JP2000049714A - 光伝送システム及び方法 - Google Patents
光伝送システム及び方法Info
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- JP2000049714A JP2000049714A JP10214020A JP21402098A JP2000049714A JP 2000049714 A JP2000049714 A JP 2000049714A JP 10214020 A JP10214020 A JP 10214020A JP 21402098 A JP21402098 A JP 21402098A JP 2000049714 A JP2000049714 A JP 2000049714A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２つの光送受信装置の送信量に応じて柔軟に
双方向の伝送容量を変化させることのできる光伝送シス
テム及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１の光送受信装置１と、第
２の光送受信装置２と、これらを接続するための複数の
光ファイバ３１〜３４と、第１の光送受信装置１と光フ
ァイバ３１〜３４とを選択的に接続する第１の光スイッ
チ装置４と、第２の光送受信装置２と光ファイバ３１〜
３４とを選択的に接続する第２の光スイッチ装置５と、
第１の光スイッチ装置４および第２の光スイッチ装置５
を制御する第１の光スイッチ制御装置６と第２の光スイ
ッチ制御装置７と、これらを制御する主制御装置８とを
有する。主制御装置８は、第１の光送受信装置１および
第２の光送受信装置２の送信量に応答して第１の光送受
信装置１および第２の光送受信装置２の送信のために用
いる複数の光ファイバ３１〜３４の数を決定する。
双方向の伝送容量を変化させることのできる光伝送シス
テム及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１の光送受信装置１と、第
２の光送受信装置２と、これらを接続するための複数の
光ファイバ３１〜３４と、第１の光送受信装置１と光フ
ァイバ３１〜３４とを選択的に接続する第１の光スイッ
チ装置４と、第２の光送受信装置２と光ファイバ３１〜
３４とを選択的に接続する第２の光スイッチ装置５と、
第１の光スイッチ装置４および第２の光スイッチ装置５
を制御する第１の光スイッチ制御装置６と第２の光スイ
ッチ制御装置７と、これらを制御する主制御装置８とを
有する。主制御装置８は、第１の光送受信装置１および
第２の光送受信装置２の送信量に応答して第１の光送受
信装置１および第２の光送受信装置２の送信のために用
いる複数の光ファイバ３１〜３４の数を決定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を双方向に
伝送する光伝送システム及び方法に関する。
伝送する光伝送システム及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】情報通信技術の発達に伴い、インターネ
ットやビデオオンデマンド等の双方向コミュニケーショ
ンサービスが普及しつつある。従来の通信では、上り回
線と下り回線共に同容量を確保している。
ットやビデオオンデマンド等の双方向コミュニケーショ
ンサービスが普及しつつある。従来の通信では、上り回
線と下り回線共に同容量を確保している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の双方向コミュニケーションサービスでは、情報の送信
要求をだす「上り回線」と、その情報が送信されてくる
「下り回線」で、それぞれ必要とされる伝送容量が異な
る場合が多い。また、社会的背景や昼夜などの時間帯等
により、上り回線および下り回線の需要は刻々と変化す
る。従来の通信システムにおいては、伝送路のもつ容量
を効率的に使用していないという問題がある。
の双方向コミュニケーションサービスでは、情報の送信
要求をだす「上り回線」と、その情報が送信されてくる
「下り回線」で、それぞれ必要とされる伝送容量が異な
る場合が多い。また、社会的背景や昼夜などの時間帯等
により、上り回線および下り回線の需要は刻々と変化す
る。従来の通信システムにおいては、伝送路のもつ容量
を効率的に使用していないという問題がある。
【０００４】この問題を解決する通信方式として、電気
通信分野ではＡＤＳＬ等の技術が実用化されつつある
が、基幹系で主流の光通信分野では、ほとんど検討され
ていない。
通信分野ではＡＤＳＬ等の技術が実用化されつつある
が、基幹系で主流の光通信分野では、ほとんど検討され
ていない。
【０００５】本発明の目的は、２つの光送受信装置の送
信量に応じて柔軟に双方向の伝送容量を変化させること
のできる光伝送システム及び方法を提供することにあ
る。
信量に応じて柔軟に双方向の伝送容量を変化させること
のできる光伝送システム及び方法を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第１のものは、第１の光送受信装置と、第
２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置と前記第
２の光送受信装置とを接続するための複数の光ファイバ
と、前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバと
を選択的に接続する第１の光スイッチ装置と、前記第２
の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選択的に接
続する第２の光スイッチ装置と、前記第１の光送受信装
置と前記第２の光送受信装置と前記第１の光スイッチ装
置および前記第２の光スイッチ装置に接続され前記第１
の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置を制
