端末装置及び端末装置それぞれの識別情報に対応付け
て解除を許可されたか否かを示す解除許可情報を記憶し
た記憶手段を設け、発呼側である端末装置からの呼が転
送先であるＩＳＤＮ用端末装置に転送される際に、ＩＳ
ＤＮ網と交換装置との間で、記憶手段に記憶された解除
許可情報に基づいて、ＩＳＤＮ網に対する自動転送登録
の解除に必要な制御情報の授受を行ない、この授受され
た制御情報に基づいて、ＩＳＤＮ網に対し自動転送登録
の解除を行なうようにしたものである。
【０００９】この構成によれば、まず、外部通信網に接
続された端末装置は、交換装置に対し予め自動転送登録
の解除を行なうために端末装置及びＩＳＤＮ用端末装置
それぞれの識別情報に対応付けて解除を許可されたか否
かを示す解除許可情報を登録しておくようにする。以
後、ＩＳＤＮ網に対する転送登録の解除に必要な制御情
報が、発呼側である端末装置からの呼が登録先であるＩ
ＳＤＮ用端末装置に転送される際に、ＩＳＤＮ網と交換
装置との間で交換装置に記憶された解除許可情報に基づ
いて授受されることになり、交換装置はこの制御情報の
授受結果と自装置に記憶されている解除許可情報とに基
づいて、ＩＳＤＮ網に対する転送登録の解除を行なえる
ようになる。すなわち、転送登録の解除を自動的に行な
う機能を交換装置に持たせることが可能となる。
続された端末装置は、交換装置に対し予め自動転送登録
の解除を行なうために端末装置及びＩＳＤＮ用端末装置
それぞれの識別情報に対応付けて解除を許可されたか否
かを示す解除許可情報を登録しておくようにする。以
後、ＩＳＤＮ網に対する転送登録の解除に必要な制御情
報が、発呼側である端末装置からの呼が登録先であるＩ
ＳＤＮ用端末装置に転送される際に、ＩＳＤＮ網と交換
装置との間で交換装置に記憶された解除許可情報に基づ
いて授受されることになり、交換装置はこの制御情報の
授受結果と自装置に記憶されている解除許可情報とに基
づいて、ＩＳＤＮ網に対する転送登録の解除を行なえる
ようになる。すなわち、転送登録の解除を自動的に行な
う機能を交換装置に持たせることが可能となる。
【００１０】このため、外部通信網に接続された端末装
置からの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置に転送される
際に、転送通知を受けた交換装置が自動的にＩＳＤＮ網
に発信して転送登録の解除を行なえるため、交換装置に
収容された内線端末による転送機能をディアクティブに
する番号のダイヤル操作が不要になり、解除操作を行な
える場所に制約を受けないサービスを実現できる。
置からの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置に転送される
際に、転送通知を受けた交換装置が自動的にＩＳＤＮ網
に発信して転送登録の解除を行なえるため、交換装置に
収容された内線端末による転送機能をディアクティブに
する番号のダイヤル操作が不要になり、解除操作を行な
える場所に制約を受けないサービスを実現できる。
【００１１】また、この発明における交換装置は、ＩＳ
ＤＮ網に対する自動転送登録の解除の実行タイミング
を、時間帯に応じて可変設定するようにしているので、
時間帯によってＩＳＤＮ網への自動転送登録を選択的に
解除することも可能となり、さらに、時間帯により料金
等の運用状態の異なるシステムにも柔軟に適用できる。
ＤＮ網に対する自動転送登録の解除の実行タイミング
を、時間帯に応じて可変設定するようにしているので、
時間帯によってＩＳＤＮ網への自動転送登録を選択的に
解除することも可能となり、さらに、時間帯により料金
等の運用状態の異なるシステムにも柔軟に適用できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図１は、この発明
に係わるＩＳＤＮ自動転送登録解除システムの一実施の
形態を示す概略構成図であり、図中符号１はこのシステ
ムの中核をなすボタン電話主装置を示している。
いて図面を参照して詳細に説明する。図１は、この発明
に係わるＩＳＤＮ自動転送登録解除システムの一実施の
形態を示す概略構成図であり、図中符号１はこのシステ
ムの中核をなすボタン電話主装置を示している。
【００１３】このボタン電話主装置１は、有線回線を介
して総合サービスデジタル網（ＩＳＤＮ網）２に接続さ
れる。ＩＳＤＮ網２にはＩＳＤＮ用端末装置３を含む多
