JP2000049594A - 分周回路及び直並列変換回路並びに通信用lsi - Google Patents

分周回路及び直並列変換回路並びに通信用lsi

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JP2000049594A
JP2000049594A JP10217003A JP21700398A JP2000049594A JP 2000049594 A JP2000049594 A JP 2000049594A JP 10217003 A JP10217003 A JP 10217003A JP 21700398 A JP21700398 A JP 21700398A JP 2000049594 A JP2000049594 A JP 2000049594A
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flop
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circuit
clock
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路動作の高速化を図ることにある。 【解決手段】 第1フリップフロップ(12)、その出
力端子からの出力信号を論理反転してデータ入力端子に
伝達するためのインバータ(13)、第2フリップフロ
ップ(16)、第1フリップフロップの出力データを第
2フリップフロップのデータ入力端子に伝達するための
論理回路(14,15)とを設け、第1フリップフロッ
プの出力端子から第1分周出力信号を取り出すことで、
第1フリップフロップの出力信号に基づいて第1分周出
力信号を形成するためのフリップフロップや、このフリ
ップフロップに上記第1フリップフロップの出力信号を
伝達するためのインバータを不要として、回路動作の高
速化、消費電流の低減化、及びレイアウト面積の低減化
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号伝達技術に関
し、例えばファイバチャネル用送受信LSIに適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯における周波数逓降(分
周)は、フリップフロップを用いて行うことができる。
薄膜回路による微小パターン設計により最高トグル周波
数4GHzの高速フリップフロップができており、2G
Hzへの分周が可能となっている。
【0003】尚、分周回路について記載された文献の例
としては、昭和58年8月20日に株式会社オーム社か
ら発行された「電子通信ハンドブック(第787頁)」
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】分周回路として、入力
されたクロックを2分周してそれを相補レベルで出力す
るようにした回路がある。この回路は、図3に示される
ように構成される。
【0005】クロック信号φCKはバッファ31を介し
てフリップフロップ32のクロック入力端子(CK)に
伝達される。このフリップフロップ32の出力端子
(Q)はノードNB1とされ、このノードNB1の信号
は、インバータ33を介してデータ入力端子(D)に伝
達され、また、インバータ34,35を介してフリップ
フロップ36のデータ入力端子(D)に伝達される。上
記インバータ33の出力端子は、ノードNB2とされ、
このノードNB2の信号はインバータ44,45を介し
てフリップフロップ41のデータ入力端子(D)に伝達
される。
【0006】上記フリップフロップ41,36のクロッ
ク入力端子(CK)には、上記バッファ31を介してク
ロック信号φCKが伝達される。フリップフロップ41
の出力端子(Q)からの出力信号はバッファ37を介し
て後段回路へ伝達される。この信号は第1分周クロック
信号BCK1とされる。フリップフロップ36の出力端
子(Q)からの出力信号はバッファ38を介して後段回
路へ伝達される。この信号は第2分周クロック信号BC
K2とされる。
【0007】このような回路構成について本願発明者が
検討したところ、フリップフロップ32からフリップフ
ロップ41に至る信号伝達経路にインバータが3個存在
するために、回路動作の高速化が阻害され、また、上記
のようにインバータが3個存在するために消費電流の低
減化が阻害され、半導体チップにおいてはチップレイア
ウト面積の縮小化が阻害されるのが見いだされた。
【0008】本発明の目的は、回路動作の高速化を図る
ことにある。
【0009】本発明の別の目的は、消費電流の低減化を
図ることにある。
