JP2000049265A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JP2000049265A
JP2000049265A JP10217472A JP21747298A JP2000049265A JP 2000049265 A JP2000049265 A JP 2000049265A JP 10217472 A JP10217472 A JP 10217472A JP 21747298 A JP21747298 A JP 21747298A JP 2000049265 A JP2000049265 A JP 2000049265A
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refrigerant
passage
vapor
tube
liquid
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Hiroyuki Osakabe
長賀部  博之
Takahide Oohara
貴英 大原
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コア部11での冷媒蒸気の流れを良好にで
き、且つ冷媒槽3内での冷媒蒸気と凝縮液との干渉を防
止することにより、放熱性能の向上を図ること。 【解決手段】 冷媒槽3は、液冷媒が沸騰する沸騰領域
を形成する冷媒室8と、コア部11で凝縮した凝縮液が
流れ込む液戻り通路9と、液戻り通路9と冷媒室8とを
連通する還流通路10とを有している。コア部11に使
用される偏平チューブ15は、1本の蒸気用チューブ1
5Aと複数本の凝縮用チューブ15Bとから成る。蒸気
用チューブ15Aは、コア部11の中央部に配され、冷
媒室8で沸騰した冷媒蒸気が冷媒流制御板14に導かれ
て流入する。凝縮用チューブ15Bは、蒸気用チューブ
15Aの両側に配され、上部タンク12を通じて蒸気用
チューブ15Aに連通している。蒸気用チューブ15A
は、凝縮用チューブ15Bより幅広に設けられ、通路断
面積が大きく形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰と凝縮
の繰り返しによる熱輸送によって発熱体を冷却する沸騰
冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開昭57−2
04156号公報に開示された沸騰冷却装置がある。こ
の沸騰冷却装置は、図14に示すように、冷媒槽100
で沸騰した冷媒蒸気を放熱器110の一部の冷媒通路1
20に導くためのガイド板130を設けている。この構
成によれば、ガイド板130によって導かれた冷媒蒸気
を放熱器110の一部の冷媒通路120のみに流入さ
せ、その冷媒通路120から他の冷媒通路140へ冷媒
蒸気を供給することができるため、放熱器110内での
冷媒蒸気と凝縮液との干渉を防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の沸騰
冷却装置は、ガイド板130によって導かれた冷媒蒸気
が流入する一部の冷媒通路120が、他の冷媒通路14
0と同じ通路断面積に設けられている。言い換えると、
放熱器110の既存の冷媒通路の一部を冷媒蒸気が流入
するための通路120として利用しているため、冷媒蒸
気が流れるための通路120としては通路断面積が小さ
く、通路抵抗(圧損)が大きくなってしまう。この結
果、冷媒蒸気がスムーズに流れなくなるため、ガイド板
130の設置によって放熱器110内での冷媒蒸気と凝
縮液との干渉を防止しても、所望の性能向上が得られな
いという問題があった。また、放熱器110内での冷媒
蒸気と凝縮液との干渉を防止できても、冷媒槽100内
では沸騰した冷媒蒸気と放熱器110より滴下する凝縮
液との干渉を確実に防止することができないため、放熱
性能を高めることは困難であった。本発明は、上記事情
に基づいて成されたもので、その目的は、放熱部での冷
媒蒸気の流れを良好にでき、且つ冷媒槽内での冷媒蒸気