くの加入者有線端末装置の他に、コンピュータ・ネット
ワークや企業内ネットワーク等（図示せず）が接続され
る。また、ＩＳＤＮ網２には、アナログ網もしくはＩＳ
ＤＮ網を含む網４が接続され、この網４を介してボタン
電話機等の端末装置５が接続される。このため、端末装
置５は、ＩＳＤＮ網２における自動転送登録が設定され
ていれば、ＩＳＤＮ回線に発呼することにより、呼が自
動的に登録先のＩＳＤＮ用端末装置３に転送される。
して総合サービスデジタル網（ＩＳＤＮ網）２に接続さ
れる。ＩＳＤＮ網２にはＩＳＤＮ用端末装置３を含む多
くの加入者有線端末装置の他に、コンピュータ・ネット
ワークや企業内ネットワーク等（図示せず）が接続され
る。また、ＩＳＤＮ網２には、アナログ網もしくはＩＳ
ＤＮ網を含む網４が接続され、この網４を介してボタン
電話機等の端末装置５が接続される。このため、端末装
置５は、ＩＳＤＮ網２における自動転送登録が設定され
ていれば、ＩＳＤＮ回線に発呼することにより、呼が自
動的に登録先のＩＳＤＮ用端末装置３に転送される。
【００１４】ここで、上記ボタン電話主装置１の構成に
ついて説明する。図２はその構成を示す回路ブロック図
である。ボタン電話主装置１は、ＩＳＤＮトランク回路
１１と、ラインインタフェース回路（ＤＫＵ／ＳＴＵ）
１２と、通話路スイッチ１３と、中央制御回路（ＣＴ
Ｕ）１４と、通話路スイッチ制御回路１４１とを備え、
これらは音声バス（ＰＣＭＨＷ）１５及び制御バス（Ｄ
ＨＷ）１６を介して相互に接続されている。
ついて説明する。図２はその構成を示す回路ブロック図
である。ボタン電話主装置１は、ＩＳＤＮトランク回路
１１と、ラインインタフェース回路（ＤＫＵ／ＳＴＵ）
１２と、通話路スイッチ１３と、中央制御回路（ＣＴ
Ｕ）１４と、通話路スイッチ制御回路１４１とを備え、
これらは音声バス（ＰＣＭＨＷ）１５及び制御バス（Ｄ
ＨＷ）１６を介して相互に接続されている。
【００１５】ＩＳＤＮトランク回路１１はＩＳＤＮの基
本インタフェースに対応する加入者線ＩＳＬを介してＩ
ＳＤＮ網２に接続され、基本インタフェースに従ってＩ
ＳＤＮ網２との間の呼の確立処理等を行なう。
本インタフェースに対応する加入者線ＩＳＬを介してＩ
ＳＤＮ網２に接続され、基本インタフェースに従ってＩ
ＳＤＮ網２との間の呼の確立処理等を行なう。
【００１６】ラインインタフェース回路１２には複数の
内線ＥＬ１〜ＥＬｍが収容されており、これらの内線Ｅ
Ｌ１〜ＥＬｍにはそれぞれ内線端末Ｔ１〜Ｔｍが接続さ
れる。内線端末Ｔ１〜Ｔｍとして使用されるものには、
例えばデジタルボタン電話機、アナログ電話機及びファ
クシミリ装置があり、デジタルボタン電話機はＤＫＵ
に、またアナログ電話機やファクシミリ装置等のアナロ
グ端末はＳＴＵにそれぞれ接続される。ＤＫＵは、デジ
タルボタン電話機に対する発着信処理やデジタル信号の
転送処理等を行なう。ＳＴＵは、アナログ端末に対する
発着信処理を行なうとともに、信号のアナログ／デジタ
ル変換処理等を行なう。
内線ＥＬ１〜ＥＬｍが収容されており、これらの内線Ｅ
Ｌ１〜ＥＬｍにはそれぞれ内線端末Ｔ１〜Ｔｍが接続さ
れる。内線端末Ｔ１〜Ｔｍとして使用されるものには、
例えばデジタルボタン電話機、アナログ電話機及びファ
クシミリ装置があり、デジタルボタン電話機はＤＫＵ
に、またアナログ電話機やファクシミリ装置等のアナロ
グ端末はＳＴＵにそれぞれ接続される。ＤＫＵは、デジ
タルボタン電話機に対する発着信処理やデジタル信号の
転送処理等を行なう。ＳＴＵは、アナログ端末に対する
発着信処理を行なうとともに、信号のアナログ／デジタ
ル変換処理等を行なう。
【００１７】通話路スイッチ１３は、中央制御回路１４
の指示に従い、タイムスイッチ制御回路１４１を介して
上記ＩＳＤＮトランク回路１１とラインインタフェース
回路１２との間で音声バス１５を介して伝送されるデジ
タル信号のチャネル交換を行なう。中央制御回路１４
は、データベース１７に記憶された情報を参照して各回
路における総括的な制御処理を行なう。
の指示に従い、タイムスイッチ制御回路１４１を介して
上記ＩＳＤＮトランク回路１１とラインインタフェース
回路１２との間で音声バス１５を介して伝送されるデジ
タル信号のチャネル交換を行なう。中央制御回路１４
は、データベース１７に記憶された情報を参照して各回
路における総括的な制御処理を行なう。