【0010】本発明の別の目的は、レイアウト面積の低
減化を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0012】すなわち、クロック入力端子に入力された
クロック信号に同期して、データ入力端子に入力された
データを出力端子から出力する第1フリップフロップ
(12)を設け、この第1フリップフロップの出力端子
からの出力信号を論理反転して第1フリップフロップの
データ入力端子に伝達するためのインバータ(13)を
設け、クロック入力端子に入力されたクロック信号に同
期して、データ入力端子に入力されたデータを出力端子
から出力する第2フリップフロップ(16)を設け、上
記第1フリップフロップの出力端子からの出力データを
上記第2フリップフロップのデータ入力端子に伝達する
ための論理回路(14,15)を設ける。そして、上記
第1フリップフロップの出力端子から第1分周出力信号
を取り出し、上記第2フリップフロップの出力端子から
上記第1分周出力信号に対して上記クロック信号の半周
期分遅れた第2分周出力信号を取り出す。
【0013】上記した手段によれば、上記第1フリップ
フロップの出力端子から第1分周出力信号を取り出すよ
うにしており、上記第1フリップフロップの出力信号に
基づいて第1分周出力信号を形成するためのフリップフ
ロップや、このフリップフロップに上記第1フリップフ
ロップの出力信号を伝達するためのインバータが不要と
される。このようにフリップフロップやインバータの数
を41に相当するものを省略し、また、インバータ4
4,45に相当するものを省略することで、回路動作の
高速化、消費電流の低減化、及びレイアウト面積の低減
化を達成する。
【0014】また、そのような分周回路(100)と、
クロック信号に同期してシリアルデータを取り込む第3
フリップフロップ(53)と、上記分周回路からの上記
第1分周出力信号に同期して上記第1フリップフロップ
からの出力信号を取り込むための第4フリップフロップ
(54)と、上記分周回路からの上記第2分周出力信号
に同期して上記第3フリップフロップからの出力信号を
取り込むための第5フリップフロップ(55)とを含ん
で直並列変換回路(50)を構成することができる。
【0015】さらに送信系と受信系とを含んで通信用L
SIが構成されるとき、上記受信系に含まれる変換手段
として、上記直並列変換回路を適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明にかかる分周回路
の構成例が示される。
【0017】図1に示されるように、この分周回路10
は、バッファ11,17,18、フリップフロップ1
2,16、及びインバータ13,14,15を含む。
【0018】クロック信号φCKはバッファ11を介し
てフリップフロップ12のクロック入力端子(CK)に
伝達される。このフリップフロップ12の出力端子
(Q)はノードNA1とされ、このノードNA1の信号
は、インバータ13を介してデータ入力端子(D)に伝
達され、また、バッファ17を介することにより分周ク
ロック信号BCK1としてこの分周回路の後段回路(図
示せず)に伝達される。上記インバータ13の出力ノー
ドは、NA2とされる。
【0019】さらに、上記ノードNA1の信号は、イン
バータ14,15を介してフリップフロップ16のデー
タ入力端子(D)に伝達される。フリップフロップ16
のクロック入力端子(CK)には上記バッファ11を介
してクロック信号φCKが伝達される。フリップフロッ
プ16の出力端子(D)からの出力信号は、バッファ1
8を介することにより分周クロック信号BCK2として
この分周回路の後段回路(図示せず)に伝達される。
【0020】図2には図1に示される分周回路10の動
作タイミングが示される。
【0021】分周クロック信号BCK1、及び分周クロ
ック信号BCK2は、それぞれ入力されたクロック信号
φCKを2分周したものである。ここで、ノードNA1
の信号がインバータ14,15を介してフリップフロッ
プ16に伝達されるため、分周クロック信号BCK2は
分周クロック信号BCK1に比べて位相が1クロック分
遅れている。
【0022】ここで、図1に示される分周回路10を図
3に示される回路と比較してみる。
【0023】図4には図3に示される分周回路10の動
作タイミングが示される。
【0024】分周クロック信号BCK1、及び分周クロ
ック信号BCK2は、それぞれ入力されたクロック信号
φCKを2分周したものである。ここで、ノードNA1
の信号がインバータ14,15を介してフリップフロッ
プ16に伝達されるため、分周クロック信号BCK2は
分周クロック信号BCK1に比べて位相が1クロック分