御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第１の
光送受信装置および前記第２の光送受信装置の送信量に
応答して前記第１の光送受信装置および前記第２の光送
受信装置の送信のために用いる前記複数の光ファイバの
数を決定することを特徴とする。
に、本発明の第１のものは、第１の光送受信装置と、第
２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置と前記第
２の光送受信装置とを接続するための複数の光ファイバ
と、前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバと
を選択的に接続する第１の光スイッチ装置と、前記第２
の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選択的に接
続する第２の光スイッチ装置と、前記第１の光送受信装
置と前記第２の光送受信装置と前記第１の光スイッチ装
置および前記第２の光スイッチ装置に接続され前記第１
の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置を制
御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第１の
光送受信装置および前記第２の光送受信装置の送信量に
応答して前記第１の光送受信装置および前記第２の光送
受信装置の送信のために用いる前記複数の光ファイバの
数を決定することを特徴とする。
【０００７】本発明の第２のものは、第１の光送受信装
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記光ファイバに設けられ光信号を増幅す
る双方向光アンプと、前記第１の光送受信装置と前記複
数の光ファイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ
装置と、前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイ
バとを選択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記
第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第
１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に
接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光
スイッチ装置を制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記第１の光送受信装置および前記第２の光送受
信装置の送信量に応答して前記第１の光送受信装置およ
び前記第２の光送受信装置の送信のために用いる前記複
数の光ファイバの数を決定することを特徴とする。
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記光ファイバに設けられ光信号を増幅す
る双方向光アンプと、前記第１の光送受信装置と前記複
数の光ファイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ
装置と、前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイ
バとを選択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記
第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第
１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に
接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光
スイッチ装置を制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記第１の光送受信装置および前記第２の光送受
信装置の送信量に応答して前記第１の光送受信装置およ
び前記第２の光送受信装置の送信のために用いる前記複
数の光ファイバの数を決定することを特徴とする。
【０００８】本発明の第３のものは、第１の光送受信装
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記第１の光送受信装置と前記複数の光フ
ァイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ装置と、
前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記第１の光
送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第１の光ス
イッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に接続され
前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ
装置を制御する制御手段とを有する光伝送システムの光
伝送方法において、前記第１の光送受信装置および前記
第２の光送受信装置の送信量に応答して前記第１の光送
受信装置および前記第２の光送受信装置の送信のために
用いる前記複数の光ファイバの数を決定するステップを
有することを特徴とする。
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記第１の光送受信装置と前記複数の光フ
ァイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ装置と、
前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記第１の光