【００１８】また、ボタン電話主装置１には、ルータ部
１８及びコンピュータ接続インタフェース回路（ＰＣ
Ｉ／Ｆ）１９が内蔵されている。ルータ部１８は、例え
ば１００ＢＡＳＥ−Ｔのイーサネットにより構成される
ＬＡＮを収容し、このＬＡＮを介してパーソナル・コン
ピュータからなる複数のデータ端末ＰＣ１〜ＰＣｎと音
声バス１５との間でデータ転送処理を行なう機能と、デ
ータ端末ＰＣ１〜ＰＣｎと中央制御回路１４との間で制
御コマンド等の転送処理を行なう機能とを備えている。
１８及びコンピュータ接続インタフェース回路（ＰＣ
Ｉ／Ｆ）１９が内蔵されている。ルータ部１８は、例え
ば１００ＢＡＳＥ−Ｔのイーサネットにより構成される
ＬＡＮを収容し、このＬＡＮを介してパーソナル・コン
ピュータからなる複数のデータ端末ＰＣ１〜ＰＣｎと音
声バス１５との間でデータ転送処理を行なう機能と、デ
ータ端末ＰＣ１〜ＰＣｎと中央制御回路１４との間で制
御コマンド等の転送処理を行なう機能とを備えている。
【００１９】コンピュータ接続インタフェース部１９に
は、ＣＴＩ用パーソナル・コンピュータ（ＣＴＩ Ｐ
Ｃ）が接続される。コンピュータ接続インタフェース回
路１９は、ＣＴＩ用パーソナル・コンピュータと音声バ
ス１５との間でデジタル音声信号の転送処理を行なう機
能と、中央制御回路１４とＣＴＩ用パーソナル・コンピ
ュータとの間で制御コマンド等の転送処理を行なう機能
とを備えている。
は、ＣＴＩ用パーソナル・コンピュータ（ＣＴＩ Ｐ
Ｃ）が接続される。コンピュータ接続インタフェース回
路１９は、ＣＴＩ用パーソナル・コンピュータと音声バ
ス１５との間でデジタル音声信号の転送処理を行なう機
能と、中央制御回路１４とＣＴＩ用パーソナル・コンピ
ュータとの間で制御コマンド等の転送処理を行なう機能
とを備えている。
【００２０】次に、以上のように構成されたシステムに
よる転送登録解除動作を説明する。なお、ここではボタ
ン電話主装置１とＩＳＤＮ網２との間で転送登録解除を
行なう場合を例にとって説明する。図３はその手順を示
すシーケンス図であり、図４はデータベース１７に記憶
された内容であり、図５はボタン電話主装置１の中央制
御回路１４の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
よる転送登録解除動作を説明する。なお、ここではボタ
ン電話主装置１とＩＳＤＮ網２との間で転送登録解除を
行なう場合を例にとって説明する。図３はその手順を示
すシーケンス図であり、図４はデータベース１７に記憶
された内容であり、図５はボタン電話主装置１の中央制
御回路１４の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【００２１】ＩＳＤＮ網２に接続されたＩＳＤＮ用端末
装置３への自動転送を契約しているＩＳＤＮ回線におい
て、自動転送を登録すると、網４よりこのＩＳＤＮ回線
に着信があった場合、網４からの呼は、自動的に転送先
のＩＳＤＮ用端末装置３へ転送される。この時、ＩＳＤ
Ｎ網２は、そのＩＳＤＮ回線を収容するボタン電話主装
置１に対して、転送が行なわれたことを通知する‘ＮＯ
ＴＩＦＹ’メッセージを送信する。この‘ＮＯＴＩＦ
Ｙ’メッセージは、ベアラ能力情報要素，通知識別子情
報要素，発信者番号情報要素，発信者番号サブアドレス
情報要素（あった場合），着信者番号情報要素，着信者
番号情報要素及び着信者番号サブアドレス情報要素（あ
った場合）から構成される。
装置３への自動転送を契約しているＩＳＤＮ回線におい
て、自動転送を登録すると、網４よりこのＩＳＤＮ回線
に着信があった場合、網４からの呼は、自動的に転送先
のＩＳＤＮ用端末装置３へ転送される。この時、ＩＳＤ
Ｎ網２は、そのＩＳＤＮ回線を収容するボタン電話主装
置１に対して、転送が行なわれたことを通知する‘ＮＯ
ＴＩＦＹ’メッセージを送信する。この‘ＮＯＴＩＦ
Ｙ’メッセージは、ベアラ能力情報要素，通知識別子情
報要素，発信者番号情報要素，発信者番号サブアドレス
情報要素（あった場合），着信者番号情報要素，着信者
番号情報要素及び着信者番号サブアドレス情報要素（あ
った場合）から構成される。
【００２２】次に、‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージを受信
してからのボタン電話主装置１の中央制御回路１４の動