遅れている。
【0025】図3に示される構成では、フリップフロッ
プ32の出力信号がインバータ33,44,45を介し
てフリップフロップ41に伝達され、フリップフロップ
32の出力信号がインバータ34,35を介してフリッ
プフロップ36に伝達される。つまり、フリップフロッ
プ32の出力端子からフリップフロップ41のデータ入
力端子(D)までの間にインバータが3個(13,1
4,15)介在されるのに対して、フリップフロップ3
2の出力端子からフリップフロップ36のデータ入力端
子(D)までの間に介在されるインバータは2個であ
る。換言すれば、インバータ33を経由するか否かによ
って、互いに位相が180度異なるクロック信号BCK
1,BCK2を形成している。
【0026】これに対して、図1に示される構成では、
フリップフロップ12の出力信号が、バッファ17を介
して出力され、また、このフリップフロップ12の出力
信号がインバータ14,15を介してフリップフロップ
16に伝達されるようになっており、第2分周クロック
信号BCK2は第1分周クロック信号BCK1に比べて
位相が1クロック分遅れている。そして、図3における
フリップフロップ41やインバータ44,45に相当す
るものは、図1に示される回路には存在しない。
【0027】上記した例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。
【0028】図3に示される分周回路30においてはフ
リップフロップ41が存在し、また、フリップフロップ
32のデータ出力端子(Q)からフリップフロップ41
のデータ入力端子(D)までの間の信号伝達経路におい
て、インバータ33,44,45が介在されるのに対し
て、図1に示される分周回路10では、図3におけるフ
リップフロップ41に相当するものが省略されており、
また、インバータ44,45に相当するものが省略され
ている。このようにフリップフロップ41に相当するも
のが省略され、また、インバータ44,45に相当する
ものが省略されており、信号伝達経路上の素子数が減少
されるため、回路動作の高速化を図ることができる。ま
た、構成素子数が少なくなる分、消費電流の低減、及び
レイアウト面積の低減化を図ることができる。
【0029】図5には、本発明にかかる直並列変換回路
50の構成例が示される。
【0030】図5に示される直並列変換回路は、フリッ
プフロップ53,54,55、バッファ51,52、イ
ンバータ56〜59、及び分周回路100とを含む。
【0031】分周回路100は、基本的には、図1に示
される分周回路10と同一構成とされる。すなわち、図
1に示されるように、この分周回路10は、フリップフ
ロップ120,160、及びインバータ130,14
0,150を含む。
【0032】クロック信号φCKはバッファ52を介し
てフリップフロップ120のクロック入力端子(CK)
に伝達される。このフリップフロップ120の出力端子
(Q)はノードNA10とされ、このノードNA10の
信号は、インバータ130を介してデータ入力端子
(D)に伝達され、また、インバータ56,57を介す
ることによりフリップフロップ54のクロック入力端子
(CK)に伝達される。上記インバータ130の出力ノ
ードは、NA20とされる。
【0033】さらに、上記ノードNA10の信号は、イ
ンバータ140,150を介してフリップフロップ16
0のデータ入力端子(D)に伝達される。フリップフロ
ップ160のクロック入力端子(CK)には上記バッフ
ァ52を介してクロック信号φCKが伝達される。フリ
ップフロップ160の出力端子(D)からの出力信号
は、インバータ58,59を介することによりフリップ
フロップ55のクロック入力端子(CK)に伝達され
る。
【0034】シリアルデータがフリップフロップ53の
データ入力端子(D)に入力され、そしてこのフリップ
フロップ53の出力信号がフリップフロップ54,55
のデータ入力端子に伝達される。
【0035】上記の構成において、入力されたクロック
信号φCKが分周回路100で2分周されることで、奇
数クロックODCKと偶数クロックEVCKが得られ
る。奇数クロックODCKは、インバータ56,57を
介してフリップフロップ54のクロック入力端子(C
K)に伝達され、また、偶数クロックEVCKは、イン
バータ58,59を介してフリップフロップ55のクロ
ック入力端子(CK)に伝達される。
【0036】このように分周回路100が設けられ、こ
の分周回路100には図1に示されるのと基本的に等し
い構成のものが適用されているので、回路動作の高速
化、消費電流の低減化、及びレイアウト面積の低減化な
ど、図1に示される分周回路100と同様の作用効果を
