JP2000049462A - 多層プリント配線板構造 - Google Patents

多層プリント配線板構造

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JP2000049462A
JP2000049462A JP21301898A JP21301898A JP2000049462A JP 2000049462 A JP2000049462 A JP 2000049462A JP 21301898 A JP21301898 A JP 21301898A JP 21301898 A JP21301898 A JP 21301898A JP 2000049462 A JP2000049462 A JP 2000049462A
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JP
Japan
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inspection
inner layer
wiring board
printed wiring
hole
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JP21301898A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Saito
宏明 斉藤
Masakichi Takita
政吉 滝田
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層プリント配線板における、内層積層ずれ
の有無が電気的に容易、かつ正確に確認することができ
る多層プリント配線板を提供する。 【解決手段】 多層プリント配線板8の内層3、4に、
少なくとも一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パタ
ーン9、10を設けると共に、多層プリント配線板8
に、一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターン
9、10に導通した一方の検査用スルーホール6と、一
方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターン9、10
に導通しない他方の検査用スルーホール5、7とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内層積層ずれの有
無が確認できる多層プリント配線板構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層によって製作された多層プリ
ント配線板の内層積層ずれの有無の確認は、目視にて行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
目視で確認を行うと、確認の精度が悪く、内層積層ずれ
の有無を見逃してしまう恐れがあり、また、積層する枚
数が多くなればなるほど目視による方法では確認が困難
になってくるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記した問題点に着目して成さ
れたものであって、その目的とするところは、内層積層
ずれの有無が、電気的に容易且つ正確に確認することが
できる多層プリント配線板構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る多層プリント配線板構造
は、多層プリント配線板の内層に、少なくとも一方及び
他方の内層積層ずれ検査用導体パターンを設けると共
に、前記多層プリント配線板に、前記一方及び他方の内
層積層ずれ検査用導体パターンに導通した一方の検査用
スルーホールと、前記一方及び他方の内層積層ずれ検査
用導体パターンに導通しない他方の検査用スルーホール
とを設けたことを特徴とする。
【0006】かかる構成により、一方の検査用スルーホ
ールと他方の検査用スルーホール間の導通検査を行え
ば、内層積層ずれが生じないかぎり、一方の検査用スル
ーホールと他方の検査用スルーホール間には導通がない
ので、内層の積層ずれは生じていないと確認できる。
【0007】このように一方及び他方の検査用スルーホ
ール同士の導通検査を行うことにより、導通、非導通
で、内層積層ずれの有無が、電気的に、容易に且つ正確
に確認することができる。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る多層プリント配線板は、請求項1に記
載の多層プリント配線板構造において、前記他方の検査
用スルーホールに対して前記一方及び他方の内層積層ず
れ検査用導体パターンを、前記一方及び他方の内層積層
ずれ検査用導体パターンに設けた隔絶部において寸法x
の間隔で無接続にした。
【0009】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、一方の検査
用スルーホールと、他方の検査用スルーホール間の導通
検査を行えば、x寸法以上の内層積層ずれが生じないか
ぎり、一方の検査用スルーホールと他方の検査用スルー
ホール間には導通がないので、内層の積層ずれは生じて
いないと確認できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多層プリント
配線板構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明に係る多層プリント配線板
構造の加工方法を示すフローチャートであり、図2は、
多層プリント配線板構造の断面図であり、図3は、図2
の外層側から見た内層の導体パターンのみを表示した平
面図である。
【0012】多層プリント配線板構造の加工方法は、図
1の示すステップS1〜S14の各工程を経て行われ
る。まず、外層1、2に基準穴を明けて(ステップS
1)、内層3、4に回路形成し(ステップS2)、内層
3、4のパターンの錆止めの黒化処理を行う(ステップ
S3)。
【0013】次に、内層3、4、外層1、2を積層接着
し(ステップS4)、数値制御された複数軸自動穴明け
装置を用いてスルーホールの穴明けを行い(ステップS
5)、銅箔表面整面及び穴内壁洗浄(クリーンホール)
(ステップS6)をしてからメッキをつけるための触媒
を付与する(ステップS7)。
【0014】次に、外層1、2の回路形成のためのラミ
ネートを貼り(ステップS8)、露光して(ステップS