作を図５を参照して説明する。すなわち、ボタン電話主
装置１の中央制御回路１４は、ＩＳＤＮ網２から‘ＮＯ
ＴＩＦＹ’メッセージを受信すると（ステップＳ１
１）、‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の着信者番号情報
要素から着信者番号を抽出し、この着信者番号がデータ
ベース１７内の自動転送登録の解除を許可されたローカ
ルディレクトリナンバ（ＬＤＮ：網と契約した回線番号
でこの場合は着信者番号のこと）のデータベースと、不
許可のデータベース（共に図４（ｅ）参照）のどちらに
あるかを参照する（ステップＳ１２）。
してからのボタン電話主装置１の中央制御回路１４の動
作を図５を参照して説明する。すなわち、ボタン電話主
装置１の中央制御回路１４は、ＩＳＤＮ網２から‘ＮＯ
ＴＩＦＹ’メッセージを受信すると（ステップＳ１
１）、‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の着信者番号情報
要素から着信者番号を抽出し、この着信者番号がデータ
ベース１７内の自動転送登録の解除を許可されたローカ
ルディレクトリナンバ（ＬＤＮ：網と契約した回線番号
でこの場合は着信者番号のこと）のデータベースと、不
許可のデータベース（共に図４（ｅ）参照）のどちらに
あるかを参照する（ステップＳ１２）。
【００２３】ここで、自動転送登録解除を許可されてい
ない回線と判断された場合（ｎｏ）、中央制御回路１４
は、予め設定された内線端末に、短い鳴動と発信者番号
の表示を行ない、転送呼が発生したことを通知する（ス
テップＳ１３）。
ない回線と判断された場合（ｎｏ）、中央制御回路１４
は、予め設定された内線端末に、短い鳴動と発信者番号
の表示を行ない、転送呼が発生したことを通知する（ス
テップＳ１３）。
【００２４】また、許可されている回線と判断された場
合（ｙｅｓ）、中央制御回路１４は、‘ＮＯＴＩＦＹ’
メッセージ中の発信者番号情報要素から発信者番号を抽
出し、この発信者番号が、そのＩＳＤＮ回線のＬＤＮに
対して、自動転送登録の解除を許可された発信者番号で
あるかどうかをデータベース１７内のデータベース（図
４（ｄ）参照）にて参照する（ステップＳ１４）。そし
て、この発信者番号が自動転送登録解除を許可された番
号であると判断された場合（ｙｅｓ）、中央制御回路１
４は、ＩＳＤＮ網２へ転送登録解除を要求する‘ＳＥＴ
ＵＰ’メッセージを作成する（ステップＳ１５）。な
お、この‘ＳＥＴＵＰ’メッセージは、ＩＳＤＮ網２へ
の転送機能を契約しているＬＤＮとベアラケーパビリテ
ィを持つＩＳＤＮ回線に関する設定データを各種データ
ベースより読み出して作成した、次の各情報要素より構
成される。
合（ｙｅｓ）、中央制御回路１４は、‘ＮＯＴＩＦＹ’
メッセージ中の発信者番号情報要素から発信者番号を抽
出し、この発信者番号が、そのＩＳＤＮ回線のＬＤＮに
対して、自動転送登録の解除を許可された発信者番号で
あるかどうかをデータベース１７内のデータベース（図
４（ｄ）参照）にて参照する（ステップＳ１４）。そし
て、この発信者番号が自動転送登録解除を許可された番
号であると判断された場合（ｙｅｓ）、中央制御回路１
４は、ＩＳＤＮ網２へ転送登録解除を要求する‘ＳＥＴ
ＵＰ’メッセージを作成する（ステップＳ１５）。な
お、この‘ＳＥＴＵＰ’メッセージは、ＩＳＤＮ網２へ
の転送機能を契約しているＬＤＮとベアラケーパビリテ
ィを持つＩＳＤＮ回線に関する設定データを各種データ
ベースより読み出して作成した、次の各情報要素より構
成される。
【００２５】（１）回線のベアラケーパビリティ（図４
（ａ）参照）よりなるベアラ能力情報要素 （２）回線のＬＤＮ（図４（ｂ）参照）よりなる発信者
番号情報要素 （３）転送登録解除を要求するディアクティブコード
（網との契約による番号）からなるキーパッド情報要素
（図４（ｃ）参照） また、発信者番号が自動転送登録解除を許可されていな
い番号であると判断された場合（ｎｏ）、中央制御回路
１４は、上記ステップＳ１３と同様の処理を行なう。
（ａ）参照）よりなるベアラ能力情報要素 （２）回線のＬＤＮ（図４（ｂ）参照）よりなる発信者
番号情報要素 （３）転送登録解除を要求するディアクティブコード
（網との契約による番号）からなるキーパッド情報要素
（図４（ｃ）参照） また、発信者番号が自動転送登録解除を許可されていな