得ることができる。
【0037】図6には本発明にかかる通信用LSIの一
例であるファイバチャネル用送受信LSIの構成例が示
される。
【0038】図6に示されるファイバチャネル用送受信
LSI62は、特に制限されないが、シリアルデータ転
送レート531.25Mb/S及び1.0625Gb/
Sに適合したファイバチャネルの物理レイヤ機能をマク
ロ化したもので、受信系RXと送信系TXとを含んで成
る。
【0039】受信系RXは、シリアル/パラレル(S/
P)変換回路621、制御回路625、受信側PLL
(フェイズ・ロックド・ループ)624、セレクタ(S
EL)626、受信アンプ627、及びバッファ62
9,630を含んで成る。
【0040】受信アンプ627を介して受信シリアルデ
ータが取り込まれ、それがセレクタ626を介して受信
側PLL624に入力される。受信側PLL624で
は、1ビットのシリアルデータに同期したクロック信号
SCKを生成する。このクロック信号SCKはシリアル
/パラレル回路621に入力される。
【0041】シリアル/パラレル回路621は、クロッ
ク信号SCKに基づいて、1ビットのシリアルデータを
10ビットのパラレルデータR〔0:9〕に変換する機
能を有する。1ビットのシリアルデータを10ビットの
パラレルデータに変換するタイミング(バイトアライ
ン)は、セレクタ626の出力データSDTをモニタし
てCOMMA(スペシャルキャラクタ;1100000
101,0011111010)が検出されたときとさ
れる。また、COMMAが検出されたときには、変換し
たパラレルデータR〔0:9〕と同一タイミングでCO
MMA検出信号COMDETを上位レイヤユーザ論理6
1に出力する。また、2相クロックRBC〔0:1〕や
受信バイトクロックMONBCLKが上位レイヤユーザ
論理61に出力される。
【0042】尚、シリアル/パラレル回路621につい
ては後に詳述する。
【0043】受信側PLL624の動作制御は制御回路
625によって行われる。例えば上位レイヤユーザ論理
61からバッファ630を介して入力されるリセット信
号LCKREFがアサートされた場合、あるいは送信信
号又は受信信号にリセットを指示する所定のコードが含
まれていた場合などに受信側PLL624をリセットす
る。また、上位レイヤユーザ論理61からループバック
モード選択信号EWRAPを取り込むためのバッファ6
29が設けられ、入力されたループバックモード選択信
号EWRAPによってセレクタ626の選択状態が制御
されるようになっている。
【0044】送信系TXは、バッファ632、フリップ
フロップ631、送信側PLL622、パラレル/シリ
アル(P/S)回路623、及び送信アンプ628など
を含んで成る。
【0045】バッファ632を介してシステムクロック
信号が取り込まれ、このシステムクロック信号に同期し
て、フリップフロップ631により送信パラレルデータ
TXD〔0:9〕の取り込みが行われる。送信側PLL
622では、上記システムクロック信号が10逓倍され
て送信クロックTXCが形成される。パラレル/シリア
ル回路623は、上記送信クロックTXCに基づいて、
10ビットのパラレルデータを1ビットの送信シリアル
データに変換する。この送信シリアルデータは、後段の
送信アンプ628を介して外部出力される。
【0046】図7には上記シリアル/パラレル回路62
1の構成例が示される。
【0047】図7に示されるシリアル/パラレル回路6
21は、直並列変換回路500を含む。この直並列変換
回路500は、基本的には図5に示されるのと同一構成
とされる。
【0048】すなわち、この直並列変換回路500は、
フリップフロップ153,154,155、バッファ1
51,152、インバータ156〜159、及び分周回
路100とを含んで成る。
【0049】分周回路100は、フリップフロップ12
0,160、及びインバータ130,140,150が
結合されることにより、図5に示されるのと同一構成と
されるため、ここではそれの詳細な説明を省略する。
【0050】クロック信号SCKはバッファ152を介
して、図5に示されるフリップフロップ120のクロッ
ク入力端子(CK)に伝達される。このフリップフロッ
プ120の出力端子(Q)はノードNA10とされ、こ
のノードNA10の信号は、インバータ130を介して
データ入力端子(D)に伝達され、また、インバータ1
56,157を介することによりフリップフロップ54
のクロック入力端子(CK)に伝達される。上記インバ
ータ130の出力ノードは、NA20とされる。
【0051】さらに、上記ノードNA10の信号は、イ
ンバータ140,150を介してフリップフロップ16