と凝縮液との干渉をより確実に防止することにより、放
熱性能の向上を図った沸騰冷却装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)放熱
部は、蒸気流入通路の方が冷媒通路より通路断面積が大
きく設けられ、冷媒通路と比較して通路抵抗(圧損)が
小さいため、蒸気流入通路に導かれた冷媒蒸気がスムー
ズに蒸気流入通路を流れることができる。また、冷媒槽
は、沸騰領域を形成する冷媒室と、放熱部で液化した凝
縮液が流れ込む液戻り通路と、液戻り通路に流れ込んだ
凝縮液を冷媒室へ還流させる還流通路とを有し、冷媒流
制御板によって冷媒室で沸騰した冷媒蒸気が放熱部の蒸
気流入通路へ流入し、冷媒通路より滴下した凝縮液が液
戻り通路へ流入することができる。これにより、放熱部
だけでなく、冷媒槽内でも冷媒蒸気と凝縮液との干渉を
確実に防止できる。
【0005】(請求項2の手段)冷媒槽は、液戻り通路
が冷媒室の両側に設けられている。これにより、沸騰冷
却装置が傾いた状態でも冷媒循環流を確保することがで
き、放熱性能の低下を抑制できる。
【0006】(請求項3の手段)放熱部は、蒸気流入通
路と冷媒通路との間に放熱フィンを有していない。つま
り、蒸気流入通路の外面に放熱フィンが接触していない
ため、蒸気流入通路を流れる冷媒蒸気が放熱フィンを介
して外部流体に放熱されることを抑制できる。これによ
り、蒸気流入通路内で冷媒蒸気が液化することを抑制で
きるため、蒸気流入通路内での冷媒蒸気と凝縮液との干
渉を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図、図2は
沸騰冷却装置の側面図である。沸騰冷却装置1は、冷媒
の沸騰及び凝縮作用を利用して発熱体2を冷却するもの
で、図1及び図2に示すように、内部に液冷媒を溜める
冷媒槽3と、この冷媒槽3の上部に設けられる放熱器4
とを備える。発熱体2は、例えば電気自動車のインバー
タ回路を構成するIGBTモジュールであり、複数本の
ボルト5を締め付けて冷媒槽3の両表面に密着して固定
される。
【0008】冷媒槽3は、アルミニウム等の熱伝導性に
優れる金属材料より形成された中空容器6と、この中空
容器6の下端部に被せられるエンドカップ7とから成
り、内部に冷媒室8、液戻り通路9、及び還流通路10
が形成されている。中空容器6は、例えば押し出し成形
品で、図3(a)に示すように、横幅に対して厚みが薄
い偏平形状に設けられ、容器内部には、押し出し方向
{図3(b)の上下方向}に伸びる一組の支柱部6a
と、複数本の仕切り壁6bとが設けられている。エンド
カップ7は、例えば中空容器6と同じアルミニウム製
で、その形状を図4{(a)は上面図、(b)は側面
図、(c)はA−A断面図}に示す。このエンドカップ
7は、ろう付け等により中空容器6の下端部に接合さ
れ、中空容器6の下端側を閉塞している。但し、エンド
カップ7の内側は、図4(c)に示すように、中空容器
6の下端面との間に空間が確保されている。
【0009】冷媒室8は、中空容器6の左右両側寄りに
設けられている一組の支柱部6aの間に形成され、内部
が中空容器6の仕切り壁6bによって複数の通路状に区
画されている。この冷媒室8は、内部に貯留する液冷媒
が発熱体2の熱を受けて沸騰する沸騰領域を形成してい
る。液戻り通路9は、放熱器4で凝縮した凝縮液が流れ
込むための通路で、冷媒室8の両側、つまり両支柱部6
aの外側に形成されている。還流通路10は、液戻り通
路9へ流入した凝縮液を冷媒室8へ供給するための通路
で、エンドカップ7の内側空間によって形成され、冷媒
槽3の下端部で液戻り通路9と冷媒室8とを連通してい
る。
【0010】放熱器4は、コア部11、上部タンク1
2、及び下部タンク13より構成され、下部タンク13
の内部に冷媒流制御板14が設置されている。コア部1
1は、発熱体2の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を外部流
体(例えば空気)との熱交換によって凝縮液化させる放