い番号であると判断された場合（ｎｏ）、中央制御回路
１４は、上記ステップＳ１３と同様の処理を行なう。
【００２６】次に、中央制御回路１４は、‘ＳＥＴＵ
Ｐ’メッセージを転送登録されている回線よりＩＳＤＮ
網２へ送出し、転送先のＩＳＤＮ用端末装置３に対し発
呼を行なう（ステップＳ１６）。以後、転送登録解除終
了を通知する‘ＲＥＬＥＡＳＥＣＯＭＰＬＥＴＥ’等の
メッセージをＩＳＤＮ網２より受信後（ステップＳ１
７）、中央制御回路１４は、ＩＳＤＮ用に特定されたＢ
チャネル（ＩＳＤＮ用に特定された通話チャネル）及び
コールレファレンスを解放し、‘ＲＥＬＥＡＳＥＣＯＭ
ＰＬＥＴＥ’メッセージをＩＳＤＮ網２へ返し、呼をク
リアする（ステップＳ１８）。
Ｐ’メッセージを転送登録されている回線よりＩＳＤＮ
網２へ送出し、転送先のＩＳＤＮ用端末装置３に対し発
呼を行なう（ステップＳ１６）。以後、転送登録解除終
了を通知する‘ＲＥＬＥＡＳＥＣＯＭＰＬＥＴＥ’等の
メッセージをＩＳＤＮ網２より受信後（ステップＳ１
７）、中央制御回路１４は、ＩＳＤＮ用に特定されたＢ
チャネル（ＩＳＤＮ用に特定された通話チャネル）及び
コールレファレンスを解放し、‘ＲＥＬＥＡＳＥＣＯＭ
ＰＬＥＴＥ’メッセージをＩＳＤＮ網２へ返し、呼をク
リアする（ステップＳ１８）。
【００２７】以上のように、上記実施の形態によれば、
まず、網４に接続された端末装置５は、ボタン電話主装
置１に対し自動転送登録の対象となる端末装置５及びＩ
ＳＤＮ用端末装置３それぞれの識別情報に対応付けて解
除を許可されたか否かを示す解除許可情報を予めボタン
電話主装置１内のデータベース１７に登録しておくよう
にする。以後、発呼側である端末装置５からの呼が転送
先であるＩＳＤＮ用端末装置３に転送される際に、ＩＳ
ＤＮ網２からボタン電話主装置１へ呼が転送された旨を
示す‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージを送出し、ボタン電話
主装置１は‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の各情報要素
とデータベース１７に記憶された情報とを比較して転送
登録の解除を許可された回線であるか否かを判断して、
この判断結果に基づいて、転送登録の解除を要求する
‘ＳＥＴＵＰ’メッセージを作成してＩＳＤＮ網２に送
出することで、ＩＳＤＮ網２に対し転送登録の解除を行
なえるようになる。すなわち、転送登録の解除を自動的
に行なう機能をボタン電話主装置１に持たせることが可
能となる。
まず、網４に接続された端末装置５は、ボタン電話主装
置１に対し自動転送登録の対象となる端末装置５及びＩ
ＳＤＮ用端末装置３それぞれの識別情報に対応付けて解
除を許可されたか否かを示す解除許可情報を予めボタン
電話主装置１内のデータベース１７に登録しておくよう
にする。以後、発呼側である端末装置５からの呼が転送
先であるＩＳＤＮ用端末装置３に転送される際に、ＩＳ
ＤＮ網２からボタン電話主装置１へ呼が転送された旨を
示す‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージを送出し、ボタン電話
主装置１は‘ＮＯＴＩＦＹ’メッセージ中の各情報要素
とデータベース１７に記憶された情報とを比較して転送
登録の解除を許可された回線であるか否かを判断して、
この判断結果に基づいて、転送登録の解除を要求する
‘ＳＥＴＵＰ’メッセージを作成してＩＳＤＮ網２に送
出することで、ＩＳＤＮ網２に対し転送登録の解除を行
なえるようになる。すなわち、転送登録の解除を自動的
に行なう機能をボタン電話主装置１に持たせることが可
能となる。
【００２８】このため、網４に接続された端末装置５か
らの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置３に転送される際
に、転送通知を受けたボタン電話主装置１が自動的にＩ
ＳＤＮ網２に発信して転送登録の解除を行なえるため、
ボタン電話主装置１に収容された内線端末Ｔ１〜Ｔｍに
より転送機能をディアクティブにする番号のダイヤル操
作が不要になり、解除操作を行なえる場所に制約を受け
ないサービスを実現できる。
らの呼が転送先のＩＳＤＮ用端末装置３に転送される際
に、転送通知を受けたボタン電話主装置１が自動的にＩ
ＳＤＮ網２に発信して転送登録の解除を行なえるため、