送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第１の光ス
イッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に接続され
前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ
装置を制御する制御手段とを有する光伝送システムの光
伝送方法において、前記第１の光送受信装置および前記
第２の光送受信装置の送信量に応答して前記第１の光送
受信装置および前記第２の光送受信装置の送信のために
用いる前記複数の光ファイバの数を決定するステップを
有することを特徴とする。
【０００９】本発明の第４のものは、第１の光送受信装
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記光ファイバに設けられ光信号を増幅す
る双方向光アンプと、前記第１の光送受信装置と前記複
数の光ファイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ
装置と、前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイ
バとを選択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記
第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第
１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に
接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光
スイッチ装置を制御する制御手段とを有する光伝送シス
テムの光伝送方法において、前記第１の光送受信装置お
よび前記第２の光送受信装置の送信量に応答して前記第
１の光送受信装置および前記第２の光送受信装置の送信
のために用いる前記複数の光ファイバの数を決定するス
テップを有することを特徴とする。
置と、第２の光送受信装置と、前記第１の光送受信装置
と前記第２の光送受信装置とを接続するための複数の光
ファイバと、前記光ファイバに設けられ光信号を増幅す
る双方向光アンプと、前記第１の光送受信装置と前記複
数の光ファイバとを選択的に接続する第１の光スイッチ
装置と、前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイ
バとを選択的に接続する第２の光スイッチ装置と、前記
第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前記第
１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置に
接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光
スイッチ装置を制御する制御手段とを有する光伝送シス
テムの光伝送方法において、前記第１の光送受信装置お
よび前記第２の光送受信装置の送信量に応答して前記第
１の光送受信装置および前記第２の光送受信装置の送信
のために用いる前記複数の光ファイバの数を決定するス
テップを有することを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の第１の実
施の形態としての光伝送システムを示している。図１に
示すように、本発明の第１の実施の形態としての光伝送
システムは、第１の光送受信装置１と、第２の光送受信
装置２と、前記第１の光送受信装置１と前記第２の光送
受信装置２とを接続するための複数の光ファイバ３１〜
３４と、第１の光送受信装置１と複数の光ファイバ３１
〜３４とを選択的に接続する第１の光スイッチ装置４
と、第２の光送受信装置２と複数の光ファイバ３１〜３
４とを選択的に接続する第２の光スイッチ装置５と、第
１の光スイッチ装置４および第２の光スイッチ装置５を
制御する第１の光スイッチ制御装置６と第２の光スイッ
チ制御装置７と、これらの第１の光スイッチ制御装置６
と第２の光スイッチ制御装置７と第１の光送受信装置１
および前記第２の光送受信装置２に接続されている主制
御装置８とを有している。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の第１の実
施の形態としての光伝送システムを示している。図１に
示すように、本発明の第１の実施の形態としての光伝送
システムは、第１の光送受信装置１と、第２の光送受信
装置２と、前記第１の光送受信装置１と前記第２の光送
受信装置２とを接続するための複数の光ファイバ３１〜
３４と、第１の光送受信装置１と複数の光ファイバ３１
〜３４とを選択的に接続する第１の光スイッチ装置４
と、第２の光送受信装置２と複数の光ファイバ３１〜３
４とを選択的に接続する第２の光スイッチ装置５と、第
１の光スイッチ装置４および第２の光スイッチ装置５を
制御する第１の光スイッチ制御装置６と第２の光スイッ
チ制御装置７と、これらの第１の光スイッチ制御装置６
と第２の光スイッチ制御装置７と第１の光送受信装置１
および前記第２の光送受信装置２に接続されている主制
御装置８とを有している。
【００１１】第１の光送受信装置１は、第１の光送信装
置９と第１の光受信装置１０とを有している。第１の光
送信装置９は、４つの送信回路９１〜９４と、これらの
送信端子９１ｔ〜９４ｔとを有している。第１の光受信
装置１０は、４つの受信回路１０１〜１０４と、これら
の受信端子１０１ｒ〜１０４ｒとを有している。同様
に、第２の光送受信装置２は、第２の光送信装置１１と
第２の光受信装置１２とを有している。第２の光送信装
置１１は、４つの送信回路１１１〜１１４と、これらの
送信端子１１１ｔ〜１１４ｔとを有している。第１の光
受信装置１２は、４つの受信回路１２１〜１２４と、こ