熱部であり、複数本の偏平チューブ15(15A、15
B)と放熱フィン16とを交互に配置し、各偏平チュー
ブ15を垂直方向に立てた状態で使用される。偏平チュ
ーブ15は、1本の蒸気用チューブ15Aと複数本の凝
縮用チューブ15Bとから成り、それぞれアルミニウム
製の偏平な管を所定の長さに切断して使用される。
【0011】蒸気用チューブ15Aは、コア部11の中
央部に配され、冷媒槽3(冷媒室8)で沸騰した冷媒蒸
気が流入する。凝縮用チューブ15Bは、蒸気用チュー
ブ15Aの両側に配され、上部タンク12を通じて蒸気
用チューブ15Aに連通している。但し、蒸気用チュー
ブ15Aは、図1に示すように、凝縮用チューブ15B
より幅広(図1の左右方向の幅)に設けられ、通路断面
積が大きく形成されている。なお、凝縮用チューブ15
Bの内部には、凝縮面積を拡大するためにインナフィン
(図示しない)を挿入しても良いが、冷媒蒸気が通過す
る蒸気用チューブ15Aの内部にインナフィンを挿入す
ると圧損が増大するため、蒸気用チューブ15Aの内部
にはインナフィンを挿入しない方が良い。放熱フィン1
6は、熱伝導性に優れる薄い金属板(例えばアルミニウ
ム板)を交互に折り曲げて波状に成形したコルゲートフ
ィンであり、各凝縮用チューブ15Bの外壁面にろう付
け等により接合されている。
【0012】上部タンク12は、例えばアルミニウム製
のコアプレート17とタンクプレート18とを組み合わ
せて構成され、各偏平チューブ15の上端部に連結され
ている。コアプレート17とタンクプレート18の形状
をそれぞれ図5{(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)はB−B断面図}と図6{(a)は上面図、
(b)は側面図、(c)はC−C断面図}に示す。コア
プレート17には、図5(a)に示すように、蒸気用チ
ューブ15Aの端部が挿入される長孔17aが1か所
と、凝縮用チューブ15Bの端部が挿入される長孔17
bが多数形成されている。下部タンク13は、上部タン
ク12と同様に、例えばアルミニウム製のコアプレート
19とタンクプレート20とを組み合わせて構成され、
各偏平チューブ15の下端部に連結されている。コアプ
レート19とタンクプレート20の形状をそれぞれ図7
{(a)は側面図、(b)は平面図、(c)はD−D断
面図}と図8{(a)は側面図、(b)は上面図、
(c)はE−E断面図}に示す。コアプレート19は、
上部タンク12のコアプレート17と同一形状であり、
コアプレート17と同様に蒸気用チューブ15Aの端部
が挿入される長孔19aと凝縮用チューブ15Bの端部
が挿入される長孔19bとが形成されている。また、タ
ンクプレート20には、冷媒槽3(中空容器6)の上端
部が挿入される長孔20aが形成されている。
【0013】冷媒流制御板14は、冷媒室8で沸騰した
冷媒蒸気をコア部11の蒸気用チューブ15Aへ導くと
ともに、コア部11で冷却されて液化した凝縮液を冷媒
槽3の液戻り通路9へ導くもので、図1に示すように、
2枚一組で構成され、冷媒室8の上方を両側から覆うよ
うに配置されている。冷媒流制御板14の形状を図9
{(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図}
に示す。この冷媒流制御板14は、図8(c)に示す下
部タンク13のタンクプレート20内の幅寸法Dに相当
する横幅を有し、下端面中央部に突設された凸部14a
を中空容器6の支柱部6aの上端面に凹設された孔(図
示しない)に差し込んで支柱部6aに支持され、且つタ
ンクプレート20の内壁面にろう付け等により接合され
ている。また、冷媒流制御板14は、その上面に滴下し
た凝縮液が液戻り通路9へ流れるように傾斜面14bを
有している。
【0014】次に、本実施例の作動を説明する。発熱体
2から発生した熱が冷媒槽3(中空容器6)の壁面を通
じて冷媒室8に貯留されている液冷媒に伝達されて液冷
媒が沸騰する。沸騰した冷媒は、蒸気となって冷媒室8
を上昇し、下部タンク13内を冷媒流制御板14に沿っ