ボタン電話主装置１に収容された内線端末Ｔ１〜Ｔｍに
より転送機能をディアクティブにする番号のダイヤル操
作が不要になり、解除操作を行なえる場所に制約を受け
ないサービスを実現できる。
【００２９】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、上記実施の形態におけるボ
タン電話主装置１は、ＩＳＤＮ網２に対する転送登録の
解除の実行タイミングを、時間帯に応じて可変設定する
ようにしてもよい。この場合、網４に接続された端末装
置５は、ボタン電話主装置１のデータベース１７に識別
情報とともに、時間帯によって自動転送登録の解除をす
るかしないかの判別情報も予め登録しておくようにす
る。このため、時間帯によってＩＳＤＮ網２への自動転
送登録を選択的に解除することも可能となり、さらに、
時間帯により料金等の運用状態の異なるシステムにも柔
軟に適用できる。
れるものではない。例えば、上記実施の形態におけるボ
タン電話主装置１は、ＩＳＤＮ網２に対する転送登録の
解除の実行タイミングを、時間帯に応じて可変設定する
ようにしてもよい。この場合、網４に接続された端末装
置５は、ボタン電話主装置１のデータベース１７に識別
情報とともに、時間帯によって自動転送登録の解除をす
るかしないかの判別情報も予め登録しておくようにす
る。このため、時間帯によってＩＳＤＮ網２への自動転
送登録を選択的に解除することも可能となり、さらに、
時間帯により料金等の運用状態の異なるシステムにも柔
軟に適用できる。
【００３０】その他、ボタン電話主装置１、端末装置５
及びＩＳＤＮ用端末装置３の構成や、自動転送登録の解
除に必要な制御情報の種類とその送受信手順、データベ
ース１７に記憶された識別情報の種類などについても、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可
能なことはもちろんのことである。
及びＩＳＤＮ用端末装置３の構成や、自動転送登録の解
除に必要な制御情報の種類とその送受信手順、データベ
ース１７に記憶された識別情報の種類などについても、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可
能なことはもちろんのことである。
【００３１】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
外部の端末装置からの呼をＩＳＤＮ用端末装置に転送す
るように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対し、
外部の端末装置による簡単な操作で場所的に制約を受け
ることなく自動転送登録の解除を行ない得るＩＳＤＮ自
動転送登録解除システム及びその交換装置を提供するこ
とができる。
外部の端末装置からの呼をＩＳＤＮ用端末装置に転送す
るように自動転送登録が設定されたＩＳＤＮ網に対し、
外部の端末装置による簡単な操作で場所的に制約を受け
ることなく自動転送登録の解除を行ない得るＩＳＤＮ自
動転送登録解除システム及びその交換装置を提供するこ
とができる。
【図１】この発明に係るＩＳＤＮ自動転送登録解除シス
テムの一実施の形態を示す概略構成図。
テムの一実施の形態を示す概略構成図。
【図２】同実施の形態におけるボタン電話主装置の構成
を示す回路ブロック図。
を示す回路ブロック図。
【図３】同実施の形態におけるＩＳＤＮ網とボタン電話
主装置との間で自動転送登録解除を行なう際のシーケン
スを示す図。
主装置との間で自動転送登録解除を行なう際のシーケン
スを示す図。
【図４】同実施の形態におけるボタン電話主装置のデー
タベースに記憶された内容を示す図。
タベースに記憶された内容を示す図。
【図５】同実施の形態におけるボタン電話主装置の中央
制御部の動作を示すフローチャート。
制御部の動作を示すフローチャート。