9)、エッチングを行い(ステップS10)、銅メッキ
をして(ステップS11)、ソルダーレジストの印刷を
行う(ステップS12)。そして、多層プリント配線板
8の外形加工(ステップS13)をしてから、最終工程
の検査を行う(ステップS14)。
【0015】上記した多層プリント配線板8の加工方法
において、ステップS2の内層回路形成時に、前記内層
3に、一方の内層積層ずれ検査用導体パターン9が形成
され、前記内層4に、他方の内層積層ずれ検査用導体パ
ターン10が形成され、また、ステップS5において、
一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターン9、1
0により導通検査を行うための一方の検査用スルーホー
ル6と、他方の検査用スルーホール5、7とが形成され
る。
【0016】図2、図3において、一方の検査用スルー
ホール6には、内層3、4にて、一方及び他方の内層積
層ずれ検査用導体パターン9、10が接続されている。
それに対し、他方の検査用スルーホール5、7には、内
層3、4において、一方及び他方の内層積層ずれ検査用
導体パターン9、10が寸法xの間隔をおいて接続され
ないようにしてある。すなわち、他方の検査用スルーホ
ール5、7に対して一方及び他方の内層積層ずれ検査用
導体パターン9、10が、こられの一方及び他方の内層
積層ずれ検査用導体パターン9、10に設けた円形状の
隔絶部20、21において寸法xの間隔で無接続にして
ある。なお、寸法xは、多層プリント配線板製作側の積
層化工技術の精度により決定される。
【0017】上記により、一方の検査用スルーホール6
と、他方の検査用スルーホール5間の導通検査を行え
ば、x寸法以上の内層積層ずれが生じないかぎり、一方
の検査用スルーホール6と他方の検査用スルーホール5
間には導通がないので、内層3の積層ずれは生じていな
いと確認できる。同様に、一方の検査用スルーホール6
と他方の検査用スルーホール7間の導通検査を行えば、
非導通で、内層4の積層ずれなしが確認できる。
【0018】また、図4、図5は、実際に内層積層ずれ
が生じた多層プリント配線板8aを示す。他方の検査用
スルーホール5aに対し、一方の内層積層ずれ検査用導
体パターン9aは、本来ならば接続されていないはずで
あるが、内層積層ずれが生じたため、他方の検査用スル
ーホール5aと一方の内層積層ずれ検査用導体パターン
9aが接続される状態になっている。このような状態に
て、他方の検査用スルーホール5aと一方の検査用スル
ーホール6aの導通検査を行うと、導通有りと結果がで
るため、内層3aは、積層ずれが生じているということ
が確認できる。同様に、一方の検査用スルーホール6a
と他方の検査用スルーホール7a間の導通検査を行うと
導通ありと結果が出る。それにより、内層4aも積層ず
れが生じているということが確認できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る多層プリント配線板構造によれば、一方の検査用ス
ルーホールと他方の検査用スルーホール間の導通検査を
行えば、内層積層ずれが生じないかぎり、一方の検査用
スルーホールと他方の検査用スルーホール間には導通が
ないので、内層の積層ずれは生じていないと確認でき
る。
【0020】このように一方及び他方の検査用スルーホ
ール同士の導通検査を行うことにより、導通、非導通
で、内層積層ずれの有無が、電気的に、容易に且つ正確
に確認することができる。
【0021】また、請求項2の発明に係る多層プリント
配線板によれば、前記他方の検査用スルーホールに対し
て前記一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターン
が寸法xの間隔をおいて接続されないようにしてあるこ
とにより、一方の検査用スルーホールと、他方の検査用
スルーホール間の導通検査を行えば、x寸法以上の内層
積層ずれが生じないかぎり、一方の検査用スルーホール
と他方の検査用スルーホール間には導通がないので、内
層の積層ずれは生じていないと確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層プリント配線板構造の加工方
法を示すフローチャートである。
【図2】同多層プリント配線板構造の断面図である。
【図3】同多層プリント配線板構造の内層導体パターン
のみを表示した平面図でる。
【図4】内層積層ずれが生じた同多層プリント配線板構
造の内層導体パターンのみを表示した平面図でる。
【図5】内層積層ずれが生じた同プリント配線板構造の
断面図である。
【符号の説明】
1 外層 1a 外層 2 外層 2a 外層 3 内層 3a 内層 4 内層 4a 内層 5、 他方の検査用スルーホール 5a 他方の検査用スルーホール 6 一方の検査用スルーホール 6a 一方の検査用スルーホール 7 他方の検査用スルーホール 7a 他方の検査用スルーホール 8 多層プリント配線板 8a 多層プリント配線板 9 一方の内層積層ずれ検査用導体パターン 9a 一方の内層積層ずれ検査用導体パターン 10 他方の内層積層ずれ検査用導体パターン 10a 他方の内層積層ずれ検査用導体パターン 20 隔絶部 21 隔絶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層プリント配線板の内層に、少なくと
    も一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターンを設
    けると共に、前記多層プリント配線板に、前記一方及び
    他方の内層積層ずれ検査用導体パターンに導通した一方
    の検査用スルーホールと、前記一方及び他方の内層積層
    ずれ検査用導体パターンに導通しない他方の検査用スル
    ーホールとを設けたことを特徴とする多層プリント配線
    板構造。
  2. 【請求項2】 前記他方の検査用スルーホールに対して
    前記一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パターン
    を、前記一方及び他方の内層積層ずれ検査用導体パター
    ンに設けた隔絶部において寸法xの間隔で無接続にした
    請求項1に記載の多層プリント配線板構造。
JP21301898A 1998-07-28 1998-07-28 多層プリント配線板構造 Pending JP2000049462A (ja)

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