て流れ、コア部11の蒸気用チューブ15Aへ流入す
る。蒸気用チューブ15Aを通り抜けた冷媒蒸気は、上
部タンク12を通じて各凝縮用チューブ15Bへ分配さ
れた後、凝縮用チューブ15Bを流れる際に外気との熱
交換によって冷却され、潜熱を放出して凝縮用チューブ
15Bの内壁面に凝縮する。この冷媒蒸気が凝縮する際
に放出された潜熱は、凝縮用チューブ15Bの壁面から
放熱フィン16へ伝達され、その放熱フィン16を通じ
て外気に放出される。一方、凝縮用チューブ15B内で
凝縮して液滴となった凝縮液は、凝縮用チューブ15B
の内壁面を伝って下方へ流れ、一部の凝縮液は凝縮用チ
ューブ15Bから直接冷媒槽3の液戻り通路9へ滴下
し、残りの凝縮液は下部タンク13内に配された冷媒流
制御板14上に滴下した後、冷媒流制御板14の傾斜面
14bを伝って流れ落ち、液戻り通路9へと流れ込む。
液戻り通路9の液冷媒は、エンドカップ7内に形成され
る還流通路10を通って冷媒室8へ供給される。
【0015】(本実施例の効果)本実施例の沸騰冷却装
置1は、コア部11の蒸気用チューブ15Aの方が凝縮
用チューブ15Bより通路断面積が大きく設けられ、凝
縮用チューブ15Bと比較して通路抵抗(圧損)が小さ
いため、冷媒流制御板14によって蒸気用チューブ15
Aに導かれた冷媒蒸気がスムーズに蒸気用チューブ15
Aを流れることができる。また、冷媒槽3は、沸騰領域
を形成する冷媒室8と、コア部11で液化した凝縮液が
流れ込む液戻り通路9と、液戻り通路9に流れ込んだ凝
縮液を冷媒室8へ還流させる還流通路10とを有し、冷
媒流制御板14によって冷媒室8で沸騰した冷媒蒸気が
コア部11の蒸気用チューブ15Aへ流入し、凝縮用チ
ューブ15Bより滴下した凝縮液が液戻り通路9へ流入
することができる。これにより、コア部11だけでな
く、冷媒槽3内でも冷媒蒸気と凝縮液との干渉を確実に
防止できる。以上の結果、冷媒槽3と放熱器4との間で
良好な冷媒循環流を形成でき、高い放熱性能を維持でき
る。更に、放熱器4では蒸気用チューブ15Aの両側に
凝縮用チューブ15Bが配され、冷媒槽3では液戻り通
路9が冷媒室8の両側に設けられている。この場合、例
えば、図10に示すように、沸騰冷却装置1を搭載する
電気自動車EVが坂道を走行する時や車両が左右に傾い
た時等に車両の傾斜に伴って沸騰冷却装置1が傾いても
冷媒循環流を確保することができる。
【0016】(第2実施例)図11は沸騰冷却装置1の
正面図である。本実施例は、図11に示すように、蒸気
用チューブ15Aと凝縮用チューブ15Bとの間の放熱
フィン16を廃止した一例を示すものである。この場
合、蒸気用チューブ15Aの外面に放熱フィン16が接
触していないため、蒸気用チューブ15Aを流れる冷媒
蒸気が放熱フィン16を介して外部流体(空気)に放熱
されることを抑制できる。これにより、蒸気用チューブ
15A内で冷媒蒸気が液化することを抑制できるため、
蒸気用チューブ15A内での冷媒蒸気と凝縮液との干渉
を防止でき、より良好な冷媒循環流が形成され、放熱性
能の向上を図ることができる。
【0017】(第3実施例)図12は沸騰冷却装置1の
正面図、図13は沸騰冷却装置1の側面図である。本実
施例は、沸騰冷却装置1の搭載スペースが限定されてい
る場合等に対応して沸騰冷却装置1の形状を変形させた
一例を示すものである。第1実施例で説明したように、
沸騰冷却装置1を電気自動車に搭載する場合は、車両側
の搭載スペースが小さいため、沸騰冷却装置1を直立し
た姿勢(図1及び図2に示した姿勢)で設置できない場
合がある。このような場合、図13に示すように、放熱
器4に対して冷媒槽3を傾けて取り付けることにより、
小さい搭載スペースにも対応でき、電気自動車にも容易
に搭載できる。また、本実施例の場合(放熱器4に対し
て冷媒槽3を傾けて取り付けた場合)でも、放熱器4と
冷媒槽3の構成が第1実施例と同じであるため、良好な
冷媒循環流を形成でき、放熱性能が低下する心配はな
い。
【0018】(変形例)上記の各実施例では、コア部1
1の蒸気用チューブ15Aを1本で構成しているが、2