１…ボタン電話主装置、 ２…ＩＳＤＮ網、 ３…ＩＳＤＮ用端末装置、 ４…網、 ５…端末装置、 １１…ＩＳＤＮトランク回路、 １２…ラインインタフェース回路（ＤＫＵ／ＳＴＵ）、 １３…通話路スイッチ、 １４…中央制御回路（ＣＴＵ）、 １５…音声バス（ＰＣＭＨＷ）、 １６…制御バス（ＤＨＷ）、 １７…データベース、 Ｔ１〜Ｔｍ…内線端末、 ＥＬ１〜ＥＬｍ…内線 ＩＳＬ…加入者線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 3/58 １０１ Ｈ０４Ｌ 11/02 Ａ ５Ｋ１０１ Ｆターム(参考） 5K015 AA00 AB00 AD04 AF01 AF09 HA03 5K024 AA45 AA61 BB00 BB04 CC01 DD03 DD04 DD05 GG01 GG13 5K030 HA02 HC02 HC05 JA13 JL08 JT01 KA04 KA05 LB01 LD11 LD18 MD10 5K049 BB02 BB05 BB23 CC11 FF01 FF32 FF47 GG07 GG10 5K051 CC01 CC04 DD03 DD13 EE01 EE02 FF06 HH01 HH02 HH15 HH16 HH19 HH27 JJ00 5K101 KK11 LL03 MM03 NN21 PP03 RR11 RR28 TT02
Claims (8)
- 【請求項１】 少なくとも１つの内線及びＩＳＤＮ網を
それぞれ収容し、内線とＩＳＤＮ網との間の接続に係わ
る種々機能を有する交換装置と、この交換装置に対し前
記内線を介して接続される内線端末装置と、前記交換装
置に対し該ＩＳＤＮ網を介して接続されるＩＳＤＮ用端
末装置と、該ＩＳＤＮ網に接続される外部通信網と、こ
の外部通信網に接続される端末装置とを具備し、前記端
末装置及び前記ＩＳＤＮ用端末装置それぞれの識別情報
に対応付けて自動転送を行なう旨を示す情報を前記ＩＳ
ＤＮ網に登録することにより、前記内線端末装置に到来
した前記端末装置からの呼を、前記ＩＳＤＮ網を介して
前記ＩＳＤＮ用端末装置に自動的に転送するＩＳＤＮ自
動転送システムに適用されるものであって、このＩＳＤ
Ｎ自動転送システムによる前記ＩＳＤＮ網に対し、自動
転送登録の解除を行なうＩＳＤＮ自動転送登録解除シス
テムにおいて、 前記交換装置に、少なくとも自動転送登録の対象となる
前記ＩＳＤＮ用端末装置及び前記端末装置それぞれの識
別情報に対応付けて解除を許可されたか否かを示す解除
許可情報を記憶した記憶手段を設け、 発呼側である前記端末装置からの呼が転送先である前記
ＩＳＤＮ用端末装置に転送される際に、前記ＩＳＤＮ網
と前記交換装置との間で、前記記憶手段に記憶された解
除許可情報に基づいて、前記ＩＳＤＮ網に対する自動転
送登録の解除に必要な制御情報の授受を行なう制御情報
通信手段と、 この制御情報通信手段により授受された制御情報に基づ
いて、前記ＩＳＤＮ網に対し自動転送登録の解除を行な
う転送登録解除手段とを具備してなることを特徴とする
ＩＳＤＮ自動転送登録解除システム。 - 【請求項２】 前記制御情報通信手段は、発呼側である
前記端末装置からの呼が転送先である前記ＩＳＤＮ用端
末装置に転送される際に、前記ＩＳＤＮ網から前記交換
装置へ呼が転送された旨を示す転送情報メッセージを送
出し、前記交換装置はこの転送情報メッセージから前記
端末装置及び前記ＩＳＤＮ用端末装置それぞれの識別情
報を抽出し、この識別情報が前記識別情報記憶手段に記
憶された識別情報に該当するか否か及び解除許可された
か否かを判定し、この判定結果に基づいて転送登録解除
を要求するための解除情報メッセージを作成して前記Ｉ
ＳＤＮ網へ送出する手段を備えることを特徴とする請求
項１記載のＩＳＤＮ自動転送登録解除システム。 - 【請求項３】 前記転送情報メッセージは、ベアラ能力
情報要素、通知識別子情報要素、発信者番号情報要素、
発信者番号サブアドレス情報要素、着信者番号情報要素
及び着信者番号サブアドレス情報要素により構成され、 前記解除情報メッセージは、ベアラ能力情報要素、発信
者番号情報要素及びキーパッド情報要素により構成され
ることを特徴とする請求項２記載のＩＳＤＮ自動転送登
録解除システム。 - 【請求項４】 前記交換装置は、前記ＩＳＤＮ網に対す
る転送登録の解除の実行タイミングを、時間帯に応じて
可変設定する手段を備えることを特徴とする請求項１記
載のＩＳＤＮ自動転送登録解除システム。 - 【請求項５】 少なくとも１つの内線及びＩＳＤＮ網を
それぞれ収容し、内線とＩＳＤＮ網との間の接続に係わ
る種々機能を有する交換装置と、この交換装置に対し前
記内線を介して接続される内線端末装置と、前記交換装
置に対し該ＩＳＤＮ網を介して接続されるＩＳＤＮ用端
末装置と、該ＩＳＤＮ網に接続される外部通信網と、こ
の外部通信網に接続される端末装置とを具備し、前記端