れらの受信端子１２１ｒ〜１２４ｒとを有している。
置９と第１の光受信装置１０とを有している。第１の光
送信装置９は、４つの送信回路９１〜９４と、これらの
送信端子９１ｔ〜９４ｔとを有している。第１の光受信
装置１０は、４つの受信回路１０１〜１０４と、これら
の受信端子１０１ｒ〜１０４ｒとを有している。同様
に、第２の光送受信装置２は、第２の光送信装置１１と
第２の光受信装置１２とを有している。第２の光送信装
置１１は、４つの送信回路１１１〜１１４と、これらの
送信端子１１１ｔ〜１１４ｔとを有している。第１の光
受信装置１２は、４つの受信回路１２１〜１２４と、こ
れらの受信端子１２１ｒ〜１２４ｒとを有している。
【００１２】主制御装置８は、第１の光送受信装置１お
よび第２の光送受信装置２の送信量を判断して第１の光
スイッチ制御装置６と第２の光スイッチ制御装置７に制
御信号を与える。すなわち、主制御装置８は、第１の光
送受信装置１および第２の光送受信装置２の送信量に応
答して第１の光送受信装置１および第２の光送受信装置
２の送信のために用いる複数の光ファイバ３１〜３４の
数を決定する制御信号を第１の光スイッチ装置４と第２
の光スイッチ装置５に与える。第１の光スイッチ制御装
置６および第２の光スイッチ制御装置７は、主制御装置
８からの制御信号に基づいて、第１のスイッチ制御信号
および第２のスイッチ制御信号を発生して第１の光スイ
ッチ装置４および第２の光スイッチ装置５に与える。第
１の光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６
からの第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ
３１〜３４を第１の光送受信装置１の送信端子９１ｔ〜
９４ｔおよび受信端子１０１ｒ〜１０４ｒのいずれかに
接続する。第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッ
チ制御装置７からの第２のスイッチ制御信号に応答し
て、光ファイバ３１〜３４を第２の光送受信装置２の送
信端子１１１ｔ〜１１４ｔおよび受信端子１２１ｒ〜１
２４ｒのいずれかに接続する。
よび第２の光送受信装置２の送信量を判断して第１の光
スイッチ制御装置６と第２の光スイッチ制御装置７に制
御信号を与える。すなわち、主制御装置８は、第１の光
送受信装置１および第２の光送受信装置２の送信量に応
答して第１の光送受信装置１および第２の光送受信装置
２の送信のために用いる複数の光ファイバ３１〜３４の
数を決定する制御信号を第１の光スイッチ装置４と第２
の光スイッチ装置５に与える。第１の光スイッチ制御装
置６および第２の光スイッチ制御装置７は、主制御装置
８からの制御信号に基づいて、第１のスイッチ制御信号
および第２のスイッチ制御信号を発生して第１の光スイ
ッチ装置４および第２の光スイッチ装置５に与える。第
１の光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６
からの第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ
３１〜３４を第１の光送受信装置１の送信端子９１ｔ〜
９４ｔおよび受信端子１０１ｒ〜１０４ｒのいずれかに
接続する。第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッ
チ制御装置７からの第２のスイッチ制御信号に応答し
て、光ファイバ３１〜３４を第２の光送受信装置２の送
信端子１１１ｔ〜１１４ｔおよび受信端子１２１ｒ〜１
２４ｒのいずれかに接続する。
【００１３】次に、本発明の光伝送システムの具体的な
動作を説明する。まず、第１の光送受信装置１から第２
の光送受信装置２への光信号の送信量と第２の光送受信
装置２から第１の光送受信装置１への光信号の送信量と
がほぼ等しい場合の光伝送システムの動作を説明する。
動作を説明する。まず、第１の光送受信装置１から第２
の光送受信装置２への光信号の送信量と第２の光送受信
装置２から第１の光送受信装置１への光信号の送信量と
がほぼ等しい場合の光伝送システムの動作を説明する。
【００１４】この場合には、図２に示すように、第１の
光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６から
の第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ３
１，３２を第１の光送受信装置１の送信端子９１ｔ，９
２ｔに接続し、かつ、光ファイバ３３，３４を第１の光
送受信装置１の受信端子１０３ｒ，１０４ｒに接続す
る。第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッチ制御
装置７からの第２のスイッチ制御信号に応答して、光フ
ァイバ３１，３２を第２の光送受信装置１の受信端子１
２１ｒ，１２２ｒに接続し、かつ、光ファイバ３３，３
４を第２の光送受信装置２の送信端子１１３ｔ，１１４
ｔに接続する。これにより、光伝送システムは、双方向
とも容量が等しい対称通信を行う（図４参照）。
光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６から
の第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ３
１，３２を第１の光送受信装置１の送信端子９１ｔ，９
２ｔに接続し、かつ、光ファイバ３３，３４を第１の光
送受信装置１の受信端子１０３ｒ，１０４ｒに接続す
る。第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッチ制御
装置７からの第２のスイッチ制御信号に応答して、光フ
ァイバ３１，３２を第２の光送受信装置１の受信端子１
２１ｒ，１２２ｒに接続し、かつ、光ファイバ３３，３
４を第２の光送受信装置２の送信端子１１３ｔ，１１４
ｔに接続する。これにより、光伝送システムは、双方向