本以上でも良い。また、蒸気用チューブ15Aの配置も
コア部11の中央部に限定する必要はなく、何方か片側
に偏った位置に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰冷却装置の正面図である(第1実施例)。
【図2】沸騰冷却装置の側面図である(第1実施例)。
【図3】中空容器の上面図(a)と正面図(b)であ
る。
【図4】エンドカップの形状を示す図面である。
【図5】上部タンクのコアプレートの形状を示す図面で
ある。
【図6】上部タンクのタンクプレートの形状を示す図面
である。
【図7】下部タンクのコアプレートの形状を示す図面で
ある。
【図8】下部タンクのタンクプレートの形状を示す図面
である。
【図9】冷媒流制御板の形状を示す図面である。
【図10】沸騰冷却装置の車両搭載状態を示す図であ
る。
【図11】沸騰冷却装置の正面図である(第2実施
例)。
【図12】沸騰冷却装置の正面図である(第3実施
例)。
【図13】沸騰冷却装置の側面図である(第3実施
例)。
【図14】沸騰冷却装置の内部構成を示す断面図である
(従来技術)。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 8 冷媒室 9 液戻り通路 10 還流通路 11 コア部(放熱部) 14 冷媒流制御板 15A 蒸気用チューブ(蒸気流入通路) 15B 凝縮用チューブ(冷媒通路) 16 放熱フィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱輸送
    によって発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、 前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気が流入する蒸
    気流入通路とこの蒸気流入通路に連通する複数の冷媒通
    路とを有し、この冷媒通路を流れる冷媒蒸気を外部流体
    との熱交換によって凝縮液化させる放熱部と、 内部に液冷媒を貯留し、その液冷媒が前記発熱体の熱を
    受けて沸騰する沸騰領域を形成する冷媒室、前記放熱部
    で液化した凝縮液が流れ込む液戻り通路、及び前記液戻
    り通路に流れ込んだ凝縮液を前記冷媒室へ還流させる還
    流通路を有する冷媒槽と、 前記冷媒室で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気
    を前記放熱部の蒸気流入通路へ導くとともに、前記冷媒
    通路より滴下する凝縮液を前記液戻り通路へ導く冷媒流
    制御板とを備え、 前記放熱部は、前記蒸気流入通路の両側に前記冷媒通路
    が設けられ、且つ前記蒸気流入通路の方が前記冷媒通路
    より通路断面積が大きく設けられていることを特徴とす
    る沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】前記冷媒槽は、前記液戻り通路が前記冷媒
    室の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載した沸騰冷却装置。
  3. 【請求項3】前記放熱部は、前記蒸気流入通路と前記冷
    媒通路との間に放熱フィンを有していないことを特徴と
    する請求項1及び2に記載した沸騰冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100414860B1 (ko) * 2001-08-29 2004-01-13 (주)아이큐리랩 박판형 냉각장치
WO2004106822A1 (en) * 2003-05-31 2004-12-09 Icurie Lab Holdings Limited Cooling device of thin plate type for preventing dry-out

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