末装置及び前記ＩＳＤＮ用端末装置それぞれの識別情報
に対応付けて自動転送を行なう旨を示す情報を前記ＩＳ
ＤＮ網に登録することにより、前記内線端末装置に到来
した前記端末装置からの呼を、前記ＩＳＤＮ網を介して
前記ＩＳＤＮ用端末装置に自動的に転送するＩＳＤＮ自
動転送システムに適用されるものであって、このＩＳＤ
Ｎ自動転送システムによる前記ＩＳＤＮ網に対し、自動
転送登録の解除を行なうＩＳＤＮ自動転送登録解除シス
テムで使用される交換装置において、 少なくとも自動転送登録の対象となる前記ＩＳＤＮ用端
末装置及び前記端末装置それぞれの識別情報に対応付け
て解除を許可されたか否かを示す解除許可情報を記憶し
た記憶手段と、 発呼側である前記端末装置からの呼が転送先である前記
ＩＳＤＮ用端末装置に転送される際に、前記ＩＳＤＮ網
との間で、前記記憶手段に記憶された解除許可情報に基
づいて、前記ＩＳＤＮ網に対する自動転送登録の解除に
必要な制御情報の授受を行なうための制御情報通信制御
手段と、 この制御情報通信制御手段により授受された制御情報に
基づいて、前記ＩＳＤＮ網に対し自動転送登録の解除を
行なうための転送登録解除制御手段とを具備してなるこ
とを特徴とする交換装置。 - 【請求項６】 前記制御情報通信制御手段は、発呼側で
ある前記端末装置からの呼が転送先である前記ＩＳＤＮ
用端末装置に転送される際に、前記ＩＳＤＮ網から呼が
転送された旨を示す転送情報メッセージを取得し、この
転送情報メッセージから前記端末装置及び前記ＩＳＤＮ
用端末装置が前記識別情報記憶手段に記憶された識別情
報に該当するか否か及び解除が許可されたか否かを判定
し、この判定結果に基づいて前記ＩＳＤＮ網に対する自
動転送登録の解除を要求するための解除情報メッセージ
を作成して前記ＩＳＤＮ網へ送出する手段を備えること
を特徴とする請求項５記載の交換装置。 - 【請求項７】 前記転送情報メッセージは、ベアラ能力
情報要素、通知識別子情報要素、発信者番号情報要素、
発信者番号サブアドレス情報要素、着信者番号情報要素
及び着信者番号サブアドレス情報要素により構成され、 前記解除情報メッセージは、ベアラ能力情報要素、発信
者番号情報要素及びキーパッド情報要素により構成され
ることを特徴とする請求項６記載の交換装置。 - 【請求項８】 さらに、前記ＩＳＤＮ網に対する自動転
送登録の解除の実行タイミングを、時間帯に応じて可変
設定する手段を備えることを特徴とする請求項５記載の
交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10215634A JP2000049946A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | Ｉｓｄｎ自動転送登録解除システム及びその交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10215634A JP2000049946A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | Ｉｓｄｎ自動転送登録解除システム及びその交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000049946A true JP2000049946A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16675663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10215634A Pending JP2000049946A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | Ｉｓｄｎ自動転送登録解除システム及びその交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000049946A (ja) |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP10215634A patent/JP2000049946A/ja active Pending
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