とも容量が等しい対称通信を行う（図４参照）。
【００１５】次に、第１の光送受信装置１から第２の光
送受信装置２への光信号の送信量が第２の光送受信装置
２から第１の光送受信装置１への光信号の送信量より大
きくなった場合の光伝送システムの動作を説明する。
送受信装置２への光信号の送信量が第２の光送受信装置
２から第１の光送受信装置１への光信号の送信量より大
きくなった場合の光伝送システムの動作を説明する。
【００１６】この場合には、図３に示すように、第１の
光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６から
の第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ３
１，３２，３３を第１の光送受信装置１の送信端子９１
ｔ，９２ｔ，９４ｔに接続し、かつ、光ファイバ３４を
第１の光送受信装置１の受信端子１０４ｒに接続する。
第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッチ制御装置
７からの第２のスイッチ制御信号に応答して、光ファイ
バ３１，３２，３３を第２の光送受信装置２の受信端子
１２１ｒ，１２２ｒ，１２４ｒに接続し、かつ、光ファ
イバ３４を第２の光送受信装置２の送信端子１１４ｔに
接続する。これにより、光伝送システムは、需要が多い
第１の光送受信装置１から第２の光送受信装置２への光
信号の回線容量が増え、比較的需要の少ない第２の光送
受信装置２から第１の光送受信装置１への光信号の回線
容量が減り、需要に応じた非対称の通信を行う（図５参
照）。
光スイッチ装置４は、第１の光スイッチ制御装置６から
の第１のスイッチ制御信号に応答して、光ファイバ３
１，３２，３３を第１の光送受信装置１の送信端子９１
ｔ，９２ｔ，９４ｔに接続し、かつ、光ファイバ３４を
第１の光送受信装置１の受信端子１０４ｒに接続する。
第２の光スイッチ装置５は、第２の光スイッチ制御装置
７からの第２のスイッチ制御信号に応答して、光ファイ
バ３１，３２，３３を第２の光送受信装置２の受信端子
１２１ｒ，１２２ｒ，１２４ｒに接続し、かつ、光ファ
イバ３４を第２の光送受信装置２の送信端子１１４ｔに
接続する。これにより、光伝送システムは、需要が多い
第１の光送受信装置１から第２の光送受信装置２への光
信号の回線容量が増え、比較的需要の少ない第２の光送
受信装置２から第１の光送受信装置１への光信号の回線
容量が減り、需要に応じた非対称の通信を行う（図５参
照）。
【００１７】次に、本発明の第２の実施の形態としての
光伝送システムを図６に基づいて説明する。本発明の第
２の実施の形態としての光伝送システムは、海底ケーブ
ル等に代表される有中継伝送に本システムを適用した例
である。本発明の第２の実施の形態においては、本発明
の第１の実施の形態としての光伝送システムと同じ構成
要素には同じ参照符号が付されている。本発明の第２の
実施の形態としての光伝送システムは、第１の光送受信
装置１と、第２の光送受信装置２と、複数の光ファイバ
３１〜３４と、第１の光スイッチ装置４と、第２の光ス
イッチ装置５と、第１の光スイッチ制御装置６と第２の
光スイッチ制御装置７と、主制御装置８とを有し、さら
に複数の光ファイバ３１〜３４にそれぞれ設けられた複
数の双方向光アンプ１３１〜１３４および双方向光アン
プ１４１〜１４４を有する。双方向光アンプ１３１〜１
３４、１４１〜１４４は、光信号を双方向において増幅
する。
光伝送システムを図６に基づいて説明する。本発明の第
２の実施の形態としての光伝送システムは、海底ケーブ
ル等に代表される有中継伝送に本システムを適用した例
である。本発明の第２の実施の形態においては、本発明
の第１の実施の形態としての光伝送システムと同じ構成
要素には同じ参照符号が付されている。本発明の第２の
実施の形態としての光伝送システムは、第１の光送受信
装置１と、第２の光送受信装置２と、複数の光ファイバ
３１〜３４と、第１の光スイッチ装置４と、第２の光ス
イッチ装置５と、第１の光スイッチ制御装置６と第２の
光スイッチ制御装置７と、主制御装置８とを有し、さら
に複数の光ファイバ３１〜３４にそれぞれ設けられた複
数の双方向光アンプ１３１〜１３４および双方向光アン
プ１４１〜１４４を有する。双方向光アンプ１３１〜１
３４、１４１〜１４４は、光信号を双方向において増幅
する。
【００１８】次に、本発明の第３の実施の形態としての
光伝送システムを図７に基づいて説明する。本発明の第
３の実施の形態においては、本発明の第１の実施の形態
としての光伝送システムと同じ構成要素には同じ参照符
号が付されている。本発明の第３の実施の形態としての
光伝送システムは、第１の光送受信装置１と、第２の光
送受信装置２と、複数の光ファイバ３１〜３Ｎ（Ｎは５
以上の整数である）と、第１の光スイッチ装置４と、第
２の光スイッチ装置５と、第１の光スイッチ制御装置６
と第２の光スイッチ制御装置７と、主制御装置８とを有
している。
光伝送システムを図７に基づいて説明する。本発明の第
３の実施の形態においては、本発明の第１の実施の形態
としての光伝送システムと同じ構成要素には同じ参照符
号が付されている。本発明の第３の実施の形態としての
光伝送システムは、第１の光送受信装置１と、第２の光
送受信装置２と、複数の光ファイバ３１〜３Ｎ（Ｎは５
以上の整数である）と、第１の光スイッチ装置４と、第
２の光スイッチ装置５と、第１の光スイッチ制御装置６
と第２の光スイッチ制御装置７と、主制御装置８とを有
している。
【００１９】第１の光送受信装置１は、第１の光送信装
置９と第１の光受信装置１０とを有している。第１の光
送信装置９は、複数の送信回路９１〜９Ｍ（Ｍは５以上
の整数である）と、これらの送信端子９１ｔ〜９Ｍｔと
を有している。第１の光受信装置１０は、複数の受信回
路１０１〜１０Ｍと、これらの受信端子１０１ｒ〜１０
Ｍｒとを有している。同様に、第２の光送受信装置２
は、第２の光送信装置１１と第２の光受信装置１２とを