0のデータ入力端子(D)に伝達される。フリップフロ
ップ160のクロック入力端子(CK)には上記バッフ
ァ52を介してクロック信号φCKが伝達される。フリ
ップフロップ160の出力端子(D)からの出力信号
は、インバータ158,159を介することによりフリ
ップフロップ155のクロック入力端子(CK)に伝達
される。
【0052】シリアルデータがフリップフロップ53の
データ入力端子(D)に入力され、そしてこのフリップ
フロップ53の出力信号がフリップフロップ54,55
のデータ入力端子に伝達される。
【0053】上記の構成において、入力されたクロック
信号φCKが分周回路100で2分周されることで、奇
数クロックODCKと偶数クロックEVCKが得られ
る。奇数クロックODCKは、インバータ156,15
7を介してフリップフロップ154のクロック入力端子
(CK)に伝達され、また、偶数クロックEVCKは、
インバータ158,159を介してフリップフロップ1
55のクロック入力端子(CK)に伝達される。
【0054】受信シリアルデータを保持するため、シフ
トレジスタ58,60が設けられる。フリップフロップ
154の出力信号が、後段のインバータ77,78を介
してシフトレジスタ58に伝達され、また、フリップフ
ロップ155の出力信号がシフトレジスタ60に伝達さ
れる。これにより、偶数クロックEVCKのタイミング
で取り込まれたデータがインバータ77,78を介して
シフトレジスタ58に伝達され、奇数クロックODCK
のタイミングで取り込まれたデータがシフトレジスタ6
0に伝達される。シフトレジスタ58,60とも偶数ク
ロックEVCKのタイミングでデータを同相転送する。
【0055】受信パラレルデータのバイトアラインを行
うため、バイトデータの先頭ビットが上記シフトレジス
タ58,60のどちらに含まれるかを選択する必要があ
り、図7に示される構成では、COMMAを検出するこ
とによってこの選択を行うようにしている。COMMA
検出回路(X)59は、シフトレジスタ58の保持デー
タとCOMMAパターンとを比較する。COMMA検出
回路(Y)60は、シフトレジスタ60の保持データと
COMMAパターンとを比較する。この比較において、
シフトレジスタ58又はシフトレジスタ60にCOMM
Aの先頭ビットが含まれていれば、偶数クロックEVC
Kのタイミングでセレクタ74に伝達される。また、出
力回路75では、COMMA検出を示す信号COMDE
Tが偶数クロックEVCKのタイミングでアサートされ
る。
【0056】セレクタ74は、上記シフトレジスタ5
8,60の出力データを受信パラレルデータとして選択
する。選択された受信パラレルデータは後段の出力回路
75により、偶数クロックEVCKのタイミングで上位
レイヤユーザ論理61に出力される。
【0057】クロック5分周器72は、バイトアライン
用クロック(バイトクロック)信号を偶数クロックEV
CKのタイミングで生成する。COMMA検出信号を偶
数クロックEVCKのタイミングで受信し、次に、CO
MMA検出信号を受信するまでは、そのクロック相タイ
ミングで5分周を継続し、バイトクロック信号MONB
CLKの出力を続ける。バイトクロック信号MONBC
LKは受信側PLL624の逓倍用分周器として併用さ
れる。
【0058】受信クロック出力部73は、上記5分周器
72からのバイトクロック信号を2分周させ、53.1
25MHzの2相クロックRBC〔0:1〕を偶数クロ
ックEVCKのタイミングで出力する。受信パラレルデ
ータ〔R0:R9〕及びCOMDETは2相クロック信
号RBC〔0:1〕と同期される。
【0059】このようにシリアル/パラレル回路621
においては、分周回路100が設けられ、この分周回路
100には図1に示されるのと基本的に等しい構成のも
のが適用されているので、図1や図5に示される分周回
路と同様に、回路動作の高速化、消費電流の低減化、及
びレイアウト面積の低減化を図るの作用効果を得ること
ができるので、そのような分周回路を含むファイバチャ
ネル用送受信LSI62における回路動作の高速化、消
費電流の低減化、及びレイアウト面積の低減化を図るこ
とができる。
【0060】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】例えば、図5に示されるインバータ14
0,150を1個のバッファに置き換えることができ
る。また、インバータ56,57やインバータ58,5
9も同様にそれぞれ1個のインバータに置き換えること
ができる。
【0062】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるファイ
バチャネル用送受信LSIに適用した場合について説明
したが、本発明はそれに限定されるものではなく、分周
回路として、あるいは直並列変換回路として各種半導体
集積回路に広く適用することができる。
【0063】本発明は、少なくともフリップフロップを
含むことを条件に適用することができる。
【0064】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0065】すなわち、第1フリップフロップの出力端
子から第1分周出力信号を取り出すことで、第1フリッ
プフロップの出力信号に基づいて第1分周出力信号を形
成するためのフリップフロップや、このフリップフロッ
プに上記第1フリップフロップの出力信号を伝達するた
めのインバータを不要とすることができるので、その
分、回路動作の高速化、消費電流の低減化、及びレイア
ウト面積の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる分周回路の構成例回路図であ
る。
【図2】図1に示される分周回路の動作タイミング図で
ある。
【図3】図1に示される分周回路の比較対照とされる回
路の構成例回路図である。
【図4】図3に示される分周回路の動作タイミング図で
ある。
【図5】本発明にかかる直並列変換回路の構成例回路図
である。
【図6】本発明にかかる通信用LSIであるファイバチ
ャネル用送受信LSIの構成例ブロック図である。
【図7】上記ファイバチャネル用送受信LSIに含まれ
るシリアル/パラレル回路の構成例ブロック図である。 10,100 分周回路 11,17,18,51,52,151,152 バッ
ファ 12,16,54,55,120,153,154,1
55,160, フリップフロップ 50 直並列変換回路 56,57,58,59,130,140,150 イ
ンバータ 61 上位レイヤユーザ論理 62 ファイバチャネル用送受信LSI 621 シリアル/パラレル回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたクロック信号を分周する分周
    回路において、 クロック入力端子とデータ入力端子と出力端子とを有
    し、クロック入力端子に入力されたクロック信号に同期
    して、上記データ入力端子に入力されたデータを上記出
    力端子から出力する第1フリップフロップと、 上記第1フリップフロップの出力端子からの出力信号を
    論理反転して上記第1フリップフロップのデータ入力端
    子に伝達するためのインバータと、 クロック入力端子とデータ入力端子と出力端子とを有
    し、クロック入力端子に入力されたクロック信号に同期
    して、上記データ入力端子に入力されたデータを上記出
    力端子から出力する第2フリップフロップと、 上記第1フリップフロップの出力端子からの出力データ
    を上記第2フリップフロップのデータ入力端子に伝達す
    るための論理回路と、 を含み、上記第1フリップフロップの出力端子から第1
    分周出力信号を取り出し、上記第2フリップフロップの
    出力端子から上記第1分周出力信号に対して上記クロッ
    ク信号の半周期分遅れた第2分周出力信号を取り出すこ
    とを特徴とする分周回路。
  2. 【請求項2】 シリアルデータをパラレルデータに変換
    するための直並列変換回路において、 請求項1記載の分周回路と、 クロック信号に同期してシリアルデータを取り込む第3
    フリップフロップと、 上記分周回路からの上記第1分周出力信号に同期して上
    記第1フリップフロップからの出力信号を取り込むため
    の第4フリップフロップと、 上記分周回路からの上記第2分周出力信号に同期して上
    記第3フリップフロップからの出力信号を取り込むため
    の第5フリップフロップとを含むことを特徴とする直並
    列変換回路。
  3. 【請求項3】 データを送信するための送信系と、デー
    タを受信するための受信系とを含む通信用LSIにおい
    て、 上記受信系は、受信されたシリアルデータをパラレルデ
    ータに変換するための変換手段を含み、上記変換手段
    は、請求項2記載の直並列変換回路を含んで成ることを
    特徴とする通信用LSI。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102356369A (zh) * 2009-03-19 2012-02-15 高通股份有限公司 具有同步化输出的分频器

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