有している。第２の光送信装置１１は、複数の送信回路
１１１〜１１Ｍと、これらの送信端子１１１ｔ〜１１Ｍ
ｔとを有している。第２の光受信装置１２は、複数の受
信回路１２１〜１２Ｍと、これらの受信端子１２１ｒ〜
１２Ｍｒとを有している。
置９と第１の光受信装置１０とを有している。第１の光
送信装置９は、複数の送信回路９１〜９Ｍ（Ｍは５以上
の整数である）と、これらの送信端子９１ｔ〜９Ｍｔと
を有している。第１の光受信装置１０は、複数の受信回
路１０１〜１０Ｍと、これらの受信端子１０１ｒ〜１０
Ｍｒとを有している。同様に、第２の光送受信装置２
は、第２の光送信装置１１と第２の光受信装置１２とを
有している。第２の光送信装置１１は、複数の送信回路
１１１〜１１Ｍと、これらの送信端子１１１ｔ〜１１Ｍ
ｔとを有している。第２の光受信装置１２は、複数の受
信回路１２１〜１２Ｍと、これらの受信端子１２１ｒ〜
１２Ｍｒとを有している。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、２つの光送受信装置の送信量
に応じて柔軟に双方向の伝送容量を変化させることがで
きるため、伝送路の持つ通信容量を効率的に利用でき
る。
に応じて柔軟に双方向の伝送容量を変化させることがで
きるため、伝送路の持つ通信容量を効率的に利用でき
る。
【００２１】また、本発明は、既設の伝送路を活用する
場合に、その伝送路中に光アンプ等の双方向通信の障害
になるものがなければ、伝送路の両端を本発明の光伝送
システムに置き換えるだけでよく、既存システムからの
拡張も簡便に行うことができる。
場合に、その伝送路中に光アンプ等の双方向通信の障害
になるものがなければ、伝送路の両端を本発明の光伝送
システムに置き換えるだけでよく、既存システムからの
拡張も簡便に行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態としての光伝送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図２】図１の光伝送システムの構成および動作を説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図３】図１の光伝送システムの構成および動作を説明
するための他のブロック図である。
するための他のブロック図である。
【図４】図１の光伝送システムの動作を説明するための
図である。
図である。
【図５】図１の光伝送システムの動作を説明するための
他の図である。
他の図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態としての光伝送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態としての光伝送シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
１ 第１の光送受信装置 ２ 第２の光送受信装置 ３１〜３４ 光ファイバ ４ 第１の光スイッチ装置 ５ 第２の光スイッチ装置 ６ 第１の光スイッチ制御装置 ７ 第２の光スイッチ制御装置 ８ 主制御装置 ９ 第１の光送信装置 ９１〜９４ 送信回路 １０ 第１の光受信装置 １０１〜１０４ 受信回路 １１ 第２の光送信装置 １１１〜１１４ 送信回路 １２ 第２の光受信装置 １２１〜１２４ 受信回路 １３１〜１３４ 双方向光アンプ １４１〜１４４ 双方向光アンプ
Claims (6)
- 【請求項１】 第１の光送受信装置と、 第２の光送受信装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置とを
接続するための複数の光ファイバと、 前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第１の光スイッチ装置と、 前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前
記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装
置に接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２
の光スイッチ装置を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記第１の光送受信装置および前記第
２の光送受信装置の送信量に応答して前記第１の光送受
信装置および前記第２の光送受信装置の送信のために用
いる前記複数の光ファイバの数を決定することを特徴と
する光伝送システム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の光伝送システムにおい
て、 前記制御手段は、 第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装置
を制御する第１の光スイッチ制御装置と第２の光スイッ
チ制御装置と、 前記第１の光スイッチ制御装置と第２の光スイッチ制御
装置と前記第１の光送受信装置および前記第２の光送受
信装置に接続され前記第１の光送受信装置および前記第
２の光送受信装置の送信量を判断して前記第１の光スイ
ッチ制御装置と前記第２の光スイッチ制御装置に制御信
号を与える主制御装置とを有することを特徴とする光伝
送システム。 - 【請求項３】 第１の光送受信装置と、 第２の光送受信装置と、 前記第１の光送受信装置と第２の光送受信装置とを接続
するための複数の光ファイバと、 前記光ファイバに設けられ光信号を増幅する双方向光ア
ンプと、 前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第１の光スイッチ装置と、 前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前
記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装
置に接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２
の光スイッチ装置を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記第１の光送受信装置および前記第
２の光送受信装置の送信量に応答して前記第１の光送受
信装置および前記第２の光送受信装置の送信のために用
いる前記複数の光ファイバの数を決定することを特徴と
する光伝送システム。 - 【請求項４】 請求項３に記載の光伝送システムにおい
て、 前記制御手段は、 前記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ
装置を制御する第１の光スイッチ制御装置と第２の光ス
イッチ制御装置と、 前記第１の光スイッチ制御装置と前記第２の光スイッチ
制御装置と前記第１の光送受信装置および前記第２の光
送受信装置に接続され前記第１の光送受信装置および前
記第２の光送受信装置の送信量を判断して前記第１の光
スイッチ制御装置と前記第２の光スイッチ制御装置に制
御信号を与える主制御装置とを有することを特徴とする
光伝送システム。 - 【請求項５】 第１の光送受信装置と、 第２の光送受信装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置とを
接続するための複数の光ファイバと、 前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第１の光スイッチ装置と、 前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前
記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装
置に接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２
の光スイッチ装置を制御する制御手段とを有する光伝送
システムの光伝送方法において、 前記第１の光送受信装置および前記第２の光送受信装置
の送信量に応答して前記第１の光送受信装置および前記
第２の光送受信装置の送信のために用いる前記複数の光
ファイバの数を決定するステップを有することを特徴と
する光伝送方法。 - 【請求項６】 第１の光送受信装置と、 第２の光送受信装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置とを
接続するための複数の光ファイバと、 前記光ファイバに設けられ光信号を増幅する双方向光ア
ンプと、 前記第１の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第１の光スイッチ装置と、 前記第２の光送受信装置と前記複数の光ファイバとを選
択的に接続する第２の光スイッチ装置と、 前記第１の光送受信装置と前記第２の光送受信装置と前
記第１の光スイッチ装置および前記第２の光スイッチ装
置に接続され前記第１の光スイッチ装置および前記第２
の光スイッチ装置を制御する制御手段とを有する光伝送
システムの光伝送方法において、 前記第１の光送受信装置および前記第２の光送受信装置
の送信量に応答して前記第１の光送受信装置および前記
第２の光送受信装置の送信のために用いる前記複数の光
ファイバの数を決定するステップを有することを特徴と
する光伝送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10214020A JP2000049714A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 光伝送システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10214020A JP2000049714A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 光伝送システム及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000049714A true JP2000049714A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16648953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10214020A Pending JP2000049714A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 光伝送システム及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000049714A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006203589A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nec Corp | コアネットワークシステム及び光伝送装置 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP10214020A patent/JP2000049714A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006203589A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nec Corp | コアネットワークシステム及び光伝送装置 |
| JP4501697B2 (ja) * | 2005-01-21 | 2010-07-14 | 日本電気株式会社 | コアネットワークシステム及び光伝送装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020219 |